君は体操が得意かな? 僕はさっぱりです。 どうしてさっぱりなのかというと、恐らく “体操の霊” が憑依していないからではなかろうかと。 “体操の霊” というのはアレっす。 昭和天皇が崩御された時に執り行われた “大喪の礼” 。 「たいそうのれい」 というと、体操をしている幽霊の姿が頭に浮かぶ。 誰かがどこかにそんなことを書いていた気がするんっすが、楽しそうに体操をしている可愛いオバケのイラストが添えられていたような? 不謹慎っすよね。 昭和天皇が崩御された日に、バイト先へ緑色の服を着ていくのと同じくらい不謹慎だと思います。 大喪の礼が行われたのは平成元年2月24日なんっすが、崩御されたのは昭和64年1月7日。 当時、僕は学生で、冬休みにナガシマスパーランドでアルバイトしていたんっすが、従業員バスに乗り込む際に、社員のオッサンに 「こんな派手な服を着て…」 と、舌打ちされてしまいました。 は…派手? 緑色っすぜ? 五月みどりのシャツ黄緑…みたいな黄緑色ならともかく、深緑色っすぜ? 絵の具でいうと、ビリジアンみたいな色っすぜ? ビリジアン 。 このカラーコード #00885a は、やや深みに欠ける印象なんっすが、実物はもっとディープな感じのグリーンだったんすよね。 それに、向こうに着いたら制服に着替えるんだから、私服とか別に、どうでもいいじゃん…。 しかも、その制服というのが、真っ赤なジャンパーでしたからね。 赤緑色弱である僕でも、こっちのほうがずっと派手やん! …と、一目瞭然で分かるレベル。 腕に黒い喪章 (?) を付けさせらたんっすが、とてもその程度では不謹慎さを中和しきれません。 「喪章」 とは、葬儀や通夜の際に腕に巻く黒色の腕章と胸元あたりに着けるリボンのことです。 あ、腕章とリボンがセットで、喪章なんっすな。 あの時はリボンなしの腕章単体だったんっすが、そんな中途半端な “なんちゃって喪章” で、弔意を表せるんか? ああん!?
ちなみに、遊園地の営業は通常通りに行われたんっすが、その日に予定されていた水前寺清子ショーは自粛となりました。 清子本人は 「やらせて欲しい」 と頼んだみたいなんっすが、「ちぃたぁ、空気読めよ!」 と、諭されたんだとか。 チーターだけに。 ちなみに、水前寺清子 = チーターの由来は、何度も書いているので、みんな知っていると思うんっすが、正しくはチーターじゃなくて、チータ 。 水前寺 清子 (すいぜんじ きよこ、1945年(昭和20年)10月9日 - )は、日本の女性歌手、女優。 本名:林田 民子(はやしだ たみこ) 。 終戦直後に生まれたんっすな。 戦争を知らない子供たち? 大人に〜 (大人にぃ) な〜って (なぁ〜ってぇ) 歩〜き始める〜、 平和の〜 (平和のぉ) 歌を〜 (歌ぁ〜を) 口ずさみながらぁぁぁぁ〜♪ で、えーと、愛称の 「チータ」 は、小柄だった水前寺を作詞家の星野哲郎が「ちいさなたみちゃん」と呼んだことに由来する。 なるほど、チーカマ ( ← チーズが中に入ったカマボコ) みたいなものなんっすな。 ( ← 違う。) で、 「ちいさなたみちゃん」 なんっすな。 僕は 「ちびの民子」 だと記憶していて、じゃ、「チータ」 よりも 「チビ太」 のほうがいいじゃん。 ケケッ! …と、 こんな絵 を用意して、再現性が今ひとつじゃん! チビ太が持っているのはコンニャク・玉子・鳴門巻き(?)なのに、実写のほうはコンニャク・さつま揚げ(?)・竹輪じゃん! …と、難癖を付ける気、満々だったんっすが、あ、鳴門巻き(?)じゃなくて、 「ちくわぶ」 っすか。 うちのほうではあまり食べないんっすよね、ちくわぶ。 「角麩」 なら、よく食べるんっすけど。 たまに、こいつの残骸が筑前煮に混入していることがあって、「かしわ」( ← 鶏肉のこと) だと思って、最後まで楽しみにとっておいたのに、「角麩」 やんけ! そんな絶望感を味わえる食材として有名だったりします。 これとか、鬼まんじゅう( ← 角切りの生のサツマイモを食べたら気持ち悪くなって吐いたゲロが凝固したような見た目の和菓子)とか、東海地方限定だったんっすな。 知りませんでした。 田舎あられ とか、どこの田舎のあられや? …と思ったら、三重の特産みたいだし。 田舎臭くて…というか、味がなくて、都会派アーバンな僕の趣向には、今ひとつ そぐわなかったりするんっすよね、田舎あられ。
で、僕は体操がさっぱり。 そこまで話が進んでいたかと思います。 鉄棒の逆上がりは出来ないし、跳び箱は跳べないし、マット運動も好きじゃないし。 聞いた話によると、フーゾク店では 「マットプレイ」 なるものが執り行われているそうで、そっちのほうはちょっとチャレンジしてみても、いいかな? そんな気がしないでもないんっすが、普通のマット運動は、別に…。 体操がうまくなったところで、別に何がどうっていうこともないし。 ドリフの仲本工事は体操が得意だけど、別にそんなに面白くもないし、人気も高木ブー以下じゃん! 頑張って、努力して、必死になって、ブー以下なら、最初から高木ブーを目指したほうがいいじゃん! かくして僕は体操を捨てた次第でありますが、身体を動かすほうの体操はアカンくても、「頭の体操」 なら。 んなことで、 『中学一年コース』 1980年4月号。 「神戸に行ってきました」 シリーズが始まる前に、しばらく連載していたんっすが、神戸ネタが尽きたので、今日から復活。 で、今回は 脳ミソ特訓体操・クイズ8発ド根性! …というのを取り上げてみたいと思います。 フッ…。 所詮は中学一年生 (ガキ) 向けっすからね。 小学生の頃は天才ニワくんに次ぐ秀才と呼ばれ ( ← ただし体育はさっぱり) 、中学時代は才女・典子の後塵を拝する成績を収め、いや、それ、負けてるじゃん…。 そう、思われるかも知れませんが、でも大丈夫。 ある日、才女・典子は、いくら勉強が出来て、学年でトップの成績になったところで、ぜんぜん男子にモテないじゃん! そんな事実に気付いてしまったんっすよね。 実際のところ、男女を問わずにモテるのは、お勉強が出来るタイプではなく、足が速かったり、体操が大層得意だったり、ウクレレが弾けたり。 クソ真面目よりも、ちょっと不良っぽいほうがいい。 そんな風潮もありました。 僕がぜんぜんモテなかったのは、小泉今日子のせいや! 渚のはいから人魚 。 男の子って、少し悪いほうがいいのぉ〜♪ この思想に、クラスの女子が洗脳されたからや!
で、才女・典子は勉学を捨てて、スポーツやウクレレの世界に邁進したのかというと、そうではなく、不良に走りました。 夏休みが終わったら、めっちゃケバくなっていたんっすよね。 うわ…。 ドン引きすると同時に、これで(成績では)勝ったな! …と。 彼女もまた、小泉今日子の犠牲者の一人であると言っていいかも知れませんが、ま、それくらい頭が賢かった僕からすれば、脳ミソ特訓体操・クイズ8発ド根性なんぞ、何の苦もなく、チョチョイと片付けてやるぜ! …と。 ちなみに、僕の成績が優秀だったのは、出題範囲が狭い学校の試験に限った話だったりして ( ← 丸暗記、命!) 、入学試験となると、さっぱりだったりするんっすが、とりあえず第1問からいってみましょう。
で、後は斜め読み。 それと「やまぐちももえ」 。 これは絶対にある筈。 「もも」 を見つければいいんっすが、・・・ 。 お、あったぁ♪ で、「みずたにゆたか」 も発見。 ヨコ方向、逆読みのパターンっすな。 で、あ、「みうらともかず」! 山口百恵と同じナナメのラインで発見。 なかなか粋なことをしますな。 1980年3月7日には三浦との婚約発表と同時に (中略) 、芸能界引退を公表する。 まさに旬の話題っすからね。 で、「せらまさのり」 が、見当たらねぇ…。「ま」を探せば…。 あ、いた! ナナメにいた! で、次。 「くぼたさき」。 「異邦人」 っすよね。 めっちゃ好きな歌なので、いて欲しいっす。 いや、いるに違いないんっすが、ヒントは 「ぼ」 っすかね? ・・・ 。 よし、発見! 山口百恵と三浦友和に挟まれてました。 もしかして三角関係? ヤバくないっすか? で、これで、えーと、1・2・3・・・・・・11人。 全員発見 。 つまり、残った一人は、萩本欽一っ! わはははははははは。 大正解。 何て言うか、大人の事情でしたな。 中学一年生には、ちょっと難しかったかも? で、次の問題。
ということで、今日はデューイ・レッドマンっす。 前回 、ジョシュア・レッドマンを取り上げたんっすが、その父でありますな。 父はデューイ・レッドマン。 ああ、また新たなテナー奏者が…。 とりあえず入手して聞いてみて、よかったら次回に取り上げる流れになるのではないかと思われますが、うんぬん。 そんな流れになって、とりあえず入手して聞いてみた結果、ぶっちゃけ、そんなによくはなかったんっすが、ま、せっかくだから取り上げておこうかと。 ちなみに手に入れたのは これ 。 書くのがめっちゃ楽そうなジャケットに激しく惹かれました。 中身がどうあれ、これにしようと心に決めて購入して、で、後から中身を確認した結果、 これ 。 え? 何これ…。 どうやら、ジャケ違いがいくつかある模様なんっすが、果たしてどうしたものか…。 このシンプルなヤツも確かに存在しているワケなので、それで押し切るという手もあったんっすが、ジャケ絵書き師として、負けた気がする。 そんな無駄なプライドが邪魔をして、敢えて “難しいバージョン” に挑戦してみることにしました。 結果、見事に玉砕…。 ゴールデンウィーク、時間に余裕があった時に次回分のジャケ絵を書いたんっすが、以来、その流れが出来ているんっすよね。 で、何やこの、地蔵顔ギャルは…。 こんなの 『アフリカン・ヴィーナス』 じゃねえ! そんな結果に終わってしまって、誠に遺憾でありますが、これで押し通すしかありません。 これが僕にとっての “女神” なんじゃぁぁぁ! 蓼食う虫も好き好きなんじゃぁぁぁぁぁ! 地蔵顔、有り難みがあって、いいじゃん! で、デューイ・レッドマン。 ジョシュア・レッドマン、山部赤人と並ぶ “世界3大・赤人(レッドマン)” の1人っすよね。 昭和天皇が崩御されたのにレッドマンとか、不謹慎にも程があるんっすが、このアルバムが録音されたのは1992年。 お亡くなりになられて3年ほど経過しているので、ま、喪は明けたかな…と。 で、何でもいいけど、これ、ヴィーナス・レコードなんっすな。 日本のレーベルっすよね? しかも、フィーチャリング・ジョシュア・レッドマンって…。 飛ぶ鳥を落とす勢いの新鋭テナー奏者ジョシュア・レッドマンの父にして、自らも伝説のテナーマンであるデューイ・レッドマン。 その2人の邂逅が、今ここに! そんな宣伝文句が透けて見えますよね。 で、恐らく、日本人好みの楽曲ばかりを取り上げているのではなかろうかと。 こんなアルバム、企画するほうもするほうなんっすが、受けるほうも受けるほうっすよね。 でもまあ、飯を食っていく為には、しょうがないっすよね。 親子で食いっぱぐれるワケにもいかないし。 そういうアレなので、軽くあしらっても、ジャケ絵を失敗しても、別に罰は当たらないと思うんっすが、んなことで、適当に片付けて、3連休を残りを有意義に過ごすことにして。
ということで、まずはアルバム・タイトル曲の 「アフリカン・ヴィーナス」 。 デューイ君のオリジナルなんっすが、これがまた、思った以上にアフリカン。 パーソネルに書かれている(suona)という謎楽器が吹かれいてるっぽいっす。 んーと、これ の下のほう? アフリカンではなく、中華楽器なんっすな。 チャルメラの親戚っすか。 言われてみれば確かに、そんな感じの音色だったりします。 が、演奏そのものは完全にアフリカン。 チャルメラもどきと弓弾きベースの絡みで呪術的なテーマが演奏されて、そこにポリリズムなパーカッションが入ってきて、より一層エスニックな雰囲気に。 で、その後、「しゃばどばで、だばだばばばばばば、うば、おばばばばで、おあばばばばばば♪」 謎のアフリカ語(?)が…。 日本人が企画したんなら、もっと日本人ウケするのにしろって! 何やこの、レッドマン親父の自己満足 (ジコマン) 世界は…。 これ、息子が聞いていて、めっちゃ恥ずかしくなるヤツっすよね。 幸い、ジョシュアくんはこの曲には参加していないみたいっすが、賢明っすよね。 親父に付き合って、自分の評価を下げる必要はないし。 タイタン号の 可哀想な息子 みたいにならなくて、本当によかったな…と。 仲良さそうな写真で、泣ける…。 そもそもタイタン号などという、京都の おばんざい みたいな名前の潜水艇で深海に行こうとすること自体、間違っていたような気がするんっすが、で、恥辱パートがようやく終わって、続いてはベースのピチカート・ソロ。 ここはまあ、ちょっとだけマシなような? で、その後、パーカッションの人がフィーチャーされて、で、チャルメラもどきに戻って、おしまい。 親父さえ歌い出さなければ、まだ救いはあったんっすが、うーん…。
で、次。 これまたデューイ君のオリジナルで 「ヴィーナス・アンド・マーズ」 。 「金星と火星」 っすか。 キラキラネームに金星(まあず)というのがあったんっすが、あれはさすがにネタなんっすかね? で、これ、1曲目に比べると、遙かにマトモ。 息子が参加しているので、さすがに親父もそんなに無茶は出来なかった模様っす。 曲そのものはオーネット・コールマンが書きそうな感じ。 それを親子の2テナーで演奏しているんっすが、ソロ先発が父なのか息子なのか、僕にはよく分かりません。 何となくジョシュアが先行っぽい気がしないでもないんっすが、そこまで小難しくはなく、まあまあ、安心して聞けるレベルかと。 何となく M-BASEっぽい雰囲気がありますな。 もし、これが親父なら、なかなかナウいプレイと言えるんっすが、で、続いてピアノのソロが登場。 テナー・ソロの最中はピアノレスっぽくて、ちょっとアレだったんっすが、これでちょっと一息つけるかと。 決して平易なプレイではないんっすが、チャールス・ユーバンクスという人っすな。 ロビンとケビンのユーバンクス兄弟の親族? ロビン・ユーバンクス (Robin Eubanks、1955年10月25日 - ) は、アメリカ合衆国のジャズとフュージョンのスライド・トロンボーン奏者。ギタリストのケヴィン・ユーバンクスとトランペッターのデュアン・ユーバンクスの兄弟である。 チャールスについては何も書かれていないので、他人っぽいっすな。 で、その後、ベースのピチカート・ソロが出て来て、でもって、2テナーのハモリによるテーマに戻って、おしまい。 ん? テナーのソロは1人だけだったっぽい? その点は不明なんっすが、改めて最初から聞き直してみたら、途中で絶妙に切り替わってるっぽい? M-BASEっぽい後半が息子? うーん、よく分からん…。
で、次。 「ミスター・サンドマン」 。 作曲者として Francis Drake Ballard という名前がクレジットされてます。 バラードが得意そうなんっすが、この曲はミディアムで、でもって、レッドマン親父 (?) のボーカルがフィーチャーされております。 ブルースっぽくて、都会派アーバンな僕の趣向にはそぐわないんっすが、でもまあ、意味不明なアフリカ語で喚かれるよりは遙かにマシかと。 で、歌声の終盤にテナーが被ってくるんっすが、多重録音でなければ、これがジョシュアということになろうかと。 オーソドックスによく歌うソロで、保守派な僕にも安心な仕上がり。 続いてピアノのソロが出て来て、その後、ベースのピチカート・ソロが出て来て、でもって、 テナー2人目(?)が登場。 こっちがデューイっすかね? 気持ち、親父臭い気がしないでもなくて、でもまあ、 オーソドックスによく歌うソロで、悪くはないな…と。 終盤テンポが遅くなって、ちょっぴり中間派っぽい雰囲気になったりするので、やっぱりこっちが親父かと思われるんっすが、でもって、歌には戻らずに、おしまい。 基本、分かりやすくて、よかったな♪ …と。
で、次。 デューイのオリジナルで、 「エコー・プレイヤーズ」 。 演奏家のプレイヤーではなく、「祈り人」 のほうっすな。 で、演奏のほうはというと、スピリチュアルなバラード風。 え? あっ! あ、今、何気なくスプーンを手に取って、自分の顔を写してみたんっすが、へこんだほうだと上下が逆さまになって、膨らんだほうだと上下はそのままなんっすな。 ま、どちらもブサいのは同様なんっすが、 なぜスプーンは逆さまに映る? へぇ。 よく分からないんっすが、凄ぇぇぇぇ! で、演奏のほうはテナー・ソロが進むにつれて、ちょっぴり小難しくなってしまうんっすが、ジョシュア・レッドマンの親父だから、スイング世代? …とか思っていたら、1931年5月17日 - 2006年9月2日。 ジョン・コルトレーン(1926年9月23日 - 1967年7月17日) より5歳も下なんっすな。 ちょっぴりアバンギャルドに走っちゃうのも、やむなしかな? …と。 続くピアノのソロが、なかなかいい感じだったりするんっすが、その後、ベースのソロが出て来て地味になって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 うーん、まあまあ?
で、次。 「サテン・ドール」 。 ここに来てようやく、日本の高齢者層にウケそうな曲が出ました。 個人的にはさほどタイプではないんっすが、親子の共演で、2テナーが楽しめるゾ…っと。 といっても、バトルやチェイスはなくて、終始ほのぼのとしたムードで演奏が進められます。 ソロは恐らく、父 → 子の順。 父には威厳が、子にはサヤインゲンが感じられるような気がしないでもなく、で、続くピアノのソロからは、ちょっぴりインゲルの香りが。 パンをふんだ娘 の主人公っすよね。 神様に背いた〜人間♪ そんなふうに聞こえていたんっすが、人間じゃなくて、インゲルだったんっすな。 とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 「テイク・ジ・Aトレイン」 。 「A列車で行こう」 っすか。 これまた日本の高齢者層にウケそうな曲が出なんっすが、個人的にはさほど…。 デューイのワン・ホーンによる演奏なんっすが、ま、オーソドックスで分かりやすいな…と。 いいっすよね、オーソドックス。 個人的にはルーズソックスよりもソソられたりします。 あのだらしない靴下、あんまり好きではないんっすよね。 JKに襲いかかって、ガバッと脚をつかんで、ソックタッチで靴下を止めたくなっちゃいます。 靴下を45年間とめ続ける「ソックタッチ」 その波瀾万丈な歴史とは? あ、 ルーズソックスもソックタッチで止めるものなんっすか。 ダボダボなのは中間部分だけなんっすな。 写真を見て納得しました。 欲を言えば、この場に 「ギシンアンキ」 を服用した のび太に登場して貰って、スカートをぺろっとめくって欲しいところなんっすが、で、紺のハイソックス。 個人的にはやっぱり、こっちのほうがいいな♪ …と。 で、その後、ピアノ、ベースの順でソロがフィーチャーされて、サブ・テーマとドラムスとの絡みがあって、そこからドラムスのソロが始まって、でもって、メイン・テーマに戻って、おしまい。 さほど好きな曲ではないんっすが、演奏そのものは悪くなかったな…と。
んなことで、ラストっす。 「ターンアラウンド」 。 先週のジョシュアのアルバムでは冒頭を飾ったオーネット・コールマンの曲を、親父のほうは最後に持って来ましたか。 というか、録音はこっちのほうが古いんっすな。 息子がこれを聞いて、自分も取り上げてみた可能性も。 オーネットらしからぬ、ハードバピッシュな歌曲でありまして、息子バージョンと聞き比べしてみるのも御一興かと。 んなことで、今日のところは以上っす。
【総合評価】 1曲目のマイナスのインパクトが強烈過ぎて、全体のイメージが損なわれておりますが、2曲目以降は、ま、普通に悪くなかったな…と。 まったく日本製作らしからぬ仕上がりだったんっすが、実際に作ったのは外国のどこかのレーベルで、ヴィーナス・レコードが権利を買い取っただけという話も。 ここ を見ると、またジャケットが違うし、下のほうを見ると、レーベルが Evidence となってるのもあるし。 あ、英語版Wikipedia もあったんっすな。 これだと謎楽器が (musette) という名前になっているんっすが、んーと、これ ? バグパイプの一種なのか、チャルメラもどきなのか、どっちが正解なんだか…。 ちなみに、ジョシュア・レッドマンは言うほどフィーチャーされていないので、そっち目当てだと、ちょっと肩すかしかと。 いずれにしろ、万人にはお薦めしませんが、大木凡人には薦めていいかも知れない、そんな1枚でありました。