長崎に行ってきました。 …と、このシリーズも、さすがに今日で最終回になろうかと思うんっすが、 前回 までの粗筋。 大浦天主堂を散策して、波止場とか、リバーサイドな公園とかをウロウロして時間を潰して、その後、昼飯を食った。 長崎天麩羅が微妙だった。 …と。 で、その後、グラバー園に行くことにしたんっすが、えーと、 これ っすな。 僕が高校の修学旅行で行った頃は、確か “グラバー邸” という名前で、グラバーの家があるだけやん…。 そういった出し物だったように記憶しているんっすが、その後、他の建築物なんかを移築して、 “プチ明治村” みたいな感じに整備したっぽい? 詳しくは ここ 参照なんっすが、正式名称は “トーマス・ブレーク・グラバー” なんっすな、グラバーくん。 何か、無駄に語感がよかったりするんっすが、これがもし、 “ザーマス・無礼講・グラマー” だったりすると、眼鏡を掛けたお金持ちのオバサンが、地位や身分の上下を取り払い楽しむという趣旨の宴会で、肉感的。 そういうアレみたいな感じだったりして、それはそれで、悪くないな…と。 で、その他、オルトや、リンガーといった人達の家もある…と。 おー、リンガー。 めっちゃ、帽子を被って、チェーン店で “ちゃんぽん” 食べてそうやん! というか、リンガーハットって恐らく、この人の名前に由来したものなんだと思われますが、長崎で広く貿易商を営んでいたイギリス人商人の 「フレデリック・リンガー」 の名前と、小屋や小さな家等を意味する 「ハット(Hut)」 を組み合わせたもので、うんぬん。 あ、帽子じゃなくて、小屋やんっすか。 貿易商のリンガーが、いつも帽子の代わりに頭にラーメン丼をかぶっていたことに由来する。 そんな展開を期待していたんっすが、ちょっとガッカリ。 ま、普通、頭にラーメン丼なんか、かぶったりしませんからね。 さのまる じゃあるまいし…。 あ、そういえば、今年の “ゆるキャラグランプリ” は、どうなってるんっすかね? よもや四日市の、いけ好かない “こにゅうどうくん” の野郎が1位になってるなんてことは…? チラっ 。 あ、なってるやんけ! (2018年10月27日 9時17分現在。) 何か、めっちゃ不快なんっすが、ただ2位以下も “ジャー坊” とか “一生犬鳴!イヌナキン!” とか、変なヤツばっかりですからなぁ。 ブームは終わった。 そう、断言していいのではないかと思うんっすが、かと言って、こにゅうどうくんの野郎が許されるワケではないんっすけど。 この Wi-Fi のヤツ とか、完全にパクりやんけ! 本家は こっち やで! くはないな の下位互換の よつかいち子 なんてのも出してきたりして、呆れるのを通り越して、何か、ものの哀れすら感じてしまいますなぁ…。
とまあそれはそうと、ハット = 小屋であると。 言われてみれば、ハト小屋とか、ありますもんね。 とすると、何か? ハット = 小屋だとすると、 “忍者ハットリくん” も、実は “忍者小屋リくん” だったりするとか? こやりくん。 小槍の上で、めっちゃアルペン踊りを、さあ、踊りそうやんけ! ま、それとこれとは、ぜんぜん話が違うような気もするんっすが、そういえば服部半蔵も、実は桑名の有名人だったりするんっすよね。 ほれ 。 ま、忍者というより、ただの家老だったみたいなんっすが、武家の家臣団のうち最高の地位にあった役職 = 家老を務めた上で、忍者も兼務となると、過労死することになっちゃうので、ま、しょうがないかな…と。 で、グラバー邸。 新しく出来た グラバースカイロード を利用すると、斜行エレベーターと垂直エレベーターの乗り継ぎで、園内のいちばん高いところに出ることになるんっすが、従来通り下界のほうからアプローチすると、“動く歩道” 2本ほど乗り継いで、園内のいちばん高いところに出ることになります。 乗り継ぎの途中に、
(写真・いちばん上) の “水道共同栓” というのがあったりするんっすが、よく見ると、上のほうにオッサンの顔みたいなのがあって、その口のところから 「ぐぇぇぇ…」 と、水が出てくるっぽい? 何か、ゲロを吐いてるみたいで、嫌や…。 そんなふうに思ってしまう人がいるかも知れませんが、物は考えよう。 オッサンが口移しで水を飲ませてくれると思えば、ぐ…、ぐぇぇぇ…。 で、園内のいちばん高いところまで上り詰めると、“旧三菱第2ドックハウス” というのがあったりします。 何というか、ま、明治村っすなぁ。 が、ちょっとした山の上に立っているので、2階のテラスからの眺めは、テラ絶景。 デラべっぴんな着物姿のギャルなんかもいたりするし、エエやん♪ で、後は (写真・いちばん下) みたいな階段のところを下って、で、続いては “下のほうの部” でありますな。
オープンカフェ なんかもあったりするんっすが、「バンザイサイダー」 や、 「お手引きラムネ」 。 そんなものが売られていたんっすかぁ。 サイダーのほうは、えーと、 これ っすか。 めっちゃお洒落やん! で、もう一方のラムネのほうはというと、 これ 。 ・・・。 ま、確かに手は引いてますな。 俺、中野ユキヒロと、コンバット満から、手を引くよ。 そう言いたくなっちゃいますが、でもまあ、徳永玲子なら、引く手あまたかも知れないし、いや、それほどでもないっすかぁ。 あ、でも、
玲子 「おいしか〜〜甘すぎず、爽やかですね」
やっぱり、悪くはないかも? 方言が、可愛いっ♪ それに比べて、
田上 「あ゛〜〜いい!!」
って…。 で、グラバー園と言えば、やっぱ (写真・上から2枚目と、ちょうど真ん中) やな…と。 これぞ、グラバー。 長崎に来たぁぁぁぁ! そんな気分が高まりますな。 で、そういえば、オルトや、リンガーといった人達の家、見るのを忘れてたぁ…。 そんな事実に、今頃になって気付いたんっすが、ま、いっかぁ…と。 これがもし、 「オルトやリンガー園」 という名前の施設だったりしたら致命的なんっすが、 「グラバー園」 っすからね。 グラバーだけ見ておけば、十分に元は取ったな…と。 で、後は、このシリーズによく登場する超豪華客船のノルウェージャンジョイ。 いつ見ても、どこから見ても、デカいじゃん! ということで、このエリアは以上っす。 で、まだ結構、時間があるなぁ…と。 この日は ここ に泊まることにしていたんっすが、16時30分の送迎バスを予約しているので、早めにチェックインするワケにもいかず、うーん…。 事前にガイドブックを見ながらプランを練った段階では、ま、 出島 かなぁ…と。 出島と言えば、出島という四股名の相撲取りがいて、 「出る、出る、出島」 と言われていたイメージしかなかったりするんっすが、で、出島と言えば、輪島。 お亡くなりになってしまいましたなぁ…。 親戚の 「大森屋」 という名前の八百屋のオッサンのヒロシくんが、とっても輪島っぽい見た目のオッサンだったので、相撲取りの輪島にも勝手に親近感を抱いていたんっすが、ライバルの北の湖が、めっちゃクソむかつく態度と顔のヤツだったりしたし。 で、出島。 一昔前までは、なーんもない “がっかりスポット” というイメージだったんっすが、近年はそれなりに整備したみたいで、えーと、日本人が選んだ 「がっかりな日本の観光地9カ所」 に、うんぬん 。 浅草寺、富岡製糸場、札幌時計台、長崎の出島、ハウステンボス、はりまや橋、オランダ坂、グラバー園、鳥取砂丘の9か所だ。 おお、長崎市、3個もランクインしてるやんっ! 佐世保のハウステンボスも入れたら、長崎県、最強やん! で、そういえば、オランダ坂に行くの、忘れてたぁ…。 そんな事実に、今頃になって気付いたんっすが、ま、ぜんぜん悔しくはないっすな。 グラバー園はぜんぜんガッカリではなくて、鳥取砂丘を含めて、このラインナップに名前を出されるのは心外なんっすが、オランダ坂はおそらく、残念でもなく、当然。 そんな結果に終わるような気がするし、で、出島のほうは、どうだったのかというと、3連休の中日ということもあって、市電、めっちゃ混んでるし、途中の駅で降りるのは、ちょっと難しいような? ま、無理すれば降りれないこともなさそうなんっすが、出島とか、無理してまで見たいとは思わないし、うーん…。 ということで、ま、 平和公園 まで、行ってみるかぁ…と。 長崎駅より、さらに向こうのほうなので、それまでには市電も空くやろ。 そういう読みだったりするんっすが、で、実際、そうなりました。 で、行ってみました。
で、行ってみて、まず思ったのは、意外と郊外のほうなんやな…と。 広島の原爆ドームは繁華街のど真ん中なイメージなんっすが、長崎の爆心地は市内の中心からはかなり離れていたりします。 バスで行った高校の修学旅行の時は、気付きませんでしたなぁ。 当日は曇っていて、下界がよく見えなくて、当初の目標より、ちょっとズレたんでしたっけ? 詳しくは、えーと、 ここ 参照。 原爆搭載機ボックス・カー号 (機長チャールス・スウィーニー少佐25歳) は、高度9,600メートルの上空から第二号の原子爆弾(プルトニウム爆弾)を長崎に投下した。 えー、そんな若造の仕業だったんっすかぁ…。 で、この瞬間風速の表、マジっすか? この前の台風で、最大瞬間風速 58m/sくらいで関西空港とか、大変なことになっちゃったんっすが、爆心地から2キロ離れていて 60m/sとか。 で、爆心地では 440m/sとか…。 原爆資料館のほうも覗いてみたんっすが、ただただ、言葉を失いますなぁ…。 で、爆心地に近い 浦上天主堂 は一瞬で崩壊しちゃった模様…。 その残骸が資料館の中と、 爆心地公園 というところにあったんっすが、平和公園の “例のアレ” よりも、原爆な感じがありますなぁ…。 例のアレ、高校の修学旅行の時、何気なく後ろ姿の写真を撮ったところ、意外とウケちゃったくらい、あまり悲壮感がなかったりするんっすよね。 で、今回、32年ぶりくらいに再訪して、純情なカリアゲ少年だった当時に思いを馳せつつ、同じ構図で1枚。 で、このエリアは、おしまい。 この日、お泊まりした宿に関しては、後日、 別のコーナー で取り上げるとして、で、いよいよ最終日であります。 長崎から博多まで特急で2時間、そこから名古屋まで新幹線で3時間、そこから家まで1時間。 ま、この日は帰るだけやな…と。 が、せっかくだから、博多で昼飯でも食っていくかぁ…と。 で、ついでに近くで温泉にでも入ってみるかぁ…と。 晩飯は駅弁でも買って新幹線の中で食べるとして、いろいろとプランを練った結果、 二日市温泉 大丸別荘 。 ここの 日帰りプラン が、よさそうやん♪ …と。 昼飯を食べられて、温泉にも入れて、庭も散策できて、お一人様でも個室が利用出来て、エエやん♪ 場所的にも博多駅から電車で20分くらいだし、駅から何とか歩いていけそうな距離だし、とまあそんなことで、行ってみることにしました。 料理は予算に合わせて4種類から選べて、それぞれ、プランAとBがあったりします。 いちばん安いのは平日と土曜日しかアカンみたいなんっすが、中身的には1ランク上の “基山” というのが、ちょうどよさそうかな? … と。 お献立は ここ 参照。 月替わりなので、僕が利用した時とは中身が違っているんっすが、で、AとBでは何が違うのかというと、お食事場所が安いほうだと、お食事専用部屋なのに対して、高いほうだと、宿泊用の客室になると。 で、高いほうには更に、浴衣・たび+アメニティ+バスタオルが付く…と。 ま、日帰りなら、安いほうで十分っすな。
んなことで、到着しました。 駅からは 1.2キロ、所要時間にして15分くらいっすかね? 何とかギリギリ、歩こうという気になる距離だったりするんっすが、入口がちょっと分かりにくかったっす。 メインっぽいルートを歩いていると、そのうちに
箱根湯本の ここ ほどではないんっすが、なかなか立派なお庭でありますな。 中でも特筆すべきは (写真・ちょうど真ん中) 。 池があって、飛び石があって、歩いて向こうのほうに渡れるようになっているんっすが、日本庭園史上、最もギリギリな飛び石なんじゃね? そんな気がしちゃうほど、水面がギリギリ過ぎぃ。 いつもこんな感じなのか、たまたま、この日は池の水位が上昇していたのか、あるいは、もっと増水して飛び石が水没しちゃうこともあるのか、真相の程はサダカでないんっすが、これ、渡ってもエエんか? …と、ちょっと躊躇っちゅねー。 by 具志堅用高な状況。 ま、無事に渡れたので別にいいんっすが、で、このお庭にはひとつ、ちょっと残念なところも。 博多駅から車で20分くらいという利便性が災いして、近くにはけっこう、マンションなんかが建っちゃってるんっすよね。 写真ではそれが写らないように、うまく誤魔化したんっすが、実態は こんな感じ 。 一歩、外に出れば、車がビュンビュンと走り回っているし、昔はもっと、お静かで奥座敷な雰囲気だったんでしょうけどね…。 で、昼飯だとか、温泉だとかに関しては、後半に続く。
ということで、今日はシダー・ウォルトンっす。 個人的に、けっこう好きなキャラだったりするので、じっくり時間を掛けて、たっぷり語りたいところなんっすが、残念ながら今週の僕に、そんな余裕はありません。 明日 (10月27日) 、法事があるんっすよね。 法事の席で、ほうじ茶を飲んだりしなければならず、半日以上は潰れちゃうな…と。 お昼に美味しいものを食えそうなのはいいんっすが、いつものパターンだと、 翠芳 っすかね? 桑名と言えばハマグリ。 それはいつも出てこないんっすが、海老フライが美味いっ♪ …と、それはいいんっすが、今日の後半を真面目に書くだけの時間が無いし、ヤル気のほうは、それにも増して、皆無と言ってもいい状況だし、とまあそんなこんなで、 『イースタン・リベリオン』 。 ジャケ絵を書くのが簡単そう。 それだけの理由で選びました。 1975年の録音で、ジャズとしては死んじゃってるんっすが、シダーに限って、そんな変な方向には走ってないと思うし、ジョージ・コールマンのテナーが入ったカルテットで、ベースはサム・ジョーンズ、ドラムスはビリー・ヒギンズ。 面子のほうも悪くありません。 というか、むしろ、いいっす。 常時、一本調子なジョージ・コールマンが、ちょっとどうか? そんな懸念もあるんっすが、でもまあ、ジョージ・コールマンと、上司・コールテンのズボンを穿いてるオッサン。 この二択なら、ちょっと迷いますよね。 コールテンのズボンとか、そんな死語の世界な上司、嫌だし。 コーデュロイのパンツやろ? そう、言いたくなっちゃいますが、じゃ、それに比べて、ジョージ・コールマンのほうがマシかと言われると、そうとも言い切れないし、うーん…。 とまあそんなこんなで、とりえず演奏のほうをを聞いてみることにしましょうかぁ。
1曲目、 「ボリビア」 。 シダーの代表的オリジナルなんっすが、本作が初演。 そのようなことが杉田宏樹クンの日本語ライナーに書かれておりますな。 フレディ・ハバードの同名作(90年)でも再演された。 そういうアレなんっすが、そっちのほうは聞いたことがあるような? これ っすよね? どうしてこんな、ダサそうなのを買っちゃったんだか…。 で、曲のほうは、確かに聞いたことがある気がするアレだったんっすが、ラテン・テイストもあるハッピーなテーマに続いて、コールマン、シダーが快調なソロを聴かせるな…と。 コールマンのほうは懸念された通り、やや単調で、一本調子で、快調か? そんな気がしないでもないんっすが、怪鳥ロプロスと同じくらい空を飛んではいるし、シダーのほうは普通に快調だし、ま、全体として、悪くはないかな? …と。 ということで、大丸別荘のランチ。 お献立は、こんな感じでありました。
【総合評価】 結果、日本語ライナーを丸写しする以外、演奏に関しては何も書かずに終わってしまったんっすが、何というか、全般的に悪くはない気がするんっすが、若干、垂れ流し気味で、インパクトがなかったな…と。 ジョージか? コールマンがコールテンのズボンを穿いていたからなのか? でもまあ、この後、ジャケ絵を書くのはラクそうだし、今回、コイツを選んだ僕の判断は、まったくもって、間違っていなかったな。 そう断言してもいい、そんな1枚でありました。