MEETIN' HERE (FRESH SOUND)

CURTIS AMY & PAUL BRYANT (1961/2/1)

MEETIN' HERE


【パーソネル】

ROY BREWSTER (tb) CURTIS AMY (ts)
PAUL BRYANT (org) CLARENCE JONES (b) JIMMY MILLER (ds)
【収録曲】

(01-03) MEETIN' HERE / EARLY IN THE MORNING / IF I WERE A BELL
(04-06) ONE MORE HAMHOCK PLEASE / ANGEL EYES / JUST FRIENDS
【解説】 ( 2017年11月26日更新 / 連載 1,280回 )

 いやあ、今ひとつ盛り上がりませんでしたなぁ、今年の岐阜基地航空祭と、ゆるキャラグランプリ in 三重桑名・ナガシマリゾート。 後者のほうは地元開催ということで、東のほうでは知名度が今ひとつらしい “ナガシマ” が、全国区に飛躍するチャンス! そのように期待していたんっすが、大して話題にもならずに、あっさり終わってしてしまいました。 ちなみに、結果のほうは こちら 。 凄ぇぇぇ。 メジャーなキャラが1匹もいねぇぇぇ! ネット投票の時点では ちりゅっぴ がトップだったような気がするんっすが、ぼくは愛知県知立市のマスコットキャラクターちりゅっぴだっぴ!! 糞ダセぇ…。 「だっぴ」 とか言ってないで、さっさと皮を脱げって! そう思わずにはいられませんが、脱皮する “ゆるキャラ” って、ちょっぴり新機軸かも? で、かきつばたのブローチに馬のパーカー、あんまきのポーチを身に付けて、うんぬん。 なるほど、そうきましたか。 知立と言えば、 これ 。 このイメージしか無かったりするので、 “大あんまき” を前面に押し出して、オオちゃん、アンちゃん、マキちゃんのトリオ編成でいいんじゃね? そんなふうに思っていたんっすが、あんまきのポーチとは、考えましたな。 というか、これ、単品で欲しい♪ セットでなければ売らないというのなら、 “ちゅりっぴ” なり買って、本体のほうはドブにでも捨てちゃおうと思うんっすが、繰り返される仮面ライダースナック事件の悲劇、嗚呼…。 で、馬のパーカー。 知立と馬。 何のつながりもないように思われるんっすが、江戸時代には東海道39番目の宿場町である池鯉鮒宿として繁栄し、馬市で有名であった。 なるほど。 馬市って、今イチ地味な気もするんっすが、池鯉鮒と書いて、ちりう。 この旧地名を前面に押し出して、イケやん、コイっち、ふなっぴーのトリオ編成でいいんじゃね? そんな気がしたりもするんっすがで、かきつばたのブローチ。 これは分かります。 在原業平の例の アレ 。 八橋って、知立にあったんっすな。 それが何故、京都のお菓子になったのか、おかしな話だと思うんすが、で、この “ちゅりっぴ” 。 半分、地元みたいなものなので、余裕で逃げ切り優勝、間違い無し! そう踏んでいたのに、土壇場で逆転されちゃったんっすな。 勝ったのは うなりくん 。 成田市特別観光大使として合言葉 「うな。」 の一言とともに大好きな成田を熱烈PR。 え、何で? ウナギでもないのに、うな? …と思ったら、うなぎなんっすな、これ。 ほれ 。 マジかよ? ペンギンだとばかり思っていたんっすが、なるほど、2次元だと、わりとウナっぽいっすな。 うなぎだけにつかみどころのない性格、なんて言われるけど、 (中略) うな。 誰がうまいこと言えと…。 で、うな、うな、ウルせぇぇぇぇ!

 ま、これ、平面でも立体でも普通に可愛いので、そこそこ人気になっても不思議ではないんっすが、少なくとも コイツ よりは…。 ジャー坊、めっちゃ邪悪…。 大牟田の夏祭り、大蛇山の 「蛇」 から命名された 「大蛇の化身」 だよ。 見た目と違って、しゃべり方は普通に可愛らしいんっすが、大蛇の化身じゃ、邪悪なのも、やむなし。 どんな祭りなのか知りませんが、老神温泉に対抗して、Longest festival snake (最も長い祭り用の蛇) とか、作らないんっすかね? ググってみたら、んーと、 これ 。 大蛇山は、長さ約10メートル、高さ5メートル、うんぬん。 あ、惨敗っすな。 あっち は、長さ108メートルっすからね。 まさに、桁違い。 が、こっちのほうは口から七色の火を噴くみたいだし、幼児も噛んじゃうしで、これはこれで、イケるやん! 動画もありました。 ほれ 。 おお、めっちゃ、派手! が、お囃子が意外とショぼく思えてしまったりするんっすが、もしかして、石取祭で感覚が麻痺しちゃってるとか? ま、それはそうと、第3位は トライくん 。 見た目をイメチェンして、前回は1310位から144位と大幅に順位を上げたんだ。 イメチェン前の前々回の見た目がちょっぴり気になるところでありますが、んーと、 これ ? イメチェンどころか、まったく違う人…というか、まったく違うトラに見えるんっすが、実際問題、これはまったくの別虎っすよね。 で、 これ は、トライくんではなくて、渡来人だし、で、佐渡島にはタライのキャラがいそうな気がしますよね。 タライくんとか。 が、調べてみたら、いませんでした。 こんなの しか…。 ブリカツくん。 元々は日本海生まれの普通のブリ。 現在は下半身のこんがり揚がったブリ系半魚人。 僕はサカナの頭があまり好きではないので、尾頭付きとか、余計なことをすな! そう思わずにはいられなかったりするんっすが、生身の上半身のほうは、いらないっす…。 こんがり揚がった下半身のほうだけで、いいっす。 1匹なりでなければ売らないというのなら、 全身を買って、上半分のほうはドブにでも捨てちゃおうと思うんっすが、またしても繰り返される仮面ライダースナック事件の悲劇、嗚呼…。 好きな食べ物は、イカ、アジ、サバ (普通のブリ時代の名残)。 あ、サバくん、食われるやん! で、口癖は、

 ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ━━━━!!

まだ、 「うな、うな」 言ってるほうがマシやん! とまあそれはそうと、 トライくん 。 花園ラグビー場がある東大阪市のキャラなんっすな。 花園というと、桑名にある 「キャバレー花園」 のイメージしかなくて、健全なラガーマンとは相容れないように思えてしまうんっすが、いずれにしろ、3位入賞、おめでとぉ♪ そう、讃えておきたいと思います。 ネット投票では4位だった四日市の “こにゅうどうくん” の野郎。 準・地元ブーストで3位くらいに、無理矢理ねじ込まれるのは必須。 そう踏んでいたんっすが、決戦投票で今ひとつ延びなかったようで、メダル獲得を逃して、ザマぁ♪ ボクの結果はご当地ランキング4位! 四日市市の 「4」 だったよん! そんなコメントを残しておりますが、内心、3位に入れなくて、めっちゃ悔しがっているに違いなくて、いやあ、負け惜しみが実に心地よいっすなぁ。 …とまあ、盛り上がらないなりに、個人的にはわりと好ましい結果に終わった “ゆるキャラグランプリ” なんっすが、2020年を目処に、終了しちゃうかも? そんな話が出ているようっすなぁ。 ぶっちゃけ、もう潮時だと思うし、この先、桑名で開催されることは無いと断言出来るので、今年限りで終わりにして貰っても一向に構わんのでありますが、で、そんな地元のイベントを尻目に、行って来ましたぜ、岐阜基地航空祭。 今年は4年ぶりくらいにブルーインパルスが来るということで、混雑は必須。 いつもは朝早く家を出て、岐阜駅近くの駐車場に車を止めて、そこからJRか名鉄かで基地に向かうことにしているんっすが、今年はちょっぴり作戦を変更。 夜のうちに近くまで行って、 ここ で仮眠しようかと。 いいっすよね、快活クラブ。 少なくとも、ブリカツくんよりは、快カツなんじゃね? そんな期待が持てるんっすが、 お食事メニュー にも、快カツプレートとか、あったりするし。 で、駐車場は このサービス を利用しようかと。 今年の夏、甲子園の近くで発見したんっすよね。 いつも利用している駐車場に行ってみたら、朝っぱらから満車で、アカンやん! …と思ったら、1箇所だけ空いてるやん! …と思ったら、何かカラーコーンみたいなものが置いてあって、止められなくなっていて、やっぱりアカンやん! …と思ったら、よくよく見たら、このよく分からんシステムの駐車スペースであるらしいことが判明して、イケルかも? …みたいな。 月極と時間貸しとが同居する駐車場だったんっすが、その月極エリアの所有者が小遣い稼ぎで時間貸しをやってるっぽい? 後から調べてみたら、名古屋の企業が始めたサービスみたいなんっすが、詳しい使い方は ここ 参照。 アプリから駐車場を探すことが出来るんっすが、岐南駅のすぐ近くに3台分ほどのスペースがあるようで、こりゃ、めっちゃ好都合であるな…と。 夜中のうちに車を止めておいて、チャリで快活クラブに移動して、仮眠。 次の日、そのままチャリで基地を目指してもいいし、駅に戻って、名鉄に乗ってもいいし、とにかくまあ、完璧な計画であるな! …と。

 で、前日の夜。 クソ寒ぃぃぃぃ…。 夜中にチャリなど、とても乗る気がしなくて、で、例の岐南駅の近くのスマパーなんっすが、いつアプリで確認しても 「空」 が 「満」 になってるのを見たことがなくて、ま、次の日の朝でも大丈夫なんじゃね? …と。 まだ世間にはあまり知られてないみたいだし、何より、駐車スペースに置かれたカラーコーンの醸し出す拒絶感が半端なかったりしますからね。 あ、ここ、絶対に止めたらアカンとこや。 そう思わずにはいられない空気が漂っていたりします。 ということで、クルマで快活クラブに直行。 桑名から岐南って、意外と遠いやん! そんな事実が発覚したので、ま、手前の羽島店で、エエかぁ…と。 ちなみに、ネットカフェで仮眠というのは、今回が初めての体験だったんっすが、個室やから、イケるやろ? そんな予想とは裏腹に、思ってたよりも快カツでは無かったっす。 家で晩飯を食べてから行ったので、快カツプレートとかも注文しなかったし。 昼間にちょっと仮眠するくらいなら、わりと快適だったりするんっすが、夜に本格的に熟睡するには微妙に狭いし、空調の音とか、食器のガチャガチャとかが煩いし、横になれば、真上がめっちゃ明るい照明器具だったりするし、となりのブースのオッサンがめっちゃ鼻水を啜っていて、風邪をうつされちゃいそうだし。 一応、アイマスクと耳栓は用意していたんっすけどねぇ…。 ま、車中泊するよりは、ちょっとだけマシ。 そんなアレだったりしたんっすが、とまあ、そんなこんなで、翌朝。 岐南駅のスマパーは余裕で3台とも空いておりました。 このまま、誰にも知られることのないまま、駐車場の数だけが増えてくれると有り難いんっすが、岐南駅 5時41分発の始発に乗って、名鉄岐阜駅で各務原線に乗り換え。 先発の電車はまずまずの混雑ぶりだったんっすが、隣のホームに次発の電車が入線していて、こっちのほうは余裕で座ることが出来ました。 三柿野駅に着いた頃には既に開門していて、わりと余裕で基地内に潜入。 最前列は無理だったんっすが、前から4列目くらいに陣取ることが出来て、うーん、まあまあ? 唯一、天気だけが気がかりだったんですが、6時の時点では、晴れマーク。 が、9時から15時くらいまでが傘マークになっていて、で、その後、天候が回復するという、嫌がらせかい! そう言いたくなるような予報になっていて、うーん…。 が、とても雨が降るようには思えなくて、イケそうやん! とまあそんなことで、ますは地上展示から。


< 岐阜基地航空祭 2017 (地上展示) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 わりといい感じに撮れたな♪ …と。 で、続いては “オープニング” 。 例年、岐阜基地ではこの段階から戦闘機が派手に飛びまくって、イケるやん! …と、ヲタの人たちから高い評価が得られていたんっすが、今年のプログラムは機種のところが “T-4/T-7” となっていて、何かちょっと嫌な予感…。


< 岐阜基地航空祭 2017 (T7 & C130) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、結果的には “T-4” すら飛ばなくて、もの凄く地味な出し物で終わってしまいました。 写真は1枚だけだし、しかもボケているんっすが、別にこんなん、どうでもいいやぁ…。 で、その後、中部日本航空連盟の主催で、グライダーが2機ほど飛ぶことになっていたんっすが、何のアナウンスもないまま、何も飛んではくれなくて、うーん…。 でもまあ、そんな地味なヤツ、別に飛ばなくたって、どうでもいいやぁ…。 で、続いては “C130輸送機” の航過飛行。 これが飛び始めるまで、凄く間があって、何だか居たたまれない気分になっちゃいましたが、とりあえずコイツはデカくて遅いので、写真を撮るには、楽でいいよな…と。 ま、撮れたところで、大してカッコいいものではなかったりするんっすけど。 ちなみにこれ、根は輸送機なので、物資を安全・確実に運搬するというのが任務なんっすが、絶対これ、中の荷物は荷崩れしまくりやろ? 割れ物注意とか、ぜんぜん注意する気ないやろ! そう言いたくなるくらいの “機動” は見せてくれたりします。 逆さまになるところまではいかないので、“天地無用” のシールが貼られた荷物は大丈夫そうなんっすけどね。


< 岐阜基地航空祭 2017 (機動飛行) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 F系の “機動飛行” 。 ここに来てようやく、盛り上がって来ましたな。 写真の出来のほうは、僕の基材と腕では、これくらいが限界だったりするんっすが、空中給油デモは、なかなかよく撮れたかな…と。 で、この頃が、この日のピークでありましたな。 飛びっぷりも、天気も。 ちらっと晴れ間が見えたりして、イケるやん! そう思ったのもつかの間、ブルーインパルスが始まる頃には、分厚い雲が…。 で、演技中には、ついにポツポツと雨が降り始めて来ちゃいました。 天気予報、大当たりやん! …とか、喜んでいる場合ではありません。 風も出て来たし、クソ寒いし、うーん…。


< 岐阜基地航空祭 2017 (ブルーインパルス) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、演目のほうも、アクロバット無しの “航過飛行” だけっすかぁ…。 何とかローパスという、編隊を組んで、煙を吐いて、通り過ぎるヤツばかりで、うーん…。 最後に “ローリングコンバットピッチ” と “コークスクリュー” だけは見せてくれたんっすが、久しぶりに見たブルーは、ちょっぴり消化不良な結果に終わっちゃいました。 その後、 室屋義秀クン のアクロが披露されたんっすが、便所待ちの列に並んでいたので、写真は無し。 で、その後も雨が止む気配が感じられなかったので、最後の “編隊飛行” は捨てて、撤収。 めちゃ混みしそうな名鉄は避けて、JRの高山線で帰ることにしたんっすが、1本見送って次の便にしたら、普通に座ることが出来て、その点ではよかったんっすが、とまあそんなこんなで、おしまい♪ 結果的に、快活クラブで仮眠プランは、無意味やったな。 朝早く出て、岐南駅のスマパーに止めれば、それで何の問題もなかったな…と。 残りの2台は、ずーっと 「空」 のままだったし、こんなん、何の小遣い稼ぎにもならんやん! この土地の所有者の “怒りの撤退” は時間の問題であるような気が…。 で、帰りは ここ に寄りました。 露天風呂からの眺めはいいし、日曜日はイベントで “あひるちゃん” も浮いているし、イケるやん! お食事処 のほうも、 “飛騨牛ほう葉焼き御膳” とか “ (同) 鉄板焼き御膳” とかあって、イケそうやん! で、 “ほう葉焼き御膳” のほうを頼もうとしたら、午後6時前の時点で、既に売り切れ。  “ほう葉焼き (単品)” というのはあったので、それとご飯を頼んで食ったんっすが、味噌汁とか、小鉢とかが無かったりすると、何かちょっと寂しいっすなぁ…。 “切り干し大根の炊いたん” とか出されても、別に嬉しくないし。 …とか、小鉢に対して否定的だったんっすが、小さな鉢くらい、付けろよ! …と。 体操の鉄棒でも “伸身コバチ” とかがないと、かなり物足りなかったりしますからなぁ…。 とまあ、全般的にちょっぴり微妙な企画ではありましたが、先週、このコーナーをサボる口実にはなったし、今週、こうして1回分のネタにもなったし、で、今週は 築城基地 の航空祭だったりするんっすが、9時から15時の間だけ、雨降れ! 御膳の小鉢も品切れになれ! …と念じておいて、今日の話は、おしまい。

 ということで、今日はカーティス・アミー&ポール・ブライアントっす。 誰? …と、僕に聞かれても困るんっすが、片割れのほうは過去にも取り上げたことがありますな。 んーと、 これ 。 カーティス・アミーは、尾崎亜美、カメレオン・アーミーと並ぶ、 “世界3大・アミ、あるいは、アミー、もしくは、アーミー” の一人なんっすが、アミと言えば安美錦。 幕内に復帰して、途中まで6勝1敗と、めっちゃ頑張っていたのに、そこから大失速。 7勝7敗と、後が無くなりました。 もし、今日の千秋楽で負け越しちゃったりしたら、もう笑うしかありませんが、で、終盤まで優勝争いに絡んでいた隠岐の海も息切れしちゃいましたな。 隠岐の海と安美錦の “オキアミ・コンビ” で、立派なクジラの餌になって欲しいと願っていただけに、ちょっぴり残念…。 で、前回、デュプリー・ボルトンと組んで、 『カタンガ』 に加担したアミー君、今度はポール・ブライアントというオッサンとくっついた模様であります。 何をする人なのかと思ったら、オルガン奏者。 そこにトロンボーンのロイ・ブリュースーター (?) という人も加担して、楽器の構成からして、ソウルフルでアーシーで、真っ黒でドロドロな世界が展開されていそうな、ちょっと嫌な予感が…。 ちなみに、僕が持っているCDはもう1枚、 『バック・イン・タウン!』 というアルバムがオマケで追加されて “2in1” になっていたりするんっすが、これは恐らく、バンブル・ビー・スリムとかいう、ギターを弾くオッサンのリーダー作なのではなかろうかと。 サイドマンとしてアミーが参加しているからといって、何も1枚に纏めなくても…。 お得と言うより、余計なことをしてくれた感のほうが強かったりするんっすが、ま、こちらのほうはバッサリと無視する所存なので、大勢に影響は無いんっすけどね。 とまあそんなことで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目。 アルバム・タイトル曲の 「ミーティン・ヒア」 。 オジー・マシューズという人の作品のようっす。 輸入盤で、ライナーノートが英語で書かれているので、詳しいことはよく分からんのっすが、で、ここに来て、“CURTIS AMY” って、もしかして、カーティス・エイミーって読むんじゃね? そんな疑惑が浮上しました。 “世界3大・アミなんちゃら” まで持ち出しておいて、今更それは無いやろ。 …と、困惑しているところでありますが、 ここ を見る限りでは、うーん…。 というか、このCD、欲し過ぎぃ! …で、即座にポチってしまいましたが、あ、でも、 『カタンガ』 はアミー表記だし、どっちでもいいんじゃん! ということで、 「ミーティン・ヒア」 。 これはアレっす。 ファンキーでグルービーな作風で、イケるやん! そういったアレだったりするんっすが、テナーとボントロのユニゾンでテーマが演奏されて、で、ソロ先発はアミー君、もしくはエイミー君。 ソウルフルで、パワフルで、ワッフルな吹きっぷりは、誰に似ているかと言うと、んーと、テディ・エドワーズ? ちょっぴり武骨で、そこはかとなく恥骨。 そんなプレイに巷のギャル達はメロメロなんじゃね? そんな気がしなくてもなくて、で、続いてはトロンボーンのロイ・なんとかという人のソロ。 個人的によく知らん人なので、あまり多くは期待していなかったんっすが、普通にイケますな。 ワイルドな風情で、あまり泥臭くないところがよくで、で、それは続くオルガンのポール・ブライアントに関しても、同じ事が言えるのではなかろうかと。 途中で管楽器コンビが登場してハモリで絡んで来たりする辺り、実に真っ当なハードバップだったりするし、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 当たりやな! …と確信させる、会心の立ち上がりでありました。

 で、次。 カーティス君のオリジナルで、 「アーリー・イン・ザ・モーニング」 。 苗字の読み方が判然としない以上、名前のほうで呼ぶしか無いんっすが、で、これはアレっす。 アーシーで、泥臭くて、ソウルフルなスロー・ブルース。 そういうアレだったりして、都会派アーバンな僕の趣向には今ひとつそぐわなくて、うーん…。 テーマの後、ブライアントのオルガン・ソロが登場するんっすが、めっちゃディープっす。 前半はオクターブ奏法、もしくはシングルトーンっぽくて、で、途中からコード奏法っぽくなったりするんっすが、オルガンの持ち味が十二分に発揮されているな。 そう、前向きに捉えることが出来るかも知れません。 で、ソロの最後に被せるようにソウル過ぎるカーティス君のソロが登場。 こういうの、アメリカ人にはウケそうっすよね。 で、続いて、何とかという人のトロンボーンが登場。 ま、この楽器の持ち味が十二分に発揮されているような気がしないでもなくて、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 ま、最初に予想していたのはこういった路線だったりするので、ま、こんなもんだよね。 そう、諦観と共に受け入れるしか無いかも知れないな…と。 ということで、次。  「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」 。 「もし私が鐘ならば」 という、アメリカ人が何を目指しているのか、今ひとつ理解不能なソレだったりするんっすが、ジャズの世界ではマイルスのアレがあまりにも有名。 一体どんな歌詞なのかと思ったら、 これ 。 おお、なかなか可愛らしい歌やん♪ 中身が分かると、インストの演奏もまた、ちょっと違って聞こえたりするんっすが、ここでのプレイも無邪気に能天気だったりして、ま、悪くはないっすな。 テーマ部の合奏の後、テナーのソロが登場するんっすが、浮き足立っている感じが、よく表現されているのではないか? そのように評価していいのではなかろうかと。 続くトロンボーンの人も、ほのぼのしておりますなぁ。 で、その後、ポール・ブライアントがテーマのメロディを軽くフェイクして聞かせて、で、本格的に合奏仕様のテーマに戻って、おしまい。 ちょっと軽すぎる気がしないでもないんっすが、ま、これはこれで、いいんじゃね? そんな気がしないでもありません。

 で、次。  「ワン・モア・ハムホック・プリーズ」 。 カーティスなんちゃら君のオリジナルなんっすが、それはそうと、始まりましたな、 『マチ工場のオンナ』 。 桑名でロケをしたということで、めっちゃ楽しみにしていたんっすが、いきなり舘ひろしが桑栄メイトから出て来て、ワロタ。 ちなみに子供の頃、舘ひろしを 「やかたひろし」 だと思っていたのは秘密なんっすが、冒頭からちょっぴり不細工な娘を大声で怒鳴り飛ばしたりして、何とも不快なオッサンでありますなぁ…。 ちなみに、駅を出てすぐのペデストリアンデッキはこの撮影の直後に取り壊されてしまって、今では見ることの出来ない貴重な映像だったりします。 で、川沿いの民家は播磨の辺り、オネーチャンがバイトしていたガソリンスタンドは、ますお駅から員弁方面へと走ったところ、で、幼女が出てくる回想シーンは走井山公園っすかね? 見知ったところばかりが出て来て楽しいので、みんなも是非、見てね♪ ま、地元民以外、見知らぬところばかりが出て来て、別にアレな気がしないでもないんっすが、ということで、 「ワン・モア・ハムホック・プリーズ」 。“hamhock” って、何や? …と思ったら、足のすぐ上の脚からの肉の小さなカット。 調べても今ひとつよく分からんかったんっすが、畜肉の部位っすかね? そいつを、もっと欲しがっている様を詠んだ作品のようでありますが、マイナーでファンキーな、日本人ウケしまくりそうな曲調だったりして、イケるやん! さすが、A面もB面も、どちらも1曲目にキャッチーなのを持って来た模様でありますが、ソロ先発はオルガンの人。 途中、管楽器のハモリが絡んで来る辺り、お約束と言っていい展開だったりするんっすが、そのベタさが心を強く揺さぶります。 で、続くカーティス君のテナー・ソロは、以前、テディ・エドワーズと比較したりしましたが、フランク・ヘインズっぽいと言ってもいいかも? 次に出てくるトロンボーンの人のソロも味わい深いし、で、最後にちょっとだけオルガンの人が出て来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ここまで、大当たり×2、まあまあ×1、そこそこ×1で、大いに健闘しているな…と。

 で、残りの2曲は歌物でありますな。 まずは 「エンジェル・アイズ」 。 しみじみとしたバラードっす。 で、最後を飾るのは 「ジャスト・フレンズ」 。 軽快な仕上がりっす。 いずれも、佳作? そういった感じっすかね? いや、 「ジャス・フレ」 は、何か違う曲のように聞こえたりするんっすが、演奏そのものは、かなりイケてる気がしないでもなくて、とまあそんなこんなで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 いいっすな、これ! オルガン入りということで、敬遠する人もいるかも知れませんが、騙されたと思って、買え! 聞け! そう言いたくなっちゃいます。 もしかして、これ、隠れたハード・バップの名盤なんじゃね? そんな気すらしてしまうんっすが、ちなみにオマケに入っているもう1枚のアルバムのほうは、オッサンの歌が入っていて、かなりアレなので、最初から無かったものとして無視するのが賢明なのではなかろうかと。 それさえ無ければ、普通にめっちゃ、オススメ☆


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