LIVE IN PARIS (HIGH NOTE)

HOUSTON PERSON (2019/9/8)

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【パーソネル】

HOUSTON PERSON (ts) PETER BERNSTEIN (g) BEN PATERSON (org) WILLIE JONES V (ds)
【収録曲】

(01-03) SWEET SUCKER / ONLY TRUST YOUR HEART / EASY WALKER
(04-06) THE WAY WE WERE / LESTER LEAPS IN / SINCE I FELL FOR YOU
(07-08) SUNNY / JEAN-JAURES SHUFFLE
【解説】 ( 2022年08月21日更新 / 連載 1,502回 )

 うぉぉぉぉぉぉぉ。 届いたぁぁぁぁぁぁ。 やったぁぁぁぁぁぁぁ! 何が届いたのかというと、( 前回 の粗筋) 会社から支給された2世代くらい前 (?) の空調服が、ダサい上に、期待したほど涼しくないので、自前で新しいのを買うことにした。 で、その自前で買った、新しい空調服…じゃなくて、ファン付き作業服が届いたんっすが、 「空調服」 という名前は、頑張れ!登録商標 「空調服」 !!普通名称化を防止せよ …というので、株式会社セフト研究所及び株式会社空調服の製品以外では使えなかったりするんっすよね。 が、時、既に遅し。 出始めた当初は、あのおじさん、服に 「せんぷうき」 付けてるぅ! …と、幼女に指をさされて、笑われる (ような気がする) キワモノだったんっすが、今では土木作業員の80%以上が使ってるんじゃね? …という気がするくらい、一般化しました。 で、誰も 「ファン付き作業服」 などとは呼ばず、 「空調服」 と呼んで、完全に普通名称化しちゃっているんっすが、株式会社空調服も、そのことを嘆くのではなく、自分たちが開発した商品が、一般名詞にまるまで普及したことを、むしろ誇ればいいと思うんっすけどね。 で、株式会社空調服というのは、ま、分かるとして、社名が 「そのまんまやんけ!」 というのも、とりあえず置いといて、株式会社セフト研究所。 これ、何者や? …というのが、ちょっと気になりました。 株式会社カバトット研究所なら、 「カバトット」 を研究する会社なんやろな。 …というので、何の疑問もないんっすけどね。 そんなもん研究して、何の意味があるんや? …という疑問は、とりあえず置いといて、株式会社セフト研究所。 セフトとカバトットって、最後の「ト」しか、合ってへんがな! …という問題も置いといて、これ一体、何を研究する会社なんや? …と。 会社のほ→むぺ→じ を見ると、www.seft.co.jp なので、どうやら 「seft」 を研究するリミテッドなカンパニーっぽいんっすが、 沿革 。 ほぉ、株式会社ソニーを退社っすかぁ。 ちなみに僕は来週、出雲大社へ行こうと思っているので、同じ 「たいしゃ仲間」 と言えそうなんっすが、そう考えると、ちょっぴり親近感が湧きますよね。 が、調べて見たら出雲大社って 「いずもたいしゃ」 じゃなく、 正式には 「いずもおおやしろ」 なんっすな。もっと正確に言うと 「いづもおほやしろ」 。 となると、ぜんぜん同じ 「たいしゃ仲間」 なんかじゃなくて、まったく親近感を持てなくなってしまうんっすが、2004年2月空調服販売のため、株式会社ピーシーツービー(現株式会社空調服)を設立。 空調服って、そんな昔からあったんっすな。 あのおじさん、服に 「せんぷうき」 付けてるぅ! …と、指さして笑った当時5さいの幼女も、今では23歳。 面接試験で 「空調服という、画期的な新商品を開発された先見の明に感銘を受けて、御社を志望しました!」とか言って内定を勝ち取って、株式会社空調服の空調の効いたオフィスで 「空海に浣腸して、くうちょう〜♪」 とか、ワケの分からないことを言って古参社員に迷惑を掛けていたりしているかも知れず、株式会社空調服の人事部の採用担当者も、今ひとつ人を見る目がないなぁ…と。

 で、空調服販売のため、株式会社ピーシーツービー (現株式会社空調服) を設立したところまではよかったんっすが、その後、この 「空調服」 は、ドロドロの法廷闘争を繰り広げることになります。 んーと、 ここ 参照。 うぉぉぉぉぉぉ。 空調フェイスシールド、凄ぇぇぇぇぇぇぇ! この、頭からビニール袋を被ってるっぽい安っぽい質感は、もうちょっと何とかならなかったのか? …とか、せめて、モデルは23歳の女子社員に出来なかったのか? …とか、言いたいことはいくつかあるんっすが、記事を読む限り、あ、こりゃ、株式会社サンエスが悪者やな…と。 新しく 「空調風神服」 というブランドを立ち上げた会社っすよね。 名前、ダサっ! 一方、株式会社空調服及びセフト研究所は対抗して、 「元祖空調服」 を名乗ったりしているんっすが、正直こっちも名前、ダサっ! ということで、僕は 「バートル」 の空調服…じゃなくて、ファン付き作業服を買うことにした…と。 前回、そこまで話が進んでいたかと思います。 ファン付き作業服には長袖タイプと半袖タイプとベストタイプがあって、どれも一長一短。 ざっくり言うと、長袖タイプが袖が長くて、半袖タイプは袖が短くて、一長一短かな? …と。 どれがベストな選択なのかというと、個人的にはベストタイプがチョッキかな? そんな気がするんっすが、洗濯する時に袖が絡まないことを最優先に考えると、ベストの洗濯がベストな選択かな? …と。 が、土建屋業界で、ベストタイプは推奨されていないんっすよね。 その理由は、袖が無いと、袖の下を使えないから…ではなく、単純に袖が無いと怪我のリスクが増えるから。 んなことで、長袖タイプの これ を買ってみることにしました。 カラーはインディゴ…って、どんな色でしたっけ? いい林檎の略? それは 「イイリンゴ」 だからインディゴではないし、んーと、インディゴは藍 (あい) のこと。天然の藍色染料で、織物などを染めた後、空気にさらして酸化発色させる。主にジーンズやデニムに使われている。もともとインド産の藍が使われたことからこの名がついた。現在では合成染料で染めることが多い。 おおなるほど。 こういう色っすな。 バートル “AC1171” のインディゴは、もうちょっと明るい感じの藍色と黒とのツートンになっていて、カッコええ♪ ま、実物を見てみないと、何とも言えないんっすが、写真から描いていたイメージと、何か違う…。 そういうことは、よくありますからね。 で、実物が届きました。 おお、カッコええ♪ イメージ通りっすな。 で、思ってたよりもずっと、生地がペラペラ。 これは別に不満を述べている訳ではなく、思ってたよりもずっと生地がペラペラで、いいな♪ …と。 以前、会社から支給された株式会社空調服の 「元祖」 空調服は、いかにも作業服っ! …といった感じのもっさりとした生地で、存在そのものが暑苦しかったんっすが、バートルの “AC1171” は、ウインドブレーカーみたいな感じで、さっぱり。 会社から支給された株式会社空調服の 「元祖」 空調服、今後、これを 「元祖空調服」 、更に略して 「元服」 と呼ぶことにしますが、読み方は 「もとふく」 でも 「げんぷく」 でも、お好みに合わせてどちらでも。 その元服は色が白っぽくて汚れが目立ち、 “初仕事” として、マンホールポンプの不具合調査に向かったら、マンホールの蓋に溜まった雨水で速攻、袖口が茶色に染まって、僕の心はブルーに染まる。 そんな事態に陥ってしまったんっすが、この新しいバートルの奴は撥水加工されたポリエステルなので、汚れても綺麗な水で拭けば、綺麗になりそう。 綺麗な水ではなく、マンホールの中の汚水 = ウンコ水で拭いたら、余計に汚くなりそうなんっすが、ま、それはどんな素材でも同じだと思うし、ま、そんなこんなで “服の部” に関しては、イメージ通りというか、期待以上だったんっすが、何でもいいけど “服の部” って、ちょっぴり服部 (はっとり) っぽいっすよね。 服部と言えば、忍者ハットリくん。 そのモデルになった服部半蔵は、実は桑名の人だったりします。 桑名で何をやっていたのかというと、忍者…ではなく、家老。 エエぇぇぇぇ…。 何かイメージと違う…。 ここ 参照なんっすが、あ、忍者の頭領として有名だった服部半蔵は初代で、桑名藩家老の服部半蔵は12代目なんすな。 そりゃ、イメージと違っても、しょうがないな…と。

 で、イメージと違うと言えば、バートルのファン付き作業着の “服の部” と同梱で送られて来た “ファンとバッテリーの部” 。 セットで注文したので、当然、バートルの これ が付いてくるものだと思い込んでいたんっすが、何か、違くね? 何か、 こんなの が送られて来たんっすけど…。 調べてみたらどうやら、クロダルマ株式会社というところの製品らしいんっすが、元祖空調服や空調風神服は、名前がダサいので、わざわざバートルを選んだのに、よりによって、クロダルマ。 最悪やんけ! 昭和17年創業・広島県府中市のクロダルマ株式会社は、総合的なワーキングメーカーをめざし、作業服をはじめとした様々なワーキングウェアの開発・販売をしています。 作業服メーカーとしては老舗みたいなんっすが、いかんせん、名前が…。 何でもいいけど、広島県府中市っすか。 空調風神服の株式会社サンエスは広島県福山市だし、バートル (旧社名:クロカメ被服株式会社) は広島県府中市だし、作業服業界は広島が強いんっすかね? いずれにしろ、同じ広島県府中市の作業服メーカーだからと言って、バートルの服に、クロダルマのファンとバッテリーを組み合わせる “抱き合わせ商法” のような詐欺行為が許されるワケがなく、楽天市場の販売店に苦情メールを送り付けてやらねばなりません。 んーと、 これ っすな。 ・・・・・・・・ 。 思いっきり 「2022年新商品 撥水/防汚 UVカット フルハーネス 長袖/クロダルマ15Vバッテリーファン フルセット/電動ファン用ウェア AC1171 KS100/ M〜3XL 作業服 作業着 BURTLE AIRCRAFT」 って書いてあるやん! クロダルマ15Vバッテリーファンの写真もいっぱい載ってるやん! どうしてこれで、バートルのバッテリーとファンが付いてくると思い込んでしまったんでしょうな? ま、確かに、上のほうの写真のファン付き作業着の写真には、バートルのバッテリーとファンが写っているので、ここだけを見て、何か、安いな♪ …と浮かれて、最後までよく見ずにポチっちゃう奴がいるかも知れませんが、うーん…。 別段、クロダルマのファンとバッテリーが、性能的にそんなに劣っているワケではないし、デザイン的にもシンプルで、特に問題があるワケではないし、ファンとバッテリーとか、そんなに他人に見られるところでもないし、別に問題ないと言えば、そうなんっすが、何か、嫌。 喩えて言うなら、ニコンの一眼レフカメラに、タムロンのレンズを付けているような。 カメラに興味のない人には、あまりピンとこないかも知れませんが、「Office ソフト付き!」 というノートパソコンを買ったら、マイクロソフトじゃなくて、キングソフトの Office だった…みたいな。 マイクロとか、「微少」じゃん! やっぱ、キングソフトがソフトの王様じゃん! 強がれば強がるほど、自分が空しくなりますよね。 クロダルマかぁ。 うーん…。

 んなことで、バートル純正のファンとバッテリー、買いました。 値段だけ見て、何か、安いな♪ …と浮かれて、ポチってしまって、結局、「安物買いの銭失い」 みたいになってしまったんっすが、んなことで、超・期待が高まるバートル (服) +バートル (ファン) +バートル (バッテリー) のファン付き作業服。 その涼しさ具合はどうだったのかというと、風量が多いだけあって、なかなかイケる♪ …ような? そんな気がしないでもないんっすが、スペック的には

  型落ち元服: 3.3V 25.8L/秒 24時間以上  5V 36.8L/秒 18時間 6V 42.2L/秒 12時間 7.2V 48.8L/秒 8時間
  バートル : 6V 32L/秒 30時間  9V 46L/秒 15時間 12V 61L/秒 7.5時間 17V 80L/秒 1時間+5時間

 こんな感じ。 型落ち元服はバッテリーの持ちを考えて5Vで使っていたんっすが、ぶっちゃけ、あんまり涼しくないな…と。 バートルはスイッチを入れると9Vで起動するので、それで使ってみたんっすが、風が強くて、涼しいな♪ …っと。 が、冷静に比較してみると、型落ち元服も6Vで使えば

   型落ち元服 6V 42.2L/秒 12時間以上 VS バートル 9V 46L/秒 15時間

 で、言うほど、差はないような? よくよく考えたらバッテリーでファンを回すだけの話なので、そんなに差が出る筈がないんっすよね。 最新型は最大出力が高いので、いざという時に、一時的にめっちゃ風を送って、涼しくなったような気分を味わえる…という利点はあるんっすが、ちなみにバートルの 「17V 80L/秒 1時間+5時間」 というのは1時間後に自動的に12Vに切り替わって、残り5時間は何とかイケる。 そういうモード。 ちなみにクロダルマの奴は

  クロダルマ: 8V 48L/秒 13時間  10V 60L/秒 8時間 12V 70L/秒 5時間以上 15V 86L/秒 1時間+3時間

 風力はバートルよりも上なんっすな。 その分、バッテリーの持ちが今ひとつで、一長一短なんっすが、その他のメーカーも含めた比較は ここ 参照。 「月とすっぽん」 と言えるような差はなくて、ま、 「亀とすっぽん」 と言った感じっすな。 似たり寄ったり、五十歩百歩、目くそ鼻くそを笑う。 いや、どのメーカーも 「くそ」 ではないので、 最後の諺は適切ではないんっすが、 鍋がやかんを黒いと言う 。 そんなのもありましたよね。 で、昨日、いよいよ実戦投入することにしたんっすが、 前回 参照の梅下くん (仮名) 。     あ、でも、クロダルマにだって、未来はあるから! 今でこそクロダルマなんだけど、クロカメ被服株式会社 → バートルに習って、クロダルマ → ブラックマルダーとかに社名を変更すれば、大化けする可能性がゼロではないから! よく見なかったんだけど、もしかして、バートルの奴かな? …と思ったら、やっぱりそうでした。 ファンにしっかり 「B」 のマークが入ってました。 で、くらクン (仮名) 。 彼は元・塩サバ物産 (仮名) の社員だったんっすが、あまりにも優秀で仕事が出来すぎて、ウチの会社を辞めて、独立して頑張っているんっすが、本名のほうは 「4大回転寿司」 のうち、スシローくんや、かっぱクンではない。 そんなヒントで察して頂けたらと。 で、その、くらクン (仮名)もファン付き作業着を着用していたんっすが、ファンにはやっぱり 「B」 のマークが。 バートル、人気っすな! で、前回参照の梅下くん (仮名)、「あれ?さばさん (仮名) も空調服、買ったんっすか?」 「そう。 会社で貰ったやつ、着てみたんやけど、今ひとつでさぁ。」 「…っすよね!」 会社から支給された型落ち元服、不評なんっすよね。 で、僕のファン付き空調服のファンに付いている、燦然と輝く 「B」 のマークを見て、「同じメーカーっすね!」 「そう♪」 いやあ、ファンを買い換えておいて、よかったっす。 で、なければ、「それ、どこのメーカーっすか?」 「い…、いや、服はバートルなんやけど、ファンは、く…クロダルマ…。」 「 ・・・・・・ 。」 そこで会話が途切れるところでした。 先輩としての威厳を保たなくなるところでした。 クロダルマも製品としては悪くないと思うんっすが、せめて、人前で口に出しても恥ずかしくない名前にして貰わないと。 どうしても、西原理恵子の漫画に出てくる 「なめだるま親方」 のイメージが…。 バートルも、元を正せばクロカメ被服株式会社なので、クロダルマ株式会社も 「ブラックダルマー」 とかに改名すれば今後、さばクンにファンを使って貰えるようになる可能性があるし、何なら、もうちょっと捻って 「黒ブラのダライ・ラマ」 にしてもいいし。 個人的にはダライ・ラマよりも、「タラヲ氏ね」 のほうが好きだったりするんっすが、事例にある 「まねっ子タラちゃん」。 ああ、これ、タイトルを見ただけで、殺意が湧いてきますな。 想像しただけで、糞ウザそう。 で、 「ナミノ手ぶらの守」。 これがちょっと謎なんっすが、んーと、 これ っすか。 お金をくすねるノリスケ、チクリ魔タラオと炎上コンビが安定のやらかし! この表題を見ただけで、殺意が湧いてきますな。 想像しただけで、以下略。 他に事例として 「デート」 「タラちゃん空気を読む」 の2本が挙げられているんっすが、個人的にはここに 「タラちゃん、ようするに」 を追加したいところでありますな。 マジでウザいんっすよね、あの回のタラヲ。 「何が “ようするに” だ。子供の癖に生意気だぞ!」 と、近所のガキに殴られて、タラヲが泣くのを見て、溜飲が下がったんっすが、そういう意味では、なかなかの “良回” だったんっすけど。

 とまあそんなこんなで、使わなくなったファンはノートパソコンに取り付けてみることにしました。 ほれ 。 左右からいい感じに風が吹いてきて、僕の顔面をそよがせて (←推測) 、これさえあえばエアコンなしで厳しい残暑を乗り切れそう。(←願望) 電気代が節約出来て、地球にも優しくて、いいことづくめ。 ということで早速、スイッチ・オン。 風量・マックス。 ぶぉぉぉぉぉぉぉぉーん♪ 喧しいわ! 気が散るわ! 目障りや! しかもこれ、空気を吸われる方向やんけ!もうエエわ! …ということで、おしまい☆

 んなことで、今日はヒューストン・パーソンす。 地味&謎キャラっすよね。 過去にこのコーナーでも2度ほど取り上げたことがあるんっすが、 これこれ 。おお、2つめは築城基地の航空祭っすか。 懐かしいっすな。 築城 (ちくじょう) 基地じゃなくて、築城 (ついき) 基地。 今年度は航空祭が復活しているみたいなんっすが、築城はやるんっすかね? んーと、 ここ 。 んーと、無いっぽい。 が、芦屋基地航空祭が9月4日 (日) にあるんっすな。 あの高級住宅街に自衛隊の基地? …と思われるかも知れませんが、そっちの芦屋ではなく、福岡県遠賀郡。 ここ 参照。 「芦屋和風香味空上げ丼」 とか、ありますな。 航空祭の屋台とかで食べられるんっすかね? いや、レシピが書かれているので、自分で作れ! …という事っすか。 で、岐阜基地は 「東海3県串空上げ」 。 あ、四日市のトンテキなんかフィーチャーしちゃってる! そこは、桑名の焼きハマグリ風やろ? そう、思わずにはいられませんが、見損なったぞ、岐阜基地。 ということで、ヒューストン・パーソン。 過去のネタにも必ず書かれているものと確信しますが、ヒューストンからやってきた人々っすよね。 めっちゃ、凧を揚げるのが上手そう。 ヒューストンといえば、 これ っすもんね。 「ヒューストン基地空上げ」は、凧揚げにちなんで、タコの唐揚げがいいかと思うんっすが、アメリカ人、タコ食うんっすかね? インディアン、嘘つかない。 アメリカ人、タコ食わない。 そんな人種だったような気もするんっすが、で、ヒューストン・パーソンの経歴等に関しては、過去のネタに書いてあったりするかも知れないので、省略。 で、今日はそんなヒュー・パーの 『ライブ・イン・パリ』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 2019年の録音。 まだ生きているのか、ちょっと心配になってしまうんっすが、1934年生まれ、サウスカロライナ出身のベテラン・テナー・サックス奏者、ヒューストン・パーソンの新作は、2019年9月8日パリのジャズ・アラビレット・フェスティバルに出演した時のライブ録音盤。 ピーター・バーンスタイン (g) 、ベン・パターソン (org) 、ウィリー・ジョーンズ3世 (ds) という彼がこれまで何度も録音しているオルガンとギターをフィーチャーしたカルテット編成によるもの。 ソウルフルでメローな彼のテナーの魅力が最大限に発揮されるフォーマットと言え、アーシーでしっとりとした独特な節回しが聴きものです。 「オンリー・トラスト・ユア・ハート」 「イージー・ウォーカー」 「追憶」 「レスター・リープス・イン」 「サニー」 など収録曲はおなじみのスタンダード曲が中心の全曲、どの曲も感情表現が見事で素晴らしい。 そんな1枚っす。 1934年生まれで、2019年ということは、85歳くらい。 爺ちゃん、大丈夫か? ちょっと心配なんっすが、テナー、ギター、オルガン、ドラムスという、コテコテのソウル・ジャズな編成も日本では不人気なので、期待薄かなぁ…と。 んなことで、とりあえず演奏を聞いてみることにしましょう。

 まずは1曲目、 「スイート・サッカー」 。 どこかで聞いたことがあるような気がするんっすが、ジョニー・グリフィンのオリジナルなんっすな。 自分のリーダー作ではなく、 これ に入ってるっぽいんっすが、 韓国っすかぁ。 会社の旅行で行きましたなぁ。 読み返してみたら、ちょっとアレだったので、中身にはあまり踏み込まないようにして、「スイート・サッカー」 。 2曲目に入ってます。 これまたアーシ ーなムードがよろしい。 それだけしか書いてありません。 ところどころに不要な半角スペースが入っていて、読みにくかったりするんっすが、当時、Zaurusで書いた原稿を塩サバ2号に送り付けて、それをhtmlに直して、アップして貰っていたので、その過程でおかしくなってしまったのではなかろうかと。 で、これ、言うほどアーシーなムードか? そんな気がしないでもないんっすが、もしかしたらそれはベニー・グリーンのトロンボーンに起因するものかも知れず、ここでのヒュー・パー版は、そこまでアーシーではなく、適度にソウル。 そんな感じ。 ソウル、行きましたなぁ。 おかげで、ソウル・ジャズというと、キムチ臭い印象だったりするんっすが、関係ないっすよね。 ライブなので、まず最初に拍手の音が聞こえて、そこから演奏が始まるんっすが、イントロなしで、いきなりテーマから始まります。 で、その後、テナーのソロが始まります。 何と言うか、ベテランの風格っすな。 85歳っすからね。 棺桶に片足を突っ込んでる…と言ってもいいお年頃なんっすが、そのプレイは若々しく、時にはワイルドで、まったく古臭さを感じさせなくて、イケるやん! 続いて出てくるギターのピーター・バーンスタインは、寡聞にしてよく知らん人なんっすが、ちょっぴりアーシーで、ちょっとアレやな…と。 中盤以降、割とノリノリになってきて、悪くなかったりするんっすが、で、それに続くオルガンはベン・パターソンでありますか。 ドン・パターソンなら聞いたことがあるんっすが、ドンじゃなくて、ベン。 ベンでは、「芦屋和風香味空上げ丼」 が 「芦屋和風香味空上げ弁(べん)」 になっちゃうんっすが、ま、弁当でも別にいいな…と。 「空上げ便(べん)」 だと、ちょっと嫌なんっすけどね。 で、このベンちゃんのオルガンがグルーヴィで悪くない…というか、むしろ、よかったりするんっすが、で、最後、ts→ds→g→ds→org→ds の4バースで大いに盛り上がって、おしまい。 いやあ、いいじゃん♪

 で、次。 「オンリー・トラスト・ユア・ハート」 。 これはアレっす。 神曲っす。 ダンテ? いや、ダンテの「神曲 (しんきょく) 」 じゃなくて、神曲 (かみきょく)。 詳しくは ここ私はベニー・カーターと言えばスウィング・スタイルのイメージが強くてボサノヴァ調の "Only Trust Your Heart" とはどうも結びつかないのですが、うんぬん。 僕もまったく同じイメージだったんっすが、軽いボサノヴァのリズムに乗った、究極の美メロ。 たまらんっ♪ ヒューストン・パーソンの演奏は、ややポップな仕上がりだったりするんっすが、ソウルフルなテナーとスローなオルガンが醸し出す、スローなグルーヴ。 そこにギターが絡んで来て、これはもう、たまらんっ♪ そっと目をとじて、静かに耳をすませば、蘇る子供の頃の記憶。 小学5年生の夏、家が火事で燃えたなぁ。「てつじ」 という奴に虐められたなぁ。 ニシダとマエダにも虐められたなぁ。 何か、嫌な思い出ばかり蘇ってきたんっすが、見た目が磯野カツオに似ていたんっすよね、てつじ。 てつじ = カツオ、憎し。 そんな思いが、今の 「タラヲ氏ね」 に繋がっているのかも知れませんが、で、続くギターのソロも悪くないし、その後を受けるベン・パターソンのソロも絶品。 オルガンの音色って、郷愁を呼び起こしますよね。 ああ、焼豚、食いてぇ。 それは郷愁ではなく、チャーシューを呼び起こされているだけなんっすが、でもって、美メロのテーマに戻って、おしまい。 いいっ♪ めっちゃ、いいっ♪

 で、次。 「イージー・ウォーカー」 。 (前略) 「イージー・ウォーカー」 (中略) など収録曲はおなじみのスタンダード曲が中心。 そう、書かれていたので、おそらくおなじみのスタンダード曲なんだと思いますが、軽いポップな感じの曲。 ギター、テナー、オルガンと続く各自のソロも、悪くないな…っと。 最後は参加者各位の掛け合いで盛り上がって、で、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 「ザ・ウェイ・ウイ・ワー」 。 これが 「追憶」 って奴なんっすかね? んーと、 これ 。 バーブラ・ストライサンドっすか。 え? バーバラ・ストライザンドちゃったん? …というのは置いといて、いや、神曲っすな。 で、ヒューストン・パーソンは原曲のイメージを崩さないよう、スローなテンポでストレートにテーマを歌い上げております。 泣けます、鮭鱒、カカオマス。 前々から疑問だったんっすが、カカオマスの「マス」って、何なんっすかね? サザエさんの夫? それだとカカオマスオになっちゃうんっすが、 カカオマスとは? カカオ豆の胚乳部を 「カカオニブ」 と言い、それをすりつぶしたものを 「カカオマス」 と呼んでいます。 なるほど。 分からん。 ま、そんなこと知らなくても、チョコレートを美味しく食べられれば、それでいいんっすが、で、演奏のほうはテナーに続いて、オルガンのソロが登場。 出だしは控えめながら、次第に感情が高ぶっていく様が、とってもエモーショナル。 で、その後、ギターのソロを挟んで、ヒューストンが再登場。 感情をむき出しに、思いの丈を絞り出すような熱いブロウを聞かせ、あ、今の僕、ちょっと、はしたなかったカナ? …と、正気に戻って、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったな♪ …と。

 で、次。 「レスター・リープス・イン」 。 とっても調子のいいナンバーで、アップ・テンポでジャンピーな演奏が繰り広げられております。 終盤は何とかという人のタイコのソロがフィーチャーされてます。 観客、盛り上がってます。 で、次。 「シンス・アイ・フェル・フォー・ユー」 。 とってもブルージーなナンバーで、スロー・テンポでアーシーな演奏が繰り広げられております。 で、次。 「サニー」 。 ソニー・クリスの これ が真っ先に頭に浮かぶんっすが、こうやって無料 (ただ) で演奏が聞けちゃうのって、どうなんっすかね? 著作権、どうなってんねん? JASRAC、仕事しろ! Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers ジャパニーズちゃうから、エエねん。 そういうアレだったりするのかも知れませんが、なら、アメラック、仕事しろ! で、これ、元々はR&Bの曲なんっすな。 ボビー・ヘブ (Bobby Hebb、1938年7月26日 - 2010年8月3日) はアメリカ人のR&B/ソウル歌手・ピアニスト・作曲家。 1966年のヒット『Sunny』で知られる。 んーと、 これ 。 これはこれで、クリスとはまた違った良さがあったりするんっすが、ヒューストン・パーソンのバージョンも、それはそれで、また違った良さがあるよな…っと。 楽器編成もあってか、クリスよりもより一層、リズム&ブルースな雰囲気が強かったりするんっすが、テーマの後に出てくるギターのソロが、なかなか。 ピーター・バーンスタインでしたか。 ググってみたら、現代ジャズギター最高峰の名手らしいんっすが、マジかよ? 確かに、ここでのパフォーマンスは名手の名にふさわしく、 「ギター名手の守(かみ) 」 に任命していいかと思うんっすが、で、続くベン・パターソンのオルガンも、ヒューストンのテナーも素晴らしく、最後、タイコの人が派手なソロで盛り上げて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 おお、サニー♪

 ということで、ラストっす。 「ジーン・ジョレス・シャッフル」 。 ジーンと感動する鋤簾 (じょれん = 貝を掘る道具) …という程ではなく、シンプルなブルースで、曲としてはちょっとアレなんっすが、クロージング・テーマのようなものなので、問題なし。 テーマが演奏された後、メンバー紹介と共に各自のソロがフィーチャーされて、でもって、エンディング。 わーわー♪ ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。 ひゅーひゅー♪ 観客大盛り上がりで、おしまい☆

【総合評価】 彼がこれまで何度も録音しているオルガンとギターをフィーチャーしたカルテット編成によるもの。 ソウルフルでメローな彼のテナーの魅力が最大限に発揮されるフォーマットと言え、アーシーでしっとりとした独特な節回しが聴きもの。 収録曲はおなじみのスタンダード曲が中心の全曲、どの曲も感情表現が見事で素晴らしい。 そんな1枚だったりして、超オススメ☆


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