( 前回 までの粗筋 ) 仙台駅前のパルコの中の店で昼飯を食った。 鎌先温泉というところに泊まって、翌日は益岡公園を散策した。 …ということで、次。 桜が見頃だったら、今回の旅のハイライトになったに違いない 白石川堤一目千本桜 。 残念ながら見頃にはほど遠く、 「しんせい」 とか 「エコー」 レベルだったりしたんですが、桜というのはタイミングが難しいっすよね。 去年は既に花が散ってしまって、 「わかば」 状態だったし、とまあそんなことで、 船岡城址公園 。 こっちをメインにするか、大河原駅から船岡駅まで、川沿いリバーサイドを散策するかで迷ったんですが、千本桜にはまったく期待が持てそうになかったので、船岡クンのほうに行ってみることにしました。 ま、一応は公園という名前が付いていることだし、桜が駄目でも、何かあるんじゃね? そんな淡い期待を抱いた上での選択だったんですが、ただ、所詮は “城址” ですからね。 何にもなくて、城の跡しかなくて、う〜ん、城址 (じょうし) ショック。 by 島木譲二。 そんな可能性が高いような気もするんですが、とりあえず、ま、行ってみましょうかぁ。 白石駅から仙台方面行きに乗ると、3つくらい先が大河原駅。 そこから次の船岡駅まで、この時期は徐行運転してくれたりします。 車窓からも花見が楽しめるようにという粋な計らいなんですが、ぜんぜん咲いてないのに、タラタラ走ってんじゃねぇよ! そんな、荒んだ気持ちになってしまいます。 で、船岡駅で降りて、そこから歩いて城址公園を目指します。 15分くらいのようです。 この時期、 「さくら祭り、こっち→」 みたいな看板があちこちに立てられているので、道に迷う心配は無いんっすが、ぜんぜん咲いてないのに、桜を祭ってんじゃねぇよ! 再び、そんな思いに駆られたりもするんですが、道中は普通の地方都市の郊外やな。 そんな雰囲気だったりして、あまり大して面白くもないし…。 そうこうするうちに、公園の麓みたいなところに到着〜。 もしかして、やっぱりここから坂を上ったりしなければならんのですかね? 益岡公園 = 白石城址もそうだったんですが、城って、意外と小高い山の上にあったりするんですよね。 それ、意外でもないでもないじゃん。 そんなふうに思われるかも知れませんが、地元の桑名城 (の跡) は、海抜ゼロメートル地帯のようなところにあったりするので、それが普通やろ? そんなふうに誤解したまま、大きくなってしまったんっすよね。 船岡城の上のほうに至る道は、けっこう急な上り坂で、ちょっと気が滅入るんですが、ここまで来た以上は、頑張って上るしかありません。
ということで、登頂完了〜。 上った先は “三ノ丸広場” というところらしいんですが、四角い広い場所が広がっていて、周囲にポツポツと花見客向けの屋台が出てたりするだけで、何にもねぇ…。 桜もたいして咲いてねぇ…。 やはり、所詮は “城址” でありましたなぁ…。 ちょっと気分が落ち込んでしまったんですが、この三ノ丸はこの公園にとっての本丸ではなく、つるピカハゲ丸のようなものであることが判明しました。 もう少し先に進んでみると、ちょっぴり武蔵丸みたいになってきて、おお、意外と悪くないじゃん♪ あっちのほうには黄色い花が満開に咲いていて、その向こう側には、そこそこ咲いている桜が。 で、広場を抜けたエリアには、めっちゃ満開の枝垂れ桜と、謎のゆるキャラが! さくらっきー っすかね? 桜のキャラなのかと思ったら、体は梅なんっすな。 ま、顔が 梅さん よりはマシかと思うんですが、そう言えば実写版の 『ど根性ガエル』 とか、ありましたなぁ…。 で、この辺りには花壇なんかもあったし、そこそこ咲いている桜もあったし、花の咲き具合に関する期待度は皆無に近いものがあったので、ちょっぴり得した気分♪ ただ、この公園の最大の売りである スロープカー のところ、このエリアの桜は、まったくもって全然さっぱりだったりして、1週間ほど来る時期を早まってしまった感が半端ありません。 ちなみに、上のほうに見えているのは、船岡平和観音。 昭和50年10月に柴田町出身で東京都在住の故野口徳三郎翁が、亡妻シズ夫人の冥福と世の平和と安全の願いをこめ建立しました。像の高さは24m (台座を含む) で胎内をらせん状の階段が走り、胸にある展望窓からの眺めは太平洋の海原まで見ることができる。 ほぉ。 牛久大仏の全高120m (台座を含む) には負けますが、鎌ヶ谷大仏の2.3m (台座を含む) にはコールド勝ちだし、ガチで立派な観音でありますなぁ。 野口クンは7,500万円もの私財をなげうったそうですが、なかなか真似できることではありません。 僕の場合、竹刀を投げ捨てたことならあるんですが、めっちゃテンションが上がって、お土産に買っちゃったものの、すぐ飽きちゃうんっすよね。 いや、あれは竹刀ではなくて、木刀でしたか。 ま、別にどっちでもいいんですけど。
ということで、次。 花壇の辺りのお花の写真が続きます。 枝垂れ桜は、邪魔な “さくらっきー” が消えてくれてラッキーだったので、改めて。 で、この公園で、スロープカーや大観音と並んで、 “3大ウリ” のひとつであると思われるのが 樅ノ木は残った展望デッキ 。 蔵王連峰や白石川堤の一目千本桜が一望できます。 その謳い文句に偽りなし。 桜がぜんぜん咲いてなくても、残雪の蔵王連峰さえ見えれば、いいやぁ。 そんなふうに思っていたんっすが、こちらのほうは、ただただ、見事♪ …でありました。 いい感じに東北本線が通過してくれたりもするし、絶好の撮影スポットでありますな。 これで、一目千本桜が満開だったりしたら…。 あと、スズキの店、邪魔や! 今すぐ、廃業しろ! そう言いたくなるような、ちょっと残念なところもあったりするんですが、苦労して山の上まで登って、大正解だったな…と。 とまあそんなことで、船岡城址公園は、以上っす。 来た道をそのまま戻るのもつまらないので、他の道を模索してみることにしたんですが、そっちのほうに降りて行けば、 しばた千桜橋 を経由して、白石川堤のほうに行けるんじゃね? そんな気がしないでもないルートがあるような? 何でもいいけど、あんた “はなみちゃん” やったんか? “さくらっきー” ちゃうんけ? …と思って、よくよく見てみると、何だかちょっと違うような? あちらの体が梅なのに対して、こっちのほうはミカンっぽいし、もしかして、姉妹キャラとか? で、調べてみました。 大河原町のキャラが 「さくらっきー」 で、と柴田町のほうが 「はなみちゃん」 なんっすな。 ここ 参照。 僕が今まで 「さくらっきー」 だと思い込んでいたのが、実は 「はなみちゃん」 であったという、衝撃の事実が判明したんですが、ま、別にどっちでもいいんですけど。 で、展望テラスの近くに “リコリス坂” という急な下り坂があったので、こいつを降りて行けば、千桜橋のところに出られるんじゃね? そのように判断して、降りて行ってみることにしました。 すると、この坂、途中までは順調過ぎるほど順調に高度を下げていったんですが、そこから更に下に行けそうなところは荒れ果てて、通行止めになっていて、上り坂に転じる方向にしか進めなくなっておりました。 仕方が無いので、ひいこら言いながら急な坂を登っていったところ、 「さくらっきー」 改め、 「はなみちゃん」 がウロウロしていた辺りに到着〜♪ リコリス、意味ないじゃん! 今調べたら、どうやらこの坂は曼珠沙華 (ヒガンバナ) の群生スポットであるらしく、 “リコリス” というのはその一種なんっすな。 何か、そんな名前のお菓子があったような気がするんですが、根っこか何かが甘味料になるみたいっす。 いずれにしろ、無駄に時間と体力を消耗するだけの結果に終わったんですが、みんな、船岡城址公園に行ったら、是非、リコリス坂を歩いてみてね♪ 僕だけ辛い目を見るというのも、何だか癪だしぃ。
…ということで、正しい道を見つけて、しばた千桜橋に到着〜。 蔵王連峰の眺めは、ここからでも十分でありますな。 余計なスズキの店も目に入ってこないし。 で、ここから船岡駅まで、白石川堤一目千本桜の全体の20%くらい、 “白石川堤一目二百本桜” くらいは歩けることになりそうです。 実にいい感じの道だったりするんですが、返す返すも、これで桜さえ、満開だったりしたら…。 ま、膨らみかけのつぼみというのも、それはそれで、いいものだったりするんっすけど。 むしろ、幼女好きなら、そっちやろ!? …みたいな。 ということで、ここまでの散策経路は、こちら。
【船岡城址公園&白石川堤一目千本桜の散策軌跡】 (←Click Here!!)
距離にして4キロ弱、時間にして約1時間。 ちょうどいい感じの周遊コースでありますな。 標高差がかなりあるので、それなりに健脚でないと、ちょっとアレなんっすけど。 高低図のちょうど真ん中辺りの “谷” の部分。 これが例の “リコリス坂” の、無駄に下って、上らされたところなんっすが、これさえ無ければ…。 ということで、春の東北の旅 (2泊3日) 、 “観光の部” に関しては、これにてミッション・コンプリート。 後は昼飯を食って、新幹線に乗って帰るだけなんっすが、最後のお楽しみとして、仙台駅の近くの “ホテルモントレ仙台” の ここ を押さえてみました。 “ホテモン” は京都にもあって、お泊まりしたりとか、晩飯を食ったりとか、スパに入ったりとか、何度か利用したことがあるんですが、仙台のほうも似たような構成なんっすな。 日本料理の店は、どこも 「隨縁亭」 という難しい漢字の名前だったりして、ここのランチとスパ利用がセットになったプランがあったので、それを予約しました。 ということで、昼飯っす。
ということで、今日はチャールス・アーランドなんっすが、楽しかった東北の旅は終わってしまったし、これを書いている時点でゴールデン・ウィークも残すところあと1日になっちゃったし、とりあえず、連休が明けてから何とかしようと、面倒な仕事はすべて先延ばしにしちゃっているし、いつにも増して月曜日が来るのが憂鬱でありますなぁ…。 これから先、7月17日の 「海の日」 まで祝日もないし…。 8月11日が 「山の日」 とか、ワケのわからんことを言ってないで、6月に何か休みを作れよ! そう思わずにはいられませんが、6月3日は 「道場六三郎の日」 とか、名目は何でもいいし。 で、憂鬱なので当然、ヤル気も出なかったりするんですが、とりあえずチャールス・アーランドでありますな。 前回がチャールス・カイナードで、今回がアーランド。 紛らわしいっすな。 本コーナー初登場かと思ったら、前例がありました。 これ 。 滋賀に行ってきました。 …というネタっすか。 桜、ぜんぜん咲いてませんなぁ…。 が、水仙はそこそこ咲いておりますな。 いいっすよね、水仙。 何となく水洗便所を連想させるところが、ぼっとん便所よりも高尚だし、推薦に値する出来であると言えそうなんですが、とまあそんなことで、今日は 『インテンシティ』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 前回のカイナードがシンプルなトリオ編成だったのに対して、こちらのほうは参加者多数。 リー・モーガンやヒューバート・ロウズと言ったメジャー処の名前も散見されたりして、なかなか豪華な装いでありますな。 ただ、1972年という、純粋なジャズが腐り始めた頃の作品だし、ジャケットのアーランドの顔に品位は無いし、あまり多くは期待出来なさそうな予感も…。 タイトルの “INTENSITY” は “強烈” といった意味のようですが、ま、確かに強烈にアクが強そうなキャラではありますな。 ところで、1972年と言えば、リー・モーガンにとっては “最晩年” なんじゃね? そう思って調べてみたところ、本作が吹き込まれたのが2月17日で、愛人にピストルで撃たれちゃったのが2月18日で、お亡くなりになったと確認されたのが2月19日。 マジかよ? まさに死の直前の姿を捉えたもので、心して掛からねばなりませんが、でもまあ、ヤル気はまったく無かったりするので、適当に片付けてしまいましょう。
ということで、1曲目。 「ハッピー・コウズ・アイム・ゴーイン・ホーム」 。 僕が持っているのは輸入盤のCDで、ライナーノートも英語で書かれているので、詳しい中身は不明だったりするんですが、とりあえず作曲者のところには Robert Lamm という名前がクレジットされております。 ググってみたら、かなりポップなキーボード奏者のオッサンが出てきたので、そっち方面の作品なのではないかと思われるんですが、冒頭からロックなギターがバリバリ全開な、いかにも70年代なサウンドが飛び出してきました。 パーソネルに JOHN FOURIE (fuzz guitar) という記載があったんですが、 「ファズ」 と呼ばれるエフェクターを通したギター。 そういったものであるようです。 この冒頭の兄ちゃんがソレなのかどうかはよく分からんのですが、そこに格好良くオルガンが絡んでくる様は、めっちゃ “今風” で、普通にお洒落。 オルガン・ジャズ = 泥臭くて、ダサい。 そんな印象を、いい意味でぶち壊してくれる、そういうアレだったりしております。 たまに絡んでくる分厚いブラスのアンサンブルも無駄にゴージャスで、で、その後、ヒューバート・ロウズのフルート・ソロが登場。 出た瞬間、あまり周囲に溶け込んでなくて、冷たい牛乳にさっと溶けないミロ。 そんな感じがあったんですが、演奏が進むにつれて、みるみる周囲の空気を自分の色に染めていくあたり、染之助・染太郎にも匹敵する染物職人であるな…と。 で、続いてモーガン君、登場。 死の直前と言っても、病気や老衰で弱っていたワケではなく、当時はバリバリ33歳くらいですからね。 ファンキーな作風から、一歩突き抜けようと模索していた与作。 そういった時期で、ちょっぴり尖った尖石遺跡なプレイを堪能出来ます。 で、続いてアーランド君のオルガン・ソロが登場。 これまた、ちょっぴりモーダルで先鋭的な作風だったりして、ソウル丸出しな見た目からすると、意外なくらいにアレだったりして、で、そこにブラス軍団が絡んできて、大いに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 11分15秒という長い演奏なんですが、ダレるところは微塵も無くて、イケるやん♪
ということで、次。 「ウィル・ユー・スティル・ミー・トゥモロウ」 。 いかにも歌モノっぽいポップな曲調で、ゴージャスなブラス・アンサンブルとの絡みが正直、ちょっとウザかったりもするんですが、その後は余計な邪魔もなく、アーランドのソロを満喫出来る仕様になっていたりするので、ま、いいかな…と。 6分55秒というジャズとしては平均的な長さで、フルートやトランペットのソロはなく、ひたすらオルガンと管楽器軍団との絡みに終始する造りだったりして、とまあそんなことで、次。 アーランドのオリジナルで、 「コーズ・アイ・ラブ・ハー」 。 フルートとギターのユニゾン? …と思われるテーマ部の処理が、なかなかに洒落ていて、で、そこに絡んでくるアンサンブルは、相変わらずちょっとウザかったりするんですが、ま、70年代っすからね。 こんなもんでしょう。 で、続いてヒューバート・ロウズのフルート・ソロが登場。 ゆったりとしたテンポで始まり、やがて倍テンポっぽくなって盛り上がっていく様が、とってもスリリング。 で、続いてモーガン君、登場。 ここまで、1曲目とほぼ同じような展開だったりして、工夫 (くふう) という点では、工夫 (こうふ) を3人ほど雇いたくなっちゃう感じなんっすが、ま、雇ったとことで、管楽器のアンサンブルにコンクリをハツる音が加わったりするだけで、余計に喧しくなるだけのような気もするんですけど。 で、続いてアーランドの長めのソロがフィーチャーされて、ブラスも絡んで、大いに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。
ということで、次。 個人的にはこのタイミングで、しっとりとした小編成のバラードなんかを聞きたいところなんですが、アーくんは、そんな軟弱路線は許してくれません。 自作の 「モーガン」 で、バリバリ攻めまくるぜ! タイトル通り、モーガンをフィーチャーしたアレだったりするのか、それとも、昨日まで、めっちゃ元気にバリバリ吹いていた33歳児が急に死んでしまって、途方にくれてこのタイトルを付けたのか、その真意は定かではありませんが、このセッションだけちょっと面子が変わって、ビリー・ハーパーのテナーや、ウィリアムなんとかという人のバリトンが入ったりします。 そんな重量級な編成の中、ヒューバート・ロウズがピッコロというのは、ちょっとどうか? ぽろり派の僕としては、そう思わずにはいられませんが、テーマに続いて、モーガンが出て、そしてピッコロ。そういった流れでありますな。 で、これがまた、意外と違和感がなかったりします。 オルガンによるコンピングが、ちょっぴり近未来的だったりして、で、続いてビリー・ハーパーのソロが登場。 モーダルな硬派路線で、バリバリ。 何だかこう、一ノ関の 「ベイシー」 の半端ない大音量で聞きたくなっちゃいますな。 アイスコーヒーさえ頼もうとしなければ、めっちゃいい店だったんっすよね、あそこ。 …と、しばし思い出に浸っているうちに、アーくん登場。 泥臭さのまったくないオルガン・サウンドは、ちょっぴりラリー・ヤングを彷彿させるラリラリな若者風でありまして、でもって、テーマに戻って、おしまい。 タイトルで言うほど、モーガンが前面に押し出されていなかったのは、ちょっとアレなんですが、でもまあ、ヤツも死んじまったしぃ…。
…と、オリジナルのアルバムは、ここでおしまい。 全部で4曲というのは、ちょっと物足りなく思えるかも知れませんが、ひとつ当たりの密度が半端ないので、これで十分に腹が膨れてしまいます。 で、僕の持ってる輸入盤にはオマケが2つほど追加されているんですが、まずは 「ロウ・ダウン」 。 ロックっぽいギターの人が、けっこう頑張ってます。 モーガンも頑張ってます。 で、ラスト。 そのモーガンのオリジナルで、 「スピードボール」 。 個人的に、さほど好きな曲ではなかったりするんですが、この稀代の天才児のプレイを “ナマ” で聞けるのも、これが最後かぁ…。 そう思うと、感慨もひとしおでありますな。 テナーの人も入っているような気がするので、恐らく参加メンバーは5曲目と同じ。 無論、モーガンも頑張ってます。 とまそんなことで、今日のところは、以上っす。
【総合評価】 あまり多くは期待していなかったのもあってか、思ったよりも全然、よかった♪ そのように評価していいのではなかろうかと。 似たような作風ばかりで、管楽器のアンサンブルがちょっぴり余計に思える場面も少なくはないんですが、アーランドのオルガンが思いの外に極上でありまして、で、モーガンの “最期” が聞ける貴重なドキュメンタリーでもあったりして、オススメ☆