SONIC TEXT (CONTEMPORARY)

JOE FARRELL (1979/11/27,28)

SONIC TEXT ←click!!


【パーソネル】

FREDDIE HUBBARD (tp,flh) JOE FARRELL (ts,ss,fl)
GEORGE CABLES (p,el-p) TONY DUMAS (b) PETER ERSKINE (ds)
【収録曲】

(01-03) SONIC TEXT / WHEN YOU'RE AWAKE / THE JAZZ CRUNCH
(04-06) IF I KNEW WHERE YOU'RE AT / SWEET RITA SUITE (PART 1) : HER SPIRIT / MALIBU
【解説】 ( 2022年12月04日更新 / 連載 1,515回 )

  【地域】 断水、一転、廊下が水浸しに… 【学校】

 11月28日(月)午後12時半頃、三重県○○郡○○町にあるキャッスルマウンテン小学校(仮名)で、校舎2階にある手洗いやトイレの水が出なくなるトラブルが発生した。 当校には26日(土)、学校が休みである隙を狙って某水道設備業者の作業員がポンプ室に侵入し、自動給水装置の修理を実施したものとみられるが、その作業員が何かやらかしたのではないかと推測される。 ま、よくある話なんっすけどね。 今はどうか知りませんが、で、他の地域はどうか知りませんが、その昔、某・中部電気保安○会が発電機の点検を実施すると、その後、何らかのトラブルが発生することが多くて、ありゃ 「保安協会」 やなくて、「不安協会」 やな。 そんなふうに言われていたんっすよね。 で、問題の作業員が現場に駆けつけたところ、自動給水装置の 「2号ポンプ故障」 のランプが点灯していた…と。 ま、それは別にいいっす。織り込み済みっす。 元々、この故障が原因で呼ばれたんっすよね。 保護装置のサーマルリレーが動作していたので、とりあえずリセットして、とりあえずそれで何とかなったんっすが、そう言えば前にポンプを交換して貰った時に、圧力スイッチの動作が怪しいので、替えたほうがいい。 そんな話がありませんでしたっけ? そう、役場の担当の人に言われて、 そうでしたっけ?フフフ♪ いや、覚えてはいたんっすけどね。 が、見積書を作るのが面倒で、しばらく放置した結果、半年ほど経過してしまい、今さらなぁ…と。 特に不具合の連絡もないし、ま、いいかぁ…と。

 が、先日、2号ポンプ故障が発生して現場に呼ばれて、で、圧力スイッチを取り替える話を蒸し返されて、替えればいいんしょ、替えれば。 ああん!? んなことで26日(土)、学校が休みである隙を狙って取替作業を行ったんっすが、試運転が出来なかったんっすよね。 学校のどこかで水を使うと、圧力が下がって、圧力スイッチが入って、ポンプが運転する筈なんっすが、それに先立つ22日(火)、先行して圧力タンクに空気を入れる作業を行い、その際、プールと校舎の1階の手洗いを出しっぱなしにしたり、男子トイレの水を連続で流したりしても 圧力が下がらなくて、ポンプが運転しなくて、ん? この水、どこで使ってるんや? 謎のまま、その日は現場を離れることにしたんっすが、帰り際、ポンプ室の鍵を教頭先生に返す際に、 「また水の出が悪くなったら、役場に言って下さいね!」と、社交辞令で声を掛けたんっすけどね。 すると、「今まで水が出なくて困ったことはないけど…」 みたいな返答。 何や、あのポンプ、実はそんなに重要なものではなかったりするとか? で、土曜日、教頭先生はいなくて、役場の担当の人が立ち会ってくれたんっすが、「試運転が出来なかったので、月曜日にまた来て、確認します!」 と告げて、快活CLUB に寄って、新メニュー 「極・豚めし」 に唐揚げ3個を追加して食べて、家に帰った次第でありますが、厚切りポテトも新しいのに変わったんっすな。 前は 「サッポロポテトバーべQあじ」 だったんっすが、新作は串カツ田中とコラボした 「紅しょうが味」 。 紅ショウガなのでフォント色を紅色にしてみたんっすが、紅しょうが味とか、また微妙な…。 串カツ田中で食べたことがあるんっすよね、紅しょうがの串カツ。 箱根へ遊びに行った時、帰りに小田原駅近くの串カツ田中に行ったんっすが、大阪の串カツには 「紅しょうが」 というのがあるで。 さっぱりして、旨いで! そんな話を聞いていたので、じゃ、締めに頼んでみるかぁ…と。 テーブルの上にノーマルとは別に激辛ソースというのが置いてあったので、それを付けて食ってみたんっすが、辛っ! めっちゃ辛っ! 激辛ソースと、紅しょうがのピリピリの相乗効果で、食えたもんじゃねぇ! 仕方なく 「とうもろこし」 を追加して、口直しすることにしたんっすが、余計な1本、頼ませやがって…。

 お陰で、串カツ田中の 「紅しょうが」 には、まったくいい印象がなかったんっすが、先日、試しに厚切りポテトの 「紅しょうが味」 を食べてみたところ、あ、これはこれで、アリかな? …と。 で、月曜日、約束通り、キャッスルマウンテン小学校 (仮名) へ、ポンプの様子を見に行くことにしたんっすが、あ、本名は英語を日本語に訳すことで察して貰うとして。 で、キャッスルマウンテン小学校 (仮名) 、長くて言いにくいので、今後はキャスマウ小学校と略すことにしたいと思いますが、いや、それもちょっとアレっすか。 カスマン小学校のほうが、言いやすいっすかね? いずれにしろ、その小学校を覗くなら、昼イチの時間帯がいいかな? …と。 22日(火)がその時間だったんっすが、掃除タイムだったのか、外とか廊下とかに女子児童がたくさんいたんっすよね。 お陰で、声を掛けて無事に職員室の場所を聞き出すことが出来たし、掃除で水をたくさん使うからなのか、ポンプも元気よく運転していたし。 で、学校の近くの上水道管理事務所に止めた車の中で昼飯を食っていたんっすが、その後、ゆっくり昼寝をして、ま、13時15分頃に学校に向かえばいいかぁ。 …と思っていたら、学校の教頭先生から電話が掛かって来ました。 正確に言うと、「学校の教頭先生から電話が掛かって来た」 と、うちの営業担当者から電話が掛かって来たんっすが、「土曜日、カスマン小学校 (仮名) に行きました?」 みたいな。 「あー、行きましたぁ。 今日も行こうと思っとるんやけど…」 「今日、見に来るって聞いてるんやけど、2階の水が出ないんで、すぐに来て貰えませんかって。」 えー、マジっすか? ま、確かに先日、去り際に 「また水の出が悪くなったら、役場に言って下さいね!」 って言ったんっすが、まさか、あんな社交辞令を真に受けて、本当に電話をしてくるとは…。 どうやら、水が出ない → 役場に電話をする → 昼休みで誰もいない → そういえば、三○物産の人が見に来るって言うとった → 三○物産の電話番号を調べて会社に電話する → 営業担当者に電話が行く → 「土曜日、カスマン小学校 (仮名) に行きました?」 そういう流れだったみたいなんっすが、出来れば、会社に電話する → さば君に電話する。 そういう流れにして欲しかったっすなぁ。 ○○さん ( ← さば君のこと) が、また何かやらかしたっぽい。 そんな、秘密にしておきたかった僕の汚点が、営業担当者にバレてもうたやん…。 「とりあえず、学校に電話してみます…。」「お願いします。」 で、電話してみました。 女の先生が出ました。 「あ、教頭先生に代わりますね。」 教頭先生に代わりました。 「今日、昼から見に来るって聞いてるんやけど、2階の水が出なくって。 なるべく早く来て貰えませんか?」 「えー、早くっすかぁ…。 ま、近くにはいるんっすけど、まだご飯、全部食べてないしぃ、その後、ゆっくり昼寝をして、13時15分くらいに、そっちに向かうのでは、駄目っすかぁ?」 とてもそんなことを言える雰囲気ではないことが感じられたので、あー、分かったっす…。 ご飯を全部食べたら、そっちに向かいまっす…。

 で、一体、何をやらかしてくれたのかというと、2号ポンプ故障が発生。 ま、これはいいっす。 保護装置のサーマルリレーをリセットすると、とりあえず復旧するんっすが、またすぐに頻発すると。 そういう状況であるのは把握していて、「あー、これ、電磁接触器 (マグネットスイッチ) が悪いっぽいっすね。替える段取り、しますね。」 そう、土曜日の時点で役場の担当者に言ってたんっすよね。 1号機は新しいのに替えてあるんっすが、2号機は古いままで、恐らく接点が劣化してアカンくなってるっぽいな…っと。 その日のうちに部品の手配もして、手はずは完璧だったんっすが、さすがに月曜日には間に合わないよね…っと。 そこまではよかったんっすが、ポンプの運転号機を切り換えるスイッチ。 「1号機 ー 自動交互 ー 2号機」 という選択があるんっすが、それが何故だか 「2号機」 になってました。 うわぁぁぁぁ、やらかしたぁぁぁぁ…。 2号機を選択 → 2号機壊れる → ポンプ運転せず → 断水。 ま、当然っすな。 土曜日にこのスイッチに触った記憶はないんっすが、号機選択スイッチはよいか? 自動交互、ヨシ! …の確認をした記憶もないし、というか、間違いなく確認はしなかったんっすが、まさか 「2号機」 になってたとは…。 人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして、「まさか」 だ。 そんな定番のスピーチがありますが、まさか、マサカリ投法の村田兆治が、空港で保安員に暴行して、逮捕されるとは! まさか、マサカリ投法の村田兆治が、その後、火事で死んじゃうとは! 人生、何があるか分かったものではありませんが、でもまあ、水が出なくなった原因が分かったし、すぐに直る “故障” で、よかったな♪ …っと。 んなことで、2号機のサーマルリレー、リセット。 故障復帰、ヨシ! モードスイッチ、自動交互に切り換え、ヨシ! ポンプ運転確認、ヨシ! おお、回ってる回ってる。 ポンプ、めっちゃ回ってる。 後は職員室に電話して、2階でちゃんと水が出るか確認して貰えば、すべてヨシ!

 現場に到着して10秒くらいで不具合の原因を特定して、その10秒後くらいには問題を解決して、我ながら素早い現場対応であったな…と。 で、昼寝しそこなったので、「しばらく様子を見る」 という名目で、ここでゆっくり休んでいくかぁ。 …とか思っていたら、女の先生が走って来て、「手洗いから、水が噴き出してます! 廊下まで水浸しです!」 え、マジかよ? 茄子の揚げ浸しは旨いんっすが、廊下の水浸しというのは、ちょっとマズいっすよね。 原因はよく分からんのっすが、僕がポンプを運転したのが何らかの要因になっているのは間違いなさそうで、とりあえずポンプを止めて様子を見に行くことにしたんっすが、1階の教室の手洗い場。 何か、いい画像はないっすかね? 「小学生 女児 プール」 で、画像検索。 おお〜♪ いや、そうじゃなくて、「小学校 手洗い場」 で画像検索。 んーと、 こういうイメージ っすかね? こういう手洗いの横にもうひとつ、四角くて床の部分が底になってるタイプがあったんっすが、掃除の時にバケツに水を汲んだり、給食の時にこぼした牛乳を拭いたモップを洗ったりする時に使いそうなヤツ。 んーと、これ 。 おお、これこれ! この低いほうの底の排水孔から水が噴き出して、エラいことになったらしいんっすよね。 ほぉ、それはエラいことですなぁ。( ← 超・他人事) とりあえずポンプを止めたら水の噴き出しも止まったみたいなんっすが、え、何で? 給水管と配水管がつながってる? んなワケないっすよね。 教頭先生もやってきて、ちょっとした騒ぎになってしまったんっすが、「2階の水は出るようになったんやけど…」 「ポンプ、止めました! よって、水は出ません!」 「え?出やんの? じゃ、トイレも使えやんの?」 「そうです!(きっぱり) 」 教頭先生、ちょっと不満そうに2階へ走っていったんっすが、2階の水が出ないのと、1階の廊下が水浸しになるのと、どっちがマシか? …という話っすよね。 冷静に判断した結果、 2階の水が出ないほうが、まだマシやな。 僕が来る前の状況に戻っただけっすからね。 僕が来て、余計に事態が悪化したと思われても癪なので、ポンプを止めるほうを選択した次第でありますが、結果、いくつかの点が明らかになりました。

  その1 : 例のポンプが止まっても、1階の水道は普通に出る。
  その2 : 例のポンプが止まると、2階の水道はまったく出ない。

 すなわち、何や、あのポンプ、実はそんなに重要なものではなかったりするとか? …という、1週間ほど前の僕の見解は、まったく間違っていたことが判明しました。 2階に水を送る、めっちゃ大切なポンプだったんっすな。 あの時、ちゃんと2階の女子トイレも覗いておけば…。 いや、あの時、ちゃんと2階の手洗いの水も流しておけば…。 でもまあ、今さら悔やんでも仕方がないし、済んでしまったことは、水に流すとして。 で、問題は、どうして排水孔から水が噴き出したのか。 その1点に絞られることになったんっすが、1人で悩んでいても埒があかないので、役場の教育総務課の人にも来て貰って、一緒に悩むことにしました。 書き忘れていたんっすが、2階の水がまた使えなくなったことを知って、ちょっとムッとした教頭先生に対して、「役場の教育総務課の人も呼びましたから!」 と言ったところ、「教育総務課が来ても、何の解決にもならんやろ?」 と返されてしまったんっすが、そんな酷いことを言わんでも…。 とりあえず僕は2階の水が出るようにしに来ただけで、そっちのほうは既に解決策が見付かったし、排水孔が溢れたのはまた別の問題だし、それはウチの会社の範疇外だし、そっちのほうは教育総務課の人が他の業者を呼ぶなりして、そっちのほうで解決して頂かないと…。 ま、僕は根が親切なので、原因の推定くらいはお付き合いしますけどね。 んなことで、僕の推測。

  プロセス1 : 2階の手洗いの水が出なくなる
  プロセス2 : こっちの蛇口も。 あ、こっちも出ない! 小学生、手洗いのすべての蛇口を全開にする
  プロセス3 : 超優秀な技術者さば君、ポンプ室に華麗に登場
  プロセス4 : あ、2号機ポンプ、故障が出てるやん!
  プロセス5 : あ、ポンプの切替が「2号機」になってるやん! (てへぺろ)
  プロセス6 : 故障復帰、ヨシ! 自動交互切替、ヨシ! ポンプ運転確認、ヨシ!
  プロセス7 : 2階の手洗い場のすべての全開の蛇口より、全力で水がドバドバ
  プロセス8 : 2階の手洗い場の排水管に、全力で水がドバドバ
  プロセス9 : 2階からのドバドバ排水が、接続されている1階の手洗いの排水管に押し寄せて…

 おお、何の矛盾もない見事な推理でありますな。 2階からの排水はそれなりの位置エネルギを持っているので、1階の手洗い場の排水孔から噴き出しても不思議ではない。 そんな気がしないでもなくて、で、2階の手洗い場に行ってみたところ、おお! こっちの蛇口もあっちの蛇口も、これも、これも、これも。 全部、全開やんけ! 手洗い場が全部で3箇所あって、それぞれ6個か7個くらい蛇口があったんっすが、どれもこれも、フルオープン。 僕の思った通りやん! それらをすべて閉めて、役場の教育総務課の人に1階の手洗い場の排水孔の様子を見て貰うことにして、電話で、「水吹いたら、すぐ止めますんで、言って下さい。」 ドキドキ。 「じゃ、運転しまーす。」 運転モード、自動に切替。 ポンプ運転、え…、ええんか? 「はい、大丈夫でーす。」 おお、ポンプ運転、ヨシ! 自分も1階の手洗い場に行って、しばらく様子を見ることにしたんっすが、2階からは水が流れてこないようになったっぽいので、今度は1階の手洗いの蛇口を開けて、排水管の “はけ具合” を確認したり。 ちょうど掃除の時間だったので、女子児童がワラワラと集結してきました。 「何してるの〜?」 「水が溢れないか、試験〜。」 「そんなに水を出したら、あふれるよ!」 「ちゃんと溢れないように調節するから!」 「あふれたら、困るよ〜。」 「溢れないから!」 わいわい、きゃーきゃー。 みんな、可愛いっすな♪ 僕が小学生だった頃、可愛い子ってクラスに2人か3人、かなり甘めに見積もっても片手で数えられるくらいしかいなかったような気がするんっすが、最近の子って、みんな可愛くないっすか? レベル、高くないっすか? 「最近の小学生 みんな可愛い」 で画像検索すると、可愛い子しか出てこないんっすけど? ま、そのキーワードなら、そらそうやろ。 そんな気がしないでもないんっすが、横でわいわい、きゃーきゃー言われながら、役場の教育総務課の人に、水が溢れた原因についての考察、自分なりの推理を話してみました。 「水が出なくって〜、蛇口を全開にして〜、それを閉めずにポンプを運転したら、水がどーっと流れて〜。」 つまり、結論を言うと、僕はぜんぜん悪くない。 蛇口を開けっぱなしにして閉めなかった2階の小学生が悪い! …と。 それを聞いていた4年生くらいの女子児童が、「6ねんせい、そういう人が多いよ〜」。 おお、僕の意見に賛同してくれるんっすか。 可愛ぇぇぇぇぇぇ♪

 ということで、断水、一転、廊下が水浸しに…。 ちょっと焦ったんっすが、何やかんやで、ちょっと楽しかったな♪ …と。 ま、僕はそれでよかったんっすが、水を使えなかった小学生は、災難だったな…っと。 特に、授業中にウンコがしたくなって、手を挙げて、「先生、トイレ!」 と言って、「先生はトイレじゃありません!」 と、定番の返しをされて、クラスのみんなに笑われながら男子トイレに駆け込んで、ズボンを下ろして、パンツを下ろして、用を足して、で、流そうとしたら水が出なくて、ま…、マジかよ? そういう状況に陥った長瀬くんという少年がいたとしたら、ちょっと気の毒っすな。 ただでさえ、学校でウンコしたことがバレたら、速攻で 「うんこマン」 というあだ名を付けられて、虐めの対象になるというのに、もし、ウンコを流さなかった事がクラスの男子にバレたら…。 「うんこ流さなかったマン」の誹 (そし) りは、免れません。 ウンコ連呼って、小学生かよ? そう思われるかも知れませんが、ま、実際、小学生だし。 ちなみに僕は、そういった最悪の事態を避ける為、外出先でウンコをしなければならない状況に陥った時、まず最初にレバーをちょっとだけ作動させて、間違いなく水が流れることを確認するようにしています。 長瀬くんが、それくらいの深謀遠慮さを持ち合わせていたら…。 「流さなかったんじゃない。 流せなかったんや!」 いくら涙目で主張しても聞いて貰えずに、結局、「うんこ長瀬」 というあだ名を付けられてしまった長瀬くんに、乾杯! …と、近況報告だけで前半を使い切ってしまったので、鳴門〜高松の旅の話の続きは、また次回☆

 

 んなことで、今日はジョー・ファレルっす。 何か、微妙っすよね。 ああ、そういえば、そんな人もいたなぁ。 …という気がするくらいの知名度はあったりするんっすが、ジョー・ファレル (Joe Farrell、本名:Joseph Carl Firrantello、1937年12月16日 - 1986年1月10日) は、アメリカ合衆国のジャズのテナー・サックス、ソプラノ・サックス、フルート奏者、作曲家。 CTIレコードでリーダー・アルバムを録音し、チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーの初期メンバーとして活動した。 あ、リターン・トゥ・フォーエヴァーのメンバーだったんっすか。 聞いたことがないので、知りませんでした。 となれば、日本での知名度や人気は、かなりのものであっても不思議ではないんっすが、 Wikipedia の写真を見ると、え、白人? 勝手に黒人だとばかり思い込んでいました。 どうして黒人だと思い込んだのかというと、 これ 。 ああ、こりゃ、黒いわー。 黒岩彰と同じくらい、黒いわー。 松坂大輔が運転免許停止中に車を運転した上に駐車違反して、身代わりに球団の広報課長だった黒岩彰が出頭したんっすよね。 んーと、 これ 。 この不祥事をきっかけに松坂大輔は、松坂サマに〜、堕ちて desire♪ …するのかと思ったら、意外とそうでもなかったんっすが、で、えーと、ジョー・ファレル。 この 『アウトバック』 くらいはとりあげているのかと思ったら、 このコーナー初登場っぽい? で、この 『アウトバック』 は既に取り上げられたものだと思い込んで、ネタ用に新しいのを買ってしまったんっすが、んーと、 これ 。 ええ…。 ジョー・ファレルってこんな、佐村河内 守(さむらごうち まもる) みたいな顔やったんかぁ。 …というのがちょっとショックだったんっすが、とりあえずアルバムが3枚分入っているみたいなので、よさ気なのを選んで、適当に紹介しておけばいいかぁ…と。

 が、CD、届かねぇ…。 いや、一度は届いたっぽいんっすが、「郵便受けに入らなかったから」 という書き置きを残して、持ち替えられてしまったんっすよね。 再配達の依頼をしたんっすが、この終末に間に合うかどうかは、微妙。 仕方がないのでもう1枚、ダウンロードで手に入るのを買うことにしました。 んなことで、 『ソニック・テキスト』 。 微妙な名前っすな。 翻訳ソフトに掛けたら 『音テキスト』 と出て来たんっすが、ジャケットのセンスはもっと微妙。 1979年の録音みたいだし、ソソられる要素は皆無と言っていいのではなかろうかと。 一応、コンテンポラリー盤らしいんっすが、往年の輝きは微塵も感じられませんよね。 ワレ、まだ生きとったんか? そんな感じなんっすが、調べて見たら1984年にお亡くなりになったみたいなので、ま、晩年のヨボヨボの状況。 で、お亡くなりになったと言えば、ジョー・ファレル。 1986年1月10日、カリフォルニア州ロサンゼルスで骨癌により48歳で亡くなった。 ええ…。 若死にしちゃったんっすな。 1937年生まれということは、このアルバムを吹き込んだのは41歳くらいということになりますか。 バリバリの働き盛りで、毎朝、聖教新聞の漫画 「バリバリ君」 をバリバリ読んでいたに違いありませんが、 支払いは任せろー バリバリ 。 で、これ、見た目はまったくアレなんっすが、面子のほうはけっこう凄くて、ん? フレディ・ハバード、入ってんじゃん! ピアノはジョージ・ケイブルスじゃん! で、1人飛ばして、ドラムスはピーター・アースキンじゃん! 何かこう、めっちゃ男性ホルモンの分泌が多そうなオッサンっすよね、 ピーター・アースキン 。 この頭と、この顔と、このヒゲと、この胸毛と、この腕毛で 「月のうさぎ」 なんて、カワイイ曲をやってるのが何かウケるんっすが、力強いプレイを聞かせてくれそうな予感もあって、そんなこんなで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずはアルバム・タイトル曲の 「ソニック・テキスト」 。 ファレルのオリジナルっす。 2管のユニゾンでテーマが演奏されるんっすが、メカニカルというか、バーティカルというか、捉えどころの無い変則バップみたいな曲調。 そこからテナーのソロへと流れていくんっすが、けれん味が微塵も感じられないストレートな吹きっぷりでありますな。 ハードバップのような、モードのような、どちらとも取れるようなスタイルであるような気がしないでもないんっすが、迷いのない胸のすくような快演であるな…っと。 で、続くハバードはフリューゲルホーンっすかね? お静かに、バラードなんかを演奏するのに向いた楽器。 そんなイメージがあったりするんっすが、ここではアップ・テンポでハードにバリバリ吹いていて、1979年という、ジャズが死んじゃってそうな年代とは思えない、往年の熱さを思い起こさせる快演であるな…っと。 続くケイブルスのピアノは、ちょっとクールな感じなんっすが、それはそれでアリだし、で、最後は ts → ds → flh → ds の4バースで大いに盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。

 で、次。 「ホエン・ユー・アー・アウェイク」 。 これもファレルのオリジナルなんっすが、前曲から一転、しみじみとしたバラードに仕上がっております。 まるで歌物スタンダードであるかのような美メロでありまして、さすが、見た目が佐村河内守に似ているだけのことはあって、作曲の才能にも秀でているな…っと。 ファレルのテナーが主導して、そこにハバードのフリューゲルホーンが絡むという形なんっすが、あ、これは間違いなくフリューゲルっすよね。 となると、さっきのは違っていたのかも知れませんが、微妙な感じはしたんっすよね。 パーソネルには記載されてないものの、さっきのはコルネットだったりしたとか? いずれにしろ、フリューゲルホーン = お静かに、バラードなんかを演奏するのに向いた楽器なので、ここではその持ち味が十二分に発揮されていて、いいな♪ …っと。 何でもいいけど、十二分。 個人的には十分 (じゅうぶん) の2割増しくらい、十二分である。 そんな意味で使っているんっすが、それで合ってるんっすかね? 「十分」 と 「充分」 、「十二分」 の違い 。 ま、だいだい合ってますな。 というか、大して面白い話でもなかったな…と。 このサイト、前にも見たことがあるような気がするし。 で、演奏のほうはテーマの後、ケイブルスのピアノ・ソロが登場。 この人のプレイは趣味がいいっすよね。 僕の趣味は小学校のプールを覗くことですwww そういう人とは雲泥の差だったりするんっすが、雲泥と言えば、 うんてい 。 これ、「雲の梯 (はしご) 」 って書くんっすな。 何て、雅 (みやび) な! で、雲梯で遊ぶ小学生の女児もいいな♪ そんな気がするんっすが、Wikipediaの写真では制服姿のJKが遊んでいて、これもまた、いいな♪ …っと。 で、 世界一長い雲梯 。 英語では Longest monkey bars って言うんっすな。 猿棒。 今ひとつ雅 (みやび) さに欠けて、やっぱ、アメ公はアカンな…と。 で、趣味のいいピアノに続いて、フリューゲルホーンのソロ。 いいっすよね、フリューゲル。 「不利ゆうじ、下痢」 より、全然いいと思うんっすが、下痢してると何かと不利っすからね。 僕の本名は 「ゆうじ」 なので、そうならないように気を付けたいと思いますが、で、続いてファレルのテナー・ソロ。 わりと細かく音を繋いでいくんっすが、ここまでみんなが築いてきたメランコリーな雰囲気を壊すことなく、で、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。

 で、次。 「ザ・ジャズ・クランチ」 。 さっき、家の近くのスーパーへ行ってブラック・サンダーのミニバーを買った僕にはタイムリーな曲なんっすが、ココア風味のクランチとチョコとのコンビネーションが抜群っすよね。 カカオ72% (カカオ分72%チョコレート使用。 製品中カカオ分43%) というヤツを買ったんっすが、甘くなくて、大人の味で、美味ちい♪ で、これ、フレディ・ハバードの曲なんっすが、ケイブルスがエレピを弾いてるところが、いかにも90年代っぽくて、いいな♪ …っと。 曲そのものは軽い感じで、ちょっぴりジャズ・ロックっぽい仕上がりだったりするんっすが、先陣を切るハバードのソロは、普通にイケてると思います。 トランペットっすよね、これは。 続くファレルのソロも、ちょっぴり軽めな感じなんっすが、よく歌っていて、いいな♪ …っと。 その後、2管の絡みで、ちょっぴり集団即興演奏っぽくなって、大いに盛り上がって、収拾がつかなくなって、フェードアウトして、おしまい。

 で、次。 「イフ・アイ・ニュー・ホエア・ユーアー・アット」 。 歌物スタンダードみたいなタイトルなんっすが、ファレルのオリジナルなんっすな。 哀愁味を帯びた美メロで、日本人ウケすること、この上ないんっすが、ソプラノ・サックス + エレピという組み合わせも都会派アーバンちっくで、いいな♪ …と。 ソロ先発はフレディ・ハバード。 吹いてる楽器はフルーゲル? もしくはコルネット? いずれにしろ、クールな中にも熱さを感じさせる、アイスクリームの天麩羅みたいな仕上がりなんっすが、いや、「熱さの中にもクール」 なんじゃないの、アイスクリームの天麩羅は。 そんな気がしないでもないんっすが、逆バージョンの食べ物って、すぐには思い浮かばないし、で、続いてファレルのソプラノ・ソロ。 都会的な響きがクールっすな。 で、続いてケイブルスのエレピ・ソロが登場。 電化楽器を頑なに拒否する保守派の論客もおられるかも知れませんが、電化されてない汽車しか走ってない鉄道とか、くそダサいし。 ま、三重県を走っている 「快速みえ」 も気動車だったりするんっすが、伊勢鉄道線と紀勢本線・参宮線が非電化なだけだから! 桑名の辺りはちゃんと電化されてるから! 近鉄はちゃんと電車が走ってるから! …ということで、電化された都会的なサウンドも、いいな♪ …っと。 でもって、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「スウィート・リタ・スーツ (パート1) : ハー・スピリット」 。 組曲なのに (パート1) しか、ないっぽい? 組曲のうち、一部だけを取り上げたということなのかも知れませんが、作曲したのはジョージ・ケイブルス。 この人の名前を見ると、何となく毛を燻 (いぶ) したくなってしまうんっすが、そんなことをしても何のメリットもないような気がするので、とりあえず自重するとして。 で、これ、カッコいい曲っすな。 フルート + ミュート・トランペットというのは、今までになかった組み合わせだし、2管クインテットなのに、生ピ or エレピの使い分けも含めて、バラエティに富んでいますよね。 ちなみに、ここでのピアノは生っすな。 テーマの後、フルート、生ピの順で各自のソロが披露されて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 んなことで、ラストっす。 ファレルのオリジナルで、 「マリブ」 。 最後の最後に、これまた美メロを持ってきましたな。 モーダルで新主流派ライクな作風なんっすが、哀愁味を帯びていて、めっちゃ日本人好み。 ちなみに僕の好みは幼女時代の 間下このみ だったりするんっすが、おお、可愛ぇぇ♪ で、演奏のほうはアレっす。 テナーとラッパのハモリによるテーマに続いて、まずはファレルのソロ。 これ、めっちゃエエやん♪ 出だしこそ、ちょっぴり控えめなんっすが、溢れ出るスピリットを抑えきれなくなったのか、途中から激情型に転じて、思いの丈を余すこと無く吐き出しております。 続くフレディ・ハバードのソロも決まりまくっているし、続くケイブルスのソロも半端ないし、いやこれ、マジで名曲・名演じゃないっすか? そう、思わずにはいられなくて、で、テーマに戻って、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 見た目のアレさから、期待度ゼロだったんっすが、下馬評の低さを覆す、とんでもない “隠れ名盤” でありました。 曲の出来も、ま、悪くないな。 …とか思っていたら、後半になって、どんどんいいのが出てくるし、ファレル、ハバード、ケイブルスのプレイは完璧。 ピーター・アースキンは、見た目ほどの濃さは感じさせませんでしたが、前に出過ぎず、堅実なサポートに徹していて、好感が持てます。 楽器のバラエティさもあって、最後まで飽きずに楽しめて、超オススメ☆


INDEX
BACK NEXT