DAGURI (VICTOR)

峰 厚 介 (1973)

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【パーソネル】

峰厚介 (ts,ss) 宮田英夫 (ts) 板橋文夫 (p) 望月英明 (b) 村上寛 (ds)
【収録曲】

(01-03) THIRSTY / SELF - CONTRADICTION / DAGURI
(04-05) EXPECTATION / SPIN DRIFT
【解説】 ( 2023年10月01日更新 / 連載 1,552回 )

 「中秋の名月」 でしたなぁ。 今年は満月と重なる、割とレアな年だったみたいなんっすが、えっ? 中秋の名月って、毎回、満月なんちゃうん?  そもそも中秋の名月ってって、何なん? 不思議に思ったので、調べて見ました! んーと、ほれ。 中秋の名月とは?2023年はいつ?意味や由来、過ごし方を紹介

  本記事では、

  ・中秋の名月とは?2023年はいつ?
  ・十五夜との違いは?
  ・中秋の名月のおすすめの過ごし方

  などを紹介する。


 えっ? 十五夜と違うん? ちなみに2023年の中秋の名月は、これを書いてる9月30日(土)の時点で、昨日だったんっすが、朝、現場へ向かう車の中でラジオを聞いてたんっすよね。 何を聞いていたのかと言うと、NHK第1放送なんっすが、エエぇぇぇぇ…。 NHKとか、おっさんやん! ヤングな若者は民放やろ? そう、思われるかも知れませんが、名古屋の民放ラジオ放送というと、CBCか東海ラジオ。 いずれも、アナウンサーのわざとらしい名古屋弁が聞くに堪えないので、敬遠しているんっすよね。 そんな三重県人 (木曽岬町民と旧・長島町民は除く) は少なくないのではなかろうかと。 ちなみに、超保守派の僕は、NHKが割と好きだったりするんっすが、子供の頃、「天気予報はNHKがいちばんよく当たる!」と、ほざいていたくらい、強い信頼感を持っていたりします。 で、その天気予報。 マイあさ! では、えっ? 「まいあさ」 のマイって、片仮名やったん? 耳でしか聞いたことがないので、知らなかったんっすが、気象予報士の伊藤みゆきの、えっ? 「いとうみゆき」 のみゆきって、平仮名やったん? 耳でしか聞いたことがないので、知らなかったんっすが、声を聞いてる限り、若くて可愛いギャルっぽい感じなんっすが、画像検索とか、しないほうがいいっすかね? もし、伊藤みどりみたいな顔だったりしたら…。 ちなみに桑名では 「伊藤」 と 「水谷」 が “2大・めっちゃ多い名字” だったりするんっすが、 鈴木とか、佐藤とか、田中なんかよりも断然、 「伊藤」 か 「水谷」 。 伊藤は “伊勢の藤原氏” だから、何となく分かるし、水谷のほうも、揖斐川とか、長良川とか、木曽川とかが流れていて、とっても “水の谷” っぽい地形なので、妥当かな? …と。 で、伊藤みゆきという名前も、何となく親近感を覚えてしまうんっすが、 「マイあさ!」 に “気象と音楽” というコーナーがあるんっすよね。 みゆきちゃんが、その日に因んだ曲をチョイスして流してくれるんっすが、懐かしの昭和歌謡みたいなのが多かったりするので、もしかして、みゆきちゃん、それなりのお年だったりするのでは? そんな気がしないでもありません。

 で、昨日、流れたのが尾崎豊の 「15の夜」 。 盗んだバイクで走り出すぅ♪ フゥフゥ♪ この曲を選んだのは、今日が “十五夜” だから。 そう、みゆきちゃんが言っていたんっすが、少なくとも今年は 中秋の名月 = 十五夜 だった模様。 十五夜 = 満月 。 これはいつも、そうだと考えていいんっすよね? で、中秋。 中秋とは、旧暦の8月15日を指す。 旧暦では7〜9月を秋としているため、8月15日はちょうど秋の真ん中となる。 またその頃は1年を通して最も月が美しい時期であるとされたことから、平安時代の貴族たちは、中秋の名月に月を眺めて和歌を詠む 「観月の宴」 を開いて楽しんだ。 ほぉ、風流っすな。 小池風流軒と同じくらい風流。 小池風流軒というのは 「一号館」 というスーパー、いや、「一号舘」 というスーパーに併設されていた、みたらし団子とかを売ってる店なんっすが、「一号舘」 と言えば日進店が閉店しちゃいましたぜ。 ああ、遠足の前日に、おやつ300円以内を買った思い出の店がぁぁぁぁぁ。 ま、古臭くて、陰気臭くて、買い物をしていると気分が滅入るような店舗だったので、やむを得ないところではありますが、すぐ近くに江場店があるし、2023年秋に、桑名市消防署東に 『Fマート 桑名東店』 としてリニューアルオープンみたいなので、別にいいんっすけど。 旧・日進店は建物も解体されて、すっかり更地になってしまいましたが、跡地に何か新しい店でも出来るんっすかね? メインの通りから1本奥に入っていて、目立たなくて、何をやっても流行りそうにない立地なので、普通に宅地になっちゃいそうなんっすが、そういえば、エバーランドも潰れて、絶賛、取り壊し中だったり。 いつの間にか 「エアポート777」 という名前に変わっていたんっすが、 これ 。 その正体は、\ラブホテル ]スーパー ^神社 _ 火葬場 `パチンコ屋。 何じゃこれ? 当時、シャープの Zaurus で原稿を書いて、それをメールで塩サバ2号に送って、html化して、アップロードして貰っていたんっが、その過程で @ABCD が文字化けしちゃったみたいっすな。 今回の @ABCD (←これ) は、大丈夫っすかね? とにかくまあ、日進地区、駄目じゃん。 …なんっすが、で、えーと、中秋の名月を 「十五夜」 と聞き慣れている方も多いだろう。月は、新月から満月まで15日かけて少しずつ満ちていくことから、旧暦では新月の日から数えて15日目の夜を十五夜と呼ぶようになった …と。 いかがでしたか? 「中秋の名月」 には是非、美味しいお団子を食べたいですね! …って、この記事を読む限り、やっぱ、中秋の名月 = 十五夜 = 満月 なんじゃね? そんな気がしてしまうんっすが、「中秋の名月は満月とは限らない」 って知ってた? いや、知りませんでした。 中秋の名月が満月なのは、今年で3年連続なんだそうで、何や…。 ぜんぜんレアでも何でもないやん。 …と思ったら、次に中秋の名月が満月になるのは7年後なんだとか。 マジっすか? そうと知っていれば、昨日の月、もっとマジマジと見ておけばよかったぁ…。 ま、7年後くらいなら、さすがに僕もまだ生きていると信じたいところなんっすが、とまあそんなこんなで、( 前回 までの粗筋) 軽井沢リゾート1号で、みんなに注目されながら超豪華な軽食を食べた。

 で、その後の予定。 とりあえず、その日は 赤倉観光ホテル に泊まるゾ! …っと。 その前に、いもり池 には行ってみたいな…と。 苗名滝 にも行ってみたかったんっすが、桑名発着で公共交通機関だけでここに行こうとすると、妙高高原・赤倉温泉の辺りで2泊しないと無理っぽいので、今回は諦めました。 いもり池だけでは、さすがにそんなに時間も潰せないし、果たしてどうしたものか…と。 バスの時刻表を見ながら、あれこれ考えて、とりあえず 滝の湯 に行ってみよう…と。 すぐ近くに 足湯公園 というのもあるみたいなので、併せて1時間くらいは潰せるかな? …と。 妙高高原駅から 妙高市市営バス赤倉線というのに乗って、終点まで。 小さなマイクロバスで、車内放送とか、押しボタンとか、そういうのは無くて、料金箱だけはあって、「どちらまで?」 「んーと…、あ…、足湯まで。」 事前に料金を調べてあったので、「380円…、ですよね?」 「はい、そうです。」 「今、入れちゃってもいいっすか? 着いてからのがいいっすか?」 「あ、今、入れて貰ってもいいですよー。」 「じゃあ。」 ジャラジャラジャラ。 かなりのコミュニケーション能力が求められる仕様となっておりました。 乗客は中年の夫婦が1組、オッサンが1人、好青年 (←僕のこと) が1人。  中年夫婦は スカイケーブル の乗り場で、オッサンは 「赤倉公民館前」 という、そんな所で降りて、どうすんねん? …と言いたくなるようなバス停で降りていきました。 マジでどうするつもりなんっすかね? 公民権運動でもするとか? 実はキング牧師だったとか? オッサンの行動はいつも謎に包まれておりますが、そうこうしているうちに、終点の 「赤倉足湯」 に到着〜。 足湯は目の前だったんっすが、若いペヤング1組が足を浸けているのが見えたので、そっちは後回しにして、先に 「滝の湯」 に行ってみることにして。


< 赤倉温泉 滝の湯・足湯公園 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 「赤倉足湯」 から歩いてすぐ、(写真・いちばん上) のようなものが見えてきました。 何やら看板が立っていたんっすが、何かと思ったら、 これ 。 ワケあって、写真がボケボケなんっすが、どういうワケなのかというと、桑名の花火大会の写真を撮るのにマニュアルフォーカスに設定して、オートフォーカスに戻すのを忘れていたという。 で、何が書かれているのかと思ったら、2035年9月2日 世界で一番 皆既日食がきれいに見える温泉地。 ああ! これ っすな。 和倉温泉 がちょうど中心っぽいので、そこで見ようかな? …と、漠然と考えていたんっすが、なるほど。 赤倉温泉という手もあるんっすな。 7年後の中秋の名月=満月は、ま、別にいいとして、この皆既日食だけは、ナマで見てみたいものでありますなぁ。 12年後っすかぁ…。 で、滝の湯。 ここはアレっす。 めっちゃレトロっす。 いいっすよね、レトロ。 少なくとも “冷凍トロ” よりはソソられるものがあるんっすが、固くて食えへんやんけ! 歯にしみるやんけ! せっかくのトロが台無しやんけ! 「いやいやいやいや、溶かしてカツオ。」 そう、渡嘉敷勝男に言われちゃいそうなんっすが、いやいやいやいや。 溶かしてもカツオにはならへんやろ〜。 溶かしてマグロやろ〜。 あ、でも、一言も 「マグロのトロ」 とは言ってませんよね。 「溶かして食えよ!」 と、渡嘉敷クンは言いたかったんだろうし、で、レトロな温泉。 内湯はなくて、洗い場もあってないようなもので、純粋に露天風呂、いや、野天風呂を楽しむ施設となっております。 泉質は硫酸塩・炭酸水素塩泉で美肌の湯。大岩石約3,000個、2,500tにも及ぶ一大岩石の野天風呂は、広々としているのでゆったりと過ごせます…っすぜ。 硫黄(正確には硫化水素?)の香りが漂い、湯の花が舞い、泉質は抜群! …っすぜ。 ぬるいエリア(広い)と、熱いエリア(狭い) があるんっすが、夏場だと熱いエリア (広い)と、めっちゃ熱いエリア(狭い) という感じで、狭いほうは、ほぼ拷問レベルでありました。 狭い分、こっちのほうが成分が “濃い” と思われるので、源泉至上主義者は是非、チャレンジして下さい。 で、建物の2階には こんな休憩室 が。 その気になれば、いくらでも時間は潰せそうっす。 で、窓からは、また、夏季限定で水着で入る男女兼用の温泉プールもあります …の、痕跡が…。 もう夏季ではなくなったので営業が終了したのか、コロナで廃止に追いやられたのか、真相はサダカではありませんが、詫び寂び感が涙を誘います。 ああ、スクール水着の女児がぁぁぁぁ…。

 で、続いて足湯公園。 先ほどの若いペヤングの姿はありません。 ヨシっ♪ 噴水(停止中)の回りの広いところとか、向かい合わせに座る四角いところとか、何種類かあったんっすが、端っこに “ぼっち専用” っぽい感じの足湯があったので、そこに足を浸けてみることにしました。 (写真・下から2枚目) っすな。 ボケてますが、気にすんな! さっき全身を浸かったばかりなので、今さら足だけ浸かっても微妙なんっすが、時間がない時に、お手軽に…というか、お足軽に温泉気分を味わうにはいいっすよね。 存分に堪能して、湯から上がって、改めて “ぼっち用足湯” の様子を窺ってみたら、ん? 何やら張り紙が。 何が書いてあるのかと思ったら (写真・いちばん下) 。 ペットの足湯 。 マジかよぉぉぉぉぉ! 誰かに見られなくて、よかったっす…。 慌てて、噴水(停止中)の回りの広いところに足を浸けて、穢れ ( ← 犬汁とか) を濯いで、ふぅ…。 ヤバかったっす。 そうこうしているうちにバスの時間が近づいて来たので、んなことで、足湯は以上っす。

 で、バスがやって来ました。 やっぱり小さなマイクロバスだったんっすが、運転手は若いギャルでありました。 乗客は好青年 (←僕のこと)。ただ一人。 ちょっぴり気まずいシチュエーションなんっすが、このお姉さん、めっちゃ愛想がよくて、ずっと話し掛けてきたり、ガイドしてくれたり。 「滝の湯には入られました?」 「あー、入りました!」 「ペットの足湯に入られました?」 「 ・・・・・ 。 」 さすがにそれは聞かれなかったんっすが、「苗名滝には行かれました?」 「あー、行きたかったんっすけど、いいバスが無くて…。」 「そうですよねー。」 いいバスがないという自覚はあるようなので、何とかして頂けませんかねー? 「ゴンドラには乗られました?」「あー、途中のホテルに泊まるんで…。」 そこから先、しばらく温泉ガイドが繰り広げられたんっすが、この辺りには7つの温泉がある…と。 すなわち、赤倉・新赤倉・池の平・妙高・杉野沢・関・燕。 で、3つの色を楽しめる…と。 白いお湯、赤いお湯、そしてこの辺り(池の平)は、黒湯と言われています。 「へ〜。」「は〜。」「ほ〜。」 極度のコミュ障である僕も、その程度の意思表示をすることは出来るんっすが、「あそこ (山の上) が赤倉観光ホテルです。 この辺りではいちばん人気があります。 ま、それなりにお値段もするんですけどー。」 あー、知ってます。 というか、途中のホテル = 赤倉観光ホテルに泊まるって、さっき言ったし。 小さな声で、ぼそぼそと独り言を呟いただけなので、あるいは耳に入らなかったのかも知れませんが、「 “ゲレンデがとけるほど恋したい” の広瀬香美って、いますよね?」 「あ〜。」 「あの旦那(?)がやってるんですよー。」 「えー、そうなんっすかぁ?」 「だからよく、ライブとかもやってますよ。」 「ほ〜。」 それは知りませんでした。 その噂は本当なのでしょうか? 気になるので、調べてみました! 広瀬香美さんは1999年に、俳優の大沢たかおさんと結婚しました。(中略) しかし、2人は2006年に離婚を発表。約7年の結婚生活にピリオドを打ちました。 (中略) 私、広瀬香美は2008年10月12日に結婚いたしました。 相手の方は、一般企業に勤めているアメリカ人です。 え? 何か、違くね? よく分からんのっすが、いかがでしたか? 「中秋の名月」 には是非、美味しいお団子を食べたいですね! ま、赤倉観光ホテルでよくライブをやってるのは本当っぽいので、何らかの利害関係はありそうなんっすが、そうこうしているうちに 「いもり池入口」 というバス停に到着〜。 「ここが “いもり池入口”です。 どうされます? 池のところまで行きましょうか?」 バス停はないけど、もっと池に近いところまで行けるので、池まで行け行け、GO! どうやら、そういう事らしいんっすが、何て融通の利く、親切なお姉さん♪ 某・オレンジバスの運転手は、見習え! そう、思わずにはいられません。 マンホールポンプの点検をするのに一時的に道路を通行止めにしていたら、某・オレンジバスがやって来て、すぐ近くに迂回路があったので、「そっちに回って下さい」 とお願いしたんっすが、「規則だから変更出来ん!」 と言い張って、10分以上、押し問答。 結局、ポンプを下ろして、マンホールの蓋を閉めて、バスを通すことにしたんっすが、何て融通の利かない、意固地なオッサンや…。 で、池まで行け行け、GO! …の申し出は、お姉さんの気持ちだけ頂くことにして、「あ、大丈夫っす。 ここから歩きます。」 「はい、じゃあ、ありがとうございましたぁ。」 「ありがとぉ♪」 何とも冴えない曇り空だったんっすが、心は晴れ晴れ。 新潟 = 越後 = 越後屋 = お主もワルよのぉ。 お代官様ほどでは。ほほほほほほほ。 そんなイメージがあったんっすが、新潟の人、みんないい人じゃん♪ …とまあそんなこんなで、この続きはまた、次回☆

 ということで、今日は峰厚介っす。 峰竜太、竜雷太と並ぶ “世界3大・峰” の一人っすよね。 いや、竜雷太は “峰” ちゃうがな! そこはディック・ミネやろ? そんなツッコミが聞こえてきそうなんっすが、 ディック・ミネ訳詞家・編曲家としては本名の三根 徳一(みね とくいち) を名乗り、第二次世界大戦中の敵性語規制の時代には三根 耕一(こういち)と名乗った。 あ、三根じゃん。 峰、ちゃうやん。 “世界3大・峰” の資格、ないじゃん。 ま、それは別にどうでもいいとして、峰厚介。 何となく、唇が分厚い、スケベなおっさん。 そんなイメージだったりするんっすが、「厚」 という漢字と 「すけ」 という読みが、それを予見させますよね。 スケベ = 好色 = 厚介。 語呂もいいし。 峰厚介 (みね こうすけ、1944年2月6日 - )は、日本のテナー、ソプラノサックス奏者。 東京都湯島出身。寿司屋の息子として生まれる。 おお、凄ぇぇぇ。 寿司、食べ放題じゃん! ま、さば家だって、たまに 「すし太郎」 くらいは食べさせて貰えたので、さほど遜色はなかったりするんっすが、1962年、加藤久鎮クインテットに入り、新宿ミラノ座地下、ミラノクラブでアルト・サックスを吹くようになった。 1963年にアルト・サックス奏者として本格的に音楽活動を開始し、1969年の菊地雅章バンドへの参加を皮切りに、広く知れ渡る。 ジョン・コルトレーンに心酔し、1971年よりテナー・サックスも吹き始める 根はアルトなんっすな。 で、菊地雅章というとアレっすよね。 「ユー達は、なってないよ。」 とか言って、商業主義的な演奏を批判していた人っすよね。 山下洋輔のエッセイに、そんな話が載っていたような、載っていなかったような、人違いだったような…。 記憶が定かではないんっすが、で、今日はコースケくんの 『ダグリ』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 1973年録音なので、コースケくん、当時29歳くらい。 バリバリっすな。 日本のジャズにはまったく詳しくない僕なんっすが、サイドマンには板橋文夫望月英明村上寛。 そんな僕でも聞いたことがあるような気がする名前が並んでおります。 宮田英夫というのも何となく聞いたことがあるような気がするんっすが、ありがちな名前なので、他の英夫クンと混同しているかも知れなくて、で、ここでの注目はピアノの板橋文夫でありますな。 いいっすよね、板橋文夫。 何か、板の橋を踏んでそうで。 関西でウンコを踏んでそうな 「馬場ふみか」 と組んで、ふみふみコンビとして頑張って欲しいとことろでありますが、とまあそんなこんなで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 全曲、コースケくんのオリジナルみたいなんっすが、まずは 「サースティ」 。 正しい読み方は不明なんっすが、 Thirsty。 意味も不明です。 日本人なら日本語の曲名を付ければいいのにぃ。 「さすっていい?」 とか。 ま、ジャズで日本語の曲名って、何かダサいので、横文字に逃げたくなる気持ちは分からんでもないんっすが、 Thirsty 。 のどが渇いた、乾いた、乾燥した。 あ、そういう意味なんっすな。 前に紹介した NMB48 feat.吉本新喜劇 Vol.6 の14分20秒あたり。 フー子ちゃんの 「そぉーよ。 のど、からっからよ!」 この台詞は英語だと、「So、Thirsty!」 になるんっすな。 「So-oo-Yo! no-do、さぁーっすてぃ、Yo!」とか言わないと、ニュアンスが伝わらないかも知れませんが、で、演奏のほうはと言うと、パーカッションで静かに始まり、そこに骨太なベースが絡んできて、更にタイコが入ってきて、で、文夫クンが板橋を踏む勢いで元気よくピアノで乱入。 その流れが実にカッコよかったりするんっすが、文夫クンのピアノ、めっちゃマッコイ・タイナーっぽいっすな。 で、大いにテンションが上がったところで、満を持してソプラノとテナーの2管によってテーマが演奏される…と。 モーダルで、スピリチュアルな曲調だったりするんっすが、何となくジョー・ファレルっぽい感じがするじょー。 で、ソロ先発は板橋クン。 いきなり、テンション・マックスっす。 熱いっす。 燃えてるっす。 で、続いてコースケくんのソプラノ・ソロ。 いきなり、テンション・マックスっす。 熱いっす。 燃えてるっす。 ちょっぴりヤバめのコルトレーンっぽいっす。 で、続いては村上寛のタイコのソロ。 ちょっぴりエルビン・ジョーンズぽいような気がしないでもなくて、とってもお上手っす。 あ、(←)ここは 「おじょうず」 と読んで下さいね。 とっても、おうわて? …だと、せっかくジョーンズと韻を踏ませた僕の努力が台無しになってしまうんっすが、で、最後、マッコイなピアノのソロをちょっとだけ挟んで、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、熱演でした。 圧倒されました。 「COMICアットーテキ」 も真っ青って感じぃ?

 で、次。 「セルフ・コントラディクション」 。 自分で自分をコントロールして、で、糞ぉ! ん〜♪ そんな感じ? ぜんぜん自分をコントロール出来てない気もするんっすが、 CONTRADICTION 。 〔真っ向から相反することから生じる〕矛盾、不両立。 コースケくん、ネーミングのセンスがちょっぴり厨二病っぽいっすな。 ねぇ、ムーミン。 「ネーミング」 と書いたら、何となくムーミンに同意を求めたくなってしまったんっすが、で、これはアレっす。 前曲から一転して、お静かなバラードとなっております。 コースケくん(多分)の吹くテナーのドス黒くて深い音色が何とも言えず、ういろと蒸し羊羹を組み合わせているな…と。 大須ういろ本店この 『ういろ』 に現代の嗜好に合わせて新しい味をと、小豆餡が入った 『ないろ』 や、ういろと蒸し羊羹を組み合わせた 『ねいろ』 など多種の味わいを揃えている。 音色というと、どうしてもこの 「ねいろ」 が浮かんでしまうんっすが、いや、食ったことはないんっすけど。 “名古屋2大・ういろ もしくは ういろう” と言えば「大須ういろ」 と 「青柳ういろう」 なんっすが、大須は年寄り向け、青柳はヤング向け。 そんな印象があるので、ヤングな僕はどうしても青柳のほうを選んでしまうんっすよね。 白・黒・抹茶・小豆・コーヒー・ゆず・さくら♪ この抹茶の次が 「小豆」 か 「あがり」 かで、 年寄りか、そうでないかを見分けることが出来るんっすが、んーと、 これ 。 おお、これこれ。 これ以外、考えられんやろ? 何や、「あがり」って (失笑) 。 で、コースケくん(多分)と書いたのは、その後すぐ、もう1本テナーが出て来て、2管のハモりになるからなんっすが、その後、そのうちのどちらか、恐らくコースケくんのソロがあって、途中、ちょっぴりハモリのパートを挟んだりして、でもって、テーマに戻って、おしまい。 スピリチュアルで、チュートリアルで、中途採用で、〔真っ向から相反することから生じる〕矛盾を感じさせる、そんな名バラードだったりして、いやあ、よかったっす。

 で、次。 アルバム・タイトル曲の 「ダグリ」 。 何語? どういう意味? …と思ったら、どうやら鹿児島の地名らしいんっすが、 鹿児島の観光ならダグリ岬遊園地 。 あ、ホンマや。 お子様向けの遊園地とプールがあるみたいなんっすが、ま、田舎なりに頑張ってるじゃん。 地元に ナガシマスパーランド がある桑名市民、超余裕の高みの見物なんっすが、のっぽさんこと高見映も、のっぽなので、いつも高見の見物だったんでしょうな。 相撲取りの高見盛とかも。 で、こんなマイナーな地名を知ってるって、コースケくん、鹿児島出身? …と思ったら、東京都湯島出身。寿司屋の息子として生まれる。 あ、そうでした。 【証言で綴る日本のジャズ】 峰 厚介 。 これを途中まで読んでも、鹿児島の話は出て来なかったんすが、そうです。うちにピアノがなかったんで、紙鍵盤で練習です。 ああ、 貧困女子高生うらら のような悲しい過去が…。 で、ダグリの秘密は、よく分かりませんでした。 いかがでしたか? ま、タイトルはともかく、曲のほうはというと、アップ・テンポのご機嫌なナンバー。 ソプラノ&テナーの2管っすな。 で、ソロ先発はテナーのほうの人。 宮田英夫クンであるものと思われるんっすが、ちょっと不思議な感じのフレージングっすな。 根はモード奏法なんでしょうが、外人の有名所の誰に似ているかと言われると、ちょっと思い浮かばないような? で、続いてソプラノ・サックスのソロ、おそらくコースケくんがフィーチャーされるんっすが、こちらも結構、ぶっ飛んじゃってます。 コルトレーンか、ショーターかと言われれば、前者なんっすが、わりと独自路線で個性があるな…っと。 とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、熱かったっす。 よかったっす。

 で、次。 「エクスペクテイション」 。 恐らくまだ、厨二っぽい英単語なのではないかと思われるんっすが、 EXPECTATION 。 期待、見込み、予想、予期。 ま、概ね期待通り、予想通り。 マッコイっぽいピアノの無伴奏ソロで始まり、そこにパーカッションが絡み、で、ソプラノとテナーが出て来て、スピリチュアルで、チュートリアルで、中途採用なテーマが演奏される…と。 荘厳っすな。 で、その後、モーダルなテナー、イケてるピアノ、はっちゃけてるソプラノと、各自の良好・胸熱なソロがフィーチャーされて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、熱かったっす。 よかったっす。 んなことで、ラストっす。 「スピン・ドリフト」 。 いいっすよね、スピン。 旅に出るならスピンピン♪ そんなスナック菓子がありましたっけ? 懐かしい昭和時代(女性) 。 おお、懐かしい♪ 「霧の浮舟」とか、ありましたなぁ。 ちなみに、僕がスーパー一号舘・日進店で買って、遠足とかに持って行くお菓子はいつも決まっていて、ロッテのグリーンガムと、明治のカルミンと、明治のチェルシーのヨーグルトスカッチと、イカの姿フライと。 明治のアポロチョコは夏場の遠足に持っていったら、ドロドロに融けて、実は箱の3分の1くらいの分量しかなかったことが判明して、以来、ヤメました。 明治のカルミンは、食べ過ぎると結石になる。 そんな噂が流れたので、明治のヨーグレットに乗り換えました。 ヨーグレットはヨーグルト味、チェルシーのヨーグルトスカッチもヨーグルト味。 ヨーグルト味、好きっすな。 無論、モロッコヨーグルも、大好き♪ モロッコヨーグルか、モロコの甘露煮、どちらか好きなほうを選べと言われたら、迷わずヨーグルを選びます。 魚、嫌いだし。 その2択、ありえへんやろ? …と。 で、 これ 。 読んでみたら、なかなか感動的だったんっすが、この会社、モロッコヨーグルだけで飯を食ってるんっすな。 モロッコヨーグル掲示板 。 合同会社Go Trading & Valuationsの代表をしております大西くん。 こんな掲示板にカキコしてないで、真面目に取引したいんだったら、ちゃんと会社に電話をしたほうが…。 お電話番号を教えていただければ、改めて当方もしくは当社の法人営業責任者よりお電話いたしますので、よろしくお願いいたします。 あ、電話番号が分からないっすか。 なら、しゃあないっすな。 ここ にも電話番号、書かれてないし。 住所は書いてあるので、飛び込み営業するしかないんっすが、で、えーと、何の話でしたっけ? スピンピン。 あ、「スピン・ドリフト」っすな。 スピード感に溢れた、なかなかの佳曲でありまして、コースケくん、作曲のセンスも秀でたものがあるんっすが、テーマの後、はっちゃけてるソプラノ、 モーダルなテナー、イケてるピアノの順で、各自の良好・胸熱なソロがフィーチャーされて、でもって、テーマに戻って、でもって、今日のところは以上っす。

【総合評価】 厚介クン、ただ唇が厚くて、スケベなだけかと思ったら、演奏もめっちゃ熱かったっす。 もうひとりのテナーの人もイケイケだし、板橋クンはフミフミだし、熱く燃え上がるファイヤー系ジャズが好きな人に、超オススメ☆


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