HERBIE MANN AT THE VILLAGE GATE (ATLANTIC)

HERBIE MANN (1962/12)

HERBIE MANN AT THE VILLAGE GATE


【パーソネル】

HERBIE MANN (fl) HAGOOD HARDY (vib) AHMAD ABDUL-MALIK (b) RUBY COLLINS (ds)
RAY MANTILLA (conga,perc) CHIEF BEY (african-ds,perc) BEN TUCKER (b) <#1>
【収録曲】

(01-03) COMIN' HOME BABY / SUMMERTIME / IT AIN'T NECESSARILY SO
【解説】 ( 2015年11月08日更新 / 連載 1,187回 )

 秋の京都旅行がいよいよ来週に迫って来ました。 毎回、その話ばかりで、読んでいるほうとしては飽き飽きしていると思いますが、泊まる宿とか、予約したメシ屋とか、毎週毎週、話がころころ変わっていて、まったく意味が無かったりするしぃ。 揺るぎが無いのは予約の取り消しが効かない11月13日(金)の 修学院離宮 と、15日(日)の 妙心寺退蔵院 と、料金の記載ミスに付け込んで、格安で泊まれることになった14日(土)の ホテルカンラ京都 くらい。 最後のは別にキャンセルしようと思えば可能なんですが、通常なら 66,000円 (税込) くらい取られそうなプランが 21,000円ですからね。 勿体なくて、捨てきれません。 しかし何ですな。 いくら、紅葉シーズンまっさかりの京都の土曜日のお一人様のデラックスルーム (53平米) の朝食付きとは言え、随分と強気な価格設定でありますな。 そうでない時期の平日だったら 33,500円くらいだったりするんですが、倍率ドン! 更に倍! それに近いっすよね。 京都の紅葉のピークは11月23日からの3連休あたりだったりするんですが、その日とかだと 76,000円っ! いくら自分のところのミスとは言え、そんな部屋に 21,000円で泊まられちゃうのは、どう考えたって悔しい。 理不尽過ぎて、許せねぇ! そんなふうに思ってしまったのか、つい先日、予約確認のメールが届きました。 その内容を要約すると、ご宿泊日は 11月13日(金) から1泊だと承っておりますが、それでいいよな? …みたいな。 思わず 「うんっ♪」 と返事をしそうになったんですが、ん? ここを押さえたのって、土曜日の夜じゃなかったっけ? 改めて確認したら、 14日(土)からで間違いなかったんですが、危ない、危ない。 釣られて、ついうっかり返事をしようものなら、「あー、今、うんって言ったぁ! 13日(金)だよね? 間違いないよね? え、土曜日? そんな話、聞いてねーよ!」 そう、突っぱねられちゃうところでありました。 「え? 14日の土曜日だよね?」 その旨の返答をさせて頂いたところ、 「やっぱり、そうだよね。。。」 みたいな感じで、わりと素直に引き下がってくれたんですが、何らかの手違いで 13日からということにされていた可能性もありますな。 え、14日? 聞いてねえょ! 部屋、空いてねぇよ! ヤベぇよ! ダブルブッキングっすか? やってしまいましたなぁ。。。

  不倫したい、君とならば〜、愛してる、そのことに嘘はない♪ フー♪ なかなかの名曲っすよね、郷ひろみの 「Wブッキング」 。 ラテン系でノリノリだったりするんですが、 「フー♪」 とか言ってる場合じゃねぇ! ホテルの中の人、真っ青。 金正男 (きん・まさお) も、真っ青。 そんな光景が目に浮かびますなぁ。 ま、僕としては、他のホテルさえ紹介して貰えれば、別にそれでいいんだけどぉ。 あ、そういえば、スイートの部屋だけはまだ空いていたような気がするんだけど、いや、別に、そこに泊めろと言ってるワケじゃないっすよ? さば君、にっこり。 ザ・カンラスイート (103平米) に泊まれる、絶好のチャーンス♪ …とまあ、そんな展開に密かに期待してたりするんですが、で、13日の宿は、どういう話になってましたっけ? 堀川インという、ちょっぴり堀川クン (←ワカメの同級生) っぽいところを押さえた。  先週の時点では、そういうことになっていたかと思うんですが、またまた気が変わりました。 色々と紆余曲折はあったんですが、現時点では ブライトンシティ京都山科 にしようか? そんなふうに思ったりしております。 大浴場 があるというのが、ポイント高いっす。 どうせならモデルは父と息子ではなく、若妻と幼女にして欲しかったところなんですが、で、大浴場がひとつしかなく、男女入れ替え制だったりするのも、ちょっぴりマイナス・ポイント。 僕が泊まるのは平日だから、女性 17:00〜21:00、男性 21:30〜24:00という区分でありますな。 二条城の金魚とかを見ていたら、それくらいの時間にはなるだろうし、男性が後ということは、若妻や幼女のエキスが沁みだした湯に浸かるチャーンス♪ そう、前向きに捉えることも出来ますよね。 オッサンのエキスがまだ溶け出していない 21:30を狙って行くのが得策と言えそうですが、で、色々と考えたこの日の夕食も、面倒なのでホテル内で済ませることにしようかと。 これ っすな。 一人バイキングとか、ちょっと寂しいこのがあったりするんですが、 「鱈白子の玉締め」 とか、そういう苦手なものを無理に食わなくてもいいというのは、ちょっと気楽ではあります。 メインディッシュを選べるというのも、いいっすなぁ。 +200円でサーロインステーキとか、いくしかないっしょ? が、下手なオージービーフの固いステーキより、国産牛のプレミアムハンバーグのほうがよかったりするかも? しいたけや玉ネギのソテーをしっかりと混ぜ込むとか、余計なことをしてくれちゃってるのがちょっとアレなんですが、ステーキのほうは昼飯で賄うという手もありますよね。 こちらのほうも紆余曲折しまくりだったりするんですが、とりあえず2日目の昼は これ を押さえました。 8,250円のプランなら “国産黒毛和牛A5フィレ又はサーロインステーキ” と “焼き野菜” なので、超高級なお肉と各種のお野菜を焼いて貰えるものと思われるんですが、ま、ランチだから、素性の知れない肉と “焼きもやし” で、いっかぁ。。。 そんな気がしております。 素性の知れない肉も、酢醤油で食えば、けっこうイケますよね? ここの自家製ステーキソースは酢醤油とはちょっと違うっぽいんですが、ま、大丈夫なのではなかろうかと。

 で、メニューの中では唯一 “ラタトゥイユ” というヤツの素性が知れないし、ローマ字カナ変換も、ちょっとやりにくかったりするんですが、ラタトゥイユ、ラタトゥユ (フランス語: ratatouille) とはフランス南部プロヴァンス地方、ニースの野菜煮込み料理である。玉ねぎ、ナス、ピーマン、ズッキーニといった夏野菜をにんにくとオリーブ油で炒めて、トマトを加えて、オレガノ、バジル、タイムなどの香草とワインで煮て作る。うまみを出すためにベーコンなどの肉類を入れたり、唐辛子を用いる工夫がある。 ほぉ。 写真にある、真ん中あたりの白い容器に入った赤いやつがソレっぽいっすな。 「※写真はイメージです」 なので、実物はぜんぜん違って、もっとシメージみたいな茸が出てくる恐れもあるんですが、個人的にはシュミーズのほうがいいかな? そんなふうに思ったりもします。 「シュミーズの次郎長」 とか、そんなイメージ。 で、1日目のブランチは これ で、2日目の夜は これ 。 あれこれと悩みまくった結果、結局はここに落ち着きそうです。 湯豆腐と、湯葉と、海老や里芋なんかを炊いたん。 京都らしいと言えば、らしいんですが、今ひとつ似通っていて、インパクトがありません。 朝や昼ならまだしも、永観堂の晩飯がちょっと弱いんっすよねぇ。 天麩羅も無さそうだしぃ。 ライトアップの添え物なので、仕方が無いところではあるんですが、その後 ここ に寄って、1杯のカクテルとソーセージの盛り合わせで、精進落としをする所存なんですが、よって、ホテルカンラのダブルブッキングの件、替わりにウェスティン都ホテルの部屋を押さえてくれるというのでも、ぜんぜん構わないんですけどね。 というか、むしろそのほうが好都合だったりするんですが、 和洋折衷スィートルーム で、手を打ちますかね? 和洋折衷ならマサチューセッツ工科大学ほど高価ではないと思うし、わりと謙虚な提案ではないかと思うんですが、で、最終日は退蔵院で、ミシュランも認めた精進料理店 「阿じろ」 による特別メニュー、お昼の松花堂弁当っすな。 松花堂弁当って、イトーヨーカ堂の弁当とりは高価っぽくて、悪くはないと思うんですが、所詮は精進料理なので、肉っ気には期待が持てません。 せいぜい、豆腐を加工して、雁の肉っぽくしようと頑張った “がんもどき” が出ればいいほうなんですが、所詮は豆腐、腐っても豆腐。 旅の最後を飾るにはちょっと力不足のような気が…。

 ということで、最後にもう1件だけ店を押さえることにしたんですが、 アフタヌーンティー特集 とか、こういうイメージの奴。 「午後の紅茶」 とか飲むんっすよね、優雅に、お洒落に。 この3段の奴は “ティースタンド” というものだったんですな。 これ、体験したことあるぅ♪ どこでなのかというと、 ここ 。 午後ティーではなく、朝食用にこれが出て来たんですが、本来はスコーンとかを載せて食うものだったんっすな。 美味しいっすよね、湖池屋のスコーン。 和風バーベキューとか、下品で濃い味のヤツが好きだったりするんですが、京都でこういうアフタヌーンティーが楽しめる場所はと言うと、 ここ とか。 歴史上の多くの貴人が愛した保津川や四季によって移ろいゆく嵐山の景色をテラスから望めます。 おお、めっちゃエエやん♪ で、アフタヌーンティーセットのお値段はというと、3,637円っ♪ 高っ! 京の茶 焼き菓子、京上生菓子、柘榴餡みつ。 それら、おやつ系の食い物のほかに、八翠特製 オープンフェイスサンドイッチや、京野菜タパスと言った軽食も付随するようですが、それにしても、高っ! 京上生菓子か? コイツがあるから高いんか? 大阪下干菓子とかやったら、もうちょっと安いんか? ま、そんなものは、いくら 安くでもあまり食べたくはなかったりするんですが、こりゃ、お値段の6割7分くらいは場所代と言った感じでありますなぁ。。。

 …とか思っていたら、普通の街中とかでも、けっこうなお値段だったりするんですなぁ。 これ とか。 高っ!! 「茶寮 八翠」 が、めっちゃお値打ちに思えてしまうほど、高っ! フォアグラか? フォアグラのムースとリンゴのキャラメリゼをタルトタタン風にしちゃったが為に、こんな法外な値段になっちゃったのか? あと、 “ラム酒風味のババ” って何や? 関西人にとっては、“ババ = ウンコ” だったりするんですが、それがラム酒風味って、どういうことや? いずれにしよ、たとえ、お値段のほうがそこそこだったとしても、個人的にはフォアグラがタルトタタン風な時点でパスなんですが、とまあそんなこんなで、 こちらのほう を押さえることにしました。 15日(日)は既に満席になったようなので、画像は14日になっておりますが、アイス2種と煎茶のセットで、 1,200円。 何と適正な価格なんでしょうか。 アフタヌーンティーとはぜんぜん違ったりするんですが、これで十分っすよね。 紅茶じゃなくて煎茶というのも、ポイントが高いっす。 紅茶とか、いちいちマナーが難しそうで、ちょっと敷居が高かったりするんですが、煎茶なら畳の縁 (へり) くらいの高さっすよね。 昔、うちの会社に仙石さんという、千石イエスなオッサンがいて、通称 “せんちゃん” と呼ばれたりしていたんですが、煎茶は 「せんちゃん」 と同じくらい親しみが持てたりします。 ちなみに仙石さんは “スーツを着て下水のマンホールに入る” という技が得意だったそうです。 当然、一張羅がウンコまみれになっちゃうんですが、 「そうまでして!」 と、役所の人が感動して、それで営業成績の向上に繋がるんだとか。 で、役所の人がいなくなったところで作業着に着替えるそうですが、そういうのを 「本末転倒」 と言うんっすよね。 “せんちゃん” に学ぶべき点は多いんですが、で、このセットって、アイスクリームが2種で 535円、煎茶が 702円。 そういう割り振りだったりするんですな。 煎茶、高っ! たかがお茶の分際で、馬鹿になりませんなぁ。 「お〜いお茶」 とのセットでいいから、600円にしてくんね? そう言いたくなっちゃいますよね。 ま、宇治産京煎茶らしいので、それなりに高級であるものと思われ、ウジウジ言わずに楽しもうと思うんですが、ちなみに この店 だったりするんですけどね。

 京のおぞよ。 何だか、おぞましい響きだったりするんですが、100年前の京町家で、すぐ前に川も流れたりしていて、なかなか雰囲気はよさそう。 「おぞよ」 というのは、いわし梅煮とか、海老豆ちりめんとか、にしん甘露煮とか、そういった系の食い物のようで、もし、この店が潰れちゃったとしても、個人的にまったく惜しくはなかったりするんですが、ここは魚の西京漬けも作っているんですな。 となると、潰れて貰っては困ります。 個人的にサカナはあまり好きではなかったりするんですが、それは基本、頭だとか、皮だとか、目玉だとか、内臓だとかといった部位が駄目なだけで、切り身の状態であれば、ぜんぜん大丈夫。 中でも西京漬けは最強であると言っていいんですが、ということで、お土産用に通販で頼んでみることにしました。 銀だら・鯖・サーモンの3種6切れセットのやつ。 配達日時を指定したので、さば君が帰宅するちょっと前に、最強のサバがタラちゃんと鮭クンを従えて家に届くのではなかろうかと。 楽しみ♪ とまあそんなこんなで、来週のこのコーナーはお休みさせて頂きます。 宿で頑張って小ネタくらいは書こうかと思っているんですが、ま、10分くらいで飽きるに違いないので、あまり期待はしないで下さい。 とまあそんなことで、んじゃ、行ってきま〜す♪

 …と、その前に後半を片付けなければなりませんが、今回からフルート編となります。 人材些少の為、すぐ終わっちゃうと思いますが、まず手始めはハービー・マン。 シェリー・マン、ムーニーマンと並ぶ、ジャズ界 “3大マン” のひとりっすよね。 最後のは “おむつ” じゃね? そんな気もするんですが、 これ とか。 さすが、センターを張るだけあって、真ん中の幼女は可愛いっすな。 ムーニーマンとムーニーパンツの、2つのタイプがあるんですな。 「ムーニーパンツ」 でググると、サジェスト機能で 「漏れる」 と出て来て、ちょっとコーフンしてしまったんですが、あと、「ムーニーパンツスーパービッグ中学生」 とか。 それが女子中学生なのか、男子中学生なのかで、大きくイメージが変わってしなうんですが、んーと、 これ ? 正直紙オムツ (ムーニーパンツ) しといて助かった事も何回もあるのですが…って、助かったこと、何回もあるんかいっ! しかも、通信制高校に通う女子生徒まで愛用しているとは。 「あわせて知りたい」 のところがパンツ系のネタばかりで、マニアにとっては、たまらんっ♪ そんな状況だったりするんですが、僕にはまったく興味がない話なので、先に進みましょう。 ということで、 『ハービー・マン・アット・ザ・ヴィレッジ・ゲート』 。 有名っすよね。 ハービー・マンって、これだけの一発屋だよね。 そんな印象すらあったりするんですが、全部で3曲しか入っていなくて、勝負が早そう。 そんなところが僕の心を掴みました。ジャケ絵を書くのも簡単そうだしぃ。 フルートにヴァイブにベースにドラムスに、後はコンガだとか、アフリカンドラムやらが加わった変則的な編成だったりするんですが、とまあそんなこんなで、では、演奏を聞いてみることにしましょう。

 まずは、 「カミン・ホーム・ベイビー」 。 ベーシストのベン・タッカーが書いた、わりと有名なナンバーなんっすが、この1曲だけ作曲者もゲスト (?) として、参加している模様です。 ちなみにレギュラーのベース弾きはアーマッド・アブダル・マリク。 俳句の題材によさそうな名前っすよね。 「ああ、まだアブ出るぅ。」 真理子、露天風呂で叫ぶ。 …みたいな? 「アブ 露天風呂」 で画像検索すると、ちょっとエロいのが出て来たりするんですが、わりとよく出るらしいっすな、アブ。 幸い、僕はまだ遭遇したことがないので、それがどういうヤツなのか、よく分かって無かったりするんですが、 「虻蜂取らず」 の前者のほうっすよね? えーと、 これ っすか。 アブは蚊のように血を吸うのではなく、鋭い口で獲物の皮膚を切り裂いて血を吸うので、アブに襲われたら大変痛みます。 うわぁ、何て嫌なヤツ。 真理子ちゃんが叫ぶのも当然なんですが、とまあ、それはそうと 「カミン・ホーム・ベイビー」 。 カモン、ホモ、ヘイヘイ♪ いや、絶対に近寄ってきて貰いたくは無いんですが、シンプル&ファンキー。 そんな曲調だったりしますよね。 ベースで始まり、そこに打楽器が加わって、祝祭的なムードが高まったところで、フルート片手にマン君が登場。 軽やかにテーマを吹いて、やがてそこにヴァイブも入って来て、いや、これはなかなかいい雰囲気でありますな。 寛ぎまくった阿部寛。 そんな空気が漂っております。 その後、ゆるゆるなフルートのソロがしばし繰り広げられて、で、続いてハグード・ハーディとやらのヴァイブ・ソロがフィーチャーされます。 あまり聞いたことがない名前なんですが、唸り声も交えて、なかなかの熱演ぶりでありますな。 その後、恐らくベン・タッカーと思われる人のウォーキング・ベースが出て来るんですが、テーマのメロディを巧みに取り入れたりして、こちらもなかなかの好演で、コーエン兄弟も納得。 「ビッグリボウスキ」 とかを作った映画監督っすよね、コーエン兄弟。 びっくりするほど棒が好きな人の話なのかと思ったら、ビッグなリボウスキしか出て来なくて、ちょっと期待外れだったんですが、というか、そんな映画、見たこともないんですけどね。 コーエン何とか長官とか、そんな人、いなかったっけ? そう思ってググってみたら、この兄弟がヒットしたんですが、とまあそんなことで、テーマに戻って、おしまい。 8分37秒という、わりと長めの演奏なんですが、まったくそれを感じさせないリラックスしたラックス・スーパーダメージリペア。 そういったアレでありました。

 ということで、次。  「サマータイム」 。 超有名なフォーク・オペラ 『ポーギーとベス』 からのナンバーでありますな。 ここ に、お姉さんが歌っている動画がありました。 想像を遙かに超える高音っぷりに、ちょっと引いてしまいましたが、右側の動画一覧のところに 「全力ケムール坂」 というのと、サザエさんの 「全自動タマゴ割機」 があったので、思わず見入ってしまいました。 相変わらず大人気ないっすなぁ、波平は。 何でもいいけど、「大人気 (おとなげ) ない」 と 「大人気 (だいにんき) ない」 って、まったく同じ漢字で紛らわしいっすよね。 ま、波平さんは大人気ないのと同時に、あまり大きな人気もなかったりするので、どちらも同じようなものだったりするんですけど。 何でもいいけど 「なみへいさん」 で漢字変換しようとしたら 「波へ遺産」 と出ちゃったんですが、それはそうと 「サマータイム」 。 これって、けっこう歌詞がくだらないんっすよね。 これ 。 個人的には 「お前の父ちゃん、金持ちで、お前の母ちゃん、とっても美人♪」 という訳のほうが好きだったりするんですが、ストーリーを読むと何ともディープで、物悲しいものがあったりしますよね。 クララとか、名前からして病弱で、車椅子生活を余儀なくされているっぽいっすよね。 で、ようやく自分の脚で立てるようになったと思ったら、夫婦もろとも、海で溺れて溺死っすかぁ。 あまりにも悲惨過ぎて、筆算もやりたくなくなるレベル。 もともと、計算とかまったく得意ではなかったりしますからね。 …とまあ、曲の背景はけっこう陰鬱なものがあったりするんですが、マン君の演奏は、あくまでも能天気。 ヴァイブとベースとパーカッションの絡みが知的クールなイントロに続いて、マン君がテーマを奏でるんですが、とっても軽やかなカロヤン。 そんな感じだったりして、毛も生えちゃいそうです。 ちょっぴりボサノヴァっぽい、ダルな空気がいいっすな。 緩いようでいて、次第に熱を帯びてくるところは、ライブの醍醐味と言っていいかと思うんですが、続くハグード・ハーディ君のヴァイブ・ソロも極めて良好。 僕の持っている国内盤CDでは “ハグード” という、カワハギの皮、剥ぐどぉ。 そういった趣向の持ち主であるっぽい表記がされているんですが、 Wikipedia では “ヘイグッド” となっておりますな。 何か、違う人のような気もするんですが、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 10分18秒という、わりと長めの演奏なんですが、まったくそれを感じさせないリラックスした、以下略。

 ということで、ラストっす。 全部で3曲だと勝負が早くていいんですが、これまた 『ポーギーとベス』 からのナンバーで、 「イット・エイント・ネセサリリー・ソー」 。 Wikipedia では 「そんなことはどうでもいいさ」 という、ちょっぴり投げやりな邦題が付けられておりますが、個人的には 「いつもそうとは限らない」 のほうが “so” と “そう” で韻を踏んでいて、いいと思うな。 そう、宗兄弟が言っておりましたが、茂 (しげる) のほうなのか、猛 (たけし) のほうなのか、あるいは寛 (ひろし) なのか。 宗寛 (そう・ひろし) って、そんな兄弟はいなかったような気がするんですが、 阿武隈川宗寛工場 。 そういうのはあるみたいです。 わざわざリンクを貼るまでもない、どうでもいいネタだったりするんですけど。 で、演奏のほうはというと、爽快ノリノリ系。 ミディアム・ファストでテーマが演奏されて、後はひたすらマン君のソロがフィーチャーされるという、そういうアレなんですが、パーカション・チームがなかなかいい感じで盛り上げに寄与しております。 「ヘイ♪」 とか 「フー♪」 とか、時折そんな声も聞こえてきます。 ハグード君、もしくはヘイグッド君の唸り声付きヴァイブもグルービーだし、「トムとジェリー」 の真ん中の話に出てくる犬はドルーピーだし、で、かなりディープなベースのソロや、打楽器との絡みなんかもあったりして、テーマに戻って、おしまい。 19分55秒というかなりの長尺物で、さすがに長さは感じられるんですが、永沢君の家みたいによく燃えているので、ま、いいかな? …と。 とまああそんなことで、今日のところは、おしまい♪

【総合評価】 ま、気楽に聞ける感じで、いいんじゃないっすかね。 ヴァイブの人も頑張ってるしぃ。 ということで、後は京都行きの日を楽しみに待つだけですな。 工事写真とか、報告書とか、書類作成の仕事が溜まりまくっていたりするんですが、それはまあ、帰ってきてから考えるとして。 週間予報を見たら土曜日は雨っぽくて、金曜日と日曜日はドン曇りみたいで、ちょっぴりテンションが下がってしまっているんですが、とりあえずまあ、行ってきま〜す♪


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