PORGY & BESS (CAPITOL)

HANK JONES (1958)

PORGY & BESS


【パーソネル】

KENNY BURRELL (g) HANK JONES (p) MILT HINTON (b) ELVIN JONES (ds,perc)
【収録曲】

(01-02) SUMMERTIME / THERE'S A BOAT DAT'S LEAVIN' SOON FOR NEW YORK
(03-05) MY MAN'S GONE NOW / A WOMAN IS A SOMETIME THING / BESS, YOU IS MY WOMAN NOW
(06-08) IT AIN'T NECESSARILY SO / I GOT PLENTY O' NUTTIN' / OH, I CAN'T SIT DOWN
(09-10) OH BESS, OH WHERE'S MY BESS? / I AIN'T GOT NO SHAME

【解説】 ( 2018年08月19日更新 / 連載 1,313回 )

 甲子園へ高校野球を見に行って来ました。 …というのが、毎年、お盆休みの恒例行事だったんっすが、今年はやめました。 チケットの販売方法が変わっちゃったんっすよね。 中央特別席、いわゆる “バックネット裏” が、全席前売り指定席になっちゃった…と。 ま、それはそれで、朝早くから並ばずに済むようになるので、個人的には 「朗報」 やな。 そんなふうに思っていたんっすが、その前売り券が買えなかった…と。 一・三塁特別席とかは今まで通り、当日の発売なんっすが、よくよく考えてみると、前の日の夜に甲子園の近くまで移動 → 仮眠 → 寝れん…。 その状況で、朝、クソ早くからチケットを買うために行列に並ぶのは辛いし、観戦中はクソ熱いし、で、苦労が多いわりに、ここ数年、劇的で、めっちゃ面白い試合というのに当たってないような気がするし、基本、スタンドで焼き鳥と串揚げを食うのが楽しみなだけで、無理してまで、毎年通うほどのものではないような? …と、かように熱意が薄れてしまって、で、チケットが取れなかったのを幸いに、今年はもっと、涼しいところに行ってやるぅ! …と。 お盆の前、しばらく、めっちゃクソ暑い日が続いてましたからね。 桑名も連日、37℃とか、38℃とか、39℃とか。 最高気温ランキングで、結構いいところまではいくんっすが、いつも多治見とか、揖斐川とか、美濃とかの岐阜県勢にヤラれてしまって、どうしても1位になれなくて、悔しい…。 気温のほうも過去最高を更新して、39.8℃まではいったんっすが、どうしても40℃の壁を越えられなくて、空しい…。 名古屋に先を越されてしまって、無念の限りでありますが、今日 (8月18日) とか、クーラーを入れなくても、部屋の温度が30.5℃とかだったりして、今年の夏、完全に終わっちゃいましたな…。 来年こそ、桑名の40℃越え達成を熱望せずにはいられませんが、思い切り熱く望めば気温が0.1℃くらいは上がるような気がするし、あと一息でありますなぁ。

 とまあそんなことで、長野県の白馬村に行ってみることにしました。 かつてはスキーで毎年のように訪れていたんっすが、コケて、脚の骨を折って、スキーから足を洗って、かれこれ、10年ぶりくらいっすかね? スキーシーズン以外の夏とか秋とかも、なかなかいいところだったりするんっすが、とりあえず 八方池 でも目指しますか。 八宝菜、もしくは月亭八方みたいで、今ひとつ、お洒落さに欠けるような気がしないでもない八方尾根なんっすが、いいっすよね、尾根。 個人的に、けっこう尾根好きだったりして、 「尾根好き〜♪」 と、ビリージョエルの 「オネスティ」 の節で歌ったりすることもある僕なんっすが、夏の八方に行くのも、かれこれ、10数年ぶりくらい? とりあえず白馬の宿を押さえて、八方池には次の日の朝からトライすることにして、で、前日は 岩岳 にでも行って、爽やかに感じる風とユリの花に癒やしを感じて、マウンテンをビューしながら、 マウンテンデュー でも飲もうかと。 1958年にアメリカで誕生したんっすかぁ。 ということは、今年で還暦っすな。 アメリカ人…というか、アメリカン飲料に、還暦という概念があるのかどうか知りませんが、似たようなので、スイートキッスとかいう、クソ恥ずかしい名前のヤツもありましたよね? 味的に言うと、メローイエローも同類? めっちゃ黄色い今井メロみたいで、このネーミングも、ちょっとどうかと思うんっすが、弟の成田緑夢はめっちゃ緑だし、姉弟で黄緑やんけ! …と。 いや、緑は別に何も悪くはないし、笹みどりの 「七里の渡し」 は名曲だと思うし、焼蛤に添えた れもんの二十日月〜♪ いや、いいっすなぁ。 月の満ち欠け図 。 確かに何となく、切ったレモンのように見えなくもないっすよね、二十日月。 二十四日月のほうが、もっとソレっぽいような気がしないでもないんっすが、それだと語呂が悪過ぎて、歌う笹みどりが、ちょっと大変だと思うし。

 …と、そんな感じで漠然とした計画を立てていたんっすが、直前になって、変更を余儀なくされそうな予感が。 天気が今ひとつ過ぎぃ。 …っぽいんっすよね、予報によると。 八方池とか、マウンテンがビュー出来てなんぼ。 そういうスポットなので、あー、こりゃ、アカンな…と。 とりあえず初日は長野県でも、南のほうというか、山梨に近いほうは大丈夫っぽいような気がしないでもないので、岩岳はヤメにして、 富士見高原リゾート 花の里 。 ここに行ってみることにしました。 いいっすよね、富士見。 不死身ほど、絶対に死ななさそうな感じはないんっすが、とりあえず、めっちゃ条件がよかったら、富士山が見えたりするんじゃね? そんな期待が持てたりしますよね。 多治見よりは富士見のほうが、暑くはなさそうだし。 それでふと疑問に思ったんっすが、多治見って、何でこんな地名になったんっすかね? 富士見なら、富士山が見えるんじゃね? 味見なら、味を見るんじゃね? それが由来であるのは何となく分かるんっすが、多治が見えるから、多治見? 多治って、何や? タージマハルから、マハルを引いたようなもん? タージマハルって、マハルのほうが本体のような気がするので、それを引いたタージでは、 タージン と同じくらいソソられるものがなかったりするんっすが、そんなものが見えてもなぁ…。 同じプロダクションの ゼンジー北京 のほうがまだ、中国の首都で善事を働いてくれそうなんっすが、で、多治見という地名の由来。 ここ 参照。 タージン、何の関係もないやん!


< 富士見高原リゾート 花の里 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 とまあそんなこんなで、富士見高原に到着〜。 目論見どおり、なかなかの好天だったりしたんっすが、ちなみにここ、少し前までは 「ゆり園」 だか、 「ゆりの里」 だか、そういう企画のところだったような気がします。 が、ゆりって、岩岳とか、ほかのところでも普通に咲かせていて、今ひとつ新鮮味がないし、花の盛りが7月中旬〜8月上旬あたりだったりして、夏休みの後半は集客出来ないじゃん…。 そんな弱点に気付いたのか、見世物を “花全般” に拡大した模様。 で、 自動運転カート を走らせるようになったんっすな。 こういうの、始めて乗ったんっすが、歩くよりも少し早いくらいの、のんびりとしたスピードで、エンストもせず、コースアウトもせず、前のカートにもぶつからず、人を撥ねたりもせず、地味に凄ぇぇぇぇ! ちなみにここ、ロマンスエリアと白樺エリア、大きく2つに別れているんっすが、かなり離れているので、歩いての移動は困難であるものと思われ、恥ずかしがらずにカートに乗っちゃうことを推奨しますが、ただこれ、途中で下車出来そうで、結局、下ろして貰えなかったりするところが難点だったりします。 乗り場の係のオッサンの説明によると、「1周35分くらいっす。ずーっと乗って、ここに戻って来ても、向こうで降りて、白樺の間を散策したり、写真を撮ったりということも可能っす。」 「あ、じゃ、それで…。」 「じゃ、向こうの人に、そのように伝えておくっす。」 そのような会話が交わされたので、すっかり安心していたんっすが、ただ、カートを途中で乗り捨てた場合、そこから先、どうやってここまで戻って来るのか、ちょっと不明だったりします。 やっぱり、自力で歩いてということになるんっすかね? あるいは、後から来た人が乗り捨てたヤツに乗せて貰えるとか? システムが不明なまま、白樺エリアに突入。 いいっすよね、白樺って。 白樺〜、青空、南風〜♪ 子供の頃、 「北国の春」 とか、超絶バカにしていたんっすが、大人になって改めて聞いてみると、普通にいい歌っすよね。 ま、千昌夫 (せんまさお) は借金まみれになっちゃったし、金正男 (きんまさお) は殺されちゃったし、 “世界2大・○んまさお” は、いずれも悲惨なことになっちゃったんっすけど。

 …とか言ってる間もカートは着実に前進し、で、白樺エリアをグルッと1周したところで、一時停止。 前の人たちがそこで降りていったので、僕もそれに続こうと思い、係のお兄さんに 「ここで降りていいっすかぁ?」 と聞いてみたところ、「この先のところまで行ってください。」 という指示。 で、その先、子供広場のようなところでも一時停止したんっすが、そこに係の人は誰もいなくて、勝手に降りていいのかどうか分からなくて、 「え?え?」 とか思いながら再スタートボタンを押して、で、結局、最初の乗り場のところまで戻ってしまいました。 白樺の間を散策したり、写真を撮ったりしたり出来るって言ってたのにぃ…。 釈然としないものはあるし、めっちゃ不満なんっすが、ま、しゃあないかぁ…と。 自分の足で歩こうとせずに、楽してカートなんかに頼るから、こういうことになっちゃうんっすよね。 つまるところ、あの兄ちゃんがすべて悪いっ! クビにしろ! それが無理なら、せめて3ヶ月間の減給処分にしろ! そう思わずにはいられません。 んなことで、白樺エリアの写真がほとんどなかったりするんっすが、で、ロマンスエリアのほうはというと、今の時期は 「百日草」 でありますな。 ここ の下のところにフォトコンテストの入賞作品がありますが、ま、誰が撮っても基本、似たような感じになっちゃいますよね。 この日、悲観していたよりは、ずっといい天気になったんっすが、富士山はもちろん、南アルプスや北アルプスはぜんぜん見えなくて、僕の写真では勝ち目がなくて、無念…。


< 富士見高原リゾート 花の里 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、後はリフトに乗って、 展望エリア へ。 テンボー♪ ( ← 「トムとジェリー」 のペコスおじさんの例のアレで。) 画面がチカチカして、発作を起こしそうになっちゃいますが、 これ 。 で、写真のほうはというと、テンボーのほうが、他人様にお披露目出来るようなものが撮れなかったので、後半もお花ばかりでありますな。 ま、根は “花の里” なので、仕方が無いっすよね。 これがもし、 「富士見高原リゾート 隆の里」 なら、相撲取りの写真が撮れたんでしょうが、死んじゃったし…。 んなことで、結果としては、まあまあ満足。 この日の天気の具合からすると最良の選択ではなかったかと思うんっすが、で、この後、 「道の駅こぶちさわ」 に立ち寄って、昼飯に蕎麦を食べました。 僕は “焼きそば大好き少年” だったりするんっすが、普通の蕎麦は、ま、普通。 でもまあ、サバよりは、ソバのほうがまだマシやな。 その程度の蕎麦好きだったりするんっすが、えーと、 延命そば 。 悪くはなかったんっすが、そば打ち体験がメインで、食事処のほうはオマケみたいな感じ。 普通のもり蕎麦と、大盛りのもり蕎麦しかなくて、普通のもり蕎麦のほうにしたんっすが、ま、悪くはなかったっす。 が、天麩羅が付いてこないと、圧倒的に物足りねぇ…。 天麩羅にしろ、串揚げにしろ、揚げ物って、めっちゃ美味いっすよね。 もしかして油って、神様なんじゃね? そんな気がしちゃうほど。 僕はアラブの神は信仰していなんっすが、アブラの神なら信じてもいいかな? …と。 昔、アブラの〜、偉いお坊さんが〜♪ そんな 「コーヒールンバ」 もあるので、神様じゃなく、お坊さんでも別にいいんっすが、アブラカダブラみたいな呪文もあるし、アブラ、最高っ♪


 で、その後は ほりでーゆ〜 に立ち寄って、温泉に入ったり。 お昼は 「延命そば」 はヤメて、ここの レストラン で “山賊焼定食” を食べるという手もありましたな。 “山賊焼き” といいつつ、実際は揚げ物だったりするんっすが、アブラ、最高っ♪ …だし。 「延命そば」 に比べ、寿命が縮む食い物であるのは確実なんっすが、美味いものを食って、それで早死にするなら、本望だし。 ちなみに以前、ここに1度だけ泊まったことがあるんっすが、その時のレポは、 こちら 。 フロントのお姉さん、愛想がよかったみたいっすな。 何となく記憶が蘇って来ました。 で、ここの近くに 烏川渓谷緑地 というのがあって、なかなかよかったような気がするので、ちょっと寄ってみようかと思ったんっすが、車を止めるところがなかったので、断念。 その代わり、白馬のほうへ走って、 姫川源流自然探勝園 を、ちょっとだけ探勝してみることにしました。


< 姫川源流自然探勝園 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 うーん、まあまあ? 探ってみて、勝った! そんな感触が得られる探勝ではなかったんっすが、ま、それなりに源流であったな…と。 で、おまけ。 帰り際、駐車場の端っこにある便所に入って、出てきたところで、何だかレアそうな電車だか汽車だかが走っているのが見えました。 ほれ 。 リゾートハイブリッドとか書いてありますな。 ググってみたら、 これ っすな。 ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、駆動力に電気モーターを使用します。 発車時は蓄電池充電電力を使用し、加速時はディーゼルエンジンが動作して発電機を動かし、蓄電池電力と合わせてモーターを回転させます。 まさに、電車だか汽車だかなトレインなんっすが、車内ではこんな微妙な おもてなし が。 もんぺの会って、モンスターペアレントの会みたいで、今ひとつソソられるものが…。 どうせなら “ぶるまの会” とかで、体操着姿の地元JCやJKに、おもてなしをして頂きたいところなんっすが、とまあそんなこんなで、1日目は、おしまい。 翌日の天気にはまったく期待が持てそうにないんっすが、とりあえずこの続きは、次回☆

 んなことで、今日はハンク・ジョーンズっす。 日本での知名度は、抜群。 パナソニックだか、松下電器だか、ナショナルだかのコマーシャルに出て、 「ヤルモンダ!」 とか言ってましたよね。 ほれ 。 え? 何、この謎の光学デバイス。 ぜんぜん普及しなくて、 「アカナンダ…」。 そんな結果に終わってしまった気もするんっすが、ハンク君に罪があるわけではなく、で、この人、知名度の割に、日本での人気は、さほどでもない。 そんな気がしないでもないキャラだったりしますよね。 サイドマンに、この人の名前が入っているのを見ても、 「ふーん。」 という感じだし、積極的にリーダー作を買ってみたくなるワケでもないし。 グレート・ジャズ・トリオみたいな、コマーシャリズムに魂を売り渡したような企画もあったし、実際にコマーシャルにも出演しているし、が、決して馬鹿にされたり、軽んじられたりすることはなく、人畜無害な長老として、それなりに尊敬を勝ち得ている…と、そういうアレだったりしますよね。 で、そんなハンク君のリーダー作はというと、うーん…。 特に思い浮かばないし、手持ちのネタも尽きたし、とまあそんなことで、 これ を買ってみることにしました。 CD4枚に6個分のアルバムが収録されていて、とってもお得。 このうち、『カルテット/クインテット』 と 『ザ・タレンティッド・タッチ』 はすでに取り上げられ済みだし、『ブルーバード』 は、ハービー・マンのフルートとかが入っていて、個人的にそれがあまり好みではなかったし、『ザ・トリオ』 は、ジャケットに3人組の顔が出ていて、書くのが面倒そうだし、となると、『ハブ・ユー・メット・ハンク・ジョーンズ』 っすか。 有名なスタンダード 「ハブ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ?」 、日本名 「ジョーンズ嬢に会ったかい?」 をもじったタイトルも洒落ているし、が、これ、ピアノの無伴奏ソロなんっすなぁ。 個人的な趣向に合致しなくて、結局のところ、残った1枚、 『ポーギー&ベス』 に、すべてを託すことになりました。 ケニー・バレルのギター入り。 個人的に、あまり好きなフォーマットではないんっすが、これしか残っていないんだから、しょうがないっすよね。 ベースはミルト・ヒントンで、ドラムス、もしくはパーカッションの担当として、弟のエルビン・ジョーンズの名前も見られます。 紳士な長男・ハンク、暴れん坊な末弟・エルビン、性癖に変態が入っていそうな次男・サド。 3兄弟っすよね。 で、演目は、言わずとしれた これ 。 けっこう、陰惨なストーリーなんっすな。 が、ジョージ・ガーシュインの書いた楽曲はどれも素晴らしく、とまあそんなことで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 1曲目、 「サマータイム」 。 このフォーク・オペラの中で、超いちばん有名なナンバーであるものと思われ、幾多ものジャズマンが取り上げていたりするんっすが、ここでのハンクもブルージーな味わいがあって、悪くないっすな。 テンポはミディアム、ギターのバレルは脇役に徹していて、意外とファンキーなピアノのソロを堪能することが出来るな…と。 そういう仕上がりだったりしております。 ということで、次。 「ゼアズ・ア・ボート・ダッツ・リーヴン・スーン・フォー・ニューヨーク」 。 曲名が長いねん! そう、文句を言いたくなっちゃいますが、「ニューヨーク行きの船が出る」 。 そんな邦題があったような気がします。 日本語、便利やん♪ そこそこ小粋な感じの楽曲で、演奏のほうは、ピアノ・トリオ+ギターが、それなりに三位一体+一位な感じの仕上がり。 悪くはないと思うんっすが、ところどころ、ちょっと変、スペイン語で言うと、ウン・ポコ・ローコに思えてしまう展開もあったりして、うーん、まあまあ? そういった感じのアレでありました。

 で、次。 「マイ・マンズ・ゴーン・ナウ」 。 第一幕第二場。 セレナの部屋。 ロビンズの遺体はベッドに置かれる。 葬儀参列者は、皿に金を置く。警察が来て蜂蜜売りピーターを殺人の目撃者として連行する。セレナは彼女の悲嘆を歌う、『私の人は死んでしまった』 (My Man's Gone Now) 。 そういった場面で歌われるようでありますが、えーと、 ここ 参照。 悲嘆を歌うアレなので、当然、バラード調っす。 悲嘆に暮れて、ビターンとひれ伏している感じが、よく出ているな。 そのように評価していいのではなかろうかと。 バレルがギターで、エルビンが打楽器 (鈴とか?) で、それなりに頑張ってます。 ということで、次。 「ア・ウーマン・イズ・ア・サムタイム・シング」 。 なかなかいい感じに、ミディアム・テンポで軽快にバウンスするナンバー。 そういったアレに仕上がっていて、ま、悪くはないな…と。 が、特に書くこともないな…と。 仕方がないので、高校野球のことを書きますが、見に行かないことに決めた途端、今年はめっちゃ面白い試合が多過ぎやんけ! …と。 これを書いている8月19日の段階で、ベスト4が決まって、今日は休養日だったりするんっすが、日本人ならどうしても、金足農業を応援したくなっちゃいますよね。 大阪人やタージンは大阪桐蔭だったりするのかも知れませんが、で、結局、最後に勝つのは日大三高だったりするような予感が…。 ちなみに三重の白山高校は、事前にネタだけは豊富に提供してくれたんっすが、試合のほうは惨敗でありましたな。 ま、残念ながら、当然かな? …と。 こう、劇的な試合ばかり続くと、来年はまた、ナマで見たくなっちゃうんっすが、 「ア・ウーマン・イズ・ア・サムタイム・シング」 「女は一時の慰みものさ」 などという、カッコいいというか、一部の団体からクレームが来そうというか、そんな邦題が付けられておりますが、あ、今、うちの庭で、ツクツクボウシが鳴き始めたやんけ! 今年の夏、完全に終わりやんけ…。 盆休みも終わって、でも、2日間だけ働けば、またすぐに土日だし! …と思っていたら、その日曜日も、もうすぐ終わっちゃいそうだし、明日からまた5日間も働かなければならんのっすかぁ…。 で、この 「慰みもの」 はというと、まあまあスインギーで、いい感じの仕上がりで、悪くはないな。 そういうアレだったりして、ま、よかったな…と。

 で、次。 「ベス・ユー・イズ・マイ・ウーマン・ナウ」 。 「ベス、お前は俺のものだ」 。 いいっすよね、ベス。 少なくとも、下衆 (げす) よりは勘繰らなさそうなんっすが、演奏のほうはというと、夏の終わりの寂しさを倍増させてくれるような切々としたバラードだったりして、めっちゃ切ない…。 百均のはさみとおなじくらい、切ない…。 それは、切ないというか、切れないだけのような気もするんっすが、ぜんぜん切れへんやんけ! …と、最初はムカついて、そのうちに、ちょっぴり切なくなったりするので、ま、似たようなものかな? …と。 前半、バレルのギターがわりと前面に押し出されていて、それに続くハンクのピアノが実に珠玉だったりして、で、最後はギターとピアノとベースが地味に絡んで、でもって、おしまい。 しみじみとした 「しじみ習慣」 で、二日酔いの朝にはいいかな? …と。 で、次。 「イット・エイント・ネセサリリー・ソー」 。 このフォーク・オペラの中で、2番目くらいに有名で、多くのジャズマンに取り上げているような気がするアレなんっすが、「そんなことないだろう なんでもそうとは限らない 」。 先ほどの解説サイトでは、何故か後半に取り消し線が引かれておりますな。 個人的には 「いつもそうとは限らない」 という邦題が、いちばんしっくりくる気がするんっすが、「そう」 と 「so」 とで、韻も踏んでいるし。 「そんなことないだろう」 というのは、ちょっと違う気もするんっすが、どうせなら、「そんなワケ 、あらへんやろ〜」 のほうが、まだいいような? ま、いずれにしろ、曲のほうは、なかなかにスインギーで、ギターとピアノの絡み具合も良好で、まずまず、そこそこであるな…と。 適度にブルージーで、そこはかとなくアーシーで、池田湖のイッシーで、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「アイ・ゴット・プレンティ・オ・ナッティン」 。 「おいらはないものだらけ」 っすか。 最近、 「おいら」 って、「オイラーの公式」 以外には、あまり使わない気がするんっすが、昭和歌謡曲では、一人称の定番だったんっすけどね。 二人称だと、「あんた」 。 で、曲のほうはというと、スインギーで、ノリがよくて、さすがは 「おいら」 であるな…と。 で、次。 「オー・アイ・キャント・シット・ダウン」 。 で、次。 「オー・ベス・オー・ホエアーズ・マイ・ベス」 。 で、ラスト。 「アイ・エイント・ゴット・ノー・シャム」 。 いずれも、そこそこだと思います。 んなことで、今日は以上っす。

【総合評価】 悪くはないな…と。 が、あまり書くことはないな…と。 真面目に解説する気もしないな…と。 そういう1枚でありました。 ま、夏も終わっちゃいそうだし、まったくヤル気の感じられないレビューに、乾杯☆


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