PLEASURE BENT (NEW JAZZ)

ROLAND ALEXANDER (1961/6/17)

PLEASURE BENT ←click!!


【パーソネル】

MARCUS BELGRAVE (tp) ROLAND ALEXANDER (ts)
RONNIE MATHEWS (p) GENE TAYLOR (b) CLARENCE "SCOBY" STROMAN (ds)

【収録曲】

(01-03) PLEASURE BENT / I'LL BE AROUND / DORMAN ROAD
(04-06) LIL'S BLUES / ORDERS TO TAKE OUT / MY MELANCHOLY BABY
【解説】 ( 2023年06月18日更新 / 連載 1,538回 )

 神戸〜、泣いてどうなるのかぁぁぁぁぁ♪ (中略) ぱやぱやぱや、ぱぱっぱー♪ いや、いいっすな、 内山田洋とクールファイブ 。 何かこう、知的で怜悧な五人組って感じで。 これがもし、内山田洋と あほんだらトリオ4人組だったりしたら、なんかアホそう。 そんなイメージしか湧いてこなかったりします。 ネーミングの勝利でありますな。 ていうか、あほんだらトリオ4人組って、何や? そう、疑問に思われた人がいるかも知れませんが、これはアレっす。 「日進小学校」 の卒業文集。 アレに書いてありました。 どこかにネタがあったと思うんっすが、あ、 これ っすな。 正確には 「あほんだらとりお四人組」 でありましたが、誰がこんなアホなことを書いているのかと思ったら、まえだくん。 ああ…。 よしゆき (敬称略) と一緒になって、僕を 「いねよ」 とか 「モチ」 とか言って、虐めてたヤツっすな。 思い出しただけでもムカつくのに、何、「くん」を付けてんねん! 直ちに 「まえだ(敬称略)」 に修正させて頂きますが、何かこう、文面からアホが滲み出ていますよね。 「目は人間のマナコなり」 と、岡八郎 が言っておりますが、文は人を映す鏡なり。 人格と学識の高さが鯵み出る文章を書くように心掛けねばなりませんが、「滲(にじ)み出る」を間違えて、「鯵(あじ)み出る」 と書いているようでは、まだまだでありますなぁ…。 で、まえだ(敬称略)。 全般的には駄文の極みなんっすが、ほんの一部、キラリと光るものがあったりするのが何か癪なんっすが、正門というところから、いちばん遠いところまでいったら、清らかないいところがあったので入っていった。入っていったらほんとに清らかでおちついた。 汚れた心の持ち主の癖に、何が 「清らか」 だ。 まえだの癖に、生意気だぞ! そう、思わずにはいられません。 「清らか」 というのは、前川清らか? そういう時に使うんや! …と。

 で、内山田洋とクールファイブ。 知らない人がさっきの動画を見たら、0分32秒〜、 この海を眺めている女の人が 内山(うちやま?) 田洋 (でんよう?) そんなふうに思ってしまうかも知れません。 いや、さすがにそれは思わないかも知れませんが、このメインで歌っている人が内山田洋だよね。 そう思いますよね、普通。 が、違います。 メインで歌っているのは、前川清。 内山田洋は、ぱやぱやぱや、ぱぱっぱー♪ …と歌っている人たちのうちの一人。 どんな顔して、ぱやぱやぱや、ぱぱっぱー言ってるのかと思ったら、こんな顔 。 え? こっち? 今までずっと、左端の人だとばかり…。 日本の歌謡界史上、もっとも影が薄くて、髪も薄いリーダー。 そんなふうに認識していたんっすが、違ったんっすな。 何でもいいけど、この髪が薄い人の隣の人、嫌味か! …と言いたくなるような髪型でありますな。 右端の人も、大概だったりするんっすけど。 で、前にいるのが前川清。 何、リーダー面(づら)、しとんねん! そう、言いたくなるようなポジションなんっすが、 でもまあ、しょうがないっすよね。 歌、うまいし。 リーダーの洋 (ひろし) は、ぱやぱやしか歌えないし。 …って、そんな失礼なことを言ってはいけません。 いや、ぱやぱやしか歌えないのは事実なんっすが、でも 『東京砂漠』 はリーダーの洋 (ひろし) の作曲だし! この歌を聞くと、大多数の人は屋上でバスケしているシーンが脳裏に浮かぶと思いますが、んーと、 これ 。 おお、これこれ。 いいっすよね、砂漠。 砂漠でサバ食う。 いや、止めといたほうがいいと思うんっすが、特に塩サバとか、喉が渇きそうだし。

 で、神戸。 泣いてどうなるのかというと、チンピラになるんだと思います。 ほれ 。 いいっすよね、長渕剛。 見事にチンピラになりましたよね。 泣けば、夢が叶うんだ。 そんな希望を僕たちに与えてくれました。 ちなみにチンピラとは、一般市民に対して些細な理由で示威行為をする者、阿漕な行為をする者の俗称。 不良行為少年や暴力団の末端組員に顕著に見られる。 ヤクザ世界において、最低の意味を表す 「チンケ」 と、下っ端の意味である 「ヒラ」 との複合語だとされ、文字通りの 「下っ端ヤクザ」 を意味するものでもある。 そういうアレだったりするんっすが、なるほど、チンケなヒラ = チンピラだったんっすな。 チンピラと似たような言葉に 「きんぴら」 というのがあるんっすが、きんぴらごぼうの 「きんぴら」 は、漢字で書くと 「金平」 という表記になるのですが、これは江戸時代の人形浄瑠璃 『金平浄瑠璃』 に由来していると言われています。 『金平浄瑠璃』 には、金太郎の名で知られる坂田金時 (さかたきんとき) というキャラクターが登場します。江戸の街ではこの坂田金時が大変人気で、彼の勇ましい性格にたとえて、強くて頑丈なものを 「金平○○」 と呼ぶようになったのだとか。きんぴらごぼうは、ゴボウのしっかりした食感と唐辛子の辛味が 「まるで金時のようだ」 として、このような名前がつけられたとされています。 なるほど。 こちらの説は、今ひとつ説得力がありませんな。 きんぴらごぼうって、言うほど力強いか? まだ、キング・ピラミッド = きんぴら。 こっちのほうが浪漫が感じられるんっすが、きんぴらごぼうって、言うほど王様&エジプトの王様の墓か? …と言われると、それはそれで、ちょっと微妙な気もするんっすけど。

 とまあ、そんなこんなで、行ってきました、神戸。 6月16日(金)に有給休暇を取ることにしたんっすが、家にいても暇なので、適当にどこかへ遊びに行くかぁ…と。 暇さえ潰れれば、別にどこでもよかったんっすが、@ 写真を撮るのに よさげなスポットがある。 A ネット予約出来る よさげな昼飯屋がある。 B よさげな日帰り入浴施設がある。 この3つの要素を満たすこと希望♪ …となると、行き先が限られてしまいます。 特にネット予約出来る よさげな昼飯屋の項目がネックなんっすが、ある程度の “都会” じゃないと、なかなか難しいんっすよね。 最悪、昼飯は諦める。 コンビニで適当に何か買って済ませる。 そういう選択もあるんっすが、飛び込みで よさげな店に入る。 そういう選択はありません。 混んでいる店に並んでまで食べる気はしないし、寂れた雰囲気の店は入るのは めっちゃ勇気がいるし、逆に高級そうな店も入るのも めっちゃ勇気がいるし、勇気を振り絞って店に入った瞬間、「何しにきた?」 みたいな冷たい目で見られたりすると、しばらく立ち直れないくらい深く傷付くし。 予約さえしておけば、混んでいても待たされることはないし、冷たい目で見られることもなく、むしろ大歓迎してくれるし、これはもう予約するしかないんっすが、で、よさげな日帰り入浴施設。 前から一度、行ってみたかったところがあるんっすよね。 どこなのかというと、 ここ 。 神戸ならネット予約出来る よさげな昼飯屋には事欠かないし、日帰りで遊びに行くには手頃な距離だし。 ただ神戸って、観光地っぽい割に、意外と見るところがなかったりするような気がする。 個人的にそんな気がしないでもないんっすが、例えば 異人館 なんかも、赤い靴はいてた女の子を拉致する恐い異人さんが住んでいるところ。 そんなマイナスのイメージしかなかったり。 東海林さだおのエッセイにも、つまらないと書いてあったような? 編集者と一緒に異人館巡りをしていたら、うろこの家 というのがあったんだけど、「うろこの家」ってぱっと見、「うんこの家」 に見えるナ…と。 心の中でそう思っていたら、編集者が 「うろこの家って、ぱっと見、うんこの家に見えますね。」 と言い出して、自分が思っていたことを先に言われて、グヤジィ! …みたいな。 異人館って、写真を撮るのに よさげなスポットであるような気がしないでもないんっすが、うんこの写真を撮ってもなぁ…。 んなもん、マンポンの点検とか修理とかの工事写真で、いつだって撮れるし。 さすがにウンコそのものが漂流していることはほとんどないんっすが、昔、マンポンの点検をしている時に、作業員さんがボソッと 「生糞や…」と、呟いたりしていたし。 ん? 生臭(なまぐさ)? 生臭いというより、うんこ臭いような? …と思ったら、「生糞(なまぐそ)」 だったんっすな。 それなら、いいやぁ♪ ( ← ちっともよくない。)

 で、神戸の観光スポット。 「神戸みなと温泉 蓮」 の前売りチケットを探していたら “atoa との共通券” というのを発券したんっすが、ん? いつの間にやら、 こんなの が出来ていたんっすな。 これはアレっすよね。 アートアクアリウム とか、四国の宇多津の ソラキン とか、あの類いの出し物っすよね。 金魚が可哀想…という意見も見られるんっすが、写真の素材として、単純にソソられるものがあります。 よし、 “atoa & 蓮” に、決定♪ 昼飯は温泉施設の中で食ってもいいんっすが、出来れば帰る前に温泉でのんびりしたいので、どこか近くで昼飯 → atoa → 温泉。 そういう流れにして。 で、午前中はどうするかなんっすが、新神戸駅に近いところで、 布引ハーブ園 とか? 個人的にはハーブよりも羽生善治のほうが好きだったりするんっすが、羽生善治とマングースの決闘とか、たまらんっ! いや、 ハブとマングースの決闘 は、絶対的に優位であるように思える毒蛇が、ネズミみたいなショぼい小動物にやられる意外性がウケているのであって、羽生善治とマングースが戦ったところで、単なるネズミ退治にしか見えなかったりするんっすが、このハーブ園、山の上からの眺めもよさそうだし、ちょっとした暇つぶしには、いいかな? …と。 近くに 布引の滝 もあるみたいだし。 新幹線の駅のすぐ近くに、こんな立派な滝があるって、凄いっすよね。 が、このハーブ園、開園が10時からなんっすな。 今回の行程に組み込むのは無理そうなので諦めて、その変わりに ここ に行ってみることにしました。 いいっすよね、離宮。 離宮の何がいいって、「離宮・離宮・りきゅう・りきゅうりきゅうりきゅうりきゅうりきゅうりきゅうりきゅうり」 と繰り返しているうちに、いつの間にか 「きゅうり」 になっているところが、たまらんっ♪

 この公園があるのは神戸市の須磨区なんっすが、 いいっすよね、須磨区。 何がいいって、名前がちょっぴり スマック・ゴールド っぽいところが、たまらんっ♪ スマックと銀矢サイダーは桑名っ子の魂 (ソウル) っすからね。 中でも銀矢サイダーはあまり美味しくなくて、よしゆき (敬称略) からも 「桑名で作っとるジュースはアカンな…。」 と馬鹿にされていたんっすが、そのまま飲んでも美味しくないので、コーラのラムネ菓子みたいなのを溶かして、パチモンのコーラにして飲んだりしていました。 そうすることによって、少しはマシになったのかというと、決してそんなことはなく、より一層まずくなって、諦めがつくというか。 あとは瓶なり振って噴出させて、シャンパンファイトごっこをして遊ぶしか。 スマックではもったいなくて、とてもそんなことは出来ないので、銀矢サイダーは、いい働き場所を見つけたな! …と。 で、須磨離宮公園。 公共交通機関で行くには、新神戸駅から地下鉄に乗って。 神戸の地下鉄って初めて乗ったんっすが、めっちゃ地下なんっすな。 新幹線のホームが地上3階、コンコースが地上2階、地下鉄の改札が地下3階で、ホームがあるのは地下4階。 とにかく、ズンズンと地下に潜っていく感じで、雰囲気も暗くて、気分が滅入ります。 で、新神戸駅はトンネルとトンネルの狭間、すぐ裏手に立派な滝があるくらい山奥にあるイメージなんっすが、市街地までは意外と近く、三宮駅までは地下鉄で一駅。 三宮にある駅は地下鉄とポートライナーが三宮駅、JRが三ノ宮駅、阪神が阪神 神戸三宮駅、阪急が阪急 神戸三宮駅で、分かりにくいんっすが、分かりにくいやんけ! …というので、ここでは乗り換えせずに板宿という地味な駅まで行って、そこで山陽電鉄に乗り換えることにしました。 月見山という駅で降りて、そこから歩いて10分くらい。 須磨離宮公園に至る道は「バラの小道」と呼ばれ、バラの花が咲き乱れる神戸の山の手マダムなお洒落な通りがトレビアン♪ そんな情景を頭に描いていたんっすが、ただの住宅街の中を抜ける狭い道で、お買い物のマイバッグをぶら下げたオッサンが歩いているだけでありました。 中身は恐らく、豚バラ肉ではなかろうかと。 路面にバラの絵がプリントされていて、迷わないようになっているのは有り難いんっすけどね。 この動画 が参考になるのではないかと思いますが、ぶつぶつと独り言を呟きながら歩いている不審なオッサンが出没するエリアと言っていいのではなかろうかと。 で、最後、歩道橋を渡って、正門に到着〜。 正門というところから、いちばん遠いところまでいったら、清らかないいところがあるに違いないので、非常に楽しみなんっすが、この正門の料金所で悲しい出来事がありました。 窓口のお姉さんにお金を払おうとしたら、「兵庫県在住で、65歳以上に該当される方じゃないですよね?」 と聞かれてしまったんっすが、兵庫県在住かどうかはともかく、65歳以上に該当されないのは、一目見て分かるやろ! …と。 自分では、歳よりも若く見えるほうだと思っていたのに、先日はISOの現場審査の爺さんに 「サバさんは僕よりも若く見えますね。 65歳くらいですか?」 とか言われるし、55歳のヤングに向かって、何て失礼な! で、そこの姉ちゃんも!  兵庫県在住で、65歳以上に該当される方だと入場料が無料になるようなので、一応、聞くだけ聞いてみた。 そういうアレだとは思うんっすが、ちょっぴり気分を害してしまったので、ここから先は適当に。


< 須磨離宮公園(その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 ということで、まずは (写真・いちばん上) 。 紫陽花っすな。 神戸でどこか、紫陽花が咲いているところはないか? …と思って調べた結果、この公園に咲いているっぽいことが判明したんっすが、時間の都合で 「あじさい園」 というところまで足を伸ばすことが出来ず、でもまあ、その辺に適当に咲いていたので、ま、いっかぁ…と。 このところ AF-S DX NIKKOR 16-85mm というお手軽ズームレンズばかり使っていたんっすが、今回はちょっと気分を変えて、50mmの単焦点レンズと超広角ズームの2本を持って来ました。 単焦点とか、プロっぽい♪ …という自己満足の世界なんっすが、背景のボケ具合から、まだボケてねぇぞ! 65歳以上なんかじゃねえぞ! そんな矜持を感じて頂ければと。 で、(写真・上から2枚目) 。 花しょうぶ園〜♪ 「西武園」 の空耳 みたいにに読んで頂きたいんっすが、しょうぶ園〜♪ で、めっちゃ咲いてますな。 めっちゃ綺麗っすな。 よくよく見ると、(写真・ちょうど真ん中) の左奥みたいに枯れちゃってて、明らかに65歳以上やな。 そんな個体もあったりするんっすが、遠目で見ている分には、どれも綺麗。 受付の姉ちゃんも、なるべく客を遠目で見るように心掛けて頂きたいうんっすが、で、(写真・下から2枚目) 。 花しょうぶ園の脇に咲く紫陽花。 こちらも背景のボケを味わっていただけたらと。 F6.3まで絞っているので、単焦点レンズの優位性はほとんど無いような気もするんっすが、単、単、単焦点〜♪ 単焦点なら 「ジンギスカン」 の節で歌えるし! ウッ、ハッ、ウッ、ハッ♪ で、連絡橋を渡って、植物園のエリアへ。 鑑賞温室の前に (写真・いちばん下) のようなスペースがあって、で、中に入ると、


< 須磨離宮公園(その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 熱帯っぽいお花 (その1) が♪ もしかしたら熱帯ではなく、亜熱帯っぽいお花だったりするのかも知りませんが、ちなみに個人的には熱帯よりも亜熱帯のほうが好きだったり。 亜熱帯、亜熱帯♪ 亜熱帯なら 「少女A」 の節で歌えるし。 そういえば 「証城寺の狸囃子」 の替え歌で、 「少女G」 というのがありましたな。 しょ、しょ、少女G〜♪  で、(写真・上から2枚目) 。 エロい女神の水浴び。 まあまあ、エロいな。 そのように評価していいのではなかろうかと。 で、(写真・ちょうど真ん中)熱帯っぽい滝であるな…と。 いいっすよね、滝。 滝と、タキタロウと、滝廉太郎なら、滝がいいな♪ …っと。 タキタロウ は、山形県東田川郡朝日村 (現・鶴岡市) の大鳥池に生息していると言われている巨大魚である。 大鳥池には鳳啓助しか棲息してへんやろ。 そんな気がするんっすよね。 で、この滝は、滝と呼べるほど立派なものではなく、滝の廉価版みたいなものなんっすが、滝廉価版と滝廉太郎なら、やっぱり廉価版でも滝のほうがいいな♪ …っと。 「荒城の月」 とか暗すぎて、性格が暗い僕でも気が滅入ってしまうんっすよね。 とまあ、そんなこんなで、温室はおしまい。 ま、そこそこ温かい部屋であったな…と。 で、外に出て (写真・下から2枚目) 。 気分一新、レンズを超広角ズームに替えてみたんっすが、和庭園。 いい天気っすな。 空が青いっす。 で、(写真・いちばん下)。 花の庭園。 洋風〜♪ 「悲しみのJODY」 の節で、声を裏返らせて歌って頂きたいんっすが、この歌、何にでも応用が効きますよね。 豆腐〜♪ …とか。 とまあそんなことで、植物園の部はおしまい。 連絡橋を渡ってメインのエリアに戻ります。 今さらなんっすが、園内マップは こちら 。 児童遊園を右手に、ジャンボすべり台を左手に見ながら、ずんずんと坂道を登っていくと、


< 須磨離宮公園(その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 うぉぉぉぉぉぉ! 宮殿風のレストハウスと噴水と滝がぁぁぁぁぁ。 おぉぉぉぉぉぉぉ! ずんずんと坂道を登って、苦労しただけの甲斐はあって、上から見下ろす下々の眺めも素晴らしいっ♪ 薔薇の花は既に盛りを過ぎていて、45歳以上やな。 そういう状況ではあったんっすが、熟女には熟した熟女なりの魅力があったりするし。 熱盛っ! いや、熟女には熟した熟女…と、「熟」 の字をいっぱい書いていたら、「熟」 と 「熱」 って、似てるな。 そんな事実に気付いたので、とりあえず 叫んでみたんっすが、 『平家物語』 の 「敦盛の最期」 は 熱く盛り上がる名場面だったりしますよね。 中でも 「泣く泣く首をぞかいてんげる」 という一文が深く記憶に残っていて、回転焼きを食べる度に、敦盛の首がかいてんげられるシーンが浮かんできて、涙してしまいます。 今川焼やろ! 大判焼やろ! 御座候やろ! いろいろ言いたい気持ちは分かるんっすが、 回転焼きじゃないと、かんてんげられないし! そういえば 「敦盛の最期」 って、須磨の辺りが舞台なんでしたっけ? んーと、これ 。 うぉぉぉぉぉ、須磨寺、見落としたぁぁぁぁ! 敦盛好きにあるまじき失態でありますが、でもまあ、昼飯の時間が迫っていたし。 で、後は大噴水を愛でて、須磨の海を眺めて、でもって、この続きはまた、次回☆

 ということで、今日はローランド・アレキサンダーす。 何となく聞いたことがあるような気がする名前なので、そこそこメジャーなのかと思ったら、リーダー作が極めて些少なレアキャラであることが判明したんっすが、もう、ローランドゴリラに匹敵するような絶滅危惧種だったり。 山に住んでるゴリラがマウンテンゴリラで、低地に済んでいるのがローランドゴリラなんっすよね。 なるほど、ローランド = 低地っすもんね。 んーと、詳しくは ここ 参照。 糸井重里って顔がちょっと猿っぽいんっすが、ゴリラに関しては何も分かってねぇな。 …というのが分かって、興味深いんっすが、ま、普通、そこまでゴリラには詳しくなかったりしますよね。 かくいう僕もカーナビは長年 「ゴリラ」 を愛用しているんっすが、ニシゴリラとか、ヒガシゴリラとか、ぜんぜん知りませんでした。 あと、 ブタゴリラ というのもいるんでしたっけ? 原作版では藤子作品でよく見るいじめっ子のガキ大将キャラの域を出ないキャラだったが、アニメ版では設定が大幅に追加・改変されており、「野菜をこよなく愛する、トラブルメーカーだがここ一番に頼りになる男」 という唯一無二の存在へと変貌した。 そうなんっすよね。 原作だとジャイアンと大差なくて、ガッカリした覚えが。 『キテレツ』 は登場人物がみんな性格がいい…というのは、何やったんや? あれ、アニメ版限定の話だったんっすな。 で、ローランド・アレキサンダー。 名前が無駄にカッコいいんっすが、その生態は謎に包まれていて、えーと、 これ 。 リーダー作、2枚しかないんっすな。 とりあえずネタ用に 『ライブ・アット・ザ・アクシス』 とかいうのを入手してみたんっすが、海賊盤(ブートレグ)なのか、音質が酷ぇぇぇぇ…。 アカンっすよね、ブートレグ。 何か、ブーたれているみたいで、あまり印象がよくありません。 で、もう1枚の 『プレジャー・ベント』 。 実質的に唯一のリーダー作であると言えそうなんっすが、プレスティッジの傍系レーベルであるニュージャズ盤なので、期待が持てそう。 が、手に入らん…。 amazon だと、何故か これ が出て来てしまうんっすが、ロニー・マシューズの 『ドゥーイン・ザ・サング』 じゃん。 これ、持ってるしぃ。 …というので、しばらくスルーしていたんっすが、よくよくみると、ローランド・アレキサンダーの 『プレジャー・ベント』 と 2 in 1 になっているんっすな。 あやうく見落とすところでありました。 で、無事にゲットすることが出来たんっすが、曲順がA面とB面で入れ替わってるっぽくて、今ひとつよく分からん…。 ピアノがロニー・マシューズなので、ひとまとめにしてまえ! …という意図なんでしょうが、今回は これ に基づいて紹介していきたいと思います。

 『喜び傾向』 は1961年に記録されて、新しいジャズレーベルの上でリリースされたトランペット吹奏者マーカスBelgraveとのサクソフォーン奏者ローランド・アレキサンダーによるデビューアルバムです。 このマーカスBelgrave というトランペット吹奏者が謎なんっすが、んーと、 この人慢性閉塞性肺疾患とうっ血性の心不全の合併症によって4月以来入院した後に Belgrave は心不全のミシガン州アナーバーで2015年5月23日に死にました。 そんな生涯だった模様でありますが、で、アレックス ヘンダーソンによるAllMusicレビューは、「テナーsaxmanのコルトレーンで影響されたデビューアルバム、喜び傾向は1961年に録音されたけれども、このビニールLPは50年代の遅れていて中間であることへののバップ指向のコルトレーンと共通してより多くを持っています」と述べました。 そのアレキサンダーを言うことが、コルトレーン -- 彼はまたソニー・ロリンズや他のかたいバップ奏者によって影響されました -- のまったくのクローンであるけれどもコルトレーンの遊びが、これへの強い影響が、彼の根がハード・バップであったと伝えることであることを否定することが、不可能で、ハード・バップがまさに、彼がこの派生したにしてもきちんとしたの上でするものであることではありません。 そういったアレであるようで、何か今ひとつよく分からなかったりするんっすが、とりあえず、ま、演奏を聞いてみることにして。

 まずは、アルバム・タイトル曲の 『プレジャー・ベント』 。 言及される所を除いたローランド・アレキサンダーによるすべての混合物とのことで、この曲に関しては特に何も言及されていないので、アレキサンダーのオリジナルだと思われるんっすが、どこかで聞いたことがあるような曲調でありますな。 コルトレーンで影響された、うんぬんと、しつこく書かれていましたが、トレーン色がみじんも感じられない、明るく正しいハード・バップ調のナンバー。 ちょっぴりノスタルジックなマーカスBelgrave のラッパとの絡みで、ほのぼのとしたプレイが展開されております。 で、ソロ先発はアレキくんのテナー。 あ、これはモロにロリンズっすな。 オーソドックスなスタイルで、分かりやすくて、いいと思います。 で、2管が短くハモるパートを挟んで、ラッパのソロ。 ラッパといえば昔、流行りましたよね、ラッパズボン。 わ、ダサっ! 糞ダサっ! 今はベルボトムと言ったりするんっすかね? いずれにしろ、糞ダサいことに代わりはないんっすが、ここでのラッパ・ソロは、ちょっぴりクリフォード・ブラウンを彷彿させる暖かな音色がウォーミングで、悪くはないな…と。 歌心が感じられますよね。 指圧の心は母心〜、押せば命の泉湧く〜♪ 何か、そんな指圧師の話が東海林さだおのエッセイに出て来たような気がするんっすが、 んーと、 これ っすか。 何じゃ、こりゃ…。(ドン引き) コイツこそ、65歳以上やろ! そう、思わずにはいられませんが、とか言ってるうちにロニー・マシューズのピアノ・ソロが始まったんっすが、この人は間違いないっすよね。 知的で、それでいて冷たくはなく、適度にブルージーで、ぶるぶる、ブルンジ人。 そんなプレイには定評があります。 で、続いて、ジーン・テイラーがベースのピチカートでジーンと感動するソロを披露して、最後、ds → ts → ds → tp の4バースで そこそこ盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 11分15秒という長めの演奏なんっすが、ハード・バップの教科書のような仕上がりでありました。

 で、次。 「アイル・ビー・アラウンド」 。 アレック・ワイルダーという人が書いた歌物スタンダードなんっすが、テナーのワン・ホーンによる極上のバラードが展開されております。 スタイルとしては、やっぱりロリンズなんっすが、 “むせび泣く魅惑のムード・テナー” 一歩手前という感じで、たまらんっ♪ 決して装飾過剰に陥らない朴訥とした吹きっぷりが冒頓単于 (ぼくとつ ぜんう) 好きの心に刺さるんっすが、ちょっぴり単管足場っぽくて、たまらんっ♪ よくよく考えたら冒頓単于と単管足場って、 “単” の字しか合ってなかったりするんっすが、足場屋って、仕事が早いっすよね。 ささっと足場を組み立てて、足早に去って行く足場屋。 カッコいい♪ で、終盤に聞かれるロニー・マシューズのソロも感涙モノで、でもって、しみじみとしたテーマに戻って、おしまい。 最後にちょっとだけラッパが絡んでくるという趣向も、いいな♪ …っと。 で、次。 アレキくんのオリジナルで、 「ドルマン・ロード」 。 冒頭、2管が絡み合うシーンが、ちょっぴりアグレッシブだったりするんっすが、テーマに入ってからは、明るく楽しい正統派のハード・バップだったりして、ロリンズ在籍時のクリフォード・ブラウン = マックス・ローチ・クインテットを範にしている感じ? ソロ先発はロラ・アレくんのテナーなんっすが、エモーショナルで、いいな♪ …っと。 続くラッパのソロはブリリアントで、いいな♪ …っと。 なかなかの実力者っすよね、この マーカスBelgrave とか言う人。 続くロニ・マシュのピアノ・ソロは言うに及ばず、 最後は2管のチェイスで適度に盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 とっても正統派であったな。 そのように評価していいのではなかろうかと。

 で、次。 「リル・ブルース」 。 ディープで、アーシーで、泥臭くて、息苦しいスロー・ブルースで、都会派アーバンな僕の趣向には今ひとつそぐわなかったりするんっすが、でもまあ、マクワウリよりはマシか…と。 ただの瓜っすもんね、マクワウリ。 キュウリもただの瓜なんっすが、あれは野菜だからまだ許されるのであって、果物なのに ただの瓜なマクワウリとは同列に語れません。 えーと、マクワウリ 。 あ、ダサい名前のイメージだけで、よく分からずに適当にディスっていたんっすが、普通に美味しそうな瓜じゃん。 て言うか、僕が想像していたマクワウリとは、ちょっと違う瓜だったりしたんっすが、マクワウリにも品種がいろいろ。 あ、僕が頭に描いていたのは 「ともりん」 ってヤツっすな。 黄金まくわうりは、普通にイケそうなんっすが、で、演奏のほうはテナー → ラッパ → ピアノの順で各自のソロが披露されて、でもって、2管の絡みでディープなテーマが演奏されて、おしまい。 ということで、次。 「オーダーズ・トゥ・テイク・アウト」 。 「お餅ひとつ、お持ち帰りで。」 そう、注文する感じっすかね? どこにも餅とは書かれていないんっすが、持ち帰るなら、餅やろ? …と。 小学生の頃、「モチ」 と呼ばれて虐められた僕でありますが、決して餅を憎んでいるワケではなく、わりと好きっ♪ 悪いのは餅ではなく、よしゆきまえだっすからね。 人を憎んで、餅を憎まず。 肉も憎まず。 まずい肉 = 肉マズならともかく、憎まれる筋合いはないっすからね、肉。 で、曲のほうはというと、軽快なジャンプ・ナンバーって感じ。 スインギーっす。 決して日本人ウケするタイプの曲調ではないんっすが、ま、いっかぁ…と。 演奏のほうは安定しているし。 んなことで、ラストっす。 歌物スタンダードの 「マイ・メランコリー・ベイビー」 。 バラードなのかと思ったらそうではなく、ミディアム・ファストで料理されているんっすが、ピアノ・トリオで演奏されるテーマ部は、これはこれでいい感じ。 その後、テナーが出て来て粋なソロを披露して、以下、ラッパ、ピアノと続いて、でもって、テナー主導でラッパが絡むテーマが出て来て、でもって、おしまい。 ということで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 言うほどコルトレーンで影響されたデビューアルバムではなく、 コルトレーンのまったくのクローンなんかじゃなく、彼の根がハード・バップであったと伝えることであることを否定することが、不可能で、ハード・バップがまさに、彼がこの派生したにしてもきちんとしたの上でするものであることだったりして、オススメ☆


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