THE IN SOUND (VERVE)

GARY MCFARLAND (1965/8/2,3)

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【パーソネル】

GARY MCFARLAND (vib,arr,vo) BOB BROOKMEYER (tb) SADAO WATANABE (ts,fl) SPENCER SINATRA (fl)
GABOR SZABO (g) KENNY BURRELL (g) RICHARD DAVIS (b) BOB BUSHNELL (b)
GRADY TATE (ds) SOL GUBIN (ds) CANDIDO (bongos, congas)
JOE VENUTO (perc) WILLIE RODRIGUEZ (perc)
【収録曲】

(01-03) THE MOMENT OF TRUTH / BLOOP BLEEP / THE HILLS OF VERDUGO
(04-07) OVER EASY / HERE I AM / FRIED BANANAS / THE STING OF THE BEE
(08-10) WINE AND BREAD / I CONCENTRATE ON YOU / (I CAN'T GET NO) SATISFACTION
【解説】 ( 2026年04月26日更新 / 連載 1,676回 )

前回 までの粗筋 ) 盛岡で焼肉と冷麺を食った。 わざわざ予約していったのに、無断キャンセルしたクソ客扱いされた。 …ということで、1日目は以上っす。 冷麺、食いたい。 「うらら」 に泊まりたい。 その欲望に抗えず、無理矢理、行程にねじ込んだ結果、盛岡を観光する時間がなくなりました。 なくなり…と言えば、La'cryma Christi って知ってますか? 僕は知りません。 「なくなり」と「ラクリマ」で、何となく韻を踏んでいるので、知らないながらに思い出してしまったんっすが、このバンドのメンバーの TAKA という人が桑名市の出身らしいっす。 三重県桑名市出身の有名人一覧 のいちばん最後に載っているので、僧侶の前田慧雲の次くらいには有名みたいっす。 そのラクリマとやらのライブが先週、柿安シティホールで開催されたみたいなんっすが、市民会館、今はそんな名前なんっすな。 ネーミングライツってやつ? ちなみに桑名市体育館はヤマモリ体育館という名前だったりするんっすが、知る人ぞ知る タイカレー のメーカーっすな。 僕は知らないんっすけど。 タイフード、馴染みないですタイ。 …と、左門豊作 が言ってましたが、僕も同じく。 いずれにしろ、ラクリマクリスティー、TAKA故郷桑名公演が大盛況 だったようで、何よりなんっすが、で、アレっす。 当初、2日目は朝から 「一目千本桜」 に行く予定で、既に切符も買っちゃっていたんっすが、そっちは3日目に回して、2日の午前中は盛岡の観光に充てるかぁ…と。 もともと、その予定だったんっすが、桜が見頃が早まりそうなので、前倒しにしたんっすよね。 それをまた、元に戻す格好になるんっすが、そうせざるを得ない緊急事態が発生。 1日目は強風のため、東北本線のダイヤが乱れまくりだったみたいなんっすが、乱れるのはアカンっすよね。 乱れていいのは、人妻くらい。 大目に見て、「忍たま乱太郎」も、ちょっとくらいなら乱れていいかも知れませんが、「シェイプアップ乱」 とかも。 で、この日は乱れるくらいで済んだんっすが、翌日は更なる強風が予想される為、東北本線は福島駅と仙台駅の間が朝から昼くらいまで運休に。 うーん、急にそんなこと言われても…。 が、運休とウンコは待ってくれないんっすよね。 東北新幹線はちょっと遅れるかも知れないし、最悪、運休の恐れもあるとのことですが、一応、走らせる気はあるようで、盛岡から白石蔵王までの切符をとりあえず確保しました。 問題は、既に買ってしまった切符なんっすが、 払い戻しは「みどりの窓口」に行かなければならないようで、うーん、面倒…。 それなりの手数料も取られちゃうみたいだし、セルフ泣き寝入りしようかとも思ったんっすが、焼肉と冷麺を食い終わってから、「つなぎ温泉」 行きのバスが出るまで1時間以上あるし、小雨+暴風で、駅の周辺を散策する気にもなれないし、時間潰しがてら、「みどりの窓口」に並んでみるかぁ…と。 結果、適度に時間が潰れたし、強風による運休ということで、払い戻し手数料は無料(ただ)だったし、ある意味、ちょっとラッキー♪ そんなこんなで、盛岡駅前のバス乗り場。 簡単な屋根はあるんっすが、暴風に煽られて横殴りの雨が吹き込んできて、僕の後ろの若いギャル2人組は、ワー、キャー♪ 大騒ぎ。 やかましいなぁ…と。 やっぱ、「乱れる人妻」 のほうが、いいな♪ …と。 「乱れる人妻」 は、やかましくないのか? …と言われると、ちょっと疑問ではあるんっすが、あっちのほうの乗り場では傘を差そうとしたオッサンが瞬時に傘を吹き飛ばされていて、無理だって! それでもめげずに差そうとして、今度は即座に「おちょこ」にしてましたが、昭和シリーズ :「傘がおちょこになる」は死語らしい(涙 え、そうなん? 強風でおちょこになった傘に笑ってしまう女性 、ちゃんと写真素材にもあるんっすけど? 「強風でスカートがめくれて大騒ぎする女子高生達」 ならともかく、 こんな写真素材、どこに需要が? あ、後ろで騒いでいた若いギャル2人組、もしかしたら、そういう状況だったのかも? ちゃんと振り向いておけばよかった…。

そうこうしているうちに、10分くらいの遅れでバスが到着。 で、バスに揺られること約30分で、無事 「つなぎ温泉」 に到着〜。 パン粉が多いハンバーグを食わされそうな温泉地なんっすが、ハンバーグの「つなぎ」は、かさ増しじゃないから! ちゃんと重要な役割があるんだから! ハンバーグなどの「つなぎ」ってどういうことですか?^^;  ハンバーグのパン粉の場合は、つなぎと言うよりは、カサ増しと、ふっくらジューシーにさせる役割の方が大きいです。 かさ増しやん! 僕の主張、瞬時に否定されてしまいましたが、あ、でも、ふっくらジューシーにさせる役割の方が大きいから! いずれにしろ、「つなぎ温泉」 はハンバーグのパン粉とはあまり関係がなく、ハンバーグ師匠のパンツとも関係がなく、名称は平安時代末期に前九年の役で東北を訪れた源義家が愛馬を穴の開いた石に繋いで入浴した、という言い伝えに由来しています。 あ、そういえば途中、「前九年なんちゃら」というバス停があった! ちなみに、その「つなぎ岩」は現存しているんだそうで。 しまった! そんなものがあるなら、見に行けばよかった…。 んーと、これ っすか。 後世に誰か、ドリルで穴を開けたんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、マリー・アントワネットが 「穴が無いなら、自分で開ければいいんじゃない?」 とか言って。ガガガガガガガガガガ。 「ほら♪」 なかなかのヤリ手っすな、マリ・アン。 で、本日のお宿は こちらつなぎ温泉 湯守 ホテル大観 。 開湯900年の歴史を誇る 「つなぎ温泉」 で、2008年に自家源泉を掘り当てた “湯守” っすぜ。 ん? それって…。 ちょっと微妙な気がしないでもないんっすが、大切なのは歴史じゃなくて、量と質だから! 湯守って、佐村河内守(さむらごうち まもる) よりも偉いんだから! 温泉博士が教える最高の温泉もともとは旅館組合の源泉を使っていたそうですが、10数年前に源泉を掘り当てたそうです。 歴史がないワケでもないから! が、旅館組合から温泉を買うと、銭を取られて、もったいねぇ…。 「なら、自分で掘ればいいんじゃない?」 ガガガガガガガガガガ。 「ほら♪」 またもやってくれました、マリ・アン。 もう、 “フランスの弘法大師” と言いたいくらい。 で、この新たに掘り当てた自家源泉、加水・加温を一切しない源泉100%掛け流しの温泉は、PH9.0のアルカリ性の泉質で、お肌のセラミドを整えるメタケイ酸が76.8mgも含まれていることから、”美肌の湯”とも呼ばれ、大変ご好評いただいております…から! 湧いてる量は毎分700リットル。 これがどれくらいの量なのか、今ひとつピンと来ないかも知れませんが、1分間に鶴瓶の麦茶(670mL)を1044本ほど飲まなければならないくらい。 腹、たぷたぷやがな! で、源泉の温度は54℃くらい。 加温・加水しなくても、ちょっと冷ませば入れるようになる絶妙の温度。 いやあ、いい温泉を掘り当てましたなぁ。 が、温泉掘りで財力を使い果たしたのか、あるいは何か他にアカンかったのか、経営が傾いて、2025年に伊東園の傘下に…。 その結果、温泉は最高! 飯は最低…。 世間でそのように評価されているっぽい旅館が爆誕した次第でありますが、今回、僕は『別邸うらら』の源泉かけ流し露天風呂付き客室を押さえました。 本来、うららの宿泊者は個室で懐石料理をお召し上がりになる事になっているんっすが、お客様からの強いご要望で『別邸うらら』1泊2食付バイキングプラン!!遂に誕生!! 飯がアレな分、お値段のほうも相応にお安くなっているんっすが、部屋と温泉は最高! 飯は最低…。 果たして君は、そのギャップに耐えられるか!?

 「つなぎ温泉」 に向かうバスは終点の手前で御所湖に掛かる橋を渡るんっすが、ホテル大観はその橋のすぐ近くに建ってます。 「盛岡つなぎ温泉」のバス停は、橋を渡り終えて、ちょっと曲がった先にあるので、来た道を歩いて戻らなければならなくて、ちょっと理不尽なんっすが、坂の上に建っているので、登るのがちょっとしんどいし、雰囲気も何か陰気だし。 それが嫌なら路線バスではなく、盛岡駅 14:10発、もしくは 16:10発の送迎バスを使えばいいんっすが、送迎をご希望のお客様は、必ずお電話にて事前予約をお願いいたします…との事で、あまりにもハードルが高過ぎるので、諦めました。 こちらから電話を掛けて、人とお話しするくらいなら、5分くらい頑張って坂道を登るし! …というくらい、シャイで、無口で、コミュ障で、陰キャの極みだったりしますからね、僕。 将来、仕事をやめて隠居したら、陰キャになろう! そう、心に決めているくらい。 つまり、今と何も変わらないんっすが、んなことで、チェックインの手続き。 外国人のお兄さんから説明を受け、タブレットに何やら入力させられて、おまけにお金まで払わされました。 いつもネット予約でカード払いなので、金を払っている実感がなかったんっすが、ここは当日払い。 コンビニのレジにあるような精算機で払わされたんっすが、何かちょっと損した気分…。 で、そこから先、自力で部屋まで辿り着かなければなりません。 『別邸うらら』という名前なんっすが、別の邸宅があるワケではなく、館内のご案内 。 他人様のブログから無断で勝手に引用させて頂いておいて、文句を言うのもアレなんっすが、ちょっと傾いとるやないかい! 真っ直ぐに補正せんかい! もしかしたら、温泉掘りで財力を使い果たしたのか、あるいは何か他にアカンかったのか、経営が傾いて。 この状況を画像の傾きで表現したかったのかも知れませんが、水明館・本館・秀翠館とある建物のうち、秀翠館の3階部分が 『うらら』 になってます。

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 途中、鯉の泳ぐ昭和バブリーな通路を通り、エレベーターに乗って3階で降りると、そこはもう

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  “別邸” (※ただし料理はバイキング)。 浴衣だって、

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 一般客室(しもじも)の住民とは別の特別な物が用意されていますぜ。(※ただし料理はバイキング) 専用の靴箱があって、そこに靴を入れて、

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 畳の廊下を裸足(※ただし靴下は履いている)で歩くシステムになってます。 優越感が半端ねぇ! もう、衆議院議員になった気分。 予算の議決、条約締結の承認、内閣総理大臣の指名などで、衆議院と参議院の議決が異なった場合、衆議院の議決が優先するぜ! …みたいな。 参議院議員 「ぐぬぬ…」 。 ざまあ! 「あ、でも、料理はバイキングじゃん!」 あ、その一言はタブーっす。 で、今回のお部屋は

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 こんな感じ。 『うらら』 の中では最も普通(スタンダード)なので、決して広くはないんっすが、

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 露天風呂エリアが広々〜。 浴槽には常に厳選された源泉が注がれていて、長州力 もニッコリ。 いや、 “源泉” から何となく “源泉徴収” という言葉が浮かんだので、長州力なんっすが、 この源泉、普段はチョロチョロなんっすが、たまに「ゴォォォォ」という音がして、注がれる量が増加します。 その「ゴォォォォ」という音がちょっとうるさいんっすが、「うるせぇ! 文句あるなら源泉、止めるぞ!」 と言われてもアレなので、黙っていました。 源泉温度が54℃なので、別に量を増やさなくても適温はキープ出来るような気がするんっすが、「オッサンが浸かって穢れたかも知れないお湯を一刻も早く排出したい!」 そんな思いに駆られるんっすかね? 勿体ない。 麻原彰晃が浸かった風呂の 残り湯 なら、2万円で売れるのに! ミラポン( ←ミラクルポンドの略)はともかく、若いギャルが入った風呂の残り湯なら、2000円くらいなら、ちょっと欲しいような気もするんっすが、露天風呂の隣には洗い場兼シャワーブースがあるので、穢れたオッサンは温泉に浸かる前に、よーく体を洗ってね! で、露天風呂からは

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 御所湖がよく見えるんっすが、天気がクソ悪いし、湖の水も濁っていて、ちょっと微妙…。 思わず、お焼香したくなっちゃうんっすが、御所、御所、御所御所、御所、御所湖で焼香〜♪ 「尊師マーチ(選挙バージョン)」 の節で歌ってね! 選挙バージョンではない 通常版 は、歌詞が尊師、尊師、尊師尊師、尊師♪ …なので、歌えません。 節は一緒やから、歌えるやろ? そう、思われるかも知れませんが、そこは気分の問題っす。 自分で自分のこと、尊師って言うな。 謙譲しろ! そう、言いたくなっちゃうし。 で、続いて プレミアムラウンジ へ行ってみることにしました。 『うらら』 に泊まっている人だけが入れる、プレミアムなラウンジ…というワケではなく、一般客室(しもじも)の住民も普通に利用出来るんっすが、(※ただし本館にお泊まりのお客様は除く)。 知らずに本館に泊まっちゃった人は、ハブられた感が半端ないっすな。 本館にお泊まりのお客様以外には、チェックインの際に入場カードが配布されるんっすが、ラウンジの入口でQRコードをピッとかざすと、ゲートが開く仕組みです。 横棒が1本あるだけだし、常時ホテルの人が監視しているワケではないので、 本館にお泊まりのお客様も、その気になれば強行突破出来そうなんっすが、バレた場合、「お客様、ちょっと裏の事務所まで…。」 裏でボコられても文句は言えません。 僕は 『うらら』 にお泊まりの乗客なので、大手を振って、特別な浴衣に身を包んで、ゲートを突破することが出来るんっすが、

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 御所湖がよく見えます。 どんよりしていて、水も濁っているんっすが、

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 レモンサワーと、おつまみの「うすピー」、美味ちい♪ 飲み過ぎて気持ち悪くならないように、ほんのちょっとだけ。 それだと、さすがに物足りないので、

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 りんごジュースを追加。 いやあ、満足♪ 「紙コップって、検尿みたいじゃん(笑)」。 本館にお泊まりのお客様は、せいぜい、そうやって妬んでいればいいんっすが、とまあそんなこんなで、この続きはまた、次回☆

 焼肉と冷麺を食って、宿に泊まっただけで2回分費やして、しかも終わらなかったんっすが、前回は前半が長過ぎて、後半がおざなりになってしまったので、今日のところはこれくらいで。 だからと言って、後半に気合いを入れるワケではないんっすが、とりあえずのところ、ゲイリー・マクファーランドっす。 前回がゲイリー・バートンだったので、今度はマクファーランド、いってみよう! それ以外に特に意図はないんっすが、いいっすよね、下痢マック。 過去に1度だけ取り上げたことがあるんっすが、んーと、これ 。 山川鱧ネタ、しつこいっすな。 で、「降ってこなかった恐怖の大王」問題。 あ、もしかして、1999年? で、いや、今日の朝、ごはんを食べていたら ウチで飼っているスータロー(老齢)がゲロを吐きまして。 あ、懐かしいっすな、スータロー。 (老齢)なのでこの後、お亡くなりになってしまったんっすが、ということで下痢マック。この人はヴァイブ奏者としてよりもアレンジャーとしての活躍のほうがよく知られているわけなんですが、うんぬん。 そう、基本は編曲家っすよね。 いいっすよね、編曲家。 少なくとも偏食家よりは食べ物の好き嫌いがなさそうだし、変質者みたいに他人様に迷惑を掛けることもなさそうだし。 何でや? フリマアプリで「女子高校生が履き古した上履き」を買って、家でハァハァしているだけで、誰にも迷惑を掛けてないじゃないか! ま、中にはそんな変質者もいるかも知れませんが、<注意!不審者情報> こういう不審者は迷惑っすよね。 けっ、インナー付きかよ! 男の人の中には女の子のスカートの中を見たがる困った人がいるんだよ。 それって “変質” でも何でも無く、めっちゃノーマルな欲望なんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、低学年女子 「足の裏をかいてくれ」と声をかけてきたようです。 うわ! 気持ち悪い! それは間違いなく変質者なんっすが、それはそうと、マクファーランド。 今日は 『ジ・イン・サウンド』 というアルバムを取り上げてみたいと思いますが、1965年録音のヴァーブ盤。 ヴァーブとは思えないようなお洒落なジャケットなんっすが、ジャケ絵を書くのが楽そう♪ 中身は度外視して、推し進める覚悟でありますが、名アレンジャー、マクファーランドによるラウンジ・テイストあふれるアルバム。「サティスファクション」など、ジャズ以外のナンバーも収録している。バークレー留学中の渡辺貞夫の参加も見逃せない。 そんな作品である模様っす。 いいっすよね、ラウンジ・テイスト。 レモンサワーと、うすピーと、りんごジュースの味がしそう。 で、渡辺貞夫(ナベサダ)。 世界のナベアツほどではないんっすが、それなりに知名度はありますよね。 3曲目と6曲目と9曲目でアホになるか、注目! ということで、演奏を聞いてみることにしましょう。

 まずは1曲目、 「ザ・モーメント・オブ・トゥルース」 「真実の木綿豆腐」 っすか。 モーメントと木綿豆腐は、もしかしたら別物なのかも知れませんが、君は絹ごしと木綿、どっち派かな? 僕は断然、木綿派なんっすが、宵越しの銭は持たない江戸っ子と同じくらい、絹ごしの豆腐は食わないっす。 つぶあんと、こしあんは、つぶあん派。 きのこの山と、たけのこの里は「すぎのこ村」派なんっすが、いや、見たことすらないんっすが、これ 。 おお、アーモンドクラッシュポッキーみたいな? 普通に美味そうなんっすが、過ぎたるは、すぎのこ村がごとし。 何が過ぎたのかは分からんのっすが、アカンかったんっすな。 で、これ、作曲者として Piero Piccioni という名前がクレジットされているんっすが、ピエロ・ピッチオーニ? 可愛い名前なんっすが、こんな オッサン。 イタリアの作曲家、音楽家である。映画音楽を中心にラウンジ・ミュージックの第一人者でもある。 そんなオッサン。 ちょっぴりフラメンコっぽい、哀愁味を帯びた日本人好みの楽曲なんっすが、出だしからしばらく、ギターの人が頑張ってます。 ガボール・ザボケニー・バレル。 ギターは2人いるんっすが、どっちすかね? やがて、そこにフルートが被さってきて、ラウンジっぽい雰囲気になるんっすが、これがナベサダ? もう一人、スペンサー・シナトラとかいう人もいるんっすが、どっちすかね? で、その後、ちょっぴりヴァイブ…というより、シロホンっぽい楽器が出てくるんっすが、これがマクファーランド? 何となくお洒落な空気感だったりして、でもって、ギター主導のテーマに戻って、おしまい。 全般的に軽めな出来だったんっすが、ま、こういうのもアリかも?

 で、次。 「ブループ・ブリープ」 。 韻を踏んでますな。 いいっすな。 いきなり、「ふーん♪」 というオッサンのため息で始まるんっすが、御陽気なパーカッションをバックに、ギターが同一フレーズを反復する中、「ぶるーぷ♪」「ぶりーぷ♪」と言ってるような気がしないでもない、気怠いオッサンの歌声が出て来て、それにブラスだか、ホーンだかのアンサンブルが絡む形で演奏が進行。 何とも言えない、いい雰囲気っすな。 その後、ヴァイブのソロに、おっさんボイスのスキャットが絡むようなシーンがあって、で、その後、トロンボーンのソロが登場します。 ボブ・ブルックマイヤーっすか。 とにかく、編曲家が仕事してるな! そんな感じの仕上がりだったりして、いいな♪ …っと。 で、次。 「ザ・ヒルズ・オブ・ヴァーデュゴ」 。 正しくは何と読むのか分からんし、ローマ字カナ変換するのが面倒なんっすが、下痢マックのオリジナルっす。 ググってみたらどうやら VERDUGO は「ベルドゥーゴ」 と読むみたいなんっすが、死刑執行人、絞首刑執行人、冷血漢、非情な男、残忍な人、(目・鼻・口の部分の開いている)頭部と首を覆うニット帽、悩みの種、厄介のもと、新芽、若枝、れんがの水平積み、鞭 (むち)、鞭打たれた跡[あざ]、みみず腫 (ば) れ、(細身の)剣、《鳥》モズ。 色んな意味があるみたいっす。 フラメンコ・ギターっぽい導入部の後、前曲に続いて、ここでも気怠いオッサンの歌声が登場するんっすが、今度はコーラスっすな。 これは確かに、みみず腫 (ば) れ! そんな感じはあまりないんっすが、エーゲ海の屋根の上っぽいっすな。 いや、何となく。 で、そこにヴァイブやら、管楽器やら、パーカッションやらが絡んで来て、何ともミステリアスな世界が展開されるんっすが、編曲家、頑張ってますな、相変わらず。 でもって、おっさんコーラスのテーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「オーバー・イージー」 。 これまた、下痢マックのオリジナルなんっすが、前曲と同じような雰囲気&アレンジで、ちょっぴりマンネリ化の気配が…。 トロンボーンのソロが、わりとしっかりフィーチャーされているのは、いいと思うんっすが、ぱーぱぱー、ぱーぱぱー、ぱーぱぱー、ぱーぱぱ、オッサン共、うるせぇ! 最後のほう、ちょっと口笛も聞こえたりして、ご機嫌な気分で、フェイドアウトして、おしまい。 で、次。 「ヒア・アイ・アム」 。 作者として Hal David, Burt Bacharach、2人の名前がクレジットされているんっすが、おお、バカラック。 んーと、これ っすか。 おお、めっちゃいい歌。 この余韻を、ぱーぱぱ♪ …な、おっさんコーラスで、ぶち壊して欲しくないんっすが、出だしはフルートっすな。 ヨシ!空気、読めてるな。 …と気を抜いた瞬間、ぱーぱぱぱー♪ やっぱりかい! ある意味、空気が読めてると言えそうなんっすが、大丈夫っす。 覚悟は決めていたし、それなりに慣れたし。 「ぱーぱぱ♪」のないマクファーランドなんて。 そう、思えるようになりました。 で、最後のほう、ちょっと口笛も聞こえたりして、ご機嫌な気分で、フェイドアウトして、おしまい。 で、次。 「フライド・バナナス」 。 空飛ぶバナナなのか、バナナの揚げ物なのか、評価が分かれるところなんっすが、なぜ飛ぶと揚げるが一緒のflyなんですか”fly” の ”揚げる” は ”気球を揚(上)げる” や ”歓声を揚げる” などに使う ”揚げる” です。 揚げ物などの料理を作る ”揚げる” は ”fry” となります。 ”歓声を揚げる” は、違うやろ! そう、突っ込まれたのか、すみません。歓声を揚げるはちがいました。 素直に間違いを認めて謝れるのは、偉いっすよね。 その点、個人的にあまり好きではない本田圭佑の 「清々(きよきよ)しい」 も、立派だったと思うんっすが、「清々しい」を「きよきよしい」と誤読した事をきちんと謝罪した本田さんの行動は、結局のところ「すがすがしい」のか「きよきよしい」のかどちらと判断付けるべきですか? それはもう、「きよきよしい」 としか。 で、空飛ぶバナナなのか、バナナの揚げ物なのか。 FRIED BANANAS なので、揚げ物などの料理を作る ”揚げる” は ”fry” となります…のほうっすな。 よくよく考えたら、バナナは空を飛ばないし。 で、これ、マクファーランドのオリジナルなので、またしても 「ぱーぱぱ♪」 な可能性が極めて高いんっすが、聞いてみたら、やっぱり…。 ちょっと同じようなの、多過ぎへん? そう、大杉漣に文句を言いたくなってしまいますが、トロンボーンのソロが、わりとしっかりフィーチャーされているのは、いいと思います。 ナベサダはほとんど、出番がないみたいなんっすけど。 その後、ガボ・ザボ、もしくはケニ・バレのギターがフィーチャーされて、でもって、「ぱーぱぱ♪」 なテーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「ザ・スティング・オブ・ザ・ビー」 「蜂の一刺し」 っすか。 作者として Nino Oliviero, Bruno Nicolai, Alan Brandt、3人の名前がクレジットされているんっすが、ちょっぴり 「リカード・ボサ・ノヴァ」 っぽい感じの曲で、いいっすな。 ギターにヴァイブが絡むスタイルも、正統派でいいと思います。 管楽器のアンサンブルが出てくるんっすが、「ぱーぱぱ♪」 は封印されているし。 もう、2度と出て来なくていいんっすが、口笛。 ま、コイツはいいとして。 ギターのソロがしっかりフィーチャーされていて、でもって、フェイドアウトして、おしまい。 最後はいつも、こんな感じなんっすが、ま、いいとして。 で、次。 「ワイン・アンド・ブレッド」 「ワインとパン」 っすか。 マクファーランドのオリジナルっぽい? …と思ったら、やっぱり。 カントリー風の歌入りのナンバーなんっすが、「ぱーぱぱ♪」 とは毛色が違うので、大丈夫っす。 ギターのソロも、そこそこ出て来ます。 やや、ちょけた感じではあるんっすが、ワインで酔っ払って、御陽気になっているだけなので、ま、しょうがないな…と。 で、次。 「アイ・コンセントレート・オン・ユー」 。 コール・ポーターのナンバーっす。 口笛、思いっきりフィーチャーされてます。 全般的にボサノヴァっぽい気怠い雰囲気で、いいと思います。 …と思っていたら、「ぱーぱぱ♪」 の不意打ち。 ここまでくると、むしろ清々(きよきよ)しいな…と。 んなことで、ラストっす。 「サティスファンクション」 〜など、ジャズ以外のナンバーも収録している。 その 「など」 っすな。 言わずと知れたローリングストーンズの大ヒット曲。 僕は知らんのっすが、これ っすか。 あ、これ、聞いたことあるっす! これなら、わりと簡単に「ぱーぱぱ化」 出来そうな気がするんっすが、名アレンジャーは、やってくれました。 敢えて 「さてぃすふぁくしょーん♪」 ではなく、「何とかー♪」 と、違う歌詞で歌っていたりするんっすが、御陽気な口笛も絡んで、でもって、フェイドアウトして、おしまい。 2分01秒。 最後は何かちょっと、あっけなかったんっすが、そんなこんなで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 最初の2曲目あたりまで、なかなかいい雰囲気でした。 ジャズ色、及びヴァイブ色は希薄なんっすが、たまにはこういうのも、いいかな♪ …と。 それ以降は、ややマンネリ化の傾向が顕著になってしまったんっすが、これがラウンジ・テイストって奴や。 本館にお泊まりのお客様は、せいぜい、妬め! そんな1枚だったりして、ぱーぱぱー♪


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