ATTICA BLUES (IMPULSE)

ARCHIE SHEPP (1972/1/24-26)

ATTICA BLUES ←click!!


【パーソネル】

ARCHIE SHEPP (ts,ss)
HENRY HULL (vo) <#1,8> JOE LEE WILSON (vo) <#3,5> WAHEEDA MASSEY (vo) <#10>
JOSHIE ARMSTEAD (back-vo) <#1> ALBERTINE ROBERTSON (back-vo) <#1>
WILLIAM KUNSTLER (narrator) <#2,7> BARTHOLOMEW GRAY (narrator) <#4>
CAL MASSEY (flh) <#10> MARION BROWN (as,fl,perc) <#1,3,4,5,6> CORNELL DUPREE (g) <#1,3,5,8>
WALTER DAVIS JR. (p,el-p) <#1,6,8-10> DAVE BURRELL (el-p) <#3,5>
JIMMY GARRISON (b) <#3-5,9,10> ROLAND WILSON (el-b) <#1,3,5-6,8> GERALD JEMMOTT (el-b) <#1>
BEAVER HARRIS (ds) <#1,3,5-6,8> BILLY HIGGINS (ds) <#9,10>
NENE DEFENSE (perc) <#1,6,10> JUMA SULTAN (perc) <#1,6,10>
with Brass and Reed section <#1,6,9,10> String section <#1,3,5,8-10>
【収録曲】

(01-03) ATTICA BLUES / INVOCATION: ATTICA BLUES / STEAM, PART 1
(04-05) INVOCATION TO MR. PARKER / STEAM, PART 2
(06-08) BLUES FOR BROTHER GEORGE JACKSON / INVOCATION: BALLAD FOR A CHILD / BALLAD FOR A CHILD
(09-10) GOOD-BYE SWEET POPS / QUIET DAWN
【解説】 ( 2023年02月19日更新 / 連載 1,524回 )

 すい、すい、水族館〜、ヘーライタ、ホーライタ、ヘーライタ、インマワイタ、すい、すい、水族館〜、オーブレ、ソーブレ、ローブレ、インマイウィダ♪ …ということで、行ってきました、水族館。 あ、冒頭のフレーズは 「ジンギスカン」 の節で歌って下さい。 ノリノリで、いいっすよね、これ。 究極の名曲だと思います。 唯一、ジン、ジン、ジンギスカン♪ …の後、何と歌っているのか聞き取れないところがネックだったんっすが、 ジンギスカン〜〜をカタカナで歌ってみよう 。ここのお陰で、すべての問題が解決しました。 なるほど。 ウッ! ハッ! ウッ! ハッ! そう言っていたんっすな。 いや、その部分はしっかり聞き取れていたので、僕のドイツ語のヒアリング能力も、なかなかの物だと思うんっすが、ハグルの洋楽カラオケ。 いや、これは使えますな。 ハグルくんがハゲないことを切望せずにはいられませんが、ま、それはそうと、君はジンギスカンとチンギス・ハーン、どっちが好きかな? 同一人物じゃん。 ま、それはそうなんっすが、どっちの呼び方が好きかな? そういう問い掛けなんっすが、僕はですね、断然、ジンギスカン派っす。 チンギス・ハーンとか、舞妓Haaaan!!! みたいで、威厳が感じられない。 それが、僕がチンギス・ハーンを支持しない、唯一にして最大の理由なんっすが、見たことはないので、どういう映画なのかはよく知らんのっすけど。 んーと、これ っすか。 お、意外と評価、高いっすな。 雉間クンからは、つまらaaaaaaaaan!!! …と、酷評されてますが、一番ひどいのがカップ麺のかやくと麺を分けて売る!という小学三年生が学活の授業でも出さなそうなI.Q60ほどの商品開発+そしてそれが売れるという無理ある世界観。 え? え? カップ麺のかやくと麺を分けて売る! それ、いいじゃん! うちは牛乳を宅配で頼んでいるんっすが、牛乳受け箱にたまに、牛乳以外のチラシが入っていることがあるんっすよね。 バターだとか、ヨーグルトだとかの宣伝チラシなんっすが、住所と名前と数量を書いて牛乳受け箱に入れておくと、忘れたころに牛乳と一緒に配達されるんっすが、料金は牛乳と同じ銀行口座から引き落とされて、とってもお手軽なので、わりとよく注文したり。 で、先日、高山ラーメンというのを頼んでみました。 半生麺と濃縮スープがセットになっているんっすが、半分ほど食べて、まだ3食分ほど残っているな…と。 わりと賞味期限が長かったような気がするので、あまり気にしてなかったんっすが、この前の日曜日の昼に食べようと思って日付を見てみたら、うわ…。 賞味期限、半月くらい切れてるやん! ヤバいっすかね? 酸っぱい匂い、しますかね? もともと、ラーメンの半生麺って、何か酸っぱい匂いがするので、もともとの匂いなのか、腐って酸っぱくなったのか、判断が難しくて、うーん…。 濃縮スープのほうはまだ大丈夫な気がしないでもないので、近所にある一号館…ではなく、一号舘というスーパーで麺だけ買ってこようかと思ったんっすが、どれもこれも麺とスープがセットになっていて、結局、泣く泣くスープもろとも、燃えるゴミに出してしまいました。 半生麺は燃やせば焼きそばになると思うんっすが、濃縮スープって、燃えるか? その点、ちょっと疑問ではあったんっすが、いずれにしろ、勿体ねぇ…。 もったいないおばけ の出没は不可避なんっすが、カップ麺のかやくと麺が分けて売られてさえすれば、濃縮スープを捨てずに済んだのに…。

 あ、でも、よくよく見たら、カップ麺のかやくと麺を分けて売る! そう、書かれてますな。 麺とスープを分けて売るんちゃうんけ? 小学三年生が学活の授業でも出さなそうなI.Q60ほどの商品開発で、んなものが売れるとは、とても思えなかったりするんっすが、舞妓Haaaan!!! やっぱ、アカンっすな。 やはり、ジンギスカンのほうに軍配が上がりそうなんっすが、ジンギスカンには、ギンビス感があったりするところも強みだったりしますよね。 「たべっ子どうぶつ」 とか作ってるところっすよね、ギンビス。 「たべっ子どうぶつ」 だけで十分に飯が食べられそうなのに、「アスパラガス」 も作っている凄い会社っすよね。 言うほど、ビスケットでは飯を食べられないかも知れないので、おかずにするなら「アスパラガス」 のほうがいいな。 そんな気がするんっすが、ギンビスの 「アスパラガス」 って、要はビスケットなので、ま、似たようなものかな…と。 何でもいいけど、アスパラガスって、あまり子供受けがよくなさそうなものを、どうしてビスケットにしようと思い立ったんっすかね? その謎は ここ を読めば即座に解決するんっすが、「アスパラガスビスケット」 という菓子の名前は、ずばり野菜のアスパラガスが由来でした! マジかよ…。 で、ギンビスのほうは、ギンギラギンにビスケットぉぉぉぉ♪ …ではなく、銀座 + ビスケット。 ま、普通やな…と。 ま、そんなこんなで、ジンギスカンには、ギンビス感がある。 これに関しては、みんな、ガッテンしてくれた思うんっすが、次の質問。君はチンギス・ハーンとフビライ・ハン、どっちが好きかな? 僕はですね、断然、フビライ・ハン派っす。 何となく、海老フライ飯 (ハン) っぽい。 …というのが、僕がフビライ・ハンを推す、唯一にして最大の理由なんっすが、ソースカツ丼のアレンジで、お皿にご飯をよそって、刻みキャベツを強いて、カラっと揚がった海老フライを5匹ほど乗せて、ドロッとしたソースをたっぷり。 丼ではなく、 お皿にご飯をよそう理由は、「海老フライ丼」 だと、ぜんぜんフビライ・ハンっぽくない。 そんな理由によるものなんっすが、 これ だと、ま、 飯 (ハン) と丼 (ドン) の中間っぽいかな? …と。

 とまあ、そんなこんなで、水族館。 よくよく考えたら、水族館とジンギスカンでは、最後の 「かん」 しか合ってないんっすが、( 前回 までの粗筋) 大船で昼飯を食った。 で、そこから江の島に移動。 鎌倉からなら江ノ電が便利なんっすが、大船まで出ちゃったら モノレール 一択やな…と。 モノレールって、めっちゃテンション上がりますよね。 レースがモノなんっすぜ。 もの凄ぇぇぇ! が、実際に乗ってみると、普通と電車と大差なかったりするし、というか、何かフラフラして、今ひとつ乗り心地がよくなかったりするし。 モノレールって、物珍しい以外、何かメリットあるんっすかね? …という疑問は、 ここ を見れば即座に解決。 で、湘南モノレールに関しては、Wikipedia に詳しく書かれております。 懸垂式(三菱サフェージュ式)、カッコぇぇ♪ もう、カッコいいだけで、存在意義があると言えるんっすが、乗り込んでしまえば、レールにまたがっていようが、上からぶら下がっていようが、大差なくて、むしろ、モノレールの湘南江の島駅から水族館までは、ちょっと遠い。 そんなデメリットのほうが大きいような? 小さなお子様連れなら大船から藤沢に出て、そこで小田急江ノ島線に乗り換えて、 片瀬江ノ島駅 まで行ったほうがいいかも? こっちのほうは駅舎が竜宮城みたいで、テンション上がるし。 何でもいいけど、江の島と江ノ島って、「の」 もしくは 「ノ」 が平仮名だったり、片仮名だったりするんっすが、何か使い分ける意味があるんっすかね? そんな疑問は、 ここ を見れば即座に解決。 ピヒャエールさんのキニナル。 確かに、ピヒャエールさんじゃなくても気になります。 で、気になる結果は…。 「江ノ島」に2票。高橋君(右)と「あ、ぼくも高橋で」君(左) あ、この2人には、あまり賛同したくありませんな。 いや、何となく。 写真は不可だったが「江の島」と答えた15歳の女の子からは「 “の” に決まってるじゃん」発言も。 あー、僕は断然、こっちの意見を尊重したいな♪ …と。 が、水族館は 「新江ノ島水族館」 なんっすよね。 (前略) さらに、江の島の外にあるのだとわかってもらうために、あえて “江ノ島” の表記を使っているのだそうだ。 あー、そういうポリシーがあるんだったら、15歳の女の子も分かってくれるんじゃないかなー?


< 新江ノ島水族館 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 ということで、新江ノ島水族館 。 ぶっちゃけ、さほど興味があるワケではなかったんっすが、江の島の人気5施設をお得に観光!えのしまえのすいエリアパスポート+ナイト(湘南の宝石観覧券付)。 そんな電子チケットがあって、その 「江の島の人気5施設」 の中に 「えのすい」 も含まれていたので、暇つぶしも兼ねて、覗いてみるかぁ…と。 何でもいいけど、この電子チケット、 使い方 の一番右の画面。 次の画面をそのままスタッフにご提示ください 間違えてお客様自身で使用済みにしてしまった場合、返金が出来ません。 …というのが、意味わからん。 お客様自身で 「表示する」 を押して、チケットを表示させて、それをスタッフに見せればええやん。 ずっとそんなふうに思っていたんっすが、ようやくその謎が解けました。 お客様自身で操作してチケットを表示させて、その画面のスクショを撮って、友達のスマホに転送すれば、1人分の料金で、何人でも入りたい放題やん! それを阻止する為の方策だったんっすな。 端からズルをする気がない僕には、思いつかない…というか、僕には友達がいないので、そんなこと考えてもみませんでした。 当時の僕はそこまで考えが至らず、「???」 と疑問に思いつつ、お達しに従って、素直に次の画面をそのままスタッフに提示して、チケットを表示して貰って入場したんっすが、いやあ、混んでますな。 お正月なので、子供連れでいっぱい。 で、入ったら入ってみたで、それなりに楽しい♪ で、まずは (写真・いちばん上) 。 入口のところにあったオブジェのようなもの。 うーん、綺麗♪ で、(写真・上から2枚目) 。 うーん、魚の群れ♪ 個人的には群れよりも、蒸れ蒸れ熟女とかのほうが好きなんっすが、 あんた、幼女好きじゃなかったんか? いや、それは確かにそうなんっすが、幼女は蒸れないんっすよね。 蒸れ蒸れ熟女。 下の部分に 「点4つ」 が3つ並んで、見た目的にもこっちのほうがしっくりくるな…と。 で、(写真・ちょうど真ん中)エイちゃん。 おおっ♪ この目と口に見える部分、実は顔ではないんっすよね。 エイの顔に見える部分はなんと…! おお、「江の島水族館」 じゃん。 片仮名の 「ノ」 じゃないんっすが、新になる前の、旧・江の島水族館の話なのかも知れないし、「 “の” に決まってるじゃん」 の15歳女子に敬意を表したのかも知れないし、で、エイの顔に見える部分はなんと…! これは顔ではなく…鼻の穴らしいです。 え、マジかよ? 鼻の穴があるなら、やっぱり顔やんけ! で、口の部分が何なのかについては言及されてないし、使えねぇな、ショールームスタッフ島田…。 仕方がないので、 知恵の輪 。 あ、口は口なんっすな。 目に見えるのが鼻の穴で、実際の目は 「上」 のほうにある。 それが正解のようっす。 使えるな、知恵の輪! で、次。 (写真・下から2枚目)イワシの群れ VS エイちゃん 。 これ、凄いっすよね。 イワシとか、めっちゃ賢いサバくんに比べると、比較にならないほど脳みそが小さくて、アホっぽく思えるんっすが、こうして群れで泳ぐことによって、「めっちゃデカい魚」 であるかのように思わせて、外敵から身を守るんっすよね。 凄ぇぇぇぇぇ! 詳しくは ここ 参照なんっすが、この疑問を説明できるのが、世界中で愛される絵本 『スイミー』 です。 え、何それ? 知らんぞ。 スイミーと言えば、 これ やろ? …というのは置いといて、こうして群れをなして泳ぐのは、北朝鮮の兵隊並みに統制が取れてないと無理だろうし、デカい筈のエイちゃんが小さく見えて、イワシ、凄ぇぇぇぇぇ! で、続いて (写真・いちばん下)クラゲっすな。 クラゲなんっすが、クラゲはこれだけでなく、


< 新江ノ島水族館 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 クラゲまみれ! クラゲと言えば 加茂水族館 が有名で、クラゲ好きの僕としては、一度行ってみたいと思いつつ、クソ遠いので、未だに野望を果たせずにいるんっすが、「えのすい」 で、十分やん! そんな気がしちゃうくらい、クラゲまみれでありました。 クラゲー、クラゲ−、クラクラゲー、クラゲー、クラゲ−、クラクラゲー、クラゲー、クラゲ−、クラクラゲー、この世はクラゲのクラクラゲー、ヘイ♪ 山本リンダの 「狙いうち」 の節で歌って欲しいんっすが、ちなみに 山本リンダ って、本名・稲葉あつ子なんっすな。 旧姓は山本あつ子なんだそうっすが、いつの間に稲葉クンと結婚したんや? で、クラゲ以外には、フグだとか、何か太ましい魚だとか。 いいっすよね、フグ。 何か、不倶戴天の敵っぽくて。 フグがプクッと膨らむのは、イワシが群れで泳ぐのと同様、自分の体を大きく見せて、外敵から身を守るためだと思われますが、群れずに自分一人…というか、自分一匹だけの力で何とかしようという姿勢は、健気で頭が下がりますよね。 そんな努力も空しく、イルカに突かれる様 は、「もののあはれ」 を感じさせ、日本人の心に刺さります。 と同時に、日本人に食われます。 一緒や! 毒を溜め込んでも! ちなみにフグの毒は テトロドトキシン 。 お、お、お、おー、おー、ほぉー、おー、ほぉー、んほぉ、んほぉ、んほぉ(2)。 そんな感じの化学式なんっすが、 一般にフグの毒として知られるが、他にアカハライモリ、ツムギハゼ、ヒョウモンダコ、スベスベマンジュウガニなど幾つかの生物もこの毒をもっている。 アカハライモリとか、ただの腹が赤いイモリだと思っていたら、フグと同じ毒を持っているんっすな。 恐ぇぇ…。 ヒョウモンダコとか、ただの豹の文様が付いたタコだと思っていたら、フグと同じ毒を持っているんっすな。 恐ぇぇ…。 スベスベマンジュウガニとか、ただのスベスベした饅頭のようなカニだと思っていたら、以下略。 ツムギハゼは何か地味なんっすが、フグと同じ毒を持ってるみたいで侮れなくて、


< 新江ノ島水族館 (その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 (写真・いちばん上) 。 スケルトンな、透けとるん魚(ぎょ)。 うわ、これは…。 子供の頃のトラウマがフラッシュバックするぅ…。 駄菓子屋の前にガチャガチャがあったんっすよね。 それの当たりが 「透視メガネ」 。 え? マジかよ? これで同じクラスの女子を覗けば、スカートが透けて、パンツ丸見え? うぉぉぉぉぉぉぉ! めっちゃ興奮して、お小遣いを注ぎ込んで、チャレンジし続けて、苦節3週間。 うぉぉぉぉぉ、遂に当たりが出たぁぁぁぁ! カプセルに入った 「透視メガネ当たり」 という紙を店のオバチャンに見せて、遂に念願の物をゲットぉぉぉぉぉ。 うぉぉぉぉぉぉぉ! 早速、その辺を歩いている女児を…覗いたりするのは、さすがに憚られたので、こっそり家に持ち帰って、部屋に籠もって、カーテンを閉めて暗くして、ドキドキしながら覗いてみたところ、筒の中には骨の絵が書かれた紙切れが1枚。 透け過ぎや! で、このスケルトンな魚って、本人…というか、本魚にとって、一体どんなメリットがあるんっすかね? うわ、こいつ、見るからに小骨が多そう。 喉に刺さると嫌やから、食べるのはよそう…。 そんなふうに思わせて、身を守るという戦術なんっすかね? んーと、これ 。 おお、これこれ。 トランスルーセントグラスキャットって言うんっすか。 透けているのは保護色だから。 そういう、つまらない理由みたいなんっすが、で、あとはペンギンとか。 こいつは鳥類なんっすが、水の中を泳いだりするので、ま、水族館で展示するに、ヤブサカではないな…と。 で、続いて、アザラシ。 こいつは哺乳類なんっすが、水の中を泳いだりするので、ま、水族館で展示するに、ヤブサカではないな…と。 で、後は 「しんかい2000」 とか。 ま、こいつも “水族” の一種と考えていいんっすかね? で、最後にカピバラ。 お前は “水族” 、ちゃうやろ! でもまあ、たまに温泉に浸かっていたりするので、 “湯族” ではあったりするのかも知れず、ちなみに 「第11回 カピバラの長風呂対決」 の結果は こちら 。 3時間40分29秒も、カピバラが温泉に浸かってる姿を見やんとアカンのかい! さすがに企画として破綻している気がしないでもないんっすが、で、長崎のドーナツ、しょぼ過ぎぃ! 8分42秒って、断トツ最下位やんけ! 断トツって、断然トップの略なので、断トツ最下位って、日本語として破綻している気がしないでもないんっすが、これを見ると、動物園も悪くないな。 そんな気がしないでもないし、水族館もそれなりだったりして、とまあそんなこんなで、この続きはまた、次回☆

 んなことで、今日はアーチー・シェップっす。 今週から テナーサックス (フリージャズ編) が始まります。 うわ、悪夢や…。 ま、先週のサム・リヴァースから、フリーに片足を突っ込んでた感があるんっすが、苦痛っすよね。 苦行だと思います。 公卿なら、この苦行には耐えられないレベル。 ぼんぼん育ちで、耐性無さそうっすもんね、公卿。 で、アーチー・シェップ。 アーチーと言えば、郷ひろみの 「GOLDFINGER '99」 。ニューヨークのシティマラソンで完走っすか。 3時間44分何秒って、カピバラの長風呂といい勝負なんっすが、アーチーチー、アーチー。 露天風呂が熱湯だったら、カピバラもそんなに長くは浸かってなれなかったのではなかろうかと。 そういえば、2ちゃんねるだか、5ちゃんねるだかに、 こんなスレ があったんっすが、で、今日はそんなアーチーの 『アッティカ・ブルース』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 ラズウェル細木の漫画 に出てくる 『アッティカ・ブルース・ビッグバンド』 とは別物っすよね? 第10話 「ここでパーソネルを紹介しておこう」 というのに出てくるんっすよね。 ラズウェルくんが駅前のEIビルの4階のカルチャー・スクールで始まった 「ジャズ評論家養成コース」 というのを受講する話。 由井正一センセイっぽい講師が出てくるんっすが、『アッティカ・ブルース・ビッグバンド』 のライナー・ノーツを書いてみなさい。 原稿用紙10枚以内。 そんな課題が課されるワケっす。 ということは、 4,000字っすか。 僕のこの原稿、だいたい前半が18KBで、後半が12KBくらいだったりするんっすが、文字数カウント 。 前回の後半で試したところ、空白込みで4815文字と出ました。 「ケッコーあるだろう、10枚ってのは」 先生の台詞が心に染みます。 だからこうして、本題と関係のない話で行数を稼ぐしかないんっすが、そしておもむろにパーソネルの紹介に入る。 ライナー以外にまとめて書いてあっても、ジャケットやオビに書いてあっても、おかまいなしにもう一度。ライナー中に書き出すのだ。 だからこのアルバムの場合、これによって30行もかせぐことができるというわけだ。 今回のこの純正 『アッティカ・ブルース』 も、かなりの大所帯なので、パーソネルの欄を書くのが大変だったんっすが、曲目紹介は 「軽快なテンポでホットなソロが続く」 と、こんな程度でよい。 なるほど、為になりますなぁ。 とまあそんなことで、ではここで曲目を紹介しておこう。

 まずは1曲目。 シェップのオリジナルで、アルバムのタイトルにもなっている 「アッティカ・ブルース」 アッティカ刑務所暴動 をテーマにしたものらしいんっすが、ミュージシャンや、スポーツ選手や、芸人なんかが、政治や社会の世界に首を突っ込んでくるのって、個人的には、ちょっとどうか…と。 自分の専門分野で頑張って欲しいところなんっすが、このシェップのコレは、音楽的にも悪くないな…と。 ファンクなエレピ (?)に続いて、ボーカルというか、コーラスのようなものが出て来て、そこに管楽器と弦楽器のアンサンブルが絡むという構造なんっすが、ジャズというよりR&B、もしくはソウル系のブラック・ミュージック。 アフロ系フリージャズのサックス奏者アーチー・シェップが、1972年にリリースしたこの上なく黒くファンキーな “Attica Blues” 。このアルバムの名を高めているのは、この中で最もファンキーなタイトル曲 “Attica Blues” だろう。熱いHenry Hull(ヘンリー・ハル)のヴォーカルは、60年代後期の James Brown(ジェームス・ブラウン)の影響を強く感じる。この曲は黒人が多く収容されたアッティカ刑務所の暴動がモチーフになっており、ハルのヴォーカルにも怒りがこもっているようだ。『アッティカ・ブルース』は、ジャズミュージシャンが演奏した最も黒いファンクの一曲といえるのではないだろうか。 そう、ソウル&ファンク大辞典 に書かれております。 シェップ本人は、バックの伴奏で時折テナーの音が聞こえてくる程度なんっすが、逆に、フリージャズが苦行としか思えない一般人にとっては聞きやすくて、いいんじゃね? そんな気がしないでもなくて、とにかく、勢いと力とパワーに圧倒されるんっすが、で、演奏のほうはフェイドアウトして、続いて物静かなナレーションが登場するという。 何ともドラマチックな構成になっています。

 で、そこに優雅な優雅なストリングスが被さってきて、次の 「スティーム・パート1」 が始まります。 おっさんボーカルをフィーチャーしたエモーショナルなバラード調のナンバーで、そこにシェップのソプラノ・サックスと弦楽器が絡んで来て、何とも独特な世界が構築されます。 いいっすよね、構築。 チーチクと同じくらいソソられるものがあります。 チーズの穴に突っ込むのは、チーズか、キュウリか、どっちがいいか。 この問題はいつも激論を巻き起こすんっすが、 ちくわの中にきゅうりとチーズ 。 あ、両方入れれば、いいだけの話っすな。 このレシピの生い立ち : いつもはきゅうりとチーズを別々に作るけど、一緒もおいしいだろうと思って、一緒にしました。 なるほど、目から鱗。 で、終盤、おっさんボーカルが下がって、シェップのソプラノと、弦楽器と、エレピが妖しく絡み合うパートがあって、そこからベースの無伴奏ソロが出て来て。 この部分はちょっぴり後期コルトレーンっぽかったりするんっすが、で、続いてナレーションの人が登場。 何を訴えているのかは不明なんっすが、スピリチュアルであるな…と。 で、その後、ベースのピチカートとパーカッションとの絡みがあって、続いて、弦楽器のアンサンブルが出て来て、 「スティーム・パート2」 が、始まるゾ…っと。 おっさんボーカルではなく、今度はシェップのソプラノによってテーマが演奏されるんっすが、テナー同様、しょっぱいようなトーンが独特っすよね。 で、終盤になって、おっさんボーカルが復活して、最後、フェイドアウトして、おしまい。 いやあ、深いっす。 ぜんぜん不快でない深さが、ここにはあります。 シェップ、凄ぇぇぇぇ!

 で、次。 「ブルース・フォー・ブラザー・ジョージ・ジャクソン」 。 ジョージ・ジャクソンって、アメリカに2万8000人くらいはいそうな、ありきたりな名前なんっすが、ここで語られているのはこの ジョージ・ジャクソン かと。 ブラックパンサー党っすか。 厨二心を擽られる党名でありますな。 ちなみに僕は若かりし頃、参議院選挙の比例代表で、UFO党 に投票したことがあるんっすが、今から思えば、死に票であったな…と。 でも、しょうがないっすよね。 カップ焼きそばはUFO派だったし。 ていうか、当時、桑名では 「ペヤング」 は売ってなかったので、「UFO」 一択だったんっすが、あ、いや、明星焼きそば 「一平ちゃん」 とかは、あったような? 「焼きそばバゴーン」 というのもありましたな。 当時、水曜スペシャルの川口浩探検隊で、 猿人バーゴンが話題だったので、バゴーン派も一定数存在していたと記憶しておりますが、で、1971年8月21日、ジャクソンはサン・クエンティン州立刑務所から脱獄を試み、警備員により銃殺された。 1971年9月9日に起こった 「アッティカ刑務所暴動」 は、間接的にジャクソン射殺が引き金になったと考えられている。 ここで1曲目に繋がるワケでありますな。 で、演奏のほうはアレっす。 超弩級のジャズ・ファンク。 重厚なブラス&ホーン・アンサンブルと、シェップのしょっぱいテナーとの対比が、たまらんっ♪ ラッパの人や、謎の楽器の人、それにシェップ本人のテナー・ソロもフィーチャーされて、このアルバムの中ではもっともジャズっぽい仕上がりなんっすが、決して 「フリー」 ではないので、大丈夫。

 で、その後、おっさんのナレーションが出て来て、続いて藤山甘美なストリングスが登場して、 「バラード・フォー・チャイルド」 が始まる。 そういう流れになります。 黒人っぽいお姉さんのソウルフルなボーカルをフィーチャーしたナンバーっす。 シェップの “泣き” のテナー・ソロも聞けます。 魂を揺さぶられます。 で、次。 「グッド・バイ・スィート・ポップス」 。 トランペット奏者兼作曲家であるカル・マッセイのナンバーっす。 わりとオーソドックスなビッグ・バンド・ジャズに仕上がっていて、聞きやすくって、いいな♪ …っと。 んなことで、ラストっす。 これまたカル・マッセイのナンバーなんっすが、 「クワイエット・ドーン」 「静かな夜明け」 っすか。 いかにもカル・マッセイな仕上がりで、曲そのものも十分に魅力的なんっすが、ここでの最大の聞き物は、何と言っても当時7歳だったカル・マッセイの娘、ワイーダの歌声でありましょう。 調子っぱずれのような、ぎりぎり踏みとどまってるような、何とも妖しい魅力があって、蒸れ蒸れの熟女好きの僕も、この幼女の歌声の虜になってしまいました。 シェップの割としっかりしたテナー・ソロもフィーチャーされているんっすが、この幼女の前にはひれ伏すしかなくて、とまあそんなこんなで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 シェップは嫌い。 フリー・ジャズは苦手。 そんな人に強くお薦めしたい1枚っす。 これぞ、ジャンルを超越した究極のブラック・ミュージック。 僕がこのクソ面倒くさいジャケットを書く気になったくらいだから、間違いなく本物で、超オススメ☆


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