頭を雲の上に出し〜、四方の山を見下ろして〜、雷様を下に聞く〜、富士はにっぽんいちの山〜♪ この歌の題名を言えるかな? 言えらあっ! 富士山、富士山、富士山、富士山、富士山。 ブブー。 残念。 え? 何でや? 5回言ったから? ピンポーン。 正解! 紅麗威甦の 「好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ」 じゃないんだから、5回言う必要はありません。 それはそうと、紅麗威甦。 これ、読めるかな? 読めらあっ! ぐれいす 。 ブブー。 残念。 え? 今の今まで、紅麗威甦(ぐれいす)って読んでいたんっすが、違うんっすか? 正解は、紅麗威甦(ぐりーす)。 マジかよ? んーと、Wikipedia 。 マジやん! またひとつ賢くなった…というか、またひとつ、無知を晒してしまったんっすが、ちなみにこの 「好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ」 という歌、僕が中学生だった頃、土曜日の昼だったかにNHK名古屋の第一放送でやっていた公開生放送で、女子アナが 「好きさ×5(かける・ご)」 と言って、会場でウケてました。 多分、それを聞いていたっぽい、民放の別の番組のおっさんアナが、パクろう! …と。 が、さすがに丸パクリするのは気がひけたのか、「私はこの歌を “好きさ×4+1(かける・よん・たす・いち)” と呼んでます!」 若干、スベりましたな。 ちなみにNHKのほうの女子アナは桑名高校の卒業で、よく相方のおっさんアナに “桑名ネタ” で、イジられておりました。 「桑名のほうでは、薪(まき)でお風呂を沸かしているらしいですね。」 みたいな。 いや、それ、笑えねぇから…。 うち、小学校低学年くらいの頃まで、薪で風呂を沸かしてたから…。 うちの近くで親戚の叔父のヒロシが 「大森屋」 という八百屋を営んでいたんっすが、お使いで買物に行くと、「好きな菓子、持ってってエエで!」 と言ってくれるし、前回参照、マミーの 世界のコインが当たるキャンペーン では、当たってもいないのに世界のコインを大量にくれたし、とっても気前のいいヒロシだったんっすが、その大森屋で発生する、リンゴとかが入っていた木の箱をウチの親父が解体して、薪割りで割って、それで風呂を沸かしていたんっすよね。 さすがに小学校の中学年くらいの頃、灯油で沸かす方式に変わったんっすけど。
屋根の上に太陽熱温水器を設置したりもしました。 太陽の熱で湯を沸かす、とってもエコな装置なんっすが、その名も 「ゆワイター」 。 んーと、こんなヤツ 。 紅茶花伝の空き缶で修理かよ! …というのは置いといて、真夏の天気のいい日だと、灯油で追い炊きしなくても風呂に入れるくらい湯が沸く、画期的な製品でありました。 冬場の天気の悪い日だと、さっぱりなんっすけど。 僕は当時、風呂を沸かす係 = 灯油で沸かす奴のスイッチを入れる、という重大な任務を担っていたんっすが、「ゆワイター」 から出てくる熱いくらいの湯、適温の湯、ぬるい湯、ほぼ水。 手で温度を判断して、沸かす時間をタイマーで調整するんっすよね。 今日の「ゆワイター」 は、あまり沸いてないから10分やな! …みたいな。 我ながら、何て仕事が出来る! ま、その結果、ぬるかったら追加で沸かせばいいし、熱くなり過ぎたら水でうめたらいいし、その辺は臨機応変に。 何でもいいけど、この「水でうめる」って、もしかして方言だったりするとか? 「うめる」って方言ですか? 使用例:「お湯が熱いので水でうめる」 あ、そうでもないようですよ…なんっすな。 別に桑名高校の卒業生じゃなくても通じるんっすな。 ま、実際、桑名高校に落ちて、四日市の海星高校の卒業生になった僕にも通じているし。 で、NHK名古屋放送局の桑名高校(くわこう)の卒業生の女子アナ。 観客席に 「僕、桑名高校に通ってるんっすよ! ま、住んでいるのは郡部のほうなんっすけど…。」 そんな男子生徒がいたりすると、「もしかして、北勢線っていう電車で通ってます?」「あ、いや、木曽岬のほうなんで…。」 そんな、ローカルな話題で盛り上がってましたな。 で、この番組、何故かメジャーになる前の THE ALFEE をめっちゃ推してて、ゲストに呼んだりしてました。 観客にファンの女子高生がいて、「3人の中では誰がいちばん好きですか?」「坂崎さんっ♪」「坂崎さんのどういうところが好きですか?」 「もう、全部好きっ♪」 で、坂崎幸之助が 「貴女(あなた)に全部見せたことない(局部を露出したことない) んですけど。」
で、何の話でしたか。 頭を雲の上に出し〜♪ この歌の題名を言えるかな? じゃ、改めて答えをどうぞ。 富士山。 ピンポーン。 正解! 簡単でしたな。 あまりにも簡単過ぎて、わざわざこんな問題を出したということは、「ひっかけ」かも? そう勘ぐって、裏読みして、富士の山! そう、答えちゃう人がいるかも知れませんが、ピンポーン。 正解! 別にどっちでもいいみたいっす。 というか、むしろ、こっちが正解? んーと、Wikipedia 。 『ふじの山』(ふじのやま)は、日本の童謡。(中略) 『富士山』(ふじさん)というタイトルで呼ばれることもある。 そういう書き方っすよね。 「富士の山」 という漢字表記が正しいのかどうかは微妙なんっすが、この歌の題名を言えるかな? …という問いっすからね。 この歌の題名を書けるかな? …でなないので、「あ…、今、僕、漢字で言っちゃったんっすけど。」 と、自分でバラさない限り、バレることはありません。 「できるかな」 にしたって、ゴン太くん、大抵、できてないし。 というか、この番組、「できるかな?」と、ノッポさんを挑発して、「出来らあっ!」 と言わせるのが主眼だったりしますよね。 ま、ノッポさん、喋らないんっすけど。 で、ゴン太くんに関して言えば、「ンゴンゴ?」と挑発して、「ンゴンゴ!」と言わせればオーケーみたいな。 ゴン太くんの視点で主題歌を歌うと、でっきるっかな、でっきるっかな、出来る気しねぇ…、ンガンゴー♪ …みたいな。
で、「富士山」、もしくは「ふじの山」。 この歌に出てくる富士山って、ちょっと嫌なヤツっすよね。 特に「四方の山を見下ろして〜♪」 の部分。 四方の山を見下(みくだ)している感が、半端ねぇ…。 ちょっと日本でいちばん高いからって、ちょーすいとる( ← “調子に乗っている” を意味する名古屋弁)じゃねえ! そう、言いたくなってしまいます。 ま、実際、日本でいちばん高いんだから、しょうがないんっすけどね。 日本の山一覧 (高さ順) 。 2位以下に圧倒的な大差を付けて、断トツで断然トップ。 北岳 3193.2m、奥穂高岳 3190m、間ノ岳 3190m。 この辺りはどんぐりの背比べで、山頂に石を積んだり、頭にシリコンを注入したりしてでも、2位を目指したくなるところなんっすが、1位はどう足掻いても無理。 2位じゃ駄目なんですか? いや、2位で十分っす! で、実際、奥穂高岳には 重太郎の大ケルン なんてのがあったりするんっすが、ズルをしてでも2位になりたい姑息な手段…なのかと思ったら、すべては登山者の安全の為に。 北岳?そんな山があったんかい…。 重太郎には、そんな崇高な理念があったんっすな。見直したぜ、重太郎! で、富士山の標高はというと、みんな知ってる 3776m 。 何故、みんな知ってるのかというと、皆なろう(3776)、富士のような高い人に。 そんな、めっちゃ覚えやすくて秀逸な語呂合わせがあるからなんっすが、覚えやすいだけじゃなくて、前向きっすからね。 崇高と言ってもいいんっすが、もし富士山が3745mしかなかったりしたら、みなしご(3745)は、富士の噴火で、皆、死後(3745)に。 そんな、ちょっぴり後ろ向きな語呂合わせで覚えなければならなくなるところでした。 みなしごハッチ、ピンチ! キザ太郎くん も、ピンチ! 残念ながらキダタロー先生は死後の世界に旅立たれてしまいましたが、とまあそんなこんなで( 前回 までの粗筋)。 「河口湖音楽と森の美術館」を散策し、 “音楽と森の” ではない 「河口湖美術館」 を見学した。 で、2日目の宿泊先、富ノ湖ホテル へ。 河口湖の観光スポットや宿泊先への移動は このバス が便利なんっすが、「河口湖音楽と森の美術館」は 音楽と森の美術館/ほとりのホテルBan、「河口湖音楽と森の美術館」は 河口湖美術館、「富ノ湖ホテル」は 湖山亭うぶや前というバス停が最寄り。 富ノ湖ホテル前というバス停は作って貰えなかったんっすな。 ほとりのホテルBan でも名前を出して貰ってるのに…。 関係者が絡んでいるか、裏で “大人の取引” をしたか、伴宙太 かのどれかだと思われるんっすが、巨人・伴宙太がトレードを受け入れ、星一徹がコーチを務める中日に移籍した。 え? 伴宙太が中日にトレード? ていうか、星一徹って中日でコーチやってたん? 巨人の星 星一徹さんは古巣の巨人ではなく、ライバルの中日ドラゴンズのコーチへ就任されたのですか? されたんっすな! またひとつ賢くなってしまったんっすが、河口湖美術館からホテルまではバスで1区間。 行きにバスに乗った感じでは、けっこう離れているように感じられたんっすが、歩いて歩けない距離ではなさそうなので、歩くことにしました。 湖畔の道だから景色もよさそうだし、もしかしたら静かな湖畔の森の影で、カッコウが鳴いていたりするかも知れないし。 静かな湖畔の森の影から、もう起きちゃいかがと、カッコウが鳴く〜、カッコウ、カッコウ、カッコ、カッコ、カッコ〜♪ うるせぇ! もうちょっと寝させろ! そう、言いたくなるこの歌の題名、言えるかな? 言えらあっ! 静かな湖畔。 ブブー。 残念。 正解は 「静かな湖畔の森の影から」 。 ま、「静かな湖畔」 と書かれているものも多いので、そっちでも正解なのかも知れませんが、作詞は山北多喜彦で、1936年にYMCA野尻湖キャンプ場で作られた。 ほぉ。 静かな湖畔は野尻湖だったんっすな。 静かな湖畔の森の影から、ワーイ・エム・シー・エイ♪ うるせぇ!
美術館の裏の芝生広場から少し歩いたところに(写真・いちばん上)、桟橋が3本ほどありました。 看板が立っていて、ボート競技専用と書かれていたんっすが、そう言えば、「よかった」 っぽい何かがあったりするんでしたっけ? んーと、これ 。 そうそう、これ。 河口湖よかった → えがった → レガッタ。 レガッタ (イタリア語 regata、英語 regatta) とは、原動機のない船を使った、複数の人数によるボート、ヨット、カヌーなどの競漕会のこと。 そういうアレみたいなんっすが、山梨県ボート協会は2024(令和6)年4月12日(金)をもって、山梨県ローイング協会に改名したんっすな。 山梨県ボート協会って、ボートをどうする協会なんや? ボーっとしないで、ツーっとする協会なんか? そう、三重県津市のヤツに聞かれて、「いや、ボートを漕ぐ協会でして。」「じゃ、山梨ボート漕ぎ協会に改名せんか〜い。」 ウザいので、改名したんっすかね? が、山梨ボート漕ぎ協会ではダサ過ぎるし、文句を言われて、言われた通り名前にするのも癪なので、ちょっと捻って、山梨ローイング協会。 ボートを漕ぐ = ロウ。 漕げよマイケル (Michael, Row the Boat Ashore) で、みんな知ってますよね。 そもそも、三重県津市のヤツが何を言ってるのか、他県人には分からないかも知れませんが、その昔、「あなた、ボーっとしないで、ツーっとしたら?」「そうだ、津ボートへ行こう!」 そんな、津ボートのコマーシャルがあったんっすよね。 せっかく旦那が家で大人しくしてたのに、ギャンブルに駆り立てたりして、エエんか? そう、思わずにはいられません。 動画を探したんっすが、見つからなかったので、変わりに海老がボヨヨ〜ンと跳ねるバージョンを。 ほれ 。 で、令和6年の河口湖レガッタ。 河口湖減水の影響で実施の検討をしていたんっすが、実施することが決定したんっすな。 河口湖って、レガッタが出来なくなっちゃうくらい減水したりするんっすな。 これ っすかぁ。 雨がぜんぜん降らなくて、水位が下がっちゃったんっすな。 レガッタを開催したいので、関係者は頑張って雨乞いをしたに違いありませんが、その結果、8月31日(土)と9月1日(日)に開催を予定しておりました「第44回河口湖レガッタ」ですが、大会期間中に台風10号が最接近する予報となっているため中止とさせて頂くこととなりました。 雨乞い、効き過ぎぃ!
で、(写真・上から2枚目)、河口湖大橋。 んーと、宿の 交通案内 。 下のほうから車で来ようとすると、河口湖大橋を渡り右折1分。 バスは橋を渡らずに、山梨宝石博物館・河口湖 → 富士レークホテル → 船津浜温泉街 → 遊覧船・ロープウェイ入口…と、湖に沿って北上するルートになるんっすが、上のほうから徒歩、もしくは自転車で来る場合は、河口湖大橋を渡る手前で写真の脇道を下りていって、橋の下側を横切って向こう側に出ることになります。 何か、懐かしい感じがしますよね、橋の下。 昭和の時代の子供って、親から必ず、「アンタは本当はうちの子じゃなくて、橋の下から拾ってきた子なんやで!」 そう、言われて育ちましたからね。 なぜ昔の親は 『オマエは橋の下で拾ってきた』 と言うのでしょうか?今は言いますか? 橋の下が定番スポットなんっすが、それ以外のバージョンもあったみたいっすな。 賀茂川を段ボールに入って流れていたから拾った。 私は、「公園のベンチで泣いてた。近所迷惑だから拾ってあげた」 で、妹が、「橋の下で拾ってきた」でした。 私は橋の下から…弟は市内のデパートの見切り品。 なるほど。 姉妹? 兄妹? 兄弟? 姉弟? …は、違うところから調達するのがトレンドだったんっすな。 デパートの見切り品の弟は、別に橋の下に行っても、懐かしい都は感じないんでしょうが、とまあそんなこんなで、ホテルに到着〜。 宿に関してはそのうち、 しかるべきコーナー で取り上げる予定なんっすが、広島の竹原の宿、御殿場の 「時之栖」 もまだなので、いつになることやら…。
今回、僕がお泊まりしたのは、最上階テラス付ツイン(富士山・湖の見えるテラス付の部屋) だったんっすが、そこから見える景色は こんな感じ 。 ・・・・・・・ 。 この日は静岡県も山梨県も終日 「晴れ」 の予想。 が、三島駅前の公園をうろついていると、小雨が降ってきたりして、テンションだだ下がり。 バスに乗って北上するにつれて、次第に晴れ間が見えてきて、山中湖や富士急ハイランドの辺りでは雲ひとつない快晴で、富士山、モロ見えっ♪ 河口湖駅に着いた段階でも、その状況が確保されていたんっすが、富士山の写真なんか、いつでも撮れらあっ! …と、油断をカマしていたら、次第に雲が増えてきて、この状況。 ・・・・・・・ 。 翌日も山梨県は午前中は「晴れ」の予想だったので、それに期待するしかないんっすが、みんな、最初に写真を見ちゃっているので、結果はご存じっすよね。 1月5日の河口湖の日の出は6時49分頃だったんっすが、あ、そうそう。 この時期、山中湖の近くの 「花の都公園」 で “ダイヤモンド富士” が見られるというので、当初はそれを見に行く予定だったんっすよね。 この頃の日没が16時52分くらいなので、16時半頃からスタンバイすればいいのかと思ったら、ダイヤモンド富士が見られるのは15時30〜40分頃なんだそうで。 地平線に太陽が沈むのは16時52分なんっすが、富士山の山頂に沈むのは、その1時間以上も前なんっすな。 富士山、高ぇぇぇぇぇ! …というのが、よく分かりますな。 結局、諸般の事情でダイヤモンド富士は諦めることにしたんっすが、あの天気では駄目だったでしょうな。 ざまぁ! …と。
で、翌朝。 めっちゃ早く目が覚めたので、5時50分の時点でテラスに出て、外を見てみると、(写真・ちょうど真ん中)。 おお、富士山、めっちゃ綺麗に見えてる…っぽい? この状況が継続するのを祈るしかありませんが、で、6時35分、(写真・下から2枚目)。 うおぉぉぉぉぉ、富士山やああああああああ! で、8時20分。 (写真・いちばん下)。 完全に太陽が昇って明るくなって、河口湖の水面の波も消えて、「逆さ富士」 がああああああああ! 逆さ富士とは? 見られる条件やおすすめの観測スポットを紹介 。 この、いちばん上の写真ほどではないんっすが、いい線いったな! …と。 逆さ富士を見られる条件は、まず第一に晴れていること。 もう一つの条件は風がないこと。 富士山を映し出す水面が凪いでいればいるほど、逆さ富士が綺麗に映ります。(中略)逆さ富士は、一般的に早朝や気温が低い冬場に見やすいと言われています。 ばっちり、ハマりましたな。 別に宿から富士山が見えなくても、見えるスポットに行くから、いいやぁ。 …と思っていたんっすが、富ノ湖ホテルの(富士山・湖の見えるテラス付の部屋)、最高や! 宿の前の道路には多くの一般人が集っていたんっすが、そいつらを見下す (みおろす&みくだす) 優越感が、たまらんっ♪ とまあそんなこんなで、このシリーズ、今回で完結させる予定だったんっすが、微妙にネタが残ったので、あと1回、引っ張ります☆
ということで、今日はラージュ・ルンドっす。 ラーゲ・ルンドと読んだりもするみたいなんっすが、前々回 、ジェシ・ヴァン・ルーラーというギタリストを取り上げましたよね。 1995年にセロニアス・モンク国際ジャズギター競技会に勝ち、うんぬん。 そのセロニアス・モンク・コンペティションで2005年に優勝したのが、このラージュもしくはラーゲ・ルンド。 10年に1度の逸材と言っていいかも知れません。 1986年から「Thelonious Monk Institute of Jazz」の中でコンペティションが行われてきましたが、2019年1月より「Herbie Hancock Institute of Jazz」と名称変更されたため、「モンク・コンペティション」も「ハンコック・コンペティション」と呼ばれるのでしょうか 。 毎年、ギター部門から優勝者を選ぶのではなく、年によって、 Pianoだったり、Trumpetだったり、Saxophoneだったり、Drumsだったり、Bassだったり、Vocalだったりするみたいなんっすが、ラージュFosheimルンド (1977年12月12日として誕生します) は、New York において生きているノルウェージャズギター奏者です。 (若年期と教育) 最初、プロフェッショナルなスケートボーダーになることを熱望し、ルンドは、ギターを、ローカルなクラブで後で彼がジャズのトリオと実行を設立した13の年で演奏しはじめました。 ルンドは、彼が、ウォリーのカフェで彼が規則的に働いたボストンのバークリー音楽院に出席した奨学金を得ました。 2002年に、ルンドはフルブライト基金補助の受領者でした (それは彼に、ニューヨーク市に引っ越す機会を与えました) 。 2003年に、彼はジュリアード音楽院奨学金ジャズ計画に参加し、彼のために、セロニアス・モンク国際ジャズ競争が2005年に勝ち取った2005年のにおいて卒業しました。 そういった経歴の人みたいっす。 ノルウェーの出身なんっすな。 小学校の給食で「鯨のノルウェー風」を食べて育ってそう。 「シシャモのフリッター」 が大嫌いで、残してそう。 当時、食べ物を残すことは認められなかったので、給食の時間が終わっても、ひとりで泣きながら食べてそう。 シシャモって、子持ちの卵がゲロまずなんじゃあああああああ! 中学生です。給食に出る「ししゃもの唐揚げ」が嫌いでしょうがないです。 回答、概して相談者に厳しいっすな…。 一方、「ししゃも」 嫌いをなおす方法がありますか? 回答、概して4歳の女の子には優しいっすな。 紅しゃけだけはOK、肉より野菜の方が好きで、野菜はピーマン、ニンジン、ブロッコリーなどなど、なんでもOK。 めっちゃ優良児じゃん! ブロッコリーとか、カクレンジャーのサスケに懇願されても食べない3歳児がいたりするのに。 んーと、ここ 参照。
で、今日はそんなラージュ・ルンドの 『ロマンティック・ラティーノ・フォー・レディース』 というアルバムを取り上げてみたいろ思うんっすが、「婦人のためのロマンチックなラテンアメリカ人」 。 あんた、ノルウェー人じゃん! そう、言いたくなってしまうんっすが、ルンドくん、めっちゃ男前だし、着ている服のセンスも抜群だし、ご婦人方には人気がありそう。 ギター + ピアノ・トリオというシンプルな編成で、選曲はお馴染みのラテン・ナンバーが中心。 もう、イケるのが約束されているようなものなんっすが、んなことで、まずは1曲目。 「アグア・ジ・ベベール」 。 日本では 「おいしい水」 というタイトルで知られるんっすが、歌詞の和訳は こちら 。 ミネラルウォーターの宣伝なのかと思ったら、普通に恋愛ソングなんっすな。 で、最後の、飲むための水、飲むための水を、友よ♪ そこ、何で 「おいしい水」 って訳さなかったんや。 …と思ったら、BEBER = 飲むという意味なんっすな。 タイトルが 「飲むための水」 ではアレなので、そっちを捻ったという。 で、演奏のほうはというと、この曲をギターで演って、悪くなる筈がなく。 アーロン・ゴールドバーグという人のエレピも、いい味を出しております。 個人的に、ピアノは断然、生(なま)派なんっすが、電化もぜんぜん悪くないな…っと。 で、ルンドのギターは、いかにもラテンアメリカ人っぽい情熱が感じられて、たまらんっ♪ で、次。 「ジャンゴ」 。 ジャンゴ・ラインハルトの死を悼んでジョン・ルイスが書いたナンバーっすな。 いかにも鎮魂歌らしい沈痛な雰囲気で始まり、途中から気を取り直して、テンポが速くなって、スインギー路線に転じる。 そういうアレが定番なんっすが、ここでのルンドは、御陽気なイントロ → 沈痛ムード → 穏やかな心。 そんな流れとなっております。 ずっと沈痛なままだと、沈んじゃう上に痛いので、これが正解。 テーマの後、アーロン・ゴールドバーグのソロが出てくるんっすが、今度は生ピっすな。 生は生で、やっぱ、いいな♪ …っと。 アーロン・ゴールドバーグ (1974年4月30日として誕生します) 、アメリカ人はジャズピアニストです。 ニューヨーク・タイムズによって 「模範的な味と範囲をもつポストバップピアニスト」 と評されて、うんぬん。 この人の名前、覚えておいて損はなさそう。 で、続くラージュ・ルンド。 この人の名前は、なかなか覚えられん…。 演奏のほうは文句のつけよいがないんっすけど。
で、次。 「ウェイブ」 。 日本名 「波」 っすな。 これまた、ベタなまでに日本人に媚びたような選曲。 この曲をギターで演って、悪くなる筈がなく。 思ってたより、ゆっくりなテンポ設定で、よりレイジー寄りだったりするんっすが、そこがまた、たまらんっ♪ で、生ピとギター、どちらのソロも、たまらんっ♪ で、次。 「ヒウ・シープ・イズ・ジ・オーシャン」 。 「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」 じゃなくて? 曲を聞いたら、普通に 「ハウ・ディープ〜」 っぽかったので、ポルトガル語だと微妙に綴りが変わるのかも知れませんが、演奏のほうはオーソドックスで普通によくて、いいな♪ …っと。 途中で聞かれるゴールドバーグの生ピが、実に模範的な味と範囲をもつポストバップで、たまらんっ♪ で、次。 「コンチェルト・デ・アランフェス」 。 あ、これはアレっすな。 「アランフェス協奏曲」。 これまた、ベタなまでに日本人に媚びたような選曲…。 この曲をギターで演って、悪くなる筈がアランフェス。 そういうアレなんっすが、ピアノの人がテーマを提示して、ギターの人がそれを受けて発展させて、ドラマチックに歌い上げて、そこにピアノが絡んで。 終始ゆったりとしたテンポで進み、最後のほうにはベースのソロも出て来て、でもって、最後はギターとピアノが哀愁味を帯びて絡んで、おしまい。 普通によかったっす。 で、次。 「ブルー・ボッサ」 。 ケニー・ドーハムが書いた超人気曲なんっすが、これまた、あからさまに日本人好みの曲を…。 超お馴染みなんっすが、アレンジがちょっと凝っていて、飽きさせない工夫が秋鮭っぽくて、いいな♪ …っと。 これなら、シシャモ嫌いの4歳の女の子でも大丈夫なのではなかろうかと。 元々、紅しゃけだけはOKみたいだし。
で、次。 「アダージョ・カーディナル」 。 何か、そんな日本語のことわざ、ありましたよね。 恩を仇でアダージョだじょー。 そんな感じのヤツ。 カーディナルはどっかへ行っちゃったんっすが、演奏のほうはというと、ギターの無伴奏ソロによる、地味な 「アランフェス協奏曲」 みたいな。 ま、息抜きにこういうのが1曲くらい、あってもいいかな? …と。 2分ちょうどの短い演奏だし。 2分ちょうどの〜、アダージョ・カーディナルぅぅぅ♪ 「あずさ2号」 の節で歌えるし。 で、次。 「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ザ・ボトル」 。 「ボトルの中の世界中」 っすか。 ボトルシップ的な、何かっすかね? こういうやつ 。 あ、これ、ボトルは付いてこないんっすな。 自分で口径が19o以上のボトルを用意しなければならないんっすな。 口径が100oくらいの広口瓶を用意すれば、楽勝じゃね? そんな気がするんっすが、で、曲のほうはアレっす。 めっちゃいい感じ。 冒頭のピアノ・トリオの部分はビル・エバンス的な耽美さを感じさせるんっすが、そこにギターが絡んで、更に深みが増して。 続くルンドのソロは流暢で、流れるように秋野暢子で、具志堅用高で、ちょっちゅねー。 …とは言ってない! いきなり、本人 がそんな事を言い出して、戸惑いを隠せないんっすが、いや、これ、本人は「そうっすねー」と言ってるつもりが、「ちょっちゅねー」 と聞こえた。 それだけの話やん…。 どうでもよくて、戸惑いを隠せないんっすが、そうこうするうちに、いい感じのピアノ・ソロが出て来て、でもって、リリカルなテーマに戻って、おしまい。 いやあ、絶品っした。
で、次。 「コルコヴァード」 。 超お馴染みのボサノバの名曲なんっすが、ここれはちょっと凝ったアレンジが施された、ホドルコフスキー。 そういうアレだったりします。 ミハイル・ボリソヴィチ・ホドルコフスキーは、ロシアの元実業家・企業家、政治運動家。プーチンの宿敵っすよね。 宿命のライバルってやつ? あ、 “宿敵” の “宿” って、そういう意味だったんっすな。 どうして宿(やど)の敵なのか、長年の疑問だったんっすが、ようやくその謎が解けました。 宿命って、何が宿(やど)の命なんや? …という疑問は、まだ残ったままなんっすが、とか言ってるうちに、演奏のほうは、テーマに戻って、おしまい。 で、ラストっす。 「バンス・アンド・ホーセズ」 。 正しい読み方は不明。 作曲者も不明なんっすが、「怠け者と馬」 。 そういう意味らしいっす。 馬って、めっちゃ働き者のイメージがあるので、怠け者と対比させる。 そういう意図だったりするんっすかね? 「アリとキリギリス」 みたいな。 あ、城南コベッツ! うちの近所にあったんっすよね。 潰れましたけど。 桑名には城南小学校というのがあるので、それに因んだ個別(コベッツ)なのかと思っていたら、全国展開のコベッツだったんっすが、その跡地には怪しい健康食品の店 ( こういう系 ) が入ったり、すぐに逃げたり。 最近も何か新しい店が入りそうな気配が感じられたりするんっすが、で、曲のほうはアレっす。 ロマンチックなバラードっす。 で、演奏のほうはアレっす。 めっちゃいい感じっす。 んなことで、今日のところは以上っす。
【総合評価】 あまりにもベタで、日本人に媚び過ぎた選曲で、オーソドックスで、王道過ぎて、若いのにチャレンジ精神に欠ける。 いちゃもんを付けるとすれば、それくらいしか思いつかない、完璧な出来でありました。 ご婦人だけじゃなく、若いギャルやオッサン、 ラブリーしいな や、こわいにいさん、すべての人のために。 このラテンアメリカ人なノルウェー人、 ノルウェージャンフォレストキャット と同じくらい、超オススメ☆