雨やんけ! しかも3日とも! 桑名(こっち)のほうは連日、猛暑続きで、40℃を超えたのは1日だけだったんっすが、38℃は当たり前。 最高気温が37.4℃だったりすると、今日はアカンな。 …と、残念な気持ちになったりするんっすが、で、夕立を含めて、雨がぜんぜん降りません。 この先、1週間くらい、まったく降る気配が感じられないので、8月12〜14日の旅行。 天候に関しては、まったく何の心配もしていなかったんっすが、ところで日光とか、鬼怒川とか、涼しいんか? …と、気温だけが気になったので天気予報を見てみたら、雨やんけ! しかも3日とも! 予想外の事態に戸惑いを覚えてしまいましたが、ところでこの 「戸惑い」 。 “惑い” は分かるとして、何で “戸” なんや? …と。 「雨樋(あまどい)」 なら分かるんっすけどね。 ここ 参照で、雨水枡を経由して、側溝に繋がっていることが分かりました。 あ、ここに写っているエクストレイルは、遂に歯医者になりました。 早崎よ歯科 のような、地域に愛される歯医者になって欲しいと願わずにはいられませんが、いや、違いますな。 ここに写っているエクストレイルは、遂に廃車になりました。 買った時に嬉しくて、ここに写真を上げた記憶があるんっすが、んーと、 これ と これ。 おお、懐かしいっすな。 1枚目は岐阜の海津の辺りの揖斐川の堤防かと。 2枚目はそこからずーっと下って、揖斐川の河口付近。 ナガシマスパーランドと、トゥインクルが写っております。 名港トリトン と違って、まったく浸透してないんっすけどね、 トゥインクル 。 世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋で、土木学会田中賞作品部門を受賞しているそうなんっすが、ぶっちゃけ、斜張橋のショボいバージョンみたいで、何か地味。 田中賞とか、 田中しょう でも貰えそうだし。 植田まさしのパチモンっぽい漫画家っすよね。 で、“トゥインクル” という名前、個人的には「お星様のたまご」 っぽくて、いいな♪ そんな気がするんっすが、無理矢理感が半端なくて、浸透しませんでしたな。 で、あ。 トゥインクルじゃなくて、ツインクル でしたか。 チョコのたまごの中から、ゆで卵が出てくるバージョンもあるみたいで、なかなかシュールなんっすが、ゆで卵を、茹でた孫 。 HA-HA-HA! イッツ・ナイス・じゃぱにーず・ジョーク!
で、このエクストレイルの写真、いつ撮ったのかと思ったら、2007年。 17年くらい前っすか。 それだけ長く乗っていたら、愛着が湧きまくって、お別れする時に、ちょっぴりセンチな気分になっちゃうかな? そんなふうに思っていたんっすが、全然でしたな。 やっと、腐れ縁が切れたな…と。 何か、せいせいしました。 済々黌高校(せいせいこうこうこう)と同じくらい、せいせい。 なんじゃこの、真ん中のクソむずい漢字は? 学校名は、「詩経」の一節「濟濟たる多士、文王以て寧んず」から採られているそうなんっすが、どうせなら、濟濟黌高校にすればよかったのに。 そんな気がしないでもありません。 昭和○○年4月 濟濟黌高校、昭和○△年3月 濟濟黌高校卒業。 履歴書を書く度に、漢字が難し過ぎるんじゃぁぁぁぁ! …と、恨みが募りそう。 ちなみに僕は名古屋電気通信工学院ロボット制御研究科卒業だったりするんっすが、長ったらしいんじゃぁぁぁぁ! ま、漢字の難易度がさほどでもないのが救いなんっすが、で、えーと、何の話でしたか。 旅行に行く日が雨予報で、戸惑った…と。 で、この 「戸惑い」 。 “惑い” は分かるとして、何で “戸” なんや? …と。 分からないことは Yahoo!知恵袋に聞け! 戸惑うの「戸」はなぜこの漢字を使うかご存知の方いますか? 戸がたくさんあると迷う説、単なる当て字で意味はない説。 大きく2つに別れましたな。 どちらが正解なのか、分かりません。 所詮は Yahoo!知恵袋やな…と。 分からないことは、ナッシーに聞け! 語源 【戸惑う】 あ、戸がたくさんあると迷う説が正解なんか! 僕はてっきり、単なる当て字で意味はない説だとばかり。 何かちょっと腑に落ちないんっすが、ナッシーなどという、「ふなっしー」 の腑が落ちたバージョンみたいな人の説を盲信するのもどうかと。 あ、ナッシー、ちゃんと別の説も紹介してくれてるなっしー。 (前略) 「惑ふ」 の前にその 「いと」 を添えた 「いとまどふ」 の語頭の 「い」 が脱落して 「とまどふ」 になったとする説です。 あ、何かこっちのほうが本当っぽい。 で、「戸惑う」 という漢字は単なる当て字で、意味はないと。 それで個人的には、納得なんっすが、で、旅行に行く日の天気予報。 ずーっと傘マークが付いているワケではなく、時間帯によっては雲マークだったりするんっすが、朝の9時頃から17時頃まで傘マーク、18時頃から朝の8時頃まで雲マーク、朝の9時頃から17時頃まで傘マーク、18時頃から朝の8時頃まで雲マーク、朝の9時頃から17時まで傘マーク。 そのパターンが3日続いていて、何じゃこりゃ? 嫌がらせかよ!
で、懸念材料がもうひとつ。 直前になって、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意) とやらが。 2024年8月14日に南海トラフ地震が来る! …と予言している2052年から来た未来人もいるみたいだし、 前回 、日光 (2052) に一緒に行こうよ、未来人。 そんな語呂合わせで暗記しましたよね。 幸い、未来人が日光に着いてくることはなかったんっすが、この南海トラフ地震臨時情報のお陰で、プランの変更を余儀なくされてしまいました。 当初、新幹線で大宮まで行って、そこで昼飯を食ってから春日部に移動して、そこから 「スペーシアX」 に乗る。 そんな予定で、プレミアムシートを押さえたんっすが、狙っていたコックピットラウンジの “ぼっち席” は、予約開始日の午前9時、現場でKYミーティングをやってる間に、取られちゃったんっすよね。 コックピットラウンジは、よいか? あ、あかーん…。 ちなみに今年の春、大宮のホテルに泊まって、翌日、大宮公園へ桜を見に行くのに、東武アーバンパークラインという、とっても都会派アーバンな路線を利用したんっすが、これ、春日部のほうに行くんかぁ…と。 『クレヨンしんちゃん』 で有名っすよね。 で、「スペーシアX」って、春日部から乗れるんかぁ…と。 何となく “土地勘” があって安心なので、このルートに決めたんっすが、で、ランチは11時に大宮駅近くの店を予約しました。 が、南海トラフ地震臨時情報。 東海道新幹線は三島〜三河安城間で速度を落とし運転することになって、この影響で、少なくとも10分以上の遅れが見込まれると。 状況によっては、もっと遅れちゃうかも? うーん…。 となると、時間がまったく読めませんな。 11時に予約した店は、キャンセルするかぁ…と。 お一人様で、その辺の適当な店にふらっと入るというのが、無理! …なので、ちゃんとした昼飯は諦めなければなりませんが、本日の目的地、 東武ワールドスクウェア は2時間くらい掛けて、しっかり見たい。 が、 その日はわりと高級でお高い宿を押さえているので、なるべく早くチェックインしないと、勿体ない。 そんなアンビバレントな欲求を両立させる為に、ちゃんとした昼飯を諦めるというのも、ひとつの手やな…と。 大宮駅に到着するのが10時39分。 調べてみたら、大宮駅11時02分発、鬼怒川温泉行きの 「きぬがわ3号」 という特急があるんっすな。 これなら東武ワールドスクウェア駅まで乗換なしで行けて、チョー便利。 が、乗り換え時間20分強っすかぁ。 大宮駅の新幹線ホームと、東武アーバンなんちゃらって、駅の端から端で、かなり時間が掛かったような? しかも、僕は極度の方向音痴なので、間違いなく迷う自信があるし。 が、調べてみたら 「きぬがわ3号」 って、東武のホームじゃなくて、JRの11番線から発車するんっすな。 危ないところでした。 調べなかったら間違いなく東武のホームに行っちゃうところでした。 で、路頭に迷うところでした。 JRの11番線なら、20分あれば大丈夫かも? ということで、「スペーシアX」 はキャンセルして、「きぬがわ3号」 に変更。 何か地味な特急っぽいんっすが、ま、しょうがないっすよね。
とまあそんなこんなで、東京駅に到着〜。 2分遅れでした。 エエぇぇぇぇぇ…。 少なくとも10分以上の遅れが見込まれるとか言ってたのに、大嘘じゃん! これなら余裕で11時の大宮駅の昼飯に間に合ったし、「スペーシアX」 にも乗れたじゃん! ま、予想より遅れるよりは全然いいんっすが、んなことで、東京駅10時15分発の「とき315号」、余裕。 もともと便所タイムと駅で迷うタイムを織り込んで、30分余裕を見てたんっすよね。 で、10時ちょうど発の 「やまびこ133号」 と 「つばさ133号」 がホームに止まっているのを見ることが出来ました。 山形新幹線と東北新幹線が連結されているんっすが、その 「つばさ133号」 のほうが ポケモン でした。 うぉぉぉぉぉぉぉ! みんな、写真を撮りまくり。 が、ドア付近に見送りの爺ぃが突っ立っていて、邪魔臭ぇぇぇ。 空気読めよ、爺ぃ! 発車間際になって、「お見送りのお客様は危ないですので、黄色い点字ブロックの内側まで下がって下さい!」 と駅員が連呼しても我関せず。 黄色い点字ブロックの上という、微妙なところに突っ立っております。 近くにいた色白の眼鏡の兄ちゃんが見かねて、必死になって無言のまま、黄色い点字ブロックの内側まで、下がって! 黄色い点字ブロックの内側まで、下がって! …というジェスチャーを繰り返しているのに、ガン無視。 結局、そのままドアが閉まって、ポケモンは去ってしまいました。 黄色い点字ブロックの内側まで、下がって! …の兄ちゃん、何事もなかったかのように素に戻って、あの必死さは一体、何だったのか? …と。 そんな光景を見れたのも、東海道新幹線の運転手が頑張って2分遅れまで挽回してくれたお陰なんっすが、とまあそんなこんなで、大宮駅で無事に 「きぬがわ3号」 に乗り換えることが出来て、これで一安心。 それにしても、いい天気っすなぁ。 この後、雨が降るとはとても思えなくて、ウェザーニュースの信頼度、2052年から来た未来人と同レベルやん! 結局、8月14日に南海トラフ地震は来なかったんっすが、一方、ウェザーニュースの “大予言” はというと、これがまさかの大当たり。 東武ワールドスクウェア駅に着いて外に出ると、傘がいらないくらいの微妙な雨が降ってきたんっすよね。 マジかよ? この先、暗雲が立ちこめてきちゃいましたが、ワールドスクウェアの入口のところにコインロッカーがあったので、とりあえずそこにリュックを預けて。 で、しばらくして、あっ! 折りたたみ傘、リュックの中や…。 しかも、鍵を掛けちゃったんっすよね。 その昔、うちの親父と、兄貴と、僕と、兄貴の友達とで長島温泉のプールへ行ったことがあるんっすが、うちの親父がケチってコインロッカーの鍵を掛けなかった結果、兄貴の友達のパンツが盗まれたことがあったんっすよね。 ケチってコインロッカーの鍵を掛けなかったのは親父なのに、親父のパンツは盗まれずに、兄貴の友達のパンツだけ盗まれるとは、何て理不尽な! ま、親父のパンツは見るからにオヤジ臭かったので、蒐集意欲をソソられなかったのかも知れませんが、じゃ、僕と兄貴のパンツの立場は? ま、恐らく、取るに足りない、みすぼらしいパンツだったんでしょうな。 で、この事件以来、コインロッカーの鍵は必ず掛けるようにしたんっすが、今回、それが裏目に出てしまいました。 ま、傘がいらないくらいの雨だし、大丈夫っしょ?
で、今の時間は13時前。 飯を食ってから2時間じっくり見学しても、16時頃には、わりと高級でお高い宿にチェックイン出来そうっすな。 食うか! お一人様で、その辺の適当な店にふらっと入るとか、絶対に無理! …な僕でありますが、頑張って、勇気を振り絞って、入ってみることにしました。 ここ にあるうちの カフェテリアレストラン「ワールド」 という店っす。 「詳しくみる」 というボタンがないので、詳しいことは分からないんっすが、入ったところで注文して、お金を払って、ピーピー鳴るやつを貰って、適当な席に座って、ピーピー鳴るやつが鳴ったら取りにいって、食べ終わったら所定の位置に食器を返却するセルフ方式の店でありました。 3連休の最終日だから、こんどるかな? …と思ったらさほどでもなく、余裕で座ることが出来たんっすが、お一人様で、その辺の適当な店にふらっと入るとか、絶対に無理! …な理由のひとつに、混んでいて待たされるのが嫌! …というのがあるんっすが、これだけ空いていれば問題ないっすな。 で、(前略)絶対に無理! …な、もうひとつの理由に、店員に 「何しに来た?」 みたいな、冷たい態度を取られるのが嫌。 そういうアレがあるんっすが、この店は大丈夫でした。 最初にレジのところで注文するシステムであるのを知らず、適当な席に座ろうとしたら、「あ、ちょっと!」 と、レジのお姉さんに呼び戻されたんっすが、決して嫌な感じではなかったっす。 「こちらで注文してから、席に行ってくださいねー。」 「あ…、う…。」 この、後半の「う…。」 には、うっ…。 そういうシステムやったんか。 知らなかったけど、べっ…、別に動揺なんかしてないから! 知ってたから! そんな意味が込められているんっすが、で、何にしようかな? …っと。 ランチはロコモコ…と、パスタ? …と、カレー? …と、オムライスがあったような気がします。 カレーとパスタは、あやふやだし、他にもっと色々なメニューがあったのかも知れませんが、急に呼び戻されてテンパっていたので頭が働かず、「あ…、じゃ、オムライスで。」 お子様にも大人気♪ …みたいなことが書いてあったんっすが、あ…。 焦ってついオムライスなんか頼んじゃったんだけど、 家に帰ればコルトレーンの 「オム」 なんかを聞いたりする硬派な大人なんだから。 嘗めんなよ! そんなオーラを全身から発しつつ、適当な席に座りました。 1,700円と、結構なお値段なんっすが、観光地だし、ドリンクバー付きだし、ま、こんなもんかと。
とりあえずコーラを飲んで喉の渇きをいやし、で、ピーピー鳴るやつを眺めてみると、ん? ランプが点滅してる…。 もしかしてこれ、「出来たから、さっさと取りに来い」 の合図だったりするとか? これ、さっさと取りに行ったほうがいいんっすかね? が、取りに行って、「まだです! ピーって鳴りましたか?」「いや、まだ…。」「ピーって鳴ってから取りに来て下さいね!」 そう、諭されたりしても嫌だし、逆に、やっぱりこれが呼び出しの合図だったのに、そうとも知らずに待ち続け、結局、午後5時になっても昼飯にありつけず、展示物はまったく見られず、わりと高級でお高い宿のチェックインも5時半くらいになっちゃたりしたら嫌だし、うーん…。 取りに行くべきか、行かざるべきか、悩みながらじっと点滅するランプを見つめていたんっすが、・・・・・ 。 ピーピーピー。 あ、鳴った! 疑心暗鬼に陥らず、ただ自分だけを信じて、じっと耐えて待ち続けて、よかったぁ♪ で、取りに行ったら、ちゃんと渡してくれました。 「何しに来た?」 みたいな、冷たい態度を取られることはありませんでした。 で、ほれ。 デデーン♪
おお、けっこう豪華じゃん♪ …と、当日は思ったんっすが、こうして写真で振り返ってみると、ちょっとショボいっすな。 でもまあ、観光地だし、ドリンクバーも付いてるし、こんあものかと。 で、これ、ゴハンの上にデミグラスソースとスクランブルエッグが半分ずつ掛かった感じで、オムライスとはちょっと違うような? が、デミグラが意外と大人っぽい本格的な味付けのような気がしないでもなくて、美味ちい♪ が、ペース配分を間違えて、終盤は絶望的なまでにデミグラが不足してしまって、己の未熟さを痛感させられましたが、CoCo壱番屋のカレーもいつも、終盤、絶望的なまでにルーが不足しちゃうんっすよね。 己の未熟さを痛感させられるんっすが、痛感するだけで改善しないので、いつまでたっても進歩が見られません。 が、最初、ルーやデミグラをケチって、味気ないご飯を我慢して食べて、いざ、ルーやデミグラのパラダイスに突き進もうとした瞬間、心臓発作で死んじゃったりしたら、死んでも死にきれないっすよね。 地縛霊となって、ワールドスクウェアやココイチに迷惑を掛けるのもアレなので、今後も後先を考えず、好きなように食おうと。 …と言いつつ、好きなものは最後まで取っておくタイプだったりして、自己矛盾が甚だしいんっすが、今回の昼飯に限って言えば、値段がぁ…とか、味がぁ…とか、デミグラがぁ…とか、そんな低次元な話はどうでもよくて、予約なしで、お一人でふらっとその辺の店に入ることが出来たという事実が重要なのであって、先生、やったよ! 小学生の頃は給食のパンを食べられなくて、余ったパンを机の引き出しに隠して、カピカピになったの廃パンが大量に発掘されて、日光の 「三猿」 を引き合いに嫌味を言われたりした僕だけど、ちゃんとひとりでお昼ご飯を食べられたよ! そう、今は亡き小学6年の時の担任だったナカヒロ先生の墓前に報告したいと思います。 いや、もしかしたら、まだご存命だったりするのかも知れませんが、とりあえずこの続きはまた、次回☆
ということで、今日からギター(外人編)っす。 個人的にジャズ・ギターはあまり好きではないので、さほど気は進まないんっすが、人材だけはそれなりに豊富なので、しばらくネタには困らないかと。 で、手始めはケニー・バレル。 ま、無難かな…と。 個人的にジャズ・ギターはあまり好きではないんっすが、ケニー・バレルは許せるかな…と。 中国・上海からの観光客 許さん(40) は許してくれないかも知れませんが、何か不当な扱いでも受けたんっすかね? めっちゃ不満そうな顔をしてますよね。 で、今日はそんなケニー・バレルの 『クラッシュ!』 というアルバムを取り上げてみたいと思うんっすが、1963年のプレスティッジ盤。 オルガンのブラザー・ジャック・マクダフと、テナーのハロルド・ヴィックが入っていて、コテコテな予感。 バレルはジャズ・ギターの中では比較的、都会派アーバンなイメージだったんっすが、これじゃあ、春日部、藤の牛島、野田市じゃん…。 東武アーバンパークラインって、どれだけ都会を走っているのかと思ったら、終点の大宮と船橋以外は微妙な感じ。 あ、でも、鎌ケ谷にも止まるから! 大仏 、見られるから! あ、でも、最寄り駅は新京成電鉄の 「鎌ヶ谷大仏駅」 なんっすな。 東武アーパーの鎌ヶ谷駅からだと、1.8キロ、徒歩で25分くらい掛かっちゃう模様。 そんなに歩いて、こんなショボい大仏なんか、見たくねーや! …というので、まったく使えない路線であることが判明したんっすが、ま、所詮は東武野田線なのだ…と。 んなことで、今日の後半も適当に片付けちゃうことにして。
まずは1曲目、 「グリース・モンキー」 。 「鉱物油や合成油などが原料の基油 (ベースオイル) に増ちょう剤や添加剤を加えた、半固体または固体状の潤滑剤猿」 っすか。 増ちょう剤なんか加えたら、つけ上がるんじゃね? そんな気がしてならないんっすが、増長してアブラ臭い猿とか、手が付けられねぇ…。 「グリース・モンキー」 って多分、何かの俗語ではないかと思われるんっすが、んーと、 これ 。 直訳すると、油まみれのサル。 飛行機や車のメカニック、整備する人のことを指す英語のイディオム。へぇ〜。 今の日本だと、商業差別じゃん! …と、大炎上しちゃいそうなんっすが、こういう、いかにもアメリカンな言い回しって、いいっすよね。 高見盛の化粧まわし と同じくらい、いいまわし。 ロボコップっすか。 名古屋電気通信工学院ロボット制御研究家卒の僕としては、放っておくワケにはいかないんっすが、本筋とはまったく関係ない話なので、放っておくことにして。 で、これ、ジャック・マクダフのオリジナルみたいなんっすが、いかにもソレっぽいコテコテのソウルだったりして、あ、こりゃ、日本人ウケ、最悪やな…と。 が、中南部のディープなアメリカンにはウケがよさそうで、自国民がそれで喜んでいるのなら、他国民がとやかく言う筋合いはねぇな…と。 テーマ部はテナーとオルガンのコール&レスポンスで、この上なくベタな仕上がりなんっすが、自国民がそれで喜んでいるのなら、以下略。 で、ソロ先発はマクダフのオルガン。 真っ黒っす。 アブラと煤にまみれたグリース・モンキーって感じ。 でもって、テーマに戻らず、フェイドアウトして、おしまい。 ヴィックのソロは無し。 バレルに至っては存在感すら無し。 いくら作曲者だからと言って、マクダフを優遇し過ぎなんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、ま、リーダーがそれで納得しているのなら…。
で、次。 「ザ・ブリーズ・アンド・アイ」 。 日本ではもっぱら 「そよ風と私」 という邦題で知られるラテンなナンバーなんっすが、個人的には、あんまり…。 ブリーズより、ブリーフやろ? …と。 パンツあってこその、私やろ? …と。 パンツが無いほど、心許ないことはありませんからね。 うちの親父がコインロッカー代をケチったばかりにパンツを盗まれてしまった兄貴の友達、可哀想…。 で、演奏のほうはというと、コンガとタイコが頑張る導入部に続いて、オルガンにちょっぴりギターが絡む形で、個人的にあまり好きではないテーマが演奏される…と。 で、その後、お待たせ! ケニー・バレルのソロが登場。 適度にブルージーで、いい感じに歌っていて、やっぱ、ギターでもバレルは許せるな…っと。 中国・上海からの観光客の許さん、心が狭過ぎぃ…。 で、続いてマクダフのオルガン・ソロ。 この人、別に好きでも嫌いでもないんっすが、ここでの弾きっぷりはなかなかいい感じで、ちょっと好きになっちゃいそう。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 曲はともかくとして、演奏のほうは普通に、悪くなかったな…と。
で、次。 「ニカズ・ドリーム」 。 ジャズ界のパトロンとして知られるニカ・ド・コーニグズウォーター男爵夫人、通称ニカ夫人 に捧げられた、いわゆる “ニカもの” のひとつで、作曲者はホレス・シルバー。 日本ではもっぱら 「ニカの夢」 という邦題で知られるんっすが、ニカの夢は、カニになること。 エエぇぇぇぇ…。 何か、つまらなさそうっすぜ、カニの人生…というか、カニ生。 一生、自分の殻に閉じこもってそうだし。 いや、脱皮するし! そう、反論されると、確かにそれはそうなんっすが、でも、じゃんけんでチョキしかだせないから、千代の富士に負けますぜ? ほれ 。 「うわ…。」 さすがのニカ夫人も目が覚めたのか、カニになるのはやめるみたいなんっすが、ニカの次なる夢は二科展に入選すること。 おお! 前向きで、いいじゃん♪ ま、 工藤静香 でも叶えられるレベルのジャパニーズ・ドリームなんっすが、で、演奏のほうはというと、導入部からコンガとタイコが大活躍。 いや、もしかしたらコンガではなく、ボンゴなのかも知れませんが、ちょうどお盆だし。 ま、僕がこれを書いているのがお盆というだけで、1963年の冬に叩いているレイ・バレットにとっては、まったくお盆は関係ない気がするんっすが、とりあえず打楽器コンビが大いに盛り上げてくれたところで、お馴染みのテーマが登場。 テナー主導で、オルガンがそこに絡む感じなんっすが、続くソロはジャック・マクダフ。 いや、いいっすな。 僕の中で再評価の機運が高まっておりますが、で、アンサンブル・パートを挟んで、2番手はバレル。 いや、いいっすな。 ジャズ・ギター、悪くないじゃん♪ 僕の中で再評価の機運が高まっておりますが、で、続いて再びアンサンブル・パート。 第2、第3のテーマが惜しげなく出てくるところがホレス・シルバーの楽曲の醍醐味なんっすが、こんな名曲を捧げられて、ニカ夫人もさぞやお喜びだったのではなかろうかと。 セロニアス・モンクの 「パノニカ」 は、あ、気持ちだけで。 で、その後、ヴィックが出てきてソウルフルなブロウをかまし、でもって、本テーマに戻って、おしまい。 8分を超える演奏なんっすが、最後までまったくダレることなく、これぞ、名曲・名演やな! …と。
で、次。 「コール・イット・ストーミー・マンデイ」 。 T・ボーン・ウォーカーのオリジナルらしいんすが、アーロンThibeaux 「Tボーン」 ウォーカー(1910年5月28日 ー 1975年3月16日) は、ジャンプブルース、ウェスト・コースト・ブルース、および鋼青色音のパイオニアと革新者であったアメリカのブルースミュージシャン、作曲者、作詩家、およびバンドリーダーでした…っすよね。 鋼青色音のパイオニア? 何故か、electric blues sounds がそんなふうに訳されちゃったみたいなんっすが、いずれにしろ、ブルースかぁ。 …と、ちょっとブルーな気分になっちゃったり。 純粋なブルースって、日本人にはウケがよろしくなかったり。 実際、この曲もディープなブルースで、あまり喜ばしくなかったりするんっすが、日本人を喜ばせる為にやってるんじゃないし! ま、ごもっとも。 グウの音もでないんっすが、この ドラえもん 、ぐうの音も出ないほどの畜生っすな。 …と、日本人が関係のない話をしている間も、アメ公どもは気持ちよさげに演奏を続けているんっすが、オルガンにギターが絡む形のテーマに続いて、ソロ・パートはオルガン、ギターの順。 いずれも、ブルースやな。 …としか言いようがないほど泥臭くて、アーシーで、息苦しくて、ま、この楽器編成なら当然、こうなるわな。 納得の出来ではあるんっすけど。 でもって、テーマに戻って、おしまい。
で、次。 「ラブ・ウォークド・イン」 。 ラバ、魚(うお)食うど、いいん♪ ま、馬とロバの合いの子が何を食おうと人の勝手…というか、ラバの勝手なんっすが、個人的に魚はあまり好きではないので、ぜんぜん羨ましくはなかったり。 「いいん♪」 とか、心にもないことを言っておりますが、ま、そこは社会人なので、当たり障りなく。 で、曲のほうはアレっす。 いいん♪ 井伊医院 と同じくらい、いいん♪ 阿寒病院 はアカンのっすが、夜間に悪寒がするオカンを連れていったら、「明日、来て下さい。」と、冷たくあしらわれそう。 名前のイメージだけで、風評被害もいいところなんっすが、で、演奏はと言うと、これまた、いいん♪ オルガン主導で、スインギーにテーマが演奏され、で、そのままソロに突入。 続いてギターのソロが登場。 いずれも各自の持ち味が十分に発揮されていて秀逸なんっすが、で、続いてこの1曲だけに参加しているエリック・ディクソンのフルート・ソロが登場。 これは、うーん、まあまあ? 1950年にジャズ界にデビュー後、’62年よりカウント・ベイシー楽団に参加。同楽団のスター・ソロイストの一人として名声を得て、その後’84年のベイシー死後も在団。 そういうキャラみたいなんっすが、それを聞くと、演奏のほうも何かイケてるような気がしてきちゃいますな。 エリック・ディクソンのフルート・ソロは、イケてます。 で、続いてハロルド・ヴィックのイケてるテナー・ソロがあって、最後、オルガンとドラムスの掛け合いで大いに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、フェイドアウトして、おしまい。 ぶっちゃけ、フルートはなくてもよかったかな? そんな気がしないでもないんっすが、あ! わざわざディクソン先生が参加して下さったというのに、なんて失礼な! 謝りなさい! 前言を撤回しなさい! あー、すいませんでしたぁ。 フルート、とってもよかったなーと、思いますぅ。
僕が大人の態度を取ったことで、丸く収まって何よりなんっすが、んなことでラストっす。 「ウェル・ビー・トゥゲザー・アゲイン」 。 作者として Carl T. Fischer, Frankie Laine という2人の名前がクレジットされているんっすが、前者はアメリカ先住民ジャズピアニストと作曲者でした。 後者はキャリアが、マラソン・ダンス・カンパニーとの1930年の彼の最初のコンサートから、彼の、2005年に、「それは私の欲望です」 の最終的なパフォーマンスまでの約75年に及んだアメリカの歌手と作詩家でした。 そういったキャラであるみたいっす。 作曲は前者の担当であるっぽいんっすが、しっとりとしたバラードに仕上がっております。 オルガン、ギター、ドラムスのトリオによるシンプルな演奏なんっすが、馬鹿でかいホットなバーベキューにかぶりついてる このオッサン 、こんな繊細なプレイも出来ちゃうんっすな。 ほんと、ジャズマンは見た目によらねーな…と。 続く バレル は見た目の通り男前で、でもって、テーマに戻って、今日のところは以上っす。
【総合評価】 本当はこれ、ジャック・マクダフのリーダー作なんじゃね? そんな気がするくらいオルガンが前面に押し出されているんっすが、ジャケットにもバレルの姿はないし、とても控えめな性格なんやな…と。 そういうキャラのほうが日本ではウケがよさそうなんっすが、押しが強すぎるマクダフも意外と悪くなくて、ウケケケケケ。 思わず邪悪な笑みがこぼれる、そんな1枚でありましたが、ああああああ。 お盆休みが終わってしまうぅぅぅ。 あああああ…。