TWO BONES (BLUE NOTE)

CURTIS FULLER (1958/1/22)

THE GREAT KAI & J. J. ←click!!


【パーソネル】

CURTIS FULLER (tb) SLIDE HAMPTON (tb)
SONNY CLARK (p) GEORGE TUCKER (b) CHARLIE PERSIP (ds)
【収録曲】

(01-03) FUSS BUDGET / OATMEAL COOKIE / DA-BABY
(04-07) PAJAMA TOPS / SLIDE'S RIDE / LOQUACIOUS LADY / MEAN JEAN
【解説】 ( 2024年01月07日更新 / 連載 1,565回 )

 君は船が好きかな? 僕は、うーん、まあまあ…。 「 “う” の段+ね」 を、ソソられる順に並べると、

  胸 >>>>>>>>> 船 >>>>>> ルネ > クネ > 脛(すね) > 畝 (うね)

 こんな感じになります。 私のいちばん可愛いとこ、どこですか〜  次のうちからひとつに、マルつけて〜 耳 くちびる ちいさな瞳〜 胸 首筋 まあるいお鼻〜♪ そう、松本ちえこから 「恋人試験」 を出題されたら、「む…胸かなぁ?」 と、照れながら答えてしまうかも知れないくらい、いいっすよね、胸は。

  (*´д`*)ハァハァ

 河合奈保子に同じ事を聞かれたら、即断・即決で、胸っ! …なんっすが、松本ちえこって、それほどか? 貧乳じゃね? そう、思われるかも知れませんが、「バスボンのうた」 。 ちっちゃい目が可愛いよって、恋人なら言うかな 愛してくれそう、ね、バスボン ひっくい鼻が色っぽいよって、恋人なら言うかな 恋してくれそう、ね、バスボン♪ そう、ちっちゃい目と、ひっくい鼻。 この “微妙” な感じが松本ちえこのチャームポイントっすよね。 ブサカワ好きの心を擽るというか。 これでもし巨乳だったりしたら、台無しじゃん! ちょっぴり大人っぽく 。 この、ぜんぜん大人っぽくない感じが、たまらんっ♪ で、次。 ルネ。 これはアレです。 ジャッキー・マクリーンの息子。 この 『塩サバ通信』 は純然たる正統派のジャズ・サイトなので、こういう専門的な名前も当然ながら出てきちゃうんっすが、ルネ・マクリーン (Rene McLean、1946年12月16日 - ) は、アメリカ合衆国のハードバップ・ジャズのミュージシャン。 ムハマッド・アル・アミーン・アブダル・カリーム (Muhammad Al Amien Abdul Kariem)というイスラム名を持つ。テナー・サクソフォンやフルート、尺八、ピアノを演奏するマルチプレイヤーであり、さらには舞台俳優やダンサーとしても活動している。 多才っすな。 ただ、演奏を聞いたことがないので、好きも嫌いもなく、 だったら、娘のメロネエちゃんのほうがいいかな? そんな気がしないでもありません。 親父から「リトル・メロネエ」という、めっちゃ変な曲を捧げられてしまった不遇の娘なんっすが、 メロネエと言えば成田緑夢 (なりた・みどりゆめ…じゃなく、ぐりむ) は、今井メロのことを 「メロ姉」 (めろあね…じゃなく、めろねえ) と呼んだりするんっすかね? で、成田童夢は妹のことを何て呼んでいるんっすかね? メロリン?

 で、ルネはメロネエより下だとしても、クネよりは上だよね? そんな気がしないでもないんっすが、そのクネというのは、アレっす。 朴槿恵 。名前は可愛いっすよね。 愛称は「くねくね」、好きなラーメンは くねくねラーメン 。 あ、四日市店、閉店してるやん…。 「くねくねラーメン四日市店」 が閉店してしまうと、三重県からは 「くねくねラーメン」 がなくなってしまいます…。 マジかよ? ま、クネクネしているだけで、特段、美味しかった記憶はないので、別にどうだっていいんっすが、そもそも、四カス( よんかす = 四日市のカス )の話題なんか、どうだっていいし。 で、個人的な最下位は、畝(うね)。 畝(うね) とは、 畑で作物を作るために(何本も間隔を空けて) 細長く直線状に土を盛り上げた所のこと。 ソソられる要素が、どこにも見当たりません。 心底、どうだっていいっす。 そういえば四日市には采女(うねめ)という地名があるんっすが、んーと、これ郡の少領以上の姉妹及び子女の形容端正 (かほきらきら) しき者を貢(たてまつ)れ。 へぇ〜。 形容(かお)が端正(きらきら)してないと、采女にはなれなかったんっすな。 何でや? 少々不細工 (ちょいぶさ) くらいのほうが愛嬌があって可愛いのに! もし采女が形容端正 (かほきらきら) だとするなら、個人的には畝(うね)と同じくらいソソられない存在ということになってしまうんっすが、で、それよりもちょっとマシなのが、脛(すね)。 が、ほんのちょっとだけマシという程度で、足または脚の部位で、ソソられるランキングで言うと、

  ふともも >> ふくらはぎ >>>>>>>> 足の裏 = 足の指 >>>>>> 足の甲 = 脛 (すね)

 こんな感じかと。 足首はどこに入るんや? そう言われると、非常に困ってしまうんっすが、うーん…。 悩んだ結果、今回は割愛させて頂くことにしたんっすが、で、ふともも is ナンバーワン。 これは誰もが納得する結果と言えるのではなかろうかと。 ふとももは無論、ふとましいほうが好ましいっす。 太くなければ、ふとももじゃねぇ! で、ふくらはぎは無論、ふっくらしているほうが、ハギぃぃぃぃぃ♪ 腓腹筋(ひふくきん、Gastrocnemius muscle)は人間の下肢の筋肉で足関節の底屈、膝関節の屈曲を行う。この筋肉がある部位を脹脛(ふくらはぎ、calf)や腓(こむら)という。 そういうアレらしいんっすが、ああ、腓(こむら)。 ギャルの脹脛 (ふくらはぎ) を愛でたり、ナデナデしたりする分には、非常に好ましい部位なんっすが、自分の腓(こむら)は、たまに返ったりするのが難点でありますな。 こむら返り。 寝ていると急に足がつって、痛ぇぇぇぇぇぇ! めっちゃ痛ぇぇぇぇぇぇ! 膝を伸ばしきったり、曲げきったりするのではなく、いい感じにちょっとだけ曲げて耐え忍ぶと、そのうちに治癒するんっすけど。 ジャズのスタンダード・ナンバーに 「帰ってくれたら嬉しいわ」 というのがあるんっすが、腓(こむら)だけは、返ってさえくれなければ有り難いな…っと。

 で、足の裏。 適度に肉厚で、ぷにぷにしていると、それなりに魅力的であります。 で、足の指。 スタンリー・タレンタインに 『シュガー』 というアルバムがありますよね。 通称 「足なめ」 。 とまあ、それはそうと 『シュガー』 なんですが、これはいけません。何がいけないって、ジャケットがよくありません。 通称 “足舐め” と呼ばれているんですが、完全に変態入ってますよね、こりゃ。 他に、いくらでも舐めるところがあるやろ!?…という気がします。足の指を舐めて 「シュガー♪」 って、甘いんですかね? そりゃ、床の上に砂糖をこぼして、その上を歩いたりすれば甘くもなるんでしょうが、 「ああん、砂糖をぶちまけた上に、裸足で踏んじゃったぁ。。。」 「どれどれ、僕が取ってあげよう。」 (←舐め舐め♪) 「いやあん、ヒロシったら、変態〜♪」 みたいな。 それはそれで、何だか羨ましかったりするんですが、ま、何となくオッサンっぽい足だったりもするんですけど。 13年半ほど前の僕がそんな事を書いているんっすが、そうっすよね。 足の指をなめて、シュガー。 解せません。 そもそも足の指とか、なめたいとも思いません。 適度に肉が付いて、ぷにぷにしているなら、ま、分からんでもないんっすが、足または脚でソソられるかどうかは、肉付きがいいか、どうか。 その一点に尽きます。 よって、足の甲と 脛(すね)が最下位になるんっすが、脛(すね)とか肉、ないじゃん。 骨と皮だけじゃん。 骨川スネ夫じゃん。 あ、スネオって “骨皮” じゃなくて、 “骨川” だったんっすな。 だからと言って、脛(すね)が骨と皮だけだという事実は覆らないんっすが、脛(すね)にはあまりいい印象がなかったりしますよね。 「脛に傷を持つ」 とか。 脛を強打したんっすかね? 痛そう…。 屈強な男でも泣いちゃいますよね。 「弁慶の泣き所」 っすもんね。 何故、向こう脛を強打すると痛いのかというと、骨と皮しかないからだと思うんっすが、えーと、弁慶の泣き所 。 「向う脛」 とは脛の前面という意味で、うんぬん。 あ、脛というのは裏側の 「ふくらはぎ」 も含む概念だったんっすな。 上のところで僕が毛嫌いしている脛は、「向う脛」 と読み替えて頂きたいんっすが、とにかくそこを強打すると、痛い…と。 あと、「親の脛を囓る」 とか。 どうしてそんな不味そうな部位を囓るんっすかね? ふともものほうが肉がたっぷり付いていて、美味しそうなのに。 それは無論、ふとももとか、ふくらはぎとか、肉付きがよくて美味しそうな部位は既に囓り尽くされて、もう囓るところが 「向こう脛」 しか残っていないのに、それでもまだ囓るか? そんな、呆れの心情を詠み込んでいるからだと思われるんっすが、んーと、親の臑を囓る 。 難しいほうの漢字が使われておりますが、「臑」 は、労働によって金を生み出す元という象徴的な意味を持つ語といわれ、その「臑」を子供が齧り取るということ。 へぇ〜。 何か今ひとつ、ピンと来ませんな。 「臑」 は、労働によって金を生み出す元という象徴? 脛フェチのための風俗店、「脛パブ」 に勤務しているとか? わりとレアなケースのような…。

 ということで、「胸」の魅力にはまったく及ばないものの、「脛」 よりは遙かにマシ。 それが僕の 「船」 に対する立ち位置だったりするんっすが、( 前回 までの粗筋) 城下町長府の 「長府庭園」 と、下関の唐戸の近くにある 「赤間神宮」 を散策した。  で、2日目のランチは対岸の門司港の店を予約したので、 この船 で移動することにしました。 朝の6時から夜中の11時半くらいまで、20〜30分の頻度で運行していて、乗船時間はたったの5分。 本州と九州を結ぶ市民の足として重要な航路となっており、近年まで海上国道2号線と呼ばれていました。 地域住民にとっては貴重な 「足」 であると同時に、観光客にとっては、お手軽に 「旅情」 を味わえるアイテムとして、オススメ☆ いいっすよね、船旅。 僕は子供の頃、船が怖くて乗れなかったんっすが、家族で夏場に鳥羽だか、志摩だかに遊びにいった際、船に乗れば、めっちゃいい海水浴場に行けるという話だったんっすが、「船、嫌だ、嫌だ、怖い! 乗らない! 絶対に乗らない!」 僕がごねて、ごねて、ごねまくったので、結局、その辺のプールで泳いで帰ったんだとか。 鳥羽だか、志摩だかまで行って、何をやってんだか…。 プールなら、家の近くの サニーワールド で十分っすよね。 こっちのほうが泳いだ後、熱帯植物園でヘビも見れたりするので、満足度は高いし。 ま、知床遊覧船沈没事故 とかもあるので、僕がビビるのも分からんでもないんっすが、潜水艇タイタンの爆縮 とかも…。 ま、これはあまりにもレアなケースなんっすが、船はそうそう沈むものではない。 大人になって、それが理解出来るようになったので、近年はわりと好んで船に乗ったりします。 ちなみに今回、僕はお泊まりしたのは ここ 。 下関側の港は、すぐ目の前でありました。 この日は風が強くて、波がザバザバ。 船も揺れて、ちょっと怖かったんっすが、何とか無事に、到着〜。


< 門司港散策 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、九州に上陸っ! 門司港には前にも一度、来たことがあって、探せばどこかに今回と同じような写真が上がっている筈なんっすが、んーと、これ っすな。 ここに詳しく書かれているので、今回は割愛。 前回、昼飯を食った門司港駅の中のレストランは経営が変わったみたいなんっすが、今回はそこではなく、 門司港ホテルの中の店 を押さえてみました。 牛肉の部位のイラストが出ておりますが、そういえば 「すね肉」 とか、ありますよね。 脛に肉なんか、あるんか? …と思ったら、向こう脛ではなく、ふくらはぎの肉。 あ、なるほど。 で、メニューは ここ 参照。 門司港名物の焼きカレーにしようかなとも思ったんっすが、焼きカレーって 「快活CLUB」 で食った限り、普通のカレーとそんなに変わらなくね? そんな気がしないでもないので、そっちのほうはお土産のレトルトで賄うことにして、ステーキグルメランチ (\2,800) というのを予約。 メインは錦雲豚、カジキマグロ、本日のお魚。 3つの中から選ぶことが出来ます。 カジキマグロって、魚とは思えないくらい美味しかったりするんっすが、ここはまあ、豚さんかな? …と。

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 プレミアホテル門司港。 立派です。 お洒落です。

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 こんな階段を上って、
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 入店。 窓際の席に案内されました。 お飲み物は別料金なんっすが、ジンジャーエールを頼んでみました。 お洒落な容器で出て来ました。

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  サラダ。 生ハムとはが入っていて、美味しかったような記憶が。

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 スープ。 出汁? ブイヨン? …か何かが効いていて、美味しかったような記憶が。

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 昼はパン、パンパパン♪ 

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 で、メインの豚さん。 おおっ♪ 思ったよりも脂身の多い部位だったんっすが、美味ぇぇぇぇぇ。 豚さんの脂、美味ぇぇぇぇぇぇ! 醤油ベースのジャポネソース? …と、カレー風味のソース。 どちらも美味ぇぇぇぇ。 豚さんの脂、美味ぇぇぇぇぇぇ! 脂が苦手な人はカジキマグロにしたほうが無難だと思いますが、カジキマグロもめっちゃ美味いに違いありません。 でもって、

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 コーヒーとデザートだか、ドルチェだか。 アメリカンなお店の場合、どっちなんっすかね? スイーツ? もしくは、水菓子? 写真を見る限り、フルーツとシャーベット? 豚さんの脂で口の中がベトベトなので、さっぱりして美味ちい♪ …ということで、以上、とっても満足なランチであったな…と。 で、門司港駅から電車で小倉駅へ。 そこから新幹線に乗って、新山口駅へ。 昭和生まれのヤングにとっては 「小郡(おごおり)」と言ったほうがピンとくるに違いない、例のアレでありますな。 で、そこから スーパーはぎ号 に乗って、次の目的地・萩へ。 萩は電車? 汽車? …で行こうとすると、めっちゃ不便なんっすが、この高速バスが超有能。 防長交通と中国JRバスの共同運行なんっすが、僕が乗ったのはJRバスのほうで、 ハローキティ新幹線ラッピングバス でありました。 可愛ぇぇ♪ で、運転手は若いお姉さんでありました。 僕は中型トラックでも運転出来る気がしないんっすが、こんな大きなバスを運転出来るって、マジで尊敬してしまいます。 お姉さん、凄ぇぇぇぇ♪ で、バスは予定通りの時間に到着するのか、ちょっと心配だったりするんっすが、このバスは駅を出るとすぐ高速道路に入るので、事故渋滞とかに巻き込まれない限り、大丈夫ではなかろうかと。 んなことで、予定より5分ほど早く、萩・明倫センターに到着。 そこで 萩循環まぁーるバス に乗り換えて、 本日の宿泊先 に向かいます。 千秋楽じゃなくて、千春楽。 「ちはるらく」 じゃなくて 「せんしゅんらく」 。 微妙に言いにくいし、一発で漢字変換出来ないので、奇を衒わずに 「千秋楽」 にして欲しかったんっすが、何か思うところあって、この名前にしたんだと思うので、ま、しゃあないか…と。 で、バスの待ち時間がけっこうあったので、

< 萩・明倫学舎 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 萩・明倫学舎 を覗いてみました。 有料エリアもあるんっすが、とりあえず無料(ただ)で見られるところだけ。 藩校跡に建つ日本最大級の木造校舎なんだそうっすが、レトロで懐かしい雰囲気。 僕が通っていた日進小学校は立派な鉄筋? 鉄骨? …の校舎だったんっすが、(写真・いちばん下) の文房具とか、普通に使ってましたぜ。 小刀みたいなヤツ = 肥後守? …は、 鉛筆を自力で削るときに使うんっすが、刃先が引っ掛かると、刃がズレたりして、使い勝手は今ひとつでありました。 今どき、肥後守で鉛筆を削るとか、原始人かよ? 都会 = 桑名っ子の僕はもっぱら、手動の鉛筆削り器を使っておりました。 削りカスを捨てるのが面倒なので、溜まる度に上からギュッと押さえて圧縮していたんっすが、 木の部分と、芯の黒い部分が分離して、透明なケースを横から見ると、地層みたいになっていました。 ガチガチに固まって、何だか集成材みたいになっていたんっすが、母さん、僕のあの削りカス、どうしたんでせうね? 火事で燃えちゃったんでしょうな、多分…。 で、この学校、古い木造校舎の跡? …なんっすが、すぐ近くに本物の現役の小学校もあって、ちょうど下校時間帯だったので、女子小学生の姿が多数見られたのが、よかったな♪ …と。 一人で帰ろうとしていた男子児童が 「やーい、ぼっちやぁ!」 と、女子児童にからかわれておりましたが、そうやって声を掛けて貰えるだけで十分やんけ! 僕なんか、僕なんか…。 哀しい過去が蘇りそうになったところで、この続きはまた、次回☆

 ということで、今日はカーティス・フラーっす。 いいっすよね。 恐らく、日本でいちばん人気があるトロンボーン奏者なのではなかろうかと。 で、このトロンボーンという楽器、実物も長いんっすが、名前も長いので、省略して呼びたいところなんすが、日本ではもっぱら、逆さま…というか、前後を入れ替えるのが業界人っぽくて、ナウい。 そんな理由から 「ボントロ」 と呼ばれていたり。 じゃ、英語ではどう略すのかというと、単純明快に 「ボーン」 。 トロンはどこにいってしまったのかと言うと、残念ながら日航機と共にお空の星に…。 この前、羽田で炎上した機体の貨物室に預けられていたワケではなく、40年ほど前の 123便墜落事故 のほうなんっすが、死亡した著名人 。 ここには書かれていないんっすが、TRONプロジェクト の研究者? …が多数犠牲になったとかで、今でも陰謀論が耐えません。 それにしても、死亡した著名人と、搭乗予定だった著名人、別の航空機に搭乗、東海道新幹線で移動、搭乗をキャンセル。 めっちゃ有名な人が乗っていたり、乗ろうとしていたりしていたんっすな。 明石家さんまが乗る予定だったのはよく知られているんっすが、ジャニー喜多川や、西川のりおや、深田恭子(当時2歳)まで!

 それはそうと今年は、正月から大きな災害や事故が続きましたな。 1月1日に能登半島地震、2日に羽田で日航機が炎上、そして3日には北九州の小倉で大規模な火災が。 火事は大切な人やペットの命、それに思い出の品を奪い去ってしまうので、やりきれませんよね。 僕の思い出の「鉛筆削りの削りカスを圧縮したヤツ」 も…。 3日の小倉の火災では 鳥町食道街 で、すべての店舗が燃えちゃったみたいなんっすが、下関から船に乗って門司港に渡った後、小倉まで行って、この辺りの店で昼飯を食うプランも考えたりしていたんっすよね。 焼きうどん発祥の店とされる「だるま堂」も犠牲に…。 とまあそんなこんなで、今日は 『トゥー・ボーンズ』 というアルバムを取り上げてみたいと思うんっすが、トロンボーンが2本入っているから、トゥー・ボーンズ。 アメリカでトロンボーンが 「ボーン」 と略されている確固たる証拠がここに。 それだけではありません。 カーティス・フラーには 『ボーン・アンド・バリ』 というアルバムもあります。 こちらはトロンボーンとバリトンサックス。 で、その続編というか、二番煎じというか、二匹目のドジョウというか、そういう意図で作られたのが、こちら。 恐らくブルーノートのプロデューサー、アルフレッド・ライオンは、J.J.ジョンソンとカイ・ウィンディングの 「トゥー・ボーンズ」 の人気の高さを意識したに違いありません。 もしかしたら、めっちゃレコード、売れちゃうかも?

 が、いやいやいや…。 ミュージシャンの意向を無視して、商業主義に走るというのは、イカンな…。 そう、反省したのか、結局、このアルバムは販売されず、お蔵入りになってしまいました。 2つの骨格は、スライド・ハンプトンが、日本のキング Records レーベルがライセンスの下で1980年においてそれを出すまで、それがなかった. がリリースしたと1958年に伝えた仲間のトロンボーン奏者とのアメリカのトロンボーン奏者カーティス・フラーによるアルバムです。 そういうアレみたいなんっすが、 『トゥー・ボーンズ』、正しく訳せてないやん…。 で、最初はスライド・ハンプトン名義で発売されたんっすかね? ちょっと意外。 んなもん、日本ではまったく売れなかったに違いないんっすが、リズム・セクションはソニー・クラークジョージ・タッカーチャーリー・パーシップのトリオ。 これ、カーティス・フラー名義で出せば、日本ではめっちゃ売れるヤツやん! スライド・ハンプトンも日本での知名度や人気はともかく、実力のほうは確かなものがあるし、 “お蔵入り” とは言え、大いに期待が持てるのではなかろうかと。

 んなことで、まずは1曲目。 フラーのオリジナルで、 「ファス・バジェット」 。 7曲中6曲がフラーのオリジナルなんっすが、この人、作曲の才能もありますよね。 で、この 「大騒ぎ予算」 はというと、 いかにも日本人好みなマイナー調のファンキー・チューンだったりして、あ、これ、めっちゃエエやん♪ 2本のボントロの絡みも絶妙で、アルフレッド・ライオン、何でこれをお蔵入りにしたんや? …と、不思議に思うレベル。 で、ソロ先発はボントロ奏者(その1)。 これがフラーなのか、スラ・ハンなのか、僕には聞き分ける耳がありません。 50%の確率で、フラーのほうかな? そんな気がしないでもないんっすが、で、その後、ボントロ奏者(その2) が登場。 amazon の溜池公園 (敬称略) のレビューによると、若干音数多くて早めのプレイがハンプトン、暖かく丸くくぐもった感じがフラーだと思います…との事。 へぇ〜。 よく分からん…。 で、この人、このアルバムを褒めているんだか、貶しているんだか。 ツンデレって奴っすかね? で、2人のボントロに続いて出てくるピアノ・ソロ。 これが、紛うことなくソニー・クラークだったりして、何だか嬉しくて、にんまりしてしまいます。 “後ろ髪を引かれるタッチ” でしたか? 最初、パーソナルを見ずに演奏を聞いたんっすが、ん? このピアノ、クラークじゃね? …と思ったら、正解。 “ひとりブラインドフォールドテスト” をやって、当たったら、にんまりして、当たっていなかったら、なかったことにする。 そういう遊びを、ひとりでよくやったりします。 で、その後、再びボントロ奏者が2人出て来て、最後にドラムスのソロがフィーチャーされて、でもって、ファンキーなテーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。

 …と、ここまで書き終えた時点で 26KB。 ほぼ原稿1回分の量に達したので、ここから先は飛ばします。 流します。 で、2曲目、 「オートミール・クッキー」 。 特記のない場合はフラーのオリジナルということにしますが、OATMEAL 。 ん? おあとめある? あ、オートミールっすか。 クッキーだから、それで正解っすな。 で、これはアレっす。 ゆったりとしたテンポの、ワルツ・タイム? …のナンバー。 ほのぼのとした雰囲気がトロンボーンという楽器の持ち味とよくマッチしていて、いいな♪ …っと。 ソロ・パートはボントロ(1)、ピアノ、ベースの順。 各自、持ち味を存分に発揮していて、いいな♪ …っと。 ん? ボントロのソロは1人だけ? よく分からなかったんっすが、とりあえず、次。  「ダ・ベイビー」 。 冒頭、ドラムスとウォーキング・ベースの絡みで始まり、続いて2管のユニゾンでアーシーなテーマが演奏される。 そういう流れだったりします。 純なブルースで、都会派アーバンな趣向の持ち主には、ちょっとアレかも知れませんが、こういうのもトロンボーンの持ち味だよね。 …というので、受け入れて頂くしか。 こういう曲調だと、クラークのピアノのブルージーさが、より一層、際だったりするし。 ジョージ・タッカーのピチカート・ソロもフィーチャーされるんっすが、それもまた、悪くないな…と。

 ダ。 あ、htmlのタグを打ち込むのに、段落の <p> と </p> を 「だ」 で単語登録しているんっすが、さっきの 「ダ・ベイビー」 のお陰で、余計な片仮名を学習しちゃいましたな。 さっさと 「ダ」 は忘れて欲しいんっすが、で、次。 「パジャマ・トップス」 。 パジャマの上のほう? = ズボンじゃないほう? いちいち曲名を考えるのは大変だと思いますが、フラーくん、けっこう適当…。 パジャマは邪魔だ。 パジャマは上のほうも、下のほうも、脱がすのが楽しかったりするのではないか? そんな妄想に耽ったりするんっすが、 パジャマ・じゃまだ! え? 『うる星やつら』のオープニングって、こんなんでしたっけ?  あんまりソワソワしないで〜 あなたはいつでもキョロキョロ〜♪ …のイメージしかなかったりするんっすが、ラムのラブソング 。 好きよ、好きよ、好きよ、うっふん♪ 曲中の色っぽい声やくすくす笑いは、松谷祐子が恥ずかしくて出来なかったことから、作曲した小林泉美が声を担当している。 へぇ〜。 ま、それはそうと 「パジャマ・トップス」。 カーティス・フラーがパジャマ姿で「うっふん♪」 しているところを想像すると、ちょっとアレなんっすが、余計なことを想像さえしなければ、普通にいい曲かと。 ハード・バピッシュな佳曲といったところっすかね? 2本のボントロのハモり具合も絶妙で、このフラ・ハン・コンビ、悪くないな…っと。

 で、次。 「スライズ・ライド」 。 このアルバムで唯一、スライド・ハンプトンのオリジナルだったりするんっすが、いいっすな。 タイトルが韻を踏んでいて。 演奏のほうもアップ・テンポで調子がよくて、いい調子で、いいと思います。 で、次。 「ロクアシオウス・レディ」 。 正しい発音は不明なんっすが、一体どんな淑女なのか、気になるところでありますな。 えーと、「多弁な婦人」。 あ、なるほど。 僕はシャイで、無口で、極度に人見知りな、陰キャの極みなので、放っておいても勝手に喋ってくれる多弁なレディはとってもありがたいんっすが、曲のほうはタイトルとは裏腹に、しっとりとしたバラードだったりして、いいと思います。 途中で聞かれるクラークのピアノも絶品。 んなことで、ラストっす。 「ミーン・ジーン」 。 いいっすな、タイトルが韻を踏んでいて。  曲のほうもブルージーで、ファンキーで、日本人にウケそうで、演奏もほうも各自が持ち味を発揮していて、いいな♪ …っと。 んなことで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 やや、ベタ過ぎる嫌いが無きにしも非ずなんっすが、個人的には大当たり。 2本のトロンボーンだけでなく、ソニー・クラーク目当てでも十分に楽しめる仕上がりだったりして、うっふん♪


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