SKYLARK (CTI)

PAUL DESMOND (1973/11/27,28,12/4)

SKYLARK ←click!!


【パーソネル】

PAUL DESMOND (as) GABOR SZABO (g) GENE BERTONCINI (g)
BOB JAMES (p,el-p) RON CARTER (b) GEORGE RICCI (cello)
JACK DEJOHNETTE (ds) RALPH MACDONALD (perc)
【収録曲】

(01-03) TAKE TEN / ROMANCE DE AMOR / WAS A SUNNY DAY
(04-06) MUSIC FOR A WHILE / SKYLARK / INDIAN SUMMER

【解説】 ( 2021年02月21日更新 / 連載 1,432回 )

 水が漏れました。 どこから漏れたのかというと、配管のルーズフランジから。 アカンっすよね、ルーズフランジ。 もう、名前からして、だらしなさそうで。 漏れて当然。 そんな気すら、してしまいます。 で、だらしない。 日常生活でも、ごく普通に使われる単語だったりするんっすが、よくよく考えると、ちょっと不思議っすよね。 だらしないのは、アカン。 そのように世間では考えられているっすが、だらしがないのがアカンなら、だらしがあればエエんか? そもそも “だらし” って、何や? そんな疑問が湧き上がってきます。  “たらし” とは違うんっすよね? 女たらしとか、みたらしとか、あまり、いい意味だとは思えなかったりします。 いや、みたらしは、いいっすか。 美味しいっすよね。 で、僕にとっては、団子 = みたらし。 そんな図式が成り立ったりします。 桑名や四日市の辺りでは、 「一号館」 という名前のスーパーが蔓延っていたりするんっすが、かつて、その店舗には、かなりの高確率で 「小池風流軒」 という、とっても風流な店が付随してたんっすよね。 お好み焼き、焼きそば、たこ焼きなんかを売ってるテイクアウト専門の店なんっすが、ここの名物が、みたらし団子であった…と。 ちなみに、ここで売られていたのは “名古屋みたらし” という物だったっぽいんっすが、詳しくは ここ 参照。  「なんたらかんたらを広め隊」 みたいな名前のB級グルメの団体にありがちな、 「なんたらかんたらの6箇条」 みたいなものが書かれておりますな。 この “箇条” の類が過剰に増え過ぎた結果、B級グルメのブームはすっかり下火になってしまったんっすが、別にいいんっすけどね。 個人的には下火よりも下着のほうが好きだったりするし。

  下着 > 下火 > 舌平目

そんな図式が成り立ったりします。 何でや? 舌平目のムニエル、美味いやんけ! そう、言われちゃうかも知れませんが、一度も食べたことがないので、よく分からんっすよね。 魚貝類や甲殻類の類があまり好きではない僕なんっすが、頭とか、腸 (はらわた) とか、肝とか、殻とか、ヒゲとか、脚とか、卵とかがアカンだけで、身のほうはぜんぜん大丈夫なので、ムニエルなら美味しく頂けるような気もするんっすけどね。 とは言え、さすがに下着の魅力には勝てないと思うし、パンツ、最強っ! が、さすがに下火よりはマシなんじゃね? そんな風に思われるかも知れませんが、舌平目って、 こんなヤツ っすぜ? うわっ、キモっ。 こんなん、ヒラメちゃうやん! もし、 『じゃりン子チエ』 に出てくるヒラメちゃんが、舌ビラメちゃんだったりしたら、 「わりとタイプ」 とは言えなくなっちゃう気がするんっすが、あまり生身とは関わり合いになりたくありません。 ちゃんと火で焼いて貰わないと。 ということで、舌平目は下火よりも下であるな…と。 で、ふと思ったんっすが、下火にラメを入れたら、舌平目になるんじゃないっすかね? もし、この方法で舌平目の量産化に成功すれば、僕は大金持ちになって、ウハウハ。 桑名の高台の高級住宅街に “舌平目御殿” が建っちゃうかも知れませんが、よくよく考えたら、下火にどうやってラメを入れたらいいのか、よく分からないし、それならまだ、下着にラメを入れるほうが楽かも? が、個人的に、黒のパンツ (ラメ入り) とか、あまり好きではないし、うーん…。 ということで、金持ちへの道が絶たれたところで、みたらしの “たらし” ではなく、だらしないの “だらし” 。 そもそも、 “だらし” があるか、ないかを論じるものなのか、それとも、 “だらしない” で、ひとつの完成された言葉なのか。 ググってみたら、ちょっと意外な事実が発覚しました。  ほれ 。  “しだらない” が “だらしない” になったって、マジかよ? 菅(すが)首相のことを “ガースー” と言ったり、言葉の順序を逆さまにするのは、よくあるんっすが、こういうのって、江戸時代からあったんっすな。 で、 “だらしない” の語源が “しだらない” だとするなら、 “しだら” って、何や? …というのが、新たに問題になってくるんっすが、自堕落、もしくは、ふしだら。 そんな説があるみたいなんっすが、それってちょっと、変っすよね。 しだらない = 自堕落でない。 ふしだらでない。 いい意味やん!

 そう言えば、僕が子供の頃に見たテレビのクイズ番組に、こんな問題がありましたな。 父親が、娘の婚約者に 「ふつつかな娘ですが」 と言わなければならないところ、間違って言ってしまって、娘が激おこぷんぷん丸でした。 さて、何と言ってしまったんでしょう? 当時、まだ “激おこぷんぷん丸” という言葉はなかったかも知れませんが、ニュアンスとしては、だいたいそんな感じ。 で、ある回答者が、 「ふくよかな娘」 と答えて、ブー。  「 “ふくよか” って、そんなに嫌じゃないですよね?」 と、宮崎美子が話を振られていたんっすが、 今のキミは〜、ピカピカに光って〜♪ ムチムチ、ぽっちゃり、たまらんっ♪ ちなみに正解は、 「ふしだらな娘」 。 なるほど。 納得すると同時に、んなもん、いちいちクイズにするような問題か? そう、子供心にも思わずにいられませんでしたが、ふしだらでない = しだらない。 ちょっと違う気がしますなぁ。 でもまあ今回は、ルーズフランジから水が漏れたという話なので、 “だらしない” に関して、これ以上は突っ込まない事にして。 ちなみに、ルーズフランジというのは、アレっす。 片側のフランジがユルユルになっている、そういう配管材の事を言うんっすが、説明するのが面倒だし、誰も興味がないと思うので、詳しくは割愛。 かく言う僕も、ルーズフランジよりも、ルーズソックスのほうが好きだったり。 正解に言うと、ルーズソックスを履いている女子高生が好きなだけで、ルーズソックスを履いているオッサンとかは、ぜんぜんアレなんっすが、更に言えば、ただ単純に女子高生が好きなだけで、ルーズソックスを履いていようが、いまいが、その点は、あまり重要ではなかったり。 というか、ルーズソックスを履いている女子高生は、それほどタイプではなかったり。 どうしてあんな、だらしないファッションが流行ったんすかね? 僕たちが中高生だった頃、靴下がダラっとズリ下がってくるのは不快でしかなく、それを阻止する為に、わざわざ、ソックタッチという専用の糊 (のり) を使っていたくらいなんっすが、んーと、 靴下を45年間とめ続ける 「ソックタッチ」 その波瀾万丈な歴史とは? 一昔前は 「紺ソ」 、そのまた前はルーズソックス。靴下がずり落ちないように、多くの女子中高生たちが使っていた 「ソックタッチ」 。 え? ルーズソックスを履いてた女子高生も、ソックタッチ、使ってたん? よくよく考えたら、あんなダラダラの靴下、足首のところで糊付けしておかないと、まともに歩けたもんじゃないっすよね。 だらしないように見えて、根元はきっちり、押さえられていたんやな…と。

 それはルーズフランジの場合も同じで、最初のうちはフランジがフラフラと動いて、頼りないこと、この上なかったりするんっすが、間にパッキンとかOリングを入れて、ボルト・ナットを締め付けてやると、シャキーン。 ちゃんと水が漏れないようになったりするんっすよね、これがまた。 にも関わらず、漏れました。 排水ポンプの分解整備をするのに、そこのボルト・ナットを緩めて外したんっすが、交換部品として、そこのOリングは挙げられてなかったので、既設をそのまま再利用しました。 で、ポンプの組立が終わって、試運転をしたんっすが、するとですね、漏れたんっすよね、これがまた。 漏れる…というか、 「滲む」 に毛が生えた程度であるようにも思えて、現場監督である僕の目には、許容範囲内だったんっすが、人間の傷に例えれば、デルカットバン貼っとけば、治るやろ? …みたいな。 が、発注者の監督は許してくれませんでした。 「これ、何とかして貰わんと、アカンなぁ。」 みたいな。 え? デルカットバン貼っとくだけでは、駄目っすか? もしかして、広貫堂のローカル過ぎる商品名なので、その真意が正しく伝わらなかったとか? 絆創膏とか、バンドエイドとか、カットバンとか言ったほうが、よかったっすかね? 「Oリングを変えて貰わなアカンなぁ。」 あ、商品名の問題ではなかったっすか。 ま、確かに血液なら、血小板という血を固まらせる成分が含まれているので、デルカットバンでも貼っておけば、自然に血が止まったりするんっすが、水には水小板という水を固まらせる成分は含まれてなかったりしますからね。 やっぱ、Oリングを変えんとアカンっすか? イカリングでは、駄目っすか? もしかして、イカフライは、イカリングじゃなくて、短冊切り派? ま、Oリングを変えるくらいの事は、別にいいんっすけどね。 下請さんに 「変えて♪」 って、頼むだけだし。 問題は、Oリングの手配をどうするかっすな。 下請さんに 「Oリングも頼んで♪」 って、頼めばいいだけの話ではあるんっすが、 「サイズは?」 とか、聞かれることになると思うんっすよね。 そんな事を聞かれても、僕にはさっぱり分からなかったりするので、 「おまかせで」 とか、「適当に」 とか、そんな助言しか出来なかったりするんっすが、適当。 何か、悪いことのように思われるかも知れませんが、

 適当 (てきとう)

 1.ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。
 2. 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。

どちらもまったく問題がないっすよね。 完璧である。 そのように言っていいかも知れません。 ただ、これには続きがあって、

 3.やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。

もしかしたら、僕の適切な助言が、そのような意味に捉えられるかも知れなくて、だとすれば、甚だ遺憾だったりするんっすが、こうなったらもう、うちの営業担当の優秀な若手社員に何とかして貰うしかありませんな。 昔の工事をした時の完成図書とかがあったりすれば、Oリングのサイズが書かれた図面とかが挟まっていたりするかも知れないし。 ということで、この日は解散することにして、果報を待つ。 そういう方針でいこうかと。 で、後日、うちの営業担当の優秀な若手社員から、連絡が来ました。 「調べた。分からん。」 果報は寝て待て。 そんな諺があるので、頑張って、寝て待っていたのにぃ。 果報がアカンのやったら、火報 (←火災報知器) を押すぞ! ま、押してみたところで、叱られるだけで、何のメリットもないような気がするので、今回は自重しますけど。 で、とりあえず、ルーズフランジをばらして、古い Oリングのサイズを測ってみることにしたんっすが、長年、溝にハマって、思いきり締め付けられていた Oリングの断面は、既に “O” とは言えないほど、完全に変形してしまっていて、変な台形リングみたいになっちゃってました。 下請けの職人さんが、工場にあった25oの丸紐というのを持って来てくれていたんっすが、明らかにそれは太すぎて、それ以下であるのは間違いないんっすけどね。 変形していても、変形前と断面積に大きな違いはないような気がしないでもないので、計算式から元の丸紐の外径を算出してみることにしたんっすが、変な台形の面積って、どうやって求めるんでしたっけ? 僕は極めて計算が不得手だったりするんっすが、そこで、下請の電気屋の主任技術者 (←お調子者。かなりの頻度で、ウザい。) が、登場。 「任せてください! iPhone という武器があります!」 え、何? 変形した台形の面積を計算するアプリとか、あるん? ワクワクしながら、期待に溢れた目で見ていたら、出してきたのが、ただの電卓アプリだったので、ちょっと拍子抜けだったんっすが、ま、それで計算出来るんなら、何の問題もないんっすけど。 で、彼はやってくれました。 変形していない、綺麗な台形と仮定した上での計算だった気はするんっすが、何となく、それっぽい数値は出ました。 で、円の面積は、半径×半径×3.14でしたっけ? つまり、計算した台形の面積を3.14で割って、それをルートしてやれば、いける? これはもう、iPhone という武器がないと、何ともならない領域なんっすが、彼はやってくれました。 で、導き出された答えは、 「20oよりは太いんだけど、25oよりは細い…ような気がしますね!」

 職人さんが持って来てくれた25oのヤツには 「CR 25φ丸紐」 と書いてあった気がするんっすが、“CR” って、何や? で、調べてみたら、クロロプレン。 どうやら、そういう種類の合成ゴムみたいっす。 合成ゴムにはもうひとつ、“NBR” というのもあるみたいなんっすが、ナショナル・バスケットボール・リーグ? 何かそんなの、ありませんでしたっけ? あ、あれは NBA っすか。 アソシエーション。 言葉の響きがちょっぴり 「朝潮立ちション」 っぽくて好きなんっすが、で、よく考えたらリーグ(League)なら、 “R” ではなくて “L” っすよね。 右と左、難しいっすよね。 右利きの人がお茶碗を持つほうの手が左で、箸を持つほうの手が右でしたっけ? 「右」 を辞書で引いてみると・・・ こんなページがあったんっすが、 ・南を向いたとき、西にあたる方 (広辞苑)。 これはアカンっすよね。 南を向いたとき。 この前提からして、適切でないと思います。 そんなに都合よく、南のほうを向けるワケがないやん。 指南車 じゃあるまいし…。 で、西にあたる方向。 これも、かなり難易度が高いような気がします。 太陽が昇る方向と、沈む方向は大丈夫です。 西から昇ったお日様が、東へ沈む〜♪ この 「天才バカボンの歌」 の反対だと覚えておけば大丈夫です。 つまり、西というのは、お日様が昇るほうの反対ということになるんっすが、朝日や夕日の時間帯の天気のいい日でない限り、お日様がどちらから昇って、どちらに沈むのか、瞬時に判断するのは困難だし、で、・アナログ時計の1時〜5時までの表示がある側 (新明解国語辞典)。 これは、カシオのデジタル時計しか持っていなかったら分からないし、・この辞書を開いて読むとき、偶数のページのある側 (岩波国語辞典)。 んなもん、持ち歩いてへんわ! で、偶数がどっちか、分からんわ! ・人体を対称線に沿って二分したとき、心臓のない方 (明鏡国語辞典) 。 心臓が右にある人もおるわ! で、動悸がドキドキしてない限り、心臓がどっち側にあるとか、気にせえへんわ! 「救心」 、舐めるな! で、英語の “R” と “L” も、かなりの曲者 (くせもの) ですよね。 日本人には発音の区別が難しいし、で、えーと、“NBR”。 これは何かと思ったら、ニトリルゴム。 “N” はニトリル、“R” はゴムのラバーだとして、真ん中の “B” は、何? えーと、ニトリルゴム (nitrile rubber) は主要な合成ゴムの1つであり、アクリロニトリルと 1,3-ブタジエンとの共重合体である。 NBRとも呼ばれる。 この、ブタジエンというヤツなんでしょうな。 漢字で書くと、豚痔炎? で、“CR” と “NBR” 、何がどう違うのかは、よく分からんのっすが、下請さんが持って来てくれたのが“CR” みたいなので、ま、そっちでエエんちゃう? そのように、適当な判断を下すとして。

 で、問題はサイズでありますな。 20oよりは太いんだけど、25oよりは細い…ような気がする。 となると、21oとか、22oとか、23oとか、24oとか。 そんな半端なサイズ、あるんか? …と思ったら、ありました。 22oと24oというのは、あるみたいっす。 が、あるにはあるんっすが、特注品になるので、めっちゃ納期が掛かるみたいっす。 下請の電気屋の主任技術者 (←お調子者。ウザい。) に聞いてみたところ、 「合成ゴムは、すぐにはないかも知れないっすけど、天然ゴムなら、あるかも知れないっす!」 なら、天然ゴムで、エエやん。 ウナギなんかだと、養殖よりも天然のほうが、高級なワケだし。 「けど、アロンアルファが付かないかも知れないっす!」 ルーズフランジのOリングというのは、丸ゴム紐を適当な長さに切って、アロンアルファでくっつけて、輪っか状にして使うんっすよね。 アロンアルファが付かないかも知れないんだったら、アカンやん! んーと、 アロンアルファ 。 合成ゴム、鉄・ステンレスなどの金属の接着。 そんなふうに書かれておりますな。 ゴムでなくて、合成ゴム。 わざわざ、そう書かれているということは、やっぱ、天然ゴムは、アカンかも? 一般用ではない、特殊なアロンアルファならイケるのかも知れませんが、あの下請の電気屋の主任技術者が、そんな気の利いたものを持ってきてくれるとは思えないし、むしろ、アロンアルファを持ってくるの、忘れた。 そんな展開も考えられます。 で、幸い、20oの “CR” の丸ゴム紐なら、うちの会社に在庫があったので、それを持って来て、ルーズフランジにあてがってみたんっすが、んー、微妙。 20oよりは太いんだけど、25oよりは細い…ような気がしますね! そんなサイズだったりするっぽいんっすよね、やっぱり。 25oだと、明らかに太すぎるので、22oというのが正解っぽい? でも、そんなの、すぐには手に入らないみたいだし、工期末はすぐそこまで迫っているし、うーん…。 そこで、現場監督は、決断しました。 とりあえず20oでやってみて、アカンかったら、また考えよう。 おお、何て、適当な! で、昨日の土曜日。 行って来ました。 やってみました。 正確に言うと、やってもらっているのを、横でボーッと見ていました。 結果から言いましょう。 アロンアルファで、くっつきました。 “CR” イケるやん! で、ポンプをちょっとだけ運転してみて、水が漏れ出さないうちに、速攻で止めました。 イケるやん! いずれにしろ、ゴムの世界というのも、なかなか奥が深そうであるな。 そう、実感した次第でありますが、ということで、次回はゴムについて、もう少し突っ込んで考えてみることにしようかと。 気が変わって、ゴムが胡麻になるかも知れないし、もしかしたらゴミみたいな話で終わるかも知れませんが、とりあえず今日のところは、おしまい。

 ということで、今日はポール・デスモンドっす。 日本では絶大な人気を誇りますよね。 リーダー作がどうのでなく、デイブ・ブルーベック・カルテットの 「テイク・ファイブ」 。 これ1曲で不動の地位を手に入れました。 リーダーのブルーベックのほうは、日本ではまったく人気がなかったりするんっすが、「スイングしない」 とか、言われているんでしたっけ? スイングすることが、そんなに大事なんか? そんな気がしないでもないんっすが、デューク・エリントンが 「スイングしなけりゃ意味ないね」 なんて曲を作っていたりするし、やっぱ、大事なんやろな…と。 で、一方、ポール・デスモンド。 ぶっちゃけ、この人も、そんなにスイングするタイプではないような気がするんっすが、半端ない叙情性で勝負していて、 「スイングしなくても、イケるやん」 と。 で、前述の 「テイク・ファイブ」 。 何といっても、 これ が大きいっすよね。

  このCMでジャズとアメリカNYを意識した中学生ん時のオラ(´・ω・`)

この功績は半端ないっすよね。 こういうのをきっかけにジャズを聞く女子高生が増えて、その流れで、うちのサイトが大ブレイクするといいな。 そう、願わずにはいれませんが、ついでに女子中学生と、女子小学生と、女子幼女と、女子OLと、女子おばさんの読者も増えると、嬉しいな♪ …と。 女子大学生は、ま、いいかな…と。 そこのところの自分の趣好が、今ひとつよく分からなかったりするんっすが、 『オールナイトフジ』 とか、 『夕やけニャンニャン』 のせいで、僕の中での評価が芳しくなかったりするんっすよね、女子大生。 女子短大生とか、女子専門学校生なんかは、ぜんぜん大丈夫なんっすけど。 で、もうひとつ。 「じょしこうせい」 のことを、女子校生と書いているのを、たまに見掛けたりするんっすが、ふざけんなよ! …と。 いや、そんなに切れるほどの事ではないのかも知れませんが、女子校に通っていようと、共学校に通っていようと、男子校に通っていようと、高校生の女子は、ちゃんと “女子高生” って、書けよ! …と。 いや、男子校に通っている女子高生というのは、もしかしたらあまり多くはないのかも知れませんが、 “女子校生” と書かれると、何だか今ひとつ、萌えるものがないな…と。 えーと、 ここ 。 “18禁的な余談” のところを読んで、心の底から納得してしまったんっすが、なるほど。 “女子校生” という表記には、そんな事情が隠されていたんっすな。 で、何でもいいけど、下のほうに閲覧数のグラフがあったりするんっすが、平均して 35,000くらいは閲覧されてますな。 あんたら、どんだけ女子校生が好きなんや? …と。 11月30日頃、ゼロに落ちちゃっているのが謎なんっすが、この日、何があったんっすかね? 視聴者全員、賢者モードになっちゃったとか? 関連で “女子高生” のほうを見ると、閲覧数が 1,100,000くらいまで上昇したりして、やっぱ、 “女子校生” より断然、 “女子高生” なんやな。 そんな、僕の趣好が裏付けられた恰好でありますが、で、今日はそんなポール・デスモンドの 『スカイラーク』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 ブルーベックから離れたデスモンドは、イージーリスニング的な要素が強かったりして、そこのところ、賛否が分かれるかと思いますが、本作もレーベルが “CTI” だったりするので、中身のほうは、押してシルベスター・スタローン。 が、サイドマンが無駄に豪華っすな。 ピアノとエレピがボブ・ジェームス。 これは普通に “CTI” っぽいんっすが、ベースがロン・カーターで、ドラムスがジャック・ディジョネット。 この辺りは無駄に硬派。 で、その他、ギターが2本と、チェロが1本、パーカッション1式が加わったりして、かなりカラフルなサウンドが繰り広げられているっぽいんっすが、とまあそんなことで、では、演奏を聞いてみることにしましょうか。

 まずは1曲目、デスモンドのオリジナルで、 「テイク・テン」 。 言うまでもなく 「テイク・ファイブ」 の、二匹目のドジョウ狙いなんっすが、 この曲名を冠したアルバム も出してたりしますよね。 昔、自分で書いたネタを読まされるのは、羞恥以外の何物でもなかったりするんっすが、エミールパワー、ちょっと気になりますな。 で、ググってみました。 こんなの がありました。 佐藤英典の顔が生理的に、ちょっと辛いものがあったりするんっすが、夢にまでみた万馬券を手に興奮を隠せない○○○○さん。 おお、この写真、めっちゃ見覚えある! 命懸けで採掘してるシーンなんかも、めっちゃ懐かしいっすな。 で、このアルバムが録音されたのが、1963年。 で、今回、3匹目を狙って、再度、取り上げることになった模様でありますが、「Take Ten(1973 Version)」 と書かれておりますな。 10年ぶりっすかぁ。 ま、それだけ寝かせたんなら、いいかな…と。 電柱を建てる時も、 「根かせ」 とか、使いますもんね。 こんなの 。 NTT電柱関係の写真・画像集コレクション。 また、マニアックな…。 で、曲のほうはというと、まんま、「テイク・ファイブ」の、セルフぱくり。 ま、これはこれで、なかなかの佳曲に仕上がってはいるんっすけど。 「テイク・ファイブ」 は5拍子なんだそうっすが、じゃ、これは10拍子なんっすかね? 三三七拍子から、3を引いた感じ? チャンチャンチャン、チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャン。 ちょっと違和感があるんっすが、というか、いわゆる 「三本締め」 というヤツが、10拍子だったりするんっすかね? チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャン、よぉ〜♪ が、これは恐らく、チャチャンチャチャン、チャンチャン、チャチャンチャチャン、チャンチャン。 普通に5拍子×2だったりするんっすが、一聴してソレと分かる独特なアルトの音色。 ワン・アンド・オンリーっすな。 テーマの後、歌心に富んだアルトのソロが披露されて、その後、ギターのソロが登場します。 ギタリストは2人いるんっすが、 英語版Wikipedia に、Gabor Szabo - guitar (all solos) そのように明記されているので、こっちの人のソロなんでしょう。 ま、なかなかいい感じではあるな…と。 で、その後、デスモンドが再登場して、テーマに戻って、おしまい。 わりとしっかりジャズしていて、よかったな…と。

 で、次。 「ロマンス・デ・アモール」  作曲者のところが (Traditional) となっているんっすが、これ、 「禁じられた遊び」 ちゃうん? …とか思っていたら、映画 『禁じられた遊び』 のテーマ = 「愛のロマンス」 = 「ロマンス・デ・アモール」 なんっすな。 途中からはアルトが入って来て、聞き慣れた 「禁遊 (キン・アソ) 」とは、違った世界が展開されることになるんっすが、アルト、ギターの順で、かなり長めのソロがフィーチャーされていて、最終的には10分に迫る勢いだったり。 イージーリスニング路線なのかと思ったら、意外と 「いい痔、冷水人魚」 っぽい? 痔にとって、冷やすのと温めるの、どっちが “いい痔” なのかは不明なんっすが、そもそも人魚って、痔になるんっすかね? 肛門は魚のほうのエリアっすよね? こういう人魚 だったら、話は別なんっすけど。 で、えーと、次。 「ワズ・ア・サニー・デイ」 。 作曲者として、ポール・サイモンという名前がクレジットされておりますな。 サイモン&ガーファンクル? コンドルは飛んで行く? 小鳥屋へコンドル買いに行ったら、混んどる。 子供の頃、さば兄がよく、そんなことを言っておりましたな。 小鳥屋にコンドルは売ってないやろ? そう、突っ込みを入れたら、 「猛獣屋は…」 に、業態を変更されたんっすが、で、演奏のほうは、アレっす。 ちょっぴりポップな雰囲気。 が、アルトのソロはしっかりフィーチャーされているし、決してイージーにリスニング出来るワケではないぞ…っと。 ま、別段、肩肘張って聞くようなものではないんっすが、で、そんなこんなで、フェードアウトして、おしまい。

 で、次。 「ミュージック・フォー・ホワイル」 。 Henry Purcellという人が作ったみたいっす。 パーシャル冷凍とか、得意そう。 冷蔵、冷凍、パーシャル、チルド。 前の2つ以外は、よく分からなかったりするんっすが、あと、うちの冷蔵庫には微妙に真空っぽくなる部屋があったりしますな。 えーと、 これ 。 そうそう、この 「プシュー」 ってヤツ。 約0.8気圧の真空環境を実現っすかぁ。 凄ぇぇぇ! が、よく考えたら、普通に何もしなくても、1.0気圧っすよね? 中の空気が20%くらい減ったところで、それで “真の空 (から) ” と、言えるんっすかね? 何もしなければ100%腐っちゃうところ、約0.8気圧の真空環境を実現したところ、全体の80%しか腐らなくなった! そんな効果があるとすれば、まずまずなんっすが、ま、真の空 (から) であろうと、なかろうと、開けた時に 「プシュー」 となって、楽しいので、それだけで価値はあると思うんっすけどね。 日立、凄ぇぇぇぇぇ! で、えーと、演奏のほうはアレっす。 バラード調。 ボブ・ジェームスの弾くエレピがミステリアスな空気感を醸しだし、そこにギターが入って来て、エキゾチックな空気感が加わり、で、あと、バックでセロ弾きのゴーシュが、豪州っぽい雰囲気を醸し出しているような? んーと、GEORGE RICCI (cello) セロ弾きのゴーシュ、ちゃうやん! チェロ弾きのジョージやん! ま、セロとチェロは同じものだからいいとして、ゴーシュと、ジョージ。 別人やん! ゴーシュを英語読みすると、ジョージになる。 そんな可能性はゼロではないんっすが、最近になって、グルジアがジョージアになったりしたし。 けどそれは、グルジが、ジョージやん! ゴーシュとグルジは、ちゃうやん! そこまで言われると、反論のしようがないんっすが、けど、グルジだとちょっぴり、切れ痔みたいやん! そんな、まったく理に叶ってないことを言って、逆ギレするくらいしか。 とか言ってるうちに、演奏のほうはバラード調から、一転。 アップテンポのスインギー路線に転じたりするんっすが、その後、またスローになったりして、なかなかドラマチックな起承転結土天海冥であるな…と。 んなことで、次。 アルバム・タイトル曲の 「スカイラーク」 。 「ひばり」 っすな。 ひばり、前貼り、バリバリ君。 この3者なら、やっぱ、バリバリ君かな? …と。 ググってみたら、知恵袋に こんなの があったんっすが、改めて読み直してみると、こんな漫画より、前貼りのほうがいいかな? そんな気も、ちょっとだけ。 前貼りなんか貼られていたら、モザイク除去装置で頑張って除去したところで、その努力が無駄になるだけじゃん! …というので、僕は前貼りには否定的だったんっすが、さすがにこの漫画よりはマシかな? …と。 やっぱ、芝しってる の 「あおぞら家族」 っすよね。 このポジティブな生き方、見習わなければ。 で、演奏のほうはアレっす。 いかにも歌物らしい曲調がデスモンドのスタイルと、よくマッチしているな…と。 ボブ・ジェームスのエレピのソロも、なかなかいい感じであるな…と。 とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。

 で、ラストっす。 「インディアン・サマー」 。 「小春日和」 という意味でしたっけ? 僕の持ってる翻訳ソフト、ちゃんと訳してくれますかね? 「インドの夏」 とか出るのが関の山のような気がするんっすが、結果はと言うと、「インディアンサマー」 。 片仮名にしただけかよ! で、語源に関しては、 ここ 参照。 もっと詩的な意味なのかと思っていたら、全然なんっすな。 小春ちゃんのほうが、よっぽどポエマーなんっすが、曲のほうは、なかなかポエティックだったりして、デスモンドのスタイルと、よくマッチしているな…と。 とまあそんなこんなで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 ぶっちゃけ、冒頭の 「テイク・テン」 以外、あまり印象に残らなかったんっすが、『禁じられた遊び』 のテーマ = 「愛のロマンス」 というのは収穫だったし、インディアン・サマーの語源も分かったし、ジャケ絵を書くのが楽そう…というだけの理由で選んだものなので、ま、当たりかな? …と。


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