SONNY ROLLINS VOL.2 (BLUE NOTE)

SONNY ROLLINS (1957/4/14)

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【パーソネル】

SONNY ROLLINS (ts) J. J. JOHNSON (tb) <except #4>
HORACE SILVER (p) <except #4> THELONIOUS MONK (p) <#3,4>
PAUL CHAMBERS (b) ART BLAKEY (ds)
【収録曲】

(01-03) WHY DON'T I? / WAIL MARCH / MISTERIOSO
(04-06) REFLECTIONS / YOU STEPPED OUT OF A DREAM / POOR BUTTERFLY
【解説】 ( 2022年01月23日更新 / 連載 1,475回 )

 『せっかくグルメ』 を見ました。 こんなテレビ番組、あったんっすな。 『いきなりステーキ』 と 『やっぱりステーキ』 なら、知ってたんっすけど。 桑名の “いきステ” は国道23号線と258号線が交わるところ、ニトリの隣にありました。 ニトリって、変な名前やな。 …と、かねがね思っていたんっすが、社長の名前が似鳥 (にとり) なんっすな。 じゃ、しゃあないな…と。 ちなみに、『おたんこナース』 の主人公は同じ漢字を書いて、似鳥 (にたとり) ユキエっすよね。 この漫画、今から25年ほど前、このサイトを立ち上げた頃に、一番弟子のサミーちゃんに教えて貰いました。 笑えるし、泣けるし、考えさせられるしで、マジ、お薦めなんっすが、で、桑名の “いきステ” 。 一度くらいは行ってみたいと思っていたんっすが、潰れました。 いきなり潰れました。 早かったんっすな。 出来た! …と思ったら、すぐに潰れましたからね。 今は家系ラーメンの店になっているんっすが、懐かしいっすなぁ、家系。 今から25年ほど前、このサイトを立ち上げた頃に、関サバ師匠に教えて貰ったんっすよね。 横浜の磯子の新杉田駅の近くの東芝の工場へ仕事で行くことになったんっすが、駅の近くに有名なラーメン屋さんがある…と。 吉村家 でしたかね? せっかくなので食べてみたんすが、個人的な趣向には、あまり合致しなかったような? よって、桑名に出来た店も、さほどソソられなかったりするんっすが、で、いきなりステーキ、潰れたなぁ。 …と思ったら、大山田から東員のほうへ抜ける道、快活CLUB桑名新西方店と桑名サンシパーク店の中間くらいのところに 『やっぱりステーキ』 というのが出来ました。 よく知らんのっすが、沖縄発祥のチェーンなんっすかね? 一度くらいは行ってみたいと思いつつ、まだ行けてないんっすが、うかうかしていると、うっかり潰れたりするので、油断は禁物、ホルモンは臓物。 あ、ちなみに僕はホルモンはあまり好きではないので、 「のんきや」 というホルモン屋が潰れても、のんきに構えていたんっすが、で、えーと、 『せっかくグルメ』 。 先週の日曜日、桑名が出る! …というので、あ、こりゃ、見なアカンな…と。

 ちなみに、僕の部屋にはテレビがありません。 昔はあったんっすが、壊れて映らなくなったので、捨てました。 で、普段、ほとんどテレビを見ないので、ま、いっかぁ…と。 が、こうして、見たいテレビ番組があったりすると困るので、 これ を買いました。 付属のロッドアンテナでは、まったく使い物にならなくて、金をどぶに捨てた感が半端なかったんっすが、昔、部屋にテレビがあった名残でアンテナのジャックがあったので、それに線をつなげたら、普通に映るようになりました。 やりぃ! さすが、 “アンテナのさば君” を自称しているだけのことはあるんっすが、昔、泊まりの旅行や出張に行く際には、マイ・アンテナ線を持参したりしてましたからね。 その昔、旅館やホテルのテレビは100円玉を入れる方式が主流だったんっすよね。 こんなやつ 。 普通のテレビ番組は60分・100円で、それくらいの出費は、しょうがないかぁ。 そう、割り切ることが出来るんっすが、これが “すけべビデオ” となると、そうはいきません。 10分・100円 っすからね、馬鹿になりません。 コインを投入するタイミングが悪いと、どうでもいい冒頭のインタビューのシーンだったりして、しばらく我慢して、で、おっ、そろそろかな! …と、期待が高まった瞬間に、ガチャンと時間切れになったりして、ああん! 誰しも、アレをただで見る方法を模索したことがあるに違いありませんが、もっともオーソドックスなのは100円玉に紐を付ける方法。 100円玉にセロテープで紐をくっつけて、 “用済み” になったら紐を引っ張って、回収すればいいんじゃね? 誰でも思いつきますよね。 安易にして、安直。 が、セロハンテープの粘着力など、たかがしれているので、ストンとそのまま落ちてしまって、終了。 ああん! 5円玉や50円玉なら、穴が開いているので紐を結んで投入することが出来るんっすが、さすがに5円玉や50円玉では反応しないようにメーカー側も対策を考えているだろうし、はい、次の人、どうぞ。 インシュロックで、いける! 我々の業界 = 電気屋さんの間では、そのように言われておりました。 いわゆる 結束バンド というヤツなんっすが、これの大きめのヤツをコイン投入口から突っ込んで、あたかも100円玉を投入したかのような刺激をどこかに与えてやれば、イケる! …と。 商売道具の悪用なんっすが、なるほど、それなら何となく、イケるような気がしますよね。 ただ、かなりの慣れと経験と、熟練の技が必要であるものと思われ、これさえ出来れば、後輩社員から高い信頼と尊敬が得られることは、確実。 普通に仕事が出来るよりも、効き目がありそうなんっすが、僕には無理でした。 誰かが成功した場面に出くわしたこともないし、ただの都市伝説なんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、 CTN−10コインタイマー取扱説明書 。 こんなの、見つけました。 敵を倒すには、まず敵を知ることから。 イケるかも? そんな希望が湧いてきたんっすが、じっくりとその構造を見てみると…

 「異硬貨返却口」 。 おお、敵もさるもの。 紐を付ける以前の挑戦として、もしかして、10円玉でもイケるんじゃね? そんな、極めて楽観的で希望的な観測によって投入された10円玉は、あえなく撃沈して、ここから突き返されることになります。 「金庫錠前」 。 おお! 制御盤を開けるのに、似たような丸いキーを持っているんだけど、もしかして、アレでイケるんじゃね? そんな、極めて楽観的で希望的な観測によって、わざわざ駐車場まで行って、社有車からそれらしき鍵を持って来て、チャレンジしてみたんだけど、開かねぇ…。 ま、そうでしょうな。 で、あとは、んーと、よく分からん…。 敵を知ることが出来なかったので、倒し方もまた、不明なんっすが、ちなみにこれは、単純に電源のオン・オフだけを制御する装置っすよね。 糞ケチくさい日帰り温泉なんかで見掛ける、10円玉を入れると3分間使えるドライヤーとかは、これでいいんでしょうが、すけべビデオの場合はもっとハイテクな機器が使われていた気がします。 お金を入れなくても電源は入るんだけど、スクランブルが掛かっている。 そういうアレでしたよね。 音は聞こえるし、何となく状況が推測出来る程度には見えるんだけど、もっと、はっきり見たい? じゃ、金出せ! …みたいな。 いい場面なのか、どうでもいいインタビューの部分なのかを見極めて100円玉を投入することが出来るので、その点では親切と言えるんっすが、音を聞かされて、チラ見させられて、もっと、はっきり見たい欲望を抑えることなど、出来るかぁぁぁぁぁ! …というので、100円玉を投入する羽目になって、まんまと相手の思う壺にハマって、悔しい…。 何とかして、裏をかいて、無料 (ただ) で視聴してやりたいんっすが、ん、裏をかく? ピンと来て、テレビの裏を覗いてみたところ、なるほど。 どうやら、アンテナの線が何らかの機械を経由して、テレビに繋がっているっぽいっすな。 この “何らかの機械” が悪さをして、画面を見れなくしているに違いないんっすが、こいつを無視して、アンテナのジャックとテレビを直接、ケーブルでつないでやれば? 早速、駐車場まで行って、社有車からそれらしきケーブルを…って、さすがにそんなものは持ち合わせていなかったので、その日は諦めて、大人しく100円玉を投入することにしたんっすが、帰宅の翌日、近所のミスタートンカチに走ってアンテナのケーブルとコネクタを購入して、こうして “アンテナのさば君” が誕生した次第でありますが、敵もさるもの。 この “裏技” を見破られたのか、簡単に自前のアンテナ線をつなげないような構造のところが増えてきたんっすが、そうこうするうちに100円玉方式からテレビカード方式に変更になって、僕のアンテナ技では太刀打ち出来ないようになって、さば君、敗れたり…。

 が、自分で買ったパソコン用チューナーにアンテナをつなげて視聴する分には問題なくて、 “アンテナのさば君” 、華麗に復活! これ、番組の録画も出来て、何気に便利だったりするんっすが、 『せっかくグルメ』 。 日村は冬の富山市で熱々鍋焼きうどん&超ふわふわお好み焼きに興奮★最強コンビ・阿部寛&横浜流星が三重県桑名に出動!人気回転寿司&極上うなぎ…美味さに阿部寛も唸る! …っすか。 桑名に来たのはバナナマンの日村ではなく、最強コンビ・阿部寛&横浜流星なんっすな。 いいっすよね、阿部寛。 “ほ→むぺ→じ” が、めっちゃシンプルなことで有名っすよね。 これ 。 壁紙も使っているし、フレームも駆使しているし、めっちゃ凝った作りだったりするんっすが、 アベちゃん、 2023年 大河ドラマ(第62作) に出演するんっすな。 『どうする家康』 って、うわぁ、つまらなさそう…。 「いや、もう僕いいです」 「見たいなって気にさせない」 そんなタイトルなんっすが、アベちゃん、武田信玄役っすかぁ。 ウォーランドで、 「ノーモア関ヶ原合戦じゃ!」 とか、やるんっすかね? 楽しみ♪ で、家康となれば当然、徳川四天王のひとり、本田忠勝も出るんっすよね? ただかつ君に関しては ここ 参照なんっすが、桑名市は本田忠勝を大河ドラマの主人公にしろ! …という働きかけをやっているみたいっすな。 で、最近、千姫を大河ドラマの主人公にしろ! …という働きかけも始めたみたいっす。 千姫ちゃんに関しては ここ 参照なんっすが、二兎追うものは一兎をも得ず。 虻蜂取らずになっちゃう気がしないでもないんっすが、個人的には、 立見尚文 を大河ドラマの主人公にしろ! …という働きかけもやって欲しいところ。 三兎追えば、ウサギの尻尾の毛くらいは、何とかなるんじゃね? そんな、捕らぬ狸の皮算用というか、捕らぬ兎の尻毛算用なんっすが、で、アベちゃんはともかくとして、横浜流星って、誰や? 横浜銀蠅と萩原流行なら知っているんっすが、萩原流行さんのそっくりさん 萩原流星 ! …という人もいますよね。 この流れからすると、横浜銀蠅のそっくりさん = 横浜流星? ま、僕が知らないだけで、世間ではそれなりに有名だったりするのかも知れませんが、で、日村の富山編のほうは、どうでもいいっす。 立山連峰がめっちゃ綺麗に見えていたんっすが、知名度、都会度、景観。 どれをとっても、富山の後だと、桑名は見劣りするに違いないので、ほどほどにして欲しいところなんっすが、あ、でも、バナナマン日村の後で、最強コンビ・阿部寛&横浜流星っすからね。 勝てる! ちなみに富山のグルメは これ 。 お好み焼きと、もつ煮込みうどんと、カレー。 せっかく富山まで来て、何故、そんなものを…。 ま、地元民のお薦めなので、しょうがないっすが、もつ煮込みうどんとか、個人的にはまったくソソられるものがなくて、勝ったな! …と、勝利を確信。 ということで、

三重県桑名市にやってきました♪


 三重県桑名市にやってきました! うぉぉぉぉぉぉぉぉ! 阿部寛、イケるやん♪ 横浜流星とやらは、言うほど横釜銀蠅のそっくりさんっぽくないような気がするんっすが、というか、誰もそんなこと言ってませんよね。 僕の勝手な推測が間違っていただけの話なんっすが、で、これ、 なばなの里 っすな。 ま、無難なチョイスかと。 どうやらこれ、日曜劇場 『DCU』 とやらのロケで中部国際空港セントレアに来たついでに、近場の桑名に立ち寄ったものらしいんっすが、で、これ。

せっかく桑名に来たんやで、○○ 食べてみ♪

 せっかく桑名に来たんやで、○○ 食べてみ! おお、わりといい線、いってますな。 これでもし、変な名古屋弁っぽいのを出されたら、ブチ切れるところだったんっすが、ま、このロケをしている 「なばなの里」 がある旧・長島町は、変な名古屋弁っぽい住民の居住地だったりするんっすけど。 で、そこから、

桑名駅♪


 桑名駅に移動〜。 都会度では富山駅にちょっと負けちゃってるかも知れませんが、これでも、新しくなって、ちょっとはマシになったから! 前はもっと酷かったから! で、

JK2人組♪


 女子高生2人組が登場〜。 桑名西高校 (にしこう) ? 可愛ぇぇ♪ 都会らしく、左上のほうにはサンファーレ (高層ビル) が映ってるし、ちゃんとバスだって走ってるし! KOBAN(交番)の前の辺りにはプチイルミネーションがあって、夜になるとキラキラして綺麗だし! で、私のオススメは

すし道場♪


 すし道場っ♪ おお、なるほど。 なかなかいいチョイスだと思います。 地元でも美味しいと評判の回転寿司屋なんっすよね。 かつてはリバーサイドボウルという、川沿いリバーサイドにあるボーリング場の廃墟の中にあって、ネタ的にはなかなか美味しかったんっすが、その廃墟が取り壊しになって、江場のほうに移転しました。 あんなクソ田舎が映されるのか。 …という点では、ちょっとアレなんっすが、阿部寛とか、いかにも道場破りっぽいキャラなので、丁度いいかな? …と。 で、せっかく桑名に来たんやから、当然、ハマグリの寿司は食うよな? …と思ったら、北海道産の生ダコ、産地不明の穴子さん、北海道産のイクラちゃん、そして長崎産・本マグロの大トロっ♪ 地元のネタ、ないやん! ま、女子高生2人のお薦め (穴子、イクラ) と、阿部寛の大好物 (大トロ) と、横浜流星の 「僕はタコ」 なので、しょうがないところではあるんっすが、ぶっちゃけ、地元民はハマグリとか、食べないし。 というか、富山でこそ、「きときと寿司」 で、ブリとか、白海老とか、ノドグロの炙りとかを食べるべきっすよね。 敢えて “外す” のが、この番組のコンセプトなんっすかね? ま、すし道場の4ネタ、個人的にイクラはちょっと…。 穴子もそれほど…。 大トロよりも、中トロくらいのほうが…。 そんな個人的な趣向を度外視すれば、どれもめっちゃ美味しそうだったし。 で、この後、アベちゃんと流星の2人は、


ナガスマの白鯨♪


 長島スパーランド (ナガスパ) の 「白鯨」 に乗車っ! 大丈夫っすかね? ジャンボバイキングとかだったら、気持ち悪くなって、せっかく食べた大トロがゲロと化しちゃう恐れもあるんっすが、ま、ジェットコースター系なら、大丈夫っすか。 で、再び桑名駅に戻って、次のグルメ捜し。 で、

女子高生4人組♪


 またしても女子高生っ♪ 今度は4人組。 マスク補正もあるんでしょうが、みんな、可愛ぇぇ♪ で、この、西高生 (またしても) が紹介してくれたのが、鰻。 え? オッサン臭くね? で、お薦めの店が 「だるまうなぎ」 って、ちょっと微妙じゃね? 多度の店っすよね? 最近になって、うちの近くに桑名店が出来たんっすが、桑名で鰻と言えば普通、 「新城」 やろ? …と。 心情的にそういうことになるんっすが、「木曽三川」 の豊かな伏流水で育てられた桑名のブランドうなぎ 「木曽三川うなぎ」 。 やっぱ、これっしょ? が、だるまうなぎ。 ディスるワケではないんっすが、江場よりも更にクソ田舎が全国に晒されるのがアレだし、創業11年だし、浜名湖産のうなぎとか言ってるし、せっかく桑名に来たのにぃ…。 ま、あの西高生たちが多度の住民で、 “特別な日” に、だるまうなぎを食べるのが慣わしだったとするなら、他人がとやかく言う筋合いはないんっすが、うな丼、普通に美味しそうだったし。 で、最後、何故か再び富山に戻って、バナナマンの日村が、何故か富山で豚カツを食べて、おしまい。 「せっかく感」 のなさという点では、どちらもいい勝負でありましたな。

 

 んなことで、今、オミクロン株が大変なことになっておりますが、落ち着いて、自由に遊びに行けるようになったら、ジェットコースターがスリル満点で、回転寿司と鰻が美味しくて、女子高生が可愛い桑名に、みんな、来てね☆


 んなことで、今日はソニー・ロリンズっす。 うぉぉぉぉぉぉ! 久しぶりに日本で人気のキャラ、来たぁぁぁぁぁ♪ あ、 前回 、熊本駅前の、接客にやや難のある回転しない寿司屋の話を書いたんっすが、せっかく熊本まで行ったのに、海老マヨの寿司とか、食べてましたよね。 で、その後、熊本城とかに行った話は、次回にでも書こうと思うんっすが、で、ロリンズ。 まだ生きているんでしたっけ? んーと、 Sonny Rollins 。 うわ! 髪の毛、大変なことになってますやん! ぜんぜんハゲてなくて、白髪フサフサですやん! 1930年生まれなので、今年で92歳くらい。 伝説的なキャラとしては、異例に長生きっすよね。 …とか言ってると、いきなり、お亡くなりになりそうなので、あまりフラグを立てないようにしなければなりませんが、ウォルター・セオドア「サニー」Rollins (生まれながらの1930年9月7日の) は、70年のキャリアにおいて最も重要で、有力なジャズミュージシャンの1人と広く認められるアメリカのジャズテナーサクソフォーン奏者であり、彼はリーダーとして60個を超えるアルバムを録音しました。 「セイントトーマス」、「マーガリン」、「情婦」、「閉じ込められた家」、および「Airegin」 を含む多くの彼の混合物はジャズ標準になりました。 ロリンズは 「最も偉大な生きている即興詩人」 と 「サクソフォーン巨像」と呼ばれています…と。 「マーガリン」、「情婦」、「閉じ込められた家」。 そんな曲、ジャズ標準になってましたっけ? 元の英語を見ると、 "Oleo" , "Doxy" , "Pent-Up House"。 あ、どれも聞いたことがありますな。 有名っすよね。 オレオってビスケット、もしくはクッキーなのかと思ったら、マーガリンだったんっすな。 んーと、 これアメリカでは、牛乳に浸して食べたり、クッキーを二枚に分離し、クリームをなめてからクッキーを食べるという食べ方がよく知られている。 マジかよ? 僕もたまに、そういう食べ方をするんっすが、本場アメリカ仕込みだったんすな。 で、名前の由来として、植物油を現すオレオケミカルとは無関係と書かれておりますが、今日はそんなソニー・ロリンズの 『ソニー・ロリンズ・VOL.2』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 これ に続く、ブルーノート時代の2作目でありますな。 いや、多分。 で、過去のレビュー、前半部分は読むに堪えないので無視して貰うとして、はい、ロリンズです。説明不要、問答無用にロリンズです。まだ生きてます 。もうそろそろヤバイかな?という気もしますが、そんなことを言ってはいけません。 たとえ心の中で思ったとしても、口に出してはいけません。ま、とにかく元気に頑張っ てくださいね。 この当時から、そんなことを書かれておりますな。 で、第1弾はトランペットとテナーという、オーソドックスな2管編成だったんすが、それに続く第2弾はトロンボーンとテナーという、変則2管。 ちょっと変化を付けたかったんでしょうな。 で、そのトロンボーンがJ.J.ジョンソンというのも、珍しいっすよね。 カーティス・フラーなら、ごくごく普通なんっすが、ちょっと変化を付けたかったんでしょうな。 で、リズム・セクションが超強力。 ホレス・シルバーポール・チェンバースアート・ブレイキー。 で、ゲストとして、セロニアス・モンクまで入っちゃってるという。 もう、面子(メンツ)を見ただけで、メシが食えそう。 いや、メシは食えないかも知れませんが、面子だけで、メンチカツが食えそう。 美味しいっすよね、メンチ。 『東京ラブストーリー』 っすよね。 …って、それはカンチ。 ・・・・・・ 。 つまらない事を書いたら、先が続かなくなってしまったんっすが、んなことで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 1曲目はロリンズの軽く楽しい 「ホワイ・ドント・アイ」 だ。 ソニー、J.J. 、ホレスとソロをまわしたあと、ブレイキーが前面に躍り出て、ホーン陣と爽快な4小節交換をおこなう。 そう、原文ライナーの日本語訳に書かれているんっすが、もう少し詳しく補足すると、これはアレです。 ロリンズの軽くて楽しい 「ホワイ・ドント・アイ」 です。 「なぜ、私はしません」 。 翻訳ソフトだと、そんな日本語訳が出てくるんっすが、そんなこと、こっちに聞かれても…。 「なぜ、君はしないんだ?」 と、こちらのほうから問いただしたくなる、 土井正 (どい・ただし) 。 そういうアレなんっすが、曲のほうはアレです。 軽くて楽しいです。 ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ〜ララ〜、ゴジラ、ララララ、ゴジララ〜、ゴジラ、ゴジラ、ゴジラ〜♪ そんな感じ。 アップ・テンポで調子がよくて、軽快で、楽しいな♪ …っと。 これを2回繰り返して、間に短めのBパートを挟んで、再びAパート。 テナーとボントロのハモリ具合が絶妙なんっすが、1957年4月をして、既に完成されたハードバップが構築されております。 いいっすよね、構築。 竹輪の穴の中にチーズが入ってるんっすよね。 …って、それはチーチク。 また、つまらない事を書いて、話が続かなくなってしまいましたが、演奏のほうは続いてます。 ソロ先発はロリンズっす。 図太くて、ドス黒いトーンなんっすが、いわゆるテキサス・テナー系のおっさんと比べるとサブトーンが控えめで、よりモダンで都会派アーバンなフィーリングって感じ? よく歌うスムーズなフレージングは、相撲甚句を彷彿させるし、エエやん♪ で、続いてはJ.J. のソロ。 この人、上手すぎて、テクがあり過ぎて、人間味に欠ける。 そんな理由で、日本ではあまり人気がなかったりするんっすが、ま、その気持ち、分からないでもありません。 個人的にも完璧な美人よりも、愛嬌のある “ブサかわ系” のほうが好きだったりするし。 が、美人は美人で、端から鑑賞している分には、まったく問題ないな。 そう感じさせる完璧なソロを披露してくれて、で、続いてホレス・シルバーのピアノ・ソロ。 いい感じっす。 で、その後、ブレイキーが前面に躍り出て、ホーン陣と爽快な4小節交換をおこなう…のパートになるんっすが、ts → ds → tb → ds → ts → ds → tb と来て、次はドラムスの筈なんっすが、ここでロリンズが、パーパパパっ♪ ん? 順番、間違えた? 最初の1小節でやめて、何事もなかったかのようにブレイキーがタイコを叩き続けて、その後、何事もなかったかのようにロリンズが、パーパパパっ♪ その後、ds → tb と続いて、次はドラムスの筈なんっすが、ここでロリンズが再び、パパパパっ♪ ん? また、間違えた? が、3小節目でもう一度、パパパパと吹いているので、これはこれで合っているのかも知れなくて、tb → ds と来て、テーマに戻って、おしまい。 ちなみに、原田和典クンが書いた日本語ライナーによると、本アルバムではもう1曲、 「ホワイ・ドント・アイ」 が何かと話題になることが多い。 演奏後半のドラムスとの掛け合いでロリンズが間違えて吹き始める、というのが主な理由のようだが、この曲はサビだけが4小節の1コーラス28小節なのだから、ロリンズはちゃんとコーラスの頭から入っているはず…。 試しに数えてみたら、おお、確かに。 ブレイキーの勘違い…というか、認識不足だった可能性もあるんっすが、そういうところを含めて、いかにもジャズらしい一発録りのスリルに溢れた稀代の名演であるな…と。

 で、次。 楽しい雰囲気は次の曲にも続く。 ロリンズの曲、 「ウェイル・マーチ」 だ。 これが 「嘆きの行進曲」 とタイトルなのだから、驚いたものだ。 そう、ロバート・レヴィンという人が書いておりますが、そっかぁ? 別に、そんなに驚くほどの事でもないような気がするんっすが、こういうアメリカ人の感覚って、今ひとつ共感が持てません。 日本語もちょっと、変だし。 ま、それは (訳:中原尚哉) の問題か、もしくは単なる印刷ミスだと思うんっすけど。 で、これ、言うほど、楽しい雰囲気か? …と。 一聴すると確かに、軽快な行進曲なんっすが、その裏には確かな “嘆き” が隠されてますよね。 日本人なら読み取れる筈なんっすが、で、演奏のほうは、アート・ブレイキーが行進曲のリズムを叩きはじめるとすぐ、ソニーとJ.J. が素早いテーマをユニゾンで吹いていく。 そしてJ.J. がいきなり倍速になり、その素晴らしいテクニックを発揮する…と。 いや、やっぱ、いいっすな、じぇーじぇー。 GG佐藤みたいに、爺臭くないし。 で、そのあとテーマにもどり、ロリンズがおなじように快速でドライヴする。 シルヴァーのソロはやはり彼らしくスイングする。 ブレイキーもスネアを連打して、演奏は終了する…と。 いいっすよね、スネア。 ジャイアンの腰巾着で。 …って、それはスネ夫。

 で、次。 「ミステリオーソ」 。 セロニアス・モンクのオリジナルで、その名を冠した自身のライブ盤もあるんっすが、そこでのジョニー・グリフィンのプレイの印象が強いっすよね。 あれこそがミステリオーソのオーソリティだと思うんっすが、んーと、 これ 。 おお、連載1,475回の歴史を誇る “jazz giant” の第2回でありますな。 「ドーはドーナツのドー、レーはレモンのレー」 という歌を思いっきり音痴の人がアップテンポで歌唱しているような曲調…などと書かれておりますが、1958年録音なので、こっちのロリンズのほうが先ということになりますか。 華々しい演奏もさることながら、モンクとシルヴァーが2人とも参加していることに、特別な興味と意味がある。 そんなふうに書かれておりますが、確かに。 奇妙な上昇するテーマをまずモンクが弾き、ソニー、J.J. と続く。 そしてソニーのソロ。(中略) ソニーの背後ではモンクが伴奏し、J.J. に交代すると伴奏もシルヴァーに代わる。 シルヴァーのソロから、チェンバースのソロへと続き、彼はソニー、アート、J.J. と数小節ずつ交換する。 ホレスは最後のメロディのコーラスまで残り、そのあとをモンクが引き継いで、ソニーとJ.J. とのユニゾンで締める。 そういう流れみたいなんっすが、個性の強すぎる2人のピアニストを聞き比べることが出来るのは、貴重だと思います。 いいっすよね、聞き比べ。 個人的には、キクラゲよりも、聞き比べのほうがソソられるんっすが、で、ここでも、ロリンズの4小節交換への入りが、ちょっと独特なような? この人、天才肌っぽい? 個人的には天才肌よりも鮫肌のほうがザラザラしていて、ワサビをおろすには適していると思うんっすが、とまあそんなこんなで、変なテーマに戻って、おしまい。

 で、次。 またしてもモンク作の変な曲で、 「リフレクションズ」 。 ただ、演奏のほうはシンプルで、モンクのトリオをバックにしたテナーのワンホーン・カルテット。 美しいメロディ・ラインをもった、哀愁ただようバラードだ。 そんなふうに書かれているんっすが、ま、確かに哀愁がただよっておりますな。 言うほど、変な曲でもなかったな…と。 モンクは確かに変な人なんっすが、変な曲しか書けないワケではないっすからね。 そこのところが ナンカヘンダー とは違うんっすが、え? こいつ、ロボットの画家やったん? ナンカヘンダーという名前しか記憶に残っていなかったんっすが、高校生の頃にハマって、絵本を集めていたんっすけどね。 アンパンマンとナンカヘンダードキンちゃんがばいきんまんの似顔絵を描くが、下手だった。 身も蓋もねぇ…。 そこでばいきんまんは町で見かけた似顔絵描きのナンカヘンダーを誘拐。 たかが似顔絵で、そこまでするか、この糞バイキン…。 ナンカヘンダーは、ただの被害者だし、職人肌でちょっと気難しいだけで、言うほど変ではないような気がするんっすが、個人的には職人肌よりも鮫肌のほうが、以下略。 で、次。 スタンダードの 「ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム」 は、全編アップ・テンポで、いつもどおり強力で徹底的なロリンズが聴けるな…っと。 ジョンソン、シルヴァー、チェンバース (弓弾き) のソロもいい。 そんなふうに書かれているんっすが、え? チェンバース (弓弾き) 、いいかぁ? ベースのアルコ、もしくはボーイング。 世間一般では極めて不評っすよね。 弓で弾くな! 指で弾け! そう、由美かおるが風呂に入りながら言っておりましたが、自分は由美なのに、弓否定派なんっすな。 テーマ部はテナーとボントロの絡みが絶妙だし、いつもどおり強力で徹底的なロリンズが聞けるし、 ジョンソン、シルヴァーのソロもいいし、弓弾き以外は完璧なんっすが、最後は ts→ds→tb→ds の4バース、そこからドラムス抜きの2管のチェイスで大いに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 んなことで、ラストっす。 「プア・バタフライ」 。 いわゆる 「蝶々夫人」 というヤツっすよね。 これ 。 おお、めっちゃいいこと言うやん、お蝶夫人 (高校2年生) 。 桑名駅前で 「すし道場」 や 「だるまうなぎ」 をお薦めしてくれた西高生と同じくらいのお年頃なんっすが、で、これ、いいっすよね。 バラードなんっすが、深いっす。 ロリンズ、たまらんっ♪ …ということで、おしまい。

【総合評価】 完成度の高さが半端ないっす。 ロリンズくん、当時26歳くらい。 既に 「最も偉大な生きている即興詩人」 と 「サクソフォーン巨像」の貫禄。 J.J.ジョンソン、ホレス・シルバー、アート・ブレイキーは言うまでもなく、モンクも意外と悪くなかったりするし、ポール・チャンバースも弓さえ持ち出さなければ悪い奴ではないと思うし、捨て曲なし、空くじなしで、超オススメ☆


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