COMME A LA RADIO (SARAVAH)

BRIGITTE FONTAINE (1969)

COMME A LA RADIO


【パーソネル】

BRIGITTE FONTAINE (vo) ARESKI (perc,vo)
LEO SMITH (tp) <#1,3,5> ROSCOE MITCHELL (fl) <#1> JOSEPH JARMAN (oboe,ss) <#1,3,5>
ALBERT GUEZ (lute) <#5> JACQUES HIGELIN (g) <#10> KAKINO DE PAZ (zithe) <#5,9>
MALACHI FAVORS (b) <#1-3,5> J.F. JENNY CLARK (b) <#4> J.C.CAPON (cello) <#4,10>
【収録曲】

(01-04) COMME A LA RADIO / TANKA II / LE BROUILLARD / J'AI VINGT SIX ANS
(05-08) L'ETE L'ETE / ENCORE / LEO / LES PETITS CHEVAUX
(09-10) TANKA I / LETTRE A MONSIEUR LE CHEF DE GARE DE LA TOUR DE CAROL
【解説】 ( 2017年12月31日更新 / 連載 1,285回 )

 今年の仕事も無事に終わりました。 とりあえず、年が明けたら本気を出そう。 そういった方針で、面倒だったり、気が進まなかったりする案件を先延ばしにすることで、何とか乗り切ることが出来たんっすが、ちなみに、うちの会社は1月4日までが休み。 1日だけ出勤したら、すぐに3連休だったりするので、ヤル気を出すのは、それからでいいっすよね? あと10日くらいグダグダしていても大丈夫とか、最高やん! ちなみに、年明けの予定はというと、元旦はウダウダと無為に過ごして、恐らく夜には肉を食う…と。 朝飯はお雑煮でありますな。 雑煮と言えば、地方によって様々なタイプがあることで知られている食い物だったりするんっすが、餅は丸いのか、四角いのか、味噌仕立てなのか、醤油味なのか、餅は焼いてから煮るのか、ナマのまま鍋に投入するのか、具はどうするのか、肉は入れるのか、魚貝類はどうするのか、などなど。 雑煮だけに、何でも好きなように雑多に煮ちゃえば定義を満たすことになるんっすが、しかしアレっすな。 おめでたい正月早々 “雑” の字が付くものを食べるって、ちょっとアレっすよね。 おせち料理とか、縁起担ぎ系食い物のオンパレードだったりするのに、よりによって “雑” 。 雑巾とか、雑菌とか、何か、ロクなものがねーな。 そんなイメージしかなかったりするんっすが、ということで、調べてみました。 「雑」 で始まる言葉 。 まずは、さいか 【雑賀】 。 和歌山市の地名。 おお! 年が明けたら和歌山に遊びに行こうと思っている僕には、とってもタイムリーなネタなんっすが、 「ざつが」 とか 「ぞうが」 ではなくて、 「さいか」 。 何か、雑賀衆とかいう、そういう一般大衆がいたような? えーと、 これ 。 中世の日本に存在した鉄砲傭兵。 おお、何かカッコええやん! いいっすよね、鉄砲傭兵。 少なくとも、河野洋平よりは強そうなんっすが、雑賀衆 (さいかしゅう) って何だか、カシューナッツが好きそう。 そんなイメージがちょっとだけあったりしますよね。 ちなみにカシューナッツというのは、カシューという中南米原産のウルシ科の常緑高木の種子なんだそうっすが、このカシューの木、和名では “カシューナットノキ” と言うんだそうで。 ナッツちゃうんかい! ナットだと、ボルトの相方というイメージが強くて、ちっともナッツ感が高まってこなかったりするんっすが、それはそうと、ウルシ科。 何かめっちゃ、かぶれそうっすよね。 中南米原産で、かぶれる。 何かめっちゃ、アレックス・カブレラっぽいやん!

 ということで、次。 ざこ 【雑魚/雑喉】 。 ざっこう (雑喉) の音変化。 ほぉ。 “喉” というのは “のど” っすよね? “のど” と言えば、北朝鮮のノドン。 かつては “労働” などという、今ひとつ弾道ミサイルっぽくない漢字で書かれておりましたが、北朝鮮本人は “火星7号” と呼んでいるそうっす。 スカッドBが 「火星5号」 、スカッドCが 「火星6号」、ムスダンが 「火星10号」 。 ほぉ。 大陸間弾道ミサイル級なヤツは “14” でしたっけ? それの新型の “15” まで、ロケットマン君はぶちかましてくれているワケでありますが、そういえばミサイルマンではなくて、ロケットマンなんっすな。 ミサイル = 軍事目的、ロケット = 平和目的な印象だったりするんっすが、ついでに言うと、弾道弾 = 軍事目的、段田男 = 演歌歌手。  そんなイメージだったり。 で、それはそうと、雑喉。 いろいろな種類の入り交じった小魚。また、小さい魚。じゃこ。 雑な喉なら、どんな生物にも応用出来そうな気がするんっすが、何故か、サカナ限定。 ノドグロという魚がいたりしますが、雑魚 (ざこ) 。 よくよく考えると、魚と書いて 「こ」 とは、なかなか読めないっすよね。 で、これ、元々は商品価値の低い魚、特に小魚の総称。 そういう意味だったのが、転じて大した人物でない人をこのように呼ぶようになった…と。 また比喩的に狭い部屋で複数の人間が寝ることを 「雑魚寝」 (ざこね) と言う…と。 あ、確かに言いますな。 ただ、狭い部屋で複数の人間が寝るというのではなく、 ここ を見る限り、何かめっちゃ、不純な気配が…。 おおぜいの男女が一堂に集まって、雑魚 (ざこ) のように入りまじって寝る風習をいう。年越しの夜、うんぬん。 おお、まさにこの原稿がアップされる今宵こそ。 紅白歌合戦とか、見てる場合じゃねぇ! 蕎麦とか、食ってる場合でもねぇ! ま、紅白を見て、蕎麦を食ってからでも、十分に間に合うような気もするんっすが、年越し蕎麦とか、雑煮だとか、おせちだとか、そんな食い物系の行事ばかりではなく、“雑魚寝” という素晴らしい日本の伝統を、今すぐにでも復活させなければ!

 “雑” という字、意外とイケるやん! そんな事実が発覚した八角親方でありますが、一方、貴乃花親方はどうなってしまうんでしょうな? 名古屋場所の時に、桑名に宿舎を構えてくれているので応援しているんっすが、それはそうと、 ざこば 【雑魚場】 。 江戸時代、大坂で最大の魚市場の通称。 ほぉ。 「桂ざこば」 って、ここからの命名だったんっすな。 昔は桂朝丸という名前で、ウィークエンダーのレポーターをやってましたよね。 僕が通っていた中学校で、生徒の母親が竹鎗を持って職員室に侵入して、先生を脅した事件が勃発した時に、桑名に取材に来てくれたので応援しているんっすが、「朝丸が九華公園を散歩しとったで。ウィークエンダーの取材やな。」 という、近所の生徒からの目撃情報が。 で、 “ざこば” と言えば、シャコバサボテン。 蝦蛄みたいな葉っぱの仙人掌だから、こんな名前が付いたみたいなんっすが、桑名寿司の並寿司には必ず入ってましたな、蝦蛄。 見た目はグロいんっすが、そんなにキモい寿司ネタではなかったような? ま、僕は断然、マグロのほうが好きなんっすけどね。 で、マグロと言えば、 黒潮市場 。 昼飯はここのマグロに決まりだねっ♪ そんな話を2回ほど前に書いた気がするんっすが、ホテルの朝飯で、朝っぱらから解体されたマグロが寿司として提供されることが判明して、じゃ、昼にわざわざ食う必要もないかぁ…と。 で、その時点では不明だったホテルの夕食のメニューも明らかに。 ほれ 。 僕は 【豪華夕食を愉しむ】 海のリゾートグルメ旅プラン 「和会席」 というのを申し込んだので、恐らく右側の高いほうの料理を食べさせて貰えるものだと思われますが、ぶっちゃけ、ちょっと微妙なような…。 右側の安いほうのプランのメインは、特選牛陶板焼き。 エエやん! 一方、高いほうのプランの肉料理の部はというと、特選牛サーロイン炙りサラダ。 え? サラダ? 特選牛サーロイン…まではいいとしても、炙り…も、いいとしても、え? サラダ? 肉、めっちゃペラペラそう…。 アンド、量的にも、めっちゃ申し訳程度そう…。 で、その他、右と左の違いはというと、安いほうには “揚げ物” があるやん! が、高いほうにはないやん…。 あ、でも、高いほうには “椀物” があるやん! ぜんぜん嬉しくないやん! あ、でも、 “凌ぎ” というのもあるやん! 中身のほうはというと、紀州鯛めし 笹包み。 微妙やん! どうやら、高いほうは “紀州くえ鍋” がメインという位置付けであるようっすな。 この魚 。 体長1.2m、重さ50kgを超える。 デカっ! 重っ! 偽装問題が起こるほどの超高級魚。 (中略) 一般家庭の食卓に上る魚ではなく、高級料理店でのみ楽しめるものだ。 サカナ好きの人なら、めっちゃ嬉しいんでしょうが、個人的にはクエ鍋とか、森永のチョコボールのキョロちゃんが、クエッ、クエッ、クエッ! そう言いたくなっちゃう、トリの餌のような食材だったりして、うーん…。 以前、白浜の旅館で食ったことがある気がするんっすが、えーと、 ここ 参照。 どこに書かれているのか、いちいち探すのは面倒だと思うので、行数稼ぎを兼ねて、改めて引用させて頂くと、で、クエ鍋はアレです。 言われなければクエとは分からなくて、でもまあ、食えばクエだと分かるのかも知れなくて、とりあえず食ってみました。 クエ〜♪ ま、普通にサカナっすな。 わざわざ高い金を出してまで食いたいとは思いませんが、うんぬん。 やはり、決してオススメであるとは言えないようで…。 この時は伊勢海老&牛ロースの陶板焼き〜♪ そんなメインがあったので、食い物に関してまったく不満は無かったんっすが、今回、肉料理はサラダだけだし、揚げ物もないし、うーん…。 あ、でも、写真を見る限り、海老の天麩羅みたいなのがありますよね。 で、 “造里” が無駄に豪華だったりするような? で、肉サラダって、どれや? “寒鰤大根煮” らしきものも無いような気がするし、というか、この写真、あまりにも (イメージです) 過ぎるんじゃね? そんな気がしないでもありません。 紀州くえ鍋には “しめじ” も入ってるっぽいんっすが、しめじのイメージも見えてこなくて、うーん…。

 とまあそれはそうと、雑煮。 そろそろ本題に入っても、何とか最後まで乗り切れるんじゃね? そんな感触が得られた次第でありますが、この件に関しては、ちょっとググったらすぐ、それらしいのが出てくるに違いないので、事態を楽観視しているんっすが、えーと、 これ 。 おお、雑煮だけで飯を食ってるような、こんなサイトがあったんっすな。 雑煮と言えば、餅。 他にどんなものを入れようと、どんな味付けにしようと、絶対にこれだけは欠かせない。 そんな風に思っていたんっすが、中には 「餅無し正月」 といい、餅を禁忌とし、サトイモ、そば餅等を主原料にする地域が、うんぬん。 え、マジかよ? 言われてみれば雑煮であって、餅煮ではないので、別に餅が無くても成立する食べ物ではあるんっすが、というか、そば餅って、何? 餅を禁忌とし、そば餅を主原料とする。 それって何か、めっちゃアカンような気もするんっすが、というか、餅を禁忌にする意味が分からん…。 近畿日本ツーリストを禁忌にするとかならまだ分かるんっすが、JTBとか日本旅行とかに勤務している人なら、禁忌にしますよね、近ツー。 で、えーと、 餅なし正月 。 地域というより、特定の家や一族の問題なんっすな。 もし餅を搗くと血が混じるなどという。 怖ぇぇぇ…。 それって、間違えて “こねる係” の頭を杵でかち割っちゃった。テヘ♪ そういった事故ではなくて? ま、そういったマイノリティは無視して、雑煮に餅を用いるマジョリティだけを相手にしようと思うんっすが、 雑煮の餅分布図 。 おお! 見事なまでに ○ と □ で東西に分かれておりますな。 言葉だとか、カレーに入れる肉が豚なのか牛なのかとか、そういった東西文化の分岐点は三重県の辺り、もっと具体的に言うと、桑名市の旧市街地と、旧長島町の間の揖斐・長良川にあるというのが定説なんっすが、雑煮の餅の ○ と □ が都道府県単位で混在しているのは、三重県と石川県、それと、何故だか高知県だけだったりするんっすな。 高知に一体、何があったのか、ちょっと気になるところでありますが、えーと、 四国のお雑煮マップ 。 えー、何、このカオス。 雑煮問題、奥が深すぎるやん! 正月に和歌山のホテルで僕が何を食べるか。 そんな、誰も興味を持たない話を書いてる場合じゃ無かったやん! で、香川県って、本当にアンコが入った餅で雑煮を作るところが多いんっすな。 ウドンの汁に普通の餅を入れておけばそれで済む話なのに、何故わざわざ、そんなもんを? で、問題の高知県。 かなり下のほうになるんっすが、角餅おすましタイプ or 丸餅おすましタイプ。 あ、ホンマや! というか、 “おすましタイプ” って、ちょっと可愛い♪ “おぞましタイプ” だと、あまり可愛くなくて、おぞましかったりするんっすが、で、先ほどの 全国マップ 。 これだと、三重県の北のほうは “おすましタイプ” ではなくて、 “味噌タイプ” であるかのような色分けがされているんっすが、えー、マジかよ? 餅的には角餅を煮る、もしくは丸餅を煮るの混在であるかのように表記されておりますが、えー、マジかよ? ちなみに、さば家の雑煮は、角餅を焼くの、おすましタイプ。 ほぼ、名古屋の雑煮であるな。 そのように判断していいのではなかろうかと。 名古屋と言えば、味噌、味噌、味噌。 味噌煮込みうどんに、 「つけてみそかけてみそ」 だぎゃ。 そんなイメージが強いかと思うんっすが、雑煮は “おすましタイプ” 。 えーと、 これ 。 おお、そうそう、これこれ。 超シンプル♪

 何でもいいけど、超シンプルと、チョー・ヨンピルって、似てるよな。 そんな気がするんっすが、ますます謎が深まった 「雑煮の雑学」 に関しては、ネタに困った来年の今頃に再び検証することにして、では皆さま、よいお年を☆

 …と、その前に後半を片付けておかねばなりませんが、今日はえーと、ブリジット・フォンテーヌっす。 ふぉん、てーぬ♪ 懐かしいっすな、『ノックは無用!』 ということで、 『コメ・ア・ラ・ラジオ』 。 読み方が合っているのかどうか、まったく自信は無いんっすが、日本ではもっぱら 『ラジオのように』 というタイトルで知られているアルバムでありますな。 アート・アンサンブル・オブ・シカゴが共演していることで、コアなファンから支持が得られているようっすが、アレスキという、アレが好きそうなパーカッションの人が全面的にフィーチャーされている模様っす。 とまあそんなことで、まずは1曲目。  「ラジオのように」  何というか、めっちゃ前衛的で、不思議なジャズ・ボーカルというか、シャンソンというか。 新春シャンソン・ショーとかで歌ったら、観客、ポカーン。 マラカイ・フェイヴァーズのベースと誰かしらの打楽器による呪術的なリズムをバックに、囁くように、呟くようにブリジットの “生声” が登場。 歌と言うか、ポエムの朗読というか、で、そこに管楽器による、とってもアートなアンサンブルが絡んで来て、何とも言いようのない独特な世界が展開されます。 近鉄四日市駅前の 「ベッ世界」 って感じ? 高校生の頃、駅のホームから看板が見えていたんっすが、どんな世界か確かめる機会に巡り会えぬまま、本日に至ってしまい、無念…。 で、その後はフルートの人とか、トランペットの人とか、背後でそれなりにアドリブっぽい演奏を聞かせてくれたりするんっすが、主役はやはり、ブリジット。 仏語で何をブツブツ言っているのかは、 ここ 参照。 というか、演奏も聞けちゃったりするんっすが、エエんか? ジャスラック、出番やで! もしかしたら、フランス人が相手では権力を発揮出来なかったりするのかも知れませんが、そういう時はフィンランド人におまかせ。 ハッキネンが、権力を発揮すんねん。 …とまあそんなこんなで、ま、後は各自、動かない動画を見て…というか、聞いて、自分なりに判断して貰うとして。

 で、次。 仏語で書くのは面倒なので、日本盤CDの日本語表記だけを記載しておこうかと思うんっすが、 「短歌2」  元の表記も 「TANKA」 だったりするので、フランス語というより、ローマ字? マジで短歌なんか? 炭化とか、単価とか、担架とか、そういう可能性はないんか? 痰壺の中身は何か? 痰か? そういう歌だったりしたら、ちょっと嫌なんっすが、私は空中に描いた、あなたのための美しい絵を、あなたがいなかった時に、愛しい人よ。 わりとマトモな歌詞っぽいっすな。 短歌、関係ないやん! そんな気がしないでもないんっすけど。 で、演奏のほうはというと、アレスキの打楽器と、マラカイのベースと、ブリジットの囁き。 その3者による地味なインタープレイ。 そういったアレでありますな。 最後、管楽器の人も少しだけ登場するんっすが、 「短歌」 というだけあって、歌、短っ! そういった感じの、ほんのちょっとした小さなプチ小品でありました。 で、次。  「霧」 。 ここではアレスキ君の渋い歌声がフィーチャーされるんっすが、これがなかなかいい感じ。 何となく、ミルトン・ナシメントっぽい? いいっすよね、ナシメント。 何となく、メントール味の梨っぽくて。 で、バックの伴奏は土俗なリズムと、中近東なフレーバー。 中東、近東、中近東。 何でもいいけど、中近東と、習近平って、似てるよな。 そんな気がするんっすが、胡錦濤と、コキンちゃんも似てますよね。 とまあそんなこんなで、おしまい。 ちなみに、ブリジットは1回お休み♪…で、ありました。

 で、次。  「私は26才」 。 うーん、ちょっと微妙かも? 「おくさまは18歳」のほうがいいような? あ、でも 「内山理名は36歳」 も悪くなかったし。 いやあ、遂に終わっちゃいましたな、 『マチ工場のオンナ』 。 前のシリーズが地震とか選挙とかで1回延びたお陰で、最後は2話連続になってしまって、ちょっと駆け足。 ああ、今年の楽しみが無くなってしまったぁ…。 ま、残すところ、あと1日足らずなので、別にいいんっすが、来年はまた、新たな楽しみがあると信じて。 で、今回、わりと都会っぽい商店街が出て来ましたが、ロケ地は瀬戸市だった模様。 桑名には一番街とか、銀座商店街とか、 ここ 参照の、激寂れなのしかなかったりするので、やむを得ないかな…と。 三八市をやってる時の寺町は人だけは多いんっすが、ちょっとイメージが違うし。 で、北勢線の黄色い電車が走っていった踏切は七和の辺りらしいっす。 こちらは紛れもなく桑名市内なんっすが、クソ田舎でありますなぁ…。 で、クソ田舎といえば、銀行員の長谷川くん、いなべ出張所に左遷されちゃったんすなぁ…。 最初はクソ嫌味なキャラだったのか、途中から大逆転して、好感度、めっちゃアップ。 後任のメガネ銀行員が人間味の欠片もないヤツだけに、ヒューマン長谷川が恋しくなっちゃいます。 で、メガネと言えば、若手工員のメガネ君は、めっちゃいいヤツっすよね。 金髪との絡みも絶妙。 で、ストーリーのほうはというと、登場人物の中で、断トツの最低であるということで、衆目の評価が一致していた旦那の大ちゃんが、最後に殊勲の大逆転打。 話がちょっと出来過ぎな気もするんっすが、実話がベースらしいので、実際のところはどうだったのかな? …と。 で、本題に戻って、内山理名は36歳なんっすが、いい感じに熟れていて、ハアハア…。 で、何でもいいけど、舘ひろし、最後まで化けて出て来過ぎぃ! 柳沢慎吾に 「いい夢見ろよ」 みたいなノリで、 「成仏しろよ」 と言って貰いたいところでありますなぁ。 とまあそれはそうと、本題に戻って、 「私は26才」 。 結構いいトシだと思うんっすが、ここでのブリジットたんは、ロリロリ♪ ちょっぴりアストラッド・ジルベルト・スタローンっぽい? …って、それ、ロリロリなんだか、ムキムキなんだか、よく分からんキャラだったりするんっすが、ベースのピチカートと何らかの楽器をバックに、陰々滅々とした呟きが繰り広げられております。 覇気のない26才でありますなぁ…。

 で、次。  「夏、夏」 。 夏、夏、ナツ、ナツ、ココ夏〜、愛、愛、アイ、アイ、愛ランド〜♪ そういう能天気なのを期待していると、肩透かしもいいところなんっすが、一応はブリジットとアレスキくんのデュオだったりして、石川優子とチャゲにも負けない名コンビではあるな…と。 背景では中近東な弦楽器が頑張っていて、でもって、次。  「まだ」 。 そういう名前の歌です。 出来のほうはというと、地味の極み。 盛り上がらないパーカッションをバックに、心を病んだブリジットが詩の朗読を披露する…みたいな。 ということで、次。  「レオ」 。 管楽器の人たちが、そこそこ陽気なパーカッションをバックに、集団で即興演奏を繰り広げるという、民族音楽的なアレでありまして、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ感がもっとも強いナンバーであるな…と。 その他、何か不思議な楽器も絡んで来たりして、なかなかに自由であるな…と。 ブリジットは最後の場面で、ほんのちょっとだけ顔を出しているのか、あるいは次の曲が始まっちゃったのかは定かでありませんが、取りあえず、次。  「小馬」 。 いかにも小さな馬らしい、童謡的な歌唱が可愛いな♪ …と。 多重録音なのか、あるいはブリジットが分裂したのか、ギャル2人分の声が聞こえたりします。 というか、短っ! ということで、次。  「短歌1」 。 中近東な弦楽器と分裂ブリジット、そして、アレスキ。 不思議な世界が展開されております。 で、ラスト。  「キャロル塔の駅長さんへの手紙」 。 中近東な弦楽器と分裂していないブリジット。 そういったアレだったりして、うーん、まあまあ? ということで、本編はおしまい。

 CDだと、この後、オマケが5曲ほど入っていたりするんっすが、ま、無視してもいいかな? …と。 「ラジオのように」 の英語版が聞けるのは、ちょっと貴重だったりするんっすが、やっぱ、ブリジットは仏語のほうがいいような? とまあそんなことで、オマケのほうも、おしまい。

【総合評価】 年越しの夜を飾るに相応しい1枚でありましたな。 …とは、とても思えなかったりするんっすが、とにかく前衛で、ひたすら斬新。 わからん。 つまらん。 そういう発言をすると、ダサいヤツと思われそう感が半端なかったりするんっすが、少なくともタイトル曲は、聞けば聞くほど病みつきになる中毒性があるのは確かでありまして、とまあそんなこんなで、さ、今夜はみんなで雑魚寝だねっ♪


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