INTRODUCING JOE GORDON (EMARCY)

JOE GORDON (1955/9/3,8)

INTRODUCING JOE GORDON


【パーソネル】

JOE GORDON (tp) CHARLIE ROUSE (ts)
JUNIOR MANCE (p) JIMMY SCHENCK (b) ART BLAKEY (ds)
【収録曲】

(01-03) TOLL BRIDGE / LADY BOB / GRASSHOPPER
(04-06) FLASH GORDON / BOUS BIER / XOCHIMILCO
【解説】 ( 2014年02月09日更新 / 連載 1,110回 )

 ソチ五輪が始まりましたなぁ。 これを書いている2月8日の朝の時点では、何だかぜんぜん盛り上がってない気がするんですが、話題性では佐村河内 (さむらごうち) 守氏 (50) に大きく水を開けられているといった感じ? ちなみにこの無駄にカッコいい名字は本名らしいんですが、全国ランキングで50,062位、約40人ほどの生存が確認されている模様です。 西大立目とどっちがレアなのかと思って調べてみたら、こっちのほうは全国順位72,799位で、約20人。 佐村河内と西大立目の間に22,736個くらい順位があるという事実にちょっとビビってしまいましたが、日本の名字の多様性、パネぇぇぇぇ。 ちなみに源五郎丸は30,666位で約100人と、ここ数年で絶滅する心配は無さそうな数が生き残っているようですが、 「谷繁」 という名字はそれよりも下の32,662位だったりして、実は意外とレアだったりします。 中日の谷繁が自分の名字を漢字で書けなくても、ま、仕方がありませんな。 とまあそれはそうと、佐村河内守。 板垣河内守、才間河内守と並ぶ、世界三大河内守 (かわちのかみ) の一人として猛威を奮ったんですが、ゴーストライターに曲を作らせていたことが発覚して、一躍、松本伊代に肩を並べるほどの “時の人” になっちゃいました。 自著の内容を質問されて、 「まだ読んでいないので、分かりませ〜ん♪」 とか言っちゃったんですよね、伊代たん。 伊予はまだ16だから 「いいよ、いいよ」 で済まされたんですが、守 (まもる) はもう50さい。 新しい曲の聞き所を質問されて、 「耳が聞こえないので、分かりませ〜ん♪」 では済まされなくて、まもたん、ピンチ、挽肉たん、ミンチ。 ちなみに伊代タンが自分で書いたとされる本のタイトルは 『伊代の女子大生 まるモテ講座』 らしいんですが、となると執筆当時は既に16では無く、戸板女子短期大学に在学中っかね? 菊池桃子、岡田奈々、篠原ともえなんかと同じ短大のようですが、後の2人は中退しちゃったのに、伊代タンと桃子タンは一応、被服科を卒業した模様です。 被服科って、前進する時くらいしか役に立ちそうにもない匍匐科よりはマシ? で、佐村河内守クンは崇徳高等学校卒業なんだそうですが、日本三大怨霊の一人、もしくは山田まりやの長男の名前っぽい学校に入っちゃったのが、その後の人生を狂わせるきっかけになっちゃったのかも知れません。

 で、この後、ソチで話を進めるか、怨霊のほうに持っていくかで、まだ迷っているんですが、現時点ではぜんぜん盛り上がっていませんからね、オリンピック。 メダル候補とか言われていたスノーボード・スロープスタイルの角野友基とか、開会式の前からいきなりコケてたしぃ。 「ちゃらいとか言われちゃうんで。」 とか言って、7〜8センチくらい髪を切ったそうですが、それでも十分にウザかったっすよね。 「残念な石川遼って感じ」 とか言われてました。 スノーボードはハーフパイプの平野歩夢もメダル候補らしいっすな。 何だかもう名前のセンスからして、成田童夢臭が半端無かったりするんですが、今井メロも本名は夢露っすよね? 弟の緑夢 (ぐりむ) が実はいちばん有能という話を聞いた覚えがあるんですが、どうなっちゃいました? 気になってググってみたら、 こんなの が引っ掛かったんですが、このネーミングのセンスは正直、嫌いではありません。 「国民的行事〜」 とか言ってた童夢クンも、オトナになりましたなぁ。 嫌いな食べ物は、納豆、イナゴ、ゲテモノ料理。 うん、童夢とはいい友達になれそうな気がします。 なれ寿司が好きな奴とか、友達になれそうな気がしませんからね。 好きな曲は、KREVAさんの「国民的行事」。 ブレませんなぁ。 で、緑夢くんの現況に関しては、よく分からなかったりしたんですが、でもって、童夢、夢露、緑夢に続く、夢四天王の一人、歩夢。 ぽむ? そんなポムポムプリン みたいな名前でいいのかぁ? …とか思ったら、さすがに違って 「あゆむ」 だったんですが、ま、悪くはないっすよね。 少なくとも 「ぐりむ」 に比べればまだ許せる範囲。 同じくオリンピックのハーフパイプの代表にもう一人、子出藤歩夢というのもいました。 名前はともかく、名字がレアっすな。 子出藤と書いて、ねでふじ。 全国36,608位で約80人。 あと、珍しい名前で言うと、スピードスケートのウィリアムソン師円とか。 日豪ハーフだからウィリアムソンは分かるとして、師円。 「しぇーん」 と読むそうです。 それで思い出したのがスキー・ジャンプの清水礼留飛。 日本にスキーを伝えたオーストリアのレルヒ少佐にちなんだ名前なんだそうですが、で、名字の清水は、清水の舞台から飛び降りるという願いを込めて付けられたのではなかろうかと。 スキーのジャンプ台って、 これ を見るとよく分かるんですが、実際のところは飛び上がるのではなく、飛び降りる競技だったりするんですよね。 飛び降りるというと、ちょっと語弊があるかも知れませんが、真横に飛び出して、いかに遠くまで落ちずに持ち堪えられるかを競う競技というか。 スキーのジャンプで、あまり死んだりする人がいないのと同様、清水の舞台というのも実はあまり大したことはなかったりするんですが、高さで言うと、たったの13m。 4階建てのビルの屋上レベルっすかね? 窪塚洋介クンがアイ・キャン・フライしたのが自宅マンションの9階(高さ26m)だったというから、ぜんぜん大丈夫なんじゃね? そんな気がしますよね。

 実際のところ、江戸時代に清水の舞台から飛び降りるという案件が234件ほど発生したそうですが、生存率は85.4%なんだとか。 きっかり200人が助かったことになりますな。 ヒマラヤのアンナプルナとか、130人がチャレンジして生き残ったのは77人なので、生存率は59.2%。 それに比べれば、ぜんぜん安全モードでありますな。 そもそも人間というのは、どれくらいの高さから飛び降りても大丈夫なのかというと、下が水なのか、土なのか、コンクリートなのか、底なし沼なのかでもぜんぜん違ってくるんですが、その研究成果が ここ にありました。 労働安全の世界では 「42Vは死にボルト」 と言って、それくらいの低い電圧でも感電して死んじゃう人がいるよ。 同様に 「1mは一命取る」 と言って、それくらいの 高さ…というか、低さでも落ちて死んじゃう人がいるよ。 そういった内容のビデオを見せられて、 「そんな奴おらんやろ〜」 とツッコミを入れられるのが常なんですが、ほら、言わんこっちゃない。 1mとか、余裕やんっ! 垂直跳び (サージェントジャンプ) の好記録とか言われているやんっ! 垂直跳びの好記録で、いちいち一命を取られていたら、おちおち垂直に跳んでなどいられませんが、ま、垂直跳びの場合は足から着地しますからね。 頭からいっちゃうと1mでも危ないかも知れませんが、4mで足を折ることがあるんっか。 ま、足の骨なんて、ちょっとスキーでコケただけで簡単にポキッといっちゃいますからね。 で、頭からいっちゃうと、5mの高さでも生存率は50%。 足からいっても、高さ20mだと生存率が50%。 となると、清水寺の13mというのは、度胸試しにはちょうど適切なレベル設定と言うことになるかも知れません。 50%だとまさに 「イチかバチか」 なんですが、85.4%ならロシアンルーレットの1発目と同じくらいの生存率だし、頭からいかなければ、きっと大丈夫。 ま、足軽なんかは足が軽いから、頭からいっちゃう危険性が高まっちゃうかも知れませんけど。

 で、 “着地” ではなくて “着水” の場合でも、安全限界は10mなんですな。 東尋坊の高さは約25mだから、ぜんぜん安全とは言えません。 ま、あそこの場合、よほど死ぬ気で助走を付けないと、水面に辿り着く前に、途中の崖に激突しちゃいそうな気もするんですが、で、76m : ゴールデンゲートブリッジの水面からの高さ。落水972名、生存者19名、生存率1.95%。 生存者、スゲぇぇぇぇぇぇ!  1mで一命取られてるんじゃねぇ! そんな叱咤激励が聞こえてきそうですが、とまあそんなことで、続いては怨霊です。 現時点でソチ五輪がぜんぜん盛り上がっていない以上、そっち以外に話を振って、場を持たせるしか無いんですが、菅原道真と平将門と崇徳天皇。 この3人が日本三大怨霊ですよね。 よく祟ります。 崇徳という名前からして、徳はあるけれども、祟る。 そんなキャラだとしか思えなかったりするんですが、瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わんとぞ思ふ。 祟り神の癖に、意外とロマンチックな歌を詠んだりもするんですが、嵐山にこんな百人一首ミュージアムがあったんですな。 ちっとも知りませんでした。 通販で詠み人の人形も売られてますな。 崇徳院 もあります。 こんな、ちっとも祟らなさそうなルックスでマニアが納得するとは思えないんですが、百人一緒。 イナバ物置とセット販売するといいんじゃないっすかね? 施設自体は任天堂が手を引いて、何だか地味になっちゃったっぽいんですが、あぶり餅の清涼寺 ( ← 前回 参照 ) も近いし、 天竜寺 なんかとセットで回ってみると、いいかも?

 で、ついでなので、京都の崇徳スポットも押さえておきたいところなんですが、色々と調べてみた結果、 安井金比羅宮 というところに激しくソソられるものを感じてしまいました。 この 縁切り縁結び碑 というのが、何か楽しそう♪ 「○○君と幸せに結婚できますように」という可愛いらしいお願い事から、「夫と浮気相手との縁を切って下さい」といった事まで云々。 そんなことが書かれておりますが、これなんかまだ可愛いらしいほうで、実態はもっとドロドロしている模様です。 ほれ 。 いや、これは興味深いっすなぁ。 縁切り縁結び碑の間をくぐるときには、ミニスカートでパンチラを披露してくれる女子までいらっしゃいました。 いや、この記述は別にどうでもよかったりするんですが、なかなかディープな人間関係を垣間見れそうです。 病気との縁切りにも霊験あらたからしいので、「切れ痔と縁が切れますように」。 そんな切実な願いを込める人がいるかも知れません。 で、形代(かたしろ) に書こうとして、 「えん」 って、どんな字だっけ? ド忘れして、ま、いっかぁ…と、省略形で祈願。 「切れ痔が切れますように」。 それを見た崇徳先生はありったけのパワーを発揮して、キレッキレの切れ痔技を炸裂。 出血大サービスだねっ♪ …ということで、今日のお話はおしまい。

 ということで今日はジョー・ゴードンなんですが、あ、スロープスタイルの角野友基クン、敗者復活戦みたいな準決勝で4位に入って、決勝進出っすかぁ。 …と思ったら、もう決勝まで終わってしまって、結局は8位入賞っすか。 友基はまだ17だから、次のヒラマサ五輪はちょっと期待出来るかも? 見た目はチャらいけど、きっちりお辞儀したりして、礼儀正しい好青年だという評価も得られたようだし、国母クンという反面教師のお陰で、世間から叩かれない処世術を身につけましたかね? で、悲願のメダル獲得を目指す上村愛子も7位入賞くらいで終わる気配が濃厚だったりするんですが、そういえば皆川賢太郎クンと結婚したのに、登録名は上村愛子のままなんですな。 賢太郎クンはバンクーバー五輪ではスタート直後に棄権して、【嫁4位】皆川賢太郎とは何だったのか?【夫4秒】 と書かれたりして何だか縁起が悪いので、回避したとか? いずれにしろ、ソチもぼちぼち盛り上がってみて何よりなんですが、とまあそれはそうと、ジョー・ゴードン。 地味っすよね。 個人的にジョー・ワイルダーとごっちゃになったりするんですが、比較検討した結果、ワイルダーのほうがワイルドではなくて、マイルドだー。 そんな結論に達したので、イメージとは逆。 そんなふうに覚えることにしたんですが、ま、そこまで無理して押さえておくほどのキャラでもなかったりするんですけど、両ジョーとも。 ま、通ぶりたい人にはウケがよさそうなんですが、とまあそんなことで、 『イントロデューシング・ジョー・ゴードン』 。 エマーシー盤ということもあり、原田和典クンは日本語ライナーでクリフォード・ブラウンについて触れておりますが、ジョーのほうがブラウニーよりも2つほど年上である模様。 で、ブラウニーの後任として、アート・ブレイキーのコンボに加入した模様。 まだ、ジャズ・メッセンジャーズを名乗る前の話でありますが、意外と立派な経歴の持ち主だったんですな。 で、ライバルとも言えるブラウンが自動車事故のため、若くしてお亡くなりになってしまって、不謹慎ながらチャンス到来っ! …とか思っていたら、自分のほうも1963年にホテルの火災で焼死しちゃったんですが、享年35歳。 十分に祟り神としてやっていけるだけの経歴の持ち主だと言えそうです。 もっとも、火事になっちゃったのは自分の寝たばこが原因らしいので、それで祟るのはちょっと筋違いのような気もするんですけど。 整体行けよ!

 ということで、1曲目です。 あ、とか言ってるうちに、モーグルの決勝、終わっちゃったんですな。 上村愛子は4位。 惜しぃぃぃぃぃぃ。 個人的には陰獣・里谷多英のほうがタイプなんですが、さすがにこれはちょっと可哀想。 4秒夫・皆川賢太郎の祟りっすかね? でもまあ、7位入賞予想が大半だった中、よく頑張ったと思いますが、決勝では割と攻めの滑りも披露したみたいだしぃ。 昔のスキーの経験からして、コブコブの斜面をコケずに下りてこれるというだけで尊敬の対象だったりするんですが、とまあそんなことで、 「トール・ブリッジ」 。 クレジットではゴードンのオリジナルということになっておりますが、実態はコールマン・ホーキンスが作った 「リフタイド」 という曲である模様。 エマーシーというレーベルは、こういうところが適当だったりするんですが、著作権絡みで問題になったりしないんですかね? アメリカとか、そういうところには五月蠅そうなんですが、ま、佐村河内クンのゴーストライターの人も印税を貰ってなかったみたいだし、けっこう適当だったりするとか? で、曲のほうはアレです。 ホーキンス作とのことですが、タッド・ダメロンにこんなの無かったっけ? そんな気がしないでもないバピッシュな作風でありまして、でもって、2管の絡みでテーマが演奏されております。 ちなみにテナーはチャーリー・ラウズなんですが、ハロルド・ランドを起用したブラウン=ローチ・クインテットに対抗した感じぃ? で、対抗と言えば、サザエさんによく登場する 「対抗馬さん=タイコおばさん」 が頭に浮かぶんですが、タイコがアート・ブレイキーなんですな。 ま、元の親分だから順当なのかも知れませんが、ピアノはジュニア・マンスだったりするし、何気にいいメンバー。 で、思ってたよりも荒削りで、ファンキーというよりはバピッシュな仕上がりだったりするんですが、ゴードン → ラウズ → マンスと続くソロは、ブラウニー → ランド → リッチー・パウエルと続くソレを、微妙にB級っぽくした感じ? ま、リッチー・パウエルなんて名前が金持ちなだけで、日本での人気はさっぱりだったりするので、ピアノ対決ではこっちのほうが上だと言えるかも知れませんけど。 で、終盤は tp→ds→ts→ds の4バースで大いに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、オーソドックスに正統的で、なかなかでありました。

 で、次。 クインシー・ジョーンズ作の 「レディ・ボブ」 。 ボブってボブ・サップのイメージしかなくて、レディの要素がどこにも無いような気がするんですが、よくよく考えたらボブカットのギャルというのは普通だし、個人的にはめっちゃ好みだったりもするので、まったく問題無し。 試しにボブカットで画像検索してみたら片桐はいりが出て来て、それはちゃうやろ! そう思わずにはいられませんでしたが、よく考えたら別にどこも間違ってはいないんですけど。 で、曲のほうはというと、ファンキー要素が大幅に加味され過ぎていて、聞いててちょっとクソ恥ずかしかったりもするんですが、で、ゴードンのラッパの出来具合も何だか微妙。 ま、ラウズが意外と悪くなかったりするのが儲けものなんですが、で、続くマンスは普通にいい感じで、でもって、テーマに戻って、おしまい。 エンディングが何だか無駄に気合いが入っていたりするのは、ま、ご愛敬ということで。 で、次。  「グラスホッパー」 。 これまたクインシー物っすな。 これまたポップ&ファンクで、好き嫌いが分かれる作風だったりするんですが、グラスホッパーだからと言って、バッタもんという訳でもなく、ゴードン → ラウズ → マンスと続くソロの出来はどれも良好。 で、終盤は tp→ds→ts→ds の4バースでそこそこ盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ま、王道っすな。

 ということで4曲目。  「フラッシュ・ゴードン」 。 ゴードンのオリジナルということになっておりますが、その実態はブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズが後年の十八番とする 「ザ・テーマ」 の異名同曲。 「いめいどうきょく」 で漢字変換したら、最初は 「忌め移動局」 とか出て来て、何だか忌々しい今井メロ。 そんな感じだったりするんですが、あ、スケートのウィリアムソン師円くん、人知れずこっそりと今ひとつだった模様でありまして、師円を支援した人達、がっかり。 ま、師円はまだ18だから、次があると思いますが、で、演奏のほうはというと、うーん、まあまあ? ゴードンのラッパがちょっぴり上滑りしておりますが、続くパーランのピアノは安定しているし、日本では人気さっぱりなラウズも、まずまず。 個人的にはけっこう好きなんですけどね、ラウズくん。 ラウズラウズラウズラウズラウズラウズラウズラウズラ…と、ずーっと言い続けると、いつのまにかウズラになって、プリティだしぃ。 で、終盤は tp→ds→tp→ds の4バースと、よく見ないと気付かないようなレベルで微妙に変化を付けてきているし、でもって、テーマに戻って、おしまい。 で、次。  「ブー・ビル」 。 ゴードン作曲とクレジットされておりますが、これだけは一応、マジもんであるようです。 と言っても 「チュニジアの夜」 のコード進行に基づいたナンバーで、メロディそのものも5割3分2厘くらいは “チュニ夜” だったりするんですが、トランペット、ピアノ、合奏パートを挟んで、ラウズ、再び合奏パートを挟んで、短く地味にベースの人。 そんなオーダーで続くソロはいずれも悪くない出来で、いいと思います。 で、次。  「ソチミルコ」 。 オリンピック、ソチ見る子たくさんで、ミルコ・デムーロ。 とりあえず曲名で1句詠んでみたんですが、今日の僕、ほとんどヤル気なし。 早く片付けたい一心だったりするんですが、曲そのものはラテン調で悪くはなくて、ちなみに作曲者は “Unknown” 。 阿武雲 (あんの・うん) とか、そういう人が作ったのではなくて、よく分からん。 そういうことなんだと思います。 演奏のほうは各自の良好なソロがフィーチャーされていて、とまあそんなことで、今日は以上です。

【総合評価】 まずまずでした。


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