SONG FOR MY FATHER (VENUS)

CLAUDE WILLIAMSON (1993/5/15)

SONG FOR MY FATHER


【パーソネル】

CLAUDE WILLIAMSON (p) ANDY SIMPKINS (b) ALBERT HEATH (ds)
【収録曲】

(01-04) MY ROMANCE / EASY LIVING / FEELIN' FINE / WORK SONG
(05-07) ALONE TOGETHER / THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU / SONG FOR MY FATHER
【解説】 ( 2018年11月25日更新 / 連載 1,325回 )

 3連休でしたなぁ。 個人的には、真ん中の土曜日に仕事が入ってしまって、というか、金曜日の祝日もアレだったんっすが、そっちのほうは、現場代理人代理に代わりに出て貰うことにして。 今、これを書いているのがその当日だったりするんっすが、今頃、代理人代理は 「勤労感謝の日」 に元気に勤労出来ることを感謝していることでありましょう。 で、京都はちょうど、紅葉が見頃。 どうせなら泊まりがけで、ライトアップなんかも楽しみたかったところなんっすが、この時期、仕事がクソ忙しくなりような予感が半端なくて、とまあそんなこんなで、とりあえず10月の半ばに日帰りで行ってみることにしたんっすが、で、そのレポートの、今日がいよいよ最終回っす。 前回 、二尊院と落柿舎と常寂光寺を散策した。 そこまで話が進んでいたかと思うんっすが、でもって、昼飯タイム。 ここ を予約しておきました。 舞妓飯。 「まいこめし」 ではなく、 「まいこはん」 。 なかなか洒落たネーミングでありますな。 「蒙古斑」 と違って、ケツが青くなさそうだし。 で、メニューのほうはと言うと、 「十六色のひとくち串天ぷら膳」 、これ一本…というか、これ十六本。 完全予約制なので、11時の部でお願いしておきました。 嵐電嵯峨駅徒歩5分。 桂川や渡月橋を一望できる好立地。 そんなふうに書かれていたので、渡月橋のすぐ近くなのかと思ったら、意外と遠くて、6分ほど遅刻。 ちょっぴり焦って入店したところ、カウンターに案内されたんっすが、いちばん端っこの席で、左側が壁。 ま、それは別にいいんっすが、すぐ横が若いカップルで、僕の隣がギャルで、居心地、悪ぃぃぃ…。 向こうもめっちゃ嫌だったと思うんっすが、こっちとしても窮屈だし、うーん…。 で、そこから見える景色はというと、

席から見える絶景♪

 おお、確かに桂川や渡月橋を一望できる好立地やん♪ …と、言えなくもないんっすが、けっこう大きめの道が目の前なので、ひっきりなしに車が走っていくし、歩道を歩いている人とは、ばっちり目が合っちゃうし。 で、 「十六色のひとくち串天ぷら膳」 というのは、どういうシステムなのかというと、まず手始めに、こんな用紙が手渡されます。

お仕着せ8+チョイス8♪

 両端に4個ずつ印刷されているのが、店の人が自分たちの都合で勝手に選んだネタで、それ以外に8種類、下の一覧の中から好きなものを選んで、鉛筆で真ん中の空欄に記入します。 個人的には、断然、「とり天」 命! …で、塩3本と、醤油1本くらいは食べたいところなんっすが、どうして2本+2本じゃないのかというと、いちいち鉛筆で 「醤油」 と書くのは面倒なので、ま、1本でいっかぁ。 そんな妥協の産物だったりするんっすが、実を言うと、頑張って 「醤油とり天」 「醤油とり天」 と2回書いたとしても、それは却下されてしまいます。 1種類1本までという “しばり” があるんっすよね。 だから 「十六本の…」 ではなく、 「十六色の…」 となっているんっすが、衣をつけて揚げたら、どれも似たような色やんけ! …というのは、とりあえず置いといて。 んなことで、「塩とり天」 と 「醤油とり天」 以外に6種類を選ばなければならんのっすが、そういうことなら、んーと、海老、たこ、白ねぎ、大葉、太刀魚、いか。  そういえば昔、太刀魚1号・2号という名前のギャル系読者がいましたなぁ。 太刀魚1号さんは京都オフにも来てくれたんっすが、その時の写真が、えーと、 ここ にありますな。 めっちゃサイケに画像処理されちゃってますけど。 1998年9月26日(土)ということは、今から20年前やんけ! で、 「ぜんたろう」 って、誰や??? で、一方、 こっち には、関サバ師匠、かれい技師、昆布青年の若かりし頃の勇姿が…。 「この中に1人47歳がいるとは!」 とか書いてありますが、当時の師匠の年齢を超えちゃったとは! …とまあ、そんな懐かしい思い出があるので、思わず太刀魚を注文しちゃったんっすが、で、天麩羅が揚げられている間に、とりあえず

基本セット♪

 こんな基本セットが届けられます。 急須の中身は土瓶蒸し…というか、急須蒸しというか。 それをチビチビと食べているうちに、

串天麩羅16♪

 串天麩羅16種類がどどーんと登場。 おおっ♪ で、これはアレですな。 見た目にはめっちゃ豪華だし、お味のほうも、普通に美味ちい♪ …んっすが、よくよく考えると、16種類が一度に出てきちゃうので、揚げたて、アツアツの状態で楽しめるのは最初の3本くらいまで。 残りの13本くらいは冷めてしまって、システムとしては、ちょっと問題があるような? ま、悪くは無かったんっすが、居心地のほうは悪かったし、申し訳ないんっすが、リピートはないかな? …と。 急須蒸しはお代わり自由で、若いカップルは 「お代わり、いかがですかぁ?」 と聞かれていたのに、僕は放置されちゃったし。 で、最後に

デザート♪

 デザート。 梅酒ゼリー。 ゆかり (紫蘇を何かしたヤツ) が振りかけられていたんっすが、それがちょっと余計だったかな? …と。 そんなこんなで、めっちゃ楽しみにしていた今回のランチなんっすが、何せ、居心地がぁ…。 で、気を取り直して、午後の部の観光。 まず手始めは、 天龍寺 であります。


< 天 龍 寺 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)
 

 ここは前にも一度、来たことがあるので、あまり新鮮味は無いんっすが、庭が見事っすよね。 曹源池庭園。 約700年前の夢窓国師作庭当時の面影をとどめており、わが国最初の史跡・特別名勝指定。 中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、大堰川を隔てた嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園でもある。 そういうアレなんっすが、いいっすよね、夢窓国師。 ちょっぴり米津玄師みたいで。 最後の “師” しか合ってないやんけ! そんな気がしないでもないんっすが、またの名を、夢窓疎石。 個人的には、こっちのほうが好きかも? 少なくとも、 「むさい歯石」 よりは、むさ苦しい歯クソの固まりではないし、あ、それで思い出しました。 京都オフの 「ぜんたろう」 。 ごんあじさんが連れて来た 「むさい兄ちゃん」 とか言ってたヤツやんけ! 言うほど、むさ苦しくは無かった気もするんっすが、で、(写真・ちょうど真ん中) の、大堰川。 おおせきがわ? …とか読んじゃっていたんっすが、正しくは 「おおいがわ」 なんっすな。 おーい、大堰川♪ …と、「はに丸」 の歌の節で覚えるといいかと思うんっすが、丹波山地の東部付近に源を発し (中略) 亀岡盆地の出口から下流は保津川となり、さらに嵐山からは桂川となる。 そういったアレなんっすが、天龍寺の中を流れているとは知りませんでした。 というか、そこから水を引っ張ってきているんっすかね? 天下無双な夢窓疎石なら、それくらいはやってくれそうな気がするんっすが、とまあそんなこんなで、天龍寺は、おしまい。 で、続いては 宝厳院 であります。


< 宝 厳 院 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 紅葉シーズンにライトアップされる 獅子吼の庭 で有名なんっすが、室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭された…と。 何となく、用意周到な策士っぽいっすよね、策彦周良。 「さくげんしゅうりょう」 と読むみたいなんっすが、これだとちょっと、経費を削減し過ぎて、終了しちゃったみたいな。 で、 (写真・いちばん上) 。 お寺のお庭に白い砂が敷いてあるのはよく見るんっすが、黒っぽい丸い石が敷いてあるのは、ちょっと珍しいと思いました。 そんな小学生並みの感想を持った次第でありますが、基本、石とか岩とかをフィーチャーした庭であるな…と。 中国の故事にある 「登龍門」 の由来である 「鯉が三段の滝を登って将に龍に化す様」 を現しており、鯉が死を賭してまで龍になるべく努力する様子にならって、うんぬん。 そんなことが書かれておりますが、鯉、死にました。 どこでなのかというと、今日、現場代理人代理が勤労に勤しんでいる現場なんっすけどね。 除塵機を取り替えるに当たって、 「池の水ぜんぶ抜く」 みたいな作業をやったんですが、生き残った鯉以外は、お亡くなりになってしまいました。 龍になれずに、完全に犬死にだったりするんっすが、故意に鯉を殺したのでは無く、不可抗力というか、ま、しょうがないな…と。 鯉を救うために、 「金魚すくい」 の鯉バージョンの 「鯉すくい」 をやって貰ったんっすが、池に入るにはある程度は水を抜かなければならないんっすが、で、水を抜いたら死んじゃった…と。 諸行無常でありますなぁ…。 ということで、宝厳院はおしまい。 で、続いては、


< 嵐山羅漢&弘源寺 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 嵐山羅漢。 えーと、 これ っすな。 珍スポット扱いされておりますが、宝厳院の呼び掛けで、日本各地の個人や企業がそれぞれ思いを石仏に託しを奉納したものだそうで、うんぬん。 「鳥をだきかかえた僧」。 あーこれ、気になりますよねー。 「電車の手すりに捕まる僧。」 あーこれ、絶対、そう見えますよねー。 手すりではなくて、つり革なんっすけど。 で、続いては 弘源寺 。 ぜんぜん行く気はなかったんっすが、宝厳院の券売り場のお姉さんが、「弘源寺とのセットだと、お値打ちになりますよ。」 と薦めてくれたので、じゃ、そっちにも行ってみるかぁ…と。 で、行ってみた結果、ここの最大の見せものは 長州藩 幕末の刀傷 であることが判明したんっすが、池田屋事件がきっかけになり、その後に起こる蛤御門の変(1864年8月20日)の際に、長州藩士が天龍寺、弘源寺などへ逗留いたしました。 その際の長州藩士の試し切りなどの傷跡が、当寺の柱のあちらこちらに残っております。 ほぉ。 幕末好きな人にとって、たまらんスポットやんけ! が、 ※ 本堂の内部の撮影につきましては一切禁止とさせて頂いております。 そういう方針だったりするようで、じゃ、どうでもいいやぁ…と。 で、最後に


< 渡月橋界隈 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 渡月橋界隈の散策。 いろいろ歩き回って喉が渇いたので、自販機でコカコーラを買って飲みました。 京都限定ボトルというのがあるんっすなー。 舞妓はんと、大文字焼きどすなー。 で、調べてみたら全国各地に、けっこういろいろな限定バージョンがあるみたいっす。 激ダサな 名古屋 とか。 こっちのほう は、まだマシなんっすが、で、万が一、桑名限定バージョンが出るとしたら、やっぱりハマグリになっちゃうんでしょうな。 実際のところ、焼き蛤とか、まず食べる機会はなかったりするんっすが、何かひとつでも “売り” があるというのは強いっすよね。 何にもない四日市とか、どうでもいい “こにゅうどうくん” をゴリ押しするしか手立てがなかったりするし。 あ、ゆるキャラグランプリで堂々の第3位、おめでとぉ♪ ネット投票の暫定順位はトップだったんっすが、組織票が問題になって、運営側が思いっきり空気を読みましたよね。 はまぐり犬 がブツブツと文句を言っておりましたが、いや、どう考えても、今回のは四日市市長がアカンやろ? …と。 で、明日 (11月24日) は桑名の花火大会でありますなー。 はま犬がクラウドファンディングで金を集めていた2尺玉も無事に上がる模様でありますが、 「ワンワンワンワン!」 とかいう、恥ずかしいメッセージが読み上げられるのかと思うと、ちょっとアレ…。 ちなみに僕も、心ばかりの資金提供をさせて頂いたんっすが、べっ…別に、はまぐり犬に共感したワケやないから! くはないな のグッズが欲しかっただけやから! ま、この 4コマ漫画 の出来は、正直、ちょっとどうか。 そんな気がしないでもないんっすが、ちなみに京都の地下鉄には、 こんなキャラ がいますよね。 太秦萌タン、可愛いっ♪ 松賀咲ちゃんも悪くないと思います。 小野ミサは、ちょっと…。 ボサノヴァは得意そうなんっすが、個人的に、メガネがあまり好きではないんっすよね。 メガネっ娘より、 しまねっこ やろ? …と。 とまあそんなこんなで、今回の京都は、おしまい。 最後に、 「舞妓飯」 での居心地の悪さが、今ひとつ言葉だけでは伝わらなかった気がするので、図解しておこうと思います。 席は こんな感じ のカウンターだったんっすが、ここには写っていない右下の端っこのところに追いやられた…と。 歩道を歩いていた人の目には、 こんな光景 が写っていたに違いありませんが、そんなことで、じゃ、また。

 ということで、今日はクロード・ウィリアムソンっす。 名前からして恐らく、真木蔵人と、ウィリアム王子と、孫正義の三つ巴ではないかと思われるんっすが、日本ではもっぱら、 『ラウンド・ミッドナイト』 の一発屋として知られてますよね。 改行が無くて、読みにくいこと、この上ないんっすが、若かりし頃の勇姿に続いて、ここでも名前が出てきて、かれい技師、大活躍でありますな。 で、一発屋なので、他にコレといったアレがなかったりするんっすが、とりあえずネタ用に購入した、素性の怪しい 枚を取り上げてみたいと思います。 1993年録音の 『ソング・フォー・マイ・ファーザー』 。 原哲夫クンが主宰する 「ヴィーナスレコード」 というレーベルの1枚で、日本制作の企画物だと思われるので、馬鹿にして貰っても、一向に構いません。 いかにも日本人好みな選曲からして、あっ…(察し)。 よく分からん、ヨーロピアンな雰囲気のジャケットも、以下同文。 ちなみに、ベースはアンディ・シンプキンスで、ドラムスはアルバート・ヒース。 何というか、特に書くことはないので、とまあそんなことで、演奏のほうを聞いてみることにしましょうか。

 まずは1曲目、 「マイ・ロマンス」 。 ロジャース、ハートの手による、とってもロマンスな歌物ナンバーなんっすが、えーと、 ここ 参照。 あ、エバンスっすか。 しかも 『わるでび』 っすか。 これを持ってこられると、真木蔵人と、ウィリアム王子と、孫正義の3人をもってしても、太刀打ち出来ないように思われるんっすが、甘々のポピュラーピアニストなどがこの曲を弾いたら、 すごく安っぽい曲になってしまうかもしれません。 そんなふうに書かれておりますが、そんなふうになっちゃう懸念が、半端ねぇ…。 ちなみにクロード・ウィリアムソンは、決して甘々のポピュラーピアニストなんかではなく、アル・ヘイグと並ぶ白人バップ・ピアニストの双璧。 そういう存在だったりするんっすが、ま、所詮は1993年だし、ヴィーナスレコードだし、過度の期待は禁物。 で、実際の出来のほうはというと…。 おお、意外と悪くないやん。 というか、イケるやん! 出だしの無伴奏ソロな部分は、エバンスというより、どちらかというとパウエル風。 途中からドラムスとベースが入って、テーマ・メロディを軽くフェイクしながら、次第にアドリブ・ソロへと突入していくという、そういった流れなんっすが、癖がなくて、耳に心地よくて、とっても安心モードなアレであるな…と。 全般的に “甘々” ではあるんっすが、羊羹のような甘さでは無く、甘食パンの甘さ。 そこにちょっぴり、ビ・バップなスパイスを効かせたというか。 中盤、ベース・ソロを挟んで、クロードの玄人好みなピアノを十分に堪能することが出来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。 エエやん♪

 で、次。 「イージー・リビング」 。 「気ままな暮らし」 などという、お気楽な邦題を付けられることもあるんっすが、歌詞は。えーと…、 ここ 参照。 あー、これ、 “アカンやつ” ですやん。 男で不幸になっちゃうタイプっすよね。 で、この女の苦労度を、クロードがどのように表現するのかと思ったら、普通にめっちゃロマンチックなバラードだったりするんっすが、ま、人生いろいろやな…と。 中盤、ベース・ソロを挟んで、クロードの玄人好みなピアノを十分に堪能することが出来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ま、よかったな♪ …と。 で、次。 「フィーリン・ファイン」 。 今回のラインアップの中では、ちょっと異質な気もするんっすが、ハンプトン・ホーズが書いたブルースでありますな。 テーマの後、ピアノとドラムスの掛け合いがあるんっすが、終始、アルバート・ヒースが快調であるな…と。 で、ピアノのソロそのものは、これ、ホーズだよね。 そう言われたら普通に信じちゃうくらい、めっちゃホーズっぽかったりして、なかなか、やってくれるやんけ! …と。 ずーっと前に書いた、クソ読みにくい ここ にも、 「飾りのついた四輪 馬車」 はブルースちゃうけど、ちょっとハンプトン・ホーズみたいやし。 そんな記載があったりするし、とまあそんなこんなで、よかったな♪ …と。

 で、次。 「ワーク・ソング」 。 言わずと知れたナット・アダレイの代表作なんっすが、いかにも日本人な選曲であるな…と。 ウィリアムソンの持ち味とは乖離しているような気がしてならんのっすが、こういうあっさりとした 「労働歌」 も、悪くはないかな? …と。 ぜんぜん黒くはないんっすが、スタイル的には、ちょっぴりフィニアス・ニューボーンJr っぽかったりもして、ということで、次。 基本的に、書くことがないな。 そんな気がしないでもないのが欠点なんっすが、 「アローン・トゥゲザー」 。 これまた、日本人が喜びそうなアレなんっすが、 「一緒に孤独」 。 深いっすよね。 少なくとも、浅虫温泉よりは深そうな気がするんっすが、浅虫温泉って、深くはなさそうなんっすが、不快っすよね、名前が。 大浴場にフナムシとか、湧いてそうで。 名前の由来は、もっぱら源泉でアサを蒸して繊維をとり、織布とするために利用していたことからかつては 「麻蒸」 と呼んでいたという。 しかし村で火災が頻発したことから、火に関連する 「蒸」 の字を忌み、 「浅虫」 と書き表すようになったという。 エエぇぇぇ…。 麻蒸温泉のほうが、ぜんぜんマシなような気がするんっすが、で、演奏のほうはというと、ミディアム・テンポで軽快にバウンスする、そういったアレでありますな。 で、次。 「ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー」 。 個人的に、さほど好きな曲ではなかったりするんっすが、演奏のほうは、普通にいいな♪ …と。 んなことで、ラストっす。 アルバム・タイトル曲の 「ソング・フォー・マイ・ファーザー」 。 言わずと知れたホレス・シルバーのオリジナルでありますな。 日本人でなければ、こんなん、ウィリアムソンには絶対に弾かさせないような気もするんっすが、例の 『ラウンド・ミッドナイト』 ではホレスの 「ヒッピー」 を取り上げていたみたいだし、で、演奏のほうはというと、これがまた意外と悪くなかったりして、いいな♪ …と。 そんな結果に終わって何よりでありますが、とまあそんなこんなで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 いかにも日本人好みな曲ばかり、卒なくこなしているな。 そういった1枚でありました。 こういう、肩肘張らないリラックスした演奏も、たまにはいいんじゃね? そんな気がしないでもなくて、そこそこオススメ☆


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