SILENT PLANKTON (JAPAN RECORD)

坂 田 明 (1989/9/26,27,1990/4/20-23)

SILENT PLANKTON ←click!!


【パーソネル】

坂 田 明 (as,cl,p,synthe,etc…) BILL LASWELL (b,etc…) NICKY SKOPELITIS (g) AIYB DIENG (perc)
【収録曲】

(01-03) DAPHNIA / STRANGE ISLAND / STRAWBERRY-KIDS IN A STORM
(04-07) ANCIENT DREAM / INNOCENT FOREST / LOOK AT ME / SILENT PLANKTON
【解説】 ( 2021年10月31日更新 / 連載 1,463回 )

 ( 前回 までの粗筋 ) 道後温泉を散策した。 で、この日の宿は こちら 。 ふなや。 “船屋” じゃなくて “鮒屋” 。 どうしてそんなフナ臭そうな屋号にしたのかは知りませんが、んーと、 ここ 参照。 江戸寛永年間の創業当時は「鮒屋旅館」と名乗っていたことが名称の由来です。 おお、なるほど。 ほとんど、何の説明にもなってませんな。 で、はじめての 鮒屋泊りを しぐれけり。 夏目漱石が初めて鮒屋に泊まった時に詠んだ句なんだそうっすが、ほとんど、ただの感想文っすな。 「しぐれけり」 って、何や? 時雨蛤 (しぐれはまぐり) を蹴る。 そういう意味であるとするなら、桑名人としては許せない暴挙なんっすが、あと、高浜虚子が鮒屋で初めて洋食のステーキを食った感想。 そういうアレが、どっかにあったような? んーと、 ここ っすな。 白い皿の上に載せられて出て来た西洋料理は黒い堅い肉であった。 私はまずいと思って漸く一きれか二きれかを食ったが、うんぬん。 まずかったんかい! そんなエピソードを、わざわざオフィシャルサイトで自慢げに紹介するのは、ちょっとどうかと思うんっすが、で、夏目漱石も松山を思いっきりディスってますよね。 にも関わらず、激しく 「坊っちゃん」 推しだったして、松山人って、自虐趣味? ま、気持ちは分からんでもないんっすけどね。 例えばの話、中原中也の 「桑名の駅」桑名の夜は暗かつた。 めっちゃディスられているんっすが、 「見た目が可愛い♪」 と、JCにも人気の中也クンに桑名を取り上げて貰えて、嬉しいな♪ そんなふうに思ってしまうんっすよね。 ちなみに、今回の 「ふなや」 の夕食は、白い皿の上に載せられて出て来た魚料理は虎魚 (おこぜ) であった。 私はまずそうと思って漸く一きれか二きれかを食ったが、骨がおおくてウザかつた。 そういうアレでありました。 ま、虎魚 (おこぜ) 以外は美味しかったから、よかったんっすけど。

 んなことで、2日目。 この日の宿は広島県福山市の鞆の浦。 「崖の上のポニョ」 ゆかりの地として知られておりますが、可愛かったっすよね、大橋のぞみ。  めっちゃ大がかりバージョンの動画 があったんっすが、おお、可愛ぇぇ♪ 始球式 も可愛ぇぇ♪ ついでに まいんちゃん も可愛ぇぇ♪ サウスポーなんっすな。 ちなみに僕も左投げ・左打ちなんっすが、野球がクソ下手なサウスポーって、バスケが苦手な黒人と同じくらい、自虐の対象にしかなりませんよね。 何でもいいけど、どうして左投げのことをサウスポーって言うんっすかね? ほら、 「サウス」 は 「左」 だし。 …と思って、よく考えてみたら、サウスは 「左」 じゃなくて 「南」 だし、後半の 「ポー」 も、よく分からんし。 んーと、 サウスポーの意味と、意外な語源 。 おお、なるほど! 「鮒屋」 の由来と違って、めっちゃ納得のいく回答なんっすが、それはそうと、 ホームベースが西にある って、マジっすか? んーと、 甲子園球場 。 いや、北にあるやん! どうやら、野球の本場アメリカでは、ホームベースが西にある…ことが多い…ような気がする。 その程度のアレみたいなんっすが、で、ポー。 1泊目・道後温泉、2泊目・鞆の浦。 この行程、ちょっと無理がある気がしないでもないんっすが、1人で2泊で10万円分のJTB旅行券を消費する。 その目的で6万円弱と4万円強の適当な宿を選んだ結果、こうなっちゃったんっすよね。 でもまあ、大学受験の時の、高知から鳥取へ。 僕の実力からして、何とか合格出来る知れない国立大学を2つ選んだ結果、こうなった。 で、その結果、2つとも落ちた。 そういう、あの時のアレに比べれば、まだマシなような気はするんっすが、それなりに移動ルートを考えなくてはならなくて、まずは @案。 行きは岡山駅からJRの特急 「しおかぜ」 に乗って、松山まで来たんっすが、その逆ルートで岡山まで戻って、そこから新幹線で福山まで横に移動。 松山 − 岡山 − 福山。 韻を踏んでいて、語呂はいいっすよね。 で、A案。 今治から福山まで これ に乗る。 ま、これがいちばん無難っすよね。 誰もが考えつくプランっす。 僕は旅行の行程をあれこれ考えるのが大好きで、仕事中もそればっかり考えていたりするので、いっそのこと、旅行会社に転職しようか? …と思ったりもするんっすが、誰もが考える無難なプランって、何かちょっと、つまらんっすよね。 「しまなみライナー」 を使ったら、負け。 そんな気がしてしまいます。 何か、変化球はないんか? …というので考え出したのが、B案。 松山から広島まで、船で行くというのは、どやろ? 「ふなや」 に泊まった後、船で移動。 語呂のほうも、まずまずっすよね。 実際は 「船屋」 ではなく 「鮒屋」 なんっすが、フナも海を泳ぐから、一緒やろ? …と。 フナって、淡水魚ちゃうんけ? そんな気がしないでもないんっすが、某町の浄水場にある池の鯉は、めっちゃ次亜塩素酸ナトリウムが入った水なのに普通に泳いでいるので、少しくらいの塩分は我慢せぇ! …と。 スーパージェット なら広島港まで 1時間8分くらいで行けちゃうし、のんびりと クルーズフェリー で行ってもいいし。 シーパセオ 。 これ、いいっすよね。 瀬戸内の景色を楽しみながら、 ランチ or ティータイム とか、いいっすよね。 オムライス & から揚げにするかぁ。 ということで、


< しまなみライナー > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

   いや、スーパージェットだと、デッキで外の景色を眺めたり出来なさそうだし、フェリーだと時間が掛かり過ぎだし、広島港から市電に乗って広島駅に出て、そこから福山まで移動するのって、面倒だし。 途中、呉で降りるというのも考えたんっすが、当時、新型コロナウィルスの影響で減便になっていて、都合のいい便がなかったりするし、から揚げとかオムライスとか、そんなもん、桑名でも食べられるから、何の有り難みもないし、交通手段に 「勝ち」 も 「負け」 もないし、便利で無難なのが一番いいに決まってるし! とは言え、ストレート勝負だけは避けたいっすよね。 左腕から繰り出す多彩な変化球で勝負したいところなんっすが、再度、 しまなみライナー 。 福山方面行きは、途中の伯方島とか、大三島とかからでも乗れるんっすな。 が、途中の伯方島とか、大三島とかには、降りられないんっすな。 瀬戸田PAと瀬戸田BSは乗降可能みたいなんっすが、 ここ で途中下車して、 「岩城産レモンポーク丼」 でも食べますかね? おお、美味そう♪ から揚げとかオムライスとか、桑名でも食べられるものとはワケが違いますな。 あ、でも、岩城産レモンポークって、豚がレモンを食って育っただけで、丼のほうはレモン味ではなく、生姜の効いた甘辛だれっぽい? 豚肉の生姜焼き丼なら、別に桑名でも食べられそうだし、うーん…。 どうせなら、ご当地グルメの 焼豚玉子飯 を食いたいところなんっすが、伯方島とか大三島とかに行く手段って、無いんすかね? …と思って調べてみたら、ありました。 松山・今治〜大三島 。 おお! しかもこれ、公園北口子規記念館前というバス停を通るみたいなんっすが、これ、 「ふなや」 のすぐ近くやん! めっちゃ好都合。 ただ、 「しまなみライナー」 へ乗り継ぐのに、1時間半くらい間が開いてしまうんっすよね。 昼飯を食って、多々羅大橋を眺めていたら、それくらいはすぐに経っちゃいますかね? 近くに 「村上三島記念館」 なんてのもあるみたいだし。 村上水軍の記念館か何かっすかね? …と思ったら、 これ 。 ぶっちゃけ、かなり微妙…。 何の時間潰しにもならない気がしないでもなくて、悩んだ結果、 「焼豚玉子飯」 は諦めることにしました。 松山から特急に乗って今治駅まで行って、そこから高速バスで終点の福山まで行って、そこで、もっと美味いものを食ってやるぅ!

 

 んなことで、 「しまなみライナー」 なんっすが、ちょうどいいタイミングで、こんな お知らせ が。 おお! バスって、交通系ICカードが使えないヤツだと、乗車時に整理券を取る → 降りる時に運賃表で運賃を確かめる → 小銭がねぇ… → 子供の頃は 「小銭寿司」 というお持ち帰り寿司の店があって、そこのパーティセットが好きだったんすが、今はもう、桑名には 「小銭寿司」 がねぇ… → …という話はおいといて、小銭がねぇ… → 両替する → 運賃箱に運賃を入れる。 その一連の動作がクソ面倒だったりするんっすが、スマホ乗車券なら、すべて解決。 早速、 「バスもり!」 とやらをダウンロードしてインストールしてみたんっすが、 「発着エリアから選ぶ (乗車券購入)」 というメニューで 出発地:愛媛、到着地:広島 を選んでみても、該当する路線がねぇ…。 ワケ、わかんねぇ…。 予定より導入が遅れているのかと思って、日を改めて、何度かチャレンジしてみたんっすが、該当する路線がねぇ…。 バスもり、使えねぇ! まだ近鉄・名古屋線にある 「烏森(かすもり)」 という駅のほうが、カスながら使えるレベルなんっすが、諦めきれずに、いろいろ試しているウチに、ようやく謎が解けました。 「回数券・空港線の購入」 というメニューのほうにあったんっすな。 予約不要の路線なので、上のメニューではアカンかったみたいっす。 とは言え、回数券とか、要らないんっすけど? 1回きり、それも片道だけでいいんっすけど? …と思ったら、ちゃんと 「しまなみライナー大人片道 (福山⇔今治)」 というのがありました。 が、バス停1:福山駅前 バス停2:今治駅前・今治桟橋。 それしか選べなくて、え? 今治駅前発、福山駅前行きの反対方向の切符は? ま、料金はどちらも同じなので、大丈夫なんっすよね、多分。 …と判断して、 「えーい!」 と、気合いを入れて、買ってしまいました。 で、買ってしまってから気付いたんっすが、これ、使い勝手が悪そう? 降りる時にスマホの画面を運転手に見せるだけでいいのかと思ったら、 これ 。 うわぁぁぁぁぁ、カメラを起動して、運賃箱のQRコードを読み込むとか、マジかよ? 僕は極めてハイテク機器に弱いので、そんな難しいことが出来るとは、とても思えなかったりするんっすが、うわぁぁぁぁぁ、どうすんだ、コレ。 よく分からなくて、モタモタして、オタオタして、生き恥を晒すことになるのは必至なんっすが、こんなことなら、 「回数券」 のところから切符を買えることに気付かなければよかったのに…。 この、糞アプリが! …と罵倒して、それで終わる話だったんっすよね。 最悪、支払ってしまった 2,600円をドブに捨てる覚悟が必要になりそうなんっすが、とりあえず、バスに乗り込むところまでは、何とかクリアすることが出来ました。 降りる時にカメラを起動して、運賃箱のQRコードを読み込まなければならないのかと思うと、気が気でなくて、せっかくの景色もあまり目に入りません。 でも、大丈夫。 「しまなみ海道」 って基本、思ってたほど、眺めがよくなかったりするんっすよね。 いや、今治を出て、来島海峡大橋に入った辺りは、おおっ♪ (写真・いちばん上) 及び (写真・上から2番目) 参照。 素晴らしい絶景が広がったんっすが、橋を渡り終えたら、ん? 何か、思ってたのと、ちょっと違うような?

 行きに電車で渡った瀬戸大橋。 アレはずーっと海の上を走っているみたいで、非日常感が半端なかったりするんっすが、 「しまなみ海道」 の場合、来島海峡大橋を渡り終えると、しばらく山の中の道を走る感じになります。 大島という島なんっすが、大島というだけあって、かなり大きな島なんっすな。 海の上を走っている感は、皆無。 で、次の島に渡る橋の部分になって、ようやく (写真・ちょうど真ん中) とか、(写真・下から2番目) とか、 (写真・いちばん下) みたいな景色が見えてくる…みたいな。 基本、つまらない区間のほうが、遙かに多いっす。 じゃ、退屈な移動だったのかと言うと、そうでもなく、今回の運転手は若いお兄ちゃんだったんっすが、車内アナウンスにちょくちょく小ネタを挟んで、笑いを取ってくれるんっすよね。 全社的に話す内容がマニュアル化されているのか、この兄ちゃんが特別に芸達者だったのかは知りませんが、後者だとすれば、当たりであったな♪ …と。 ちなみに、大三島バスストップ。 ここから乗車する人がいるかも知れないので、一度、高速から降りて「道の駅」の近くで停車したんっすが、ああ、こりゃ、 「昼飯 + 多々羅大橋を眺める + 書道を愛でる」 で1時間半を費やすプランは、ヤメにして正解やったな…と。 多々羅大橋は確かに綺麗な橋なんっすが、んなもん、3分も見ていたら、それで満足しちゃいそう。 焼豚玉子飯15分、書道2分と合わせて、適正な滞在時間は20分といったところかと。 で、この橋を渡り終えてしまうと、後は惰性。 残りの見所と言えば、 地元でも 「見つからんで〜」 の声 。 この事件で有名になった向島くらいっすかね? で、最後の橋を渡って、尾道の端っこをかすめて、後は普通の道路を走って、で、そうこうしているうちに、福山駅前に到着〜。 懸念されていた 「バスもり!」 の操作でありますが、運賃箱の上にデカデカとQRコードが貼られていたので、芸達者な運転手のお兄ちゃんに、「これをカメラで撮ればいいんっすかね?」 などと聞いたりしながら、何とか恥をかかずにクリアすることが出来ました。 ああ、案ずるより産むが易し。 人に聞けば、何とかなるものなんっすなぁ。 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。 昔の人は、いいことを言いますなぁ。 シャイで、無口で、極度のコミュ障で、陰の極みであるサバくん、頑張りました。

 で、続いては昼食タイム。 シャイで、無口で、極度のコミュ障で、陰の極みであるサバくん。 ぱっと目に付いた店に、さっと入る。 そういう事は絶対に出来ないので、あらかじめ予約を入れて、覚悟を決める必要があるんっすが、電話で予約を入れるとか、そんな高度なテクニックが使える筈がなく、ネット予約の即予約。 そういう店に限定されます。 リクエスト予約だと、店のほうから電話が掛かっていて、「あっ、あっ…。」 そうなっちゃう恐れがあるので、避けたいところです。 結果、選択肢がかなり少なくなってしまうんっすが、とりあえず ここ を押さえてみました。 「おひつごはん四六時中 さんすて福山店」 。 駅ビルの中なので便利なんっすが、四六時中も、さんすて福山♪ 「真夏の果実」 の節で、歌いたくなっちゃいますよね。 四六時中も好きと言ってぇ♪ ここの節で歌うのは無理があるんっすが、こんな夜は、涙見せずに♪ ここの部分なら、こんな夜は、さんすて福山♪ 何とかイケますよね。 で、この 「四六時中」 って、知らなかったんっすが、イオン系列のチェーン店なんっすな。 イオンモール東員の中 にもあるやん! わざわざ福山まで行かなくても、イオンモール東員のJTBで、道後温泉と鞆の浦の宿を予約するついでに寄ればよかったんっすが、予約は 「コース」 のみを受け付けているようで、この 「ぐるなびコース」 というのが、なかなかよさ気だったので、ま、いっかぁ…と。 んなことで、さんすて福山店に入店〜。 通常はタブレットを使って注文するみたいなんっすが、このコースの場合、専門のチラシが用意されていて、希望の品に “○” を付けて、提出するシステムになっておりました。 今とは少しメニューが変わっているみたいなんっすが、

サラダ♪

 まずは “サラダ” 。 当時は 「チキンサラダ」 または 「イカの唐揚げサラダ」 の2択で、ドレッシングも2種類から選べた気がするんっすが、チキンのほうを選んでみました。 チキンとか、ちょっと入ってるだけやろ…と、あまり多くは期待していなかったんっすが、思ってた以上にボリュームがあって、おお! エエやん♪ ゆずナントカのドレッシングも、美味ちい♪ で、続いては、

メイン & サブ♪

  “メイン” と “サブ” 。 メインはこの店の主力製品である 「おひつごはん」 。 ま、要は海鮮丼の亜種のようなもの (海鮮でないメニューもあり) 。 そういうアレなんっすが、おひつの御飯の上に “具” が乗っていて、それを茶碗によそって、1杯目はそのまま食べて、2杯目は “タレ” を掛けて、3杯目は “出汁” を掛けて、ひつまぶし風に。 そういう食べ方が推奨されている食い物でありますな。 無論、ご提案を無視して、自分で好き勝手に食べてもいいんっすが、僕はわりと素直な性格だったりするので、言われた通りに食べてみることにしました。 量的には茶碗にきっかり、3杯分といったところ。 で、具材のチョイスはですね、 「サーモンとマグロ」 にしました。 僕は常々、魚貝類の類いがあまり好きではないことを広言していて、魚よりも断然、肉派だったりするんっすが、で、この 「おひつごはん」 も、いくつか魚貝類ではない肉系の “具” もあったんっすが、この店で肉というのは、何かちょっと正統派ではないな。 そんな気がしたので、敢えてサーモンとマグロ。 魚貝類も煮魚とかはアカンのっすが、特に虎魚 (おこぜ) を煮るのはやめて欲しいんっすが、刺身とか寿司とかは大好きだし、サーモンとマグロでも、ぜんぜん問題ないな…と。 で、一杯目。 ご提案に従って、何も掛けずに、そのまま食べてみました。 ん? ちょっと微妙? 何だか味がぜんぜんしないし、ちょっと生臭いような感じも…。 ちょっぴり戸惑いながら、2杯目。 付属の 「ゆずナントカ」 みたいなタレを掛けてみました。 おおっ! 見違えるように、美味しくなったぁ♪ イケるやん! 今から思えば1杯目は、「そのまま」 と言っても、本当にそのまま食べるんじゃなくて、テーブルの上に置いてあった醤油を掛けて食べればよかったんじゃ? …と。 ま、今更なんっすけどね。 で、3杯目はテーブルの上に用意されている海苔と 「あられ」 を振りかけて、ポットに入れて用意された温かい出汁を掛けて食べてみたした。 おお、これもなかなかイケるやん♪ 返す返すも、そのまま食べてしまった1杯目が悔やまれてなりませんが、で、 “サブ” 。 「小うどん」 または 「小そば」 の他に、当時は 「天麩羅盛り合わせ」 という選択肢もありました。 コスパ的には、いちばん元が取れそうだし、揚げ物大好きな僕としては、選ぶまでもない感じなんっすが、今回は敢えて 「冷たいうどん」 にしました。 天麩羅は、宿の夕食のメニューにあると思うので、自重しました。 コシの強い、なかなか美味しいうどんだったので、このチョイスは間違ってなかったと思います。 で、

ドリンク & デザート♪

  “ドリンク” と “デザート” 。 ドリンクは、お料理と一緒に、あるいは、食後に。 提供するタイミングも選べたのではなかったかと。 で、今回 「ゆずスカッシュ」というのを頼んでみました。 「底のほうに “ゆず” が溜まっているので、よくかき混ぜて飲んで下さいね。」 係のお姉さんに、そう言われたんっすが、これがもし「四六時中 東員店」 だったら、「底に “ゆず” がとごっているので。」 そんなふうに言われるに違いありません。 確かにめっちゃ、とごってました。 んーと、 ここ 参照。 そうそう。 「とごっとる」としか、言いようがないんっすよね。 で、この 「ゆずスカッシュ」 。 炭酸もけっこう強めで、ランチのオマケとは思えないようなクオリティの高さでありました。 デザートも同様。 「ひんやり宇治抹茶ケーキ」 なんっすが、ひんやりしていて、美味ちい♪ とまあそんなこんなで、このお店、当たりでありました。 イオンモール東員にもあるかも知れないけど、当たりなら、エエやん! …と。 んなことで、腹も膨れて、すっかり満足したところで、この続きは、次回☆

 んなことで、今日は坂田明っす。 筒井康隆の小説 → 山下洋輔のエッセイ → ジャズ。 そんな流れでこの世界に首を突っ込んだ僕にとっては、めっちゃお馴染みのキャラ。 昔はテレビのコマーシャルにも出てたりしたので、世間での知名度も高いっすよね。 ただ、ピアノを弾きながら 「チョーチョ!」と叫ぶ芸人。 そんなふうに思っている人が大半で、本職がジャズのアルトサックス吹きだというのは、あまり知られてなかったりするかも知れません。 僕も長らく、この人の演奏など、聞いたことがなかったんっすが、今回、アルトサックス編の表面上の充実という命題の元に、とりあえず取り上げてみるかぁ。 そんな気になったので、何枚か適当に見繕って聞いてみました。 が、ぶっちゃけ、どれもあまりピンとくるものがなくて、恐らく今日の後半は、極めて中身の薄いものになるのではなかろうかと。 もう、雨水が混入したマンホールくらい、薄いかも知れません。 個人的には純粋なウンコ水よりも、雨水が混入して薄まった汚水のほうが有り難かったりするんっすが、汚水管に雨水が流れ込むと様々な悪影響が発生してしまいます。 え? アカンの? 少なくとも、東久留米市ではアカンみたいなんっすが、ああ、月曜日、マンホールポンプ設備のフロート取替の仕事が…。 何か、動作が不安定っぽくて、たまに働かなくて、異常水位高の警報が出たりするんっすよね。 汚水とか、めっちゃ汚い水なので、あまり関わり合いになりたくないんっすが、で、えーと、坂田明。 やってる事はちょっとアホっぽいんっすが、実はそんなに 「アホの坂田」 ではなく、広島大学水畜産学部水産学科卒業。 あれ、水産学科でしたっけ? 生物学科か何かだと思っていたんっすが、ミジンコの研究で有名なんっすよね。 ということで、 『サイレント・プランクトン』 。 ミジンコな1枚を選んでみました。 異才がビル・ラズウェル一派と絡んで作った、寡黙なモダン・ミュージック。 恐ろしく深遠で、エモーショナルな不思議インスト。 これは坂田のメインストリームかといわれれば?#とするが、彼の創造性の全てがクリアーに形にされたのは確か。すごい大傑作。 そう、「CDジャーナル」データベースに書かれているみたいっす。 これは坂田のメインストリームかといわれれば?#とするが。 何がどうするのか、よく分からんのっすが、ビル・ラズウェルっすか。 何となく名前は聞いたことがあるんっすが、何をする人なのかよく分からないし、個人的にはラズウェル細木のほうが好きだったりするので、あまり多くは期待が持てそうにありません。 んなことで、今週も適当に、さっさと片付けてしまいましょう。

 ということで、1曲目。 これだけ、ラズウェルくんが作ったみたいなんっすが、 「ダフニア」 。 どういう意味なのかと思ったら、 「ミジンコ属」 なんっすな。 ミジンコって、蚊の幼虫であるということ以外、よく知らなかったりするんっすが、よくよく考えたら蚊の幼虫はミジンコではなく、ボウフラっすよね。 となると、ミジンコについては、何も知らないという事になるんっすが、ミジンコって何? ミジンコは、ミジンコ属に属する淡水性の甲殻類です。 ほぉ。 甲殻類なんっすな。 で、動物プランクトンである…と。 個人的にはプランクトンよりもフランクフルトのほうが好きなので、そんなに積極的に焼いて食べようという気にはならないんっすが、で、演奏のほうはというと、これはアレっす。 寡黙なモダン・ミュージック。 恐ろしく深遠で、エモーショナルな不思議インスト。 何の楽器が使われているのか不明なんっすが、シンセサイザー音楽っぽい、クールで知的で都会的な雰囲気。 そこにアキラくんのエモーショナルなアルトが絡むという感じっすかね? バリバリ吹きまくるフリージャズ系を想像していると、イメージの違いに戸惑いを隠せませんが、で、12分40秒と、かなり長いっす。 途中、ちょっぴりギター・ソロっぽいのが出たりするんすが、基本、地味系コレクティブ・インプロビゼーションで、淡々と進行していく感じ。 ちょっぴり “環境音楽” っぽい? 環境音楽というと、環境少女グレタちゃんが喜びそう。 で、一般人にとっては、退屈の極み。 そんな印象しかなかったりするんっすが、ま、何ともミステリアスな世界ではありますな。

 ということで、次。 「ストレンジ・アイランド」 「奇妙な島」 っすか。 というと、喜界島とか? 名前が 喜界なだけで、決して奇怪な島ではなかったりするのかも知れませんが、で、演奏のほうはというと、これまた何ともミステリアスで、お静かなムード。 ぜんぜん静かでない亀井静香とは、一線を画すものがありますが、で、次。 「ストロベリー・キッズ・イン・ア・ストーム」 「嵐の中のイチゴ子供たち」 っすか。 いいっすよね、ストロベリー・キッズ。 いちご模様のパンツを履いていそうで。 いちご模様のパンツだから、子供に見られちゃう♪ そう、 「PAPAPAPAPANTSU 〜 だってパンツだもんっ!」 で歌われておりましたが、ググったらライブ版がありました。 ほれ 。 あ、今、これを職場だとか、電車の中とかで読んでいる人は、決してクリックしないよう、忠告しておきますが、めっちゃノリノリやんけ! こんな大盛り上がりの後で聞いてしまうと、アキラくんがより一層、ショボく思えてしまうんっすが、ストロベリー・キッズ、なかなかの美メロではあります。 どこかで聞いたことがあるような気もするんっすが、何となくモンゴルの大草原のイメージでありますな。 ぱんつぅ、ぱんつぅ♪ あ、そっちのほうが頭から離れなくなっちゃったんっすが、高野真由子 & IPT(いちごパンツ隊)、半端ねぇ…。

 で、次…に行く前に、余計な話を書いておきますが、金曜日の夕方、突然、井戸の水位計が壊れました。 別の現場での仕事終わって、さ、帰ろうかと思ったタイミングで、営業担当の兄ちゃんから携帯に電話が掛かってきました。 「今、どこ? 今から、○○○市に行ける?」 ま、隣の町にいたので、行けないことはないんっすが、「 ・・・ 」 「○○取水井の水位計が壊れたっぽい。 で、取水ポンプが動かんらしい。 アレが動かないと困るらしい。」 「 ・・・ 」 はぁ…。 どうやら、行かんとアカンっぽいっすな。 今週の仕事、終わったぁぁぁぁ。 後は家に帰るだけ。 で、2日間、お休み♪ そういうタイミングだったのにぃ…。 で、行ってみました。 井戸の水位計、壊れてました。 水位の指示が0mになってました。 これだと水がないと判断して、空運転でポンプが焼けるのを防止するために、運転出来なくなっちゃうんっすよね。実際には水があるワケだから、別に運転しても支障はないんっすが、自動制御の回路って、何とも融通が利かなくて…。 「水位低下」 の警報はなかったことにして、騙して働いて貰うしかないんっすが、盤の中を見てみると、 「取水井水位高・低」 と書かれた警報設定器と、「取水井水位 L 」 と書かれた警報設定器があったんっすが、よくわからないので両方ともソケットから引っこ抜いてみたところ、「水位低下」 の警報が消えて、ポンプが起動しました。 おお、やるやん♪ で、その旨を営業担当者に電話で報告したんっすが、「取水井水位高・低と、 “L” (エル) ってヤツがあるんっすど、どっちっすかね?」 「うーん…」 電話の向こうで、図面を調べてくれているみたいなんっすが、「 “低” のほうやな。警報設定器は元に戻して、その先の “低” のほうのタイマーを抜いてみます?」 言われた通りにして、帰りました。 家まで車で45分。 最後にちょっとハプニングがありましたが、今週の仕事、終わったぁぁぁぁ♪

 ということで、次。 「アンシエント・ドリーム」 。 これまた、静謐なバラード系のナンバーで、全曲、こういうので行こう! そういうコンセプトのアルバムっぽいっすな、これ。 それで環境少女グレタちゃんが喜ぶのであれば、他人がとやかく言う筋合いはありません。 下手に否定的な意見を述べて、「How dare you! (よくもそんなことを)」 とか言われても、嫌だし。 で、これ、テーマの後、綺麗なピアノのソロらしきものが聞かれるんっすが、これ、アキラくんが弾いてるんっすかね? ま、「チョーチョ!」とか、弾き語りをしていたくらいなので、ぜんぜん大丈夫なのかも知れませんが、その後、アルトのソロらしきものがフィーチャーされて、おしまい。 で、次。 「イノセント・フィレスト」 。 イノセントって、何でしたっけ? 井納さんがやってる銭湯? 僕が子供の頃、家の近所の銭湯が1軒あったんっすが、アレが井納さんだったんっすかね? で、その銭湯はある日、火事で燃えました。 1年ほど前には僕の家も燃えたりして、わりと火事の多い界隈だったんっすが、で、演奏のほうは、シンセとアルトによる牧歌的な仕上がりだったりして、ニッカボッカが似合いそう。 中盤、アルトとギターのソロらしきものが聞かれるんっすが、わりとインプロバイズドしているので、これまでの中では、まだジャジーなほうかな? …と。

 で、次…に行く前に、余計な話の続編。 金曜日の夜、井戸の水位計が壊れた問題を無事に解決して、45分ほど掛けて家に帰ったんっすが、辿り着くその直前に、役所の担当者から電話が。 「取水ポンプが運転してないっぽい。」 え? マジっすか? 浄水池がいっぱいになると、取水ポンプは自動停止して、水位が下がると再び起動する筈なんっすが、それがどうもアカンかったらしい…と。 うわぁぁぁぁ…。 それ、絶対、よく分からなかった 「取水井水位 “L” (エル)」 ってヤツが、悪さをしているパターンですやん。 営業担当の兄ちゃんに 「取水井水位 “低” の回路だけ外して。」 と言われたので、その通りにして、 “L” (エル)のほうは元に戻したんっすが、そのまま外しとけばよかったぁぁぁぁ…。 あああああああ…。 再び45分ほど掛けて現場に戻って、 “L” (エル)の回路のタイマーをブチッと引っこ抜いて、家に帰ったら10時を過ぎてました。 あああああ、僕の貴重なフライデイ・ナイトがぁ…。 ま、別に何の予定もなかったので、別にいいんっすが、んなことで、次。 「ルック・アット・ミー」 。 お静かなバラードっす。 で、ラストっす。 アルバム・タイトル曲の 「サイレント・プランクトン」 。 物静かな、水中や水面といった漂泳区を漂って生活する漂泳生物 (ペラゴス) のうち、水流に逆えるに足る遊泳能力を持たない生物の総称っす。 んなことで、今日は以上っす。

【総合評価】 評価が難しいっすな。 ジャズを知らない人には、耳に心地よい極上の “BGM” で、 恐ろしく深遠で、エモーショナルな不思議インスト。 そういう評価になるかも知れませんが、ジャズかといわれれば?# ま、アキラくんとグレタちゃんが、それで納得しているなら、他人がとやかく言う筋合いはない、そんな1枚でありました。


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