MACHITO WITH FLUTE TO BOOT (ROULETTE)

MACHITO (1958)

MACHITO WITH FLUTE TO BOOT


【パーソネル】

MACHITO AND HIS AFRO-CUBAN JAZZ ENSEMBLE
 FEATURED SOLOISTS : HERBIE MANN (fl) JOHNNY GRIFFIN (ts) CURTIS FULLER (tb)
【収録曲】

(01-03) BRAZILIAN SOFT SHOE / LOVE CHANT / AFRO-JAZZIAC
(04-06) RING A LEVIO / AFTERNOON DEATH / TO BIRDLAND AND HURRY
(07-09) CALYPSO JOHN / THE AFRICAN FLUTE / BACAO
(10-12) CARABUNTA / THE DAVIS CUP / ANSWER ME

【解説】 ( 2017年09月18日更新 / 連載 1,272回 )

 今週の 『ドキュメント72時間』 は “秋田のババヘラ” でありましたな。 えーと、 これ 。 今年の春、岩手のほうに遊びに行ったんですが、いろいろとプランを練っている段階で、秋田県も田沢湖だとか、角館だとかの辺りなら、意外と近いんじゃね? …と、そんな事実が発覚しました。 岩手の花巻温泉郷に泊まってみたいんだけど、その辺り、観光的にはあまり見るものも無さそうで、思い切って、秋田まで足を延ばすという手もあるんじゃね? …と。 足を延ばすという手って、足なのか、手なのか、はっきりしろ! そう、イカとかタコに文句を言いたくなっちゃいますが、高いのか、安いのか、はっきりしろ! そう文句を言いたくなっちゃう高安 (←相撲取り) は、今場所、休場しちゃいましたなぁ。。。 大関から陥落しちゃうかも知れない窮状だったりするんっすが、一方、野球の球場のほうでは、福岡ソフトバンクホークスの優勝が決まりましたな。 広島カープスのほうは9月16日現在、逆転負けして足踏み状態でありますが、ヤクルトも余計なところで無駄に意地を見せなくていいのにぃ…。 岐阜支店で勤務していた頃は毎日、ヤクルトお姉さんがやって来て、たまにキティちゃんグッズを貰えるキャンペーンとかやっていたので、贔屓にしていたんっすが、津の事務所には来てくれないんっすよね。 ジョア、飲みてぇ、ソフール、食いてぇ…。 ググってみたら、ジョアの期間限定、旬のピーチとか、出てるやんっ! で、いつの間にやら、 こんなキャラ まで。 ゼッコー腸! 趣味、自分の中の乳酸菌の数を数えること。 これを見て、ちょっと、友達になってみたいかな? そんなふうに思っていた僕の気持ちが、ゼッコー腸とは、絶交しよう…。 そっちの方向に傾いてしまったんっすが、ヤクルトって、乳酸菌シロタ株が1本に400億個とか、そんなレベルっすよね? それを1個ずつ算えようとするヤツとは、友達になれない。 そう思わずにはいられなくて、で、何の話でしたっけ? えーと、秋田。 結局のところ、今回、秋田まで足を延ばすという手は、ヤメにしちゃったんっすが、色々と調べている過程で、その存在を知ったんっすよね、ババヘラ。 最初はどういうものなのか、まったく見当が付かなくて、そういう名前のサカナ? …とか思っていたんっすが、その正体は こちら 。 おお、美味そう♪ 「ババ」 に年齢制限はありません。80代の女性でも20代の女性でも 「ババ」 。 そんなふうに書かれておりますが、 Wikipedia によると、高校生など若い女性が売る場合は 「ギャルヘラ」 または 「ネネヘラ」 、それより年かさだが、おばさんと呼ぶには若い女性が売る場合は 「アネヘラ」 とも呼ばれる…と。 “ネネ” と “アネ” との境界が、かなり微妙なように思えるんっすが、で、 “アネ” からいきなり “ババ” というのも、ちょっと飛躍し過ぎっすよね。 その間に、普通に 「オバヘラ」 というのがあっていいと思うんっすが、72時間に出ていたのは、まぎれもなく正統派の “ババ” であるな。 そう言い切ってしまっても何ら支障が無い、そういった妙齢のギャルでありました。 ちなみに、関西では 「 ババ = うんこ 」 だったりするので、それがもし、普通のソフトクリームのような形状で、色が茶色だったりしたら、かなり問題があるんじゃね? そんなふうに心配してしまうんっすが、秋田のババヘラは、ピンクと黄色の2色。 熟練のババになると、それを薔薇の花みたいに盛ってくれるみたいです。 「 ババ = うんこ 」 とか、そんな小学生みたいな事を書いてしまった自分が、ちょっぴり可愛いな♪ そう思わずにはいられませんが、いつか秋田に行く機会があれば、是非とも食べてみたいものでありますなぁ。

 道路脇に立てられたビーチパラソルを日陰にして腰掛けた販売員が、うんぬん。 この販売形態で思い出したのが、高知。 僕はヤングだった頃に高知大学を2回ほど受験して、2回とも落ちた。 そんな経歴の持ち主だったりするんっすが、試験の前日、桂浜に遊びに行って、そこで同じようなアイス屋さんを見掛けたような記憶があります。 ただし、 “ババヘラ” という名前ではなくて、 “アイスクリン” 。 アイスクリームちゃうん? …と、まずその1点で不信感を抱いてしまいました。 更に、そこには 「1+1=1」 とかいう、ワケのわからん謳い文句 (?) が書かれていたりして、アホちゃうん? そう思って、買わずに、食わずに、桑名に帰ってきてしまいました。 多感な少年時代でしたからね。 やむを得ません。  で、大人になって、改めてググってみたら、 これ 。 ん? 1×1=1? それなら、計算、合ってるやん! アホだったのは、当時の僕だったのかも知れない。 今更ながら、そんな気がしてきちゃったんっすが、ま、賢かったら普通に大学に受かってる筈ですもんね。 で、更に調べを進めた結果、長崎にも似たような販売形態のアイス屋さんがある…と。 ただし、その名前は “チリンチリンアイス” である…と。 「チリンチリン♪」 と、ベルを鳴らしてやってくるのは、アイスキャンディー屋のイメージがあるんっすが、長崎では違うんっすな。 で、青森にも似たようなのがあって、こちらは “チ○チンアイス” と呼ばれている…と。 地理的には秋田に近いのに、名前のほうは長崎と類似。 ま、それはそれでいいとして、多感な僕が、思わず一部を伏せ字にしちゃった名前を、堂々と街中に掲げるというのは、どうか? そう思わずにはいられません。 近所の幼女が、「ち○ちんあいちゅ、くだちゃ〜い♪」 とか言って、買っていくんっすかね? だとすれば、秋田に行くのは、やめよう。 どうせなら、青森まで足を延ばそう! そんな決意がフツフツと芽生えて来たりもするんっすが、いずれにしろ、ご当地にこういう “ソウルフード” があるというのは、何だか羨ましいっすなぁ。 とまあそんなことで、 ご当地ローカルアイス12選 。 まずは、北海道の 「とうきびアイスモナカ」 。 あ、これ、めっちゃ美味しそう♪ ソフトクリームのコーン。 あれが 「とうもろこし = コーン」 ではなく、「 三角錐 = コーン 」 だと知ったのは、かなりの衝撃だったんっすが、こちらのほうは間違いなく 「 モナカの皮 = とうきび = コーン 」 なんっすよね? で、皮だけでなく、アイスのほうにもコーンが入ってるとか、やるやん! で、次。 青森の例のヤツ。 さすがに “チ○チン” は、ちょっとアレなんじゃね? そんな声が多く聞かれたのか、 「カランカランアイス」 という別名もあるんっすな。 「からんからんあいちゅ、くだちゃ〜い♪」 ま、それでも悪くはないかな? …と。 で、これ、めっちゃカラフルなんっすな。 10色とか、むやみやたらと味を増やせばエエちゅうもんでもない。 そんな気がしないでもないんっすけど。 例えば、 ミルメーク 。 小学校の給食の生温い明治牛乳が大の苦手だった僕にとっては、救世主とも言える存在だったりするんっすが、いつの間にやら色々な味が出ているんっすな。 思わず通販で “粉末タイプ8種類” の詰め合わせを買ってしまって、まだ、全味を試してはいないんっすが、期待していたメロンは、味が薄過ぎて、今ひとつでした。 普通にコーヒー味がいちばん美味いんじゃね? そんな結果に終わる気がしてならんのですが、とりあえず、今日は “いちご” を試してみようかな…と。 コーヒー、ココア、いちご、バナナ、メロン、抹茶きなこ、キャラメル、紅茶。 この中で、パンツの柄にするなら “いちご” が断トツだと思うので、期待♪ ババには、抹茶きなこの柄とか、ちょっぴり似合いそうではあるんっすけどね。

 ということで、次。  新潟の 「ビバオール」 。 ほぉ。 実はこの秋、群馬とか、新潟あたりに遊びに行こうか? そんなふうに画策していたりするんっすよね。 その流れで、群馬とか、新潟あたりの “B級グルメ” について書こうと思って、こうしてここまで、前フリで引っ張ってきた次第なんっすが、このアイスに関しては、初耳でありますなぁ。 パッケージを見る限り、いちご味であるのは確定だし、ビバちゃん (仮名) 、可愛いっ♪ で、中身のほうはというと、2004年から再販されたビバオールは、イチゴ味のアイスクリームに酸味のあるイチゴジャムがは入っているのが特徴。 うーん、個人的にはちょっと、微妙かも? イチゴは大好きなんっすが、それをジャム化しちゃうのは、ちょっとアレなんっすよね。 個人的に好きな菓子パンの順列は

  クリームパン > あんパン > ジャムパン

だったりするんっすが、あんパンとか、年寄りの食い物やん。 そんな気がしちゃうところが、順位を下げている要因なんっすが、ジャムパンは、それよりも更に下。 ジャムパンとか、家で食パンにアオハタのいちごジャムを塗って食べるのと、ほとんど変わらんやん! そんな気がして、まったくソソられるものがありません。 ついでにいうと、クリームパンは普通のクリームよりも、チョコクリームのほうが好きで、形状で言うと、普通の形のチョコクリームパンよりも、チョココロネのほうが、イケるやん♪ …と。 ちょっぴり、ウンコっぽい形をしているところが、僕の心を捉えるんっすよね。 で、小学校の給食で出されたパンということでいうと、揚げパンが至高。 それ以外の、普通の日に出される普通のコッペパンが最悪。 桑名パンの工場の前を通ると、めっちゃいい匂いが漂って来たりするんですが、それで出来たパンがこれかよ! その、あまりの落差に愕然としちゃう代物でありました。 美味くないという致命的な欠陥を補うため、たまにジャムの類いが追加されることがあったんっすが、その中でいちばんイケてたのが “ホイップクリーム” 。 今では放送禁止間違いなしな 「土人のマーク」 が付いたヤツっすな。 で、次点として、オレンジマーマレード。 いちごジャムだったりすると、かなりガッカリ。 ま、何も無いよりはマシだったんっすが、とまあそんなことで、いちごジャムいりらしい新潟の 「ビバオール」 は、ま、わざわざ探してまで食う必要はないかな? …と。 で、それ以外にもいくつか、ちょっと気になるアイスはあるんっすが、この記事を最後まで読んで、思ったことを一言。 桑名の 「アイス饅頭」 が無いやん! 問題外っすよね。 ということで、この件に関しては、 こっちのほう を。 数年前に桑名に引っ越してきたばかりの若奥様なんっすが、マルマンを選ぶとは、やるやん! ちなみに僕は、あまり好きではなかったりするんっすけどね、アイス饅頭。 あんパン同様、年寄りの食い物やん。 そんな気がしちゃうのが要因なんっすが、よって、もっぱらコーヒーかフルーツをチョイスしちゃうのが実情だったり。 が、この記事を読んで、ちょっとだけ、アイス饅頭にも気持ちが傾きました。 小豆を毎日、薪で炊いているとか、マジっすか? てっきり、井村屋の 「ゆであずき」 の業務用缶詰を使ってるものだとばかり。 で、あの短すぎる割り箸、単にケチってるものだとばかり思っていたんっすが、冷凍した時に割れないように1/3にカットしているとか、しかも、上質だとか、マジっすか? で、何でいつも割り箸が傾いてんねん? しっかり、真っ直ぐに刺せよ! 血液型がA型で、几帳面な性格である僕は、いつもイライラしていたんっすが、棒を斜めにすると抜けにくくなるとか、マジかよ? 飼っている犬のセンスがちょっとアレだったりするんっすが、まさか、そこまで真剣にアイス饅頭やら、フルーツやらを作っていたとは…。

 で、饅頭つながりということで言うと、 焼きまんじゅう 。 群馬県民のソウルフードらしいんっすが、白いまんじゅうに濃厚で甘い味噌だれを塗って焼く。 ほぉ、美味そうっすなぁ。 五平餅みたいなものというと、語弊があるんっすかね? あっちは餅で、こっちは饅頭っすからね。 アンコが入っているのと、入っていないのがあって、地元ではアンコ入りは邪道だと言われているようっすが、甘じょっぱい味噌と、甘いアンコとの取り合わせって、めっちゃイケるんじゃね? そんな予感がしないでもなくて、で、これ、饅頭というより、パンに近い。 そんな噂もあったりして、パンに味噌? …と、こちらのほうは、ちょっとだけ嫌な予感が。 でもまあ、パンツに味噌よりは、ぜんぜんアリだと思うし、こりゃ、群馬に行ったら是非とも食べなければならないな…と。 で、もうひとつ、気になる食べ物が こちら 。 ホルモン揚げ 。 個人的にホルモンって、ぜんぜん好きではないし、そんなものを揚げられてもなぁ。。。 …とか思ったら、これ、中身はホルモンじゃなくて、チクワなんっすな。 チクワは磯辺揚げこそが至高。 そう、信じて疑わなかったんっすが、串揚げというのも、いいかも? で、 ここの店 には “コンかつ” というのもあるみたいっすな。 こちらは何のカツなのかというと、コンニャクのカツ。 低カロリーの代表選手であるコンニャクを油で揚げちゃうとか、コンニャク破棄もいいところな暴挙でありますが、普通にピリ辛に炒めたりしても、さほど美味いとは思えなかったりするので、これはこれで、正解かも? 製糸場と絡めて、富岡まで足を延ばすという手もあるんじゃね? そんな気もするんっすが、でもまあ、冷静に考えてみれば、所詮はチクワと、コンニャクと、糸をつくる工場の跡だし、うーん…。 ちなみに、今回押さえた群馬の宿は ここ だったりするんっすが、富岡と絡めるには、ちょっぴりマイケル富岡な気がしないでもないし、コンニャクはまあ、夕食に出てくるっぽい刺身で我慢するかな…と。 「夕食グレードアッププラン」 というのにしたんっすが、都会では食べる機会が少ない鹿と馬の刺身盛り合わせをお楽しみいただけるみたいっす。 んなもん食べたら、馬鹿になるんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、1ヶ月後くらいに 「 1+1=1 」 とか言い出したら、あ、馬と鹿の刺身を食って、アタっちゃったな。 そう判断して、哀れんで貰うとして、とまあそんなことで、今日のところは以上っす。

 ということで、今日はマチートっす。 多分、そういう名前の人がリーダーをやってるんじゃね? そんな気がするんですが、その人が何の楽器をやっているのか、今ひとつよく分からなかったりする 『マチート・ウィズ・フルート・トゥ・ブート』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 マチート・アンド・ヒズ・アフロ・キューバン・ジャズ・アンサンブルというのがグループ名である模様なんっすが、ジャケット写真を見る限り、マチートくんはタイコとか、コンガ、もしくはボンゴ。 そういった辺りが持ち楽器なのではなかろうかと。 で、それに付随してフルートがブートされる模様なんっすが、こちらは恐らく、ハービー・マンの担当なのではなかろうかと。 その他、ジョニー・グリフィンカーティス・フラーが、フィーチャード・ソロイスツとしてクレジットされていたりして、面子的にはけっこう豪華やな…と。 こりゃ、ちょっと期待が持てるんじゃね? そんな気がしてならないんっすが、とまあそんなことで、1曲目。 昨日、半日ほど仕事が入ってしまって、で、今日は部屋の掃除をしたり、床屋に行ったりで半日ほど潰れてしまって、時間にあまり余裕がないので、後半は適当に、さっさと片付けちゃう所存でありますが、ということで、 「ブラジリアン・ソフト・シュー」 。 とってもブラジルな柔らかいシュークリーム的な何かだったりするんっすかね? めっちゃ美味しそう♪ クリーム系のパンとか、お菓子とか、大好きだったりしますからね。 ブラジリアンということで、豚汁 (ぶたじる) 味のシュークリームだったりすると、ちょっと嫌なんっすが、で、演奏のほうはというと、いきなり甲高いフルートの音が出て来たりして、何だかとっても、お間抜け風。 作曲は全てハービー・マンなんだそうっすが、冒頭から、ちょっと嫌な予感が…。 チャカポコ打楽器とブラスの合奏が賑やかで、いかにも、マチートと彼のアフロ・キューバンなジャズ(?)のアンサンブルであるな。 そういった空気が漂っているんっすが、ジャズ(?) …と、疑問符を付けたように、今ひとつ、純ジャズであるな…とは、言えないような? 短いながらも、グリフィンとフラーとハビ・マンのソロがフィーチャーされるところはいいんっすが、とまあそんなこんなで、おしまい。 2分21秒。 とってもプチなラテン風ジャズの小品でありました。

 で、次。  「ラブ・チャント」 。 フルートと人声がフィーチャーされており、エキゾチックなムードが全編にただよっている。 そう、日本語ライナーで岩浪洋三センセイが書いているようなアレだったりします。 ゆったりとしたテンポで、宗教なムードが横溢。 ということで、次。  「アフロ・ジャジアック」 。 アフロ的ジャズという意味で、ブラス・アンサンブルの魅力とマンのフルート・ソロが生かされている。 そういうアレだったりするようっすが、生かされている…じゃなくて、活かされている。 そう書くのが正解ではなかろうかと。 活イカなら、生かされているでいいかと思うんっすけど。 ま、洋三クンの揚げ足を取るより、イカの下足を揚げたほうが有意義ではないかと思うんっすが、美味しいっすよね、下足フライ。 グリフィンとフラーのソロもフィーチャーされていて、その点ではアレだったりするんっすが、やっぱりちょっとアレやな。 そんな気がしないでもなくて、うーん…。 で、次。  「リング・ア・レヴィオ」 。 エキサイティングなパーカッションをバックに、トロンボーン、フルート、テナーのソロがフィーチャーされており、ブラス陣も高まり、ジャズ・ムードが濃い。 そのように書かれていたので、ちょっと期待しちゃったんっすが、うーん、まあまあ? それより、台風っすぜ。 9月17日13時59分現在、うちのほうでは、まだまだ全然、さっぱりだったりするんっすが、日本海側のほうに逸れていく感じっすかね? おかげで、明日に予定されていた小松基地の航空祭は中止が決まったみたいっす。 久しぶりに見に行こうかと思ったりもしていたんっすが、やめておいて正解でした。 これに限らず、この3連休にどこかに遊びに行こうと思っていた人は、災難でありましたなぁ。。。 ガックリっすよね。 もう、テンション、だだ下がり。 ま、僕としては、所詮は他人事なので、まったくダメージはなかったりするんっすが、そんな無責任な態度でいいのか? そう、八つ当たりされてもアレなので、テンションを下げていきたいと思います。

 ということで、次。  「アフタヌーン・デス」 。 「午後の死」 とか、逆にテンションが上がっちゃいますなぁ。 縁起悪過ぎなので、「 デス = 死 」 という意味ではないんじゃね? …とか思ったら、古いアフリカのいけにえの儀式をテーマにした曲なんだそうで、暗さ、不気味さ、宗教臭さ、バリバリ全開。 ご希望通り、テンションがめっちゃ下がって、何よりでありますなぁ。 ということで、次。  「トゥ・バードランド・アンド・ハリー」 は速いテンポの賑やかな曲で、躍動的なリズムをバックにテナー、トロンボーンとホットなジャズ・アドリブがつづく。 そういったアレであるようで、横山ホットブラザーズ的な、ホットな兄弟感に期待♪ で、実際のところ、まずまず躍動していて、何よりでありました。 やくみつるを彷彿させる、満ちる躍動に、乾杯♪ で、次。  「カリプソ・ジョン」 。 いいっすよね、カリプソ。 イギリス領、フランス領のカリブの島々、特にトリニダード・トバゴのカーニバルで発達した音楽ジャンルである。 リズムは4分の2拍子。 カリブ圏内においてはもっとも波及した音楽の一つであり、レゲエのルーツの一つであるとも言われている。 そういったアレであるようっすが、少なくとも、“生グソ (なまぐそ) ”よりはいいっすよね、カリプソ。 生々しいウンコのことをマンホールポンプのメンテナンス業界では “生グソ” と呼ぶようっすが、グリフィンのソロが大きく前面に押し出されていて、普通にラテン・ジャズな、明るくて楽しい演奏が披露されております。

 ということで、次。  「ジ・アフリカン・フルート」 。 何つうか、牧歌的なナンバーっすな。 名前の通り、ジ・アフリカンなフルートが大きく前面に押し出されているんっすが、ハービー・マンが目立てば目立つほど、失敗に終わる。 そんな傾向があるように思わずにはいられません。 で、次。  「バカオ」 。 あー、馬と鹿の刺身盛合わせを食べちゃいましたかぁ…。 痛恨の極みを感じさせる悲痛なバラード風のナンバーで、言うほど馬鹿っぽくはなくて、意外といい感じに仕上がっていたりして、馬鹿にしたものではないな。 そういったアレだったんっすが、とまあそんなこんなで、次。  「カラブンタ」 。 菅原文太が空振ってる様子が頭に浮かんでくるんっすが、マンのフルート・ソロが主役を務め…。 あ、そうっすかぁ。 で、次。  「ザ・デビス・カップ」 。 フラーの低音を生かしたトロンボーン・ソロがハイライトをなす。 そういったアレであるようで、ちょっぴり期待♪ …で、実際のところ、まずまず悪くない仕上がりだったりしたんっすが、ということで、ラストっす。  「アンサー・ミー」 。 哀愁味を帯びた、なかなかいい感じの曲でありますな。 が、時すでに遅し。 今頃から頑張ってくれたところで、心は既に切れちゃってるし、とまあそんなこんなで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 アフロ・キューバン・ジャズ、そして、グリフィンとカーティス・フラー。 めっちゃ日本人好みな作品に仕上がったとしても、まったく不思議ではないんっすが、どうしてこうなった? マンか? ハービー・マンの仕業か!? それとも、マチートか? マチートが諸悪の根源なのか!? …と、いろいろと残念な結果に終わっちゃいました。 言うほど悪くはないんじゃね? そんな気がしないでもないナンバーがいくつかあったりもするんっすが、全般的に、ま、ちぃーっと…。 そんな1枚でありました。 無念…。


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