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このところ、マンポンが色々とアカンっす…。 マンホールポンプ、略して「マンポン」。 当社比25%オフで 「マンポ」 と略す人もいるみたいなんっすが、それだと、ポン酢感が希薄になってしまうので、個人的にはあんまり…。 ま、別段、マンホールポンプにポン酢感を求める必要はないんっすが、試しに 「マンホールポンプ マンポン」 でググってみると、マンポン監視はこれで決まり! …という宣伝臭いのだとか、マンホールポンプ場を維持管理する場合の資格 。 そんなのが出てくるんっすが、何か回答が嫌みったらしいっすな。 こんなところで質問するんじゃなかった…。 匿名(敬称略)は、激しく後悔したに違いありませんが、「こんにちわ」 ではなく、「こんにちは」 が正解です。 マンホールポンプ場の維持管理うんぬんより、まず日本語を勉強するところから始めましょう。 そう、嫌味を言われなかっただけ、まだマシかと…。 で、その下に これ とか、これ とか、これ が出てくるところを見ると、僕以外、あまり使ってない略語なんじゃね? そんな疑念が湧き上がってくるんっすが、かと言って 「マンポ」 だと、ねじりまんぽ とか、草津マンポ みたいなのしか出てこないし。 ま、略称はどうあれ、このところマンホールポンプが色々とアカンのですが、まずはゴールデンウィーク前。 某町の某MHPで、あ、これもMHP(マンホールポンプ)の略なんっすが、もっと簡略化してMP(マンホールポンプ)と書く人もいますよね。 それだと、ホール感が希薄になってしまうので、個人的にはあんまりなんっすが、ま、略称はどうあれ、某町の某マンホールポンプで 「過負荷」 の警報が発生した…と。 「 “異邦人” っすか?」「それは カフカ や。」 あ、そういう分かりにくいボケはいいっす。 しかも 「異邦人」 はカミュだし。 書いてからググって、間違いに気付いてしまったんっすが、カフカは 「変身」 のほうでしたか。 で、フランツ・カフカじゃないほうの過負荷は、ほぼ「過電流」と同義なんっすが、定格電流よりもたくさん電気が流れちゃうという。 たくさん流れるのなら、いいじゃん。 素人はそう思っちゃうかも知れませんが、これだから素人は…。 電気初心者ですいません。 過負荷と過電流の関係について教えてください。 で、ベストアンサーはというと、こんばんは。 お、日本語、正しい!
で、過電流は、いいのか、悪いのか。 結論から言います。 悪いっす。 過ぎたるは及ばざるが如し。 それが理由っす。 よくないことなので過電流が発生すると、制御回路はポンプを止める方向に働きます。 サーマルリレーか3Eリレーが動作します。 動作した場合はどうすればいいか。 とりあえずリセットすれば直ります。 運が悪いと、すぐに不具合が再発するんっすが、運がよければ、しばらくは何とかなります。 世の中、運次第っす。 今回、過負荷発生! …の一報を受けたのが勤務時間終了後だったので、とりあえずリセットして貰って、「あ、過電流のランプ、消えました!」「じゃ、しばらく様子を見て貰って、また出るようなら連絡下さい。」 問題解決。 我ながら優秀なエンジニアでありますな。 で、次の日の朝。 「また、出ました!」 仕方がないので、見にいくことにしました。 で、試しにポンプを運転してみると、おお、確かに。 2号機は正常なんっすが、1号機のほうが定格電流が6.7Aなのに対して、8〜9Aくらい電気が流れたりします。 ズバリ、過電流の原因は、電気の流れ過ぎでしょう! で、本来なら、どうやらポンプが壊れたっぽい。 運が悪かった。 それで解決する問題なんっすが、運が悪いことに、ここのポンプは2台共、制御盤もろとも2ヶ月ほど前に新しくしたばっかりなんっすよね。 試運転の段階から、何か定格電流よりも運転電流が高いなぁ。 …というのは気になっていたんっすが、気のせいかも知れないし、3Eリレーも2回か3回働いただけで、その後は概ね順調だったので、しばらく様子を見るかぁ…と。 そういう案件だったんっすよね。 すっかり忘れていたんっすが、思い出しました。 過電流の原因として、まっさきに考えられるのは、羽根車への異物の噛み込み。 小学校でお漏らしをした女子児童が、お漏らしパンツの処分に困って、トイレに流しちゃったりとか。 駄目だから! そういうことをすると、ポンプが故障して、勤務時間終了後に電話が掛かってきたりするから! おじさんに相談してくれたら、お漏らしパンツは適正に “処分” してあげるから、今度からは正直に言おうね!
羽根車に異物が噛み込んでないか確認するには、ポンプを引き上げなければならないんっすが、そのポンプは重くて、1人では無理。 とりあえずゴールデンウィークの間は調子のいい2号機だけで頑張って貰うとして、その後は、ま、連休が明けてから考えることにして。 もしかしたら休んでいる間に直っちゃうかも知れないし。 ちなみに今年のゴールデンウィーク、僕は暦通りの勤怠でありました。 4月26日と27日は土日でお休み。 28日の月曜日は出勤。 次の日は、めっちゃ仕事な気分なのに、お休みなので、何だか得した気分になったんっすが、29日は何だかすっかり “土曜日の気分”。 次の日はめっちゃ日曜日な気分なのに、仕事に行かなければならなくて、すごく損した気分になってしまったんっすが、ま、3日耐えれば、また4日間の休みだから、それを励みに何とか乗り切って。 が、その4日間の休みもあっという間に終わってしまって、最悪にヤル気の出ない水曜日。 いざとなればポンプを引き上げる覚悟で、助っ人を連れて問題の現場に行ってみました。 で、試しに運転してみたら…。 ん? 何か、直ったっぽい? いい感じに定格電流よりもちょっと低いくらいで順調に動いてます。 別に何をしたというワケでもないんっすが、何もしなかったのがよかったんっすかね? ちょっと休ませたら、よくなっちゃいました。 が、せっかく、いざとなればポンプを引き上げる覚悟で、助っ人を連れて来たんだから、ちょっと引き上げてみるかぁ。 よけいな “欲” が出てしまいました。 で、頑張って引き上げてみました。 で、ポンプが水に浸かっていない状態で、空運転させて様子を見ることにしたんっすが、おお、ポンプが水に浸かっていないのに、どんどん水位が下がってく。 凄ぇぇぇぇ! …と思ったら、間違えて調子のいい2号機のほうを引き上げてました。 あ、間違えちった。 テヘッ♪ 気を取り直して、2号機を引き上げたのは無かったことにして、そっと元に戻すことにしたんっすが、その時。 「痛っ!」「ん、どうした?」 「ゆ…指が…。」 どうやら、ポンプを降ろす際に指をマンホールの蓋にぶつけたらしく、助っ人、負傷。 ちょっと血も出たみたいっす。 水で洗って絆創膏を貼って、それで何とかなる程度だったみたいなんっすが、 僕のほうがすっかり戦意喪失してしまって、もうポンプの引上げ、いいやぁ…。 そもそも、勝手に直っちゃったワケだし。
が、何もせずに、「何もしてないんっすが、何か勝手に直っちゃったので、とりあえず様子を見て下さい。」 というのもアレなので、とりあえずポンプの出口のところの配管のバルブだけ、ちょっと絞ってみることにしました。 “仮説” なんっすが、 ポンプの不具合:第4回 電流値・過電流 。 ここの真ん中辺りに、過電流は、ポンプの場合は基本的に過流量を指します。 ポンプ選定時にかなり大きなマージンを取って選定していたり、全揚程が非常に少ない場合にしばしば発生します。(中略) その場合は、吐出のバルブ開度を絞る(吸込みのバルブで調整は厳禁)ことが一先ずの対処となります。 そんなことが書かれているんっすが、これじゃね? …と。 この機場、全揚程が非常に少ない。 そんな話を聞いたことがあるような気がするし。 ポンプを替える前は、ヘタっていたので大丈夫だったのが、なまじ新品に替えちゃったので、水が出過ぎるようになっちゃったとか? 試運転の段階で2台とも定格電流を超えてましたからね。 それが何故、1号機だけ「過電流」が働くレベルで過流量になるのかはよく分からんのっすが、ま、何らかの “事情” があるんじゃね? …と。 で、試しに吐出のバルブ開度を絞って様子を見ることにしたんっすが、これで無事、問題解決…かも? いや、我ながら優秀なエンジニアでありますな。
で、もう1件、別の自治体のマンホールポンプ、もしくはマンポン、マンポ、あるいはMHP、MPの不具合調査の依頼があったので、そっちにも行ってみました。 こっちのほうは、1号機の長時間運転が発生する! …と。 通常、ポンプが運転すると水位が下がって、規定の水位以下になると、ポンプが止まるようになっているんっすが、ポンプが運転しても何らかの原因で水位が下がらなくて、30分運転してもアカンかったら諦めて、隣の号機に切り換える。それが「長時間運転」 っす。 さっきは水が流れ過ぎ( ← 多分)、今度は水が流れなさ過ぎ。 人生、いろいろ、マンポも、いろいろ〜♪ 島倉千代子 に歌わせるには、マンポンよりも、マンポのほうが語呂がいいんっすが、で、試しに運転してみると、確かに。 2号機だと、スーッと水位が下がっていくんっすが、1号機のほうは、さっぱり。 本来なら、どうやら1号ポンプが壊れたっぽい。 運が悪かった。 それで解決する問題なんっすが、運が悪いことに、ここのポンプは1号機だけ2021年に取り替えているんっすよね。 調子のいい2号機は2000年から替えてないのに…。 4年そこそこでポンプが壊れた可能性もあるんっすが、もしかしたらチェッキの不良かも? そんな気がしないでもありません。 チェッキというのはチェッキ弁、もしくはチャッキ弁、あるいは逆止弁と言ったりするんっすが、逆に流れるのを止めるための弁。 そういうアレであります。 これがアカンくなると、どうなるのかというと、 こう 。 逆止弁がアカンくて、逆流しているのかどうかを調べるのは、簡単。 怪しい逆止弁の上にある仕切弁を全閉にして、それで水が上がるようになれば、逆止弁がアカンかった。 そのように判断することが出来ます。 が、この機場、マンホールが狭くて、浅くて、中がめっちゃ汚くて、そう簡単に仕切弁を全閉にすることが出来ません。 やろうと思えば出来るのかも知れませんが、ヤル気がしません。 うーん…。 結局、その日は諦めて後日、仕切り直す。 そういう方向で、とりあえずその場を凌ぐことにしたんっすが、その翌日、優秀なエンジニアである僕は、画期的な “確認方法” を思いつきました。 1号機と2号機、ポンプを入れ替えてみたら、どうや? 着脱装置 が付いているので、簡単に入れ替えることが出来るんっすよね。 で、入れ替えた結果、1号機の配管に繋げた2号ポンプが揚水不能になれば、2号機側の配管の逆止弁がアカン、2号機の配管に繋げた1号ポンプが揚水不能になれば、1号ポンプそのものがアカン。 そのように判断することが出来ます。 我ながら、何て賢い!
で、金曜日、助っ人を連れて、勇躍、ポンプの入替を試してみることにしました。 ここのポンプは1人でも引き上げられるくらいの重さなので、助っ人が負傷する心配もありません。 で、1号機と2号機を入れ替えて、いざ試運転。 まずは1号機を運転。 ・・・・・ 。 水位、下がらず。 と、言うことは? 続いて、2号機を運転。 こっちはちゃんと水位が下がるから、 ・・・・・ 。 ん? こっちも水位、下がらねぇ…。 と、言うことは? 結論 : かわらん。 うーん…。 で、ここままでは2台とも使えなくなってしまうので、ワケがわからないまま、とりあえず1号機と2号機を元に戻すことにしたんっすが、で、試運転。 まずは1号機を運転。 ・・・・・ 。 水位、下がらず。 ま、ここまでは想定通りなんっすが、悪い時から、何も状況が替わってないワケっすからね。 で、続いて、2号機を運転。 こっちはちゃんと水位が下がるから、 ・・・・・ 。 ん? こっちも水位、下がらねぇ…。 と、言うことは? 最悪や…。 何かめっちゃ、余計なことをしちゃったとか…? 冷や汗、タラ〜。 焦って2号機を叩いたり、簀ゆったりしたら、 ・・・・・・ 。 お、水位、下がった〜! 原因はよく分からんのっすが、とりあえず、ヨカッタ〜。 触らぬ神に祟りなし。 とりあえず今日の調査は打ち切りにして、今後の対応はまた、週明けにでも考えるとして。 んなことで、連休の谷間の3日間は無事に終了。 とりあえずこれで2日間、ゆっくりと休めますな。
で、家に帰って晩飯を食っていたら、某・上下水道課の当番携帯から電話が。 嫌な予感しかしないんっすが、「マンホール○○番の “高水位異常” が出たんっすけど。」 過負荷と、長時間運転に続いて、今度は高水位異常。 ま、要するにポンプが自動で運転しなかったか、運転しているのにアカンのかの、どちらかなんっすが、「○○番って、どこでした?」「どこどこの、家が1軒しか繋がってないところで…」 あ、1軒。 それを聞いて、安堵しました。 1軒なら、しばらく放置しても、そう簡単にウンコ水が溢れる心配はないし、何なら、1日に1回か2回、役所の人がそこに行って、手動でポンプを運転して貰えば…。 「急ぎ…ですか?」 「いや、ぜんぜん。」 ま、そうっすよね。 じゃ、週明けにでもゆっくり。 「今すぐ来て貰わなくても、ぜんぜん大丈夫です!」 ということは、つまり…? 「あ…、明日とか?」「それで、ぜんぜん大丈夫です!」 ・・・・・・ 。 んなことで、朝から行ってきました。 フロートスイッチが1個、死んでました。 下から順番にポンプ停止用 − ポンプ運転用 ー 高水位異常警報用。 3つのフロートがぶら下がっているんっすが、ポンプ停止用が死んでいると、水がない。 ポンプは運転しなくてもいい。 そう判断して、ポンプ運転用のフロートスイッチがONになっても、自動で運転しないんっすよね。 アホか! ちょっと考えたら、運転せなアカンって、分かるやろ? そんな気がしないでもないんっすが、ポンプ停止用フロートのオン・オフを無視すると、水位が下がってもポンプが止まらなくなっちゃいますからね。 で、とりあえず生きてる上2つのフロートをポンプの運転用と停止用に転用することにしました。 結果、もし高水位異常が発生するような事態になっても、通報が入らなくて気付かなくなってしまうんっすが、ま、気付かなければ、それはそれで、平穏無事な休日を過ごせるのではなかろうかと。 とまあそんなこんなで、 ( 前回 までの粗筋) 城崎温泉を散策した。 で、続きを書く余力がなくなったので、また次回☆
このところ、ブラス・アンサンブル&ストリングス満載の70年代フュージョンばかりで、食傷気味だった貴兄に。 …ということで、前回はジーン・バートンシーニという人の、ギター・ピアノ・ベースという、極めてシンプルなトリオ編成のアルバムを取り上げたんっすが、 それはそれで、あまりにも地味過ぎて、両極端なんじゃああああ! そんな反省を踏まえて、今日はその中間くらいのアルバムを取り上げてみたいと思います。 中間と言っても、かなり前者寄りなんっすが、オドネル・リーヴィの 『ドーン・オブ・ア・ニュー・デイ』 。 ギター、エレピもしくはオルガン、ベース、ドラムスのカルテットに、賑やかし要員としてトランペット&トロンボーン軍団が配備されてます。 ストリングスが入ってない分、まだアレだと思われるんっすが、そもそもオドネル・リーヴィって、誰や? …というと、 Wikipedia 。 1945年生まれ…という事は、んーと、ジャズミュージシャン生誕年表 。 1945年というと、(昭和20年) 第二次世界大戦終結。 トニー・ウィリアムスが生まれて誕生しています。 僕の中では “若手” のイメージだったんっすが、めっちゃ年寄りだったんっすな、トニー。 セロニアス・モンクとか、 ハンク・ジョーンズとか、アート・ブレイキーとか、 チャーリー・パーカーとかが、大正一桁生まれなのにビビってしまいますが、マイルス・デイビスとジョン・コルトレーンが、ギリで昭和元年生まれ。 1970年代に入ると、ジャズは死んだ。 そんなイメージが強くなってしまうんっすが、元号に直すと1970年は昭和45年っすか。 ジャズって完璧、 “昭和の音楽” だったんっすな。 そんな中、今日取り上げるアルバムは1973年の録音。 オドネル君、当時28歳くらい。 バリバリ、若手っす。 井上サトル が 『バリバリ君』 の連載を開始したのが27歳くらいっすからね。 何でもいいけど、35年間にかけて、全10886回連載。 凄ぇぇぇぇ! うちのこのコーナーは28年間にかけて、今日で1629回連載。 足元にも及びません。 4コマ漫画って、毎回、オチを考えなければならないので、大変っすよね。 この続きは、また次回☆ …とかで、誤魔化せないし。 聖教新聞の連載漫画は信心も前面に出さなければいけないし、制約が多くて、大変。 ま、信心は自然と湧き上がってくるものなのかも知れませんが、で、 『ドーン・オブ・ア・ニュー・デイ』 。 「新しい日の夜明け」 っすか。 夜明けって、いつも必ず “新しい日” のような気がするんっすが、従来のジャズとは違う、新しい音楽の幕開け。 そんな意味も込められているのかも知れません。 ジャズファンク・ギタリストのひとりオドネル・リーヴィーの『Dawn of a New Day』を聴こう♪ 今日は全面的にこのブログのコピペで行こう♪ そんな心積もりでありますが、さ、頑張りましょう。
んなことで、まずは1曲目。 冒頭の2曲がオリジナルで、それ以降はカバー曲になるんっすが、アルバム・タイトルにもなっている 「ドーン・オブ・ア・ニュー・デイ」 。 どことなくスティーヴィー・ワンダーが書きそうなR&B系の楽曲です…だそうっす。 もみじ饅頭〜♪ それは B&B 。 R&Bはリズム・アンド・ブルースなんっすが、R&Bって何や? 今さらながら疑問に思ってしまったんっすが、B&B(ビー アンド ビー)は、日本の漫才コンビ。広島県広島市出身の島田洋七(しまだ ようしち、1950年2月10日 - )が、相方を4度変えたコンビ名である。本稿は特に岡山県笠岡市出身の島田洋八(しまだ ようはち、1950年2月13日 - )と組んだ三代目B&Bについて詳述している。 へぇ〜。 島田洋八とのコンビしか印象にないんっすが、コンビ名「B&B」は、洋七が昔アルバイトしていた大阪宗右衛門町のディスコの店名を勝手に拝借したもので、特に意味はない。 その宗右衛門町のディスコの店名には、何か意味があったんじゃないかと思うんっすが、宗右衛門町って、何か意味ありげな町名だったりするし。 来週の前半は、宗右衛門町の謎に迫る。 それで行こうと思うんっすが、で、曲のほうはアレっす。 どことなくスティーヴィー・ワンダーが書きそうなR&B系の楽曲っす。 ミディアム・テンポのギターで始まり、オルガンが出て来てテーマらしきものを奏で、そこにブラスのアンサンブルが絡む。 そういうアレなんっすが、フュージョンというよりは、ジャズ・ファンク? 少しペタペタしたクリーントーンのギターのフレーズの合間に、トランペットとトロンボーンのブラス・アンサンブルが絡み合います。 地元ボルチモアのミュージシャンで固めたバンドは一体感があり、まるでB.B.キングのバンドのような息の合った演奏を聞かせてくれています。 ギターインスト曲とは言えど、歌詞と歌さえ入れればソウル・ミュージックとして十分ヒットしそうな雰囲気です。 そんなふうに書かれておりますな。 ちなみにこれ、シングルカットされたものの、さほどヒットしなかった模様なんっすが、オドネルのギター・ソロもしっかりフィーチャーされていて、無理にブラスを入れなければ、硬派にもウケる仕上がりになったのに…。 そんな気がしないでもありません。
で、次。 「バー・ワー」 。 ブーフーウー から1匹除外した上で、パチモン。 そんな感じのタイトルなんっすが、 ミルト・ジャクソン作のスタンダード曲”Bag’s Groove”に似たテーマメロディーを持つジャズブルース曲です。 シンプルな曲調ながらも、ブルースらしいチョーキングを用いつつ、ダブルストップのフレーズを分解してアルペジオで弾きながら半音ずつ上がっていくなどオドネルの多彩なテクニックを楽しめます。 同じジャズファンク・ギタリストと言えども、一本調子のアイヴァン・”ブーガルー”・ジョー・ジョーンズと違ってオドネルは曲によって違ったテクニックを披露する多彩さを持ち合わせています。 そういうアレみたいっす。 ディスられちゃってますな、ブガ・ジョー・ジョー。 こういう事を書かれると、 逆にそっちのほうを聞いてみたくなったりするんっすが、じゃあ、来週、それにしますかね? ジャケ絵を書くのが楽そうなのを適当に入手してみようと思うんっすが、で、「バー・ワー」 はアレっす。 確かにちょっと 「バグス・グルーヴ」 っぽいシンプルなブルースっぽい曲っす。 前曲でオルガンを弾いていたチャールス・コーヴィントンとかいう人は、今度はエレピを弾いているんっすが、どちらも違った味わいがあって、どっちもいい。 そんな気がします。 で、やっぱ、ブラスがウゼぇ…。 せっかくオドネル君がダブルストップのフレーズを分解してアルペジオで弾きながら半音ずつ上がっていくなど多彩なテクニックを披露しているんだから、黙って耳を傾ければいいのに…。 で、最後、ちょっと中途半端なところでフェードアウトして、おしまい。
で、次。 「アイ・ワナ・ビー・ホエア・ユー・アー」 。 ジャクソン5の曲です。 …だ、そうっす。 んーと、これ っすか。 声、高ぇぇぇ! フィンガー5で言うところの、アキラに相当するキャラなんっすかね? オドネルのバージョンはというと、歌無しなので、またちょっと違った雰囲気だったりするんっすが、冒頭から重厚なブラスのアンサンブルが鼻につく…、いや、耳につく、いや、ゴージャスな雰囲気を醸し出しているな…と。 これ、マニー・アルバムがアレンジを担当しているんっすな。 マニー・アルバムのアルバムは持ってないし、家のフヤセルアルバム( ← フエルアルバムのパチモン) にマニー・アルバムの写真が挟んであったりするワケではないんっすが、何か名前だけは聞いたことがあります。 ポップで、軽くて、ブラスがウザ…、いや、重厚で、何ともベタな仕上がりなんっすが、ソウルフルなオルガン・サウンドと、よく歌うギター・ソロは、いいな♪ そう、評価していいのではなかろうかと。
で、次。 「ホエア・イズ・ザ・ラブ」 。 ダニー・ハサウェイとロバータ・フラックがデュエットしてヒットした名バラード曲のカヴァーです…だそうっす。 んーと、これ っすか。 めっちゃソウルフル。 一方、オドネルのバージョンはというと、歌無しなので、またちょっと違った雰囲気だったりするんっすが、ギターとブラスとの絡みが絶妙で、さすがマニー・アルバムって感じ? 同じグルーヴ・マーチャントのギタリストとしてジョージ・フリーマンがいますが、ピッチが不安定なジョージと比べるとオドネルの演奏はとても正確です。特にこういったバラード曲を弾いた時に微妙にシャープしたりせずに音が外れるようなことはありません。 そんなふうに書かれちゃってますが、ブー・ジョー・ジョーに続いて、今度はジョー・フリがディスられてますな。 よし。 次の次は、この人でいくか! ちなみにグルーヴ・マーチャントというのはレーベルの名前。 リチャード・グルーヴ・ホルムズのアルバムなんかを出してますよね。 ラズウェル細木の漫画 に名前が出て来ます。 そういえば、今回のこのオドネル君のアルバムもグルーヴ・マーチャント盤なんっすが、まあ、ちゃんとしたアルバムを作るな。 そんな印象だったり。
で、次。 「ピープル・メイク・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド」 。 スタイリスティックスの全米23位を記録した1972年のヒット曲です…だそうっす。 個人的にはマーカス・ミラー? …が取り上げていたバージョンの印象が強いんっすが、 これ 。 あ、ジャマイカ・ボーイズ でしたか。 いいっすよね、ジャマイカ。 ちょっと邪魔な烏賊 (イカ) みたいで。 邪魔な烏賊 (イカ) の、どこがエエんや? …と言われると、確かに、そんなにいいものではないような気がしないでもないんっすが、で、一方、オドネルのバージョンはというと、歌無しなので、またちょっと違った雰囲気だったりするんっすが、適度にいい感じにファンクで、いいんじゃね? そんな気がします。 ギター・ソロもなかなか、尖ってたりするし。
で、次。 「メイデン・ボヤージ」 。 まさかの 「処女航海」 。 同名異曲なのかと思ったら、ちゃんとしたハービー・ハンコックのアレでありました。 グラント・グリーンが1970年のライヴ盤 『Grant Green-Alive!』 でも取り上げていたブルーノート・レコード時代のハービー・ハンコックが書いた一世一代の歴史的名曲のカヴァーです…だそうっす。 あ、グラント・グリーンも取り上げているんっすか。 グラ・グリは意外と新主流派のモード・ジャズっぽいのにも顔を出しているので、別に不思議ではないんっすが、オドネルではハービー直ではなく、グリーン経由って感じっすかね? ブラスの響きがちょっぴり 「スピーク・ライク・ア・チャイルド」 っぽく聞こえなくもなく、意外と悪くないな…と。 後半、オルガン・ソロがフィーチャ−されているんっすが、これ、めっちゃいいっす。 で、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 「スーパー・ウーマン」 。 めっちゃ、どこかで聞いたことがあるような気がするメロディー。 ジャズファンク系ミュージシャンが好んで取り上げることの多いスティーヴィー・ワンダーの名曲っすか。 これ っすな。 オドネルのインスト版は “本家” よりもベタな雰囲気だったりするんっすが、ギター・ソロになると一転してイケてる感じになって、いいな♪ …っと。 曲調こそキャッチーですが、2分20秒で聴けるコーネル・デュプリー風の急降下するギターフレーズはスリリングです!…ぞっと。
で、次。 「アイ・ウォント・トゥ・メイク・イット・ウィズ・ユー」 。 ソフトロック・バンドのブレッドが1970年の夏にヒットさせたバラード曲のカヴァーです。 ルー・ドナルドソンやローランド・カークも取り上げたこの名曲を、オドネルが歌メロをオクターヴ奏法を用いてギターに置き換えています。 ギターソロでもウェス・モンゴメリーばりにオクターヴ奏法が登場します♪ おお、確かにこれ、めっちゃウェスっぽい! とっても爽やかなサウンドなので、きっと 「さわやか3組」 のみんなも気に入ってくれるんじゃないかな? そんな気がします。 んなことで、ラストっす。 「ゴーイン・オン・トゥ・デトロイト」 。 そのウェス・モンゴメリーへの敬愛の念を込めた9曲目 ”Goin’ To Detroit” は、1968年のウェス最期の作品『Down Here on the Ground』に収録されていた曲です。 聞いてみたらどこかで聞いたことがあるような気がする、なかなかの佳曲でありました。 オドネルのギター・ソロはオドオドしてなくて、ねるねるねるね みたいで、秀逸。 んなことで、今日のところは以上っす。
【総合評価】 自作曲2つ、悪くなかったっす。 数多くのカバー曲は耳に馴染みのあるものばかりで、初心者にも安心。 ハービーとウェスを取り上げたのもよかったし、選曲はベタの極みながら、よかったな♪ …と。 初めて聞くオドネル君のギター・テクは秀でたものだったし、オルガンとエレピの人も大健闘。 が、唯一、やっぱ、ブラスは余計やったな…と。 電流もアンサンブルも、過ぎたるは及ばざるが如し。 この言葉を胸に刻みたい、そんな5月の昼下がりでありました。