JUJU (BLUE NOTE)

WAYNE SHORTER (1964/8/3)

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【パーソネル】

WAYNE SHORTER (ts) MCCOY TYNER (p) REGGIE WORKMAN (b) ELVIN JONES (ds)
【収録曲】

(01-03) JUJU / DELUGE / HOUSE OF JADE
(04-06) MAHJONG / YES OR NO / TWELVE MORE BARS TO GO
【解説】 ( 2022年11月13日更新 / 連載 1,512回 )

 鳴門巻き (なるとまき) は、魚肉のすり身を主原料とする断面が渦巻模様のかまぼこの一種。 あ、一応、主原料は魚肉のすり身なんっすな。 何か、今ひとつ旨味に欠けるし、食感もボソボソしているので、もしかしたら、ただの小麦粉なんじゃね? そんなふうに疑っていたんっすよね。 詳しくは分からないんっすが、「ちくわぶ」 の穴なしバージョンみたいなやつをスライスして、天日で干して、最後の仕上げにパートのおばちゃんが赤い絵の具で渦巻き模様を書いて、完成♪ …みたいな。 「ちくわぶ」 って、何かあまり美味しくない気がするんっすが、元が元なので、いくら頑張ってスライスしたり、天日で干したり、模様を書いたりしたところで、大して美味くもない加工食品になってまうんやな。 …と、勝手に納得していたんっすが、違うんっすな。 魚肉のすり身が主原料なら、もうちょっとマシな、せめて 「かまぼこ」 くらいのレベルにはなって貰いたいところなんっすが、Wikipedia を読み進めたら、一般的なかまぼこに比べてつなぎが多めであるため、魚肉の風味は少なく、やや粉っぽい食味である。 ああ…。 やっぱりそうなんっすな。 「魚肉 1 : つなぎ 9」 くらいの割合なんっすかね? ま、それでも 「小麦粉 9.5 : 海老 0.5 : 河童 0.0」 の “かっぱえびせん” よりはマシな気がするんっすが、そんなことより、もっと衝撃的な事実が書かれておりました。 静岡県焼津市で消費量の9割を生産している。 え、マジっすか? 徳島県鳴門市の名物とちゃうんっすか? 「なると」 の歴史とか、製法については ここ 参照なんっすが、日本の 「なると巻」 の7割が焼津産だということをご存知ですか? ここでは少し控えめな数値になっているんっすが、焼津が 「なると」 の主要な産地だというのは、まったくご存じなかったっす。 で、大半の水産加工品は 「保存性」 を重視して開発されましたが、なるとやかまぼこは 「うまみ」 にこだわって作られたんです。 そんな記載も見られるんっすが、 “かまぼこ” はまだしも、 “なると” に関しては、ちょっと疑問。 「うまみ」 にこだわって作ったら、もっと旨くなりますよね? 思うに “なると” は、保存性や 「うまみ」 は二の次で、 「見た目」 だけに拘って作られた代物である気がするんっすが、 このカネ久の “なると” は、他の “なると” とは一味も二味も違ったりするんっすかね? なるとの原料は、主に北洋でとれるスケトウダラをはじめ、うんぬん。 カマボコも同じ魚でしたっけ? カマボコの原材料って、 スケトウダラだらぁ? そうだらぁ? そう、三河地方の人から同意を求められたことがあるんっすが、そうっす。 それで合ってると思います。

 若いギャルなんかは、カマボコが魚で出来ている事を知らなかったりするみたいなんっすが、とある世間知らずのお嬢様が、「カマボコって、 “おとと” で出来てるの?」…と宣 (のたま) ったのが、 “カマトト” という言葉の語源なんだとか。 カマボコの原料って “おとと” なんですよ! 意外にこれ知られてないんですけど。 by 小泉進次郎。 元・環境大臣のおかげで、今日もまたひとつ賢くなってしまいましたが、とまあそんなこんなで、行ってきましたぜ、鳴門。 アオアヲナルトリゾート というところに泊まりましたぜ。 元々は 「ルネッサンスリゾートナルト」 という、真っ当な名前だったんっすが、2020年に開業30周年となるのを控え、ブランドを再構築するのが狙いで、こんな名前になっちゃいました。 「アオアヲ」は、阿波藍や青色LEDなどの 「青」 と、青の語源とされ 「会う」 を意味する大和言葉 「アヲ」 を組み合わせた。 ま、「アホアホナルトリゾート」 じゃないだけマシかぁ。 …と思って、諦めるしかないんっすが、で、桑名から鳴門へは高速バスの利用が便利。 京都や大阪や神戸から、明石海峡大橋を通って、淡路島を縦断して、大鳴門橋を渡って鳴門、更にはその先の徳島市まで。 そんなバスが1日に何10便と出ていたりします。 中にはアオアヲナルトリゾート前のバス停に止まるのもあったりして、とっても便利なんっすが、んなことで、到着〜。 桑名駅 6:30発 − 名古屋 − 新幹線で新神戸 − 高速バスでアオアヲ。 乗り継ぎ時間に余裕を見まくって、11時過ぎには着きました。 このホテルには4つのレストランがあって、2食付のプランでも、自分で好きなところを選んで、別途、夕食の予約をしなければならないんっすが、悩みに悩んで、今回はフランス料理のレストランを押さえました。 ランチもやってるみたいなんっすが、んーと、 この中 に。 基本、温泉入浴と釣り堀が付いてくるみたいなんっすが、温泉のほうはお泊まりすれば普通に入れるし、釣り堀も面倒なので、昼飯だけでいいな…と。 となると、現時点で予約が出来るのは 阿波郷土料理 彩 という店の “阿波旬彩御膳” だけっぽいんっすが、\ 3,000 (税サ込) で、

  小 鉢  料理長の一品
  造 里  三種 鳴門鯛 旬の鮮魚二種
  小 鍋  鰹出汁で食べる鳴門鯛のちり鍋 豆腐 白菜 にんじん 大根 うどん
  煮 物  鳴門鯛煮付
  揚 物  鳴門金時 蓮根 ちくわ 鳴門わかめ 小海老かき揚げ
  食 事  鳴門鯛飯
  甘 味  すだちシャーベット

 うーん…。 魚介類の類いがあまり好きではない、ただし刺身とか寿司なんかは、好きっ♪ そういう趣向の持ち主である僕としては、「造里」は全然いいんっすが、「小鍋」 のところで黄信号。 鳴門鯛のちり鍋っすかぁ…。 で、「鳴門鯛煮付」 のところで赤信号。 魚料理の中でも、特に煮魚がアレなんっすよね…。 で、「鳴門鯛飯」 。 ここで黄色の点滅信号。 愛媛を代表する! 絶品グルメ 「鯛めし」 鯛刺身をご飯にてんこ盛り!「宇和島鯛めし」 。 こっちのタイプならいいんっすが、鯛一匹まるごと炊き込む!今治、松山の 「鯛めし」 。 こっちだと、うわぁ…。 宇和島が 「うわぁ…」 なら、何となく辻褄は合うんっすが、個人的には今治・松山のほうが、「うわぁ…」 。 で、 “鳴門鯛飯” はというと、鯛一匹まるごとではないんっすが、鯛の身を炊き込んであるタイプのようで、うーん、微妙…。 が、鳴門の鯛は有名っすからね。 僕の場合、ご当地グルメとなると、好き嫌いを超越して、食べたくなっちゃう派なんっすが、よし、せっかくだから “阿波旬彩御膳” 、いっちゃえ!


 うぉぉぉぉぉぉ! 海がよく見えるリゾートっぽい席に案内されて、この時点でめっちゃテンションが上がったんっすが、で、お料理のほうは、こちら。


 うん、メニュー通りっすな。 「小鉢」 (料理長の一品) は、コップの水の横にある “サツマイモの炊いたん” っすかね? ちょっとショボい料理長である気がしないでもないんっすが、で、最も懸念されていた 「煮物」 (鳴門鯛煮付) はというと、鯛の尾頭付き…ではなく、 “鯛の頭だけ” 。 いわゆる 「あら煮」 という奴なんっすが、 ・・・・・・ 。 これを出されると、ビジュアル的にテンションだだ下がりなんっすよね。 が、僕は基本、出されたものはすべて食べる派なので、気が進まなくても、一応は食べてみることにしたんっすが、・・・ 。 何これ。 うっま♪ ぜんぜん生臭くなくて、しっかりとした身が甘辛い汁によく絡んで、美味ちい♪ その他、刺身も、天麩羅も、 “サツマイモの炊いたん” も、普通に美味しいし、 “鳴門鯛飯” も幸か不幸か、そんなに鯛の身がたくさん炊き込まれているタイプではないので、特に問題ないし、そして何より、


 デザートの “すだちシャーベット” が、美味ちい♪ おかげで、気持ちよく巣立つことが出来たんっすが、いやあ、当たりでありましたな、このランチ。 唯一、鳴門なのに 「鳴門巻き」 が入ってないのがちょっと不満だったんっすが、実はアレ、ただの焼津名物であることが判明したので、今となってはもう、どうだっていいし。 ということで、すっかり満足して、で、1日目の主要な目的地は こちら 。 アオアヲから2キロくらいの距離なので、片道だけなら歩いて歩けないことはないんっすが、この美術館の全ての作品を見ようとすると、それだけで4キロほど歩かなければならないみたいなので、ここは大人しくバスを利用するとして。 アオアヲの近くには 「アオアヲナルトリゾート前」 というバス停があって、僕が乗った “阿波EXP神戸号” はここに停車したんっすが、このバス停はメインタワーとサウスタワー、2つの建物があるうちのサウスタワーの前だったりします。 ロビーやレストランがあるメインタワーなら、実は隣の 「大毛海岸通り」 というバス停のほうが近かったりするという。 で、そこからバスに乗って、2分程で大塚国際美術館に到着〜。 大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年(平成10年)に開館した美術館で、西洋名画等をオリジナルと同じ大きさに複製し展示する陶板名画美術館である。 そういうアレだったりして、所詮はレプリカだったりするんっすが、個人的なソソられ具合でいうと、

  カプリコ >>>>>> パプリカ >>> プリカ >>>>>> レプリカ

 そんな感じだったりします。 美味しいっすよね、カプリコ。 このネタを書く度に食べたくなるので、明日(11月13日)、スーパーで買ってこようと思うんっすが、で、パプリカとか、所詮はピーマンだし、で、プリカ。 これはアレっす。 電気工事に使う 金属製可とう電線管 。 よく曲がって、とっても便利なんっすが、好きとか嫌いとか、そういう観点で語る物ではなくて、が、そんなプリカよりも、更に格段に魅力が薄かったりするんっすよね、レプリカ。 所詮は模造品だし。 が、レプリカ絵画も、原寸大で、しかもこの物量で攻められると、圧巻っ! その一言だったりします。 陶板には、陶板なりの良さがあったりするし。 陶板複製なので、写真は撮り放題。 それどころか、作品に触りたい放題。 ま、所詮は陶板なので、おさわりしてみたところで、冷たいタイルのような感触がするだけなんっすが、陶板なので環境活動家にスープをぶっかけられたりしても、ノー・ダメージ。 「こんなの、陶板じゃん!」と、ケチを付けられ、豆板醤をぶっかけれらても大丈夫。 何なら、和牛とかもぶつけてくれれば、陶板焼きにして食べられるので、ありがたいんっすが、とまあ、そんなこんなで散策開始〜。 この美術館は地下3階から地上2階まであって、基本、下から順に、時代で言うと、古いほうから順に見ていくことになるんっすが、実はここ、10年ほど前にも一度、来たことがあるんっすよね。 その時は地下3階の 「古代・中世」 のところを真剣に見過ぎて、時間が無くなって、途中からだんだん面倒になったりもして、最後のほうは適当に流してしまったんっすが、その反省を踏まえ、出だしの陰気くさくて宗教くさいエリアは、スルーする方針を立てました。 が、実際に足を踏み入れてみると、展示室 1〜100まで。 きっちり順番に全部見ないと、勿体ないな。 そんな思いに駆られて、宗教くさい奴らも、割としっかり見てしまったんっすが、出だしの部分は、


< 大塚国際美術館 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 米津玄師が紅白歌合戦で「Lemon」を歌って有名になった システィーナ・ホール とか、建物なり再現した大型展示がいくつかあって、圧倒されます。 で、後は 「モナ・リザ」 とか。 こうして見ると別段、可愛くもなければ、美人でもねーな…と。 少なくとも、個人的にはぜんぜんタイプではないんっすが、 “世界三大微笑” でしたっけ? 「モナ・リザ」 と、スフィンクスと、菩薩半跏像。 が、菩薩のほうは、 前回 参照の 『ムー』 の記事、「弥勒菩薩」 の正体はウィンドウズ95だった!! のおかげで、その価値が急落しているので、ますます 「モナ・リザ」にかかる負担が重くなっているんっすが、ま、せいぜい頑張って下さい。( ← 超・他人事) で、後はフェルメールの 「真珠の耳飾りの少女」 とか。 おお、これは可愛ぇぇ♪ いいっすよね、フェルメール。 フェルメールか、ふえるわかめちゃん。 どちらか好きなほうを選べ。 そう言われたら、僕は前者を選ぶと思います。 わかめちゃん、増え過ぎるんじゃぁぁぁぁ!


< 大塚国際美術館 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 ということで、次。 この美術館、所々、外に出られるスポットがあったりするんっすが、 モネの 「大睡蓮」 も、そのひとつ。 もうね、モネっすよね、やっぱ。 真似、峰 (竜太) 、胸、メネ、モネ。 あ、モネよりも、胸のほうがいいかな? そんな気もしてきたんっすが、で、次。 ゴッホの 「ひまわり」 。 ゴッホの 「ひまわり」 にはいくつか種類があって、この美術館には7つの 「ひまわり」 が展示されているんっすが、これはそのうちのひとつのどれか。 アオアヲにも 「ゴッホのヒマワリルーム」 というコンセプト・ルームがあって、7つの 「ひまわり」 のうちのどれかが飾られているようなんっすが、んーと、 これ 。 個人的には 「ひまわり」 よりも、 伊勢ひまり のほうがいいな。 そんな気がするんっすが、 有栖川ひまり も、悪くないな…っと。 で、次。 民衆を導く自由の女神。 これはアレっすよね。 女神様の胸がはだけて、乳が見えそうになっているところがポイントっすよね。 左端の刀(?)を持った男と、その隣の鉄砲を持った帽子の男。 呼吸を止めて、1秒、あなた、真剣な目をしたから♪ そんな、真剣な目をしているんっすが、「お、乳、見えそうやん。」 そんなことを考えている可能性がゼロではないな…と。 視線の先が微妙っすよね。 が、女神様の足元にいる男。 こいつの場合、「お、乳、見えそうやん。」 そんなことを考えている可能性が、ほぼ100%であるな…と。 で、右側で無邪気に鉄砲を振り上げている男。 そんなところにいないで、こっちにくれば、女神様の乳が見えるのにぃ…。 「いや、僕、うなじフェチだから。」 そういうワケでもなさそうだし、いずれにしろ、民衆を導くには、乳やな! それがよく分かる名作となっております。 で、その下、笛を吹く少年。 この絵を描いたのはマネっすか。 マネ、峰 (竜太) 、胸、メネ、モネ。 やっぱ、胸っすよね。 で、どうしても 「メネ」 が意味不明っすよね。 で、その下。 クリムトの 「接吻」 。 まぁ、いやらしい…。 乳が見えそうなのと、めっちゃ無理のある体勢でチューしているのと、どっちが いやらしいかというと、 「接吻」 という言葉の響きが、いやらしいな…と。 クリムトの 「チュウ」 だと、可愛いんっすけどね。 クリムトのチュウ、きみとチュウ、I will give you all my love♪


< 大塚国際美術館 (その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 ムンク、個人的に好きな3部作。 「叫び」 は、あまりにも有名なんっすが、このラッキョ野郎が叫んでいるのではなく、 「自然を貫く果てしない叫び」 に恐れおののいて耳を塞いでいる姿を描いたものなんっすよね。 うわぁぁぁぁぁぁぁぁ…。 で、その下、「思春期」 。 まぁ、いやらしい…。 これ、実は、思春期の少女を描いたものではなく、モデルは更年期のオバハンらしいっすな。 …なんてことは、さすがにないんっすが、絵のモデルは一説によると結核により15歳で世を去ったムンクの姉のソフィーエであると言われている。 うわぁ…。 そんな絵を、いやらしい目で見るなんて、かれい君、最低っ!あ、何となく、この絵をエロい目で見ている某・レーザー技師の顔が浮かんで、勝手に名前を出してしまいましたが、で、その下、 「生命のダンス」 。 命の輝きを感じさせる、とっても激しい舞踏でありますな。 で、その下。 青のモノクローム by イブ・クライン。 題名に合わせてフォントの色も青にしてみたんっすが、 "#0000FF" といった単純なカラーコードでは表現出来ない、微妙なグラデーションが、たまらんっ♪ “青の魔術師” と呼ばれたイブ・クラインの真骨頂っすよね。 いや、今、僕が適当に思いついただけで、そんなふうには呼ばれていない気もするんっすが、いずれにしろ、魚偏に青と書いて、鯖 (さば) 。 そんな青魚を彷彿させる名作であるな…っと。 で、その下、自画像 by ミロ。 子供の落書きかよ! 一見、そんなふうに思えてしまうんっすが、よくよく見ると、けっこう細かいところまで書かれていますよね。 が、世の中を舐めてますよね。 ミロは確かに強い子であるが、絵の才能は微妙だな…っと。


< 大塚国際美術館 (その4) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 マリリンの二連画 by アンディ・ウォホール。 あ、有名なヤツっすよね。果たしてこれを 「絵」 と呼んでいいかどうかは、え? ちょっと疑問なんっすが、ポップ・アートであるのは間違いないな…と。 詳しくは ここ 参照。 いや、いいっすよね、アンディ・ウォホール。 漢字で書くと、魚 (うお) ほーる。 魚 (さかな) を捨ててそうっすよね。 三重弁では 「捨てる=ほる」 なんっすが、 ゴミを捨てて下さい = ゴミほってー。 が、魚をほるなー! 食べ物を粗末にするな! 一見、ゴミみたいに見える鯛の頭 (アラ) だって、甘辛く煮付けてやれば、めっちゃ旨いんじゃぁぁぁぁ! で、その下、ステッピング・アウト by ロイ・リキテンシュタイン。 これはアレっすよね。 左側のギャルが “一つ目” で、しかも縦になったところに力点が置かれた作品っすよね。 さすが、リキテンシュタイン! で、次。 何じゃこの、白と赤と緑 (?) のヤツは? 僕は赤緑色弱なので、いちばん下が緑なのかどうか、今ひとつ自信がないんっすが、何と言うタイトルなのかと思ったら、No.1、白と赤 by マーク・ロスコ。 いちばん下が何色なのかは、別にどうでもいいみたいっす。 やっぱり、白と赤が、ナンバーワン! で、その下。 秋のリズム by ジャクソン・ポロック。 ああ、これ、オーネット・コールマンの 『フリー・ジャズ』 というアルバムのジャケットに使われたヤツだよね。 ポロックのアクション・ペインティングの代表作だよね。 その辺を歩いている人を捕まえて、そんな蘊蓄を披露したくて、たまらなかったんっすが、後から調べてみたら、違うんっすな。 これ 。 ああ、オーネットのやつは 「秋のリズム」 じゃなくて、「白の光」 だったのかぁぁぁぁ…。 知ったかぶりしなくて、本当によかったな。 ほっと胸をなで下ろしているところでありますが、とんだ恥を晒しちゃうところでありました。 とまあ、そんなこんなで、締めはピカソの 「ゲルニカ」 。 石破茂に政治献金しようかと思うんっすが、ゲルにか? それはちょっとヤメたほうが…。 止められたので、ヤメておこうと思いますが、そんなことで、大塚国際美術館は、おしまい。 結局のところ、最初のほうの宗教くさい絵を、わりと真面目に見てしまって、途中からだんだん面倒になって、最後のほうは適当に流してしまったんっすが、いちばん最初に撮った写真が12時56分、最後のが14時53分。 解説は適当に読み飛ばしたんっすが、所要時間は2時間。 真剣な目じゃなく、いやらしい目で見ると、ま、そんなものかと。 んなことで、鳴門の続きはまた、次回☆

 んなことで、今日はウェイン・ショーターなんっすが、おお。 久々の有名・A級・人気キャラの登場でありますな。 経歴等に関しては、Wikipedia 参照なんっすが、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアーク生まれ。 何か、ニューヨークのパチモンっぽいところで生まれたっぽいんっすが、ニュージャージー州というのは、悪くないっすよね。 何か、新しいジャージ、着放題♪ …みたいで。 いや、ジャージとか、使用済みこそ、価値があるんやろ? そんな気がしないでもないんっすが、未使用 スクールジャージ 訳あり 。 ほら、大して値段がついてないし。 訳ありって、どんな訳があるのかと思ったら、 未使用ですが、名前の刺繍が入ってますので訳ありです。 柴山の名前が入ってます。 ほぉ。 「女子高生 柴山」 で、画像検索…っと。 おお、ぜんぜん、アリじゃん♪ で、こちらのほうの 訳あり品 は、背中と太ももに、J.H.S.UNUMAとかいてありますので、ご了承いただける方でおねがい致します。 おお、太もも♪ ハアハア。 鵜沼ジュニア・ハイ・スクールっすかね? 岐阜の各務原? わりと近くなので、より一層、親しみを感じてしまうんっすが、ちなみに訳ありなのはそこではなく、袖や背中に黄色い色が付着しておりますなところみたいなんっすが、それはちょっと、微妙かな…と。 で、ジャージに固執している場合ではなかったりするんっすが、今日の僕は、あまり時間がありません。 既に日付が変わって11月13日なんっすが、スーパーへカプリコを買いにいかなければならないし、何かと忙しいっす。 昨日は仕事が入っちゃったし。 金曜日の夕方、電話が掛かって来たんっすよね。 中部電力で計画停電があったんだけど、何だかそれでマンホールポンプが壊れたっぽい…と。 3箇所のうち、1箇所はポンプが回りっぱなしで、2箇所はポンプが回らない…と。 過去の事例からすると、どうやら直流電源装置がやられたっぽいっすな。 その日はもう、夕方の5時近かったので、勘弁して貰って、土曜日に見に行くことにしました。 結果、ああ、やっぱり。 手持ちの直流電源装置が2個あったので、ポンプが回りっぱなしだったところは直したんっすが、後の2箇所は、ま、来週でいっかぁ…と。 宅内ポンプで1軒しか流入がないので、3日間くらい放置しても、汚水 = ほぼウンコ水が溢れ出す心配はないみたいなんっすよね。

 んなことで、そっちの仕事は1時間くらいで片付いたんっすが、もう一箇所、別の現場で休日作業をしていて、そっちのほうはブタクサ川くん (仮名) が見てくれているんっすが、本名は秋の花粉症の代表格であるブタクサを、春の花粉症に置き換えて、後は山川豊的にチェンジすることで察して貰うとして。 で、ちょっとその現場を覗いて、2時間分の休日出勤手当を確保して、快活CLUBで昼飯を食って、帰ろう。 そんなふうに画策していたんっすが、いざ現場に行ってみたら、何とも途中で抜け出しにくい雰囲気が漂っていて、うーん…。 こんなことなら、覗くんじゃなかった。 ちょっぴり後悔したんっすが、この後の人間関係を考えると、そのままブタクサ川くん (仮名) だけ残して、自分だけ帰るというのは得策ではないな…と。 結局、最後まで付き合って、家に帰ったら5時を過ぎてました。 このコーナーの更新を、おさぼりさせて貰おうかとも思ったんっすが、先週も小ネタで誤魔化しちゃいましたからね。 何とか昨日のうちに前半の大半を片付けて、今に至っている次第でありますが、んなことで、 『ジュジュ』 。 意外と王道のアルバムを持って来ましたな。 このコーナーは『ジャズ名盤ガイド』 の類いでは取り上げられることがない、いわゆる “裏名盤” とか “隠れ名盤” を発掘することを主眼としているんっすが、手持ちのネタが枯渇してくると、そうも言ってられません。 ショーターに関しては、過去にも 『スピーク・ノー・イヴィル』 とか、 『ナイト・ドリーマー』 といった “表名盤” を取り上げているので、ま、いいかぁ…と。 で、 『ジュジュ』 。 ジャケ絵を書くのは、決して用意ではなさそうなんっすが、その分、曲解説のほうは楽を出来そうなので、選んでみました。 詳しくは ここ を見てね♪ これで片付きますからね。 いやあ、雲りんの動画 (←動かないけど) は、分かりやすくって、為になりますなぁ。 為末大よりも、為になることが 「大 (だい) 」 な気がするんっすが、僕のようなド素人がこの動画に何か付け足すとか、烏滸がましくて出来ないので、とまあそんなことで、今日のところは、以上っす。

 …というのは、さすがにちょっとどうかと思うので、僭越ながら、ほんのちょっとだけ補足させて頂こうかと思うんっすが、烏滸がましい。 これ、「おこがましい」 と読むんっすが、何となくカラスが許してくれなさそうな字面だったりしますよね。 烏滸がましい 。 ざっと読んだ感じ、どうしてカラスが許してくれなさそうな漢字が使われているのか、その謎については触れられてない気がするんっすが、とりあえず本題に戻りましょう。 まずはアルバム・タイトル曲の 「ジュジュ」 。 アーチー・シェップに 『ジュジュの魔術』 という、いい感じに韻を踏んでいるアルバムがあったりするんっすが、 ジュジュとは何か。 呪術的な何かっぽいんっすが、ショーターのこの曲も、ちょっぴり怪しい、ミステリアスな仕上がりとなっております。 冒頭、マッコイのピアノが黒い情念のようなものを感じさせるんっすが、何かいかにも、裏で人を呪ってそうな顔をしてますもんね、マッコイ。 で、続いて、ターララ、タターララ、タターララー、ターララ、タターララ、タターララー♪ そんな感じのテーマが出て来て、ちょっと捻ったサビのパートが出て来て、ここの部分が実によかったりするんっすが、で、ターララ♪ …に戻って、で、ソロ先発はマッコイっすか。 いいっすな、これ。 どこがどのようにいいのか、言葉で説明するのは難しいので、自分の耳で聞いて、感じろ! …としか言いようがないんっすが、エルビン・ジョーンズのタイコとの相性もバッチリで、流石やな…と。 で、続いてショーターのソロが登場。 モーダルなんっすが、決してホリゾンタルではなく、意外とバーチカルだったりして、エモーショナルっす。 適当にカタカナを並べておけば、何となくそれらしく見えたりするものなんっすが、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 あ、この時点で28KBもあるじゃん。1回の目安としている30KBに切迫しているので、あとは適当に流して大丈夫なんっすが、次。 「デリュージ」 。 ゆったりとしたテンポの、エモーショナルなナンバーっす。 これぞ、新主流派といった仕上がりなんっすが、雲りんも言ってたように、口ずさみやすいメロディーのテーマが多いんっすよね、このアルバム。 テーマの後、テナーのソロが出て来て、ピアノのソロが続いて、テーマに戻って、おしまい。 そんなシンプルな構成なんっすが、シンプル・イズ・ベスト、天麩羅・イズ・竹輪。 “阿波旬彩御膳” の揚げ物の中にひとつ、謎の食材があって、ん? 何これ? 旨いんだけど、何? …と、不思議に思いながら食べていたんんっすが、あ、竹輪かぁ! そんな思い出を文章にしてみたんっすが、で、次。 「ハウス・オブ・ジェイド」 。 ショーターはアップ・テンポも、ミディアムもいいんだけど、やっぱ、バラードが、たまらんっ♪ そんな趣向の人は少なくないと思うんっすが、独特の雰囲気がありますよね。 いつも同じ表現になるんっすが、ミステリアスというか。 その神髄はここでも存分に発揮されていて、たまらんっ♪

 …と、ここまで3曲は完璧なんっすな。 ここで一休み。 「マージャン」 。 麻雀はゲームでしかやったことがないんっすが、負けてばかりだと、ぜんぜん対戦相手が脱いでくれなかったりするので、強くなりたい。 そう、切に願ってしまうんっすが、やはり世の中を動かす原動力は 「乳」 であるな…と。 ググってみたら 「脱衣麻雀ゲーム 昭和のゆるき良き時代 完全にアウトな作品 7選」 という動画が出て来て、思わず、最後まで鑑賞してしまったんっすが、うーん、こんなの、ぜんぜんセーフじゃん。 期待外れもいいところなんっすが、あ、 「リアル脱衣麻雀 学生服対決 シーズン1」 なんてのも。 脱衣というのは、身につけてるもの全て脱ぐのが脱衣という。 水着なんて着けてる時点で茶番劇。 ナメとる? そんな、博之クンの怒りに満ちたコメントが出ているんっすが、いや、上着を1枚脱ぐのだって、普通に 「脱衣」 のような? ま、お怒りはごもっともだと思うんっすが、で、曲のほうは、ちょっぴり中華趣味に走りすぎた嫌いもあって、ここでちょっと一休みかな…と。

 で、次。 「イエス・オア・ノー」 。 雲りんは、このアルバムは、この曲から聞け! …と、力説しておりましたが、テーマを口ずさんだりして、気合いが入ってましたよね。 タララララ〜♪ この、タララララ〜、タララララ〜♪ …が 「イエス」 で、それに続く、タラララ、タータタララララ、タララララ〜♪ …の部分が 「ノー」 を示している。そんな解説をどこかで見た記憶があるんっすが、確かに口ずさみやすくて、 カッコいいテーマであるな…と。 続くテナーのソロも、雲りんが言う通り、わりとハード・バップっぽくて、決してホリゾンタルではなく、意外とバーチカルだったりして、聞いているだけで、燃えるぞ…っと。 改めて聞き直してみると、サイドマン参加を含め、歴代のアルバムの数あるショーターのソロの中でも、10本の指に入る出来であると言っていいかも知れません。 粗相を犯して、2〜3本指を詰めても、まだ大丈夫かも知れなくて、それをマッコイのピアノがいい感じに引き継いで、でもって、イエスまたはノーなテーマに戻って、おしまい。 千石イエスも納得の仕上がりでありますな、こりゃ。

 んなことで、ラストっす。 「トゥエルブ・モア・バーズ・トゥ・ゴー」 。 12軒のバーをハシゴするという意味と、ブルースが12小節から成るというのを掛けたタイトルである…と。 そんな解説をどこかで見た記憶があるんっすが、酔っ払って、ちょっと足取りがおぼつかない感じの曲だったりして、個人的には微妙。 お酒はほどほどに。 …ということで、おしまい☆

【総合評価】 やっぱ、有名なアルバムは、名が有るだけのことはあって、中身が詰まっているな! …と。 前半の3曲 + 「イエス・オア・ノー」 は完璧で、必聴盤で、ヒッチョー!!


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