LIVE IN TOKYO (TRIO)

CHARLES TOLLIVER (1973/12/7)

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【パーソネル】

CHARLES TOLLIVER (tp) STANLEY COWELL (p) CLINT HOUSTON (b) CLIFFORD BARBARO (ds)
【収録曲】

(01-02) DROUGHT / STRETCH
(03-04) TRUTH / EFFI 〜 'ROUND MIDNIGHT
【解説】 ( 2020年07月26日更新 / 連載 1,404回 )

 肩の向こうに、あなた、山がぁぁぁぁ、燃えるぅぅぅぅ♪ …ということで、この夏は 「天城越え」 をしてみようかと。 ちなみに僕の家は小学5年生の時、火事で燃えました。 僕の家は小学校とは道を挟んだ反対側にあって、教室の窓からよく見えるんっすが、ある日の放課後、ふと窓の外を見ると、僕の家から火の手が上がっていました。 窓の向こうに、あなた、家がぁぁぁぁ、燃えるぅぅぅぅ♪ …って、いや、 「あなた」 とか、他人事 (ひとごと) みたいに歌ってる場合ではないんっけど。 ま、それはそうと、 「天城越え」 。 本来なら、先週の金土日で伊豆のほうに行く筈だったんっすが、仕事やら、新型コロナウイルスの蔓延やらで、延期を余儀なくされた ( 前回 参照) と。 で、当初は北川温泉と赤沢温泉に泊まる予定だったんっすが、新しい日程では、北川温泉のほうの宿が取れなかったんっすよね。 ちなみに北川 (きたがわ) 温泉ではなくて、北川 (ほっかわ) 温泉。 じゃ、北川景子 (きたがわ・けいこ) じゃなくて、北川景子 (ほっかわ・けいこ) なんか? ついでに、ジャニー喜多川 (じゃにー・ほっかわ) だったりするんか? …と思ったら、それは普通に (きたがわ) で正解なんっすが、ま、 黒根岩風呂 も混浴では無くなってしまったみたいだし、別段、ここに拘る必要もないかな…と。 「*写真はイメージです」 みたいだし。 イメージと違って、こんな若くて綺麗な姉ちゃん、全然いねえじゃん! …とか、そういうクレーム対策のための注意書きではなく、実際はバスタオル巻き禁止なので、その意味での注意書きだったりするみたいなんっすが、バスタオル巻き禁止でも、混浴じゃなかったら、意味ないじゃん! いや、運がよければ、男風呂のほうにジャニー喜多川が入ってくるという、貴重な心霊体験が出来たりするかも知れませんが、んなことで、今回、北川温泉は、パスかな…と。 この辺り、めぼしい観光スポットとしては、 熱川バナナワニ園 くらいしかなかったりするし。 ここ、一回だけ行ったことがあるんっすが、バナナも、ワニも、レッサーパンダも、マナティーも、ま、一回見ておけば、いいかな…と。 10年ぶりくらいに来てみたら、レッサーパンダがジャイアントパンダに、 「ワニ」 が 1.5倍で、 「ワ三」 に進化してるやんけ! そんなサプライズがあればまだしも、レッサーパンダとか、所詮はアライグマの色違いバージョンみたいなもんだし。 マナティーとか、生パンティーの足元にも及ばなかったりするし、バナナも 1.5倍にしてみたところで、 「バ10.5」 になるだけだし、小数点以下切り捨てで 「バ10 (ばとう) 」 やんけ! …と罵倒されても、仕方のないレベル。 「 i Zoo(イズー) 」 のほうが、まだ一度も行ったことがない分だけ、マシかも知れません。 ちなみにここ、昔は 「伊豆アンディランド」 という、カメ専門の動物園…というか、カメ園だったんっすよね。 カメだけで、カメへん。 …と、余裕をカマしていたら、客があまり来なくなってしまって、慌ててウサギやタンチョウなんかも追加したみたいなんっすが、展示が単調で、あまり評判はよくなかった…と。 タンチョウだけに。 で、展示物をカメ単品+αから、爬虫類全般に拡大して、名前も変えて、今日 (こんにち) に至る。 そんな沿革だったりするんっすが、伊豆にある “ZOO (動物園)” だから、「 i Zoo (イズー)」。 このセンス、嫌いではありません。

 ただ、ここ、公共交通機関だとアクセスが今ひとつ。 伊豆急行・河津駅よりタクシーで5分の立地らしいんっすが、わざわざタクシーに乗ってまでカメなんか見たくはないし、片道2キロ強くらいみたいなので、歩いて歩けない距離でもないんっすが、わざわざ30分以上歩いてまでカメなんか見たくはないし、一応、すぐ近くに “菖蒲沢” というバス停があるみたいなんっすが、バスの便が極端に少なくて、そこまでしてカメなんか見たくないし、うーん…。 カメだけじゃないから! トカゲや、ヘビや、カメレオンもいるから! そう、熱弁されるかも知れませんが、カメレオンはともかくとして、爬虫類相手に、そこまで熱くはなれません。 所詮は冷血動物だし。 お前に熱い血は流れているのか? …と言われても、冷たい血しか流れてないような奴らだし。 爬虫類だけじゃなくて、ちゃんと哺乳類もいるから! 熱い血が流れているヤツだから! そう言われて、ちょっとだけ興味が湧いたんっすが、どんなヤツがいるのかと思ったら、 これ 。 おお、ハダカデバネズミじゃん♪  「*写真はイメージです」 とか言って、バスタオル巻きに逃げたりせず、ちゃんと裸のハダカデバネズミの写真を載せているのは良心的でありますな。 ただ、歩いて5分くらいの距離なら、見に行っていいかとも思うんっすが、わざわざ30分以上歩いてまで、出っ歯のネズミなんか見たくはないな…と。 今回、 「 i Zoo (イズー)」 はパスしようかと思うんっすが、いつの間にか同じ河津町内に、姉妹施設のようなものが出来ていたんっすな。 ほれ 。 、河津にある “ZOO (動物園)” だから、「kawaZoo (イズー)」 。 で、何を展示しているのかと思ったら、カエル = かわず。 このセンス、素晴らしいっ♪ で、これ、どこにあるのかと思ったら、 河津七滝 の近く。 おお♪ ここ、一度行ってみたいと思っていたんっすよね。 滝、好きだし。 七滝と言っても、半分くらいは落差2〜3mで、滝とは言えない、ただの渓流じゃん。 そんな気がしないでもないんっすが、滝、瀧 (たき) とは、河川や湖の一部が段差になっているため、水が落下している場所を言う。 (中略) 日本においては、国土地理院の定めた定義によると、 “流水が急激に落下する場所で落差が5メートル以上で、常時水が流れているもの” とされているが、うんぬん。 ほら、やっぱり、出合滝と、かに滝と、へび滝は、駄目じゃん! えび滝で、ギリギリじゃん! その、えび滝にしたところで、個人的に海老の炊いたん = 海老炊きは、あまり好きではなくて、塩焼きもあまり好きではなくて、海老はフライか天麩羅に限る。 そう思わずにはいられなくて、ちなみにこの 「えび滝」 というのは 「えびだき = 海老炊き」 ではなく、 「えびだる」 と読むんっすな。 他の滝もみんな 「○○たる」 で、総称して 「河津七滝(かわづ・ななたる)」 なんっすが、そんなに 「たるたる」 言われると、海老フライにタルタルソースを付けて、食べたくなるやん!

 んなことで、今回、初日に河津七滝に行って、時間が余ったり、その気になったりしたら、ちょっぴり 「kawaZoo (イズー)」 も覗いてみようと思うんっすが、で、滝と言えば、河津七滝なんかよりも、もっと有名な滝がありますよね。 寝乱れて、隠れ宿、九十九 (つづら) 折り、浄蓮の滝ぃぃぃぃぃ♪ 歌に歌われるくらいだから、めっちゃ立派な滝であるに違いないんっすが、少なくとも、へび滝よりはマシなのではなかろうかと。 九十九 (つづら) 折り、へびだるぅぅぅぅぅ♪ 何かちょっと、歌いにくいし。 で、 これ 。 おお、なかなか立派じゃん! 名曲・天城越えの舞台はここが凄い。 「帝京平成大学のココがスゴイ!」 の口調で、脳内再生されるんっすが、高さ25m・幅7m、滝壺の深さは15mもあり、天城山中の滝では最大! え? 河津七滝の大滝は、確か高さ30mだったような? もしかしたら、河津七滝は天城山中の滝ではなかったりするのかも知れませんが、で、これも天城山中の滝ではなかったりするのかも知れませんが、 旭滝 なんてのもあるやん! 落差105mって、めっちゃ凄ぇぇぇぇぇ! いかにも滝らしい直瀑ではなく、渓流瀑なので、知名度は今ひとつなのかも知れませんが、35へび滝相当っすからね。 雨が降った直後でないと、水量が少なくて、ショボい。 そんなクチコミもあったんっすが、最寄りのバス停から歩いて5分くらいみたいだし、無料 (ただ) だし、ま、ちょっと覗いてみるにヤブサカでないな…と。 で、1日目の宿は、 ここ を押さえました。 「天城越え」 誕生の地として 『ブラタモリ』 で紹介された ここ と、どっちにするか、ちょっと悩んだんっすけどね。 巨石風呂と巨木風呂には、ちょっと惹かれたんっすが、巨乳風呂に比べると、ソソられ具合はさほどでもないし、いや、別に 「たつた」 のほうに巨乳風呂があるワケではないんっすが、伊豆箱根で唯一 川床のある宿。 これに惹かれました。 めっちゃ惹かれました。 京都の貴船の川床とか、一度、行ってみたいと思っていたんっすよね。 が、基本的に一人川床は受け付けてくれないみたいだし、大丈夫だとしても、鮎の塩焼きみたいな、まったくソソられない食い物に無駄に高い金を払うのもアレだし、うーん…。 この湯ヶ島の宿も、つい最近まで、お一人様は川床プランではなく、普通の食堂でしかメシを食わせて貰えなかっったんっすが、今年の6月にリニューアルして、お食事処が川床に一本化されたんっすよね。 1年中、川床、朝飯も川床。 お一人様川床って、何か、居心地が悪そうじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、お一人様だと、川とは反対の陸床みたいなところにしか、座らせて貰えなそうだし。 …と思ったら、ここには川に面したカウンター川床があるみたいなので、ぜんぜん大丈夫。 これはもう、川床ライフをエンジョイするしかないんっすが、ただ、メシがなぁ…。 ここ、夕食に 「鮎の炊き込みご飯」 みたいなのを出されるみたいなんっすよね。 写真を見る限り、鮎の内臓を内蔵した丸ままの状態で炊き込まれているみたいで、腸 (はらわた) が嫌いな僕としては、何て余計なことをしてくれるんや! …と、腸 (はらわた) が煮えくりかえる思い。 炊き込まれる鮎のほうも、同じ思いであるに違いありません。

 で、ダメ元で、宿にメールしてみました。 夕食は 「鮎の炊き込みご飯」 っすか? 鮎、苦手なんっすけど、普通の白米に変えて貰えまっか? 担当者の気分を害して、拒否られたりすると困るので、そのような趣旨を、もうちょっと丁寧な文体で。 すると、返事がありました。 夕食につきましては、鮎飯をご用意しておりました。 白飯への変更も問題なくお承りしておりますのでご安心ください。 おおっ♪ もしかしたら、 「鮎の炊き込みご飯」 なんかじゃないかも知れない。 とりあえず行ってみて、当日、やっぱり 「鮎の炊き込みご飯」 だったりしたら、運が悪かったと思って、諦めよう。 そんなふうに考えたりもしたんっすが、勇気を出してメールしてみて、よかった♪ は? 鮎の炊き込みご飯なんか出す気、さらさら無いんっすけど? …みたいな返答をされても、嫌やな。 そんな心配もあったりしたんっすが、これはもう、100点の回答であるといってもいいでしょう。 ちなみに、おかずには鮎の塩焼きもあるっぽいんっすが、そっちはどうなんっすかね? 鮎の炊き込みご飯が苦手…ではなく、鮎が苦手と書いたのは、その辺の事情も察して欲しかったからなんっすが、気を利かせて、チキンナゲット2個とかに変えてくれてあったら、120点なんっすけど。 チキンナゲットと言えば、前回の前半の最後のほうに書いた、食堂の隣の席に、鮎大好き@アユちゃん (5さい) みたいな幼女がいて…という話。 「お兄ちゃんの蟹さん1匹と、アユちゃんのチキンナゲット2つも、変えっこしてあげるね!」 というトレードが成立すれば、鮎 ⇔ チキンナゲットの分と合わせて、チキンナゲットが4個になるけど、エエんか? …と言われると、それはまったく問題ありません。 問題は、鮎飯がただの白飯になっちゃったら、 「お兄さんの鮎と、アユちゃんのごはん、変えっこしてあげるね!」 という取引が成立しなくなるんだけど、エエんか? そっちのほうでありますな。 それはちょっと、困るかも? アユちゃんのごはんは 「お子様プラン」 で、ピラフだという想定でしたからね。 鮎、苦手なんっすけど、ピラフに変えて貰えまっか? そう、自分の主張をはっきり述べるべきだったと、ちょっぴり後悔。 ま、それこそ、 「は?」 とか、思われそうなんっすが、そもそも、食堂の隣の席に、鮎大好き@アユちゃん (5さい) みたいな幼女がいて。 その想定自体が、妄想に過ぎないような気も。 よくよく見たら、川床のリニューアルによって、

  利用制限を7歳以上(小学生以上)とし、夕食・朝食ともに小学生のお子様もご利用いただけるようになります。
  いずれも幼児・乳児を連れてのご利用は変わらず出来ませんのであらかじめご了承ください。
 (幼児を連れての食事提供プランは無くなりますが、どうぞご容赦ください。)

そのように変更されたみたいなんっすよね。 アユちゃん (5さい) 、駄目じゃん! もともと、中学生以上しかアカンかったのが、小学生以上に緩和されたみたいなので、鮎大好き@アユちゃん (11さい) が隣の席にくる可能性はゼロではないんっすが、お一人様の僕は恐らく、カウンター川床に座ることになると思うし、アユちゃん (11さい) が、お一人様で来ることはないだろうし、そもそも、お子様プランが無いなら、ピラフの用意はないだろうし、結局のところ、駄目じゃん! もう、いいっ! ピラフは諦めるっ! 普通の白飯で我慢するっ! ということで、1日目の宿は、ここに決まり。 で、2日目は ここ を押さえてみました。 ウィンダムグランド淡島 (旧グッドリゾート淡島ホテル) 。 旧のほうはともかく、新しい名前は、覚えられる気がしなかったりするんっすが、お部屋はすべて、リビングと寝室をそなえたスイートルーム、 全室オーシャンフロントで、バルコニーからの景色は絶景です。 おお、めっちゃよさそう♪ が、めっちゃ高そう…。 が、何かの間違いちゃうん? …と思ってしまうような、割とお値打ちなプランが 「じゃらん」 にあるのを見付けてしまいました。 土曜日のお一人様、スタンダードスイートルーム1泊2食付きで 30,735円(税込)。 おお、これなら、普通に手が届くやん♪ が、よくよく見ると、この 30,735円というのは平日の料金で、僕がお泊まりする予定ではない他の土曜日は 43,670円とかになってるんっすよね。 他のサイトを見ても、その料金が書かれていて、これはもう、間違いなく、間違ってます。 ご注進しなければ! 今まで、何度も同じような間違いに気付いて、その都度、ご注進してきたんっすが、相手が素直に間違いを認めることもあれば、いや、別に間違ってないし! 意地になって、そう言い張られることもあって、ま、いずれにしろ、僕はお値打ちな料金でお泊まりすることが出来て、ラッキー♪ いや、別に間違ってないし! …と言っておきながら、こっそり正規の料金に訂正されていたりして、担当者も傷を最小限に留めることが出来て、ウィン・ウィン。 これはもう、ご注進しなければ!

  ○月○日(土)スタンダードスイートルーム2食付のプランで予約させて頂きましたが、
  30,735円(税込)と平日の宿泊料金になっているようです。ご確認をお願いします。

すると、返事が来ました。

  ご指摘いただきましたプラン料金は確かに平日と同料金になっておりました。
  ご連絡いただきましてありがとうございます。確認の上訂正させていただきます。

え? え? そんだけ? 素直に間違いを認めている点は評価出来るんっすが、もしかして、訂正されちゃった? 僕だけ、特別な料金で泊めて頂けるのか、それとも、しっかり訂正された料金を徴収されちゃうのか、その点についての明確な記述がなく、もしかして、やぶ蛇? 間違えたほうが悪いんだから、黙って、その料金で泊まっちゃえばよかったっすなぁ…。 もし、 43,670円取られたりしたら何だかアホらしいので、このプランはキャンセルして、 「一休」 の別のプランに変更することにしました。 和室スイート 「漣」 1泊2食付きで 35,150円。 付帯されるポイントを即時利用すると、33,395円 (税込) 。 スタンダードスイートルームのプランもあったんっすが、そっちのほうが、ちょっとお高いんっすよね。 スタンダードツインは59平米、和室スイートは78平米で、こっちのほうが広いのに、安いのは何でや? 何でも、和室スイートには 「茶室」 が付いているんだそうで、そんなものが付いていたところで、ぶっちゃけ、何の役にも立たないような気がするので、不人気で、安いんか? 真相は謎に包まれているんっすが、で、いろいろなプランを見比べているうちに、新たな疑問が。 え? この部屋、素泊まりプランよりも朝食付きプランのほうが、安くね? で、2食付きプランのほうが、もっと安くね? 素泊まりと2食付きの差は1万円くらい。 何故だか2食付きのほうが、お安くなっております。 レストラン (和食) の料金を見ると、お安いほうの駿河懐石で 9,000円 (税サ別)。 これはもう、さすがに何かの間違いっすよね? 間違えたほうが悪いんだから、黙っているのが得策なのかも知れませんが、 “正直者の血” が騒ぎます。 ご注進しなければ!

  素泊まりより2食付きのほうが料金がお安くなっているようですが、よろしかったでしょうか?

前回は、書き方がマズかったかな? …と。 ご確認をお願いします。 そんなふうに書いちゃったから、ご確認の上、訂正されちゃったんっすよね。 よろしかったでしょうか? そんなふうに聞けば、なかなか 「よろしくない!」 とは、言いづらいのではなかろうかと。 で、返事が来ました。

  プラン販売料金ですが、現在、状況に応じて二食付きもお安いプランでご提供をさせて頂いております。朝食や素泊まりについては
  定価室料のプランも販売をしておりますため、お日にちによってはご指摘のようなことが起こる場合がございます。
  お客様には分かりづらく申し訳ございませんが、何卒ご了承いただけますと幸いです。

はぁ。 つまり、 「いや、別に間違ってないし!」 そういう事で、よろしかったでしょうか? 今見たら、土曜日のこの部屋のお一人様の2食付きのプランは 47,664円(税込) とかになっていたりするんっすが、状況に応じて二食付きもお安いプランでご提供されちゃった以上、これはもう、大人しく、ご了承しちゃうしかありません。 何でもいいけど、この返答、 「何卒ご了承いただけますと、幸 (さいわ) いです」 で、合ってるんっすよね? 「 ( 間違ってたとは言えなくて ) 、辛 (つら) いです」 じゃ、無いっすよね? この 「予約課 松本」 というのが、松本ちえこ (23歳) とかだったら、つらい思いをさせて、まことに申し訳なかったりするんっすが、松本たかし (57歳) みたいなオッサンだったとしたら、自業自得やんけ! …と。 いずれにしろ、今から約1ヶ月後、新型コロナウィルスが更に蔓延して、 “GoTo” どころじゃねぇ! そんな事態になってなければいいんっすけどねぇ…。 アマビエ、しっかりしろ! …と、再度、叱咤激励しておいて、今日の話は、おしまい。

 ということで、今日はチャールズ・トリヴァーっす。 後期ブルーノートのアルバムに、たまにサイドマンとして地味に顔を出している、ちょっぴり前衛風なトランペットを吹くオッサン。 その程度の印象しかなかったりするんっすが、チャールズ・トリバーは、画期的な層の東のカルテットレコーディングがトランペットカルテットジャズの即興で、合成的な言語に追加したアメリカのジャズトランペット吹奏者と作曲者です。 子供として、彼が彼の祖母からコルネットの贈り物を受け取った所で、トリバーはフロリダ州ジャクソンビルで生まれました。 英語版 Wikipedia の記述を翻訳ソフトで日本語にしたら、こんな感じになったんっすが、何が言いたいのか、まったく分からん…。 彼は、ジャッキー・マクレーンのブルーノートアルバムの上で遊び、記録して、1964年に傑出した存在になりました。 このくだりは。割と分かりやすいんっすが、マクリーンじゃなくて、マクレーンが正しい読み方なんっすかね? ま、確かにマクリーンだと、スカート、まくりーん♪ みたいで、パンツが見えちゃいそうで、ちょっとアレなんっすが、1971年に、トリバーとスタンレー・カウエルは層の東のレコード (パイオニアのアーティストが所有するジャズ・レコード・レーベルの1つ) を設立しました。 よく出てくる “層の東” って、何や? …と思ったら、 “STRATA-EAST” の事なんっすな。 トリヴァーとスタンリー・カウエルが設立したジャズ・レーベル。 この2人は “ミュージック・インク” というコンボを結成してましたよね。 彼は後で彼の経験を語るでしょう: 「音楽を続けているそんなに多くがありました」。 ビーバップによるのように、私達は、まさに唾液を分泌する長い期間をつけていました。 ジャンル、前衛的で、自由な音楽、静かなビーバップ、およびもちろんジョン・コルトレーンとマイルの音楽の中にこれらのありとあらゆるさまざまなイディオムがありました。 それは単にものすごい期間でした。 「それから、続いている政界がまたありました…」。 このくだりから分かるのは、ジャンルとしては、前衛的で、自由な音楽。 で、唾液を分泌する。 この2点だったりするんっすが、で、今日はそんなトリヴァーの 『ライブ・イン・トウキョウ』 というアルバムを取り上げてみようかと。 このご時世、東京でライブは、アカンやろ? そんな気がするんっすが、このアルバムが録音された1973年当時は、別に “このご時世” では無かったものと思われるので、ま、いっかぁ…と。 1973年 (昭和48年) というと、アース製薬が使い捨てゴキブリ駆除器 「ごきぶりホイホイ」 を発売。 ほぉ。 東京地検、『四畳半襖の下張』 著者の野坂昭如らを起訴。 ほぉ。 何か知らんけど、エロい話なんっすよね? で、 エースコックが「カレーヌードル」を発売。 で、桜田淳子や山口百恵が、この年にデビューしています。 いずれにしろ、 “このご時世” とは懸け離れた出来事ばかりなので、東京でのライブくらい、別に、いっかぁ…と。 6月3日 - 必殺仕置人殺人事件。 何じゃ、こりゃ? んーと、 これ っすか。 時代劇 『必殺仕置人』 (必殺シリーズ第2作)を見ているうちに性的に興奮し…って、ん? 必殺仕置人って、そんなエロいシーン、ありましたっけ? 『水戸黄門』 の、由美かおるの入浴シーンじゃないっすよね? で、このライブが敢行された12月7日の10日後には、明治乳業が 「明治ブルガリアヨーグルト」 を発売。 わりとどうでもいい出来事なんっすが、で、これ、ミュージック・インクの名義となっていて、盟友 スタンリー・カウエルも参加しております。 が、当時、この2人は険悪な関係だったみたいっすな。 ソースは ここ のレビュー。 ジャケットの帯 を見ると、スタン・カウエルの突如の来日決定により異常な興奮を巻起したミュージック・インクの東京公演、その興奮をダイレクトに伝える…。 そんなことが書かれたりしております。 「その興奮をダイレクトに伝える!」 ではなく、ダイレクトに伝える…。 言うほど、興奮しているようには見えなかったりするんっすが、「オメェと一緒に、トウキョウなんかに行かねーよ!」 と、ごねるスタン・カウエルを、何とか宥めすかして…。 そんな経緯があったりしたんっすかね? 新聞・雑誌等に発表された来日メンバーは、ピアニストがジョン・ヒックスから女流ピアニストのパトリース・ラッシェンに変更されて以後、公式に伝えられる機会を失ったままであったが、実は来日間際になってスタンリー・カウエルの参加が決定し、うんぬん。 悠雅彦クンの書いた日本語ライナーにそんな記載があるんっすが、これを読むとこの2人、音楽性の違いによって亀裂が生じていたものの、決して “険悪な関係” というワケではないな…と。 カウエルがゴネたのではなくて、トリヴァーのほうが意固地になったみたいなんっすが、興味のある人は、自分でCDを買って読んで貰うとして。 とまあそんなことで、では、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、トリヴァーのオリジナルで、 「ドロート」 。 「干ばつ」という意味らしいんっすが、え? 「ばつ」 のほうも漢字で書けって? 書けらぁ! んーと、「間伐」。 いや、「かん」 のほうが替わってるがな! こっちのほうの 「かんばつ」 は、わりとよく目にするんっすよね。 役所から出される特記仕様書に 「使用する工事看板は間伐材が、どうのこうの」 みたいな。 そうやって、頭から決めつけられると、何かちょっと反発したくなって、どうしても間伐やないとアカンのか? カンパチではアカンのか? そう、言いたくなってしまうんっすが、いや、アカンやろ。 んなもん、すぐ腐るやろ…と。 反発とカンパチ。 わりと語呂はいいんっすけどねぇ。 で、そっちではないほうの 「干魃」 。 おお、こんな字を書くんっすな。 無理! そう、思わずにはいられませんが、花魁の 「魁」 でもないし、魁傑 (←相撲取り) の 「魁」 でもないし。 いや、花魁と魁傑は、同じ字のような気がするんっすが、魁傑 (かいけつ) はともかくとして、花魁 (おいらん) って、知らなければ絶対に読めませんよね。 もし 「おいらん」 が漢字のテストに出題されたら、 「老卵」 とか、腐った卵みたいな字を書いて、ごまかしちゃいそう。 で、それはそうと、 「干魃」 。 どうしてこんなものを曲のタイトルにしちゃったんっすかね? もしかしてトリヴァーくん、社会派? …と思ったら、悠雅彦クンの日本語ライナーに答えがありました。 本来は干魃 (かんばつ) の意味だが、転じて 「No Money」 の意に使われることが多い。 おお、なるほど! いかにもアメリカのスラングっぽいっすな。 個人的にはスラングやスランプよりも、酢昆布のほうが好きだったりするんっすが、それは恐らく、僕が日本人だからではなかろうかと。 ミュージックINC 『ライブ・アット・スラッグスVol.1』 にも収録されているようなんっすが、演奏展開は前掲盤とまったく同じで、トリヴァーが力強いロング・トーンでフィル・インし、テンポが整えられると急速調のテーマが奏され、ソロによる展開部へと突入していく。 トリヴァーの最初のカデンツァ風プレイは、うんぬん。 この後、かなり専門的なことが書かれているので、省略させて頂きますが、とにかくまあ、amazon のレビューにもあったように、完全燃焼系ジャズトランペットであるな…と。 類型としては、フレディ・ハバードを前衛化させて、隠し味として、ウディ・ショウを少々。 そういった感じではないかと思うんっすが、テンポが整えられる前までは、かなりスピリチュアルな雰囲気。 で、それ以降は、ただひたすら熱いブロウが繰り広げられることになります。 多少フレーズが転ぼうが、何があろうが、言いたいことを大声で叫び倒すという、スーダラ親父がレビューに書いている通りのプレイ。 トリヴァーの最初の4コーラスには珍しくカウエルのコンプがついてない。 こんなところから、 “険悪な関係説” が湧いて出たのではないかと思うんっすが、マイルスとモンクの喧嘩セッションみたいな。 で、カウエルのソロは、論理的構築がくずれて次第に怒りを叩きつけるようなタッチへと変わり、珍しく激情的な起伏を伴ったものになっているな…と。 で、その後、タイコの人のソロがフィーチャーされて、続いてトリヴァーが再登場して3コーラス吹いて最後を締めて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、熱かったっす。

 で、次。 これもトリヴァーのオリジナルで、 「ストレッチ」 。 このアルバムに収録された唯一の新曲らしいんっすが、ストレッチというのはトリヴァーのニックネームなんだそうで。 その由来に関しては、割愛。 ベースのイースト・ヒューストンを大きくフィーチャーした作品で、イーストの情動性を僅かに感じさせる好ましいナンバーだな…と。 ラッパとベースのユニゾンで演奏されるテーマは、ちょっぴりファンキーな香りもあって、そういうところが情動性なのではないかと思うんっすが、あ、叙情性ではなくて、情動性っすか。 感情や情緒に関わる、情動に関連した、という意味の表現。 主に医学分野などで使われる用語。 それを敢えて音楽の表現に使うところに、悠雅彦クンのインテリジェンスが感じられるんっすが、テーマに続いて、かなり長めのベース・ソロがフィーチャーされて、東京郵便貯金ホールの観客も、まあまあ盛り上がっておりますな。 途中、指笛を吹くオッサンとかも登場します。 ま、郵便貯金を取り崩して、決して安くはない料金を払って見に来た以上、楽しまなければ損っすよね。 それがたとえ、苦行のようなベース・ソロだったとしても、ま、アルコじゃないだけ、マシか。 そう、前向きに捉えるのが得策かと。 途中からカウエルが少しずつ絡んで来て、やがて、スーッとトリヴァーが入ってきて、叙情的なプレイを聞かせてくれて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 前曲と比べて、熱さこそ控えめだったんっすが、参加者各位の情動性を僅かに感じさせる、好ましいナンバーでありました。 で、次。 「トゥルース」 。 「真実」 っすな。 シンジくんが作った個人のほ→むぺ→じのプロフィール欄のタイトルにありそうっすよね、 「シンジの真実」 とか。 ちなみにサイト名は 『シンジ通信』 、通称 「シン通」 。 頑張って作ってみたものの、誰も見に来てくれなくて、心痛。 そんな痛みを感じさせる美しいバラードでありまして、メロディック・ラインを重視する彼の特徴がよく現れた作品および演奏だな…と。 全編トリヴァー自身をフィーチャーしており、1コーラスのソロからカデンツァ風なエンディングへのエモーションの流れが、ひときわ印象深い。 そんなアレに仕上がっておりました。

 で、次。 「エフィ」 。 カウエルのオリジナルで、マックス・ローチの 『不屈の闘士』 で初めて演奏したものであり、うんぬん。 そんな記載があるんっすが、そんな、いかにも政治に走っていて、音楽的にはつまらなさそうなアルバムは持ってなくて、個人的にはボビー・ハッチャーソンの印象が極めて強かったりします。 んーと、 これ 。 おお、伊豆ネタじゃん! この多々戸浜から、 愛遭岬・石廊崎の辺り、なかなかよかったんっすが、愛遭岬 (あいあいみさき) って、めっちゃロマンチックな名前っすよね。 アーイアイ (アーイアイ) アーイアイ (アーイアイ) お猿さーんだよぉぉぉ♪ そんな歌が浮かんできたりもするんっすが、それはそうと、これ、スタンリー・カウエルのオリジナルだったんっすな。 めっちゃハッチャーソンっぽいので、自作曲だとばかり思っていたんっすが、 「エフィ」 はE音から順に降下していくスパニッシュ・モードとワルツ・タイムによって構成されており、ここではオリジナル ( 不屈の闘士 Ver. ) よりややおそめのテンポをとりながら、ベースと対話するような形でカウエルのピアノ・ソロが展開されていくぞ…と。 リリカル感が、たまらんっ♪ それと同事に、時折、ちょっぴりフィニアス・ニューボーン・ジュニアっぽい指使いになったりするところが興味深いっすが、その後、かなり長めのベース・ソロがフィーチャーされて、観客も、まあまあ盛り上がっておりますな。 途中、指笛が聞こえたりするんっすが、約1名、ベース大好き@目立ちたがりのオッサンが混入していた模様であります。 で、トリヴァーがこれを受け継いでEフラット調に転調し、メロディをエモーショナルにフェイクしながら 「ラウンド・ミッドナイト」 へと滑り込んでいく…と。 トリヴァーによれば、聴衆へのサービスとして、この曲や 「ノー・グレーター・ラブ」 などの良く知られたスタンダード曲をとりあげるという。 そういうアレらしいんっすが、決して観客に媚びたモノではなく、きっちりと自分の小難しい世界に昇華させているところは、流石であるな…と。 緩急の使い分けがドラマチックで、エンディングもバッチリ決まって、観客が大いに盛り上がったところで、おしまい。

【総合評価】 幕がおりるや、トリヴァーはおし黙ったまま足早に舞台の袖に引込み、あの温和しいカウエルが興奮した面持ちでピアノを離れると、 「今夜は最低だ」 とひとこと呟いたのである。 そんな “舞台裏” が日本語ライナーに記載されているんっすが、え? マジっすか? しかしジャズというのは不思議なものである。 このアルバムをお聴きになれば判るように、一貫した緊張感があって、演奏はむしろ素晴らしいものになっている。 ジャズではこうしたことが往々にしてある。 演奏者自身がよくないという演奏を第3者が聴くと、極めていい演奏だったりする。 へぇ。 いわゆる 「岡目八目」 ってヤツ? いや、ちょっと違うような気もするんっすが、第3者が聴くと、極めていい演奏だったりするのは確かでありまして、決して聞きやすいものではなかったりするんっすが、クソ熱い夏を勢いだけで乗り切りたい人には、オススメ☆


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