THE REMARKABLE CARMELL JONES (PACIFIC JAZZ)

CARMELL JONES (1961/6)

THE REMARKABLE CARMELL JONES


【パーソネル】

CARMELL JONES (tp) HAROLD LAND (ts)
FRANK STRAZZERI (p) GARY PEACOCK (b) LEON PETTIS (ds)
【収録曲】

(01-03) I'M GONNA GO FISHING / COME RAIN OR COME SHINE / NIGHT TIDE
(04-06) SAD MARCH / STELLISA / FULL MOON AND EMPTY ARMS
【解説】 ( 2014年02月16日更新 / 連載 1,111回 )

 かっぱっぱ、ルンパッパ、かっぱ夜桜、かっぱっぱ♪ ということで今日は 『夜桜とキャバクラ』 。 そんなテーマでお届けしたいと思います。 漢字で書くとそうでもないんだけど、片仮名で 「ヨザクラ」 と書くと、テレクラ、イメクラに続く “第3のフーゾク” みたいだよね。 そんな気がしないでもないので、こんなタイトルにしてみたんですが、試しに 「ヨザクラ 風俗」 でググってみたら、風俗惑星 夜桜(ヨザクラ) 神奈川・横須賀市。 そんなのがヒットしました。 風俗惑星って何なのかと思ったら、どうやらフーゾク系のポータルサイトのようなんですが、 「風俗惑星を見た!」 とお店にお伝え頂くと 「特典サービス」 があります! …って、そんな恥ずかしい合言葉を言わなければならんのなら、別に正規料金でいいやぁ。。。 そんな気がしないでもありません。 とまあそれはそうと、夜桜。 まだまだ寒い日が続いて、関東甲信では記録的な大雪になったようですが、甲府市で114センチ、熊谷市で62センチ超えって、パネぇぇぇぇぇ。 コイツら、夏には平気で40℃近くまで温度が上がるのに、冬にはドカ雪って、何ともワイルドでありますなぁ。 桑名も夏はけっこうクソ暑くて、冬も三重県内ではわりと雪が降るほうなんですが、それでも20センチも積もればいいところ。 雪合戦と雪だるまは大丈夫なんですが、かまくらとか、夢のまた夢。 キャバクラもあまりぱっとしたのが無いし、そういえば昔、桑名出身のコゾクラとかいう魚名 (うをな) のオッサンがいましたが、旧名は “さんま¥98” でしたか。 「京都ラーメン紀行」 とか、そんなのを寄稿されて、正直ちょっと迷惑だったりしたんですが、この春、京都に夜桜を見に行く予定で、昼に何を食おうかと迷っている昨今、もしかしたら何らかの参考になるかも知れないので、ちょっと見直してみますかね? これ なんですけど。

 背景が何とも嫌な感じの青色で、見にくい事この上ないんですが、読み直した結果、大桑国道 (258号線) 沿いにあった 「くるまやラーメン」 というのが潰れて「天下一品」になった。 そんな情報が得られました。 ほぉ。 桑名にも 「天一」 、ありましたっけ? で、調べてみたら、既に潰れちゃってることが判明したんですが、桑名って、すぐにラーメン屋が潰れるというイメージがありますな。 しぐれ城のなれの果ての 「はまぐりラーメン」 も、ぜんぜん長続きしなかったし。 が、最近はわりと頑張っているラーメン屋もあったりするみたいで、 さっぽろラーメン桑名 とか、けっこう有名みたいです。 ま、ここは名前が桑名なだけで、札幌にあるさっぽろラーメンの店だったりするんですが、何でもいいけどラーメン屋って、どうして こういう 相田みつをっぽいのを筆書きで掲げるのが好きなんですかね? 人生訓より、イカくんのほうが好きな僕としては、如何とも理解しがたい趣向なんですが、で、桑名にあるラーメン屋というと、 麺屋はなび とか、 川出拉麺店 なんかが人気である模様。 川出のほうは海苔屋の息子がやっているようですが、桑名の海苔って、けっこうなブランドらしいっすな。 かいます吉郎クン も褒めております。 桑名は 「しぐれ蛤」 でも有名で、ま、実際のところはアサリの時雨か、シジミの時雨を食べることのほうが遙かに多いんですが、しぐれ屋さんの数も多くて、貝増商店という名前の店もあったりします。 で、この 「かいます吉郎」 という県会議員が貝増のおっさんで、屋号にちなんだ芸名を名乗っているのか、あるいはそれとはぜんぜん関係なくて、本名がたまたま 「貝増」 なのかは定かではないんですが、 三重県に多い苗字 にもランクインしてますな。 伊賀のほうが本場っぽいんですけど。 瀬古も入ってますが、ウザいことで全国的にその名を知られる瀬古利彦クンは、確かに地元民だったりします。 位田 (いんでん) とか、高校の同じクラスにいましたなぁ。 ここには入っていないんですが、中学の時には東雲 (しののめ) という風流な名前のギャルがいたのをふと思い出したんですが、全国で約700人。 けっこうレアだったんですなー。 可愛いとか、可愛くないとか、そういった次元を超越したルックスの持ち主だったと記憶しておりますが、お元気っすか? もし 「東雲 桑名」 でググって、このページに行き着いたりした暁には、メールでも頂戴♪

 とまあそれはそうと、京都のラーメン。 (その2) にはホテルの話も登場するんですが、 京都ホワイトホテル というのは初めて聞きました。 長々と (その3) に渡って長所と短所が書き連ねられているんですが、ちなみに京都の宿の場合、京都駅に近いというのはさほどアドバンテージではなかったりします。 繁華街はもうちょっと北の河原町あたりだったりするし、観光目的なら祇園や東山の辺りのほうが良さそうな気がするし。 ちなみに僕の場合は ここ で取り上げた、公の風呂がユルユルな 西山旅館 を確保。 ガイジンさんに人気の宿のようで、書道や折り紙といった日本の文化に触れることの出来るイベントも行われている模様です。 ほれ 。 「愛」 や 「鷲」 は分かるとして、 「オーバーガード」 という書道がちょっと斬新。 僕は子供の頃、家の近くの習字教室に通っていたんですが、途中で面倒になって、習字に行ってる振りをしてサボって遊び惚けていた結果、毛筆4級で終わってしまって、書道にはまったく自信なし。 折り紙のほうも昔は鶴と兜くらいは折れたんですが、今ではもう、すっかり忘れてしまいました。 あれ、ガイジンさんには無駄にウケがいいみたいなので、今のうちに勉強しておいたほうがいいっすかね? 西山旅館にお泊まりしている外人ギャルと仲良くなれる絶好のチャンスかも? 幸い、地元には こんなの があったりするんですが、難易度高そうっすなぁ。。。 未就園児から年少さん向け! この辺りをマスターして、ターゲットを外人の幼女に絞ったほうがいいかも知れません。 最悪、朝食の時に見せ場を作るという方向に持っていくしか無いかも知れませんが、湯豆腐が出るみたいですからね。 秘儀・箸で豆腐を食う! これだけで、ヤンヤの大喝采を浴びられるような気もするし、とりあえず これ でも買って、トレーニングに励もうかと。

 で、2日目は淡路島の南のほうの宿を押さえてあったんですが、ホテルニューアワジの日帰り入浴&ランチプラン共々、キャンセルしちゃいました。 淡路島まで足を伸ばすと、ほぼ1日潰れちゃうんですよね。 そっちのほうは夏に花火大会と絡めて行くことにして、今回は桜に全勢力を投入しようかと。 京都に2泊すれば夜桜も倍楽しめるんですが、ライトアップされているのは この辺り 。 前年度版なんですが、ま、今年もほぼ同様なのではなかろうかと。 平安神宮の紅しだれコンサートは僕が行く翌週になるみたいなので除外するとして、となると、祇園白川、清水寺、二条城、高台寺、円山公園あたりが定番&鉄板っすかね? 1泊目が京都市役所前駅の近くなので、地下鉄1本で何とかしようとするなら、二条城か高台寺が手頃かと思うんですが、ここに名前がない所だと、 岡崎疏水の桜回廊 というのもいいかも? 十石舟というのも出没するようで、千石イエス好きの僕からすると正直、100分の1くらい見劣りする気がしないでもないんですが、被写体としては悪くないかも? あと、 青蓮院門跡 というところも、よさ気ですよね。 門跡って、何だか問責決議案を可決されそうだし、門があった跡があるだけで、何にも無いんじゃね? そんな気配が濃厚に漂っているんですが、門跡 (もんせき、もんぜき) は、皇族・貴族が住職を務める特定の寺院、あるいはその住職のことである。 ほぉ。 意外と立派そうですな。 一応は本堂やら庭やらもあって、門の跡だけというワケでは無さそうなんですが、この (※画像はイメージです) が、本当にイメージ通りの出来であるなら、かなり期待が持てそうです。 ま、ステーキけんの社長みたいな ※写真はイメージです詐欺 の例もあることなので、油断はならないんですけど。

 ということで、1日目は青蓮院門跡に賭けて、余力があれば岡崎疏水も覗いてみることにして、で、2日目は高台寺か清水寺、あるいは二条城を攻めてみようか? そんな作戦を立ててみたんですが、で、色々を調べているうちに伏兵に出くわしました。 妙心寺退蔵院 春のお食事付き特別拝観 。 ほぉ。 妙心寺退蔵院って、何だか神妙な杉村太蔵っぽくて、今ひとつソソられるものがないんですが、吉本新喜劇にもいますよね、 たいぞう 。 TV番組のロケで絵を描き出し、絵の才能が開花する。今は芸人と画家の二束のわらじで活躍している。 …って、第2のジミー大西臭が半端ないんですが、退蔵院のプレミアムなお花見会のほうは、めっちゃイケてそう? ま、どうせ予約で埋まっているだろうと思ったら案の定、4月5日(土)と 6日(日)は、既に空きが “0” となっておりました。  7日(月)は 2月16日 AM7:45現在、まだ “33” の空きがあって、この日は有給休暇を取る予定なので大丈夫なんですが、生憎、既に 京都祇園 天ぷら八坂圓堂 のランチプランを予約しちゃったんですよね。 で、 夜バージョン のほうも恐らく駄目だと思ったんですが、意外とこちらはガラガラ。 4月6日の第2部のほうは “38” も空きがありましたぜぇ。 もしこのままなら、3人で夜の退蔵院を独占? で、残る2人は女子高生と女子中学生の姉妹だったりとか? 夢が広がりますなぁ。 無論、中2と小5の姉妹だったりしてもいいし、小2と幼女のペアだったりしても大丈夫なんですが、茶席から庭園を眺めながら 『ミシュランガイド』 で1つ星を獲得した精進料理専門店 「阿じろ」 の春限定のお料理を御膳仕立てでお楽しみいただきます…というのも、お楽しみ♪ ま、お食事時間が30分しか見てないので、あまり大したものは出てこないでしょうが、無駄に情緒はありそうですよね。 JR 「花園」 駅から徒歩約7分と、アクセスも悪くないし、秘密の花園状態で、超ワクワク♪

 ということで、速攻で申し込んでみました。 早い者勝ちなのか、抽選なのかは知りませんが、今のところは大丈夫そうな予感が。 で、問題はその日の宿をどうするかなんですが、その点に関しては楽観していました。 もう、落雁をかじりながら、楽観、余裕♪ …みたいな。 すぐ近くに妙心寺御用達の 花園会館 というのがあって、そこに空きがあるのは確認していたんですよね。 で、早速、そっちも押さえようと思ったんですが、じゃらんも楽天トラブルも、空室無し。うーん。。。 ちょっと焦ったんですが、でも大丈夫。 JTBのほうには空きがありました。 が、よくよく見ると、2食付きのプランしか無いんですな。うーん。。。 いくらショぼい30分の精進料理と言っても、そんなには食えないし、他に花園近辺に宿らしきものはないし、キャバレー花園なら桑名にあるんですが、そんなものがあっても何の役にも立たないし、うーん。。。 ま、京都駅からJRで10分くらいだし、そっちで泊まるしか無いっすかね? ホワイトホテルとか? 空きはあるんですよね、生憎。 が、さんま¥98クンの思う壺に嵌まるというのも何だか癪だし、うーん。。。 正直、ちょっと早まりました。 浅はかだった自分を蹴り上げたい思いでいっぱいでありますが、こうなったらもう、蹴上に泊まってやるぅ! ウェスティン都ホテル京都 を押さえてやるぅ! 1泊朝食付きで 22,800円と、決してお安くはないんですが、自棄を起こしちゃったんだもん。 ま、しょうがないっすよね? 地下鉄東西線に乗って二条で乗り換えれば花園まで行けないこともないし、ま、何とかなるっしょ? そうと決まれば南禅寺に近いからゼンジー北京に逢えるかも知れないし、桜の名所として知られる蹴上インクラインもすぐそば。 残念ながらライトアップは無いようですが、暗いのをいいことに 「暗いインクラインで、淫行ラインだねっ♪」 と、ラインで知り合ったオッサンと若いギャルが盛り上がっている場に遭遇するかも知れないし、 「京都御艶」 なんてフーゾク店もあるみたいだし、蹴上、悪くないかも? ちなみに、決められた 「合言葉」 を仰って頂けましたら、 基本コース料金に追加15,000円で、 オプション 5,000〜8,000円の物の中から、どれでもお好きなオプションを3つお選び頂けます…だそうですぜ。 5,000円のオプションばかり3つ選んでしまったら何の意味もないので、8,000円に突撃するしかありませんが、

 この割引制度をご利用の方は、 「オプションバイキング」 とご注文時に仰って下さい。 受付の者が 「ちりをむすんだものですが…」 と申しますので、お客様は 「おおきに、ありがとさん」 と仰って頂くのが合言葉となります。

 さあ、今年の春は、アホの坂田な気分で、雅 (みやび) な京都の夜をレッツ・エンジョイ♪

 ということで、今日はカーメル・ジョーンズです。 かっぱっぱ、ルンパッパ、かっぱ黄桜、かっぱっぱ、ボンピリピン、飲んじゃった〜、ちょっといい気持ち〜、かーめる、かーめる、かーめる、かーめる、かめる、める、める、今井メロ♪ いやあ、盛り上がってますなぁ、ソチ五輪。 加藤条治と長島圭一郎はアレだし、梨沙羅タンはまさかのメダル無しだし、すっかり落ち込んだ気分になってしまったんですが、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢クンが銀メダルっ! もうひとりの子出藤歩夢は転倒して、夢のポムポムこそ達成出来なかったんですが、平岡卓クンが銅メダルを獲得して、ヒラヒラのほうは大丈夫でした。 女子もほうも地味に頑張って、岡田良菜タンが5位入賞。 日本人女子では過去最高で、まさかの今井メロ超えっすか。 まさかの…と言っても、超えるべきハードルがあまりにも低かったんですが、ノルディックスキー複合の渡部暁斗クンの銀メダルは快挙でしたなぁ。 荻原次晴クンの号泣に、思わず貰い泣き。 この時点で既に十分だったんですが、男子フィギュアで羽生結弦クンの金メダル、キタぁぁぁぁぁぁぁぁ! 羽生の快挙に、はに丸くんも思わず、はにゃ〜。 もうこれで十分過ぎる程だったんですが、葛西紀明クンの銀メダル、キタぁぁぁぁぁぁぁぁ! 梨沙羅の金メダルは無いような気がしていたんですが、それ以上に葛西クンは9位くらいで終わるものだとばかり思っていて、正直、すまんかった。 そう、謝りたいと思います。 ジャンプの団体はもしかして、金、いけんじゃね? そんな気がしないでもないんですが、期待するとコケるのが目に見えているので、あまり楽観視しないようにして。 そういえば清水宏保と岡崎朋美の不倫現場を国際映像で抜かれておりましたなぁ。 さすがに劣化したと思っていた岡崎朋美が、まだぜんぜん大丈夫であることが判明したんですが、清水クンの笑顔も素敵過ぎっ♪ 条治と圭一郎には見習って貰わなければなりませんが、とまあそんなこんなで、カーメル・ジョーンズ。 端から活躍など微塵も期待されていないバイアスロンの日本選手みたいな立ち位置だったりするんですが、 『ザ・リマーカブル・カーメル・ジョーンズ』 、いってみましょう。 「ザ・注目すべきカメ嬢」 。 期待の新人のデビュー作といった感じなんですが、ハロルド・ランドとのコンビネーションはクリフォード・ブラウンを思い起こさせるものがあって、興味深いっすなぁ。 とまあそんなことで、演奏を聞いてみることにしましょう。

 ということで1曲目。  「アイム・ゴナ・ゴー・フィッシング」 。 「私は釣りに行こうとしています」 っすか。 どうしてそんな個人的な予定を歌にしようと思ったのか、理解に苦しむものがあるんですが、実はれっきとしたエリントン・ナンバーだったりして、しかもなかなかの名曲だったりするので、あなどれません。 管楽器コンビとピアノのコール&レスポンスなテーマはファンキーな雰囲気が横溢していて、で、何でもいいけどこの 「溢」 という漢字、たまに顔文字の素材になったりしてますよね。
(゚溢゚) ←こんなんとか。 無性にムカつく面構えだったりするんですが、でもってソロ先発はカメ嬢っすな。 ブラウニー直系のストレートな吹きっぷりで、ブルー・ミッチェルっぽさも感じさせるスタイルは日本人にはウケがよさそう。 なかなかの逸材ですな、こりゃ。 で、短いアンサンブル・パートを挟んで、続いてはハロルド・ランドのソロ。 この人、日本では過小評価されている気がするんですが、おつまみ界のカシューナッツと同じくらい、過小なナッツ。 美味いんですけどね、あれ。 それと同様、ランドくんもテナーを吹かせるとけっこう上手かったりするんですが、ここでもなかなかいい感じのソロを披露してくれております。 で、続くピアノはフランク・ストラッツェリとかいう、ローマ字カナ変換しにくい人でありますな。 寡聞にしてよく知らんので期待度ゼロだったんですが、普通にいい出来で、続くベースのゲイリー・ピーッコックのソロはさすがの安定感。 ちなみに葛西クン、屋台でピロシキを食って、下痢ピーになったそうですが、大人しく パルナス・ピロシキ にしておけばよかったのにぃ。 ま、銀メダルが取れたから結果オーライだし、パルピロパルピロパルピロパルピロ、モスクワの味〜♪ ソチの味では無いから駄目かも知れないし、で、終盤はトランペットとテナーの掛け合いでそれなりに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、なかなかいい導入部でありました。

 ということで、次。 …と、ここで緊急事態が発生。 今、僕が現場監督をやっている工事の件で役所の担当者から携帯に電話が掛かって来て、明日の朝までに書類を出せ! そんなご無体なご依頼が。 そんなぁぁぁぁぁ。 現在13時38分。 普通にやったらレビューとジャケ絵で夕方過ぎまで掛かってしまって、残された時間はあと僅か。 頼みの綱の下請の電気屋のオッサンは携帯に電話しても出ないし、オワタ。。。 メールを入れたのが金曜日で、何の反応も無いので、無事に審査を通過したものと思って油断していたんですが、このタイミングでっすか。。。 とりあえず最低限の仕事だけして、その場を凌ごうと思いますので、しばしお待ちの程を。 ・・・・・・・・・・・。 あ、3回しつこく電話をしたら、さすがに観念したのか、電話に出てくれました。 とりあえず優秀なエンジニアに丸投げしておいたので、後は良きに計らって頂けるのではなかろうかと。 ということで、気を取り直して 「カム・レイン・オア・カム・シャイン」 。 日本名 「降っても晴れても」 、通称 “降り晴れ” でありますな。 パルナス降り晴れ、パルナス降り晴れ、パル降りパル降りパル降りパル降り♪ ということで、次。 …って、さすがにそれでは心が痛むので、簡単に解説をしておくと、バラードでありますな。 ベースによる地味なイントロに続いて、カーメルがワン・ホーンでテーマを吹奏します。 ブラウニーの 『ウィズ・ストリングス』 の紐無しだと思って頂ければ、大体のイメージが掴めるかと思いますが、概ねそういった雰囲気です。 鋭利ではないが、ハート・ウォーミング。 そういったタイプですな。 とまあそんなことで、おしまい。 4分30秒の、ほんのちょっとした小さなプチ小品でありますな。 ちなみに1曲目は11分13秒もあった模様。 ぜんぜん長さを感じさせなかったのは、それだけ中身が充実していた明石焼き。 そういうことではないかと思うんですが、で、2曲目はあっさり目で正解。 あさりの時雨煮とか、そういうのでいいんですが、ここまでのところ、順調な仕上がりでありますな。

 で、次。 地味な接着剤系ベーシストであるジミー・ボンドのオリジナルであるものと思われる 「ナイト・タイド」 。 内藤、態度悪いと、叩かれる。 素直に1句詠んでみたんですが、亀田大毅に負けたものの、態度がいいと褒められた内藤大助は、今ごろ何をしてるんでしょうな? ちなみに 「態度が悪い」 でググると、前田敦子、板野友美、AKB48、医者、警察官、石川遼、佐川急便、後輩、看護婦…と、関連ワードの候補が出て来たりするんですが、で、曲のほうはどうかというと、速いテンポのシンプルなファンキー・チューンといった感じで、なかなか。 短いテーマの後、最初にピアノのソロが出るという趣向も、なかなか。 で、以下、カーメル、ランド、下痢ピーの順で各自の良好なソロが披露されて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 4分02分という、ほんの小さな出来事なんですが、こじんまりと綺麗にまとまっていて、なかなか。 で、次。 カメ嬢のオリジナルで、 「サッド・マーチ」 。 微妙に 「ブルース・マーチ」 っぽいのはお慰みなんですが、ま、 「哀しみ」 と 「ブルース」 はニアリーイコールみたいなもんですからね。 ちなみにニアリーイコールが ≒ なのは日本だけなんだそうで、国際的には − の上に 〜 が乗ったような記号を使うんだとか。 で、 「ブルース・マーチ ≒ ブルマ」 より、 「サッド・マーチ ≒ サド魔」 のほうがやや控え目な雰囲気なのは、作曲者のお人柄ではないかと思うんですが、ソロではそれなりの個性を発揮しているハッキネン。 そんな感じだったりして、で、続くハロルド・ランドのテナーはベニー・ゴルソンみたいにクドくはなくて、功徳を感じさせる工藤くん。 そんな仕上がりとなっております。 で、普通にいい感じのピアノのソロがあって、終盤はテナーとトランペットの4バースで大いに盛り上がる…のかと思ったら、すぐにテーマになっちゃったんですが、とまあそんなこんなで、おしまい。

 で、次。 16時11分現在、まだ電気屋の優秀なエンジニアからは何も言ってきませんが、ちゃんとやってくれてるよね? 休みの日に面倒な仕事を押し付けられて、自棄酒なんか飲んでないよね? まだまだ慌てる時間ではないんですが、ここで気持ちを落ち着けて、しっとりとしたバラードでも。 ということで、 「ステリーサ」 。 カーメルくんのオリジナルなんですが、歌物っぽいセンスに溢れた、なかなかの佳曲。 この人、スローなテンポになると、クリフォード・ブラウンっぽさが濃厚になるんですが、ブルー・ミッチェル風なところもあったりして、なかなか。 続くランドとピアノの人も、なかなか。 ゲイリー・ピーッコックのソロは地味過ぎてちょっとアレなんですが、下手に浮かれてアルコをやられるよりはぜんぜんマシだし、とまあそんなことで、テーマに戻って、おしまい。 いや、気分が落ち着きましたなぁ。 ということで、ラスト。 歌物ナンバーの 「フル・ムーン・アンド・エンプティ・アームズ」 。 原曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だとか何とか。 佐村河内守先生作曲 (※この楽曲はイメージです) の、交響曲第1番 “HIROSHIMA” に匹敵する名曲でありまして、フレディ・ハバードなんかも取り上げてますよね。 このカメ嬢版もアルバムの最後を飾るに相応しい、卓越した竹内択。 そんな仕上がりだったりして、とまあそんなこんなで、今日のところは以上です。

【総合評価】 全6曲、寸分の隙も無し。 カーメル、凄ぇぇぇぇぇ♪ ランドもイケてるぅぅぅ! ピアノと下痢ピーの人も頑張っていて、隠れた裏名盤でありますな、こりゃ。


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