SCENES IN THE CITY (COLUMBIA)

BRANFORD MARSALIS (1983/4/18,19 11/28,29)

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【パーソネル】

BRANFORD MARSALIS (ts,ss)
WENDELL PIERCE (narrator) <#2> JOHN LONGO (tp) <#2> ROBIN EUBANKS (tb) <#2>
MULGREW MILLER (p) <#2,3,5> KENNY KIRKLAND (p) <#4,6>
RON CARTER (b) <#1,3,5> RAY DRUMMOND (b) <#2> CHARNETT MOFFETT (b) <#4> PHIL BOWLER (b) <#6>
MARVIN "SMITTY" SMITH (ds) <#1,2,3,5> JEFF WATTS (p) <#4,6>
【収録曲】

(01-03) NO BACKSTAGE PASS / SCENES IN THE CITY / SOLSTICE
(04-06) WAITING FOR TAIN / NO SIDESTEPPING / PARABLE
【解説】 ( 2023年06月04日更新 / 連載 1,536回 )

 君は懸賞や福引きの類いに当たったことはあるかな? 僕はありません。 いや、当たってもそんなに嬉しくない、しょうもないものなら当たったことがあるんっすが、当たったらめっちゃ嬉しい、しょうもあるものは、さっぱり…。 僕がまだスキーにハマっていた頃、長野の白馬村のプレゼント企画だかに応募したことがあるんっすが、八方尾根スキー場のリフト券は競争率が高くて当たりそうにないので、「白馬の豚カレー」 狙いにするかぁ。 で、結果、見事に当たって、「白豚カレー」をゲット。 おおっ♪ 「白馬の豚カレー」をそんなふうに略すのは、ちょっとどうか? そんな気がしないでもないんっすが、 「黒豚」 だと特別感があるんっすが、「白豚」とか、普通だし。 で、これはまあまあ嬉しかったし、そこそこ美味しかったし、しょうもなくはなかったりするんっすが、これが恐らく、僕が懸賞で獲得した賞品の中では、いちばん高額だったのではなかろうかと。 他には、えーと、僕がまだスキーにハマっていた頃、長野の伊那市のプレゼント企画だかに応募したことがあるんっすが、伊那スキーリゾートのリフト券は競争率が高くて当たりそうにないので、「イーナちゃんのピンバッジ」 狙いにするかぁ。 で、結果、見事に当たって、「イナピン」をゲット。 おおっ♪ これはぶっちゃけ、そんなに嬉しくはなかったっす。 こんなものなら別に、当たらなくてもよかったのに…。 なら、応募すんな! …という話なんっすが、あ、でも、リフト券狙いで外れちゃうよりはマシだし!

 ちなみにイーナちゃんというのは、 これ 。 まあまあ可愛いっす。 伊那だから、いな → 稲(いね) → お米 。 そういう発想なんっすかね? えーと、種別 : 水の妖精、お米じゃないよ。 お米、ちゃうんかい! 身長・体重 : 見た人が心の中で思った大きさ。 何て、適当な! こんな、超・他人任せなキャラのピンバッジを貰ったところで、ぜんぜん嬉しくなかったりするんっすが、グッズ好評発売中!! あ、ピンバッジ、まだ売ってるんっすな。 僕がゲットしたのは15年以上前だったと記憶しているんっすが、大量に作り過ぎて、いまだに大量の不良在庫を抱えているとか? 1個300円っすか。 もしかして「白豚カレー」 よりも高い? んーと、 これ 。 あ、製造中止で、投げ売りされてるやん。 豚カレー10個セット30%OFFで¥4,536(税込)。 あ、けっこう高いやん。 2個セットで貰ったような気がするんっすが、当時はまだ、投げ売られてはいなかったし、となると、んーと…、少なくとも 「イーナちゃん」 よりは高いな! …と。 計算が苦手な僕でも、それくらいは何となく見当が付きます。 ちなみに僕は本名が 「いなばくん」 なので、イーナちゃんにはちょっぴり親近感を持っていたりするんっすが、少なくとも 桑名三重信用金庫よりは親近感が湧きます。 桑名三重信用金庫とか、信金感しか湧かないし。 桑名市に本店を置く桑名信用金庫及び松阪市に本店を置く三重信用金庫が対等合併して発足したんっすよね、桑名三重信用金庫。 桑名信用金庫の頃は 「くわしん」 という愛称があって、親しみが持てたんっすが、桑名三重信用金庫? くみしん? ピンと来ませんなぁ…。 ま、三重信用金庫という名前にされなかっただけマシなんっすが、松阪市に本店を置いてるのに、松阪信用金庫 (まつしん) じゃなかったんっすな。 個人的に、○○信用金庫の略称で、いちばん酷いと思うのは蒲郡信用金庫 (がましん) だったりするんっすが、 キャラ は可愛いんっすけどね。 くわしん、もしくは、くみしんにもキャラとか、おるんか? …と思って調べてみたら、 こんなページ が出て来たんっすが、大山田支店の森田さん、トムとジェリーが好き☆ なのに、その謎キャラは、何や? 大矢知支店の江藤さん、お寿司と芋けんぴが大好きで、寿司の絵(?)は分かるんっすが、芋けんぴのイラストは? ま、確かに難易度は高そうなんっすが、 「いらすとや」 には、ありますかね? あ、ねぇ…。 「いらすとや」 にないものを、信金のお姉さんに求めるのは酷っすな。

 で、えーと、懸賞や福引きの類いでは、ろくなものが当たったことがないサバくんでありますが、あ、思い出しました。 何か、「こんぶ飴」 が当たったことがあったような? 僕は 「都こんぶ」 が大好きで、遠足のおやつに欠かしたことはないんっすが、「こんぶ飴」 は、別に…。 というか、むしろ苦手な部類だったりするんっすが、当たっちゃったんすよね、「こんぶ飴バラエティーセット」 みたいなのが。 何故、そんなものが当たったのかというと、こんぶ飴プレゼントの懸賞に応募したからなんっすが、どうしてそんなものに応募したのかというと、気の迷いというか、若気の至りというか、胸毛のイタリーというか。 胸毛、濃そうっすもんね、イタリア人。 当時 『塩サバ通信』 (うちのサイト) にアーネット昆布という、才気溢れる青年が登場したので、それに因んだのかも知れません。 あと、何か 「ベビースターラーメン」 のバラエティーセットみたいなのも当たったような気がするし、けっこう当たってるじゃん! …な気がしないでもないんっすが、さば兄も何か、割とよく当てておりましたな。 子供の頃はキャラメルコーンの懸賞で 「ぶんぶんヘリコプター」 みたいなとか。 こんな感じ のヤツでしたかね? とにかく、よく飛んで楽しいオモチャだったんっすが、日進小学校の校庭で、ワーワー、キャッキャしながら遊んでいたら、うちの親父がしゃしゃり出てきて、「俺にもやらせろ!」…と。 で、力任せに紐を引っ張った結果、ブチっと切れて、うわぁぁぁぁぁ…。 慌てて紐を結んで修復を試みたんっすが、結び目が引っ掛かって、うまく飛ばなくなってしまいました。 子供の頃の悲しい思い出としては、小学5年の7月5日に家が火事で燃えた以上にショッキングな出来事でありましたが、

ワースト1 : 「ぶんぶんヘリコプター」 壊れる
ワースト2 : よしゆき (敬称略) の陰謀で、陸上記録会の幅跳びの代表に選ばれそうになる
ワースト3 : 「いねよ」 と呼ばれて、虐められる
ワースト4 : 「餅」 と呼ばれて、虐められる
ワースト5 : 倉田まり子に 「流行の恐ろしさ」 を教えられる
(中略)
ワースト54位くらい : 家が火事で燃える

 当時の自分的に、火事はそんなに大したことではなかったんっすよね。 隣の空き家から燃え移っただけの「貰い事故」のようなものだし。 ちなみに「いねよ」 というのはアレです。 僕の本名が 「稲葉」 だったので、よしゆき (敬称略) が、「稲葉…、いねよう。いねよ!」 そう言い出したんっすよね。 意味わからん…、 で、「餅」というのはアレです。 うちの学校は集団登校だったんっすが、ある日、集合場所に行くと、どこからか餅を焼く匂い(砂糖醤油味)が漂ってきて、よしゆき (敬称略) に 「うわ、餅の匂いや。 いねよ、お前、朝、餅、食ったやろ?」 と、身に覚えのない冤罪の疑いを掛けられた…と。 本当にもう、よしゆき (敬称略)というヤツは、絶対に敬称を付ける気がしないくらい、ロクでもない野郎でありましたが、どうしてコイツの家が燃えずに、善良な小市民である僕の家が燃えちゃったんだか…。 あ、そういえば、僕の家が火事で燃えた数ヶ月後くらいでしたか、家の近くの風呂屋が火事で燃えていたので様子を窺いに行ったんっすが、現場でばったり、よしゆき (敬称略) に出くわして、「お前、自分の家が燃えたのに、何で野次馬しとんのや!」 と、因縁を付けられたりしました。 何となく、よしゆきの言いたいことは分からんでもないんっすが、で、えーと、さば兄。 家が燃えた時は高校生だったんっすが、隣の空き家から煙が立ち上るのを見て、 バケツに水を汲んで隣の家のトタン屋根にぶっかけて、消火を試みたそうです。 水が瞬時に 「ジュッ…」と音を立てて蒸発したのを見て、手遅れであることを悟って、逃げたそうっすが、 「焼け石に水やった…」 と、しみじみ述懐しておりました。 その際、足の裏を火傷して、皮がペローンとめくれたりしておりましたが、その活躍…というか、努力の姿勢 (?) が神様に評価されたのか、 『高一コース』 か何かの懸賞で、スキー用の手袋が当たってました。 「デザインが今ひとつやな…」 と言ってましたが、確か1万円くらいの高級品だったような? とまあそんなこんなで、 前回 に引き続き、『中学一年コース』 1980年4月号。 ここにも懸賞が載っているんっすが



 ほれ。 (はぁと) 中学進学おめでとう! 新しい生活をまえにして、希望に胸ふくらむキミにすてきなプレゼントをしよう! 下の問題に答えてどしどし応募してネ!! おお、応募したろやないかい。 えー、どれどれ。 上の図のような形の島の中に、11の国が国境を接している。 うわ、めっちゃ戦争が絶えなさそう。 で、この11の国を3つの色 (赤・青・黄) で色分けしたいのだが、(中略) ただし、同じ色は互いに接しあってはいけないものとする。 おお、色分けしたろやないかい。 それでこの島の平和が保たれるのであれば、どんな困難な待ち受けていようと、やり遂げなければならんのですが、


 ん? 意外と簡単。 そんな困難ではなかったりして、こんなんでエエんか? そんな気がしないでもないんっすが、それは僕がとっても優秀な大人に成長したからであって、当時の新中学1年生にとっては、うーん、赤か、青か、黄色か…。 確率は 33.3333%や! 勘に頼るしかないような難問だったり。 そう簡単に当たられてしまっては、競争率が上がっちゃいますからね。 黄色、黄色、黄色、黄色、黄色、黄色、黄色、黄色、黄色、黄色、黄色 。 サブリミナル効果で、無意識のうちに間違った答えを選ぶように誘導しておいて、で、何が貰えるのかと思ったら、めっちゃ安っぽい時計だとか、安っぽい電卓だとか、そこそこ安っぽいカメラだとか。 で、ソニーヘッドホン「ヘアー」 メガネなみの軽さだ! あ、これ、倉田まり子に 「流行の恐ろしさ」 を教えられたヤツやん! この話は何度も書いているので、リピーターのみんなには “耳タコ” だと思うんっすが、もう一度書きます。 何度でも書きます。 その昔、何気なくラジオを聞いていたら、倉田まり子がパーソナリティをしている番組が始まって、「今日はですね、 “流行の恐ろしさ” について話をしたいと思います。」 ほぉほぉ。 「今、東京ではですね、ウォークマンの本体無しで、ヘッドフォンだけを付けて歩くのが流行っているんです。」 ほぉほぉ。 そのウォークマンのヘッドフォンというのが、このソニーヘッドホン 「ヘアー」 メガネなみの軽さだ! …というヤツなんっすが、ほぉほぉ。 確かにこれ、お洒落っすよね。 なるほど、ヘッドフォンだけを付けて歩くのかぁ。 ちょっとやってみようかな? …とか思っていると、「が、実はこの話、嘘なんです。」 嘘かいっ! 「こんなふうに、流行っていると聞くと、へぇ。自分も真似してみようかな? そんなふうに思ってしまうのが “流行の恐ろしさ” なんですよね! (ドヤ顔) 」 ラジオなのに、まり子の 「してやったり」 な顔が見えた気がしました。 ・・・・・・ 。 純真な青少年の心をもて遊んだ まり子、許すまじ!!

 意地でもこのヘッドフィンだけは応募したくありませんが、かと言って、アクセサリーにもなる笛 スーパーサンバホイッスルとか、要らないし…。 あ、でもこれ、もしかして、モデルのJC(?)が実際に吹いた “使用済み” を送ってくれるとか? だとすれば、こんぶ飴の一億兆倍くらいは価値があるんっすが、ま、そんなワケはないっすよね。 300名って書いてありますもんね。 本当の 「当たり」 は5個くらいで、残りの295個は学研のおばちゃんが吹いたものだったり。 それならまだいいんっすが、 『ムー』 の編集部に行って、その辺にいるUFO研究家のオッサンに吹いて貰ったものだったり。 そんなもんが当たって、うっかり吹いて、UFOがやって来ちゃったりしたら、大変っすよね。 ああ、繰り返される 「未知とのそうぐう機」 の悲劇…。 こりゃ、いらんな…と。 が、もっといらないのが、後方車による追突を防ぐ 自転車用回転反射機ピカッテル。 こんなもん、自動車運転免許の更新に言った時、交通安全協会にお金を払って、粗品で貰えって! こんなもん、「火事で何もかもなくしてしまった可哀想な稲葉くんに、いらなくなったものをあげましょう。」 という担任のナカヒロ先生の呼び掛けに応じて、クラスメイトが持って来てくれたとしても、受け取りを拒否するレベル。 本当に 「いらんもの」 しか集まりませんでしたからね。 虐めか? …というレベルで。 いもや のオッサンを見習え! …と。 さば兄が家の金をちょろまかして、いもやで 「ジョカリ」 を買ったんっすが、火事で燃えてしまったんっすよね。 仕方ないので、再び家の金をちょろまかして、いもやへ買いに行くことにしたんっすが、「あれ? ちょっと前にこれ、買わへんかった?」 …と言われて、「火事で燃えた」 と答えたところ、同情して、お見舞いにお菓子をたくさんくれました。 家の金をちょろまかして買った 「ジョカリ」 のオマケのお菓子を家に持ち帰ったら100%怪しまれるに違いないので、仕方なく 「庁舎」 に隠すことにしたんっすが、後日、そこに行ってみると、お菓子はすっかり食い荒らされていたのでありました。 「グリコ・森永事件」 の前でしたからね。 そのへんに落ちているお菓子を平気で食うような時代でありました。

 …っていうか、この懸賞、●賞品は係で決めさせていただきますので、ご了承ください。 自分で選べやんのかい! 僕のように、競争率が低そうなのを敢えて選んで、結果、欲しくもないものが当たるという作戦が使えないんっすな。 うぉぉぉぉぉぉ! 学研から何か、届いたぁぁぁぁぁ! 当たったぁぁぁぁぁ!ワクテカしながら箱を開けて、中から 「ピカッテル」 が出て来た中学一年生の気持ちを考えると、何とも居たたまれなくなってしまいますが、せっかく頑張って、11の国を3色に色分けしたのにぃ…。 こんなショボい懸賞しかないんか? 天下の「学研」の実力は、この程度か? …と思ったら、違いました。 天下の「学研」の底力は、こんなものではありませんでした。


 アイドルから100名にハッピー・プレゼント。 ●「楽しい中学校生活をおくってほしい!」 というメッセージをそえて、アイドルたちが、新中一生のキミたちにハッピーなプレゼントをしてくれる。 キミはだれをねらう? 応募方法は298ページだよ。 うぉぉぉぉぉぉ! 天下のアイドルたちが、こんなにも僕たち新中一生の事を思っていてくれたとは。 感激っ♪ で、キミはだれをねらう? …だから、好きなのを選べるんっすよね? これは悩みますなぁ。 ローラースケートが欲しいんっすが、武田鉄矢からは絶対に何にも貰いたくないし。 アイドルで選ぶなら、石野真子か、ピンク・レディーか、藤谷美和子か、水島裕? ボーイッシュなギャル? カマっぽい男? 名前も、どっちとも取れるんっすが、賞品のバッグも白と紺色で、男女どっちでもイケそうだし。 いずれにしろ、このバッグも、真子ちゃんのタイニーキャンデー・ボストンバッグも、ドールアニマルも、オルゴールもいらないし、男からプレゼントされたくないし、ギャルのほうは賞品が微妙だし、このジレンマが何とも。 …と思ったら、何にも悩む必要がないのが、右下にありました。 倉田まり子からLSIゲーム・インベーダーって、マジっすか? これ、めっちゃ欲しかったヤツやん! というか、欲し過ぎて、家の金をちょろまして買っちゃったヤツやん! まり子がくれると知っていたら、まり子から巻き上げたのにぃ。 偽りの “流行情報” で純真な青少年の心を弄(もてあそ)んだ 倉田まり子には、その罪を補う義務がありますからね。 まり子、そのインベーダー、さっさとこっちによこせ! 自分で買ったんなら、もういいじゃん。 そう、思われるかも知れませんが、中古のほうは藤田くんに売りつけて、その金を持って 「いもや」 に行って、お菓子をしこたま買う! 食われた分は、取り返すっ! ちなみに、応募方法は298ページ。 この左の懸賞ハガキの “プレゼント応募らん” の希望の番号に (5つまで) ○ を付けてください。 上記、アイドルから100名にハッピー・プレゼント以外にも、タニア・タッカーのポスターだとか、ルパート・ホルムズのポスターだとか、倉田まり子のポスターだとか、本 「頭はいいのになぜ成績があがらない!?」 だとか、四ツ葉のクローバーのカンづめだとか、指のエキスパンダーだとか、水筒とおしぼりのセットだとか、モスクワオリンピックメダルだとか、本 「吼えろ阪神タイガース」 だとか、賞品が盛りだくさん。 さすが、天下の「学研」 でありますな。 で、応募葉書には、今月号のつぎにあげた連載マンガについて、1〜5のうちあてはまるものを選んでください

  1. 非常におもしろかった
  2. おもしろかった
  3. ふつう
  4. つまらなかった
  5. 非常につまらなかった
  

 そんなアンケートがあったりするんっすが、こういうのって、ケチをつけたり、悪口を書いたりすると、機嫌を損ねて、当たらなくなっちゃう気がしますよね。 『ズッコケギャグ 2軍の星ありゃま君』を含めて、全部、 非常におもしろかった と。 で、大懸賞の解答を書く欄もあるので、頑張って、11の国を3色に色分けした甲斐があったというものなんっすが、答えは 「黄色」 っと。ヨシ! さ、まり子からインベーダーが届くの、楽しみ♪

 ということで、今日はブランフォード・マルサリスす。 有名っすよね。 新伝承派(笑)の旗頭っすよね。 いや、ウィントン・マルサリスはともかく、兄貴のほうは、あまりそのレッテルは貼られないような気がするんっすが、新伝承派そのものが 「E電」 レベルの死語だったりするし。
 新w伝承派www みたいな。 で、個人的にマルサリス (弟) のほうは、何となくいけ好かなかったりするんっすが、何でもいいけど 「いけ好かない」 の 「いけ」 って、何なんっすかね? 鮮魚がウリの料理屋に水槽みたいなのがあるんだけど、生け簀かねぇ? そういうアレなんっすかね? たぶん違うと思うんっすが、何となく気にくわない。 そういう意味だと思うので、いけ = 何となく。 この解釈であってる? んーと、いけ好かない「いけ」 はもっぱら罵り文句に付いて強意を示す語。 なるほど、特に深い意味はなさそうっすな。 僕はただ、ウィントン・マルサリスが何となく好きになれないだけで、罵る気まではなかったんっすが、で、一方、ブランフォード。 いいと思います。 が、まともに聞いたことはなかったような? とりあえずネタ用に初リーダー作の 『シーンズ・イン・ザ・シティ』 を買ってみたんっすが、ジャケ絵を書くのがクソ面倒臭そう…。 聞いてみて中身が今ひとつだったら打ち捨てる気、満々だったんっすが、幸か不幸か悪くなかったので、覚悟を決めました。 で、先週のうちにジャケ絵書きを済ませておいたので、今日はめっちゃ気が楽だったりするんっすが、あ、そう言えばうちのサイトも昔はよく、プレゼント企画をやってましたな。 読者がぜんぜん増えないので、モノで釣ろう! …という魂胆だったんっすが、応募者に 『塩サバ通信』 の感想を書いて貰ったりして。 「いつも楽しく読んでます♪」 と書いてあったりすると、有頂天になったものでありますが、具体的な中身にはまったく触れられてなかったりして、もしかして、プレゼント欲しさに、適当に調子のいいことを書いてるだけなんじゃね? そのことに気付いて、一気に冷めてしまいました。 あ、 『2軍の星ありゃま君』 が、非常におもしろかった。 そのように評価したのって、もしかして逆効果? 「んなワケ、ねーだろ!」…と、真っ先に落とされちゃうとか? ま、それはそうと、うちでも久しぶりにプレゼント企画、やってみますかね? 先着5名様に、 ジャケ絵の原画をプレゼント♪  おお、天下の 『学研』 に、負けず劣らずの大盤振る舞い。 倉田まり子もびっくり。 LSIゲーム・インベーダーって、まり子が自費で用意したんじゃなくて、影でこっそり、学研が供与してるんじゃね? 勘のいい大人に成長した僕は、そう踏んでいたりするんっすが、ジャケ絵原画プレゼントの応募方法はこの先、アルバムのレビューに紛れ込ませるので、ちゃんと本文を読まないと、応募出来ないゾ! …っと。 とまあそんなことで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、 「ノー・バックステージ・パス」 。 恐らくブランフォードのオリジナルであるものと思われますが、ああ…。 ピアノレスなんっすな、これ。 ベースがロン・カーター、ドラムスがマーヴィン・スミッティ・スミス。 プラス、ブランフォードのテナーというトリオ編成。  いいっすよね、マーヴィン・スミッティ・スミス。 何がいいって、語呂がいいっす。 村上 “ポンタ” 秀一のポンタに相当する箇所に “スミッティ” を持って来たことによって、格段に語呂のよさが向上しています。 んーと、 SMITTYなんてこった、おおきにお世話さま、スミッティ。わたしは思案投げ首の態になった。 は? 日本語なのに、意味、分かんねぇ…。 ていうか、スミッティって、ただの人名? スミッティ・スミス。 ま、たかたかし みたいなものか。 そういう理解でいいのかも知れませんが、で、演奏のほうは、アレっす。 ピアノレスなので、個人的にはちょっと苦手。 「ピアノ売ってちょーだーい」 と 財津一郎に懇願されて手放してしまったのならまだしも、敢えてピアノを入れない意義が、僕には見いだせません。 ま、その結果、テナー、ベース、ドラムスの三位一体な躍動感が、より一層、アグレッシブになってるような気がするんっすが、ここにピアノが入っちゃうと、四位一体になっちゃいますからね。 三位なら銅メダルを貰えるんっすが、四位は何も貰えなくて、悔しいっす。 今日の「高野雲の快楽ジャズ通信」は「ピアノレス・トリオ特集」 。 ここを読めば、もしかしたらピアノレス・トリオに目覚めたりするのかも知れませんが、激しく、糞やかましい演奏なので、とりあえず目は覚めました。 で、ずーっとこの調子なら、このクソ面倒臭いジャケ絵を書かずに済んだんっすが、

 で、次。 アルバム・タイトル曲の 「シーンズ・イン・ザ・シティ」 。 え、何これ。 めっちゃエエやん♪ 何か、ドラマ仕立てになっているんっすよね。 詳しくは amazon の JAZZUTTO (敬称略) のレビュー参照なんっすが、うわ、これ、めっちゃ詳しい。 これをコピペすれば万事が解決しそうなので、JAZZUTTOぴょん♪ …と、敬意を込めて敬称を付けさせて頂きたいと思いますが、デビューアルバムとしては思わぬ趣向の作品。1957年リリースされたCharles Mingusのアルバム「A Modern jazz Symposium of Music...」の1曲目に入っている、主にナレーションとバックに流れる演奏で作られた「Scenes in the City」をヒントに、ナイトクラブや下町の情景を交えながら男がJazzについて語る現代風の同名作品。 それは、通りを歩く男(ナレーター)の靴音から始まり、ジャズクラブのドアを開ける。そこでは、ミュージシャン達が音合わせをしている最中。男は、今では Uptown に住んでいるが、こうして心の安らぎを求めて Downtown やジャズクラブにやってくる。そこに、トランペット、トロンボーンの音が入ってくる。次に男は、昔住んでいた古いアパートに向かう。ラジオからジャズが流れている。しかし、其所には既に別の住民が住んでいて、もう男の居場所はない。仕方なく男は、再びクラブに戻って行く。神に祈り、好きなジャズメンの名前を呟きながら。やっと、男は落ち着きを取り戻し店を後にする、と云った感じの物語だ。ナレーターは、BranfordのNOCCA (ニューオリンズ芸術専門学校)時代の友人:Wendell Pierce。 おお、完璧じゃん。 通りを歩く男の靴音、たまらんっ♪ ミュージシャン達が音合わせをしている最中。 たまらんっ♪ 「和」の最中 も美味しいんっすが、音合わせの最中も、たまらんっ♪ 父の日のプレゼント? 「ぶんぶんヘリコプター」 を壊した父に、プレゼントなんか、やらん! というか、サバ父は既にお亡くなりになっているんっすが、そこに、トランペット、トロンボーンの音が入ってくる。 たまらんっ♪ ミュート・トランペットに被せて、「たっ、たっ、たりぃ〜♪」 みたいに、声でハモるところが、超たまらんっ♪ 語ると長くなるので、ここでちょっと改行を挟ませて頂きますが、

 神に祈り、好きなジャズメンの名前を呟きながら。 この部分もいいっすよね。 「バード」 (チャーリー・パーカー風のアルト) 「バド」 (パウエル風のピアノ) 「マイルス」(デイビス風のトランペット) 「J.J.」 (ジョンソン風のトロンボーン)、その次の人名がちょっと聞き取れないんっすが (ベースのピチカート) 「マックス」(ローチ風のドラムス)。 たまらんっ♪ で、その後、ギグ・セッション風のパートがあって、ミュート・トランペットによる哀愁のテーマが出て来て、「た〜、たりらら、ら〜、ら〜♪」 声でハモって、ジャズ・クラブを後にして、で、靴音がして、おしまい。 何ともドラマチックな仕上がりでありました。 ついでに言うと、JAZZUTTOぴょんの2つ下くらいの、苛草りんのレビュー。 よく話題になる 「弟よりも」 こっちが好きだな。 それ、すごーく分かります。 で、改行が何か半端な位置になってしまいましたが、次。 「ソルスティス」 Coltraneの「Equinox」(Coltrane's Sound収録)に感化されたような、聞き応え充分の作品。前半をts,後半sopranoで熱唱。 そう、JAZZUTTOぴょんが書いているようなアレが展開されております。 これぞ、新主流派! …という感じっすな。 新伝承派ではなく。 ブランフォードの吹きっぷりはトレーンとショーターが混ざったような感じで、そこにちょっぴり M-BASE の要素が加味されている風なんっすが、ちょっぴりフリーに走りかけたりもするし、そういうところが、いかにも80年代であるな…っと。 で、途中、ピアノのソロが出て来たりします。 ここで弾いているのはマルグリュー・ミラーなんっすが、やっぱピアノ、入っていたほうがいいよな? …っと。

 で、次。 あ、その前に、忘れないうちに、ジャケ絵プレゼントの応募方法を。 すっかり忘れるところでしたが、ま、どうせ誰も応募しないに違いないので、別にいいんっすけど。 で、とりあえず、 ここ をクリックして、掲示板に飛んで貰って、「さば」 という名前をクリックするとメール・フォームが開くと思うので、お名前、E-mailを記入して、 件名のところに 「ジャケ絵、欲ちい♪」 と書いて、後はコメント欄に、適当に感想でも書いて頂ければ。 いつも楽しく読んでます(はぁと) …とか。 あ、お送りするジャケ絵は係で決めさせていただきますので、ご了承ください。 ということで、次。 「ウェイティング・フォー・テイン」 Sopranosax による、アップテンポの高速で連続するソロが圧巻。 そういうアレっす。 サイドマンが変わって、ケニー・カークランドチャーネット・モフェットジェフ・ワッツのトリオになるんっすが、こちらもなかなか強力な布陣であるな…っと。 ブランフォードを含めて、とにかく激しいゾ…っと。

 で、次。 「ノー・サイドステッピング」 Mulgrew Miller (p) の作になる、ミディアムテンポの心地よいメローチューンの作品 っす。 まるぐりゅぅぅぅぅ〜♪ 何となく、声に出して読みたくなりますよね。 マルグリュ感が、たまらんっ♪ で、これはアレっす。 とってもメローなチューンっす。 今井メロもメロメロ、成田童夢もドムドム。 桑栄メイトにあった「ドムドム」 は、残念ながら閉店してしまったんっすが、 「丸ごと!!カレイバーガー」 とか、あるんっすな。 残念、桑名店が健在なら、食べに行ったのに。 ( ← 食べる気無し。魚、嫌い。) ま、揚げてあるから何とかなるような気はするんっすが、 というか、2021年12月末頃までっすか。 残念! ということで、ラストっす。 「パラブレ」 Kenny Kirkland (pの) 作による、美しいバラード。  JAZZUTTOぴょん、括弧とじるの位置をちょっと間違ってますが、言ってることは正しいっす。 美しいバラードっす。 1998年に43歳でお亡くなりになってしまったんっすよね、ケニー・カークラくん。 ブランフォードの吹くソプラノがしみじみと美しく、作曲者のピアノは珠玉の仕上がりで、惜しい人材であったな…と、その功を悼みつつ、今日のところは、おしまい。

【総合評価】 1曲目のピアノレスが個人的には微妙だったんっすが、続くアルバム・タイトル曲は必聴。 その後も良好なパフォーマンスが発揮されていて、まるぐりゅぅぅぅぅ〜と、ケニー・カークラくんの両ピアノ、並びにベースやドラムスの人たちも躍動していて、わざわざクソ面倒くさいジャケ絵を書いた甲斐があった、そんな1枚でありました。 超オススメ☆


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