COLTRANE JAZZ (ATLANTIC)

JOHN COLTRANE (1959/11/24,12/2,1960/10/21)

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【パーソネル】

JOHN COLTRANE (ts)
WYNTON KELLY (p) <#1,3-8> PAUL CHAMBERS (b) <#1,3-8> JIMMY COBB (ds) <#1,3-8>
MCCOY TYNER (p) <#2> STEVE DAVIS (b) <#2> ELVIN JONES (ds) <#2>
【収録曲】

(01-03) LITTLE OLD LADY / VILLAGE BLUES / MY SHINING HOUR
(04-06) FIFTH HOUSE / HARMONIQUE / LIKE SONNY
(07-08) I'LL WAIT AND PRAY / SOME OTHER BLUES
【解説】 ( 2023年01月01日更新 / 連載 1,519回 )

 いざ、鎌倉! …ということで、この冬休み、鎌倉に行こうかと思ってます。 べっ…、別に 『鎌倉殿の13人』 に触発されたからじゃないからね! 勘違いしないでよね! ま、実際、その大河ドラマにはまったく何の感心もなかったりするんっすが、だから 大河ドラマ館 なんか、行かないんだからね! いつぞやの塩サバ物産(仮名)創立ナントカ周年記念の九州旅行は1泊目が博多泊、2泊目が長崎のハウステンボス泊で、3泊目が鹿児島の指宿泊だったんっすが、あ、「指宿泊」 と書くと、何だか指 (ゆび) に宿泊したみたいなんっすが、指宿(いぶすき)泊(はく)だからね! 勘違いしないでね! で、観光のほうは3日目が熊本城の近くで昼飯&お土産物屋を散策しただけ(城には行けず)、4日目が 「西郷どん・大河ドラマ館」 を見ただけ。 そういう、ひどい行程だったんっすが、わざわざ鹿児島まで来て、これだけかよ…。 愕然とするくらい、つまらなかったっす。 そういえば、塩サバ物産(仮名)創立ナントカ周年記念の北海道旅行では、『北の国から』 のロケ地の誰かの家みたいなところに連れていかれたんっすが、アレもクソつまらなかったなぁ…と。 五郎の石の家 。 これでしたっけ? いや、こんな立派な家ではなかったような…。 もしかしたら下の地図にある 「黒板五郎3番目の家」 とか、 そんなのだったかも知れませんが、そもそも黒板五郎って、何や? 『北の国から』は一度も見たことがないので、まったく分からないんっすが、黒板五郎がいるなら、チョーク一郎とかもおるんか? 何でもいいけどチョーク一郎って (ちょーく・いちろう) なのか、チョ一クー郎 (ちょいち・くーろう) なのか、分かりにくくてアレなんっすが、 黒板五郎3番目の家 。 ああ、これ。 多分、これ。 もしかしたら違うかも知れませんが、この程度の実にどうでもいい家だったと記憶しております。 香川県の庵治の 『セカチュー』 ロケ地巡りは、ちゃんと映画を見てから行ったので、それなりに楽しめたんっすが、見たこともない映画やドラマのロケ地はアカンっすな。 『鎌倉殿の13人』 は結局、一度も見ることなく終わってしまったんっすが、やはり最近の大河ドラマでは 『いだてん〜東京オリムピック噺』 がズバ抜けていたな…と。 こちらのほうは第1話だけ見たんっすが、桑名の六華苑が出て来ましたからね。 これ 。 T・N・G! T・N・G! てんぐ!てんぐ!てんてんぐ! もっとブレイクするかと思ったんっすが、今ひとつでしたな、天狗倶楽部。 基本、クソつまらなくて不評でしたからね、『いだてん』 。

 で、今年の大河ドラマは 『どうする家康』 。 うわ。 どうしようもなさそう…。 家康とか、三英傑の中でも群を抜いて抜群に不人気っすよね? 三英傑のドンケツ。 そんな立ち位置だったりするんっすが、ま、せいぜい、二軍の星やな…と。 まあまあ面白かったんっすけどね、 あだち勉 の漫画。 二軍の3ちゃん(『中一コース』連載) - 『タマガワ君』のファンだった担当編集者からの依頼で描いた、巨人の二軍の選手である3ちゃんの野球生活を描いたギャグ漫画。(中略) 派生作品として 『二軍のドンケツくん』『二軍の星ハンパ君』 などがある。 あ、二軍の星ですら、なかったんっすな。 ま、ドンケツでは、そんなもんかと。 個人的には 『二軍の星ありゃまクン』 の印象が強く、「〜など」 で片付けられてしまったのが大いに不満だったりするんっすが、三英傑のドンケツじゃなくて、人気ナンバーワンの信長をやれよ! …と。 大河ドラマ 『織田信長』 第1話・本能寺の変。 こっちのほうが絶対に盛り上がりますよね。 2話以降どうするのか、僕の知ったことではないんっすが、そこが演出家の腕の見せ所やろ? …と。 死んだからそれで終わりじゃなくて、化けて出るとか、生き返るとか、何とでもやり方はあるやろ? …と。 無論、織田信長は実は本能寺では死ななかった説というのもアリなんっすが、生き延びてモンゴルに渡ってジンギスカン鍋料理屋に就職したとか。 織田信長 = ジンギスカン説は、さすがに時代が違いすぎて無理があるので、突っ込まれないように無難なストーリーにしてみました。 そんな演出家の苦労が見て取れるんっすが、信長なら何をやっても許されるのではなかろうかと。 一方、家康なら、何をやっても、脱糞した癖に! その一言で片付けられてしまうんっすが、馬上で脱糞 (うんこ) したと伝えられる家康の 『しかみ像』 。 正月早々、うんこネタかよ…。 そう思われたかも知れませんが、でも大丈夫。 このサイトでは一年を通して、ずーっとウンコがフィーチャーされることになると思います。 正月どうこうという話ではありません。 僕がマンホールポンプの点検・整備という仕事に従事している以上、それは避けては通れません。 避けて欲しいなら、もっと綺麗で、楽で、お金が儲かる転職先を斡旋してくれよ! …と。

 で、「しかみ像」 。 “しかみ” って、何や? 鹿味? 言われてみれば、鹿肉を噛み締めている表情に見えなくもないんっすが、鹿、硬(かた)ぁ! …みたいな。 ビーフシャーキーの鹿版、鹿ジャーキーのようなものを食べているのかも知れず、確かに堅いんだけど、噛めば噛むほど鹿味 (しかみ) が広がる 「しかみ像」 。 いや、違いますな、多分。 徳川家康三方ヶ原戦役画像像主が顔を顰(しか)め憔悴したような表情に描かれていることから、『顰像』(しかみぞう)とも呼ばれている。 あ、なるほど。 それにしても、クソ難しい漢字でありますな、顰める。 顰蹙 (ひんしゅく) の顰(ひん)と同じ漢字? 楚蟹 (ずわいがに) とは違いますよね? 家康が、三方ヶ原での敗戦直後にこの像を自戒のため描かせたとする伝承は、昭和時代に創作・形成されたもので史料的根拠は存在しないが、うんぬん。 あ、うんこ漏らした様子を書いたものじゃないんっすか。 ま、確かにウンコを漏らした時はこんな顰めっ面じゃなく、諦観の表情になるような気がするんっすが、この 「しかみ像」 は、歯が痛いようにも見えますよね。 もしくは、鹿が硬いか。 鹿が硬くて歯が折れた → 歯科へ行こう。 そういう、一連の流れを書いたものかも知れません。 大河ドラマ 『どうする家康』 第1話・歯医者さんへ行こう。 うーん、盛り上がらなさそう…。

  あ、でも、 2023年大河ドラマ 「どうする家康」 &千姫ゆかりの三市が、桑名にて夢の競演!多彩な展覧会が開催!! こんなの、やるやん。 徳川四天王の一人・本多忠勝が初代藩主をつとめ、徳川に祟ると噂された村正の作刀地であり、また家康の血族・久松松平家によって治められた桑名は徳川家、そして家康と深いゆかりがある地域といえる。 おお! この展示の目玉はそれだけではない。家康の孫である千姫もまた桑名に強いゆかりのある人物である。桑名は「千姫新婚の地」として知られ、大河ドラマでも登場が期待されている。 おお! 本多忠勝に関しては ここ 、千姫に関しては こっち 参照なんっすが、あ、村正の動画もありますな。 ほれ 。 この3部作で、今年の大河ドラマは貰った! そんな感じなんっすが、何なら 闇の忍者タスケ(Euro Beat Ver)を主題歌にして貰っても。 で、茨城県常総市、兵庫県姫路市と連携っすか。 姫路は人口が多くて都会だし、言うまでもなく

  姫路城 >>>>>>>>>>>>>>> 桑名城の跡地

 で、到底、勝ち目はないんっすが、 セントラルパーク もあったりするし。 ここは、日本一存在感が薄〜〜い姫センの遊園地エリアサイト 。 なかなかの自虐っぷりなんっすが、※サイトの文字色をお好きな薄さに調整できます。 あなたの中での 「姫センの遊園地エリア」 の存在感に合わせて調整してください。 これ、オモロイっすな。 存在感5%だと、ほぼ見えねぇ…。 で、頑張っても存在感70%以上には設定出来ねぇ…。 見てみたら、思った以上に立派な乗り物がたくさんあって、これ、自虐風の自慢じゃね? そんな気がしてしまうんっすが、それはそうと、西日本最大プール様。 これ、マジっすか? ナガシマの ジャンボ海水プール に勝てるんか? ああん!? …と、強気に出たら、 これ 。 う…。 いい勝負かも? で、水着のお姉さん、可愛ぇぇ♪ ま、パイレーツキッズアクエリアの写真は幼女好きの僕からしても、もうちょっと年齢層が高いほうがよかったかな? そんな気がしないでもないんっすが、ま、このプールの対象年齢からすると、これが妥当な線なのかと。 で、サファリパークもあるし、 というか、本業はそれなんでしょうが、とにかくまあ、手強いな! …と。 で、一方、茨城県常総市。 こちらは、どんなところなんっすかね? 何となく、常総学園しかなさそう。 そんなイメージだったりするんっすが、学校法人常総学院は茨城県土浦市の美しい自然のなかで、豊かな人間性を育み、うんぬん。 あ、ないんっすな。 土浦市と常総市。 余所者の僕からすると、どちらが都会なのか、よく分からないんっすが、土浦市の人口は約14万人。 あ、桑名といい勝負。 で、常総市は6万人くらい。 常総市なんかと一緒にすんな! そう、土浦市民に叱られそうなんっすが、まあまあ。 同じ県民なんだから、仲良くケンミンの焼きビーフンでも食べて。 僕の中では焼きビーフン = ケンミン。 そんなイメージだったんっすが、 ごはんがススムくん のお陰で、焼きビー、フンフーン! …になってしまいました。 ま、それはそうと、町の魅力は人口だけでは語れねぇ! …ということで、常総市の反撃ターン、いってみましょう。

 常総市観光物産協会 。 あ、いきなり、千姫推しっぽい? 片手間に、本多忠勝や、村正や、タスケとのパックで考えている桑名とは意気込みが違いそうなんっすが、 NHK大河ドラマ 「千姫」 の実現に向けた署名活動 経過報告 。 あ、これは協力しなければ! ポチっと。 ヨシ! これで、来年の大河ドラマは貰ったも同然なんっすが、少なくとも主催の常総ごじゃっぺ短期大学校の学生からは感謝されるのではなかろうかと。 んーと、 これ っすか。 あ、本物の短大ではないんっすな。 あ、でも、開校は昨年秋、常磐、学習院、学習院女子、清泉女子の4大学の学生が、常総市の旧水海道市内を歩いて、うんぬん。 学習院女子と清泉女子の学生が感謝してくれるのなら、それでぜんぜん大丈夫なんっすが、あ、無論、常磐と学習院も。 で、観光スポットとしては、 地域交流センター(豊田城) 。 あ、めっちゃ立派な城、あるじゃん! ぱっと見、姫路城と比べても、遜色ないじゃん! 桑名市博物館 はそんなに広くないし、見た目も何だか陰気臭いので、出来れば九華公園内に、こういう天守閣みたいなのを作って頂きたいんっすが、あと、 水海道風土博物館 坂野家住宅 というのも、よさそう。 ダンディ坂野の実家? 多分、違うと思うんっすが、常総市。 今まで、旅行先の候補として考えたことがなかったんっすが、 常総千姫まつり に合わせて行ったりすると、いいかも? ここ を見ると、去年はゆめはまちゃんが来てたみたいだし。 地元贔屓を差し引いても、なかなか完成度の高いキャラだと思うんっすが、今ひとつ上手く活用しきれてなくて、残念…。

 とまあそれはそうと、鎌倉。 いいっすよね。 少なくとも、キャバクラより鎌倉やな…と。 キャバ嬢と何を話していいか分からなくて、何も話すことがなくて、ぜんぜん盛り上がらなくて、苦痛でしかなかったりするんっすよね、キャバクラ。 で、鎌倉と言えば、鎌倉ハムの Kウインナー 。 まぁいっぽん、まぁいっぽんと! たいぎゃあにしとかないかんよ。 河村たかしの名古屋弁はわざとらしくて、嫌悪感しか沸かなかったりするんっすが、山田昌はいいっすな。 で、それはそうと、みんな大好き 「Kウインナー」 は全国区じゃない!? え、マジで? 「鎌倉ハム」は1885年に鎌倉で初めて骨付きハムを製造。しかし関東大震災の被害を受けて以降は名古屋に移転し、以降は中部地方の老舗ハムブランドとして君臨しています。 え? もしかして、鎌倉まで行っても 「Kウインナー」 を買えないとか? だとすれば、鎌倉へ行く楽しみの80%くらいが損なわれることになってしまうんっすが、なら、やめようか…。 なら、奈良にしようか? 一瞬、そんなふうに思ってしまったんっすが、よくよく考えたら、奈良に行っても 「Kウインナー」 は買えないような気がするし、 「Kウインナー」 なんか、その辺の近所のスーパーで買えばいいだけの話なので、なら、やっぱ鎌倉に行こうかと。 別段、これといって行きたいところがあるワケではないんっすけどね。 鎌倉の大仏は、見たことがあるような、ないようなで、あまり記憶がなかったりするんっすが、大仏なら、奈良のほうが立派だと思うし、鎌ヶ谷大仏 くらい小さければ、まだネタにもなるんっすが、中途半端に大きいし。 とりあえず大仏抜きで考えているんっすが、行き先は別にどこでもよかったんっすよね。 1週間、ずーっと家にいても暇だし、マンポンが壊れた! …と、電話が掛かってきたりしても嫌だし。 「あー、すいません。 今、出先なんで。」 誰かに代わりに行って貰うのが得策なんっすが、とりあえず1泊で行ける、よさ気な宿はないかと思って当たってみたら、 ここ がヒットして、おお、江ノ島かぁ。 いいかも♪

 湘南・江の島をぶらり一人旅♪気ままにのんびり自分時間を満喫 <お部屋食> 。へぇー、 湘南やぁー。 しょうなのよー。 あ、これは堺すすむの「なんでかフラメンコ」を見に来た近所の小学生の男児っぽく言って下さいね。 ここ 参照。 で、湘南海岸ビュー和室10畳。 いいじゃん♪ 天候が良い日にはお部屋から富士山が望むことができます。 うぉぉ! ローマ風呂と洞窟風呂、2つの風呂があるのもいいし、部屋食というのも、気兼ねがなくていいっすよね。 料理を持って来てくれる仲居さんと何を話していいか分からなくて、何も話すことがなくて、ぜんぜん盛り上がらなくて、苦痛でしかない。 そんな側面がないワケでもないんっすが、別に無理して話をする必要もねーな。 そう、割り切ってしまえば大丈夫かと。 料理の説明をしてくれたら、軽く頭を下げて、 「あー」 とか 「うー」 とか言葉を発して、内容を理解した旨を相手に伝えることが出来れば、それで十分かと。 いつぞや、鞆の浦の旅館に泊まった時、その宿の名物が 「雲丹風味 海鮮フォンデュ」 だったんっすが、基本、魚介類の類いがあまり好きではない僕でも美味しく頂けて、ちょっぴり感激。 で、これ、名物らしいので、褒めておけば心証がよくなるよね? そんな気がしたので、その料理の器を下げに来てくれたお姉さんに、「これ、美味しかったっす!」 と、お愛想を言ってみたんっすが、ちょっと驚かれただけで終わってしまって、あ、喋るんじゃなかった…。 そんな、ちょっと苦い記憶があったり。 あと、他の旅館では、サザエの壺焼きの肝を食べたら、苦かった。 そんな苦い思い出もあったり。 で、江ノ島。 料理は微妙っぽいっすよね。 いや、魚介類の類いがあまり好きではない僕にとっては…という意味なんっすが、サザエの壺焼きとか、出てきちゃいそう。 この一人旅プランの料理は最もスタンダードな 「梅コース」 っぽいんっすが、グレードアップの 「亀コース」 だと、亀(すっぽん)が付く…ワケではなく、江の島の誇る海の王様 「海老の磯辺焼」 が加わり、お刺身もさらにグレードアップ! いらんっすな、別に。 プレミアムな特選 「鶴コース」 だと、 鶴が恩返ししてくれる…ワケではなく、亀会席に 「旬の煮魚」 が追加。 いらんっすな、別に。 むしろ、ないほうが嬉しいんっすが、で、基本の 「梅コース」 はというと、 これ 。 うわ、やっぱり 「さざえつぼ焼き」 じゃん…。 もしかしたらサザエの壺焼きではなく、サザエツボという未知の食材を焼いたものだったりするかも知れませんが、それはそれで何か嫌だし、で、肉料理、茄子肉味噌だけっすか? それって肉料理というより、茄子料理のような気がするし、うーん…。 ※当日多少変更させていただく場合がございます。 この注意書きに期待するしかないんっすが、いや、多少と言わず、大半、いっちゃって下さい。 せめて、飯蒸し (鯖いり煮、錦糸卵、いくら)の代わりに、鎌倉ハムの「Kウインナー」を…。

 飯に期待が持てなさすぎるので、宿を替えようか。 そう、思ったりもしたんっすが、あ、でも、 こんなイベント が。 おお、いいじゃん♪ イルミネーション、大好きなんっすよね。 1人で、ンなもん見に行って、空しくない? そう、思われるかも知れませんが、ぜんぜん。 べっ…、別に、強がりを言ってるワケじゃなくて、写真を撮るなら1人のほうが自由(フリーダム)だし! で、これを見に行くなら、江ノ島にお泊まりするほうが断然ラクなので、 飯がちょっとアレなのは妥協しようかと。 で、お一人様イルミ、ぜんぜん空しくなんかないんっすが、一緒に行きたい♪ そんなギャルがおられましたら、どうしてもと言うのなら、無碍にお断りするのもアレなので、好きにすれば…としか。 何だったら手土産に 「さざえつぼ焼き」 を持参するので、希望者は、ヨロシク!!!

 んなことで、今日はジョン・コルトレーンっす。 年末はブッカー・アービンという陰気なキャラでアレだったんっすが、お正月くらいはパッと明るく。 ま、コルトレーンも決して、御陽気なキャラとは思えなかったりするんっすが、ネームバリューだけはあるし。 それはそうと、今年は1月1日が日曜日で、元日からいきなりこのコーナーを更新しなければならなくて、何か迷惑…。 ま、実際にこれを書いているのは大晦日だったりするんっすが、本多忠勝クンが 「慶長の町割り」 で、うちの近所に小さな寺を集結してくれたお陰で、あちらこちらから除夜の鐘が聞こえてきて、なかなか風情があります。 で、ナガシマのカウントダウン、あるんっすかね? あ、中止っぽいっすな…。 正月に 大道芸 があるくらいで、何か地味なんっすが、でもまあ、パクパクりゅうじが、めっちゃ盛り上げてくれるのではないかと、期待! で、コルトレーン。 あまりにもメジャー過ぎて、通ぶるには不向きなので、このコーナーではブッカー・アービンよりも登場回数が少なかったりするんっすが、今回もなるだけ、隙間狙いでいってみようかと。 ということで、 『コルトレーン・ジャズ』 。 タイトルが単純過ぎて、どんなアルバムなのか、あまりピンとこないかも知れませんが、 これ 。 ボヘミャーくんのレビューがとっても参考になるので、無断で勝手に引用させて頂こうかと思うんっすが、『ジャイアント・ステップス』 の次にリリースされた作品。(中略) ちょうどそのタイミングで、親分マイルスから声がかかり、再度マイルス・コンボに戻ることになった。そのバンドは、いい感じにまとまり気心が知れた連中だった。これでいこう、ということでコルトレーンは彼らとスタジオに入り、できたのが『コルトレーン・ジャズ』

 なるほど。 ウィントン・ケリーポール・チェンバースジミー・コブという、あまりコルトレーンらしくない面子は、親分抜きのマイルス・デイビス・クインテットというワケでありますな。 1曲だけ、マッコイ・タイナースティーブ・デイヴィスエルビン・ジョーンズという、コルトレーンらしい面子のセッションが紛れ込んでいて、寄せ集め感が半端なかったりするんっすが、お正月だし、のほほんとした空気のもと、たまにはこういう、ゆるーいセッションも悪くないんじゃね? そんな気がしないでもなくて、ということで、では1曲目。 「リトル・オールド・レディ」 。 幼女なのか、老女なのか、はっきりしろ! そう、言いたくなるんっすが、ホーギー・カーマイケルが書いた歌物スタンダード・ナンバー。 作詞はスタンリー・アダムスという人っぽいんっすが、歌詞を見れば幼女なのか、老女なのか、その謎が解けるかな…と。 んーと、 これ 。 日本ではあまりメジャーではないのか、訳詞版が見付からなかったんっすが、通り過ぎている小さな老婦人、みんなの目に留まります。 あなたはそのような魅力的な方法を持っています。 甘く、内気です。 どうやら、老女っぽいっすな。 可愛い婆ちゃんというのは存在するので、そういうアレなんだと思われますが、ケリーの軽やかなピアノのイントロに続いて、トレーンがミディアム・テンポで、のほほんとテーマを吹く。 そういうアレだったりして、小春日和感が半端ありません。 この婆ちゃんの名前はオードリー春日であるに違いありません。 小春(こはる)、ちゃうんけ! 僕も最初はそのつもりだったんっすが、「小春日和」 と書いたら、真ん中の春日が目についてしまったので、ま、しょうがないな…と。 で、ソロ先発はケリー。 いいっすよね。 日本人に好かれるスタイルっす。 日本人の95%がカレー好きで、87%が綺麗好きで、0.8%がケリー好き。 そんな統計があるんっすが、ま、ジャズの認知度なんて、その程度かと。 で、続いてチェンバースのベース・ソロが登場。 地味なんっすが、アルコじゃないだけ、マシ。 そう思って、諦めて貰うしかないんっすが、最後にトレーンの軽やかなソロが出て来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。 モードジャズ・新主流派編という括りで取り上げるには、あまりにもハード・バップ的でありましたが、ま、いっかぁ…と。

 で、次。 「ヴィレッジ・ブルース」 。 このアルバムで唯一、マッコイとエルヴィンが入っているほうのセッションなんっすが、ゆったりとしたテンポのシンプルなブルースっす。 それなりにモードジャズ・新主流派編な仕上がりなんっすが、基本的にはブルースなので、ブルージーであるな…と。 マッコイのソロは、無邪気なケリーと比べると、ちょっぴり邪気を感じさせるものだったりするんっすが、ビーフジャーキーは美味しいので、邪気も悪くないな…と。 その後、トレーンが出てくるんっすが、ソロではなく、テーマを吹くだけで、最後、ちょっぴりマッコイが出て来て、おしまい。 で、次。 「マイ・シャイニング・アワー」 。 ハロルド・アーレンが書いた歌物スタンダードなんっすが、いいっすよね、アーレン。 悪代官が町娘の帯をくるくるして、「あーれーん♪」 そういうシチュエーションに、よく似合います。 「お主も悪よのぉ」 と袖の下――もちろん町娘の帯も回す 「悪代官3」 イベント開催 。 何じゃこの、楽しそうなイベント。 こんなのがあるんだったら、事前に教えて欲しかったんっすが、で、演奏のほうは、タイトル通りの内容で、お祭り騒ぎのように能天気。 そう、ボヘミャーくんが評しているようなアレだったりしております。 ミディアム・テンポの軽快な仕上がりで、けれん味のないトレーンのブロウと、邪気のないケリーのソロを堪能出来るぞ…っと。 で、その後、トレーンのソロが再登場するんっすが、わりとグダグダだったりして、ま、こういう適当なコルトレーンというのも、ある意味、ちょっと貴重かも?

で、次。 「フィフス・ハウス」 。 凝った曲想にはなっているが、キマっていない。ウィントン・ケリーのソロもキレが悪く、その後のまとめ方も中途半端。 そう、ボヘミャーくんに酷評されているナンバーでありますな。 いらんものは、酷評へ売ろう〜! 鎌倉ハムの 「Kウインナー」 と同じく、名古屋地区限定のローカルCMなんっすが、んーと、 これ 。 コメ兵って、いらんものばかり買い取ってるから、いらんものしか売ってないんじゃね? そんな懸念が持たれるんっすが、イラン人が偽造したテレホンカードだとか。 いらんことはないんっすが、違法っすよね。 で、これ、ミステリアスで、ちょっぴり不気味な曲調だったりするんっすが、トレーンのソロそのものは 「ジャイアント・ステップス」 の残滓みたいで、悪くはないな…と。 で、ケリーのソロは、自身の持ち味と、この曲のコンセプトが合致してなくて、確かにキレが悪くて、その後のまとめ方も中途半端な感じだったりして、でもって、不気味なテーマに戻って、おしまい。 ちょっぴりハズレ感があるんすが、ま、当たりばかりが人生じゃないし。

で、次。 「ハーモニーク」 。 サックスという楽器は、一度にひとつの音しか出すことが出来ないんだけど、何とかして、1本でハモることが出来ないものか? そんな “実験” に果敢に挑んだ意欲作なんっすが、いいっすよね、意欲作。 なんか こいつ 、松本伊代くさくね? そんな気がする 「伊代くさく」 よりは、意欲的でいいと思います。 いや、伊代、臭くないし! そう、本人に叱られそうなんっすが、で、意欲作というのはアレっすよね。 意欲は買うんだけど、ぶっちゃけ、結果が伴ってないよね。 そんな結果に終わってしまうことが往々にしてあるんっすが、この曲もその例に漏れず。 タイトル通りに、同時に複数の音を出すという、モンクから教わった奏法を使っているが、試験的な雰囲気に終始し、こなれていない。 ボヘミャーくん、今日も辛口…。 確かに同時に2つの音が出ているんだけど、それがどうした? …みたいな。 ハモるというところまでいかず、単なる不協和音に終わってしまっているんっすが、その奏法を途中できっぱりと諦めている辺り、人間として、真っ当な道を選んだな。 そう、評価していいのではなかろうかと。 が、ケリーのソロを挟んで、最後のテーマで再びハモろうと足掻いている辺り、まだまだやな…と。

 で、次。 「ライク・ソニー」 。 「ソニー好き」 。 僕がヤングだった頃、そういう人がたくさんいたんっすが、 Walkmanとか、憧れの的でしたからね。 高くて手が出ずに、近くのホームセンターで買った 「遊歩人」 で我慢していたんっすが、ターボイヤホンに、オートマチック・ストップ。 おお! カセットテープが最後までいったら自動で止まる、画期的なシステムが装備されてるやん! パチモンはパチモンなりに、頑張っていたみたいなんっすが、で、この 「ライク」 は、好きっ♪ …ではなくて、 「ソニーのように」 。 ジミー・コブの快適なリムショットに導かれてコルトレーンが軽快にテーマを吹き、アドリブに入る。雲隠れしてシーンから姿を消したソニー・ロリンズに 「おーい。出てこい」 と呼びかける。酒でもひっかけているようなご機嫌状態。 ボヘミャーくんの評価は、わりと好意的でありますな。 確かに “ロリンズ風” に徹したのが、いい方向に作用したのか、いい感じの仕上がりになっておりますな。 が、言うほど、「ソニーのように」 か? そんな気がしないでもなく、「ジャイアント・ステップス」 以降、モード・ジャズ未満な、過渡期のトレーンが加ト吉。 そんな感じもあったりして、もしかしたらこれ、「ソニー・ロリンズ、大好きっ♪」 そんな愛の告白だったりするのかも? で、終盤、チェンバースのピチカート・ソロが聞けて、ベース好きの人の立場にも考慮されていて、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「アイル・ウェイト・アンド・プレイ」 。 これぞ、究極のコルトレーン・バラード。 たまらんっ♪ 基本、テーマのメロディをストレートに吹いているだけなんっすが、一聴してトレーンだと分かる、独特の世界を築いてますよね。 最後の最後で、微妙に一人でハモろうとしている辺り、ちょっぴり微笑ましいな♪ …っと。 んなことで、ラストっす。 「サム・アザー・ブルース」 。 チャーリー・パーカーの 「ナウズ・ザ・タイム」 のリフがモチーフ。 コルトレーンは、自分よりも前に現れたジャズの天才に敬意を払いつつ、スインギーにまとめる。 そういうアレだったりして、プレスティッジ時代のコルトレーンっぽい演奏を堪能することが出来るぞ…っと。 終盤、テナーとドラムスの絡みで、地味なジミー・コブが、意外と派手に鼓舞してくれて、でもって、テーマに戻って、今年もヨロシク☆

【総合評価】 ぶっちゃけ、寄せ集めっす。 で、完成度、低いっす。 が、過渡期のトレーンが新たな高みを目指して模索している様は、高見盛と与作のコラボを見ているようで、ドキュメンタリー的な楽しさがあるな…と。 ケリーの場違いな能天気さも、ちょっとした清涼剤だし、神になりたかったコルトレーンが、まだバリバリに人間だった頃に、乾杯☆


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