EASTERN REBELLION (TIMELESS)

CEDAR WALTON (1975/12/10)

EASTERN REBELLION


【パーソネル】

GEORGE COLEMAN (ts) CEDAR WALTON (p) SAM JONES (b) BILLY HIGGINS (ds)
【収録曲】

(01-03) BOLIVIA / NAIMA / 5/4 THING
(04-05) BITTERSWEET / MODE FOR JOE
【解説】 ( 2018年10月28日更新 / 連載 1,322回 )

 長崎に行ってきました。 …と、このシリーズも、さすがに今日で最終回になろうかと思うんっすが、 前回 までの粗筋。 大浦天主堂を散策して、波止場とか、リバーサイドな公園とかをウロウロして時間を潰して、その後、昼飯を食った。 長崎天麩羅が微妙だった。 …と。 で、その後、グラバー園に行くことにしたんっすが、えーと、 これ っすな。 僕が高校の修学旅行で行った頃は、確か “グラバー邸” という名前で、グラバーの家があるだけやん…。 そういった出し物だったように記憶しているんっすが、その後、他の建築物なんかを移築して、 “プチ明治村” みたいな感じに整備したっぽい? 詳しくは ここ 参照なんっすが、正式名称は “トーマス・ブレーク・グラバー” なんっすな、グラバーくん。 何か、無駄に語感がよかったりするんっすが、これがもし、 “ザーマス・無礼講・グラマー” だったりすると、眼鏡を掛けたお金持ちのオバサンが、地位や身分の上下を取り払い楽しむという趣旨の宴会で、肉感的。 そういうアレみたいな感じだったりして、それはそれで、悪くないな…と。 で、その他、オルトや、リンガーといった人達の家もある…と。 おー、リンガー。 めっちゃ、帽子を被って、チェーン店で “ちゃんぽん” 食べてそうやん! というか、リンガーハットって恐らく、この人の名前に由来したものなんだと思われますが、長崎で広く貿易商を営んでいたイギリス人商人の 「フレデリック・リンガー」 の名前と、小屋や小さな家等を意味する 「ハット(Hut)」 を組み合わせたもので、うんぬん。 あ、帽子じゃなくて、小屋やんっすか。 貿易商のリンガーが、いつも帽子の代わりに頭にラーメン丼をかぶっていたことに由来する。 そんな展開を期待していたんっすが、ちょっとガッカリ。 ま、普通、頭にラーメン丼なんか、かぶったりしませんからね。 さのまる じゃあるまいし…。 あ、そういえば、今年の “ゆるキャラグランプリ” は、どうなってるんっすかね? よもや四日市の、いけ好かない “こにゅうどうくん” の野郎が1位になってるなんてことは…? チラっ 。 あ、なってるやんけ! (2018年10月27日 9時17分現在。) 何か、めっちゃ不快なんっすが、ただ2位以下も “ジャー坊” とか “一生犬鳴!イヌナキン!” とか、変なヤツばっかりですからなぁ。 ブームは終わった。 そう、断言していいのではないかと思うんっすが、かと言って、こにゅうどうくんの野郎が許されるワケではないんっすけど。 この Wi-Fi のヤツ とか、完全にパクりやんけ! 本家は こっち やで! くはないな の下位互換の よつかいち子 なんてのも出してきたりして、呆れるのを通り越して、何か、ものの哀れすら感じてしまいますなぁ…。

 とまあそれはそうと、ハット = 小屋であると。 言われてみれば、ハト小屋とか、ありますもんね。 とすると、何か? ハット = 小屋だとすると、 “忍者ハットリくん” も、実は “忍者小屋リくん” だったりするとか? こやりくん。 小槍の上で、めっちゃアルペン踊りを、さあ、踊りそうやんけ! ま、それとこれとは、ぜんぜん話が違うような気もするんっすが、そういえば服部半蔵も、実は桑名の有名人だったりするんっすよね。 ほれ 。 ま、忍者というより、ただの家老だったみたいなんっすが、武家の家臣団のうち最高の地位にあった役職 = 家老を務めた上で、忍者も兼務となると、過労死することになっちゃうので、ま、しょうがないかな…と。 で、グラバー邸。 新しく出来た グラバースカイロード を利用すると、斜行エレベーターと垂直エレベーターの乗り継ぎで、園内のいちばん高いところに出ることになるんっすが、従来通り下界のほうからアプローチすると、“動く歩道” 2本ほど乗り継いで、園内のいちばん高いところに出ることになります。 乗り継ぎの途中に、


< グラバー園 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)
 

  (写真・いちばん上) の “水道共同栓” というのがあったりするんっすが、よく見ると、上のほうにオッサンの顔みたいなのがあって、その口のところから 「ぐぇぇぇ…」 と、水が出てくるっぽい? 何か、ゲロを吐いてるみたいで、嫌や…。 そんなふうに思ってしまう人がいるかも知れませんが、物は考えよう。 オッサンが口移しで水を飲ませてくれると思えば、ぐ…、ぐぇぇぇ…。 で、園内のいちばん高いところまで上り詰めると、“旧三菱第2ドックハウス” というのがあったりします。 何というか、ま、明治村っすなぁ。 が、ちょっとした山の上に立っているので、2階のテラスからの眺めは、テラ絶景。 デラべっぴんな着物姿のギャルなんかもいたりするし、エエやん♪ で、後は (写真・いちばん下) みたいな階段のところを下って、で、続いては “下のほうの部” でありますな。


< グラバー園 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)
 

 オープンカフェ なんかもあったりするんっすが、「バンザイサイダー」 や、 「お手引きラムネ」 。 そんなものが売られていたんっすかぁ。 サイダーのほうは、えーと、 これ っすか。 めっちゃお洒落やん! で、もう一方のラムネのほうはというと、 これ 。 ・・・。 ま、確かに手は引いてますな。 俺、中野ユキヒロと、コンバット満から、手を引くよ。 そう言いたくなっちゃいますが、でもまあ、徳永玲子なら、引く手あまたかも知れないし、いや、それほどでもないっすかぁ。 あ、でも、

 玲子 「おいしか〜〜甘すぎず、爽やかですね」

やっぱり、悪くはないかも? 方言が、可愛いっ♪ それに比べて、

 田上 「あ゛〜〜いい!!」

 って…。 で、グラバー園と言えば、やっぱ (写真・上から2枚目と、ちょうど真ん中) やな…と。 これぞ、グラバー。 長崎に来たぁぁぁぁ! そんな気分が高まりますな。 で、そういえば、オルトや、リンガーといった人達の家、見るのを忘れてたぁ…。 そんな事実に、今頃になって気付いたんっすが、ま、いっかぁ…と。 これがもし、 「オルトやリンガー園」 という名前の施設だったりしたら致命的なんっすが、 「グラバー園」 っすからね。 グラバーだけ見ておけば、十分に元は取ったな…と。 で、後は、このシリーズによく登場する超豪華客船のノルウェージャンジョイ。 いつ見ても、どこから見ても、デカいじゃん! ということで、このエリアは以上っす。 で、まだ結構、時間があるなぁ…と。 この日は ここ に泊まることにしていたんっすが、16時30分の送迎バスを予約しているので、早めにチェックインするワケにもいかず、うーん…。 事前にガイドブックを見ながらプランを練った段階では、ま、 出島 かなぁ…と。 出島と言えば、出島という四股名の相撲取りがいて、 「出る、出る、出島」 と言われていたイメージしかなかったりするんっすが、で、出島と言えば、輪島。 お亡くなりになってしまいましたなぁ…。 親戚の 「大森屋」 という名前の八百屋のオッサンのヒロシくんが、とっても輪島っぽい見た目のオッサンだったので、相撲取りの輪島にも勝手に親近感を抱いていたんっすが、ライバルの北の湖が、めっちゃクソむかつく態度と顔のヤツだったりしたし。 で、出島。 一昔前までは、なーんもない “がっかりスポット” というイメージだったんっすが、近年はそれなりに整備したみたいで、えーと、日本人が選んだ 「がっかりな日本の観光地9カ所」 に、うんぬん 。 浅草寺、富岡製糸場、札幌時計台、長崎の出島、ハウステンボス、はりまや橋、オランダ坂、グラバー園、鳥取砂丘の9か所だ。 おお、長崎市、3個もランクインしてるやんっ! 佐世保のハウステンボスも入れたら、長崎県、最強やん! で、そういえば、オランダ坂に行くの、忘れてたぁ…。 そんな事実に、今頃になって気付いたんっすが、ま、ぜんぜん悔しくはないっすな。 グラバー園はぜんぜんガッカリではなくて、鳥取砂丘を含めて、このラインナップに名前を出されるのは心外なんっすが、オランダ坂はおそらく、残念でもなく、当然。 そんな結果に終わるような気がするし、で、出島のほうは、どうだったのかというと、3連休の中日ということもあって、市電、めっちゃ混んでるし、途中の駅で降りるのは、ちょっと難しいような? ま、無理すれば降りれないこともなさそうなんっすが、出島とか、無理してまで見たいとは思わないし、うーん…。 ということで、ま、 平和公園 まで、行ってみるかぁ…と。 長崎駅より、さらに向こうのほうなので、それまでには市電も空くやろ。 そういう読みだったりするんっすが、で、実際、そうなりました。 で、行ってみました。


< 平和公園 & その周辺 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)
 

 で、行ってみて、まず思ったのは、意外と郊外のほうなんやな…と。 広島の原爆ドームは繁華街のど真ん中なイメージなんっすが、長崎の爆心地は市内の中心からはかなり離れていたりします。 バスで行った高校の修学旅行の時は、気付きませんでしたなぁ。 当日は曇っていて、下界がよく見えなくて、当初の目標より、ちょっとズレたんでしたっけ? 詳しくは、えーと、 ここ 参照。 原爆搭載機ボックス・カー号 (機長チャールス・スウィーニー少佐25歳) は、高度9,600メートルの上空から第二号の原子爆弾(プルトニウム爆弾)を長崎に投下した。 えー、そんな若造の仕業だったんっすかぁ…。 で、この瞬間風速の表、マジっすか? この前の台風で、最大瞬間風速 58m/sくらいで関西空港とか、大変なことになっちゃったんっすが、爆心地から2キロ離れていて 60m/sとか。 で、爆心地では 440m/sとか…。 原爆資料館のほうも覗いてみたんっすが、ただただ、言葉を失いますなぁ…。 で、爆心地に近い 浦上天主堂 は一瞬で崩壊しちゃった模様…。 その残骸が資料館の中と、 爆心地公園 というところにあったんっすが、平和公園の “例のアレ” よりも、原爆な感じがありますなぁ…。 例のアレ、高校の修学旅行の時、何気なく後ろ姿の写真を撮ったところ、意外とウケちゃったくらい、あまり悲壮感がなかったりするんっすよね。 で、今回、32年ぶりくらいに再訪して、純情なカリアゲ少年だった当時に思いを馳せつつ、同じ構図で1枚。 で、このエリアは、おしまい。 この日、お泊まりした宿に関しては、後日、 別のコーナー で取り上げるとして、で、いよいよ最終日であります。 長崎から博多まで特急で2時間、そこから名古屋まで新幹線で3時間、そこから家まで1時間。 ま、この日は帰るだけやな…と。 が、せっかくだから、博多で昼飯でも食っていくかぁ…と。 で、ついでに近くで温泉にでも入ってみるかぁ…と。 晩飯は駅弁でも買って新幹線の中で食べるとして、いろいろとプランを練った結果、 二日市温泉 大丸別荘 。 ここの 日帰りプラン が、よさそうやん♪ …と。 昼飯を食べられて、温泉にも入れて、庭も散策できて、お一人様でも個室が利用出来て、エエやん♪ 場所的にも博多駅から電車で20分くらいだし、駅から何とか歩いていけそうな距離だし、とまあそんなことで、行ってみることにしました。 料理は予算に合わせて4種類から選べて、それぞれ、プランAとBがあったりします。 いちばん安いのは平日と土曜日しかアカンみたいなんっすが、中身的には1ランク上の “基山” というのが、ちょうどよさそうかな? … と。 お献立は ここ 参照。 月替わりなので、僕が利用した時とは中身が違っているんっすが、で、AとBでは何が違うのかというと、お食事場所が安いほうだと、お食事専用部屋なのに対して、高いほうだと、宿泊用の客室になると。 で、高いほうには更に、浴衣・たび+アメニティ+バスタオルが付く…と。 ま、日帰りなら、安いほうで十分っすな。

 んなことで、到着しました。 駅からは 1.2キロ、所要時間にして15分くらいっすかね? 何とかギリギリ、歩こうという気になる距離だったりするんっすが、入口がちょっと分かりにくかったっす。 メインっぽいルートを歩いていると、そのうちに

おアクセス (その1)♪ おアクセス (その2)♪

 こんなのが見えてきて、が、この玄関からは中に入ることが出来なくて、ぐるっと裏のほうに回り込まなければなりません。 で、しばらくすると、

おアクセス (その3)♪ おアクセス (その4)♪

 この (写真・左側) のようなものが見えてきて、ん? これ? 何か、ちゃうような気がしますよね。 が、他にソレっぽいのも見当たらないので、入口に近付いていって、中の様子を窺ってみたところ、うーん、やっぱり、ちゃうような…。 しばらく付近をウロウロしていたら、中からお姉さんが出てきて、思いっきり不審者を見るような目で見られてしまったので、「あー、大丸別荘の…、日帰りプランを…」 「予約はされてますか?」 「あ、予約は、ちゃんと…」 で、正しい入口を教えて貰いました。 あっちのほうに見えている消火栓の赤い看板。 それが目印のようで、えーと、 (写真・左側) 。 そっちのほうに歩いていって、折り返す感じで、この上の道路を歩いて行けば、何とかなるっぽいっす。 で、到着しました。 目の前は大きな県道、その向こうには九州自動車道があって、車で来るには便利そうなところでありますな。 電車+歩きだと、分かりにく過ぎぃ…。 で、お部屋へと案内されました。

お食事専用お座敷 (その1)♪ お食事専用お座敷 (その2)♪ お食事専用お座敷のおテラスからのお眺め♪

 お食事専用なので、便所やテレビや冷蔵庫といったものは無いんっすが、昼飯を食うだけなら、十分でありますな。 ちゃんとテラスもあって、そこから外を眺めることも出来ます。 ま、覗いてみたところで、あまり大したものは見られなかったんっすけど。 到着が13時過ぎだったので、即座に昼飯を用意して貰うことにしたんっすが、その話はまた後から書くとして、ここでは軽く、お庭の様子の写真の解説などを。


< 二日市温泉@大丸別荘 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 箱根湯本の ここ ほどではないんっすが、なかなか立派なお庭でありますな。 中でも特筆すべきは (写真・ちょうど真ん中) 。 池があって、飛び石があって、歩いて向こうのほうに渡れるようになっているんっすが、日本庭園史上、最もギリギリな飛び石なんじゃね? そんな気がしちゃうほど、水面がギリギリ過ぎぃ。 いつもこんな感じなのか、たまたま、この日は池の水位が上昇していたのか、あるいは、もっと増水して飛び石が水没しちゃうこともあるのか、真相の程はサダカでないんっすが、これ、渡ってもエエんか? …と、ちょっと躊躇っちゅねー。 by 具志堅用高な状況。 ま、無事に渡れたので別にいいんっすが、で、このお庭にはひとつ、ちょっと残念なところも。 博多駅から車で20分くらいという利便性が災いして、近くにはけっこう、マンションなんかが建っちゃってるんっすよね。 写真ではそれが写らないように、うまく誤魔化したんっすが、実態は こんな感じ 。 一歩、外に出れば、車がビュンビュンと走り回っているし、昔はもっと、お静かで奥座敷な雰囲気だったんでしょうけどね…。 で、昼飯だとか、温泉だとかに関しては、後半に続く。

 ということで、今日はシダー・ウォルトンっす。 個人的に、けっこう好きなキャラだったりするので、じっくり時間を掛けて、たっぷり語りたいところなんっすが、残念ながら今週の僕に、そんな余裕はありません。 明日 (10月27日) 、法事があるんっすよね。 法事の席で、ほうじ茶を飲んだりしなければならず、半日以上は潰れちゃうな…と。 お昼に美味しいものを食えそうなのはいいんっすが、いつものパターンだと、 翠芳 っすかね? 桑名と言えばハマグリ。 それはいつも出てこないんっすが、海老フライが美味いっ♪ …と、それはいいんっすが、今日の後半を真面目に書くだけの時間が無いし、ヤル気のほうは、それにも増して、皆無と言ってもいい状況だし、とまあそんなこんなで、 『イースタン・リベリオン』 。 ジャケ絵を書くのが簡単そう。 それだけの理由で選びました。 1975年の録音で、ジャズとしては死んじゃってるんっすが、シダーに限って、そんな変な方向には走ってないと思うし、ジョージ・コールマンのテナーが入ったカルテットで、ベースはサム・ジョーンズ、ドラムスはビリー・ヒギンズ。 面子のほうも悪くありません。 というか、むしろ、いいっす。 常時、一本調子なジョージ・コールマンが、ちょっとどうか? そんな懸念もあるんっすが、でもまあ、ジョージ・コールマンと、上司・コールテンのズボンを穿いてるオッサン。 この二択なら、ちょっと迷いますよね。 コールテンのズボンとか、そんな死語の世界な上司、嫌だし。 コーデュロイのパンツやろ? そう、言いたくなっちゃいますが、じゃ、それに比べて、ジョージ・コールマンのほうがマシかと言われると、そうとも言い切れないし、うーん…。 とまあそんなこんなで、とりえず演奏のほうをを聞いてみることにしましょうかぁ。

 1曲目、 「ボリビア」 。 シダーの代表的オリジナルなんっすが、本作が初演。 そのようなことが杉田宏樹クンの日本語ライナーに書かれておりますな。 フレディ・ハバードの同名作(90年)でも再演された。 そういうアレなんっすが、そっちのほうは聞いたことがあるような? これ っすよね? どうしてこんな、ダサそうなのを買っちゃったんだか…。 で、曲のほうは、確かに聞いたことがある気がするアレだったんっすが、ラテン・テイストもあるハッピーなテーマに続いて、コールマン、シダーが快調なソロを聴かせるな…と。 コールマンのほうは懸念された通り、やや単調で、一本調子で、快調か? そんな気がしないでもないんっすが、怪鳥ロプロスと同じくらい空を飛んではいるし、シダーのほうは普通に快調だし、ま、全体として、悪くはないかな? …と。 ということで、大丸別荘のランチ。 お献立は、こんな感じでありました。

お献立♪

 貝類の類いがあまり好きではない僕としては、鮑がぁぁぁ、サザエさんがぁぁぁ…。 “お造りの部” が、ただ生魚を切ったヤツだけでなく、カルパッチョだったり、鯖寿司だったりするのが追加されているところは、評価していいと思います。 で、 “箸休めの部” は、豚の角煮、キタぁぁぁぁ♪ 大好きなんっすよね。 前日のランチは、長崎天麩羅こそ微妙だったんっすが、角煮のほうは普通に当たりだったし、とはいえ、2日連続で、エエんか? …と言われると、ぜんぜん、エエっすよね。 毎日でもエエっす。 で、実物のほうは、

八寸♪ お造り&お椀♪ 箸休め♪

 こんな感じ。 豚の角煮にマッシュポテト。 意外に感じられるかも知れませんが、これが結構、イケました。 ということで、2曲目。 「ナイーマ」 。 「ネイマ」 と表記されることもある、コルトレーンのアレでありますな。 当時の奥さんに捧げられたものなんっすが、フルネームはジョアニータ・ナイーマ・ グラブス。 もしかして、ゲロブスだったとか? それが原因で別れて、アリスと引っ付いちゃったとか? ま、アリスたんも決して、デラべっぴんとは言えない気がするんっすが、で、曲そのものは、めっちゃ綺麗なメロディーだったりしますよね、 「ナイーマ」 。 で、演奏のほうはどうかと言うと、ピアノ・イントロに続くテーマはコルトレーンのバラードではなく、リズム感を伴ったアレンジで、独自の工夫を加えているな…と。 で、コルトレーンの特徴的な奏法である “シーツ・オブ・サウンド” を意識したようなテナー・プレイが要注目であるな…と。 シダーのシリアスな演奏からも、巨星へのオマージュが伝わってくるな…と。 で、続いては、焼物。 肩ロースのたれ焼き、または魚の塩焼。 どちらかをチョイス出来るようになっているんっすが、こんなん、肩ロース、一択っすよね。 魚とか選ぶヤツの気が知れません。 ただ、肩ロースのたれ焼きって、何の肩のロースがたれで焼かれているのかは明記されてなくて、もしかしたら、カタクチイワシの肩だったりするのかも知れませんが、

焼物 (開蓋前)♪ 焼物 (開蓋後)♪

お洒落な焼き物に入って、うやうやしく運ばれてきた “焼物” の蓋をパカッと開けてみたら、豚肉の肩ロース。 おおっ♪ ま、普通はそうっすよね。 で、思っていたよりもボリューム感があって、で、食ってみたら・・・。 美味ぇぇぇぇぇ♪ これは大当たりでありました。 大アサリなんかよりも断然、大当たり。 ただ、豚の角煮 → 豚の肩ロースのたれ焼き。 この連続技は、肉、だぁーいすき♪ …な僕としても、若干の疑問が。 箸休めのほうは、もうちょっと箸が休まりそうなものでもよかったような気が。 箸休め (はしやすめ) は、日本料理中に見られる料理の一形態で、食事 の途中で気分転換や口の中をさっぱりさせるために供されるものである。 この用途で “豚の角煮” というチョイスは、ちょっとアレっすよね。 “焼物” に魚の塩焼を選んだ人にはちょうどいいのかも知れませんが、そっちが豚な人には、 “うざく” なんかがよかったかも? ちなみに10月のメニューだと、“箸休め” は、茄子、南瓜、里芋、イカボール、しし唐の炊き合せ。 “焼物” は、牛の肩ロースまたは地鶏のコンフィー。 ほぉ。 コンフィーって、何? …と思って調べてみたら、たっぷりの油の中で、低温の油で時間をかけて煮る ことをいいます。 高温で焼いたり炒めたりするのに比べ、皮がパリッと、中がジューシーに仕上がります。 ほぉ。 地鶏のコンフィーって、イケそうやん♪ が、牛の肩ロースも捨てがたいし、イカボールもイカしているし、で、とまあそんなこんなで、3曲目。  「5/4シング」 はジョージ・コールマンの提供曲。 テナーが力強いプレイで先発のソロを務めると、ピアノ・ソロを挟んでドラム・ソロへ。 細かくリズミカルなバッキングを含めて、ヒギンズの技が光るな…と。 で、続いては、デザート。

デザート♪

 シャインマスカットの梨ジュレかけ & 水無月わらび餅。 どちらも、美味ちい♪ ということで、 “食事の部” は、大満足でありましたが、で、次。 「ビター・スウィート」 。 サム・ジョーンズのオリジナル曲。 テナー & ピアノのユニゾン & ハーモニー・テーマで始まると、ベース・ソロが見せ場を作る。 そういうアレだったりして、で、続いては “温泉の部” 。 詳しくは ここ 参照なんっすが、こちらのほうも素晴らしかったっす。 レトロな雰囲気が、たまらんっ♪ 露天風呂は無いんっすが、窓の一部が開いていて、外気が導入されているエリアがあったし、で、お湯のほうも、ほんのりと硫黄臭が漂って、めっちゃ本物っぽいっす。 博多のすぐ近くに、こんないい温泉が沸いてるって、凄ぇぇぇぇ♪ で、アルバムのラストを飾るのは、 「モード・フォー・ジョー」 だじょー。 ジョー・ヘンダーソンの 66年同名作のためにシダーが書いた。 そういうアレなんっすが、耳に残るテナー & ピアノのリフが繰り返し現れ、ドラム 〜 テナー 〜 ベースと続くソロ構成が聴く者を飽きさせないな…と。 で、そうこうしているうちに、日帰りプランのほうも、制限時間になっちゃったんっすが、13時とかじゃなく、もうちょっと早く宿に着くようにすればよかったっすなぁ。 個室でゴロゴロしながら寛げまくるし、この日帰りプラン、超オススメ☆ …っすぜ。 で、最後に、アンケート。 これに答えると、粗品をゲット出来る。 そんな情報を事前に得ていたので、頑張って書きました。 全般的に、素晴らしかった。 が、敢えて言えば、大浴場に普通のタオルだけでなく、バスタオルもあれば、もっとよかった。 で、部屋にはテレビが欲しかった気がする。 そう書こうとして、ああ、それって、もしかして、ケチらずに “Bプラン” のほうにすれば、すべての望みが叶えられるんじゃ? そこに気付いたので、その意見は封印することにして。 で、お支払いをする際、係のお姉さんに 「アンケート、書きましたぁ!」 と、アピールしてみたんっすが、「ありがとうございます。」 と、お礼を言われただけで、ん? ちょっと心配になって、最後にもう一度、「アンケート、書いたんっすけど…。」 未練たらしくリピートした結果、ニコッと笑って、 “粗品” を渡してくれました。
お粗品♪


 おお、可愛い♪ これ、めっちゃ欲しかったんっすよね。 何か、催促しちゃったみたいで、ちょっとアレなんっすが、これによって、僕の大丸別荘に対する評価は
☆☆☆☆☆ となった次第でありまして、とまあそんなこんなで、今回の旅のお話は、おしまい。

【総合評価】 結果、日本語ライナーを丸写しする以外、演奏に関しては何も書かずに終わってしまったんっすが、何というか、全般的に悪くはない気がするんっすが、若干、垂れ流し気味で、インパクトがなかったな…と。 ジョージか? コールマンがコールテンのズボンを穿いていたからなのか? でもまあ、この後、ジャケ絵を書くのはラクそうだし、今回、コイツを選んだ僕の判断は、まったくもって、間違っていなかったな。 そう断言してもいい、そんな1枚でありました。


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