SWING,SWANG,SWINGIN' (BLUE NOTE)

JACKIE MCLEAN (1959/10/2)

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【パーソネル】

JACKIE MCLEAN (as) WALTER BISHOP JR. (p) JIMMY GARRISON (b) ART TAYLOR (ds)
【収録曲】

(01-03) WHAT'S NEW? / LET'S FACE THE MUSIC AND DANCE / STABLEMATES
(04-07) I REMEMBER YOU / I LOVE YOU / I'LL TAKE ROMANCE / 116TH AND LENOX
【解説】 ( 2021年01月17日更新 / 連載 1,427回 )

  緊急事態宣言が出されましたな。 これを書いている 2022年1月16日 (土) 現在、三重県にはまだ出されていないんっすが、その 「もどき」 のようなものは出ました。

  三重くん 「ママぁ。 “キンジタ” が欲しい〜。 買って、買って、買ってぇぇぇ!」
  三重ママ 「 “カンジダ” なんか、いらないでしょ!」
  三重くん 「 “カンジタ” じゃないよ! “キンジタ” だよ! ていうか、 “カンジタ” って、なんだよぉ?」
  三重ママ 「デリケートゾーンに、今まで感じたことがないような痒みを感じたら、カンジタっていうか…」
  三重くん 「よく分かんないよぉ! ていうか、デリケートゾーンって、なんだよぉ?」
  三重ママ 「そんなデリカシーのない事、聞くんじゃないよ!」
  三重くん 「デリカシーって、何だよぉ?」
  三重ママ 「ギルバートじゃないほうのケント…」
  三重くん 「それ、デリカットやがな!」

  三重ママ 「で、 “キンジタ” って何なのよ?」
  三重くん 「 “緊急事態宣言” だよぉ。 午後8時以降の飲食店の営業を “キンジタ” で禁じたり出来るんだよぉ。」
  三重ママ 「そんなもの、いらないでしょ!」
  三重くん 「でも、これを出さないと、何も仕事をしてないって思われちゃうんだよぉ。 支持率だって下がるし!」
  三重ママ 「 仕事をしてる “ふり” したところで、支持率は上がらないよ?」
  三重くん 「じゃ、“ふり” は止めて、フリチンになるよ。」
  三重ママ 「何でやねん! 支持率、急落するわ!」
  三重くん 「じゃ、代わりにママが、デリケートゾーンを衆目に晒せば… 」
  三重ママ 「そうね〜。 じゃ、ママが一肌脱いで…って、やらないわよ!」
  三重くん 「一肌脱がなくてエエねん。 パンツさえ脱げば…」
  三重ママ 「だから、脱がないって!」
  三重くん 「 “脱パンツ宣言” っすかぁ。」
  三重ママ 「 “脱ダム宣言” みたいに言わないの! それに “脱パンツ宣言” だと、パンツを脱ぐのか脱がないのか、よく分かんないし!」

  三重くん 「脱がぬなら、脱がせてみよう、ブラ、パンツ。」
  三重ママ 「もぉ、タカシったらぁ♪」
  三重くん 「それ、隣の家の旦那やがな! うちの家の旦那、ヒロシの立場がないがな!」
  三重ママ 「ヒロシは今、広島に出張しているし…」
  三重くん 「タカシは今日から、高島に出張だって。」
  三重ママ 「え? マジかよ! ていうか、高島って、何処やねん? 」
  三重くん 「滋賀県やろ。」
  三重ママ 「滋賀かぁ。 佐賀なら帰りに広島に寄って、紅葉まんじゅう、買うてきて貰えるのにぃ…」
  三重くん 「広島に行ってるヒロシに頼めよ!」
  三重ママ 「世界広しといえども、ヒロシだけはないわ〜」
  三重くん 「何で、そんなんと一緒になったんや?」
  三重ママ 「騙されたんや。」
  三重くん 「そんなヒロシに騙されて…ってヤツか。」

  三重ママ 「お嬢さん、この刀、ダマスカス鋼で、めっちゃ斬れるで〜って言われてな。」
  三重くん 「ほうほう。」
  三重ママ 「で、買わされてな。」
  三重くん 「ほうほう。」
  三重ママ 「で、手に取ってみたらな。」
  三重くん 「ほう。」
  三重ママ 「木刀やったんや〜。」
  三重くん 「そんなん、見てわからんかったんか?」
  三重ママ 「わからんかったんや〜。」
  三重くん 「ボケとったん?」
  三重ママ 「ボケとったんや〜。」
  三重くん  「 “大木こだま・ひびき” になってるがな!」
  三重ママ  「ダマスカスで騙すカスやで、あれ。」
  三重くん  「ヒロシ、最低やな!」

  三重ママ  「ホンマやで。子供の顔が見てみたいわ。」
  三重くん  「俺やがな! で、今、見てるがな!」
  三重ママ  「あんた、ヒロシの子供、ちゃうんやで。」
  三重くん  「え、マジかよ? まさか、タカシの子供とか? 」
  三重ママ  「いや、ちゃうちゃう。」
  三重くん  「じゃ、誰の子や?」
  三重ママ  「カエルの子や。」
  三重くん  「オタマジャクシかよ!」
  三重ママ  「いや、カエルの子はカエルやろ。 何いうとるん?」
  三重くん  「そういう問題ちゃうやろ?」
  三重ママ  「どういう問題や?」
  三重くん  「あんた、カエルと何したんや?」

  三重ママ  「いやぁ、カエルに口説かれてな。」
  三重くん  「何ていうて?」
  三重ママ  「工藤会に入りませんかって、口説かれて…」
  三重くん  「勧誘か!」
  三重ママ  「いやぁ、ウチもトップが死刑になりそうで、大変で…」
  三重くん  「大変なのは分かるけど!」

  三重ママ  「一肌脱いで貰えないかって言われて…」
  三重くん  「脱いだんか?」
  三重ママ  「一肌は脱がなかったけど、パンツを脱いで…」
  三重くん  「脱いだんか!」
  三重ママ  「で、生まれたんが、アンタや。」
  三重くん  「マジか!」
  三重ママ  「そやからアンタ、めっちゃカエル顔なんやで。」
  三重くん  「えらい迷惑な話やな…」
  三重ママ  「そやからアンタ、ぜんぜんモテへんのや。」
  三重くん  「大きなお世話や!」

 

  三重ママ 「というのは、冗談で…」
  三重くん 「ま、そらそうやろ。」
  三重ママ 「アンタの父親は、ちゃんとしたアメンホテップ4世やから。」
  三重くん 「誰や!」
  三重ママ 「エジプトの王様やん。 知らんか?」
  三重くん 「名前くらいは知ってるけど!」
  三重ママ 「よって君には、アメンホテップ5世を名乗る権利を与えよう。」
  三重くん 「いらん!」
  三重ママ 「イランちゃう。エジプトやで。」
  三重くん 「知ってるわ!」

  三重ママ 「アメンホテップ5世、略して “アメホテ・5(ファイブ)” 」
  三重くん 「略さんで、ええ!」
  三重ママ 「アメとホテを使い分ける、憎いヤツ。」
  三重くん 「アメとムチやろ! ホテって何や?」
  三重ママ 「さぁ、私に聞かれても…」
  三重くん 「アンタが言うたんやろ!」
  三重ママ 「ホタテ好きの布袋(ほてい)ちゃう? 多分。」
  三重くん 「適当やな!」

  三重ママ 「アメホテ・5(ファイブ)、お気に召しませんか?」
  三重くん 「めさん、めさん。 ぜんぜん、めさへん。」
  三重ママ 「召使いとして、失格やな!」
  三重くん 「召される気、ないし!」
  三重ママ 「召使いが嫌なら、蛇使いはどう?」
  三重くん 「それも嫌や!」
  三重ママ 「ワガママな子やねぇ。 親の顔が見たいわ。」
  三重くん 「アンタや!」
  三重ママ 「ママはそんな子に育てた覚えはありません。」
  三重くん 「どんな子に育てようと思ったんや?」
  三重ママ 「うどん粉。」
  三重くん 「粉モンかい!」
  三重ママ 「見た目は子供、頭脳は大人。」
  三重くん 「コナンかい!」

  三重ママ 「アンタ、見た目はオッサンで、頭脳は幼児やよね。」
  三重くん 「最悪やな…」
  三重ママ 「すぐに駄々こねるし。」
  三重くん 「ま、ウルトラ怪獣ダダの子供やし。」
  三重ママ 「ママは、ダダなんかと子作りに励んだ覚えはありません!」
  三重くん 「さすがに無いかぁ。」
  三重ママ 「ケムール人しか、身に覚えはありません!」
  三重くん 「そっちはあるんかい!」
  三重ママ 「霧に煙る夜、ケムール人と結ばれ…」
  三重くん 「何か、ロマンチックやんけ。」
  三重ママ 「で、生まれたんが、アンタや。」
  三重くん 「アメンホテップ4世ちゃうんか!」
  三重ママ 「エジプト王アメンホテップ4世の正体はケムール人だった!?」
  三重くん 「月刊ムーの総力特集かよ!」

  三重ママ 「ところでアンタ、何が欲しいんやった?」
  三重くん 「 “キンジタ” やがな。 もう忘れたんか?」
  三重ママ 「そうそう、“カンダタ” やったな。 思い出したわ。」
  三重くん 「間違って思い出してるがな!」
  三重ママ 「芥川龍之介の “揖保乃糸” に出てくる泥棒やんな?」
  三重くん 「 “蜘蛛の糸” やろ! “揖保乃糸” は、ソーメンやがな!」
  三重ママ 「ソーメンが欲しいんか?」
  三重くん 「ちゃうがな! “キンジタ” やて!」
  三重ママ 「スポーツ、ゲームなどにおいて、安全性、公平性を確保するために設定された禁止事項のことである。」
  三重くん 「それは “禁じ手” やがな。 Wikipedia、丸写しかい!」

  三重ママ 「“キンジタ” って、何で、そんなもん欲しいんや?」
  三重くん 「隣の愛知くんも、岐阜くんも持ってるしぃ。 僕だけ持ってないと、虐められるやん。」
  三重ママ 「余所は余所、ウチはウチ。」
  三重くん 「いっつもそれやん…」
  三重ママ 「福は内〜、鬼は外〜。」
  三重くん 「節分の豆まきになってるがな。 もうエエわ!」
  三重ママ 「どうもー。」
  三重くん 「ありがとうございましたぁ♪」

 ということで、お隣の愛知と岐阜には出されたんっすよね、 “キンジタ” こと、緊急事態宣言。 で、三重県はどうするのか。 「関係ないね!」 と、柴田恭兵の真似をして、独自路線を進むのかと思ったら、中途半端に追従。 独自の 「緊急警戒宣言」 なるものが出されることになりました。 桑名市と四日市市、鈴鹿市の3つの市で、酒を提供する飲食店などの営業時間を午後9時までに短縮するよう要請…って、何か、めっちゃ中途半端。 愛知や岐阜に近いエリアということで、この3つの市が “やり玉” に挙がったみたいなんっすが、桑名市民としては、“都会” として認められたみたいで、ちょっと嬉しいな♪ …と。 津 (笑) とか、松阪 (笑) とか、除外されてて、ダセぇ。 欲を言えば鈴鹿とか、別にそんなに愛知や岐阜に近いワケでもないし、“はば” にしても、よかったんじゃないかと。 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県。 この中では栃木と岐阜の場違い感が半端なかったりするんっすが、鈴鹿も同レベルっすよね。 ただサーキットがあるだけの、一発屋やん! 人口は 199,092人 (2020年12月31日現在) くらいいるけど、分散していて、どこが中心なのかよく分からん、変な作りの街なんっすよね。 鈴カス (←鈴鹿のカス)、調子に乗んな! 桑名とか、長島スパーランドだけの、一発屋やん! しかもあれ、元々は長島町やん! 市町村合併の恩恵に預かっただけやのに、桑カス (←桑名のカス) 、調子に乗んな! 鈴鹿の住民からは、そんなふうに、敵意の目で見られているに違いありませんが、三重県の中では四日市が頭ひとつ抜けて都会で、勝ち目がないので、いい勝負になりそうなところに、喧嘩を売るしかないな…と。 松阪とか、松阪牛だけの一発屋だし、伊勢とか、伊勢神宮だけの一発屋だし、鳥羽とか、鳥羽水族館だけの一発屋だし、亀山とか、亀山ローソクと、シャープの亀山モデルだけの2発屋だし、ただ、ここはリニア中央新幹線の駅が出来そうなので、今後はちょっと、要注意っすな。 ま、リニアの駅と言っても、新幹線で言う 「こだま」 みたいなのが止まるだけだと思うんっすが、大木こだま・ひびきが好きな僕としては、ちょっと気になるところではあります。 もしかしたら、岐阜羽島と同じくらいには発展しちゃうかも知れませんが、で、津。 県庁所在地の津。 津とか、ウナギと、津餃子と、ベビースターラーメンと、 「あずきバー」 の井村屋と、天むす発祥の店と、味噌カツ発祥の店…だけの、6発屋くらいだったりして、地味な癖に、意外と “売り” が多かったりするんっすが、そういえば、くわにゃんの、 こんな動画 が。 どこかの腐ったサバみたいに、他の市を貶すような事はせず、ちゃんと四日市や津を持ち上げるあたり、くわにゃんは懐が深いっすよね。 で、天むすと味噌カツを名古屋にパクられながら、「でも名古屋のことは嫌いではない。」 そんな、 “津” の器の大きさも、なかなかのものであるな…と。

  三重くん 「新型コロナウイルスの流行拡大という非常事態。 同じ県内で反目してる場合ちゃうよな。」
  三重ママ 「立木の間に吊して、寝るしかないよね。」
  三重くん 「それ、ハンモックやがな。 もうエエわ!」

 ということで、どうもー。 ありがとうございましたぁ♪

 ということで、今日はジャッキー・マクリーンっす。 日本での知名度や人気は、絶大なものがありますよね。 根はパーカー直系なんっすが、そこからハード・バップやファンキー路線に向かったところが、一般市民に受け入れられた要因ではなかろうかと。 で、そこから先はソウル系じゃなく、フリーな方向に走ったりしました。 商業主義路線は、叩かれたり、馬鹿にされたりするんっすが、小難しい系は、わりと受け入れられるんっすよね。 新しい境地に挑戦! …みたいな。 超保守派である僕も、マクリーンのやる事なら、わりと許せてしまったりするんっすが、ブルーノート時代のアルバムは、そっちの系統が多かったりしますよね。 そんな中、今日は 『スイング・スワング・スインギン』 というアルバムを取り上げてみたいと思うんっすが、アルトのワン・ホーンで、スタンダード中心に歌い上げるという、BN時代の中では、かなりオーソドックスな1枚。 リズム隊のほうはウォルター・ビショップJrジミー・ギャリソンアート・テイラーと、かなり硬派で渋い面子が顔を揃えていたりするんっすが、果たして、その出来映えの程は? そういえば 前回 、次の回で 『福袋 2021年 すみっコぐらし 雑貨』 の中身を紹介すると予告したような気がするので、それも踏まえて話を進めていきたいと思います。

 んなことで、まずは1曲目。 「ホワッツ・ニュー」 。 昔の ほ→むぺ→じで、よく見掛けましたよね、“What's New” 。 「新着」 みたいな感じに使われていたんっすが、本来、そのような意味はないようで、 これ 。 で、このスタンダード・ナンバーの場合、 「お久しぶりね」 みたいな意味合いも含まれているんっすが、小柳ルミ子っすなぁ。 ほれ 。 少しは私も、大人になったでしょ〜♪ いや、かなり大人になってますな。 若い頃は、もう少しキャピキャピしていた気がするんっすが、んーと、 これ とか。 若いと誰もが、心配するけれど、愛があるから、大丈夫なの〜♪ 「それが “若い” って言うんや!」 …と、上岡龍太郎がツッコミを入れておりましたが、「ま、それが “瀬戸の花嫁” の可愛いところなんやけどね。」 とも言ってましたけど。 で、一方、 「ホワッツ・ニュー」 。 バラードとして演奏されることが多いんっすが、ここでのマクリーンは、ミディアム・テンポでスインギーに演奏しております。 さすがは 『スイング・スワング・スインギン』 。 同じようなことを3回言ってるだけのことはあって、めっちゃスインギーっす。 『水軍・水銀・コスイギン』 とは、ワケが違うな…と。 昔、ソ連にいましたよね、コスイギン。 こっすい印象しかなかったりするんっすが、もしかして、 「こっすい」 って、名古屋弁? 桑名のあたりでもよく使うんっすが、 ここ の 「けなし言葉」 のところに書かれておりますな。 おもんない、こっすい、しょぼい、ずっこい、どもならん、とろくさい、ぼっさい、むさい。 胸にグサグサ刺さりまくる言葉のオンパレードでありますなぁ。 特に 「おもんない」 が、いちばん堪 (こた) えるんっすが、全否定っすもんね。 そんなこと言われたら、「そんならお前、何か、おもろい事、言うてみぃ!」 と、反撃するしかないんっすが、それはそうと、いいっすなぁ、マクリーン。 イントロなしでいきなり、アルトがテーマを吹くところから始まるんっすが、最初の3音で、はっきりマクリーンと分かってしまう、独特の濁ったトーン。 ちょっと不安定なフレージングが “若さ” を感じさせて、たまらんっ♪ 基本、同じメロディを4回繰り返す感じなんっすが、3回目をピアノに任せて変化を付けているあたり、よく練られているな…と。 で、マクリーン → ビショップ → 再びマクリーン。 その順序で繰り広げられるソロ・パートは、どれも卓越した出来だったりして、でもって、テーマ (アルト×4回) に戻って、おしまい。 別段、小難しいことは何もやっていないんっすが、マクリーンらしさ全開で、たならんっ♪

 んなことで、まずは これ 。 『福袋 2021年 すみっコぐらし 雑貨』 の中身のクッション。 おお、可愛ぇぇ♪ 「とかげ」 が “恐竜ママ” の夢を見て、涙を流しているところが、切なくて、たまらんっ♪ 僕の写真では、恐竜ママがよく見えなかったりするんっすが、 これ の左上のヤツでありますな。 福袋の中身としては、大当たりと言っていいのではなかろうかと。 少なくとも 「魚介類福袋」 の中身が大アサリだったりするよりは、ぜんぜん大当たりやな…と。 魚介類の類いがあまり好きではない僕は、絶対にそんな福袋は買わないんっすけどね。 ということで、次。 「レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス」 。 個人的に、あまり馴染みのないスタンダードなんっすが、作曲者としてアービング・バーリンの名前がクレジットされております。 詳しくは、んーと、 ここ 。 私は35年以上前、大学生の時に下のジャッキー・マクリーンの 『Swing Swang Swingin'』 でこの曲を覚えた。 おお♪ で、 “face the music” というのは、 「現実を直視しようじゃないか」 とか 「結果を受け入れようよ」 とかいうような意味。 おお。 そんな意味があったとは! これはもう、翻訳ソフトに掛けて、その実力の程を試してみるしかありませんが、「音楽とダンスに直面しましょう。」 おお、微妙じゃん。 レッツとダンスが付随しているのがアカンかったのかも知れないので、それを除去してみたんっすが、「音楽に直面していてください。」 やっぱ、音楽からは離れられないっすよね。 で、このブログには、ミュージカルで歌っている場面の動画もあったりするんっすが、ゆったりとした原曲とは違って、マクリーンはアップ・テンポで、火を噴くようなプレイを展開しております。 中でもおすすめしたいのが 「レッツ・フェイス〜」 。 淀みない彼の音はテーマの美しさを浮き上がらせており、非常に印象的な演奏になっている。 歌唱曲として有名なこの曲を、彼はジャズの名曲として見事に昇華したのである。 そう、日本語ライナーで、上條直之クンも、絶賛。 一瞬、上條恒彦の顔が浮かんだんっすが、それを吹き飛ばすような快演でありました。

 で、次。 「ステイブル・メイツ」 。 ベニー・ゴルソンのオリジナルなんっすが、個人的には スクールメイツ が頭に浮かんでしまいます。 おお、可愛ぇぇ♪ で、福袋の中身、2つめが これ 。 キャラ・チェスト。 おお、可愛ぇぇ♪ イチゴの模様がちょっとファンシー過ぎる気がしないでもないんっすが、これ、パンツの柄にしても、いいかも? イチゴ模様のパンツだから、子供に見られちゃう♪ 名曲っすよね、「PAPAPAPAPANTSU 〜 だってパンツだもんっ!」 あ、電車の中だとか、職場の休み時間だとかにこれを読んでいる人は、動画の再生ボタンを不意にクリックしないよう、十分に注意して頂きたいんっすが、作詞:班津須木太郎、作詞補・作曲・編曲:アブレスサウンドチーム、歌:高野真由子、コーラス:いちごパンツ隊っすかぁ。 ちょっと入隊したいぞ、いちごパンツ隊。 で、ちょっと弟子入りしたいぞ、作詞家の班津須木太郎。 で、ゴルソンの「ステイブル・メイツ」も、これに負けず劣らずの名曲だったりして、作編曲家としての才能はアブレスサウンドチームに、ひけを取らなかったりするんっすが、イントロなしでいきなり、アルトがテーマを吹くところから始まります。 ぶっちゃけ、この曲に関しては、2管とか3管とかで、ハモったほうがいいような気もするんっすが、このシンプルなバージョンも、これはこれで、なかなか。 で、アドリブ・パートに入ると、ちょっぴりブルーノート時代のマクリーンっぽい、フリー寄りの人格が顔を覗かせたりもするんっすが、ま、ギリで許容の範囲内かな? …と。 で、ビショップのピアノ・ソロも、ちょっと地味だったりして、全般的にテンション低めだったりするんっすが、ま、どんなアルバムにも1曲くらいは微妙なのはありますよね。 んなことで、気を取り直して、次。 「アイ・リメンバー・ユー」 。 ミディアム・ファストで軽快にバウンスする、スインギーなナンバー。 そういったアレでありますな。 ソロ・パートはマクリーン、ビショップ共に、まあまあかな? …と。

 で、福袋の3点目は これ 。 プラのコップ、3個セット。 個人的にはプラのコップより、ブラのカップのほうが好きだったりするんっすが、ま、歯を磨いたり、うがいしたりするのに使うには、いいかな? …と。 入院した時にも使えそうっすよね。 今のところ、入院する予定はないし、個人的には入院より、乳輪のほうが好きだったりするんっすが、で、次。  「アイ・ラブ・ユー」 。 ラテン・タッチの処理をほどこした。 そう、日本語ライナーで上條クンが書いておりますが、確かに、施されているホドルコフスキー。 そういうアレだったりします。 「プーチン大統領は裸の王様だ」 吠える元石油王ホドルコフスキー。 パンツ、脱いじゃったんっすかね、プーチン。 だとすれば、支持率の急落は避けられないところなんっすが、いや、意外とコアな人気が出ちゃうような気も。 で、演奏のほうはというと、まあまあ快調かな? …と。 ロプロスほど怪鳥ではないんっすが、サンダーバードくらいは雷鳥であるな…と。 「雷鳥はサンダーバードではない!」 え、マジっすか? ライチョウの英名はターミガン (ptarmigan) って、そんなバーミヤンのパチモンみたいな名前、覚えられないし、ぜんぜんピンと来ないし。 銘菓 「雷鳥の里」 が 「ターミガンの里」 という名前になったら、売り上げが半減しちゃうに違いありませんが、ま、 「サンダーバードの里」 でも、微妙な気はするんっすけど。 で、演奏のほうは、ラテン・タッチの処理をほどこされたテーマに続いて、アルト、ピアノの順で、参加者各位のソロが登場。 ウォルター・ビショップJrの演奏が、どの曲でも同じように聞こえちゃうのが、ちょっとアレなんっすが、で、その後、ジミー・ギャリソンのベース・ソロがフィーチャーされます。 コルトレーン・カルテットでの強力なプレイが印象的なんっすが、ここではわりと控え目で、地味ー・ギャリソンって、感じ? とまあ、そんなこんなで、ラテンなテーマに戻って、おしまい。

 で、福袋のほうは、後はオマケのようなものかと。 キャンディーマーカーとキーホルダー 。 ま、最初の2つで、2,200円分の元は取れたから、エエかぁ…。 そんな感じっすよね。 商品 のレビューを見ると、小学生の娘に買いましたが、中を確認してる間中、かわいーかわいーと言っていました。 クッションにチェスト、コップセットと大好きなとかげのキーホルダー、キャンディ型のマーカーの五つが入ってました。 この、霧花ママのと同じでありますな。 サバ本人のは、とかげのキーホルダーではなく、しろくまだったんっすけど。 いずれにしろ、霧花ちゃんには喜んで貰えたみたいで何よりなんっすが、それはそうと、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」 のところに出て来た これ 、何なんっすかね? パソコン が入っていたら大当たりなんっすが、んーと、 ネタばれ 。 さすがに、無いっすかぁ。 というか、これ、もともと 5,000円(税込) で売られていたのが、19,800円で転売されてるっぽい? あり得ねぇ…。 危うく、2万円以上のものが入ってるのかと思って、ポチっちゃうところでありましたが、気を取り直して、次。 「アイル・テイク・ロマンス」 。 大須賀ハマス隊員こと、オスカー・ハマースタインの曲みたいっすな。 マクリーンの持ち味がうまく発揮されたハッキネン。 そういったアレでありまして、ピアノとベースのソロもフィーチャーされているぞ…っと。 んなことで、ラストっす。 このアルバムで唯一のマクリーンのオリジナル、 「116th・アンド・レノックス」 。 何か、カッコいいっすな。 意味はよく分からんっすけど。 で、曲のほうはというと、ブルースっす。 ブルーな雰囲気が悪くないっす。 んなことで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 ワン・ホーンなので、やや一本調子な感は否めませんが、オーソドックスで分かりやすい作風だったな…と。 音楽にはより詳しい説明は不要だ。 アルフレッド・ライオンはこう言った。 彼らはやって来て、スイングし、帰っていった。 だからこのアルバムを 『スイング・スワング・スインギン』 と名付けたのだ。 なるほど確かに彼らはやって来てスイングした。 しかし、帰る前にジャッキーと仲間たちは単にスイング以上のものを成した。 彼らは本物の “ラブ” ミュージックを作りあげたのである。 原文ライナーの日本語訳で、アイラ・ギトラーがそんな戯言をのたまっておりますが、個人的にはアイラ・ギトラーよりも、キングギドラのほうが好きだったりする、そんな1枚でありました。


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