TAKE A NUMBER FROM 1 TO 10 (ARGO)

BENNY GOLSON (1960/12/13,14,1961/4/11)

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【パーソネル】

BENNY GOLSON (ts)
TOMMY WILLIAMS (b) <#2-10> ALBERT HEATH (ds) <#3-10> CEDAR WALTON (p) <#4-7>
FREDDIE HUBBARD (tp) <#5-7> CURTIS FULLER (tb) <#6-7> SAHIB SHIHAB (bs) <#7>
NICK TRAVIS (tp) <#8-10> WILLIE RUFF (frh) <#8-10> BILL ELTON (tb) <#8-10>
HAL MCKUSICK (as) <#8-10> SOL SCHLINGER (bs) <#8-10>
BERNIE GLOW (tp) <#9-10> ART FARMER (tp) <#10>
【収録曲】

(01-02) YOU'RE MY THRILL / MY HEART BELONGS TO DADDY
(03-06) THE BEST THING FOR YOU IS ME / IMPROMPTUNE / LITTLE KARIN / SWING IT
(07-10) I FALL IN LOVE TOO EASILY / OUT OF THIS WORLD / THE TOUCH / TIME
【解説】 ( 2022年02月27日更新 / 連載 1,480回 )

 1984年 2月
 ○ 吉川晃司がシングル 「モニカ」 でデビュー
 ○ 冬期サラエボオリンピックが開幕

 ほぉ、吉川晃司っすか。 吉川 (よしかわ) じゃなくて、吉川 (きっかわ) 。 モリゾーの孫? それは キッコロ 。 いや、本当にモリゾーの孫なのかどうか知りませんが、師匠と弟子、誘拐犯と被害者、ロリコンと年上フェチ。 色んな関係性が考えられますよね。 いや、キッコロが女児なのかどうか分からないし、意外とキッコロのほうが年上で、モリゾーはただの老けた子供。 そういう可能性だってありますよね。 モリゾーとキッコロの関係を教えて。 marusanというメーカーが発売している調整豆乳のパッケージに記載されていたプロフィールが充実していたりするんっすが、あ、キッコロ、こどもなんっすな。 で、モリゾー、おじいちゃんなんっすな。 「モリゾーはただの老けた子供説」 が瞬時にして否定されてしまいましたが、で、キッコロの性別は ♂、♀どちらでもない、どちらでもある。 おお、なら、女児でもイケるやん。 うほほほほほーい♪ この反応を見る限り、 「モリゾー ロリコン説」 は否定出来ない気がするんっすが、ちなみに僕も、女児は好きです。 少なくとも山本譲二よりは女児のほうが好きです。 譲二とか、ただの 「みちのくひとり旅」 の一発屋だし。 改めて聞いてみたら、意外といい歌だったりしたんっすが、下のほうにあるコメントの、松任谷裕一28歳イオンモール稲沢カラオケ大会準優勝曲 俺の歌い方はちょっと違いますね!身体で表現します!場数踏んでます。 ウゼぇ…。 場数踏んでないで、ウンコでも踏んでろ! そう、言いたくなってしまいますが、で、譲二の歌も悪くないんっすが、やっぱ、 女児 には叶いませんな。 あ、これ、前にもリンクを貼ったような? …と思ったら、また違ったバージョンだったんっすが、前は 「瀬戸の花嫁」 だったような? で、今度は 「ハナミズキ」 っすか。 ハナミズキと言えば、 長島温泉・ホテル花水木 。 日本全国から花見好きの人や、鼻水黄色い人が集う花水木なんっすが、で、この司会者、ただのロリコンなのかと思ったら、最後、めっちゃいい事、言ってますな。 ちょっとウルッとしてしまったんっすが、あー、最後、やっぱ、ただのロリコンやんけ! 別に羨ましくなんかないんっすが、で、ついでに こっち も。おお、めっちゃ可愛ぇぇ♪ 山本譲二よりも可愛ぇぇ♪ で、歌、ウメぇぇぇぇぇ! 俺の歌い方はちょっと違いますね!身体で表現します!場数踏んでます! …の松任谷裕一28歳は、メリッサちゃん8歳の爪の垢でも煎じて飲め! そう、言いたくなってしまいます。 あ、でも、女児の爪の垢なら、僕が喜んで舐めちゃおうっかな? ぐへへへへへへ♪

 …と、どうしても変態性を隠しきれないモリゾー (年齢:ずーっと昔から生きている) でありますが、で、えーと、キッコロ晃司…じゃなくて、吉川晃司。 紅白歌合戦でギターを燃やしたんっすよね。 …という話はよく耳にするんっすが、実際にその映像を見たことはありません。 んーと、 これ っすか。 あ、炎上しているシーンが放送されたワケではないんっすな。 つまらん…。 あ、でも、 これ を見ると、ちょっとだけ燃えてる? もっと豪快に燃え上がったのかと思ったら、意外とショボくて、つまらん…。 が、河合奈保子、めっちゃ困ってるやんけ! バックのスクールメイツの皆さんも、呆然としてますよね。 で、河合奈保子、可愛ぇぇぇ♪ ま、不細工奈保子じゃなくて河合奈保子なので、可愛くて当然なんっすが、で、地味な放火魔野郎の妨害にもめげず、何事もなかったかのように歌い始めていて、素晴らしいっすな。 ん? 何か妙にイントロ、長くね? そんな気がするだけで、そんなに不自然ではなかったりしますからね。 で、この後、 シブがき隊 がコケる…と。 「YMF 苦柿隊 -日本紅白 - 食壽司」 っすか。 YMFって、何なんっすかね? よさこい通貨基金? この歌、フルコーラスでまともに聞いたことがなかったんっすが、 アガリ、アガリ、アガリ、ガリ、ガリ、ガリ♪ こんな 「南京玉すだれ」 っぽいパートもあったんっすな。 お茶 = アガリと、甘酢生姜= ガリ の両方が出て来て、何気に作詞:岡田冨美子・S.I.S. のセンスが光るんっすが、S.I.S. って、何? …と思ったら、シブがき・板前・スペシャルの略なんだそうです。 で、1分47秒頃、おもいきり滑って、すっころんでおりますな。 吉川が歌唱を終えたステージ上にはシャンパンの水しぶきが残っており、シブがき隊の 「スシ食いねェ!」 歌唱中、布川敏和が足を滑らせて2回も転倒した。 この転倒については吉川のせいではなく、事前に予定していたパフォーマンスであったと布川は話している。 そんなことが書かれておりますが、いや、マジでコケてるっしょ? ま、確かに2回目のは、わざとっぽい気もするんっすが、マジなようにも見えるし、いずれにしろ、吉川晃司、迷惑過ぎぃ…。

 で、サラエボオリンピック。 北京オリンピックは木菜那 (お姉ちゃん) が2回スッ転んで、残念でありましたが、あれもまあ、吉川晃司の祟りだと思えば。 で、カーリングも最後に負けて残念でしたが、それもまあ、吉川晃司の祟りだと思えば。 吉川 (きっかわ) とか、スノボのキッカーで、めっちゃ跳びそうなんっすが、その後コケたら、やっぱり吉川 (きっかわ) の祟りということで。 で、サラエボ。 どこの国でしたっけ? ボスニア・ヘルツェゴビナ? “世界3大・声に出して読みたい地名” のひとつなんっすが、残りの2つはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国と、宝達志水町。 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国は、アレっすよね。 イングランド、ウェールズ、スコットランド、およびアイルランド島北東部の北アイルランドで構成されているんっすよね。 で、宝達志水町はアレです。 宝達町と志水町が合併したんだけど、名前で揉めて、こんな名前になってしまった…と。 そういうアレだと思っていたんっすが、違うんっすな。 2005年(平成17年)3月1日 - 羽咋郡内の志雄町と押水町が新設合併して発足。 町名を決める際に 「宝達町(宝達山から命名)」を推す押水町と 「志水町(志雄の「志」と押水の「水」)」 を推す志雄町が互いに最後まで譲らなかったため、二つをつなげて町名とした。 名前で揉めて、こんな名前になってしまったのは確かなんっすが、もともと宝達でも志水でもなかったんっすな。 僕は余所者なので、別にどちらかの肩を持つわけではないんっすが、これは断然、押水町が悪いっすな。 志雄の「志」 と押水の 「水」 で、志水町。 どちらの旧町名の一部も対等に組み込まれているし、何なら押水町 (おしみずまち) が志水町 (しみずちょう) になるワケなので、語呂的には志雄町のほうが譲歩してるっぽいのに、謎の 「宝達」 推し。 ま、旧町名の一部が対等に組み込まれていればエエというものでもないんっすけどね。 岐阜県の平田町と南濃町と海津町が合併して新しい市になる時の名前の候補に 「ひらなみ市」 というのがあったんっすよね。 平田の 「ひら」 、南濃の 「な」 、海津は「かいづ」 と読むんっすが、海の部分を “み” と読ませて、 ひら+な+み 。 あまりにも不評で、没になりました。 海津の海の部分を “み” と読ませて。 ここのところが 「強引過ぎやろ!」 と、旧・海津町民の怒りを買ったのではなかろうかと。 そんなこと言うたら、カーリングの鈴木夕湖 (すずき ゆうみ) のほうが強引やろ? 夕海 (ゆうみ) ならまだしも、夕湖 (ゆうこ) とか、下手したらタ湖 (たこ)としか、読めへんやんけ! そう、旧・平田と南濃の町民が反論して、収拾が付かなくなって、最終的には 「海津市」 という、旧・海津町の一人勝ちみたいな名前になっちゃいました。 ゴネ得もいいところなんっすが、ま、平田も南濃も、元々が 「海津郡」 なので、特に反対はなかったのではなかろうかと。 なら最初から 「海津市」 にしとけよ! …という話なんっすが、 ここ を見ると、 「ひらなみ市」 は公募2500件のうち、たった2件しか得票がなかったみたいだし。

 平田町・南濃町・海津町は旧・海津郡 (かいづぐん) なんっすが、愛知県の大治町と蟹江町と飛島村は、海部郡 (あまぐん) 。 アート・ペッパーの 『再会(Among Friends)』 というアルバムを見ると、海部郡の友達を思い出してしまうんっすが、あ、蟹江町って、弥富と合併したのかと思ったら、まだ単独で生き残っていたんっすな。 2006年(平成18年) 4月1日、海部郡弥富町が十四山村を編入合併して市制施行し、愛知県35番目の市として弥富市が誕生した。 あ、弥富って、十四山村を取り込んだだけなんっすな。 地味ぃ…。 で、弥富が弥富市、大治町・蟹江町・飛島村が海部郡なら、 「あま市」 って、どこや? そういう、何かプロフェッショナルに欠けてそうな、ダサい名前の市があるんっすよね。 んーと、 あま市 。 あ、海部郡のうち、七宝町・美和町・甚目寺町の3つが合併して出来たんっすな。 あま市。 あんまし、声に出して読みたい地名ではなかったりするんっすが、このWikipediaの無駄な充実ぶりは、何なんっすかね? で、 タレント 。 石川ひとみって、海部郡の出身だったんっすかぁ。 海部郡で 「まちぶせ」 してたんっすかぁ。 おお、可愛ぇぇ♪ 海部郡とか、あまり街灯とかなくて暗そうなのに、ちゃんと 「まちぶせ」 出来て、エラいっすよね。 で、その他、Mr.シャチホコも甚目寺の出身らしく、これはもう、タレント大国と言っても過言なんっすが、ま、さすがにこの2人で “大国” というのは、言葉が過ぎますよね。 大乃国でもいえば、大国と言っていいと思うんっすけど。 で、ご当地キャラは 「あまえん坊」 。 何か、思っていたのとぜんぜん違う見た目のキャラなんっすが、何でカエル? …と思ったら、職業: あまかえる寺のお坊さん。 あ、「あま」だから、アマガエルなんっすな。 ならそこは、お坊さんじゃなくて、尼さんやろ? そんな気がしないでもないんっすが、詰めが甘いっすよね、あま市だけに。

 そもそも、どうしていきなり1984年が出て来たのかというと、 前回 、話の流れでつい買ってしまった 『べーしっ君』 。 いや、後悔はしていません。 少なくとも これ よりは有意義なお金の使い方であったな。 そう、自分に言い聞かせているんっすが、100ワニ絵本が32ページで ¥1,320 なのに対して、こちらは394ページもありますからね。 12.31 × 100 = 1231ワニ相当。 ま、ドブに金を捨てた感は、似たようなものなんっすが、転んだらタダでは起きたくないので、せめて1回分くらいのネタにはしておかないと。 ゲーム誌 『ファミコン通信』 やパソコン誌 『ログイン』 。80年代半ば〜90年代半ばにこれらの雑誌を愛読していた方なら、“すぽーん!”などの擬音が象徴的な四コマ漫画 『ベーしっ君』 を覚えているはずです。 そうそう。 「すぽーん」 とか、 「すぽぽーん」 とか、 「すてらのなばびこーん」 とか。 オチに困ったら、ワケのわからん擬音でごまかす。 この手法に学ぶべきものは多いんっすが、連載開始は 『ログイン』 1984年7月号。 で、単行本のほうも1984年から始まるんっすが、そこに年表のようなものが付いてたんっすよね。 その冒頭が 「吉川晃司」 と 「サラエボオリンピック」だったんっすが、サラエボ (ボスニア・ヘルツェゴビナの首都) 。 “世界3大・エボ”のひとつなんっすが、残りの2つはランエボ (ランサーレボリューションの略)と、エボダイ (鯛の仲間の魚) 。 中ではエボダイが断トツにソソられるものがないんっすが、個人的に魚介類の類いが嫌いだし。 エボダイ (鯛の仲間の魚) と言っておきながら、実は鯛とはぜんぜん別の魚だったりするかも知れないし、 名前に 「タイ」 がつくけどタイの仲間ではない魚たち実は日本産魚類のうち、種の標準和名に「〜ダイ」(タイの意味) とつくものはたくさんおりますが(423種) 、そのうちタイ科に含まれるのは9種類だけです。 うわぁ、酷ぇぇぇ。 思ってた以上に、酷ぇぇぇ。 鯛詐欺、大概にせぇ。 そう、言いたくなっちゃいますが、これはもう、エボダイ (鯛の仲間の魚) と言っておきながら、実は鯛とはぜんぜん別の魚だったりする確率、ほぼ100%と言っていいのではなかろうかと。 ということで、 エボダイ名前にタイとつくが、マダイなどのタイ科ではなく、イボダイ科に属する。うーん、微妙…。 イボダイ科なら、鯛の仲間と言ってもいいんじゃね? そんな気がするんっすが、いや、マダイなどのタイ科でないなら、鯛の仲間とは言えない! そのように言い張る 「鯛原理主義者」 も多そうだし、別にどっちでもいいタイ。 そんな、投げやりな熊本人もいそうだし。 アサリの産地を偽装していた熊本人に、魚貝類を語る資格はないタイ! そんな厳しいことをいう人もいるだろうし、ハマグリはやっぱり桑名だよね♪ 関係ないところで地元をアピールする僕もいるし。

  “声に出して読みたい地名” がボスニア・ヘルツェゴビナなら、 “声に出して読みたい人名” の筆頭はマルクス・アウレリウス・アントニヌス。 最後のところ、マルクス・アウレリウス・アントニウスにしておけばいいものの、敢えて 「アントニヌス」 と捻ってくるところが、引っかけ問題っすよね。 で、んーと、 この人ローマ帝国の全盛期、五賢帝の最後のローマ皇帝。 ほぉ、五賢帝っすか。 めっちゃ賢そう。 “五アホ帝” ではないので、きっと賢いに違いありませんが、さて、ここで第1問。 五賢帝の名前をすべて挙げよ (5点) 。 けっこう難題っすな。 一人は分かるんっすけどね。 マルクス・アウレリウス・アントニウス! ブッブー。 ああ、しまったぁ! 勢い余って、口が滑ったぁぁぁ! 1点、取り損ねたぁぁぁ! こうなったもう、マグレでもなんでもいいので、適当にソレっぽい名前を列記して、ラッキー加点に期待するしかないんっすが、んーと、カエサル! シーザー! アウグストゥス! オクタビアヌス! アメンホテップ4世! 最後のはエジプト人のような気がしないでもないんっすが、源義経が海を渡ってジンギスカンだか、チンギス・ハーンだかになったのと同じように、アメンホテップ4世がスエズ運河を渡ってローマに遊びにいって、居心地がよかったのでそのまま居着いて、五賢帝のひとりになった可能性もゼロではないっすよね。 賢いんだから、それくらいは出来るやろ! …と。 んなことで、答え合わせ。 五賢帝ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウス。うわぁぁぁ、全滅やん…。 しかも最後、 マルクス・アウレリウスで、正解になってるやん! ちゃんと最後のアントニヌスまで、言わさんかい!

 で、次の問題。 1984年の冬期サラエボオリンピックでメダルを獲得した日本人選手の名前をすべて挙げよ (5点) 。 うわ、これも難問っすな。 サバくんは当時15歳くらいだったので、それなりに分別も付いて、ゴミの分別もちゃんと出来るお年頃だったと思うんっすが、サラエボオリンピックとか、まったく記憶にねぇ…。 こうなったもう、マグレでもなんでもいいので、適当にソレっぽい名前を書くしかないんっすが、んーと、スケートの黒岩ナントカ! で、正解は ここ 参照。 おお、高木菜那ちゃん、可愛ぇぇ♪ 個人的には佐藤綾乃もけっこう好きだったりするんっすが、あと、里谷多英も。 で、えーと、サラエボ。 このサイトだと分かりにくいので、 こっち銀 スケート スピードスケート男子500m 北沢 欣浩。 うわぁ、そんな人、いたっけ? で、スケートの黒岩ナントカは、1988年のカルガリーでしたか。 惜しい! で、サラエボは銀メダル1個、カルガリーは銅メダル1個、以上っ! 今と比べると競技の数が極端に少なかったとは言え、この当時、こんなにショボかったんっすなぁ。 それを思えば今回の北京オリンピック、十分に盛り上がりましたよね。 金メダルは金のメダルだし、金目鯛はキンメダイ科だし、銀は銀で、銀ヒラスとかいう魚がいるし、金よりも良いと書いて銀メダルだし (←まやかし) 、金と同じと書いて銅メダルだし (←まやかし) 、魚編に青いと書いて鯖だし、魚偏に堅いと書いて鰹だし、カツオ出汁、美味しいし。 何でもいいけど、魚偏に堅いと書いて鰹って、鰹節にされるのが前提の漢字だったりするんっすが、鯖だって干せばちゃんと鯖節になるし、足偏に果と書いて踝 (くるぶし) だし、とまあそんなこんなで、すぽぽーん♪


 んなことで、今日はベニー・ゴルソンっす。 有名っすよね。 で、日本でもかなり人気があります。 ジャズ・メッセンジャーズの 『モーニン』 というキラーコンテンツがあるのは、やっぱ強いっすよね。 タイトル曲はボビー・ティモンズのオリジナルだし、ゴルソンのテナーそのものは、決して評判がよろしくなかったりするんっすが、ゴルソンのオリジナルも4曲入っているし、何より、ゴルソン独特のアレンジあってのものだし。 テナー奏者としてよりも、作編曲家としての評価が高いキャラだったりするんっすが、 “ゴルソン・ハーモニー” なんて言葉もあるくらいだし。 個人的にはゴルハモよりも、ゴスロリのほうが好きだったりするんっすが、いいっすよね、ゴシックアンドロリータ。 とりあえずゴシックをゴシック体、アンドを明朝体、で、ロリータはブルボンのホワイトロリータにちなんで、白色にしてみたんっすが、白色はただ見えなくなるだけで、無意味でしたな。 マウスでドラッグしてやると文字が出てくるので、隠しロリータを楽しんで頂きたいんっすが、んなことで、 『テイク・ア・ナンバー・フロム・ワン・トゥ・テン』 。 手持ちの在庫が尽きたんで、新しいネタを探した結果、こんなのが見つかりました。 1960年のアーゴ盤なんっすが、 “1 TO 10” 。 これが何を意味するのかというと、1曲目はテナーの無伴奏ソロ、そこから順に1つずつ楽器が増えていって、最終的には十重奏団 (テンテット) になるという、 そういう趣向でありますな。 ゴルソンのアレンジャーとしての実力が存分に発揮されるに違いない、面白い企画でありますが、ただ、ジャケットのセンスは微妙っすな。 黒電話のダイヤルをあしらったんでしょうが、今時のヤングは黒電話とか、知らないし。 金正恩の 黒電話 は言い得て妙なんっすが、そうそう。 アメリカの黒電話のダイヤルにはアルファベットが書かれているんっすよね。 J.J.ジョンソンの 『ダイヤルJ.J.5』 で、それを知ったんっすが、ゴルソンはこいつをパク…じゃなくて、インスパイアしたのではなかろうかと。 ダイヤルの部分には曲名と参加メンバーが書かれているものと思われますが、とまあそんなことで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、歌物スタンダードの 「ユー・アー・マイ・スリル」 。 前述の通り、テナーの無伴奏ソロによるバラードなんっすが、図太いトーンによる吹奏は、意外と悪くありません。 テナー奏者としては、決して評価が高くないんっすが、さすがはプロだけあって、ソロでも十分に聞かせてくれるな…と。 で、1分36秒で早々と切り上げる分別も持ち合わせていて、分別、紋別、女満別。 北海道に移住しても、ちゃんとゴミの分別はやってくれそう。 で、次。 「マイ・ハート・ビロングズ・トゥ・ダディ」 。 コール・ポーターの曲みたいなんっすが、いいっすよね、コール・ポーター。 凍った道でも荷物を運んでくれそうで。 が、コール・ポーターの曲は個人的にはあまり好きではなく、が、ジャズマンには好まれていて、恐らく、コード進行が面白いとか、そういった理由ではないかと思われるんっすが、この曲の譜面は こちら 。 わはははははははは。 こいつは面白ぇや。 ニコッと笑っているように見える箇所がいくつかあるんっすが、演奏のほうはスロー。 で、テナーに加えて、トミー・ウィリアムスという、トニー・ウィリアムスのパチモンみたいな人のベースが入ります。 ベースの人って基本、このコードを演奏するんっすかね? テナーとベースのデュオ、ぶっちゃけ、地味の極みであるな…と。

 で、次。 「ザ・ベスト・シング・フォー・ユー・イズ・ミー」 。 微妙に曲名が違う気がするんっすが、アーヴィング・バーリンの これ ? Recorded versions のところにゴルソンの名前がない気がするので、あるいは、あまり大したバージョンではなかったりするのかも知れませんが、アルバート・ヒースが加わって、テナー・ベース・ドラムスという変則トリオでの演奏となります。 いかにも歌物らしいミディアム・テンポのリラックスした仕上がりなんっすが、タイコが入って、かなりソレっぽくなってきましたな。 が、やっぱり何か、物足りねぇな…と。 で、次。 「インプロンプチューン」 。 ゴルソンのオリジナル、キタぁぁぁぁ♪ で、ピアノもキタぁぁぁぁぁぁ♪ しかもシダー・ウォルトン。 いいっすよね。 今、世の中には色んな名前のブランド豚が出回っているんっすが、シダオル豚 (とん) とか、よさそう。 餌に羊歯(シダ)植物しか与えないことによって心を折る、羊歯(シダ)折る豚 (トン) です! …みたいな。 ストレス・マックスで、不味そう…。 何でもいいけどシダ植物って、どうして羊歯(シダ)って書くんっすかね? 葉っぱのギザギザが羊の歯に似ているから? 羊の歯とか、じっくり見たことがないので、本当にシダっぽいかは不明なんっすが、 シダ植物はなぜ「羊歯」という漢字なのか羊の歯に似ていることから生まれた熟語ともいわれるが、異説もある。 ま、そうでしょうな。 多分、そんな事だと思ってました。 『ひつじがすき』 ⇒p90〜91 ひつじの歯の説明や写真が掲載されている。 そう書かれているだけで、肝心のひつじの歯の写真がないんっすが、ま、この問題は前半のネタに困った時用に取っておくとして。 で、演奏のほうはアレっす。 やっぱ、これやな! …と。 サックス + ピアノ・トリオ。 このフォーマットがジャズの基本やな…と。 テーマそのものはシンプルで、さほど ゴルソンらしさを感じさせるものではないんっすが、それに続くテナーのソロは、ちょっぴりコルトレーンの 「ジャイアント・ステップス」 を彷彿させるものがあったりして、さすがはプロだけあって、テナー奏者としても、普通にイケるやん♪ …と。 続くシダーのソロは、ちょっぴり控えめなんっすが、ま、それなりに持ち味は発揮しているな…と。 で、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 ゴルソンのオリジナルで、 「リトル・カリン」 。刈らん、借りん、かるん、可憐、歌論。 “か” の五段活用の中では 「かりん」 がいちばん借金しなさそうで健全なんっすが、 歌論 : 和歌についての理論的認識。 こんな単語があるんっすな。 で、 「かるん」 に関しては思い当たるものがなかったんっすが、猫まっしぐらはカルカン、ピンクレディはカルメン’77、結石になりそうな明治のお菓子は カルミン 。 惜しいのはあるんっすけどね。 で、 「小さなカリン」 。 ロリコン受けしそうなタイトルなんっすが、僕は和ロリ専門で、洋ロリには興味がないので、洋ロリヒ〜♪ 興味がないと言いつつ、ちょっぴりテンションが上がってますが、ミディアム・スローのファンキーで可憐な曲調は日本人受けすること、間違いなし。 で、演奏のほうはフレディ・ハバードが入って、トランペット + サックス + ピアノ・トリオの2管クインテットが完成。 このフォーマットがジャズの完成形っすよね。 ゴルソン・ハーモニーも管楽器が複数入ってこそなんっすが、魅惑的なテーマに続いて、テナーのソロがフィーチャーされて、でもって、ハモリ具合が絶妙なテーマに戻って、おしまい。

で、次。 またまたゴルソンのオリジナルで 「スウィング・イット」 。 名前の通り、アップ・テンポで軽快にスウィングするソレなんっすが、イントロなして、いきなりテナーのソロで始まります。 いかにもゴルソンらしクドい吹きっぷりなんっすが、で、その後、ラッパが加わってテーマらしきものが始まったりして、この辺りの展開は、さすがやな…と。 で、続いてカーティス・フラーのソロが登場。 ゴルソンが最も得意とする3管編成であることが判明するんっすが、で、以下、ハバードのソロ、テナーとドラムスの4バース、2管による合奏パートと続いて、最後にピアノのソロが出て来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、完璧でした。 もうこれ以上、楽器の追加はいらないな。 そんな気がする完成度の高さだったんっすが、で、次。 「アイ・フォーリン・ラブ・トゥ・イージリー」 「惚れっぽい私」 という、安っぽい邦題があったりする歌物なんっすが、チェット・ベイカーのヴォーカルなどで知られるバラードの名曲っすよね。 それをゴルソンは4管入りのセプテットで料理しているんっすが、テナーがリードする主旋律に残りの3管が絡むテーマ部のアレンジは、意外とシンプル。 で、そのままテナーのソロになるので、言うほど七重奏団っぽくなかったりするんっすが、ま、これはこれで、いっかぁ…と。 で、時おりハモリが聞かれたりするテーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「アウト・オブ・ジス・ワールド」 「この世界の外側」 っすか。 これ を見ると、極好的、非常棒的といった意味があるみたいなんっすが、この世の物とも思えないくらい。 あ、なるほど。 ゴルソンはこの非常棒的ソングをミディアム・ファストで軽快に料理しているんっすが、ここから先、ピアノが抜けて、ホーン、もしくはブラスが、一段と比重を増すようになります。 テナーのソロと重厚なアンサンブルとの絡みが聞き所になるかと思われますが、途中、おそらくフレンチホルンと思われる、ちょっぴり息苦しい系楽器のソロも聞かれます。 個人的にはフレンチよりも破廉恥のほうが好きなんっすが、ま、悪くはないかな? …と。 で、次。 ゴルソンのオリジナルで、 「ザ・タッチ」 「ザ・おさわり」 っすか。 とりあえず 岩崎良美 2011Ver なんっすが、良美ちゃん、肩だとか、膝だとかに自分でタッチしてますな。 「ここ」 って、そこちゃうやろ? ここ やろ? そんな気がしないでもないんっすが、無論、これとは別の曲で、多数の管楽器を駆使した重厚なサウンドが堪能出来るな…っと。 で、ラスト。 これもゴルソンのオリジナルで 「タイム」 。 多数の管楽器を駆使した重厚なサウンドが堪能出来て、アート・ファーマーのソロも聞くことが出来て、でもって、今日のところは以上っす。

【総合評価】 なかなか面白いコンセプトの1枚でありました。 わはははははははは。 こいつは面白ぇや。 で、結論からいうと、やはりジャズはピアノが肝やな…と。 で、管楽器は1〜3本、多くても4本までが無難やな…と。 多ければ多いほどいいというワケではなくて、過ぎたるは杉田かおる。 そういったアレであることが判明したんっすが、テナー奏者としてのゴルソン、作編曲家としてのゴルソン、その両面を楽しむことが出来て、お得感があって、オススメ☆


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