ON A CLEAR DAY (IMPULSE)

SHIRLEY SCOTT (1966)

ON A CLEAR DAY


【パーソネル】

SHIRLEY SCOTT (org) RON CARTER (b) JIMMY COBB (ds)
【収録曲】

(01-02) ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE FOREVER / WHAT'LL I DO?
(03-05) COLD WINTER BLUES / ALL ALONE / WHAT THE WORLD NEEDS NOW I LOVE
(06-08) CORCOVADO / DAY OF WINE AND ROSES / INSTANT BLUES
【解説】 ( 2017年06月11日更新 / 連載 1,260回 )

 先週の 『ブラタモリ』 は倉敷でありましたな。 いいっすよね、倉敷。 倉敷、風呂敷、ピロシキ。 この3つの中で、小腹がすいた時に食べるなら断然、ピロシキなんっすが、物を包むなら風呂敷だし、ぶらつくなら断然、倉敷。 そんな気がします。 適材適所。 みんなちがって、みんないい。 が、でもやっぱり、ピロシキっすなぁ。 パルナスピロシキ、パルナスピロシキ、パルピロ、パルピロ、パルピロ、パルピロ、モスクワの味〜♪ が、倉敷も普通に悪くないっすよね。 中学生くらいの頃の僕は、倉敷とか、映画のセットみたいで、つまらん。 そんなふうに粋がって、毛嫌いしていたものでありますが、去年の秋に行ったら、普通によかったっす。 そんなことで、ちょっと期待して “プラタモ” を視聴した次第でありますが、ちなみに、その前の回は尾道編でありました。 いいっすよね、尾道も。 少なくとも、尿道よりは結石が詰まらなさそうな感じがあるんですが、尿道が結石すると、仕事を欠席せざるを得なくなって、ちょっと大変っすからね。 で、尾道は、速水もこみちほどオリーブオイルを浪費しなさそうなところにも好感が持てるんですが、で、番組の出来のほうはというと、えーと、忘れました。 後から見た “倉敷編” に記憶を上書きされちゃった感じなんっすが、で、そちらのほうはというと、なかなかでありましたな。 特に アイビースクエア の話は目から鱗だったんっすが、 ここ にも話が出てくる、のこぎりの歯のような工場の屋根。 “のこぎり” でホットな話題と言えば、横山ホットブラザーズが大阪市の無形文化財に指定されたそうですが、この鋸屋根には北側にだけ採光用の窓が付けられていた…と。 屋根の傾斜の角度まで、まんまイギリスの工場をパクったそうですが、イギリスと倉敷とでは緯度が違うので、太陽の高度も違い、夏至の頃にはここから直射日光が入り込んで、工場の中がめっちゃ暑いやんけ! そんな問題が発生したんだそうです。 お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜。 そう言いたくなっちゃうような話でありますな。 で、暑さを緩和する為に、壁に蔦 = アイビーを這わせる事にしたそうですが、その結果、イケるやん! …みたいになって、今も観光施設として立派に生き残ることになって、ま、結果オーライでありますな。

 で、今週の “ブラタモ” は名古屋編でありますか。 伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ〜♪ 「伊勢音頭」 の一節にそうありますが、伊勢へ来るなら、津へおいで (ヨイショ) 、海は青いし、海老はねる (ボヨヨ〜ン) ♪ こちらは、前回も書いたような気がする 「津ボートのうた」 でありますな。 (嫁) あなた、ボーッとしないで、ツーっとしたら? (オッサン) そうだ、津ボートへ行こう! そんなバージョンもありました。 競艇で浪費されるくらいなら、家でボーッとしてくれてたほうがよっぽどマシなような気もするんですが、個人的には津も名古屋もあまり好きではなかったりするので、今回の放送はあまり期待が持てそうにありません。 地元 (ナゴヤ) では、何故だか無駄に盛り上がってるみたいなんっすけどね。 新聞記事になっていたりもするんっすが、 ほれ 。 【写真特集】 名古屋のシンボルが 「ブラタモリ」 を歓迎! ライトアップがすごい…って、どれだけ凄いのかと思って期待してみたら、めっちゃショボかったんっすが、名古屋のシンボルって、テレビ塔かよ! …というのも、ちょっとアレっすよね。 普通、名古屋城の金のシャチホコだと思いますよね。 もしくは、 ナナちゃん人形 か。 ナナちゃんのプロフィールは、1973年(昭和48年)4月28日生まれの41歳 (当時) 。 あ、僕より年下だったんっすな。 僕が多感な中学3年生だった頃に、小学5年生。 ちょうどエエ感じの女子児童やん♪ が、現在は44歳くらいのようで、オバハンやん! 登場した当時は “仏像” 呼ばわりされていたようで、ちょっと笑えますが、 「アゴはずれ」 のインパクトに比べると、テレビ塔とか、地味過ぎぃ…。 中に入ったり、上に昇ったりという記憶があまりなかったりするんっすが、えーと、 これ 。 高さ180mっすか。 意外と立派なものでありますな。 京都タワーが131m、神戸のポートタワーが108m、大阪の通天閣が103mなので、関西に持って来たとすれば、ぶっちぎり。 近隣では東山のスカイタワーが134m、一宮のツインアーチ138が138mと、この辺りも意外と無駄に立派なスペックだったりしております。 一宮のやつは “138(いちのみや)” という語呂合わせなんですが、一宮の癖に生意気だぞ! 台座込みで1.38mの “一宮大仏” とかで我慢せえよ! そう思わずにはいられなかったりするんですが、で、三重県だと四日市のポートビルが高さ100m。 四日市港の開港100周年を記念して建てられたんだそうですが、桑名もそれに対抗して、桑名タワーを建てるべきっすよね。 98.7mだと四日市に負けて悔しいので、987mで。 余裕の東京スカイツリー超え…は、さすがにちょっと無理があるので、四日市のポートビルを地盤沈下させて、98.5mくらいまで貶めるほうが賢明な選択かも知れませんが、で、あとは、えーと…、特に何も書くことはなかったりして、名古屋のテレビ塔、やっぱり駄目っすなぁ。。。

 ということで、 ドキュメント72時間 。 こんな番組があった事を、つい最近になって知ったんですが、で、ちょっとハマりました。  NHKオンデマンド で昔の放送分が見られるんっすが、大仏の絡みということで言うと、 「大仏を見上げる霊園で」 とか。 実はこれ、まだ見たことがなかったりするんですが、茨城県牛久市にある高さ120mの大仏。 凄ぇぇぇぇ! 余裕で四日市ポートビルを超えてるやん! 四日市とか、三重県で一番の都会とか言って威張ってるけど、所詮は牛久以下やんっ!  オフィシャルサイト もなかなか立派だったりするんですが、 https://daibutu.net/ って、 “神宮” と言えば伊勢神宮のことを指すように、 “大仏” と言えば、牛久やろ? そんな強い自負心が感じられる独自ドメイン名でありますな。 奈良とか、鎌倉とか、鎌ケ谷とか、目じゃねぇ! …みたいな。 で、ここ、ただ無駄にでかいだけのパチモン臭い大仏がボーッと突っ立ってるだけのスポットなのかと思ったら、大間違いで、付帯設備も充実している模様です。 本願荘厳の庭とか、余裕で平泉の毛越寺を超越しちゃってそうだし、お花畑とか、小動物公園なんかもあるみたいだし。  お土産物・お食事のコーナー なんかもあるんっすな。  “故人の好物ろうそく” というのが注目だそうですが、団子とか、寿司とか、コーヒーとか、生ビールとか、そんな形をした蝋燭なんだと思いますが、鞭打ちとか、緊縛とか、蝋燭責めとか、そんなプレイが好物だった故人用の蝋燭とかもあったりするんっすかね? ま、そんなん、普通の亀山ローソクでいいような気もするんですが、亀甲縛りとのコラボで、亀亀プレイ♪ ちょっと、いいかも? で、そんな付帯設備のひとつである 牛久浄苑 というのが今回の舞台のようですが、 https://bosan.net/ って、これまた随分と攻めた独自ドメイン名でありますな。 枯葉散る白い〜、テラスの坊さん寺〜♪ 「元祖天才バカボン」 のエンディングの歌詞を、そのように間違って覚えていた子供の頃の僕をふと思い出してしまいましたが、とまあそんなことで、ではちょっと視聴してみることにしましょうかぁ。

 ということで、見終わりました。 ・・・・・。 墓地だけに、ぼちぼちでしたな。 そんな “オチ” で片付けられないような深いものがありました。 一人用の墓地とか、あるんっすなぁ。 ググってみたら 日刊納骨堂新聞 というのが出て来たりしたですが、うちの近くだと、 ここ とか。 おまたせしました、第二期 分譲開始です!! …って、何か、ノリがおかしくね? そんな気がしないでもないんですが、ま、これくらい軽いノリほうが、お気軽でいいのかも知れませんな。 それはそうと、めっちゃ泣かされちゃいましたがな…。 で、似たような回としては、 「恐山 死者たちの場所」 なんてのも。 これはちょっと反則っすよね。 絶対、泣かそうとしてるやろ!? そう思わずにはいられないような素材だったりするんですが、案の定…。 ご朱印目当ての“霊場ガール”。 コイツはちょっとウザかったんっすけどね。 恐山を嘗めるな! もっと恐山を恐れろよ! そう思わずにはいられませんが、ぶっちゃけ、僕としても、軽い観光気分で行ってみたいな。 そんな気がしたりもするんですけど。 宇曽利 (うそり) 湖と、風車。 めっちゃいい被写体になりそうっすよね。 で、これらの “墓ネタ” よりも、もっとヤバそうなのが 「都会の小さいお葬式」 という回。 こちらのほうは、お亡くなりになってから、時間がほとんど経過していないものと思われるので、より生々しかったりするんでしょうな。 語りが川栄李奈だったりするし。 ノコギリで襲われちゃった娘っすよね。 神聖なノコギリを演奏以外に使うとか、お釈迦様が許しても、横山アキラが許しません。 というか、許すなよ、お釈迦様! そう思わずにはいられませんが、こんな回を見ちゃうと、この先、ちょっとヤバくなっちゃいそうなので、日曜日の夜にでもこっそり視聴することにして。

 そういうヘビーなのじゃなくて、もうちょっとお気楽なのはないんかい? そんな人には、プチ観光地の定点観察みたいな回がオススメ。  「四国 海だけの小さな駅で」 とか。 四国・松山から、小さな列車に揺られて1時間。瀬戸内海沿いの小さな無人駅・下灘 (しもなだ) 駅が静かな人気を呼んでいる。 ここは “青春18切符” のポスターでも有名なところっすよね。 んーと、 これ 。 うーん、たまらんっ♪ 海と夕日とローカル線って、あまりにもベタ過ぎる “鉄板ノスタルジー” っすよね。 この番組は72時間の定点観察なので、夕暮れとか、真夜中とかのシーンもあったりするんですが、同じような感じでよかったのが 「京都 青春の鴨川デルタ」 。 京都って寺社仏閣や庭園の類いがめっちゃ多かったりするだけでなく、東山・北山・西山と3方向に山を従えているし、鴨川、高瀬川、祇園白川、琵琶湖疏水といった水辺スポットまで完備されていたりして、観光地としてはチート過ぎますよね。 八瀬の辺りの高野川とか、京都市内とは思えないようなネイチャー清らかさだったりしております。 その高野川と賀茂川とが合流する地点にあるのが “鴨川デルタ” 。 ここから先は “鴨川” と名前を変えて、その先で桂川に合流して、更には淀川に合流して、大阪湾へと流れ出すことになるんですが、鴨川デルタの飛び石は 『たまこまーけっと』 なんかにも登場しますよね。 一度、行ってみたいなと思いつつ、未だにおの野望を果たせずにいたりするんですが、これを見て、ますます行きたくなっちゃいました。 で、同じ関西系のネタということで言うと、 「駄菓子屋・子どもたちの小さな宇宙」 。 これも名作でありましたな。 登場する幼女とか、女子児童とか、女子生徒とかが、可愛いっ♪ 駄菓子屋の 「ねーちゃん」 も、可愛いっ♪ 「こんちくわ〜」 のガキも、なかなかいいキャラだったりするし、ザビエル好きのJCなんかも個人的には、アリかな? …と。

 で、この番組を見て、思いました。 桑名にも呼ぶべきやな…と。 定点観察のポイントとしては、桑栄メイトの 「ドムドム」 とか。 この店に関しては、 ここ になかなかいい記事があったりするんですが、この爺ちゃん、元々は和菓子職人だったんっすかぁ。 都饅頭とか、作ってたんっすかね? で、その後、パルで 「寿がきや」 をやっていた…と。 桑名のソウルフードの生き字引みたいな爺さんやんっ! 身売りの危機を乗り越えて、桑名店は存続が約束されているようですが、となると、アレっすな。“72時間” で取り上げて貰うのは、いよいよ桑栄メイトが建て替えられて、50年くらい続いた店が閉店になっちゃう “Xデー” まで待ったほうがいいような気も。 となると、アレっすな。 この夏に、お手軽に取り上げて貰うとするなら、やっぱり “石取祭” しか無いっすよね。 ユネスコの無形文化遺産にも登録されて、横山ホットブラザーズと同じくらい箔が付いたし、夜中でもやってる…というか、夜にこそ真価を発揮する祭りなので、 “72時間の定点観察” という番組の趣旨にもよく合致しているし。  “叩き出し” の1日前から、祭りの終わりまで密着すればいいんじゃないっすかね。 で、カメラを回す場所はアイス饅頭の 「マルマン」 とか。 いや、さすがにちょっと地味過ぎますかね? となると、 白酒屋 とか。 経営者が変わって、名前も変わって、店も改装して小綺麗になっちゃったのはちょっとアレなんっすが、桑名人にとっては、思い出がいっぱい詰まった場所だったりしますからな。 個人的には、ここでかき氷を食べながら、テレビで高校野球の 「箕島対星稜 延長18回」 を見ていたのがいい思い出だったりします。 家に帰ってもまだ試合が続いていて、 「はえ〜」 みたいな。  “隠し球” とか、ファールフライ落球からの同点ホームランとか、ドラマチック過ぎる展開でしたよね。 “石取祭密着72時間” も恐らく、あの試合に負けないような 「伝説」 が生まれるような気がするし、ただ、梅酢漬けの生姜を囓って、ビールを飲んで、ゲロ吐いて、倒れるだけの、超駄作になっちゃうような気もするし、とりあえずこの企画の権利を、白酒屋のイチゴクリームミルク (500円) で、譲ってあげてもいいかな? そんな気がしないでもないので、もしこれを見ておられるNHKの担当者がおられましたらご連絡の程、ヨロシク☆

 ということで、今日はシャーリー・スコットっす。 前回も少し、他人様のブログを勝手にリンクさせて貰ったんっすが、えーと、 これ 。 ここの左にジャケットが載っている 『オン・ア・クリア・デイ』 というアルバムを紹介しちゃおうかな。 そんなふうに思っている次第でありますが、松和クンのお薦めとなれば、これはもう聞くしかありません。 ちなみにこのシャリ・スコちゃんはスタンリー・タレンタインの元嫁だったりして、共演盤もたくさんあったりするんっすが、10年くらいで破局しちゃった模様。 バツイチのシングルマザーは “ドキュメント72時間” の定番ネタだったりするんっすが、海外特別編をやるとするなら、 「ニューヨークのジャズ・クラブの楽屋」 なんかがいいかも知れませんな。 休憩時間にリー・モーガンが寛いでいるところに、めっちゃ年上の愛人がやってきて、ピストルでズキューン! …とか、めっちゃ、ドラマチックな展開が期待出来そうです。 ちなみに、このアルバムが吹き込まれたのは1966年なので、結婚6年目あたりということになるようですが、3年目の浮気、5年目の破局、そんな危機を乗り越えて、まだまだイケるやん! そんな状況であったものと思われますが、本作にはスタ・タレ君の姿はありません。 ロン・カータージミー・コブを従えたシンプルなトリオ編成。 通常、オルガンという楽器は自前でベースラインを何とかすることが出来るので、ベースを抜いてギターを入れた編成でトリオを組むことが多いんですが、シャリ・スコちゃんの場合は、オルガン、ベース、ドラムスの3人組。 ロン・カーターという、天才なんだけど、盆栽が大好き。 そんな個性の強いキャラが参加することによって、果たしてどんな効果が生まれるのか、それが本作の最大の聞き所であると言えそうなんっすが、ま、所詮は地味な楽器なので、さほど影響はないような気もするんですけど。 ドラムスもジミー・コブで地味なので、あまり前面には出てこないものと思われるんっすが、とまあそんなことで、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは、アルバム・タイトル曲の 「オン・ア・クリア・デイ・ユー・キャン・シー・フォーエバー」 。 アルバム名は短縮形だったんですが、曲名のほうはフルになっておりますな。 「晴れた日に永遠が見える」 という邦題で知られる歌物ナンバーっす。 えーと、晴れた日に、晴れた日に…。 特にいいネタが思い浮かばなかったので、そのまま先に進むことにしますが、 「ハゲた日にヒゲタ醤油」 とか、 ワケのわからない事を書いてみたところで、どうにもならないし。 で、これ、何とも軽い感じの曲調だったりするんですが、その軽さがスコットの持ち味にスコっと合致していて、なかなか秀逸な仕上がり具合だったりしますな。 ギター抜きのベース入りという編成は、普通のオルガン・トリオと比べると、泥臭さが無くて瀟洒な感じがして、とってもオシャレ。 いいじゃん♪ ということで、次。  「ホワットル・アイ・ドゥ?」  作曲者としてアービング・バーリンの名前がクレジットされているので、歌物スタンダードであるものと思われますが、ちょっぴり 「ホワッツマイケル?」 を彷彿させるポップなチューンでありますな。 ジミー・コブのタイコが地味ながらも割と目立っていたりするんですが、軽快にバウンスするスコットのソロもなかなかいい感じかと。 ということで、次。 スコットのオリジナルで、 「コールド・ウインター・ブルース」 。 「寒い冬のブルース」 っすか。 個人的にブルースって、ブルマほどにも好きではなかったりするんですが、で、寒いのも嫌っすよね。 むさいオッサンとかも嫌なんっすけど。 とまあ、好きになれる要素があまり感じられなくて、今後の展開にあまり多くは期待出来そうに無いんっすが、そこはまあ、ギャル系のオルガンだし、そこそこいい感じのブルースには仕上がっていて、うーん、まあまあ? そんな気がしないでもありません。

 …と、ここまで、淡々としたあっさり目の解説が続いておりますが、で、次。  「オール・アローン」 。 2曲目と同じくアービング・バーリンが書いたスタンダードのようですが、いいっすよね、アービング・バーリン。 アービンとバーリンで韻を踏んでいるところが、たまらんっ♪ …と、個人的には思うんっすが、バーリンと言えば、バリンとボリン。  ばかうけのキャラ なんっすが、なんつーか、今ひとつやな。 そんな気がしてなりません。 「ばかうけ」 そのものは大好きなんっすけどね。 あ、「星たべよ」 も、同じメーカーの商品なんっすな。 個人的には “よしお味” が好きだったりするんっすが、で、曲のほうはというと、うーん、歌物。 そんな感じのアレだったりするんですが、で、演奏のほうはというと、まあまあいい感じだったりして、うーん、そこそこ。 で、次。  「ホワット・ザ・ワールド・ニーズ・ナウ・イズ・ラブ」 。 バカラック・ナンバーでありますな。 あ、これ、聞いたことあるぅ♪ …となること請け合いの、お馴染みのアレだったりするんですが、何とも軽い感じがスコットの持ち味にスコっと合致していて、なかなか秀逸な仕上がり具合であるな…と。 何でもいいけど、バカラックって、天才なんじゃね? そう思わずにはいられませんが、名前は何だか、馬鹿なラッコみたいなんっすけど。 ラブリー&キュートなテーマのメロディを聞いてるだけでも幸せになれるんですが、シャリ・スコちゃんのソロもなかなか。 倍テンポっぽい感じで畳みかけるようなフレージングがとってもタタミイワシだったりして、で、えーと…、とまあそんなことで、次。  「コルコヴァード」 。 ボサノバっすな。 これまた、スコットのオシャレ系なスタイルによく合致していて、極上の “イージー・リスニング” に仕上がっております。 で、次。  「デイズ・オブ・ワイン・アンド・ローゼス」 。 日本名 「酒とバラの日々」 、略称 “酒バラ” っすな。 これまた、スコットのオシャレ系なスタイルによく合致していて、以下同文。

 ということで、ラストっす。 本格的にあまり書くことがないまま、最後まで来ちゃいましたが、 “ブラタモリ” の名古屋 (前編) 、まあまあでしたなぁ。 町割りの話のところでは、うちの会社の本社の辺りが出て来て、めっちゃ懐かしかったっす。 丸の内三丁目の大津通沿いという、無駄にいい場所にあったりしますからね。 中心部に立地するメリットはほとんどなかったりするので、清洲辺りで十分だったりするのにぃ。 関西支店も新大阪駅から歩いていける地区のビルの中にあって、都会派アーバンな僕の趣向によく合致しているんですが、三重支店は津ボートの近くだったりして、うーん、今ひとつ。 ちょっと大雨が降ると前の道路が浸水して、車を出せなくなっちゃうしぃ。 桑名に引っ越したほうがいいんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、桑栄メイトなら、空き店舗とかもありそうだし。 毎日、ドムドム、食い放題。 新味覚の餃子も食い放題。 エエやん♪ とまあ、それはそうと、 「インスタント・ブルース」 。 スコットのオリジナルなんっすが、またしてもブルースっすな。 もしかして “ブルースの女王” の座を狙っていたとか? で、この “即席” はというと、わりとディープでアーシーなブルースだったりして、うーん…。 ロン・カーターのベースがかなり強力に盆栽好きだったりするんっすが、とまあそんなこんなで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 コテコテのオルガン・ジャズが苦手な人にも受け入れられやすい、イージーにリスニング出来る仕上がりでありました。 あっさりし過ぎていて、ちょっと物足りない。 そんな嫌いが無きにしもアラジンなんっすが、完全無欠のロックンローラー、あたいら女に無視されて〜♪ 個人的にはブルース物よりも、軽めのポップ・チューンのほうがいい感じに聞けたりして、ま、ギャル系なんだから、こんな感じでいいんじゃね? そんな気がしないでもない、そんな1枚でありまして、ヒゲタ醤油好きな人には、オススメ☆


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