JUBILANT POWER (INNER CITY)

TED CURSON (1976/10/16,17)

JUBILANT POWER ←click!!


【パーソネル】

TED CURSON (tp,flh,piccolo-tp,cowbells) CHRIS WOODS (as,fl) NICK BRIGNOLA (bs,saxello)
ANDY LAVERNE (p) <#1,2> JIM MCNEELY (p) <#3-6> DAVID FRIESEN (b)
STEVE MCCALL (ds) <#1,2> BOB MERIGLIANO (ds) <#3-6> SAM JACOBS (conga)
【収録曲】

(01-03) REAVA'S WALTZ / TED'S TEMPO / SONG OF THE LONELY
(04-06) AIRI'S TUNE / SEARCHIN' FOR THE BLUES / MARJO
【解説】 ( 2020年06月28日更新 / 連載 1,400回 )

 ジョサイア・コンドル(Josiah Conder、1852年9月28日 - 1920年6月21日) は、イギリスの建築家。 工部大学校(現・東京大学工学部) の建築学教授として来日し、傍ら明治政府関連の建物の設計を手がけた。 辰野金吾ら、創成期の日本人建築家を育成し、明治以後の日本建築界の基礎を築いた。 そういったキャラなんっすが、いいっすよね、ジョサイア。 何となく、如才がなさそうで。 ジョサイがアと言うだけで、如才があるとも無いとも、明言はされてないんっすが、そもそも如才って、あるほうがいいのか、無いほうがいいのか、どっちがいいのか、よく分からなかったりするし。 これがもし、如才じゃなくて野菜なら、無いほうがいいに決まっているんっすが、例えば、サバ家が隔週くらいでお世話になっている セブンミール の日替わりお惣菜セット。 メインのおかずが 「サバの塩焼き」 とかだったりすると、心の底からガッカリしてしまうんっすが、主菜が肉系だったとしても、油断はなりません。  “1/2日分の緑黄色野菜!” とか言って、緑色や黄色の根菜類を炊いたのとかが付いてきたりして、いらねぇ…。 心の底から、いらねぇ…。 金輪際、根菜は入れるな! そう、厳命したくなっちゃうんっすが、ま、竹輪と根菜を炊いたヤツなら、金輪際とまではいかなくて、根竹輪菜かな。 そんな気がしないでもないんっすが、いいっすよね、竹輪。 竹輪に限らず、魚肉練り製品というのは、かなりイケてると思います。 いつも主張しているように、僕は魚貝類の類いがあまり好きではないんっすが、魚肉練り製品はぜんぜん大丈夫で、魚の肉なんてのは、すべからく、練って練って練りまくる、練馬区民であるべきだと思います。 練馬区と言えば大根が有名なんっすが、根菜類はいりません。 そっかぁ。根菜類、アカンかぁ。…というので、大根の葉っぱを持ってきてくれる人がいるかも知れませんが、葉物野菜もいりません。 葉物も刃物も端物も鱧 (ハモ) もいらなくて、で、野菜じゃなくて、如才。 調べてみたら、手抜かり。疎略。 そういった意味であるらしく、 「如才無い」 で、気がきく。あいそがいい。手抜かりがない。 なるほど。 如才無いは、あったほうがよさそうっすよね。 で、ジョサイア・コンドル。 如才無いがあるのか無いのか、判然とはしないんっすが、冒頭の一文は無論、 Wikipedia を無断で勝手にコピペさせて頂いたものであります。 「コンドル」 はオランダ風の読み方で、 「コンダー」 の方が英語に近い。 そんな記載がありますが、やっぱ、コンドルっすよね。 コンダーだと、コンダラみたいだらぁ? そう、三河地方の人が言っていましたが、そうっすよね。 コンダーだと、コンダラみたいで、ピンとこんだらぁ。 僕もそう思います。 コンダラというのは 『巨人の星』 のオープニングで星飛雄馬が重そうに引っ張っている、例のアレなんすが、コンダラで画像検索すると、出ますよね。 ほれ 。 いくら如才がなくても、こんな整地ローラーみたいなのでは台無しなので、いかにも猛禽類っぽい、オランダ風の読み方のコンドルのほうを採用させて頂きたいと思うんっすが、で、それ、誰? …とか思ってしまった人は、その先の 「主な作品」 のところを読んでみて下さい。 とりあえず、ここで段落を変えさせて頂きますが、

 訓盲院、開拓使物産売捌所、旧東京帝室博物館本館。 何やそれ? そう、言いたくなるような作品が続きますな。 旧東京帝室博物館本館は、まだ何となく分かるんすが、訓盲院って、盲導犬の訓練施設? 開拓使物産売捌所って、道の駅の売店? そこで 「開拓饅頭」 とか、売り捌いてたん? どうやら、デビューして2作目くらいまでは鳴かず飛ばずだったようっすが、5作目にして、超特大のミリオンヒットを飛ばします。 鹿鳴館。 おお、凄ぇぇぇぇぇ! 「どうぶつーズ」 とかを細々と書いていた きくちゆうき先生が、いきなり 「100日後に死ぬワニ」 で大ブレイクしたような感じなんっすが、ずっと鳴かず飛ばずだったのが、いきなり鹿が鳴きまくり。 そんな館を作っちゃうとは、舘ひろしも真っ青。 何でもいいけど、舘ひろしって、タチの悪いヒロシっぽいっすよね。 いや、たちがヒロシと言ってるだけで、タチがいいとも悪いとも、明言はされていないんっすが、そうっすかぁ。 コンドルくん、鹿鳴館を作っちゃいましたかぁ。 ま、実際に作るのは土建屋さんとか大工さんの仕事で、コンドルくんは設計に携わっただけだと思うんっすが、で、更に下のほうを見ていくと、ニコライ堂。 これまた、めっちゃ有名っすよね。 そうっすかぁ。 コンドルくん、ニコライ堂も設計しちゃいましたかぁ。 が、備考のところを見ると、実施設計のみ。 原設計はロシアのミハイル・シチュールポフ。 そんなことが書かれておりますな。 実施設計と原設計では、どちらがエラいのかは知りませんが、原設計って、何だか原くんがやってる設計事務所みたいで、そんなにエラいとも思えないので、実施設計のほうが上? ミハイル・シチュールポフって、何だか、ただのシチュー好きのロシア人のオッサンみたいで、そんなにエラいとも思えなかったりするし。 僕の中では

  カレー > ハヤシ > ビーフシチュー > クリームシチュー

だったりするので、ミハイル・カレールポフか、ハヤシルポフならともかく、シチュールポフでは、あまりソソられなかったりするし。 で、ニコライ堂って、ちょっぴり、付和雷同に似てますよね。 フワ、フワ、フワ、雷同ターイム、心に火を付けて〜♪ 山下達郎の 「RIDE ON TIME」 の節で歌えないこともないんっすが、ニコ、ニコ、ニコ、ライ堂ターイム♪ こちらのほうは、かなり無理があるので、その点では惨敗であると言ってもよくて、そう考えると、あまり大したヤツでもありませんな、ニコライ堂も。 で、更に下のほうを見てみると、

 旧諸戸清六邸 (三重県桑名市) 現況 : ○ 指定 : 重要文化財 備考 : 現・桑名市六華苑

そうそう、これ。 地方に現存する唯一のコンドル物件なんだそうっすが、で、冒頭の一文。 ジョサイア・コンドル(Josiah Conder、1852年9月28日 - 1920年6月21日) は、うんぬん。 先週の日曜日、すなわち 2020年6月21日は、コンドルくんがお亡くなりになって、ちょうど100年という節目の日だったりして、それを記念して、地味なイベントが開かれるらしい。 そんな情報を入手したワケなんっすが、100年前のこの日、コンドルくん、死んじゃったんっすな。 死んで、遠いお空に飛んでいってしまったんっすな。 火葬とか、土葬とかでなく、鳥葬だったりしたら、コンドルくんの遺体は、コンドルに啄 (ついば) まれたりしたんっすかね? いいっすよね、鳥葬。 ちょっと辛いソーセージみたいで。 それって、チョリソーちゃう? 鳥葬ちゃうんちゃう? そう言われると、ちょっとそんな気もしてきたんっすが、で、どのような地味なイベントが開催されたのかというと、いつまで記事が生きているのか知りませんが、 これ 。 もしかしたら、課金しないと途中までしか読めないヤツだったりするのかも知れませんが、僕は この記事 の続きを読みたいが為に、1年間の購読契約を結んでしまったので、大丈夫っす。 金を払って続きを読んでみたら、あまり大したことは書いてなくて、騙された感が半端なかったんっすが、六華苑の記事のほうは、まあまあっすな。 ほんの少しだけ元が取れたような気がしないでもないんっすが、施主の清六は親交のあった三菱財閥の岩崎家を通じて設計を依頼したとみられるが、うんぬん。 この清六というのは、欽ちゃんファミリーの斉藤清六ではなく、諸戸さんちの清六クン。 山林王として知られたそうなんっすが、いいっすよね、山林王。 ひとつ間違えたら、サンリオの創始者になれちゃいそうで。 サンリオは “山梨王” でしたっけ? 俺は山梨 (やまなし) 王になる! そんな熱い思いが込められているみたいなんっすが、山梨を 「さんり」 と読ませて、山梨王 (さんりお) 。 おお! で、イベントの内容は、課金したいと読めないところに書いてありました。 記念イベントは、コンドルの命日 (6月21日) に合わせて企画。苑内にある大小六つのちょうず鉢に色とりどりの花を浮かべるほか、洋館1階食堂のテーブルを英国式で飾る。 ただそれだけの地味なイベントなんっすが、写真共有アプリ 「インスタグラム」 に六華苑の写真を投稿した人に抽選で桑名特産のハマグリなどが当たるキャンペーン (9月18日まで) も実施している。 そんなのもやってるみたいなんっすが、インスタとか、やってないしぃ。 で、六華苑の写真を自分の “ほ→むぺ→じ” に掲載して、それを見て、 「素敵っ♪」 とか、 さばクン宛て にメールをくれたギャルに、桑名特産の アイス饅頭キーホルダー ( ここ 参照) などが当たるキャンペーンでも実施しようかと思うんっすが、んなことで、行って来ました。 ここに足を踏み入れるのは、かなり久しぶりのような気がするんっすが、もしかすると、 この時 以来だったりするのかも? とりあえず揖斐川の堤防に出て下さい。 そして 「リバーサイド・ボウル、どこですか?」 と人に聞いて下さい。 その隣が六華苑です。 そんなことが書かれておりますが、そのリバーサイド・ボウルも、何年か前にお亡くなりになってしまいましたなぁ。 大昔、そんな名前のボウリング場が川沿いにあったんっすよね。 ボウルはリバーサイド、川沿いリバーサイド、寿司屋もリバーサイド、うぉう おう おう、リバーサイド♪ ボウリング場がとっくの昔に廃業した、その跡地に、何故だが 「すし道場」 という回転寿司屋が入っていたんっすが、それも数年前に取り壊されて、すし屋は移転して、跡地のほうは 微妙な公園 に。 そっちのほうも写真を撮ってきたので、また機会があれば = ネタに困れば、取り上げてみたいと思うんっすが、んなことで、六華苑。


< 六華苑 (2020年初夏−その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 さすがに、 カラーザウルス の付属のデジカメよりは綺麗に撮れていると思うんっすが、デジタルカメラカードだけで 35,000円。 高っ! こんなものが毎月3万台も売れたとは、とても思えなかったりするんっすが、この頃のシャープは夢がありましたなぁ。 今ではマスクが目玉商品だったりするんっすが、で、えーと、まずは “洋館” 。 で、続いて “和館と洋館” 。 ここの建物はコンドルくんが設計した洋館と、そこらへんの大工が作った和館とが、完全に一体化しているのが特徴なんっすが、で、お庭のほうも、日本庭園と西洋っぽい芝生のエリアとが一緒になっていて、超・和洋折衷。 IG打 (裃っぽい字) 必訪口袋名單!日本三重縣4個私藏秘境大公開 でも、三重県を代表する4つの観光スポットに選ばれちゃっているんっすが、在2019年大河劇 「韋駄天〜東京奧運故事〜」 首集中出現的場景而蔚為話題! (中略) 在這樣和洋折衷氛圍下。 中国語でも “和洋折衷” なんっすな。 で、和洋折衷とマサチューセッツって、ちょっとだけ似てますよね。 で、 “古代蓮” 。 そうそう、これも少し前のニュースで知りました。 今度は朝日新聞で、こちらも、いつまで記事が生きているのか知りませんが、 これ 。 古代蓮は約1400年以上前のものと推定され、桑名市政施行60周年のお祝いに1997年、友好都市の埼玉県行田市から寄贈された。 そうそう、友好都市なんっすよね、行田市。 どうせなら、ダ埼玉の餃子っぽい名前の市なんかより、外国のマサチューセッツとかと友好都市になればよかったのにぃ。 僕は子供の頃、そんなふうに思ったりしていたんっすが、こんな貴重な古代蓮を友好の印に贈ってくれていたんっすな。 行田市民には感謝しなければなりませんが、ちなみに桑名市民はこの貴重な古代蓮を枯らしてしまったようで、桑名市でも増殖、維持の努力が続けられたが徐々に弱ったため、二年前に行田市から再び寄贈された…と。 行田市民の皆さま、何度もスマン…。 受付のお姉さんから場内マップを渡されて、「古代蓮はここです。 午前中に行ってくださいね!」 と言われたんっすが、花は早朝に咲き、昼ごろには閉じてつぼみの状態に戻ってしまう。これを四日繰り返して散る…と。 んなことで、行ってみました。 ぶっちゃけ、ニュースにして貰えるほど、たくさん咲いてるワケではないし、写真を撮りにくい位置だったりするし、これだけが目当てだと、ちょっとガッカリしちゃいそうなんっすが、微妙に立入禁止っぽいような気がしないでもないエリアまで足を踏み入れて、なんとかカメラに収めることが出来ました。


< 六華苑 (2020年初夏−その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 本来の目的であるコンドルくん没後100周年記念スペシャルイベント (その1) 、「洋館1階食堂のテーブルを英国式で飾る」。 確かに飾られておりました。 没後100年スペシャルなのか、常設展示なのかは知りませんが、テーブルではない部屋の端っこのところには高そうなティーカップなんかも飾られておりました。 でもって、 (写真・ちょうど真ん中) の 「ステンドグラス」 。 僕は毎朝、ヨーグルトにフルーツグラノーラ = フルグラを入れて食っているんっすが、ステンドグラス = ステグラも、いいな♪ …と。 一度は戦災で破損したステンドグラスも、改修によって再び変わらぬ美しさを取り戻しました。 そういったアレなんだそうっすが、東京にあるコンドル建築の多くは、関東大震災と戦災で大破したり、焼失しちゃったりで、アカンくなってしまったんっすよね。 六華苑の近くには軍需工場があったり、伊勢大橋が爆撃の標的にされたりして、かなりヤバかったと思うんっすが、よく、ガラスが割れるくらいの被害で済みましたなぁ。 戦後は伊勢湾台風で水没しちゃってるし、ここまで生き延びてこられたのは “奇跡の一本松” …とまでは言わないまでも、 “歯石のガジュツ末” くらいの価値はあるのではなかろうかと。 歯にたまる石っすよね、歯石。 で、 胃の働きを活発にし、胆汁分泌を促進し脂肪の消化を高め胃粘膜を修復する作用のある生薬っすよね、ガジュツ末。 ちょっとだけガッツ石松に似ているので、僕の好きな薬用成分だったりするんっすが、んなことで、次。


< 六華苑 (2020年初夏−その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 洋館から和館のほうに移動して、お座敷からお庭を眺めたりして、で、次。 コンドルくん没後100周年記念スペシャルイベント (その2) 、「苑内にある大小六つのちょうず鉢に色とりどりの花を浮かべる」。 受付のお姉さんが渡してくれた園内マップに 「花手水」 の位置が明記されていたんっすが、昼メシの時間が迫っているのもあって、あまり真剣には探さなかったので、2箇所しか見付けることが出来ませんでした。 手水 (ちょうず) には、椿 (つばき) みたいな和風な花が似合うと思うんっすが、洋風っぽいアレンジが施されていたりして、和洋折衷のコンセプトは、首尾一貫してますな。 ま、阿鼻叫喚しているよりは、ぜんぜんマシだと思うんっすが、で、園内には前撮りらしきペヤングが1組ほど。 和でも洋でも、どっちでもイケるので、かなり人気な前撮りスポットらしいんっすが、和洋と言えば “折衷” のほかに、 “わようこんさい” というのもありますよね? どういう漢字なのかは知りませんが、和洋根菜? ダイコン、ニンジン、ゴボウ、レンコン、なんでも来い! …みたいな。 こうして見ると、根菜類って和風っぽい奴らばかりで、洋の要素が皆無だったりしますよね。 にも関わらず、なんで “和洋根菜” なんや? …と思って、ググってみたら、あ、違った!  “和洋根菜” じゃなくて、 “和魂洋才” やんけ! 根菜、関係ないやんけ! これからは根菜類も毛嫌いせずに食べようと思いました。 おしまい。 そんなふうに今日の話をまとめるつもりだったのに、当てが外れました。 んなことで、これからも根菜類を毛嫌いして、食べずにおこうと思った次第でありますが、とまあそんなことで、おしまい。

 ということで、今日はテッド・カーソンっす。 日本での知名度はそこそこなんっすが、何をした人なのかは今ひとつ知れ渡ってなくて、お鼻が長そう。 もしくは、夜なべをして手袋を編んでくれそう。 そんなイメージしかなかったりします。 それって、母さんちゃう? カーソンちゃうんちゃう? そう言われると、ちょっとそんな気もしてきたんっすが、ま、定番っすよね。 過去の原稿を読み返したら、間違いなく同じ事を書いてる自信があるんっすが、ただ、いつもは手袋バージョンだけで、お鼻が長そうなのは、初登場かも? いいっすよね、「ぞうさん」。  “ぞうさん” と “かあさん” で韻を踏んでるところが秀逸で、思わず増産したくなっちゃうんっすが、テッド・カーソン (Theodore "Ted" Curson、1935年6月3日 - 2012年11月4日) は、アメリカのジャズのトランペット奏者。 アメリカ・ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。 いいっすよね、フィラデルフィア。 何となく韻を踏んでるところが秀逸なんっすが、一方、ペンシルヴァニアというのは、ちょっとアレっすよね。 ペンシルバニアなのか、ペンシルベニヤなのかで迷うところが、ちょっとアカンと思います。 個人的にはペンシルベニヤのほうが、ベニヤ板に鉛筆で穴を開けていそうで、好きなんっすが、実際のところ、ベニヤ板に鉛筆で穴を開けるのって、かなり至難の業だとは思うんっすけど。 千枚通しなら楽勝なんっすが、センマイドオシベニヤでは語呂がよくないし、で、チャールス・ミンガスと共に録音並びに共演した…と。 これが経歴の中では、いちばんメジャーっすかね? エリック・ドルフィーとの絡みもありましたっけ? その関係で、代表作として 『ドルフィーに捧げる涙』 が挙げられることが多いんっすが、やはり 「母さんネタ」 が書かれておりますな。 進歩が無いとも言えるし、首尾一貫していると前向きに評価することも出来るんっすが、大阪営業所にいたケバい姉ちゃんも、顔はかわいいけど性格むっちゃキ ツいOLさんも、今ではすっかり、年相応になってしまって、いやあ、月日が経つのは早いっすなぁ。 女子社員がほとんどやめていかないというのは、それだけ、居心地がいいという事なんだと思うんっすが、で、今日はそんなカーソンの 『ジュビラント・パワー』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 1976年に録音された、インナーシティとか言う謎のレーベルの1枚で、サイドマンは全員、改めて書き写す気がしないような、寡聞にしてよく分からん人たちばかりだったりして、とりあえず3管編成っぽいな。 で、コンガも入ってるな…と。 ボンゴとコンガって、こんがらがって、どちらがどちらなのか、分からなくなったりするんっすが、んーと、 コンガ 。 そうそう。 ボンゴっぽい見た目のほうが、コンガなんっすよね。 今後はコンガで混合ワクチンを打って貰おう。 そう、心に誓った次第でありますが、とまあそんなことで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 ちなみにこれ、CDではなく、 Amazon Music から落としたんっすが、外人しかレビューしてませんな。 んーと、見渡されたトランペット吹奏者テッド・カーソン (1935年-2012年) によるこの素晴らしいアルバムは1976年10月16日&17にフィラデルフィア&ニューヨーク市で記録された2つのライブコンサートを特徴とします。 おお、なるほど。 ライブ盤だったんっすな。 6つの印象的なトラックはすべてカーソンオリジナルであり、で、まずは1曲目、 「リーバス・ワルツ」 。 これはアレっす。 3拍子っす。 走・攻・守、飲む・打つ・買う。 3拍子揃ってます。 どこかで聞いたことがある曲なので、カーソンの何らかのアルバムに収録されていたのではないかと思うんっすが、敢えて調べるほど、突出して出来のいいナンバーというワケでもないので、ま、いっかぁ…と。 変則なビ・バップ風で、メロディーうんぬんというより、アドリブの出発点としての素材。 そういったアレなんっすが、演奏のほうは、けっこう迫力があったり。 3管の絡みでテーマが演奏された後、カーソンのソロが登場。 途中、残りの2管が絡んでくる辺り、彼の前のボス、チャールズ・ミンガスの影響を明らかにします…と。 根はハード・バッパーなんでしょうが、その一歩前をゆく前衛的なアプローチが持ち味で、途中から集団即興演奏 (コレクティブ・インプロヴィゼーション) っぽくなって、大いに盛り上がったところで、ソロ2番手のサックスの人にスイッチ。 ニック・ブリングノラ (?) とかいう人の、バリトンサックスっすか。 バリトンらしくバリバリ吹いていて、迫力満点で、途中から残りの2管が絡んで、大いに盛り上がって、いや、これは熱いっすな。 で、続いてクリス・ウッズとかいう人のアルト・ソロ。 ソニー・クリスとフィル・ウッズを足して2で割ったような素晴らしいプレイを披露してくれて、いやあ、名前もよく知らんような人たち、やるやん! 背後で2管が絡む代わりに、今度は真逆のストップ・タイムを駆使するなどの工夫も凝らされていて、で、その後はメンバー総出で大いに盛り上がって、で、アンディ・ラバーン (?) とかいう人のピアノ・ソロがフィーチャーされて、続いて何とかという人のベースのソロも出て来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。 個人と集団、動と静、メリとハリ。 そのバランスと鬩ぎ合いが絶妙で、ミンガス好きなら間違いなく楽しめる、そんな1曲でありました。

 で、次。 「テッズ・テンポ」 。 ちょっとカッコいい感じのナンバーっす。 ベース・ランニングとピアノの絡みが最高にイカす導入部に続いて、テーマ部はラッパが主導して、サックスが追従する形。 で、そのままカーソンのソロへと流れていきます。 途中で残りの2管が絡んでくる辺りは、ちょっぴり3管ジャズ・メッセンジャーズを彷彿させますな。 で、以下、バリサクの人、アルトの人、ピアノの人の順で、軽快なテンポでホットなソロが続く…と。 ぶっちゃけ、ピアノの人が、ちょっと弱いような気もするんっすが、参加者全員が強力無比だったりすると息が詰まるので、ま、息抜きとしては、いいかな。 …とか言ってたら、俄然、ピアノのオッサンが張り切りはじめちゃったんっすが、いやあ、やっぱ熱いっすなぁ、ライブは。 で、終盤は管楽器トリオの掛け合いで大いに盛り上がって、で、唐突に、おしまい。 …と思わせておいて、再び、復活! で、合奏パートで盛り上がって、おしまい。 以上、ここまでが、外人のオッサンが言ってた、フィラデルフィア&ニューヨーク市で記録された2つのライブコンサートのうちの前半部分ではなかろうかと。 で、次。 …と、その前に、もう1人の外人のオッサンのほうのレビューも見ておこうかと思うんっすが、亡くなった偉大なバリトンのサックスプレーヤー ニックBrignolaは著名です。 私の考えでは、彼はこれまでで最も大きなバリトンのプレーヤーです。 ジェリー・マリガンなどへの謝罪によって、誰もニックによって噴出されたスピード、パワー、およびアイデアと等しくありません。 おお、僕が知らないだけで、著名だったんっすな、偉大なバリトンのサックスプレーヤー ニック Brignola。 確かに賞賛に値する硝酸ミコナゾールのようなプレイを披露してくれるんっすが、個人的にはガジュツ末と同じくらい好きな有効成分だったりするんっすよね、硝酸ミコナゾール。 最近はミコナゾール硝酸塩という名前で呼ばれているようで、これはこれでイケてると思うんっすが、最初、 「巫女謎ーる」 みたいに変換されそうになったのは、ちょっとアレなんっすけど。 とまあ、そんなことで、3曲目。 「ソング・オブ・ザ・ロンリー」 。 これはアレっす。 とってもロンリーなバラードっす。 ちょっぴりマイルスっぽくも聞こえるし、ウェイン・ショーターのテナーをラッパに置き換えたようにも聞こえるし。 で、これ、トランペットじゃなくて、フリューゲルホーンっすよね? カーソンのワン・ホーンで、演奏が進むに連れて、バラードの域を超えた熱い展開になったりもするんっすが、基本、まったりとした楽器っすよね。 前半とはピアノとベースの人が変わるんっすが、変わらぬドラムスの何とかという人が、なかなか渋いサポートぶりだったりして、で、代わったピアノの人もソロも、パワーこそ感じさせないものの、ブルージーだったりして、で、代わったベースの人も地味なソロを聴かせてくれて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 これ、ライブか? …と、疑問に思ってしまうほど、背後はシーンと静まりかえっているんっすが、ま、バラードだし。 みんな、聞き入っちゃってるんでしょうな。

 で、次。 「アイリス・チューン」 。 これはアレっす。 コンガのリズムが軽快な、御陽気なラテン・チューンっす。 3管の絡みによるテーマに続いて飛び出してくるのはクリス・ウッズ。 若いアルトサックス奏者クリス・ウッズと2人のピアニスト アンディ・ラバーンとジムはMcNeely、それが到着するのと同じくらいよく、ベストによって遊びました。 そう、レビューに書かれているんっすが、若いんっすな。 若いって、いいっすよね。 裁判のニュースか何かで、 「双方が和解した」 と聞くと、和解っていいなぁ。 そんなふうに思ってしまうんっすが、若いのも、和解もいいし、可愛いのも、チャンカワイもいいし。 三重県の出身なんっすよね、チャンカワイ。 別に好きでも嫌いでもなかったんっすが、チャンカワイのお姉ちゃんが 「歌行燈」 でアルバイトしていたという話を聞いて、急に身近な存在に。 んーと、 これ 。 桑名の安永餅ではなく、四日市の 「なが餅」 を絶賛しているのは論外なんっすが、最後のほうに石取祭の祭車のミニチュア模型が出て来て、所さんが、まったく的外れな太鼓の叩きかたをしてたのも、問題外。 所さんって、老害でしかねぇな。 そう、思わずにはいられませんが、レポーターで、三重県出身のチャンカワイがおすすめの焼きハマグリの店というのが、創業142年の 「歌行燈」 。 おすすめする理由というのは、チャンの姉がかつてこのお店でアルバイトをしていて、家族でパーティーをする際は必ずといっていいほどこのお店を利用していたんだとか。 そんな個人的な理由で…。 焼きハマグリの店というより、うどん屋さんなんっすが、焼きハマグリも食べられるんっすな。 どうせなら 「日の出」 で食べて頂きたいと思うんっすが、 「歌行燈」 なら、歌行燈でエエやん…と。 釜揚げうどんと天麩羅のセットみたいなのが、そういう名前なんっすよね。 天丼なんかも美味しかったりするんっすが、ちなみに僕は子供の頃、天どん = “天麩羅うどん” の略だと思い込んでいました。

 「今日は “天どん” やてー。」
 「やったー。天麩羅うどん!」
 「 “天麩羅うどん” ちゃうわ! “天どん” やわ!」
 「 ??? 」

みたいな。 じゃ、 “てんどんまん” は、頭に天麩羅うどんを載せているのかというと、普通に天丼のイメージだったし、で、丼物と言えば、日本ハムの 「お父さんの丼ちゃんシリーズ」 は、今ひとつでありましたなぁ。 うちのオカンが日本ハムの工場でパートで働いていて、新製品というので、そんな名前のレトルトの牛丼か何かを作ってくれたんっすが、何というか、日本ハムは、ハムとソーセージだけ、作ってろよ! …と。 最近は 「どんぶり繁盛 牛丼の具」 というのに代わったみたいなんっすが、これはどうなんっすかね? 少しは進歩してる? で、演奏のほうはというと、ラテンでノリノリでよかったんっすが、けど、やっぱ、ライブじゃないよな? …と。 外人のオッサンの勘違いではないかと思うんっすが、ま、別にどっちでもいいんっすけど。 ということで、次。 「サーチン・フォー・ザ・ブルース」 。 これはアレっす。 ブルースっす。 個人的に、あまり好きじゃないので、ブルースなんか、サーチンすんなよ! そう、フリチンのおっさんに文句を言われちゃいそうなんっすが、いや、あんたはパンツをサーチンしろよ! そう、言いたくなってしまいますが、ま、フリチンのおっさんはパンツが見つからないから履いてないのではなく、好きで履いてないだけなので、言うだけ無駄なんっすけど。 僕もフリチンのおっさん同様、ブルースなんか、そんなにサーチンして欲しいとは思わないんっすが、テーマ部はシンプルで、すぐに終わってしまうので、ま、いっかぁ…と。 最初と終わり、40秒くらいの辛抱っすからね。 各自の合間にテーマが出てくるという、無駄な演出もあったりするので、それだけでは済まなかったりするんっすが、ラッパ、バリサク、アルト、ピアノ、ベースの順に出てくるソロは、どれもまあまあ悪くないので、その部分だけに集中すればいいじゃん…と。 アルトの若手が微妙にドルフィーっぽかったりするのも、ご一興だし、とまあそんなこんなで、ラストっす。 「マージョ」 。 奥様? それは魔女っすな。 そう言えば、桑名に 「あらやだ奥さん」 という高級食パン専門店が出来たんっすが、食パンなんか、どれも一緒や! そう、しょくぱんまんが言ってた気がするので、あまり買う気にはなれません。 プレーン2斤 / 800円 (税別) っすか。 2斤なら、思ったほど高くはないよね? そう、ニキンちゃん (←ドキンちゃんの妹) が言ってた気がするんっすが、ドキンちゃんの妹は、コキンちゃんやろ? そう、アンパンマンガチ勢に言われちゃいそうだし、いや、ガチじゃなくても、それくらい常識っすか。 いや、妹じゃなくて、妹分やろ? ガチ勢なら、そこまで指摘して貰わないと困るんっすが、で、えーと、これはアレっす。 物静かなバラードっす。 カーソンは恐らくフリューゲルホーン、で、若手のクリス・ウッズはフルートを吹いてます。 この楽器のチョイスもドルフィーっぽいんっすが、バックでヒョロヒョロと吹いてるだけで大勢に影響はなく、カーソンの歌心を存分に味わえる作りになっていて、さあ、味わえ! カーソンを心の底から味わえ! このジャケット写真を見ると、それは拷問以外の何物でもないように思えてしまうんっすが、意外にも根は繊細そうなので、戦災に負けずに頑張って欲しいと思わずにはいられなくて、とまあそんなことで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 クソ暑い真夏にこそ、大きなボリュームで堪能したい、そんな熱い1枚でありました。 前半2曲はミンガス好き、後半は3管ジャズ・メッセンジャーズ好きにオススメかも知れなくて、万人にはオススメしませんが、むさ苦しい熱さが苦にならない人は、ファイアー!


INDEX
BACK NEXT