THE ART TATUM TRIO (PABLO)

ART TATUM (1956/1/27)

THE ART TATUM TRIO


【パーソネル】

ART TATUM (p) RED CALLENDER (b) JO JONES (ds)
【収録曲】

(01-03) JUST ONE OF THOSE THINGS / MORE THAN YOU KNOW / SOME OTHER SPRING
(04-06) IF / BLUE LOU / LOVE FOR SALE
(07-08) ISN'T IT ROMANTIC / I'LL NEVER BE THE SAME
(09-10) I GUESS I'LL HAVE TO CHANGE MY PLANS / TRIO BLUES
【解説】 ( 2018年01月07日更新 / 連載 1,286回 )

 和歌山に行って来ました。 …と、その前に、大阪に行って来ました。 1月3日から1泊2日の行程なんっすが、マリーナシティホテル に泊まる。 次の日は 加太海月 で昼飯を食って、温泉に浸かる。 この2つは決定として、残った時間をどこでどのように過ごすか。 個人的にソソられるポイントとして、まず最初に浮かんだのが 友ヶ島 。 2日目に予定している温泉のすぐ近くから この船 で行けるみたいで、めっちゃ好都合やん♪ …と思ったら、冬の間は ※12/29 - 1/3を除く、土曜・日曜・祝日に運航します。 そういうアレだったりするようで、アカンやん! となると、えーと…、庭が好き、ニワトリも好き、小学生の時に同じクラスだった天才ニワ君は、ちょっと…。 そういう趣向の持ち主である僕としては、 ここ がちょっと気になったりします。 1万4千坪の庭園は、個人庭園としては桁違いに広大な敷地になっています。 ほぉ。 桑名にある 諸戸氏庭園 と、どっちが広いんや? …と思ったら、諸戸くんちは 8千坪しかなかったりするみたいで、アカンやん、惨敗やん…。 ことのうらおんざんそうえん → 古都の裏音山桑園。 一発でちゃんと漢字変換出来ないところを見ると、ただ無駄に広いだけで、あまり大したことはないのかも知れませんが、もろとしていえん → モロとして胃炎。 こっちも、アカンやん! ただ、何となく詩情を感じさせるという点では勝っていると言えるかも知れませんが、いずれにしろ、温山荘園は 12/1〜2月末日までお休みのようで、アカンやん! となると、あとはえーと、 紀三井寺 とか。 二百三十一段の石段を登ると和歌浦湾が一望。その気分はまるで雲上人のよう。 おお、悪くなさそう。 が、疲れそう…。 庭を愛でるというタイプの寺では無さそうだし、滋賀にある三井寺のほうには行ったことがあるし、紀三井寺とか、三井寺に “紀” が付いただけやん。 そんな気がしないでもないので、ま、今回は 和歌山城 だけに絞ろうかな? …と。 天守閣のお休みは 12月29〜31日なので大丈夫なんっすが、御橋廊下というところは 1月3日まで休み。 せっかくなので、次の日に行くことにして、とりあえず初日は大阪で美味いものでも食べることにしようかな? …と。 で、午前中は適当にその辺を観光してみようかな? …と。 とまあそんなことで、行って来ました。


< 梅田スカイビル空中庭園 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 空中庭園 〜♪ ちょっと気になってしたんっすよね。 どこにあるのかというと、梅田。 松田、竹田、梅田。 この3つの中ではもっとも格下で、鰻丼なら4切れほど少なそう。 肝吸いも付いてこなさそう。 天丼なら海老天が無さそう。 イモとカボチャとシシトウしか揚げられてなさそう。 そんなイメージがあったりするんっすが、大阪では一番の都会エリアだったりします。 ちなみにJRの大阪駅 = 私鉄や地下鉄の梅田駅でありますな。 うちの会社の関西支店が新大阪駅の近く、正確に言うと、西中島南方駅という、西なのか、中なのか、南なのか、はっきりせぇ! そう言いたくなるようなところにあって、どんなド都会のド真ん中なのかと思ったら、意外と微妙だったりしたんっすが、新大阪駅って、単なる郊外だったんっすな。 天王寺は去年の正月だったかに遊びに行ったし、近鉄だと終点が難波なので、そちらのほうは行ったことがあるんっすが、もしかして大阪駅 = 梅田駅で降りて外を歩くのって、初めてだったりするかも? で、梅田駅はダンジョンだという話をよく聞くので、極度の方向音痴である僕は、道に迷わないかめっちゃ心配だったんすが、地上に出るだけなら大丈夫でした。 で、外に出ると、スカイビルはすぐ目の前。 ただし、陰気臭い地下通路を通って、貨物駅の跡地だかを横断しなければなりません。 つい最近、新しい歩道が作られて、80%くらいは地上を歩けるようになったんっすけどね。 えーと、 これ 。 おお、そうそう。 こんな感じの道でありました。 この写真ではけっこう人が歩いているように見えますが、僕が行った時はお正月だったからなのか、時間が早かったからなのか、人影はまばらで、肋骨はあばらで、焼肉のたれはエバラで、うーん…。 いや、豚バラにエバラのたれとか、めっちゃ美味そうなんっすが、スカイタワーに入っていこうとする人は、ほんの数人しかいなくて、もしかして空中庭園、すっかり飽きられちゃったとか? アキラ100%だったりとか? そのまま引き返したくなるような雰囲気だったんすが、実は日付指定の前売り券を買っちゃったりしているので、えーい、行ったれ〜! …ということで、まずはエレベーターに乗って、35階まで。 その後、 (写真・いちばん上) みたいなエスカレーターに乗って、39階まで移動。 “ハブーブエスカレーター” という名前なんだそうっすが、何、ハブーブって? 沖縄に棲息する毒蛇を研究するクラブ活動で、イクラちゃん? それは、ハブ部、バブ〜。 ちょっと違う気がするので、調べてみました。 ハブーブ (英:haboob) とは、乾燥地域における強い砂嵐のこと。もともとは 「強い風」や 「現象」を意味するアラビア語に由来するが、うんぬん。 調べてみてもよく分からなくて、バブ〜。

 …と、ここまでは、無料っす。 引き返すなら、今のうち。 ま、ここまで来ちゃったら、もうちょっと上まで登っちゃいますけどね。 ということで、40階。 見晴らしのいい展望フロアとなっており、ラブラブなペヤング向けのカップルシートなどが設えてあります。 ちなみに僕は極度の高所恐怖症で、高いところとか、絶対、無理! …だったりするんっすが、こういう、どう間違えても下に落ちそうにない囲われた空間であれば、わりと大丈夫。 ひとつ間違えると落ちちゃいそうな足場とかは、アカンのっすけどね。 落ちる。痛い。下手したら死ぬ。 そんな未来が明確に見えてしまって、無理っ! 人間、下手すると1メートルの高さから落ちて死んじゃうこともあるみたいだし。 1メートルは、一命 (いちめい) 取る。 これは 「42ボルトは死にボルト」 と並ぶ、建設業界の安全教育における有名な標語なんっすが、ひとつ間違えなくても、0.3つくらい間違えただけで転落必至な梯子とかは、問題外。 去年の暮れ、役場の屋上の高架水槽のFRPを修理する工事の監督を頼まれて、めっちゃ嫌な予感がしたんっすが、いざ現場に行ってみたら、塗装屋のオッサンが外壁に長いハシゴをかけて、そこから屋上に昇る! …とか言い出して、いや、それ、絶対に無理やから…。 自分が昇って落ちるのも嫌だし、他人が昇って落ちるのを見るのも嫌だし、とにかく、嫌。 幸い、建物の中の階段を昇って、そこからアプローチするというルートもあったからよかったんっすが、それでも猿梯子を昇らされる難関が2箇所あったりして、こんなん、猿しか昇れやんやろ? …と。 ま、何とか頑張りましたけどね。 で、この空中庭園、もうひとつ上の階に展望テラスがあったりするんっすが、こちらは完全フルオープン。 ちと、恐ぇぇぇぇ…。 が、3メートルの梯子とか、三命くらい取られそうなヤツよりはぜんぜん大丈夫だし、ま、話のタネに1回くらいは昇っておいても、いいかな? …と。 夕焼けとか、夜景とかも綺麗そうなので、時間帯を変えて、あと1回くらいは昇ってみてもいいかな? …と。 で、ひとりでカップルシートに座るっ! …というのは、さすがにちょっとハードルが高過ぎますな。 とりあえず 「恋のぼんちシート」 とかで我慢しようかと。 …って、それはそれで、かなりアレな気がするんっすけど。


< 梅田スカイビル空中庭園 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、このビル、上に昇るだけでなく、下から眺めても、イケるやん! そんな意匠だったりしますよね。 ただ高いだけで、つまらん形をしている “あべのハルカス” みたいなカスとは大違い。 …と思ったら、グッドデザイン賞を受賞しているんっすな、ハルカス。 そんなにグッとくるようなデザインではないような気もするんっすが、一方、梅田スカイビルはというと、第34回 「緑の都市賞」 で内閣総理大臣賞とか、そういう地味なのしか貰えなかった模様。 第18回 「全国菓子大博覧会」 で大臣賞を受賞した 「味カレー」 と同レベル? で、これ、 「緑の都市賞」 というだけあって、ビルそのものというより、隣接する “新・里山” とかいうエリアが評価されたっぽいっすな。 何かちょっとした庭園みたいになっているらしいので、庭好きの僕としては、かなり期待していたんっすが、水の流れが適度にせせらいでいたりして、うーん、まあまあ? で、ビルそのものとしては外側が鏡張りになっていて、天井の “ぽっかり穴” や、 “ハブ部、バブー” なエスカレーターが写り込んだりするところが、イケるやん! …と。 とまあそんなこんなで、梅田は以上っす。 で、続いて 「桜ノ宮」 に移動。 どこや、それ? …と、直前まで僕もよく把握していなかったんっすが、 一休レストラン で昼飯を食うところを探していて、いいかも? そんな気がしたのが、 帝国ホテル大阪 の中にある “フライング・トマト・カフェ” というところ。 実は、2018年1月9日(火)の朝食をもちまして閉店いたします。 そんな運命が待ち受けていたみたいなんっすが、そうとも知らずに予約を入れちゃいました。 ま、行った時にはまだ営業していたので、特に問題は無かったんっすが、閉店を記念(?)して、特別なコース・メニューが設定されておりました。 前菜、スープ、肉料理、魚料理を、それぞれプリフィックスで選ぶという形式で、エエやん♪ …と。 前菜を付けるか、ケチるか、魚にするか、肉にするか、両方にするか、ご予算に応じて品数を決めることも出来て、エエやん♪ …と。 で、どこにあるのかと思ったら、桜ノ宮駅の近く。 どこや? …と思って調べてみたら、JRの大阪環状線で、大阪駅から2つめなんっすな。 そこから再び環状線に乗って天王寺まで行けば、和歌山方面行きの特急 「くろしお」 に乗ることが出来るし、位置的にも悪くないかな? …と。 ま、そんなことで、行ってみました。 周囲に特段、観光に値するようなスポットがあるようには思えないんっすが、昼飯の予約時間やら、 「くろしお」 の都合やらもあって、前後にちょっぴり散策して時間を潰すことにしました。 その成果は、また後から書くとして、まずはランチの結果報告から。

お飲み物♪

 店内はいかにもカフェらしい、明るくてお洒落な雰囲気で、紙の敷物だとか、食器だとかにはオリジナル・キャラの “フラトマちゃん(仮名)” があしらわれていて、可愛いっ♪ 完璧、ギャル向けやな。 そんな気がしないでもないんっすが、でも、いいんだ。 どうせ、あと1週間くらいで潰れちゃうワケだし。 で、閉店スペシャルで、やる気がなかったのか、あるいは、お正月特別だったのかは定かでありませんが、コース・メニューはプリフィックス方式ではなくて、固定化されちゃってる模様。  前菜を付けるか、ケチるか、魚にするか、肉にするか、両方にするか、それらの選択は可能なようで、じゃ、えーと、松田、竹田、梅田とあるうちの、竹田くんのコースで、オナシャス。 前菜は付けて貰って、メインは1品、肉のほうをチョイス。 そういう選択でありますな。 お値段のほうは、えーと、4,200円とかでしたっけ? 決して、お安くはないんっすが、腐っても帝国ホテル、潰れる直前でもフライング・トマト。 大阪の有閑マダムなオバハン相手としては、ま、妥当なところとちゃいまっか? ということで、

 
前菜♪ スープ♪

 まずは、前菜。 スモークサーモンのサラダ的な何かっすかね? で、ここ、お気楽なカフェかと思って油断していたら、腐っても帝国ホテル。 ナイフやら、フォークやら、スプーンやらを総計5本ほどテーブルの上に配置されて、ちょっと焦ってしましました。 こ…、こういう時って、どっちから使えばエエんやっけ? 1年ほど前の僕なら、ここで動揺しちゃうところなんっすが、今年の僕はちょっと違います。 テーブルマナー、ちゃんとマスターしちゃいましたぜ。 こういう時は、外側から順に使えばいいんすよね? 外から使うという道は、外道ではない。 この暗記方法で、完璧っす。 左手でフォークを持って、右手のナイフで切って、で、食べるときに、右手にフォークを持ち替えていいのかどうか、この点はまだちょっと迷うんっすが、とりあえず、スモークサーモンのサラダ的な何かはフォークを使わずに食えたので、右手に持ったフォーク1本でクリアして。 で、次。 いきなり、コーヒー? そんなふうに見えるかも知れませんが、こいつの正体はというと、コンソメスープ。 色、濃いっ! で、味、深っ! クノールのカップスープとは、一味違いますな。 何かこう、ブイヨンの出汁が、めっちゃ効いてるな! …と。 具のほうはシンプルに、タピオカのみ。 タピオカというのが、一体どういうものなのか、よく分からないまま食ってみたんっすが、んーと、寒天みたいなもん? 決して、グッとくるような具ではなく、選択肢にもしコーンポタージュがあったら、間違いなくそっちをチョイスしていたと思いますが、ま、珍しい汁物を飲めて、よかったな…と。 で、ここまではとっても優雅でエレガントなランチ・タイムだったんっすが、その直後に問題が発生。 新規のお客様が約1名やって来て、僕のすぐ隣に着席。 めっちゃ若いギャルやんけ! 同じお一人様として、ちょっと心強くはあるんっすが、ただでさえナイフとフォークが苦手だというのに、めっちゃ緊張するやんけ、このシチュエーション…。 幸いというか何と言うか、スマホで動画の音声を垂れ流しにするような、あまりお上品とは思えないタイプのギャルだったので、あまりマナーとか、気にしなくていのかも知れませんが、左手でフォークを持って、右手のナイフで切って、で、食べるときに、右手にフォークを持ち替えていいものなのか、どうか、うーん…。

肉料理♪

 …と、悩んでいるうちに、本日のメインディッシュが登場。 出されるまで、何を食べさせて貰えるのか不明だったんっすが、「ビーフステーキでございます。」 おお、やるやん♪ さすが、お正月特別スペシャルメニューやん! ま、肉の厚みはステーキと呼ぶにはやや微妙な厚み…というか、薄みだし、端っこのほうはちょっと焦げてるし、食べてみたら、決して上等とは言えない肉質だったりしたんっすが、タレはエバラではなくて、カレーの銀容器みたいなのに入ったスペシャル物らしいし、これで文句を言ったら、バチが当たるな…と。 有り難く頂戴させて頂きました。 隣のギャルを気にしながら、めっちゃ緊張して…。 で、最後にデザート。

デザート♪

 フルーツと、何かのムース。 美味ちい♪ ということで、以上、満足なランチでありました。 店員のお姉さんも愛想がよくて感じがよかったし、このまま閉店してしまうのは、ちょっと惜しいような…。 2018年3月中旬に予定をしております新店舗オープン後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 …とのことで、店のお姉さん、そのまま再雇用して貰えるといいっすなぁ。 フラトマちゃんは、ま、失業確定なんっすけど。 とまあそんなこんなで、続いては桜ノ宮界隈の散策の成果を2ページほど。


< 桜ノ宮界隈 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 まずは前半。 この辺り、旧淀川というか、大川というか、そういうのが流れていたりするんっすが、詳しくは、えーと…、 ここ 参照。 淀川という名前はカッコいいんっすが、大川だと栄策みたいで、ちょっとアレっすよね。 曇りガラスを手で拭いて〜、あなた、明日が見えますか〜♪ 見えねぇよ、んなもん。 明日なんてものは見えないんっすが、橋の上からは大阪城が見えて、おお〜、さかじょう♪ そんな気分に浸ることが出来ます。 河川敷は公園になっていて、近所の人がジョギングしたり、犬を散歩させたりしていて、のんびり。 春にはめっちゃ綺麗に桜が咲きそう。 で、今の時期は夜になると、地味にイルミそう。 で、あとは花びら風のお飾りやら、前衛風の彫刻やらがあったりとか。


< 桜ノ宮界隈 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、後半。 あとは、えーと…、鳥がいたりとか。 僕は鳥の種類にはまったく詳しくないんっすが、これはえーと…、鳩かもね? で、こっちの奴らは、カモメかもね? で、川には平ぺったい変な形の船が航行してたりとか。 これ っすな。 橋の下、ぎりぎりのところを潜ったりするので、この平坦さであるものと思われますが、近くの鉄橋をひっきりなしに電車が通るし、たまに飛行機が飛んできたりもするし、陸海空、それぞれ、乗り物好きには楽しめるスポットなのではなかろうかな…と。 で、後は、ゴミが散乱していたり。 汚ねぇな。 そう思わずにはいられませんが、こうして写真で見ると、ちょっぴり前衛風なアートのように見えなくも無いし、ゴミが産卵するよりは、まだ産卵のほうがマシかな? …と。 ゴミが卵を産んだら、めっちゃ増えちゃいそうっすもんね。 で、あとは、水門みたいな出し物があったり、ベンチがあったり。 ベンチの写真を撮るの、好きなんっすよね。 ベンチを見ると、血が騒ぐというか。 俗に言う、“ベン血” ってヤツ? とまあそんなことで、桜ノ宮界隈は、おしまい。 周囲に特段、観光に値するようなスポットがあるようには思えないな。 そんなふうに思っていたら、被写体としては、意外とイケるやん♪ …なところだったりしたんっすが、ということで、環状線に乗って、天王寺へと向かいます。 各駅ごとに、名前などに因んだ発車メロディが決められていて、楽しい♪ ちなみに、桜ノ宮駅は大塚愛の 「さくらんぼ」 。 大阪出身なんだそうです。 で、森ノ宮駅は、 「森のくまさん」 。 そのまんまやん! で、鶴橋駅。 焼肉屋の集結地として知られているんっすが、ここの発車メロディは、焼肉バイキングで食べ放題、食べ放題、ヨロレイヒ♪ 妙にマッチしていて、何の違和感もなくて、素晴らしいっ! とまあそんなことで、この続きはまた、次回。 割り箸も割り放題、ワリホ〜♪

 ということで、新年、開けましておめでとうございます。 年も明けたことなので、気持ちも新たに、振り出しに戻って、今日から “ピアノ編” をお届けしようと思うんっすが、まず手始めはアート・テイタム。 ネタ用にポチりましたぜ、 『ピアノ・スターツ・ヒア』 。 買ってしまってから気が付いたんっすが、これ、1933年と1949年の録音なんっすな。 古臭そう&音悪そう…。 で、これ、ソロ・ピアノだったりするんっすな。 めっちゃ、つまらなさそう…。 それより何より、もっと致命的な問題があることが発覚しちゃったんっすが、これ、前に取り上げたこと、あるやん! えーと、 これ 。 いやあ、まったく記憶になかったっす…。 同じ中身なのに、ジャケ絵が違うとか、反則やん! で、9月に入ったことだし、気分を一新して今回からしばらく “ピアノ編” 。 今回と同じようなことを書いておりますな。 で、前半は旅行ネタっすか。 清里とか、懐かしいっす。 …と、思い出に浸っている場合ではなくて、新たなネタを探さなければなりません。 通販では間に合いそうにないので、えーと、 これ 、ダウンロードしちゃいますかぁ。 ジャケットが改竄されているっぽいので、それはオリジナルのほうで書くとして、1956年の吹き込みなので、音はそんなに悪くなさそう。 で、トリオ編成なので、まあまあ聞けそう。 そんな気がしないでもありません。 ベース担当はレッド・カレンダー。 燃える男の、赤いカレンダー、それがお前だぜ〜、それがお前だぜ〜♪ 熱唱 by アキラ100%…ではなくて、小林旭。 えーと、 これ 。 え? それがお前だぜ〜、いつも仲間だぜ〜♪ こんな歌詞でしたっけ? ま、それはそうと、で、ドラムスはジョー・ジョーンズだじょー。 フィリー・ジョーではなくて、パパ・ジョーのほうだと思われるじょー。 頭がハゲてるほうでありますな。 とまあそんなことで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、 「ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス」 。 ミディアム・ファストくらいのテンポで、とにかくテイタムが弾きまくり、スイングしまくり。 おお、そんなに古臭い感じはしなくて、意外とイケるやん! メロディを弾いた後、チャラララララララ♪ …という装飾を入れることろなど、まさしく、バド・パウエルの元ネタはコレやな。 そう確信させてくれるスタイルだったりして、やるやん! ちなみに、テイタムくんは1909年10月13日生まれで、1956年11月5日にお亡くなりに。 47歳って、えらく早死にしちゃったんっすな。 で、これ、わりと死にかけの時期の演奏である模様ですが、それが信じられないくらいに生き生きしていて、人間、いつ、何の拍子でぽっくり逝っちゃうか、分かったものではありませんなぁ…。 終盤、パパ・ジョーとの絡みで、大いに盛り上がったりして、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ということで、次。  「モア・ザン・ユー・ノウ」 。 ゆったりしたテンポのバラード調のアレなんっすが、ここでも “パウエルの元祖感” が色濃く出ていて、興味深いものがあります。 で、次。 配信モノなのでライナーノートがなくて、無断で勝手に引用して行数を稼ぐ。 そういう、いつもの手が使えないので、今日の後半はとってもあっさり終わっちゃいそうな予感なんっすが、前半だけで1回分の長さは確保出来たので、ま、いっかぁ。 …と。 ということで、 「サム・アザー・スプリング」 。 何となく、ノスタルジックな気分にさせてくれる、ミディアム・テンポのアレであるな…と。 で、次。  「イフ」 。 異父に畏怖の念を抱く。 僕が 「イフ」 に付いて語れるのは、それくらいなんっすが、カタルーニャについてなら、もうちょっと語れる〜にゃ? そんな気がしないでもなりません。 語尾がネコ語っぽくて、ちょっといいっすよね、カタルーニャ。 ニャ〜と言えば、和歌山電鉄のネコ駅長。 “よんたま” が見習いという立場から出世して、正式な駅長に就任したみたいっすな。 えーと、 ほれ 。 たま電車に乗車プランというのも検討していたんっすが、熊本県から紀の川市の実家へ帰省中に訪れた中学1年の女子(13)とかが来ていたのなら、そっちにしてもよかったかも? いちご電車や、おもちゃ電車なんかも走っていて、JKやJCやJSや幼女のウケもよさそうだし。 ま、これは今後の検討課題として、で、演奏のほうはというと、小粋な小唄っぽくて、悪くないな…と。

 で、次。  「ブルー・ルー」 。 フルフラフルール、何が降ーる? 犬が尾を振る、ワンダフル〜♪ いいっすよね、 フルールの天気予報 。 声が可愛いっ♪ それに比べて、テイタムの 「ブルー・ルー」 は、あまり可愛くはないんっすが、その分、ちょっぴりブルーなルー大柴っぽくて、これはこれで、悪くないかも? アップ・テンポでテイタムの超絶技巧が堪能出来るという、そういうアレでありますな。 で、次。  「ラブ・フォー・セイル」 。 ちょっと意外な選曲であるようにも思えるんっすが、ま、悪くない出来であるな。 そのように評価してエエんとちゃいまっか? で、次。  「イズント・イット・ロマンチック?」  日本語では、「ロマンチックじゃない?」 恋かな? (イエス!) 恋じゃない? (イエス!) 愛かな? (イエス!) 愛じゃない? (イエス!) ロマンチックかな? (イエス!) ロマンチックじゃない? (イエス!) 何でもかんでも全肯定するんじゃねぇ、バックコーラス! そう思わずにはいられない 「夏色のナンシー」 by 早見優でありますが、普通にロマンチックな曲であるな。 そのように肯定していいのではなかろうかと。 で、次。  「アイル・ネバー・ビー・ザ・セイム」 。 あ、いるね、バービーな政務官。 そういった人に捧げられたナンバーではないかと思われますが、バービー (アメリカンな着せ替え人形) なのか、バービー (お笑い芸人) なのかで、ずいぶんと政務官のイメージが変わってくるんっすが、曲と演奏のほうは、アレっすな。 ま、いいんじゃね? …と。 この上ない手抜きモードに突入しちゃいましたが、残すところあと2曲です。 さ、頑張りましょう。

 ということで、次。  「アイ・ゲス・アイル・ハブ・トゥ・チェンジ・マイ・プランズ」 。 guess = 推測する。 下衆の勘繰りを彷彿させて、何とも秀逸な日本語と英語の一致だったりするんっすが、で、曲と演奏のほうはというと、ま、いいんじゃね? …と。 で、ラスト。  「トリオ・ブルース」 。 3人組によるブルースっす。 ということで、今日はおしまい。

【総合評価】 ま、悪くはなかったかな? …と。 現代につながるジャズ・ピアノの巨大水脈はここからスタートした。 バド・パウエル、オスカー・ピーターソン、チック・コリア等、数えきれないほどの後進を触発した “ジャズ・ピアノの神様” アート・テイタムの神髄を捉えた名盤が、うんぬん。 間違えてダブり買いしちゃったCDの帯にそんなアレが書かれたりしておりますが、この、わりと死ぬ直前に作られたトリオ盤も、ほぼ動同様。 パウエル派の根源が垣間見えるという歴史的な価値からしても、ま、いいんじゃね? そんな気がしないでもない、とっても貴重な一枚でありました。


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