PLAYS THE COMPOSITIONS OF CHARLIE MINGUS (WORKSHOP JAZZ)

PEPPER ADAMS (1964)

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【パーソネル】

THAD JONES (tp) PEPPER ADAMS (bs)
BENNIE POWELL (tb) <#5,7,8> CHARLES MCPHERSON (as) <#5,7,8> ZOOT SIMS (ts) <#5,7,8> 
HANK JONES (p) PAUL CHAMBERS (b) <#1-4,6,9> BOB CRANSHAW (b) <#5,7,8> DANNY RICHMOND (ds)
【収録曲】

(01-03) FABLES OF FAUBUS / BLACK LIGHT / SONG WITH ORANGE
(04-05) CAROLYN / BETTER GIT IT IN YOUR SOUL
(06-09) INCARNATION / PORTRAIT / HAITIAN FIGHT SONG / STROLLIN' HONIES
【解説】 ( 2023年10月22日更新 / 連載 1,555回 )

「暑さ寒さも彼岸まで」 という諺がありますが、的を得ているな…と。 あ、いや、「的を得る」 じゃなくて 「的を射る」 が正解でしたっけ? 的を得ている…と書こうとしたら、ATOK に 《「当を得る/的を射る」の誤用》 と言われてしまったんっすが、あ、でも、商店街の福引きの賞品が 「的 (まと) 」 で、見事に当たって 「的 (まと) 」をゲット! そんな超レアケースが絶対に無いとは言い切れないので、 「的を得る」 を言い方も、決して的外れというワケではない。 そんな気がしないでもありません。 いや、いりませんけどね、「的 (まと) 」。 もっとまともな「的 (まと) 」じゃない賞品を寄越せ! そう、言いたくなってしまいます。 まともで真っ当な賞品と言うと、例えば、松任谷由実の使用済みパンツとか。 うわ、いらねぇ…。 「みんなが欲しがる松任谷由実の使用済みのぱんつ♪」 とか書いたら、虚偽表示で景品表示法に抵触する恐れがあります。 「マニアが欲しがる…」 なら、許して貰える可能性もあるんっすが、ま、 「蓼食う虫も好き好き」 という諺もあるし。 「みんなが欲しがる荒井由実の使用済みのぱんつ♪」 というのはどうっすかね? 同じやん! そう、思われるかも知れませんが、若い分だけ、まだ多少の需要は見込めるような? 1954年1月19日生まれ、1976年11月29日、松任谷正隆と結婚…らしいので、荒井由実なら22歳以下だか、22歳未満だかということになりますよね。 イケるやん♪ もう、パンツなら何でもいい。 そんな、パンツ原理主義者もいるだろうし、で、彼岸。 よくよく考えると、不思議な言葉っすよね。 私の私の彼は〜、岸信介〜♪ …の略? 岸信介(きし のぶすけ) って、ちょっぴり野比ノビスケみたいで、可愛い♪ そんな特殊な性癖の持ち主がいたとしても不思議ではないし、で、彼岸。 何となく、三途の川と関係があるような?  彼岸には何をすればいいの? そもそもお彼岸とは? 調べてみました!

 お彼岸ってどんな日? 3月の春彼岸、9月の秋彼岸。 それぞれ春分の日、秋分の日を中日とした前後3日間、計7日間ずつが期間とされていますが、うんぬん。 そうなんっすよね。 「彼岸」 って、1日だけじゃないんっすよね。 春分の日、秋分の日は、いわゆる 「彼岸の中日」 ということになるんっすが、ひがんのなかび? ひがんのちゅうにち? 名古屋近隣の住民だと、思わず 「ちゅうにち」 と読んでしまうんっすが、大丈夫っす。 それで合ってます。 で、お彼岸の中日である春分の日、秋分の日は国民の祝日です。 (中略) 春分の日(春分日)は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」祝日、秋分の日(秋分日)は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」祝日なのだそうです。 え、マジっすか? そんな意味があったんっすか? 何となく、お彼岸 = 墓参りする日というイメージだったので、秋のほうは分かるんっすが、春分の日は別に、祖先をうやまったり、なくなった人々をしのんだりしなくても、よかったんっすな。 坂上忍と大竹しのぶをしのぶだけでよかったんっすな。 あとはまあ、小林旭っすか。 京都にいるときゃ 「しのぶ」 と呼ばれたらしいので、ま、一応、しのんでおいたほうがいいかな? …と。 あ、神取忍もしのんでおいかないと、後が怖いっすかね? ま、それはそうと、春分の日と秋分の日って、どっちが 「しゅんぶん」 で、どっちが 「しゅうぶん」 だったか、ごっちゃになって、紛らわしいんじゃあ! ついでに今年 (2023年) の秋分の日は土曜日だったので、意味がなかったんじゃあ! 土用の丑の日は別に土曜でもいいんっすが、祝日を土曜日にするんじゃねぇ! 祝う気が失せるんじゃぁぁぁぁ!

 とまあそんなこんなで、( 前回 までの粗筋) 赤倉観光ホテルの周辺を散策した。 で、その続きなんっすが、最初に断っておくと、今回の2泊3日の旅は、ホテルから見た雲海がピークでありました。 後はオマケのようなものなので、どれだけ頑張って無駄話で伸ばしても、来週には完結してしまうものと思われますが、とりあえず9月18日(日)。 まだ彼岸の前だったので、クソ暑かったっす。 妙高高原は高い原っぱだから、寒いかな? …と思って、長袖のシャツを着ていくことにしたんっすが、朝の散策で汗だくになってしまいました。 この先、下界の昼間の散策が思いやられますが、ちなみに2日目は加賀温泉郷に泊まることにしました。 当初、金沢市内のビジホに泊まって、晩飯はどこか別のところへ食べに行くかぁ。 …というプランを立てていたんっすが、やっぱ、旅館に泊まって、ゆっくり温泉に浸かって、ゆっくり晩飯を食べるほうがいっかぁ…と。 多少、観光を犠牲にしてでも、金沢から足を延ばす(?)、足を伸ばす(?)ことにしたんっすが、加賀温泉郷 (かがおんせんきょう) は、石川県の加賀市と小松市にある温泉の総称 (温泉郷) 。 主に小松市の粟津温泉、加賀市の片山津温泉、山代温泉、山中温泉の4つの温泉を表す名称として使われることが多く、「加賀四湯」とも呼ばれている。 問題はこの4つの温泉のうち、どこに泊まるかなんっすが、とりあえず粟津温泉は問題外。 “粟” という漢字が使われている時点で、アカンっす。 子供の頃、家の近くのスーパーで 「粟おこし」 というお菓子を見つけて、「 “くりおこし” かぁ。美味そうやん♪」 と思って、買って、食ってみたところ、栗の存在がどこにも感じられず、何やこれ? インチキやん! …で、よくよく見てみたら「栗(くり)おこし」じゃなくて、「粟(あわ)おこし」 やん! そんな苦い思い出があるんっすよね。 いや、正露丸糖衣を、糖衣部分が無くなるまで嘗め続けた苦い思い出に比べれば、そこまで苦くはなかったりするんっすが、とりあえず人を欺す気満々の “粟” の字、許せねぇ! そんな個人的でアホな理由で選択肢から外されて、粟津温泉としても心外でしょうが、で、「彼岸」 という名前の由来に関しては「六波羅蜜」がどうのこうので、あまりよく分かりませんでした。 他を当たってみましょう。 えーと、これ。 「お彼岸」 という言葉には 「岸の向こう」 という意味があります。これはサンスクリットのパーラミター(波羅蜜多)を 「到彼岸」 (とうひがん)と訳したことに由来しています。様々な苦しみの世界を、こちら側の岸 「此岸(しがん)」 といい、苦しみから抜け出したやすらぎの世界のことを 「彼岸」 と名づけられました…と。 おお、なるほど。 この此岸(現世)と彼岸(あの世)を分ける境目にあるとされるのが 「三途の川」 っすよね。 …ということで、問題は解決。 いかがでしたか? お彼岸にはやっぱり、彼岸花が似合いますよね!

 

 ということで、粟津温泉は却下。 そんな切実な事情があるなら、外されてもやむを得ないな。 誰もが納得してくれたと思うんっすが、続いては片山津温泉。 ここは一応、柴山潟という地味な潟に面していて、天気がよければ白山が見えるかも知れなくて、それなりに風光明媚な地である気がしないでもないんっすが、いかんせん “潟” って、 “湖” と違って、あまりお洒落なイメージがなかったりしますよね。

  湖 >>>> 池 >> 沼 = 潟

 みたいな。 潟(かた) 、潟湖(せきこ) は、湾が砂州によって外海から隔てられ湖沼化した地形のこと。砂州の成長段階によって、完全に外海から隔てられたものと、ごく狭い水道により外海とつながっているものがある。 ま、海のすぐ近くにある湖のようなものなんっすが、いかんせん “潟” という名前が。 英語だとラグーンなので、めっちゃリゾートな雰囲気だったりするんっすけどね。 柴山潟も 「柴山ラグーン」 と改名すれば、ナウなヤングがたくさん来てくれるような気がしないでもないんっすが、やっぱりアカンかも知れないし、となるとやはり、山代温泉山中温泉の一騎打ちということになりますか。 山代のほうは泊まったことがあるんっすよね。 んーと、 ここ 。 めっちゃいい旅館だったんっすが、山代温泉そのものは普通の住宅街にある感じで、温泉街としての風情は感じられず、周辺に散策出来るスポットとかもなく、今ひとつ。 で、翌日は山中温泉のほうに行ったりしたんっすが、今回はそっちのほうに泊まることにしようかと。 宿の話はまた、先ほどのコーナーで取り上げるとして、とりあえず赤倉観光ホテルの送迎バスで妙高高原駅まで送って貰って、そこから北陸方面へ移動。 とりあえず 「妙高はねうまライン」 という恥ずかしい名前の鉄道に乗って、上越妙高駅まで行って、そこで北陸新幹線に乗り換えという流れになるんっすが、で、やってきた電車(?)、汽車(?)が、


< 妙高高原から高岡・瑞巌寺へ > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

   (写真・いちばん上) 。 ん? 急行・佐渡? この路線、急行なんか、ありましたっけ? ちなみにこれは上越妙高駅で降りた時に撮ったものなんっすが、んーと、これ ? どうやら、鉄オタ・ホイホイで、 土日を中心に国鉄形観光急行を走らせてるっぽい? 個人的には別に、そんなに嬉しくなかったりするんっすが、変なクソ古い車両を走らせてくれたお陰で、切実な問題が。 列車は妙高高原駅を出発して、次の関山駅に停まったんっすが、ん? ドアが開かない? ドア開閉のボタンがあって、それを押して自力で開け閉めするタイプの車両は、割と普通に見掛けるようになったので、さほど焦らずに乗降することが出来るようになったんっすが、この車両はその開閉ボタンも見当たらないんっすよね。 もしかしてワンマンカーなので、1両目しかドアが開かなかったりするとか? 僕は2両目に座っていたんっすが、いざとなって焦らないように、予め1両目に移動したほうがいいっすかね? くそローカル線のわりには、まずまずな数の乗客と、多大な不安を乗せて、列車は関山駅を出発〜。 で、次の次の駅あたりでしたか。 駅に到着する少し前に、座っていた兄ちゃんが立ち上がって、ドアの前に移動。 あ、そのドア、たぶん開かんと思うんやけど…。 今のうちに1両目に移動したほうが…。 ハラハラしながら事の推移を見守っているうちに、駅に着いてしまったんっすが、大河ドラマ・どうする兄ちゃん? すると兄ちゃん、手で強引にドアをこじ開けて、そのまま悠然と降りていってしまいました。 え? マジかよ? 力業? びっくりして、立ち上がってドアを見てみたら、「ドアは手動で開けて下さい」 という表示があったんっすが、ああ、それで正解なんっすな。 で、開け方は分かったんっすが、自分が降りた後に、また自力でドアを閉めてやらないとアカンのっすかね? それをやらずに放置して、ドアが開いたまま走り出してしまって、乗客が転落して、お亡くなりになったりしたら、罪悪感が半端ないんっすが、兄ちゃん、ドアを閉めずに悠然と去ってしまったんっすよね。 ヤバいよ、ヤバいよ。 …と思っていたら、ぷしゅーっと自動でドアが閉まりました。 自動で閉められるんやったら、開けるほうも自動でやらんかいっ! ま、それが出来ない何らかの事情があるんでしょうが、取り越し苦労で変に気疲れする急行・佐渡でありましたな。 サドだけに、乗客を困らせて喜ぶ仕様だったりするとか?

 

 んなことで、上越妙高駅に到着〜。 ドアを手動でこじ開けて、そのまま放置して下車すると、反対側に (写真・下から2枚目) の車両が停車しておりました。 んーと、 観光列車・雪月花 っすか。 えちごトキめき鉄道株式会社という恥ずかしい名前は、エエんか? 鉄ヲタはこんなん、許せるんか? …というのがちょっと気になるんっすが、この観光列車、めっちゃエエやん♪ 僕が長野から妙高高原駅まで乗った 「軽井沢リゾート号」 は、車両は別に普通だったし、 “軽食” もマジで軽かったし、その食事も忘れられそうになるし、りんごジュースは完全に忘れられるしで、ちょっと微妙だったんっすが、こっちのほうはかなり本格派。 令和元年にローマ教皇フランシスコ様が訪日された際、昼食会でお料理を提供したイタリアンレストランオリベート。 そのメニューのひとつの 「法王のティラミス」 を新潟県産の食材を使用した 「雪月花特別ver.」 として、全便でご提供いたします…って、マジかよ? ローマ教皇って、ヨハネ・パウロ2世とちゃうかったんか? で、その後、エッグベネディクトみたいな名前のオッサンに変わったんとちゃったんか? 何や、ローマ教皇フランシスコ様って?  “様” を付けるほど、エラいんか? ま、めっちゃエラい人なんだと思われますが、この 「雪月花」 、機会があれば一度、乗ってみたいものでありますな。 お一人様には、めっちゃハードルが高そうではあるんすけど。

 んなことで、上越妙高駅で北陸新幹線に乗り換えて、新高岡駅まで。 何故、そんな中途半端なところで降りたのかというと、 ここ 。 ほ→むぺ→じのフォームから予約が出来るので、ここで昼飯を食おうという魂胆でありますな。 JR高岡駅 「瑞龍寺口」(南口)から徒歩10分。 新幹線の新高岡駅からでも1.5kmくらいなので、歩いて歩けない距離ではねーな…と。 軽く 瑞龍寺 を見学してから昼飯を食って、高岡駅まで行って、あいの風とやま鉄道で富山駅まで行って、軽く駅前を散策してから、山中温泉に移動。 そういうプランでありますな。 あいの風とやま鉄道という恥ずかしい名前は、エエんか? 鉄ヲタはこんなん、許せるんか? …というのがちょっと気になるんっすが、で、高岡は富山と金沢の中間なので、行って、戻って、面倒なんちゃうか? …と思われるかも知れませんが、高岡で昼飯の予約をしちゃったから、しょうがないじゃん! 店のオッサンから丁寧に確認の電話が掛かってきたりしたし、今さら後には引けないじゃん! 高岡市は高岡駅を挟んで瑞龍寺とは反対側に、大仏だとか、城址公園とかがあったりするんっすが、そっちのほうは前に一度、行ったことがあるので、パスすることにしたんっすよね。 んなことで、まずは瑞龍寺。 新高岡駅から歩いて歩けない距離ではなかったんっすが、クソ暑くて、汗ダラダラで、やめておけばよかった…。 めっちゃ後悔しました。 寺そのものはめっちゃ立派だったんっすが、テラ凄い寺…とまではいかなくて、個人的にはメガ凄い寺くらいの感じだったし、シンプル過ぎて、渋好み過ぎじゃね? そんな気も。 何よりクソ暑くて、汗ダラダラで、怒りのようなものが湧き上がってきたんっすが、もう9月やで? いつまで残暑やっとんじゃぁぁぁぁ! やっぱ、お彼岸を過ぎないとアカンっすな。

 で、昼飯。 冷房の効いた部屋で、冷たいおしぼりを貰って、やっと生き返った思いでありますが、予約より15分くらい早く行っても、快く向かい入れてくれたし。 ま、料理が提供される気配になったのは、しっかり予約の時間を過ぎてからだったんっすが、この日、一般客は僕一人だったんっすが、奥のほうの座敷で法事(?)の宴会(?)みたいなのをやっていて、そっちのほうに掛かりきりの様子だったんっすよね。 「本日は予約されたお客様のみとさせて頂きます」 みたいな紙も貼ってあったし、何でこんな日に予約してくれたんや? …みたいな。 いや、決して邪魔者扱いされたワケではないんっすが、とにかく忙しそうではありました。 で、何を食べたのかというと、最初は月替わりランチ(お刺身付)というのを予約したんっすよね。 平日 3,000円、土日祝日 3,300円 (税込) 。 土日祝日、ぼったくる気、満々やんけ! …と思われるかも知れませんが、平日:デミコーヒー付、土日祝日:ソフトドリンク+デザート付なので、ま、妥当かと。 個人的にコーヒーはそんなに好きではないし、デザートが付いていたほうが嬉しいので、土日祝日でよかったな♪ …と。 で、月替わりの中身のほうは、最初に予約した時点では、メインが 「鰈の西京焼き」 。 エエぇぇぇ…。 鰈かぁ…。 まったくソソられるものがないんっすが、+500円で牛モモ肉のステーキ(?)に変更することも出来ます…と。 んなもん、500円払って変更するに決まってるっしょ? 500円ケチって、鰈で我慢するという選択肢は、ありえないっしょ? 牛モモ肉って、脂身がなくて、硬くて噛み切れない印象しかなくて、決して褒められたものではなかったりするんっすが、でもまあ、鰈よりはぜんぜんマシっしょ? 牛モモ肉、上等やん!

 …と、この日の昼食を楽しみにしていたんっすが、月替わりランチなので、月が変わったら、中身も変わってしまいました。 今月のメインは、鮭とイクラのわっぱ飯(?)  これまた、個人的にはソソられねぇ…。 しかも、+500円で牛モモ肉のステーキ(?)に変更することも出来ます…という記載が消えておりました。 マジかよ? 早まったぁ…。 ちゃんと今月のメニューが確定してから予約すればよかったぁ…。 7月も8月も 「鰈の西京焼き」 みたいだったので、月替わりと言いつつ、月で替える気、ねぇな…と、踏んでいたんっすよね。 が、幸い、月替わりランチとは別に、 「牛モモ肉のステーキ御膳(?)」みたいのが新設されていたので、それに変更して貰うことにしました。 ちなみに今月(2023年10月)の月替わりランチは、鴨ロース煮・秋鮭のグラタン・蟹真薯揚げと季節の吹き寄せ揚げ。 +500円で牛モモ肉のステーキ(?)に変更の記載はなく、「牛モモ肉のステーキ御膳(?)」も消えてしまいました。 お箸で食べるステーキコース 4,500円(税込)というのは以前から健在なので、ちょっとお高いっすが、今ならこれ一択っすな。 んなことで、お料理が登場したんっすが、今日の後半はいつにも増して書くことがなさそうなので、この続きは適宜、そっちのほうに書かせて貰うことにして。 んじゃまた、後ほど☆

 ということで、前回から始まりましたバリトンサックス編。 バリサクと言えばジェリー・マリガン一択やろ? そんな風潮があったりするんっすが、ウェストコースト系のサウンドがさほど好きではない、ハードバップ偏愛系の一般的な日本人ジャズ・ファンには、もっと相応しい演者がいたりします。 そう、ペッパー・アダムスっす。 白人だし、見た目、とてもバリバリとバリサクを吹いてくれるようには見えなかったりするんっすが、 ペッパー・アダムス (Pepper Adams、1930年10月8日 − 1986年9月10日)は、ジャズのバリトン・サックス奏者。アメリカ合衆国ミシガン州ハイランドパーク出身。 ハード・バップで知られ、名立たるジャズ・ミュージシャンと共演した。ズート・シムズ(Zoot Sims)、トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)、ロン・カーター(Ron Carter)、サド・ジョーンズ(Thad Jones)、ビリー・ハーパー(Billy Harper)、ローランド・ハナ(Roland Hanna)等が挙げられる。 いや、もっと他に共演した人、いるっしょ?  代表作は自身のリーダー作アルバム 『10 to 4 at the 5 spot』 (Riverside)が挙げられるが、ドナルド・バード (『Donald Byrd at the Half Note Cafe Vol.1,2』) 、リー・モーガン (『ザ・クッカー』)とブルーノート・レコードの収録で共演した。 そうそう。 リバーサイドとかブルーノートに痕跡があるのは大きいっすよね。 サド・ジョーンズでは、急行・佐渡、凄ぇぇぇぇぇ! …と思えるようなマニアしか寄りつかなかったりするんっすが、で、この人、Wikipediaでは何故だか触れられていないんっすが、チャールス・ミンガスのジャズ・ワークショップでも活躍しましたよね。 んなことで今日は 『プレイズ・ザ・コンポジションズ・オブ・チャーリー・ミンガス』 というアルバムを取り上げてみたいと思うんっすが、退団後に元・ボスのオリジナル曲ばかりを取り上げた、そんな1枚でありますな。 チャーリー・ミンガスなのか、チャールス・ミンガスなのか、表記に迷うところなんっすが、ミンガス本人は 「俺のことを気安くチャーリーと呼ぶな!」 と言っていたみたいなので、今後は 「ミンガス」 と、呼び捨てにしたいと思います。 やーい、ミンガス、お前の母ちゃん、プロパンガス! そう、煽ってみたりするのも御一興かと。 顔面をグーで殴られて、前歯を折られちゃう気がするんっすけど。 ペッパー・アダムスもやられたんでしたっけ? んーと、これ 。 あ、前歯を折られたのはジミー・ネッパーでしたか。 いずれにしろ、やーい、ネッパー、お前の母ちゃん、くそ出っ歯! …と煽るのはやめておこうと思いますが、で、このミンガス作品集にはサイドマンとしてサド・ジョーンズが入っていたりします。 個人的にはどうでもいい人選なんっすが、ペッパーはサド=メル楽団のオリジナル・メンバーだったようなので、腐れ縁も、ま、やむを得ないかな…と。 その他、3曲でベニー・パウエルと、チャールス・マクファーソンと、ズート・シムズが加わり、5管編成になったりするみたいなんっすが、とまあそんなこんなで、では演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、 「フェイブルズ・オブ・フォーバス」 。 ミンガスの作品の中では、なかり有名な部類なんっすが、日本では 「フォーバス知事の寓話」 というタイトルで知られている、例のアレであります。 んーと、 これ 。 「馬鹿なヤツだよ、フォーバスは。」 「そうだ、そうだ!」 みたいに、煽り散らすヤツ。 音楽に “政治” や “社会” を持ち込むのは、あまり好きではなかったりするんっすが、ミンガスのオリジナルは音楽的にも聞き所の多い、なかなかの “問題作” だったりします。 一方、このアダムス版はというと、純粋に “楽曲” として取り上げている感じで、煽り要素は希薄なんっすが、 ま、これはこれで、アリかな…と。 テーマ部はサド君のラッパに、アダムスのバリサクが絡む感じ。 途中でテンポが速くなったりして、それなりにミンガス色の感じられる仕上がりとなっております。 で、ソロ先発はアダムスくん。 ゆっくりめのテンポで、悠然としたブロウをカマしてくれていて、概ね良好。 で、カラフルな編曲が施されたテーマに戻って、おしまい。 4分27秒と、こぢんまりと纏まった感じなんっすが、ま、これはこれで、アレやな…と。

 で、次。 「ブラック・ライト」 。 どこかで聞いたことがあるような、ないような? …なんっすが、流れるようなメロディーを持った、なかなかの佳曲。 こうして聞いてみるとミンガスって、野蛮なオッサンのイメージしかなかったりするんっすが、意外と繊細な作曲センスの持ち主であるな…と。 その後、2管のハモリをバックに、ベースのピチカート・ソロが繰り広げられることになるんっすが、御大のミンガスにも劣らない骨太さであるな…と。 ポール・チェンバースって、こんな図太いプレイも出来るんっすな。 ちょっと見直しました。 で、その後、ハンク・ジョーンズのピアノ、サド・ジョーンズのラッパと、兄弟によるソロ・リレーがあって、で、最後はリーダーのアダムスが締めて、で、流れるようなテーマに戻って、おしまい。 普通に出来のいいハード・バップであったな…と。 そのように評価していいのではなかろうかと。 で、次。 「ソング・ウィズ・オレンジ」 。 最近話題の 「スイカゲーム」 をやってみたんっすが、「デコポン」 の次は 「みかん」 じゃなくて「柿」 なんだそうっすな。 え? そら、そやろ? 僕はずっと 「柿」 だと思ってやってました。 渋柿だからなのか、微妙に渋い顔をしているな…と。 むしろ、「柿」 の前のヤツが 「みかん」 だと思っていました。 「デコポン」 だったんっすな。 ちなみに今まで何回か 「スイカ」 を作ったことはあります。 最高得点は 2379点。 とりあえずは 3000点が目標らしいんっすが、そこまではなかなか…。 で、「ソング・ウィズ・オレンジ」。 ノスタルジックで穏やかな仕上がりで、サドくんの吹くラッパの音色が優しさに満ちあふれているな…と。 それでもサドかよ! しっかりしろ! そう、叱咤激励したくなっちゃいますが、ま、これはこれで、いいかな? …と。 アダムスくんのバリサクといい感じに溶け合っていて、でもって、おしまい。 2分37秒の、ほんのちょっとしたリトルなプチ小品でありました。

 で、次。 「キャロリン」 。 これまた、ハード・バピッシュな雰囲気の、優しさに満ちあふれた佳曲って感じ? ハードバップのハードって、ハードゲイのハードとは違って、洗練された。 そんな意味合いだったりしますからね。 そもそも、ハードゲイって、何や? …と思ったら、アメリカ合衆国で1970年代後半〜1980年に興った米国人の男性同性愛者らの仮装ムーブメントにおいて、筋骨隆々とした身体に黒革とメタリックな装飾による独特の装束をまとったゲイ・ポルノコミックのキャラクターを真似たゲイを主に指す日本独特の名称なんだそうで。 フォ〜〜〜〜〜! ベトナム料理で用いられる平たいライスヌードルは? フォ〜〜〜〜〜! 個人的にはフォーよりもビーフンのほうが好きなんっすが、焼きビー、フンフーン! ま、ぶっちゃけ、フォーとビーフンの違いがよく分かってなかったりするんっすが、演奏のほうはというと、2管が絶妙に絡むテーマに続いて、サドくん、ペッパーくんの順でソロが披露されて、あ、アダムスくんじゃなくてペッパーくんと書くと、無能なロボットの微妙にムカつく顔が浮かんでしまうんっすが、林家ペーとパー子よりも使えなかったりしますよね、ペッパーくん。 その点、アダムスくんはバリトンサックスを吹けたりして、立派やな…と。 で、ここで、

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 やすらぎ庵のランチ。 こんな感じのちょっとした庭が見える席に座って、

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 「牛モモ肉のステーキ御膳(?)」 だかを堪能。 牛モモ肉って、脂身がなくて、硬くて噛み切れない印象しかなくて、決して褒められたものではないんじゃないか? …と懸念していたんっすが、確かに脂身がないんっすが、柔らかくて普通に噛み切れて、ぜんぜん問題なくて、美味ちい♪ お刺身も新鮮で、美味ちい♪ ま、わざわざ後半に回すほど、何か書くことがあったりするわけではないんっすが、んなことで、次。 「ベター・ギット・イン・ユア・ソウル」 。 ミンガスくんの…、あ、いや、ミンガス ( ← 呼び捨て) のオリジナルとしては、わりと有名な曲なんっすが、オリジナルが収録されているのは これ 。 あ、鳥取ネタっすか。 砂丘、よかったっす。 「砂の美術館」 も期待度ゼロだったんっすが、思いのほか、よかったっす。 で、「ベター・ギット・イン・ユア・ソウル」 。 タイトル通り、ソウルに溢れたギットギトのナンバーなんですが、ミンガスはゴスペルへの感心も深く、ここにはゴスペルへのアプローチから、エキサイティングにシャウトし、クライするモダン・ジャズを生んでいる。 そう、日本語ライナーで岩浪洋三センセイが書いているようなアレが展開されております。 オリジナルのほうは、そういうアレなんっすが、一方、アダムスくん版のほうはというと、管楽器3人分が追加された拡大版のほうのセッション。 ハーモニーが分厚いっす。 そんなに大きくはないビッグバンドくらいの迫力はあります。 ソロ先発はテナーサックスなので、ズート・シムズっすかね? 個人的に、ごっつい顔がさほどタイプではなかったりするんっすが、ジャズは顔じゃないので、ま、いっかぁ…と。 まあまあいい感じのソロだったりするし。 以下、アダムスくん、サドくんと続くソロはどちらも良好だし、でもって、賑やかなテーマに戻って、おしまい。 個人的には、ダニー・リッチモンドのドラムスをもうちょっとフィーチャーして欲しかった気がするんっすが、ま、いっかぁ…と。 んなことで、


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 デザートと

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 ドリンク。 個人的にコーヒーはそんなに好きではないんっすが、それは猫舌だからホットが苦手なだけであって、アイスコーヒーは、好きっ♪ で、一関の ベイシー に行った時も、アイスコーヒーを注文したんっすが、「うち、アイスはやってないんです。」と、お姉さんに冷たく言われてしまいました。 アイスだからって、そんなに冷たくしなくても…。 あ、でも、有名な店だから、アイスコーヒーみたいな “邪道”を扱ってなくても当然かぁ。 …と、納得。 が、よくよく考えたらこの店、ジャズで有名なだけであって、別に本格的なコーヒーを売りにしているワケではないっすよね? なーに、ちょーすいとる ( ← 「調子に乗ってる」を意味する名古屋弁 )じゃあ! その点、やすらぎ庵はアイスコーヒーだからと言って、冷たくされるワケじゃなく、で、アイスコーヒーそのものは、ちゃんと冷たく冷えていて、美味ちい♪  デザートも美味しかったし、当たりやったな♪…と。 で、次。 この先は駆け足で片付けることにしちゃいますが、 「インカーネーション」 。 お姉さんが働いている店で、接触が可能かどうかを確認する時の台詞? それは 「エエんか、姉ちゃん?」 おさわりバーとかでない限り、アカンと思います。 で、これ、どこかで聞いたことがあるような気がするんっすが、いかにもミンガスらしい曲であるな…と。 で、アダムスとサドくんのコンビは、その世界を少人数でうまく表現しているな…と。 アレンジはサドくんの担当かと思われるんっすが、地味ながら、なかなかの才人ではあるな…と。 で、兄貴のハンクのピアノ・ソロも堪能出来るゾ…っと。

 で、次。 「ポートレート」 。 5管編成のほうのアレなんっすが、アレンジは意外とシンプル。 音の重なりを楽しむ。 そんな趣向のバラードであるな…と。 で、次。 「ハイチアン・ファイト・ソング」 。 日本では 「ハイチ人の戦闘の歌」 というタイトルで知られるナンバーっす。 オリジナルが収録されているのは これ なんっすが、黒人意識の高まりと決意の念を示した「ハイチ人の戦闘の歌」が圧巻っす。 一方、アダムスくん版のほうはというと、これまた5管編成のほうのアレなので、テーマ部はなかなか派手な仕上がりになっていたりするんっすが、その後、お上品なハンク・ジョーンズのピアノ・ソロが出て来たりして、そのコントラストが絶妙だゾ…っと。 続くアダムスはバリバリなソロで存在感を示し、で、以下、ズート、サドの順で良好なソロが繰り広げられて、その背後では計算されたホーン・アンサンブルが彩りを添えて、最後は参加者各位が入り乱れて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 必要十分に戦闘的であったな。 そう、評価していいのではなかろうかと。 んなことで、ラストっす。 「ストローリン・ホニーズ」 。 グルーヴィーなナンバーっす。 んなことで、今日は以上っす。

【総合評価】 バリバリ、バリトンサックスを吹く。 そういったタイプのアレではなく、どちらかというとアレンジを重視した作りなんっすが、ウェストコースト系な感じではなく、一種、独特な仕上がりであるな…と。 アンサンブルとソロとのバランスが絶妙で、そこはアレンジャーの腕の見せどころ…というか、聞かせどころなんっすが、これがもしサドくんの担当だとするなら、サド・ジョーンズ、お上手やな♪ …と、ちょっぴり見直したりした、そんな1枚でありました。


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