DUKE JORDAN TRIO (VOGUE)

DUKE JORDAN (1954/1/28)

DUKE JORDAN TRIO


【パーソネル】

DUKE JORDAN (p) GENE RAMEY (b) LEE ABRAMS (ds)
【収録曲】

(01-03) JUST ONE OF THOSE THINGS / EMBRACEABLE YOU / MINOR ESCAMP (JORDU)
(04-06) SCOTCH BLUES / CONFIRMATION / DARN THAT DREAM
(07-09) THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME / WAIT AND SEE
【解説】 ( 2018年04月01日更新 / 連載 1,296回 )

 (1) 点検報告書は早く作らなければならない。 (2) いらない書類はさっさと処分しなければならない。 以上2点、この年度末に僕が学んだ教訓でありますが、いいっすよね、教訓。 少なくとも 「いかくん」 (←イカの燻製) よりは、イカ臭くないし。 そういえば、今日 (3月31日) のセンバツ高校野球には京都の乙訓高校が登場しますな。 「おっくん」 なのかと思ったら、「おとくに」 。 対戦相手は三重高校っすかぁ。 ぶっちゃけ、松阪にある高校なので、まったく応援する気になれず、日大三高との対戦が決まった時は完敗を確信して、心の中でニンマリしていたんっすが、完勝しちゃいましたな。 日大三高は試合後の握手を拒否したりして、めっちゃ感じが悪かったので、三重高が勝って、結果オーライなんっすが、普通にめっちゃ強くて、僕の 「おっくん」 も虐殺されちゃいそうな予感が…。 公立高校みたいだし、ほとんどの選手が京都出身みたいなので、応援してるんっすけどね。 ちなみに、三重高校も公立だと思っている人がいるようっすが、三重県には三重市とかないし、中京大中京と同じ梅村学園の一員でありますな。 出身中学を見たら三重県人が半分くらいだったので、うーん、まあまあ? 校訓は 「真剣味」 だそうです。 個人的には 「カレー味」 とかのほうが好きなんっすが、真剣味。 何となく、真イカと剣先イカをブレンドしたみたいな味がしそうっすよね。 ま、それはそうと、(1) 点検報告書は早く作らなければならない。 某上水道施設の年次点検は去年の末には終わっていたので、その気になれば、いつでも点検報告書を作ることは出来たんっすが、でもまあ、工期は 3月31日までだし。 …というので、その気にならずに、ずーっと放置していたんっすが、年度末も押し迫ってきて、遂に催促の電話が…。 こうなってしまった以上、覚悟を決めて作るしかありません。 会社とか家とかだと、今ひとつヤル気が出ないので、 前回 も登場した “快活CLUB” に籠もることにしたんっすが、とりあえず点検写真帳の整理を終えて、あとは報告書の作成でありますな。 前年度の報告書をプリントアウトして、そこに今年のデータを赤字で書き込む。 そうやって作った元ネタがどこかにある筈なんっすが、どこにいっちゃいましたかね? 去年の暮れに、机の上に無作為に積まれている書類の山のどこかに埋もれていたのを発見した記憶があるんっすが、お正月は綺麗な机で迎えましょう。 そんな無意味な方針のもと、とりあえず机の引き出しに書類を突っ込んで、急場を凌ぐことにしたんっすが、アレで毎年、必要な書類が行方不明になっちゃうんっすよね…。 で、あちこち引っかき回した結果、お、これか? あったぜ、やったぜ、見つかったぁ♪ 後はヤル気さえあれば何とかなるに違いなくて、これでもう一安心でありますな。

 その元ネタの入った封筒を鞄に入れて “快活CLUB” に持ち込んで、いざ、報告書を作ろうとして、ん? 何かちょっと、違和感を覚えてしまったんっすが、あ、これ、よくよく見たら、去年のやん! 2年前の報告書をプリントアウトして、そこに去年のデータを赤字で書き込んだヤツやん! そんな昔のいらん書類、さっさと処分せんかい。 紛らわしいやんけ! そう思わずにはいられませんが、結局、この日はまったく仕事にならなくて、こうなったらもう、自棄で “焼きカレー” を食ってやるぅ! 本場の門司港で本物の焼きカレーを食う前に、“快活CLUB” で、パチモンの焼きカレーを食うワケにはいかないな…と。 そんな思いで、今までずっと我慢してきたんっすが、もう、どうでもいいやぁ…。 “ハンバーグ&唐揚げ焼きカレー” 、注文しちゃいましたぜ。 結果、うーん、微妙? ハンバーグは150gもあって、ボリューム満点。 というか、途中でちょっと飽きて来ちゃいます。 唐揚げは2個で、ま、適量かと思われるんっすが、問題は焼きカレー本体。 ん? これ、普通のカレーっぽくね? あんまり焼けてなくね? 焼きカレーというのが元々、これくらいの焼かれ具合のものなのか、“快活CLUB” のパチモノだからなのかは定かでありませんが、もしかしたら焼きカレーって、カレーを焼いただけなんじゃね? そんな気がしないでもなくて、僕の焼きカレー熱も、すっかり冷めてしまいました。 こうなってくると、門司港そのものも何だかどうでもよくなってきましたな。 “門司港レトロ” とか言って売り出しているようっすが、個人的にはレトロよりも、中トロのほうが好きだし。 大トロは大きくトロ過ぎてアレなので、

 中トロ>大トロ>小トロ>レトロ>トロロ

そんな順列だったりするんっすが、トロロとか、納豆とか、オクラとか、ネバネバする奴らは、今ひとつ苦手だったりするし。 オクラとか、永遠にお蔵入りでいいんじゃね? そんな気がするんっすが、オクラ入りカレーとか、余計なものを入れるな! そう思わずにはいられません。 フォークダンスは断然、オクラホマミキサーよりも、ジェンカ派だし。 “オクラ好きなホモのミッキー吉野” の略? …みたいで、まったくソソられる要素が無いっすよね、オクラホマミキサー。 で、小トロとか、そんなん、あるんか? …と、自分でも疑問だったので、ちょっとググってみたんっすが、すると、 こんなの が。 助産院ばぶばぶ、ちょっとオモロイやん。 で、小トトロではない小トロというのも、ちゃんとありました。 ほれ 。 あ、でもこれ、よく見たら小トロじゃなくて、中トロ(小)じゃん! よく見なくても、そうじゃん! というか、販売価格 1,620円って、高いやん! 大トロよりも高いやん! ま、確かにめっちゃリアルなんっすが、ただ、こいつは走らないんっすよね? 鉄にくっつくだけっすよね? じゃ、いらん…。 寿司は走ってナンボやろ? そんな気がするんっすが、高校生の頃、桑名駅前のパルの中の “シルバー模型” で見つけて、思わず買っちゃったんっすよね、「寿司が走る」 という、チョロQみたいに走る寿司のプラモデル。 食品サンプルの世界では、旧ハムヤマ商事の “安藤サンプル製作所” が頑張ってくれているんっすが、オンラインストアは こちら 。 お、安永餅ストラップに続いて、都饅頭ストラップと、アイス饅頭キーホルダーも出来たんっすな。 ただ、「寿恵広」 のアイス饅頭というのが、ちょっと残念。 僕は断然、マルマン派だし。 で、醤油皿って、こんなん何に使うねん? 皿そのものは四日市の萬古焼を使っているようっすが、皿を売ってるワケじゃないっすよね? サンプルの醤油とワサビがメインなんっすよね? いらん…。

 で、えーと、来週の今頃は、山口やら、北九州やらに遊びに行く予定なんっすが、その辺りの桜は完全に散っちゃってるでしょうな…。 咲くのが1週間早いねん…。 んなことで、初日は京都に行くことにしようかと。 いや、無論、京都の桜も散っちゃってるに違いないんっすが、1箇所だけ期待を持てそうなところが。 仁和寺の御室桜 が、ちょうど見頃になるんじゃね? …と。 いいっすよね、御室。 無論、オムロン発祥の地っすよね。 オムロンという社名はアイロンのロンとも掛けているようっすが、詳しくは ここ 。 ヘア・パーマ・アイロンの 「オムロン」 。 オムと言えば、オムレツ、オムライス、オムそばの “世界3大オム” やろ? そんな常識を覆すネーミングでありますな。 個人的にオムロンと言うと、 61F のイメージが強いんっすが、上下水道設備では、めっちゃよく使われております。 上水道では “フロートなしスイッチ” という名前の通り、電極とセットで使うことが多いんっすが、下水道の場合は フロートスイッチ と一緒に使う場合が多いっすな。 フロートスイッチと、フロートなしスイッチを組み合わせるって、変やん! そんな気がしないでもないんっすが、で、このフロートスイッチのほうがよく壊れるんっすよね。 マンホールポンプ設備の故障は8割くらいがコイツの不良で、フロートなしスイッチのほうが悪いというパターンは、…と、ここまで書いたところで携帯電話が。 めっちゃ嫌な予感がしたんっすが、案の定、マンホールポンプ故障のお知らせでありました。 ポンプはちゃんと回っていて、水位も下がっている気がするんだけど、 「異常高水位」 の警報が消えない…と。 それ、完全にフロートスイッチですやん…。 脂の固まりか何かが付着して、上がったまま下がらなくなっちゃってる状態ですやん…。 マンホールの中に入るという事態だけは避けたいところなんっすが、現場に行ってみたら、とりあえず不具合は勝手に解消していたっぽいので、ま、とりあえず様子を見よう…と。 で、月曜日に何とかしよう…と。 事態を先延しすることが出来て何よりでありますが、月曜日は若い誰か、もしくは若くないオッサンでも連れてきて、僕の代わりにマンホールの中に入って貰うとして。 かようにフロートスイッチというのは諸悪の根源だったりするので、さっさと水位計方式に心を改めて頂きたいところなんっすけどねぇ…。

 来週の週末は出掛ける予定なので、何かあっても、知らん。 その旨を役所の人に告げて、現場を後にした次第でありますが、あ、今日の 『人生の楽園』 は、桑名ネタだったんっすな。 最後のところしか見れへんかった…。 で、ひこにゃん東も、おっくんも、負けてもうた…。 公立高校、全滅っすな。 花巻東とか、めっちゃ公立校っぽい名前なんっすが、私立なんっすよね。 外人部隊なのかと思ったら、地元民オンリーのようで、その点では立派であるな…と。 ただ、立派ではあるが、カッパではないな…と。 初日、京都で御室桜 (←超満開予定) を愛でて、その後、適当にどっか回って、昼飯を食って、風呂に入ってから北九州に移動する予定なんっすが、焼きカレーは小倉のホテルの朝飯のバイキングにあるっぽいので、それで賄うとして。 焼きうどんもあるそうなので、それも楽しみ。 小倉が発祥の地らしいんっすよね、焼きうどん。 焼きそばに比べると地味で、あまりソソられるものがなくて、でもまあ、焼きサバよりはマシ? その程度の食い物だったりするんっすが、たまに食ってみると、意外と美味かったりして。 東員町にある 「スズラン」 という喫茶店はランチが2種類あって、Aランチは90%くらいの確率で “味噌カツ定食” 、Bランチは40%くらいの頻度で “焼きそば定食” だったりするんっすが、それ意外だと、Bランチは “海老ピラフ” とか、 “焼きうどん定食” とか、とにかく鉄板を使ったメニューだったりします。 で、ある日、焼きうどんを食ってみたら、意外と美味かったんっすが、朝から焼きカレーと焼きうどんの “焼き焼きコンビ” 、楽しみっすなぁ。 で、鉄板メニューではなく、鉄板の代わりに瓦で焼くらしい “瓦そば” というのが山口にあるようで、僕の瓦そば熱は、焼きカレー熱に比べると、まださほど冷めてはいないんっすが、諸般の事情により、今回のプランに組み込むのは、ちょっと難しそうかな? …と。 当初、2日目は太宰府か、柳川か、あるいは佐賀県辺りを攻めるつもりで、2日目の昼は博多駅前の ここ を予約したったんっすよね。 予約はネットでお手軽だったんっすが、キャンセルは店に直接電話をしないと駄目みたいで、シャイで無口で気が弱くて、電話が超苦手な僕としては、ちょっぴり後悔しつつ、諦めムード。 2日目は気が変わって、山口県の萩に泊まることにしたんっすが、この店を押さえてしまったが故に、小倉から博多に移動して、そこから山口県に戻るという、無意味な移動を余儀なくされちゃいそうです。 とりあえず これ を見ると “ごま鯖定食” というのがあるみたいなんっすが、話のタネに食べてみようかな? …と。  博多の名物らしいっすな、ごま鯖。 イカに真イカとか剣先イカといった種類があるのと同様、サバにもゴマサバという奴があるんっすが、それとは違って、 こういうアレ だったりする模様。 ほぉ、何かちょっとイケそうやん♪ わざわざ、これを食べるだけの為に、小倉から博多まで移動するだけの価値はあるな。 そう、自分に言い聞かせているところなんっすが、で、最終日の昼は、萩の ここ を押さえました。 “萩むつみ豚の醤油麹焼き” と “夏みかんソフトクリーム” を食ってやるぅ!

 夕食は2日とも、ホテルもしくは宿で食うことになっているので、残されたメシ機会は最終日の夕方のみ。 新山口駅の近くに “瓦そば” を食べられる店があるみたいっすが、帰りの新幹線の時間を考えると、ちょっと難しいものがあるし、うーん…。 あ、でも、秋吉台にある ここ なら、何とかなりそう。 “瓦そば” ならぬ “かっぱそば” 。 何か、パチモン感が半端ねぇ…。 瓦ではなく、カッパの上で焼く…というワケではなく、東員町の 「スズラン」 で、日常的に焼きそばやら、焼きうどんやら、海老ピラフやらが焼かれているような、ごく普通の一般的な鉄板で焼かれているようなんっすが、じゃ、 “かっぱ成分” はどこにあるのかというと、トッピングのキュウリ。 それだけ。 そもそも、どうして秋吉台でカッパなのかというと、 ここ 参照。 禅師河童。 あ、正式名称の “ぜんじかっぱそば” というのは、禅師だったんっすな。 で、これ、意外と美味しそう♪ クチコミを見ても、案外、評判はよかったりするし、もしかしたら “瓦そば” よりも、イケるかも? そんな気もしてきました。 かなり早めの夕食ということにすれば、何とかなりそうだし、ここで “ぜんじかっぱそば” と “夏みかんソフトクリーム” を食ってやるぅ! 立派な上に、カッパなプランであるな。 そう、自画自賛しているところでありますが、そんなこんなで来週が、めっちゃ楽しみ♪ 唯一心配なのは、今日呼び出されたマンポンで、また不具合が発生するんじゃね? …というアレだったりするんっすが、3年ほど前の春、小豆島へ遊びに行こうとした前の日に、今日と同じ場所のポンプが壊れて、やばかったことがあるんっすよね。 えーと、 ここ 参照。 相変わらず、年度末で行き詰まって、近場の桜の写真で誤魔化した模様でありますが、あ、この1枚目の “東員町の桜” 。 昨日、この近くのマンポンも調子が悪くなったので見に行ったら、ちょうど桜が満開だったので、思わず仕事用のカメラで撮影に励んだんっすよね。 この年も今年と同じくらい満開になるのが早かったみたいっすなぁ。 で、この時は幸い、神様の御加護で土曜日出勤しなくて済んだんっすが、今年も大丈夫っすよね? ここ を見ると禅師河童は最後、川に流されちゃったみたいなんっすが、まさか、今回の旅行が、お流れになっちゃうということは? 禅師河童が駄目なら、最後はゼンジー北京に縋るしかないんっすが、「ワタシ、マンポンのコト、よくわからないアルよ!」 とか言われて、それで終わりのような気もするし、あ、それと河童、雨乞いとか、余計なことをするんじゃねーぞ! …と釘を刺しておいて、で、今日のところは、おしまい。

 ということで、今日はデューク・ジョーダンっす。 (男)「冗談じゃないよ」 (女)「冗談じゃないわ」 そう、ヒロシ&キーボーが 「5年目の破局」 で歌っておりましたが、ジョーダンっす。 レフトスタンド上段まで (←野球) とか、上段の構え (←剣道) とか、スポーツの世界にもよく上段が登場しますが、ジョーダンっす。 デューク・ジョーダン、クリフォード・ジョーダン、スタンリー・ジョーダン。 ジャズ界3大ジョーダンの中で、日本での人気・知名度という点では、うーん、まあまあ? というか、3大ジョーンズとも、そこはかとない小者感が漂うキャラだったりしますよね。 小トトロというか。 で、今日はそんなジョーダンの 『デューク・ジョーダン・トリオ』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 何の変哲も無いタイトル。 地味の極みなジャケット。 ま、これに関しては、書くのが楽そう。 そんな利点があるので、僕としては大歓迎なんっすが、一般的に見て、ソソられる要素は皆無であると言っていいのではなかろうかと。 録音年は1954年。 古臭そう&音が悪そう。 ベースがジーン・ラミーで、ドラムスがリー・エイブラムス。 どちらも聞いたことがねぇ…。 ちなみにこれ、フランスのヴォーグというレーベルなんっすが、ジョーダンの初リーダー作っぽいっすな。 歴史的な価値はあるのかも知れませんが、あまり多くは期待出来ないんじゃね? そんな気配が濃厚に感じられるんっすが、とりあえず、演奏を聞いてみることにしましょうか。

 ということで、1曲目。  「ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス」 。 コール・ポーター作の歌物。 個人的にあまり好きではないので、期待度は最低レベルなんっすが、実際に聞いてみると、ん? 意外と悪くない? ちょっと凝った趣向のイントロに続いて、わりと力強いタッチでテーマが演奏されるんっすが、パウエルを彷彿させるような、正統派ビ・バップな仕上がり。 続くソロ・パートも気品のようなものを感じさせ、たんなる酔っ払いのオッサン。 そんなイメージの強いジョーダンにしては、わりと本気(マジ)っぽいっす。 ベースとドラムスの人も、決して悪目立ちすることなく、それでいて、きっちりと存在感があって、でもって、テーマに戻って、イントロの同じ趣向のエンディングで、おしまい。 意外とやるやん♪ で、次。  「エンブレイサブル・ユー」 。 パーカー・バンド時代からのレパートリー。 ダイヤル・レコードに吹き込まれたバージョンと同じイントロを用いつつ、うんぬん。 そう、日本語ライナーで原田和典クンが書いておりますが、ジョーダン屈指の名演としてしられてますよね、あのイントロ。 大トロみたいに脂ギトギトではなく、スカトロみたいにウンコでもなく、香気と気品を感じさせる仕上がりだったりして、で、このトリオ・バージョンのほうも、なかなかの仕上がり。 パウエルの影響を強く感じさせるんっすが、一音一音が心に響く名バラードであるな…と。 そのように評価していいのではなかろうかと。

 で、次。  「マイナー・エスキャンプ」 。 ジョーダンのオリジナルで、馴染みの無いタイトルが付けられておりますが、その中身はというと、超お馴染みな 「ジョードゥ」 。 哀感漂うマイナーなファンキー・チューンでありまして、やっぱ、普通に名曲であるな…と、改めて再確認。 で、演奏のほうも普通にいい感じであるな…と。 とまあそんなことで、次。  「スコッチ・ブルース」 。 これまた有名なジョーダンのオリジナルなんっすが、出来のほうは今ひとつ。 酔っ払いのオッサンの千鳥足な感じがよく表現されているとは思うんっすが、僕は酔っ払いが嫌いですからね。 かっぱらいよりは、マシ。 そんな気はするんっすが、かっぱらいとか普通に犯罪っすからね。 かっぱらいは河童を見習え! そう、言いたくなりますが、ま、禅師河童も当初、池の鯉をかっぱらったりしてたんっすけどね。 で、今回の 「スコ・ブル」 はというと、すこぶる出来がいい。 …とまでは言えないんっすが、普通に悪くない出来だったりして、うーん、まあまあ? ということで、次。 …と、その前に、朗報が。 今日の昼前、後半の原稿を書き始めようとした瞬間、またしても携帯電話が。 まさか、また昨日のマンポンの故障とか? めっちゃ嫌な予感がしたんっすが、違いました。 博多駅前のドンブリ居酒屋からでした。 「今日、予約して貰ってたと思うんっすけど?」 え、マジ? 来週ちゃうん? もしかして、僕の手違いだったりするのかも知れませんが、ここは強気でいきましょう。 「えー、来週やったと思うんっすけど?」 「4月1日の予約で…」 「来週やと思います!」 で、このチャンスを逃す手はありません。 「あー、で、その来週の予約も、キャンセルさせて貰っていいっすかぁ?」 「あ、別に、構いませんけど…」 よしっ! これで意味も無く博多まで行かなくてもよくなったぁ♪ 後から見たら、間違いなく4月8日の予約になっていたので、僕には何の責任も無いっすよね? ごま鯖とか、別にさほど食いたくはないんっすが、こちらからキャンセルの電話をするというのも気が重いし…。 とか思っていたら、向こうのほうからわざわざ掛けて来てくれて、ラッキー♪ で、こうなったら、 “○○のはなし” に乗ってやるぅ! それは何なのかと言うと、 これ 。 “○○” って、何かの伏せ字なのかと思ったら、これが正式名称なんっすな。 ふざけてます。 “はなし” のほうは一応、それなりに意味があるようで、萩 (ぎ) 、長門 (がと) 、下関 (ものせき) の略なんだとか。 e5489 と同じくらい、ふざけておりますな。

 で、そのご予約サイトから、ご予約してみました。 座席は指定出来ないので、どこが当たるのか、ドキドキだったんっすが、2号車 7番A席。 1号車が和風、2号車が洋風らしいので、 “洋” のほうっすな。 僕は断然、洋ロリよりも和ロリ派なので、ちょっと残念なんっすが、和食と洋食ならどちらもいけるし、便器は和式よりも洋式派なので、トータルで考えると、引き分けかな? …と。 あ、でも、大泉洋があまり好きではないので、 “洋” なのはハズレかな…と。 それよりも気になるのは、海側なのか山側なのかという問題なんっすが、調べてみたら思いっきり “山” のほうでありました。 海は死にますか? 山は死にますか? さだまさしに言わせると、どっちも死ぬみたいなので、別にどっちでもいいやぁ…。 ということで、次。  「コンファメーション」 。 パーカーが作った曲なんっすが、あの有名なメロディーを一切取り入れることなく、徹底的にジョーダン独自のアイデアで弾ききる。 そういうアレだったりする模様っす。 こりゃ、言われなければ分かりませんな。 というか、ぜんぜん別の曲とちゃうん? あ、でも、コード進行は間違いなく 「コンファメーション」 であるな。 そう、分かる人なら確認出来るものなんっすかね? よく分からんので、次。  「ダーン・ザット・ドリーム」 。 バン・ヒューゼン作の歌物。 個人的に好きな曲なので、期待度はマックスなんっすが、ジョーダン君はその想いに応えてくれて、なかなかエエ感じやん。 そんなバラードに仕上がっておりました。 で、次。  「ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー」 。 あまりよく知らん曲のような? …とか思っていたら、わりとよく知ってるアレだったりしました。 日本名 「誰も奪えぬこの想い」 。 ミディアム・スローのしみじみ系。 後半はしみじみ、地味やな。 そんな気がしないでもないんっすが、んなことで、ラストっす。 ジョーダンのオリジナルで、 「ウェイト・アンド・シー」 。 歌物みたいな綺麗な曲っすな。 演奏そのものは地味なんっすが、ま、いっかぁ…と。 とまあそんなことで、おしまい。

【総合評価】 悪くはなかったっす。 特に6曲目くらいまでは、完璧やんけ! そう評価していいのではなかろうかと。 最後、ちょっぴり力尽きた感はあるんっすが、スタンダートと自作曲とのバランスもいいし、これが初リーダー作なら、上出来なんじゃね? …と。 そのように評価していいのではなかろうかと思われる、そんな1枚でありました。 んなことで、では皆さま、また再来週☆


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