7時ちょうどのぉぉぉぉ〜、「しなの1号」でぇぇぇぇぇ〜、私は私は、あなたから、旅立ち〜ま〜すぅぅぅぅ♪ …とうことで、行ってきました、秋まだ浅い信濃路へ。 いや、信濃路はただの通過点で、とりあえずの目的地は越後だったりするんっすけど。 そういえば、同じ狩人に 「コスモス街道」 という歌もあったりしますよね。 右は越後へ行く北の道、左は木曽まで行く中仙道、続いてるぅぅぅぅ、コスモスの道がぁぁぁぁぁぁ♪ あとひとつ、アメリカ橋を知ってますかぁぁぁ? …という歌を知ってますかぁぁぁ? この3つを押さえておけば、狩人は十分かな。 そんな気がするんっすが、よくよく考えたら 「狩人」 って、変な名前っすよね。 兄弟デュオで 「狩人」 。 もっと他に、エエ名前があったんちゃうか? そんな気がしてならないんっすが、例えば、えーと…、「山ウド」 とか。 ちょっと考えてみても 「狩人」よりいい名前が浮かばなかったので、これはこれでいいのかも知れませんが、えーと、Biography 。 名前の由来は、2人の恩師である作曲家・都倉俊一から、「いつまでも大ヒットという獲物を狙い続けるハンター(狩人)であれ」といわれて名付けられたもの。なお、グループ名の有力候補として “みつばち君” なるものがあったといわれる。 まさか、「山ウド」 よりもアカン候補があったとは…。
で、今回、信濃路を通過して、越後へ(1泊目)。 で、翌日は越中を経由して、加賀へ (2泊目) 。 そんな行程を組んだ次第でありますが、「越後屋」 という悪徳な商人しかいそうにない越後、「ふんどし」 くらいしか思い浮かばない越中、越前ガニと、エチゼンクラゲ、2つも名物が思い浮かんで、意外とイケそうな越前。 この3つの並びは分かるとして、どうして越中と越前の間に「加賀」なんてヤツが紛れ込んでいるんっすかね? 越前と越中・越後に挟まれてるのに、石川県の旧国名はなぜ 「越」 じゃないの? 誰もが疑問を感じますよね。 で、その答えは。 あとから出来た国のため 「前・中・後」 以外につけるものがなかったから、「越」がついていないというのが妥当な理由かもしれませんね。 エエぇぇぇ…。 (ライター:りえ160)、何か、適当じゃね? 他をあたったほうが、よさそうじゃね? ということで、次。 石川県は、なぜ 「越前」 と 「越中」 に挟まれているのか? 旧国がどの地域を指すかは、現代に於いて旧国名が付いた名称の特産品等があるので、特産品等がどの地域の物か知っていれば感覚的に把握できる…と。 で、越前は越前ガニ。 ま、そうっすよね。 越中は富山の置き薬。 あ、その手がありましたかぁ。 子供の頃、ウチにも来たんっすよね、富山の薬売り = 廣貫堂。 オマケとして紙風船とか、紙ではない普通のゴムの風船とかをくれるので、楽しみにしていたんっすが、わざわざ富山から桑名まで薬を売りに来るのかぁ。 ご苦労様っす! 子供心にも、感謝の気持ちで一杯だったり。 大人になって、実はあれ、廣貫堂の桑名営業所(?)みたいなところから売りに来ているだけだと判明して、不信感を抱いてしまったんっすが、もう ネオ眞治 すら、信じられない…。 で、越中褌。 やっぱり出ましたな。 で、越後はやっぱり、越後屋。 まったく何の不満もないチョイスでありますな。 で、肝心の、石川県が 「越前」 と 「越中」 に挟まれているワケはというと、ぶっちゃけ、(ライター:りえ160)の言ってることと大差なかったりしたんっすが、途中で独立しちゃったんだから、しょうがないよね。 ま、そういうことなんでしょうな。
で、長野。 東京から向かうとなると、今は「あずさ2号」 ではなく、北陸新幹線ということになりますか。 昔は長野までしか開通してなくて、「長野新幹線」 と暫定的に呼ばれていたので、長野新幹線で長野に行くというのは、何ら不思議ではないんっすが、北陸新幹線で長野に行くというのが、いまだにピンとこなかったり。 ま、東京から新幹線で長野に行く機会はあまりないので、別にどうでもいいんっすが、いちばん早いヤツだと東京から 1時間20分で長野まで行っちゃうんっすな。 ちなみに 「あずさ」 だと新宿から松本まで 2時間29〜49分くらい。 ところで君は松本派かな? それとも長野派かな? 僕は断然、松本派っす。 長野って、長野と書いて(ちょうの)と読むプロ野球選手の長野(ちょうの)くらいしか思い付かなくて、今ひとつ親近感が湧きません。 その点、松本のほうは、松本ちえことか、ダンプ松本とか、松本智津夫(芸名:麻原彰晃)とか。 で、観光のほうも、松本には松本城とか、旧開智学校とかがあって、それなりなんっすが、長野には善光寺くらしか無いっぽい? 善光寺は一度行ったことがあるんっすが、個人的には微妙だったような? 松本城は何度か行ったことがあるんっすが、わりとイケてたような気がするので、再訪に値するような? で、旧開智学校は行ったことがないので、松本城と、旧開智学校と、 松本市美術館 を見て、松本で昼飯を食って、妙高高原に移動。 そんなプランを立ててみたんっすが、企画展の 「映画監督 山崎貴の世界」 、ちょっとオモロそうだし。 あ、でも、 旧開智学校 、休館中じゃん…。 長野市内の観光に切替ようかとも思ったんっすが、善光寺だけではやっぱり微妙だし、善光寺というと “善幸丸事件” のトラウマが蘇るし。 何やそれ? …って、書いた本人も今の今まで、すっかり忘れていたんっすが、 今は亡き このコーナー 。 目ざとい人は気付いたかも知れませんが、「No.2」が欠番になっているんっすよね。 実はそこに 『うんこ船・善幸丸』 というネタが…。 また物議を醸してもアレなので、見えないくらいの薄い黄色で書いておきましたが、 マウスを左クリックしたまま字をなぞってやると、文字が浮かび上がるのではなかろうかと。 揖斐・長良川に 「善幸丸」 という名前の “し尿運搬船” が碇泊していたので、その写真を紹介したものなんですが、同じ 「善幸丸」 という船の持ち主からメールが来て、うちの船を “うんこ船” 呼ばわりすんな! 直ちに記事を削除しないと、名誉毀損で訴えるぞ! …と。 別にアンタの船を “うんこ船” 呼ばわりしたワケじゃないのに…。 ま、面倒に巻き込まれてもアレなので、大人しく問題の記事を削除することにしたんっすが、嫌な記憶を呼び覚ました善光寺がある長野市に未来はないな…と。 ( ← 超・とばっちり)
んなことで、今回、信濃路は通過するだけにして、妙高高原駅まで直行することにしたんっすが、名古屋から長野駅まで 「しなの1号」で、約3時間。 グリーン車を押さえていたんっすが、「しなの」 は古い車両なので、グリーンでもシートが2列+2列で、今ひとつ。 おまけに客層にも恵まれませんでした。 僕の隣 (窓側) はいかにもオタク臭いお兄さん(?)、オッサン(?)で、見た目や行動がオタク臭いだけでなく、物理的なオタク臭 (スメル) も…。 ま、僕も自分では気付かないだけで、周囲にサバ臭をまき散らしているかも知れないので、そこはお互い様なんっすが、で、通路を挟んだ隣の席(通路側)は、今どきっぽいお兄さん。 見た目がちょっとチャラいだけで、特に実害は無かったんっすが、で、その隣 (窓側) が、大きな荷物を抱えたオッサン。 このオッサン、見た目がちょっと見苦しいくらいで、特に実害はなかったんっすが、松本駅で多くの乗客が降りたのを見て、席の移動を敢行。 隣に誰もいない席のほうがいいやぁ。 そんな思いだったんでしょうが、次の明科駅で正規の指定席客が乗り込んできて、席の移動を余儀なくされ、次の篠ノ井駅でも再び追い出されて、結局、元の席に戻ってきました。 その度に大きな荷物と一緒にゴソゴソと動き回って、ウゼぇ…。 隣の席(通路側)の今どきっぽいお兄さんは迷惑だったに違いありませんが、そんなそぶりを微塵も見せずに、なかなか人間が出来てますなぁ。 で、その一方、松本駅から乗車して、僕の前の席に座ったオバチャンは、しきりに後ろのほうを気にしたりして、こちらも何だか落ち着かない様子。 そのうち、車掌(?)が2人やってきて、オバチャンがなにやらグチグチと不満をぶちまける場面が展開されたりしたんですが、松本駅で孫と会えなかった? …とか、なんとか。 「発車のベルが鳴っていたので、こちらとしても出発せざるを得なくて…。」 状況がよく分からんのっすが、この電車に乗る予定だった、もしくは、お見送りにくる予定だった孫が時間に間に合わなくて、「まだ孫が来てないから、ちょっと待って!」とお願いしたのに、聞き入れられなくて、その不満をぶちまけているとか? その孫とやらが、小4〜中1くらいの女子児童( ← 可愛い)、もしくは女子生徒( ← ラブリー) だったりしたら、JRが悪い! …と、オバチャンを全面的に支持するところなんっすが、状況が分からないので判然とせず、で、しばらくして車掌(?)は引っ込んで、替わりにオバチャンの旦那らしきオッサンがやって来て、2人でグチグチ。 事情はよく分からんのっすが、空気、悪いっすな、この車両…。
とまあそんなこんなで、長野駅に到着〜。 ここで 前回 参照、「軽井沢リゾート1号」 というのに乗り換えることになっております。 で、僕の妄想では、隣の席に一人旅の愛想のいい、ぶさかわ系のギャル( ← 不細工だけど可愛い。巨乳でも貧乳でも、どちらでも可。) がやってきて、僕の 「県産地 (謎の漢字) のカンパーニュ レバーペーストサンド」 と 「(私の)ミルクサンド」 を交換してくれることになっているんっすが、この状況
ま、それはいいんっすが、僕の “お食事” は? 長野駅を出発しても、一向にソレが出される気配はなく、だんだん心配になってきました。 ただでさえ乗車時間が40分くらいで、せわしないのに…。 そうこうしているうちに、最初の停車駅の 「豊野」 に到着。 もしかしたらここが有人駅で、この駅で誰かが弁当を持って来てくれるとか? そんな展開に期待したんっすが、何のアクションもないまま、出発〜。 もうエエわ。 レバーペーストのパンとか、別に食いたくもないし! 捨て鉢な気持ちになっていたところ、後ろのほうから車掌さんがやってきました。 その結果、僕の後ろの席の白人の兄ちゃんも、実は500円の指定席券を持ってなくて、勝手にその席に座っていただけだと判明したんっすが、 “全席指定” の軽井沢リゾート号、どうなってるねん…。 で、車掌さんが僕のところにやってきたので、「あのぉ…。」 超コミュ障をサバくん、勇気を振り絞って、窮状を訴えることにしました。 僕一人だったら泣き寝入りするところだったんっすが、周囲の乗客がみんな、僕が 「お食事付きプラン」 の乗客なのに、未だにお食事が提供されない状況であることを把握して、気をもんでくれてましたからね。 「もう食事来たん?」 「いや、まだ…。」 「ええ〜!」 みたいな。 ということで、車掌に直訴。 「あのぉ…、食事付きプランで予約したんっすが、何もなくて…。」 車掌さん、きょとんとしていたんっすが、ようやく事態を悟ったようで、「あ、食事! 今すぐお持ちします!」 慌てて後ろのほうへ去って行って、で、念願の “お食事” を手に戻って参りました。 「お待たせしました!」 「おお〜!」 周囲からは歓声が。 何か、めっちゃ恥ずかしいんっすけど…。 で、その中身はというと、
ということで、今日は佐藤達哉っす。 どこかで聞いたことがある名前のような気がしないでもないんっすが、めっちゃ、ありきたりな名前っすからね。 どこかの他の “サトタツ” と、ごっちゃになっちゃってる可能性も。 えーと、佐藤達哉 。 上から3番目でしょうな。 佐藤達也 (曖昧さ回避) 。 あ、僕が知ってる “サトタツ” は、1986年生まれのプロ野球選手(元オリックス・バファローズ所属)のほうっすな、多分。 で、 佐藤達也じゃないほうの 佐藤達哉 はというと、1957年12月23日〜。 現在、65歳くらいっすか。 キャノンボール・アダレイやジョン・コルトレーンに憧れ大学時代に独学でサックス演奏を始め、在学中からプロ活動を開始。 佐藤允彦、日野元彦、日野皓正、松本英彦、ジョージ川口、池田芳夫、鈴木良雄らのジャズ・コンボ、原信夫とシャープスアンドフラッツ、高橋達也、角田健一等のビッグバンドに参加。現在は、浜田均とのデュオ METALUTION を中心に、多くのジャズ・コンボ、ビッグバンドで演奏。 なかなか王道っぽい経歴なんっすが、今日はそんなサトタツくんの 『ザ・ニュー・テナー・シーン』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 よく分からないまま、ネタ用に適当に仕入れたんっすが、めっちゃ書くのが楽なジャケットで、ラッキー♪ たとえ中身がハズレでも、今日はこれで押し通すしかありませんが、1997年録音ということは、当時40歳くらい。 バリバリっすな。 ベーシストの名前が2人書かれていて、ベース2本体制なのか、曲によってメンバー・チェンジするのか、詳細は不明なんっすが、根はシンプルなワンホーンで、ま、そんな変なことにはならないのではなかろうかと。 んなことで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。
1曲目、 「ネイムリー・ユー」 。 どこかで聞いたことがあるアレだったので、歌物スタンダードなのではなかろうかと。 で、演奏はというと、極めてオーソドックス。 超保守派の僕でも安心して聞ける仕上がりとなっておりました。 ゆったりとした感じで始まり、ソロが進むに連れて、次第に熱くなっていく様が、あなたサマサマやな…と。 中盤以降はかなり激しくファイアーしております。 で、その後、ベースのソロが出て来て、しっかり火消しをしてくれます。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 普通によかったと思います。 で、次。 達哉クンのオリジナルで 「オベリスク」 。 個人的にはオベリクスよりも、 “スク水” のほうが好きだったりするんっすが、いいっすよね、スクール水着。 “スク水” を 「すくすい」 と読むか、「すくみず」 を読むか、意見が分かれるところなんっすが、個人的には断然、「すくすい」 派だったりするんっすけど。 「すくみず」 だと、スクール水着を着た温水洋一(ぬくみずよういち) が浮かんできちゃうし。 で、「オベリスク」。 アップテンポの、なかなかカッコいい曲だったりします。 かなり複雑な構成で、一筋縄ではいかない長縄所長代理といった感じなんっすが、昔、長縄所長代理のネタを好んで書いていたら、それをプリントアウトしたものを見せられて、「名誉毀損だよね、これ。」 とか言われましたな。 生きていること自体が不名誉なんだから、いいじゃん。 心の中で、そう思わずにはいられませんでしたが、ネタに出来るのも “愛” があるからだし。 うわ。 うげぇ…。 “愛” とか、書いてて自分で気分が悪くなってしまいましたが、そうこうしている間も達哉クンの熱いソロが繰り広げられて、で、続いてピアノ・ソロが登場。 米田正義っすか。 ヨネダ? コメダ? まさよし? せいぎ? んーと、 この人 ? うわ、顔、怖っ! あまり電車の隣の席に座って欲しくないタイプだったりするんっすが、1997年当時はもうちょっとヤングだったのかも知れないし、ピアノそのものは普通にお上手なので、ま、いっかぁ…と。 とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 よかった! そのように評価していいのではなかろうかと。
で、次。 これまた達哉クンのオリジナルで、 「ソレムン・ローズ」 。 SOLEMN? 厳粛な[たる] いかめしい、真面目な、真面目くさった、重苦しい。 そういった意味なんっすな。 この[たる]というのがよく分からんのっすが、荘厳な。もしくは、荘厳たる。 そういうアレなんっすかね? で、発音のほうは、 ここ に任せることにしましょう。 んーと、 これ 。 あ、「サァラァム・ローズ」 が正解でしたか。 いかめしい薔薇。 何か、イカ臭そう。 いや、イカめしの薔薇じゃないので、普通に薔薇臭いだけのような気もするんっすが、曲そのものは全然いかめしくない、綺麗なバラードっす。 ピアノのイントロが超キュートで、いかめしい顔のおっさんが弾いてるとはとても思えなかったりするんっすが、で、達哉クンはソプラノ・サックスを吹いております。 都会派アーバンな雰囲気で、たまらんっ♪ その後に出てくるピアノのソロが超キュートで、いかめしい顔のおっさんが弾いてるとはとても思えなかったりするんっすが、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。
で、次。 「ナイーマ」 。 コルトレーン好きを公言する達哉クンなので、当然の選曲といっていいかと思うんっすが、2曲続けてバラードになるけど、エエんか? 冒頭からベースの無伴奏のアルコが出て来て、はずれ感が半端ないんっすが、大丈夫なんか? その後、ベースの人がピチカートに転じて、そこにピアノとドラムスが絡んで、でもって、テナーが出て来てお馴染みのテーマが演奏されるという流れなんっすが、ミディアム・テンポの軽い感じの仕上がりで、かなり捻った造りになっておりますな。 意表を突かれて、うひょー。 そういうったアレなんっすが、個人的には凝り過ぎた結果、微妙な出来になってしまったな…と。 ジャズ有名人の有名曲を取り上げるのは、諸刃の剣でありますなぁ…。 で、次。 達哉くんオリジナルで、 「クアンタム・リープ」 。 QUANTUM? また例のサイトのお世話にならなければなりませんが、んーと、 これ 。 あ、「クゥアンタァム・リープ」 が正解でありましたか。 意味も分かって一石二鳥なんっすが、量子、分量、数量、定量、分け前、額、多量、多数。 モーダルな感じな曲、および演奏で、たっちゃんのソロは時に咆哮と化し、芳香族炭化水素好きの心を激しく揺さぶります。 芳香族炭化水素って、どんなエエ匂いがするのかと思ったら、ただ防虫剤臭いだけで、がっかりだったんっすが、続くピアノのソロは薫香で、クンクン。 で、テーマに戻って、おしまい。 超保守派である僕には、ちょっと優しくない感じだったんっすが、次に期待!
ということで、次。 「ボディ・アンド・ソウル」 。 あ、これは期待が持てますな。 まさか意表を突いて、超アップ・テンポでやったりしてませんよね? 一抹の不安を拭いきれなかったんっすが、大丈夫でした。 ちゃんとバラードしてました。 が、これ、ピアノレス? これはこれで、ちょっとアレだったりして、ベースのソロもたっぷりフィーチャーされていたりして、ま、これはこれで、次。 「リタ」 。 作曲:CHICK COREA で、ARR. 納浩一だそうっす。 ここから3曲がARR. 納浩一っぽいので、別セッションということになるのかも知れませんが、原曲は これ 。 ジョー・ファレルと、ウディ・生姜…、いや、ウディ・ショウが入ってるじゃん。 いいじゃん。 これ、持ってないのでポチることにして、で、達哉クンのほうのバージョンはというと、うーん、まあまあ? 小難しいのがちょっとアレだったりして、ま、これはこれで、次。 「ソフィスティケイテッド・レディ」 。 ローマ字入力、しにくいねん! …なのがネックなんっすが、日本人受けするエリントン・ナンバーっすよね。 ここでのアレは、 納浩一クンが張り切って斬新なアレンジを施した結果、残念な感じになってしまったな。 …というのが僕の率直な感想なんっすが、我ながらガチな保守派っすよね、僕も。 んなことで、ラストっす。 「ラスト・タンゴ・イン・パリ」 。 ラストを飾るに相応しいタンゴなんっすが、ガトー・バルビエリのオリジナルなんっすな。 アルゼンチン人でしたっけ、ガトバリ。 だとすれば 「だんご3兄弟」に勝るとも劣らないタンゴの名曲を提供してくれたに違いないんっすが、何とも陰気臭いベースのピチカートとピアノの絡みで始まり、この先の展開が不安でしかありません。 が、大丈夫でした。 テーマが始まって、持ち直しました。 ゆったりとしたタンゴのリズムに乗せて、哀愁味を帯びた旋律がテナーによって演奏されて、いい感じになりました。 が、その後、ちょっと変になりました。 納浩一。 何て読むんっすかね? のう・こういち? おさめ・ひろかず? 正解は 納浩一 (おさむ こういち) 。 ああ…。 おさむちゃんだったんっすな。 アレンジャーとして、どこまで関わっているのか不明なんっすが、その後は普通にいい感じのピアノ・ソロになって、続いて熱くてファイアーなテナーのソロがフィーチャーされて、でもって、濁ったトーンで哀愁の旋律が奏でられるテーマに戻って、今日のところは以上っす。
【総合評価】 3曲目までは、よかったな…と。 文句の付けようがないな…と。 が、期待していた「ナイーマ」が、僕の思ってたような出来では無く、これは無いーま。 …と、ちょっと文句を付けたくなって、その先は何か、面倒になってしまいました。 いやぁ、秋ですなぁ…。