HOOK UP (VICTOR)

村 田 陽 一 (1999)

HOOK UP ←click!!


【パーソネル】

村田陽一 (tb)
-----
DAVID SANBORN (as) <#1,6,7,11> BOB MINTZER (ts) <#1,6,7,11>
HIRAM BULLOCK (g) <#1,6,7,11> RICKY PETERSON (el-p,org,vo) <#1,6,7,11> ANTHONY JACKSON (b) <#1,6,7,11>
POOGIE BELL (ds) <#1,6,7,11> DON ALIAS (perc) <#1,6,7,11>
-----
GREG ADAMS (tp) <#2,8,9> CHUCK FINDLEY (tp) <#2,8,9>
JOHNNY BAMONT (as,ts,bs) <#2,8,9> DONNA TAYLOR (vo) <#2,8,9>
CHESTER THOMPSON (org) <#2,8,9> FRANCIS ROCCO PRESTIA (b) <#2,8,9> DAVID GARIBALDI (ds) <#2,8,9>
-----
FRED WESLEY (tb) <#3-5,10> BRUNO SPEIGHT (g) <#3-5,10> JASON "T.C." BRYANT (org) <#3-5,10>
WILL LEE (b) <#3-5,10> JOHN "JABO" STARKS (ds) <#3-5,10> CLYDE STUBBLEFIELD (ds) <#3-5,10>
【収録曲】

(01-03) ACCESS / POSITIVE SIGN / EVERYBODY (KNOWS IT'S ALL RIGHT)
(04-06) THE CHICKEN / LET ME GROOVE / READY FOR YOUR LOVE
(07-08) THEME (FROM "AFTER NEW YEAR'S EVE WITH DAVID SANBORN") / WHEN YOU LEAVE
(09-11) CARRY ON / TWO WOODPECKERS / FAR AWAY

【解説】 ( 2024年04月28日更新 / 連載 1,579回 )

 呪われた現場って、ありますよね。 何故か、故障や不具合が頻発するんっすが、その原因が一向に掴めない…という。 どうしてそんな事が起きるのかというと、これはもう、呪われているからとしか…。 某町にある某・農業用の揚水機場がまさにそれなんっすが、3年ほど前、4台ある馬鹿でかい水中ポンプを新品に替えて、4月から運用を開始したんっすが、夏頃に 「故障が発生した」 …と。 どうやら、漏電ブレーカーが落ちちゃったみたいなんっすが、現場に行って絶縁抵抗を測ってみたところ、0MΩになっちゃってました。 絶縁抵抗というのはアレっす。 友達からいきなり、「お前とはもう、縁を切るから!」と言われて、「ちょ、待てよ! 悪いのはそっちやろ?」 と、抵抗する。 そういったものではないんっすが、説明が難しいので、割愛します。 というか、僕もよく分かってなかったりするんっすが、とりあえず測ってみて、100MΩ以上あれば、オーケー。 数値が下がってくると、ヤバい。 0MΩだったりすると、ご愁傷様…。 そのようなものであると理解しております。 リンクを貼っても、大抵の人は読み飛ばすに違いありませんが、 ここ 参照。 あ、個人的にこのデジタル式の絶縁抵抗計はあまり好きではありません。 細かい数字とか、別にエエねん。 ゼロか、100か、その中間か。 その3択でエエねん。 で、設置して15年ほど経過したポンプであれば、絶縁抵抗が0MΩになっちゃったとしても、「あ、ポンプ、あかんっすね!」 の一言で片付けることが出来るんっすが、原因もはっきりしてますしね。 寿命だから。 が、稼働開始から僅か数ヶ月で絶縁が落ちるというのは尋常ではなく、慌ててポンプを引き上げて、正確に言うと、下請けの職人さんが頑張ってポンプを引き上げてくれている様を傍観して、メーカーに送って貰って、修理と原因調査を依頼したんっすが、その結果、はっきりとした原因は掴めませんでした。 多分、何かの呪いなんじゃね? …というのが、現場監督である僕の見解だったりします。 呪いなら、数ヶ月で壊れちゃうのも、しょうがないかな? …と。 呪いって、そういうモノっすからね。

 で、原因はよく分からないものの、とりあえず修理して元に戻して、そして約1年後。 今度は、別のポンプが故障しました。 どうやら、漏電ブレーカーが落ちちゃったみたいなんっすが、現場に行って絶縁抵抗を測ってみたところ、0MΩになっちゃってました。 前回とまったく同じ状況で、原稿を書く側の身からすると、そのままコピペすればいいだけなので、楽なんっすが、慌ててそっちのポンプも引上げで、メーカーに送って貰って、修理と原因調査を依頼したんっすが、その結果、はっきりとした原因は掴めませんでした。 これはもう、何かの呪いに違いない。 漠然とした思いだったのが、確信に変わりました。 それ以外に、地味に電動弁の 「過トルク」 なんかも出ちゃったりしているし。 バルブを閉めようとすると、全閉に近付くにつれて重くなって、より締める力を要するようになるんっすが、手で締めるのと 違って電動の場合、 “手加減” を知らないので、壊れるまで閉めようとして、結果、壊れる。 そういう事態を避ける為、過度なトルクが掛かると、警報を出して停止する仕組みになっているんっすよね。 根本的に解決するには、過度なトルクが掛かる原因を究明して、それを何とかしなければならないんっすが、その原因がよく分からない。 多分、何かの “呪い” だとは思うんっすが、確証が持てないので、とりあえず、小手先のまやかしで、何とかすることにしました。 全閉付近で過トルクが発生するなら、全閉になる前に、閉めるのを止めればいいんじゃね? 開度5%くらいで停止するように、リミットスイッチの位置を調整しました。 それだと、いかにも誤魔化しているように世間に誤解される恐れがあるので、開度計のほうもちょっと小細工して、止まった位置が開度0%になるように調整して、ヨシ! これで完璧。 この揚水機場は農業用なので、9月頃には運用を休止するんっすが、この “修理” を実施したのが運用休止後だったので、ま、来年度に様子を見ることにしよう…と。

 で、メインの水中ポンプなんっすが、新品に取り替えて1年くらいで2台が故障しちゃったので、客先に不信感を持たれてしまいました。 二度あることは、三度あるんじゃね? …と。 残った “いいほう” の2台も引き上げて整備するように言われました。 四度目もあるぞ! そう、疑っている模様っす。 ま、呪いっすからね。 十分にあり得る話だと思います。 で、引き上げて、工場整備して、戻って来たのを据え付けて、この3月に試運転を実施。 ちょっとした回路の改造もあったので、盤を開けた状態でみんなが見守る中、ポンプを起動したんっすが、すると、 バチッ! わー、電磁接触器(マグネットスイッチ)から、めっちゃ火花、出たぁぁぁぁぁぁ! ま、火花は出るものなんっすけどね。 この呪われた現場ではなく、同じ系統の別の現場での話なんっすが、今から5年ほど前でしたか。 陸上ポンプを5台ほど新品に替えたんっすが、試運転しようとしたら、うまく起動出来ないトラブルが発生。 今ならはっきり、 “呪い” であると原因を特定することが出来るんっすが、当時の僕はまだ、未熟でした。 僕と同じくらい未熟な若手社員と2人で頭を悩ませたんっすが、もしかしたら、電磁接触器(マグネットスイッチ)が悪いんじゃね? …と。 試しにカバーを開けた状態で、動きを見てみるかぁ…と。 やってみました。

 バチィィィィィィ!

 半端なく火花が出ました。 わぁぁぁぁぁぁぁ、ヤベぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! カバーが被っているので今まで気付かなかったんっすが、中ではあんな大変なことになっていたんっすな。 知りませんでした。 そして、カバーを開けた状態で電磁接触器(マグネットスイッチ)を作動させてはいけない。 そんな貴重な教訓が得られた次第でありますが、で、今回、カバーをしていても防ぎきれないレベルで火花が発生してしまい、それがカバーの隙間から、チラッと漏れ出てしまった…と。 僕は以前、もっと酷いスパークを見ているので、「わっ!」 と、ちょっとビビったくらいで済んだんっすが、客先の人だとか、元請の人だとかがビビってしまって、ちょっとした問題に発展してしまいました。 今回、僕は下請の立場だったんっすが、元請の人が 「原因を調査しろ! 何とかしろ!」 …と。 いや、原因は多分、呪いか、祟りか、どっちかだと思うんっすけど…。  とりあえず、色々と調べさせれられることになったんっすが、何度かポンプを起動しているうちに、「ん…? 妙だな…」 ある事象に気付きました。 このポンプはスター・デルタ起動なんっすが、スター・デルタ起動というのはアレっす。 説明が難しいので、割愛します。 というか、僕もあまりよく分かってなかったりするんっすが、とりあえず参考動画は こちら 。 何ともチャチな電流計なんっすが、起動直後は大電流が流れて、メーターが振り切ります。 しばらくすると電流が下がってくるので、落ち着いた頃を見計らって、バンッ! …と、スターからデルタに切り換える。 そういう手法です。 切替のタイミングはタイマーの設定で行うんっすが、某・呪われた現場のポンプの起動時の電流を確認したところ、電流値が下がらない段階で、バンッ! …と、切り替わっちゃうことがあるな…と。 そこで9秒に設定されていたタイマーを15秒まで延ばしてみたんっすが、延ばしたら延ばした分だけ、メーターが振り切った状況が持続することになって、えっ? 4台が4台とも、同じような状況だったりして、かと思えば、6〜7秒で電流が下がる場合もあったりして、よかったり、悪かったりで、よく分からん…。 とりあえず、カバーから漏れ出しちゃうほど火花が出るのは、大きな電流が流れている段階で遮断しているからじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、250Aの電流計を振り切っちゃってますからね。 電流が下がったり、下がらなかったりする原因はよく分からんのっすが、ま、何らかの呪い、もしくは祟りとしか…。

 が、元請の人は、それでは納得してくれませんでした。 電流が下がったり、下がらなかったりする原因はともかくとして、火花が出る原因は、そもそも電磁接触器(マグネットスイッチ)の選定が間違ってるんじゃね? そんな独自の見解をぶつけてきました。 3年前、ポンプを更新するのと同時に、ポンプ盤のほうも更新しているんっすが、古い盤の図面を持ち出してきて、前はもう少し大きい電磁接触器(マグネットスイッチ)を使ってるじゃん! …と。 その辺の事情は僕もよく分かっていないので、ポンプ盤を設計・製作したメーカーにぶつけてみたところ、ポンプが変わったので、電流値も変わった。 それに合う電磁接触器(マグネットスイッチ)を選定したので、ひとつ小さいサイズで問題ない…と。 が、それでは納得して貰えなくて、電磁接触器(マグネットスイッチ)のサイズがぁ、サイズがぁ、サイズがぁ…。 自分がよく分かってないことを他人に分からせるのって、難しいっすな。 相手はすっかり、意固地になっちゃってるし。 とまあ、そんなこんなで、先週は電磁接触器(マグネットスイッチ)から火花が出る問題に振り回されたんっすが、と思ったら、今度は “じゃないほうの現場” で、異臭騒ぎが。 客先のお姉さんから電話が掛かって来て、「何か、凄く焦げたような臭いがする。 で、点検して貰ったら、盤の中のトランス? …が、チンチンになってて。」 ここでいう 「チンチン」 というのはアレっす。 みんなが頭の中で想像したモノと違って、めっちゃ熱い状況を示す擬態語? 擬音語? んーと、これ 。 「ちんちん」 でも大概熱いんっすが、更に手がつけられないくらい熱くなると、「ちんちこちん」 と言ったり。 で、現場に行ってみたら、建物の外でも分かるくらい、明らかにヤバそうな焦げた臭いが漂っておりました。 で、客先のお姉さんが言ってたように、400Vから200Vに降圧するトランスが “チンチン” になっていて、その近くのプラスチックが融けてる? 焦げてる? 諸般の事情により、それを何とかする作業は、余所様の業者にお任せすることにしたんっすが、で、木曜日。 元請の人から、電話が掛かって来ました。 起動時の電流が下がらない件? それとも、トランスがチンチン、略して “トラチン” のほう? どっちのほうなのかと思ったら、どっちでもなく、電動弁の 「過トルク」 が発生した…と。 あ、今度はそっちのほうっすかぁ。 本当にもう、次から次へとトラブルが…。 とりあえず金曜日に状況を確認することにしたんっすが、元請の人は、「明日は現場に行けないので、ヨロシク!」 …と。

 で、金曜日。 元請の人から、電話が入りました。 「ヨロシク!」 …と。 で、しばらくして、再び電話が。 「今日、現場に行って貰うと思うけど、マグネット。 あれをひとつ大きくしようとした場合、盤内に取り付けるスペースがあるか、ついでに見ておいて貰えますかぁ?」 まだ、そこに拘っとるんかいっ! 「マグネットの大きさは問題ないと思うんっすけど…。 ま、見るだけ見ておきます。」 気のない返事をして、で、 “本題” の電動弁の過トルクが出る問題に注力した結果、こりゃ、本職の人に見て貰うしかないな。 そういう結論が出ました。 ああ、今日も現場監督のサバくんは優秀であったな。 自画自賛しながら現場を施錠して、借用した鍵を返却すべく、事務所があるほうの現場( “トラチン問題” が発生しているほう)に向かって、気持ちよく車を運転していたんっすが、「あっ!」 大きめのマグネットを付けるスペースがあるかどうか、見るのを忘れた…。 引き返そうかとも思ったんっすが、面倒なので、ま、いっかぁ…と。 端からマグネットを大きくする必要なんか、無いワケだし。 で、鍵を返して、近くで昼飯を食おうとしたんっすが、「あっ!」 スマホが無いっ! 電動弁のトルクスイッチが全閉付近になると動きまくる様子を動画で撮影してみたんっすが、その撮影に使って、そのまま現場に置いてきてしまったようで。 これはアレっすな。 どうしても、大きめのマグネットを付けるスペースがあるかどうか、見てこい! そんな神様の思し召しであるに違いありません。 諦めて、事務所で再び鍵を借りて、現場に戻ることにしました。 で、スマホ、スマホは…。 あったぁ♪ よかったぁ♪ これで、落ち着いて昼飯を食えますな。 で、借用した鍵を返却すべく、事務所があるほうの現場に向かって、気持ちよく車を運転していたんっすが、「あっ!」 また、大きめのマグネットを付けるスペースがあるかどうか、見るのを忘れた…。 ま、いっかぁ♪ とまあ、そんなこんなで ( 前回 までの粗筋 ) 。 いなば様は 「ろくもん」 を堪能した。 ということで、軽井沢から新幹線で1日目の宿泊地・大宮に移動。 ちょうど桜が見頃になりそうなのが埼玉だったので、こんな行程になったんっすが、お一人様でネット予約出来るメシ屋を探したところ、 ここ が見つかりました。 パレスホテル大宮の中にある和食レストラン。 じゃ、泊まるのも、ここでいいやぁ…と。 スタンダードプラン 観光やビジネスの拠点にステキな1日を♪(朝食付) シングル(120cm幅セミダブルベッド)15平米で、税込 21,500円。 まあまあ、お高いっすが、大宮駅西口でもっとも高層の31階建てのランドマーク『大宮ソニックシティ』に隣接し歩行者専用デッキにて直結徒歩約3分。 んーと、 ここ 。 都会っぽくて、いいじゃん♪ 日帰り温泉入浴券付プランというのもあったんっすが、バスに乗っていかなければならないみたいで、面倒なので、ヤメました。 で、予約したのはシングル15平米だったんっすが、「こちらの都合で、ツインの部屋を用意させて頂きました。」 おお♪ グレードアップってヤツっすか。 噂で聞いたことはあるんっすが、実際にグレードをアップしてくれたのは、初めてかも? お一人様だと、狭い、ショボい部屋しか予約出来ないことがあって、心の中でグレードアップに期待したりするんっすが、結局は予約した狭い、ショボい部屋をあてがわれて、ガッカリ。 いつもそのパターンなんっすよね。 今回は、特に期待したワケではなかったんっすが、アサインされた部屋に行ってみると、

←click!!

 わーい、ツインの部屋や〜♪ ハリウッドツインと呼ばれるタイプでありますな。 男2人で泊まるのに、間違ってこのタイプを予約しちゃうと、 微妙な空気になるヤツ。 会社の旅行で、マンポン技師のタケムラくんと同室になった際に泊まったのがこのタイプだったんっすが、部屋に入った瞬間、ベッドを移動して、最大限隙間が出来るようにしました。 名前の由来はハリウッドスターが愛用したスタイルだったとか、2つのベットを簡単にくっつけたり離したりできる様をハリウッドスター同士の結婚に見立てたなど様々言われています。 へぇ〜。 あの時は即座に離婚が成立して、事なきを得たんっすが、今回のこの部屋はベッドを離すだけのスペースがなくて、実質、強制ダブルベッド状態。 お一人様で、よかったっす。 ツイン (ハリウッドタイプ) は24平米らしいので、1.6倍ほどグレードがアップされた計算になりますな。 ラッキー♪ で、窓から見える景色はというと、

←click!!

 おお♪ めっちゃ都会! めっちゃ満開な桜が1本見えていて、ちょうど桜が見頃になりそうなのが埼玉だった。 そんな理由でこの地を選んだ僕の見識は、まったくもって大正解だったな♪ …と。 風呂も

←click!!

 こんな感じで、ゆったりしているし。 んなことで、しばしハリウッドなツインベッドの上でゴロゴロして、で、時間になったので、別口で予約していた和食レストランへ。 既に予約の段階でメニューを決めていたんっすが、〜栃木フェア〜 というのをやっていて、栃木会席 \ 8,800 (税込サ別) というのがあって、ちょうどいいじゃん♪ …と。 が、よくよく考えたら、今回、遊びに行くのは長野県と群馬県。 で、お泊まりは埼玉県。 栃木、関係ないじゃん。 別に、ちょうどよくないじゃん。 そんな現実に気付いてしまったので、ヤメました。 【土日祝限定】精選コース〜えりぬき〜 \ 9,900 (税込サ別) というのにしました。 お料理が選べるプリフィクスタイプのコース。

  ・前菜 季節の旨物
  ・割鮮 お造里盛合せ または 本日の海鮮サラダ仕立て
  ・焼物 和牛ステーキ または 伊勢海老鬼殻焼
  ・煮物 金目鯛煮付 または 風車豚角煮
  ・お食事 にぎり寿司 または 鴨そば
  ・水菓子

 ※割鮮、焼物、煮物、お食事をご予約時にお選びください…ということなんっすが、これはもう、迷いなく和牛ステーキ風車豚角煮っしょ? 割鮮とお食事は、ちょっと迷ったんっすが、お造里盛合せ鴨そばにしました。 んなことで、まずは別料金の

←click!!

 ドリンクから。 「ろくもん」 で、欲に駆られてシードル(アルコール度数9% 容量200ミリリットルくらい) を飲んじゃったのが祟ったのか、微妙に頭が痛かったので、今回はノンアルコールのスパークリングワインで。 でもって、

←click!!

 前菜 「季節の旨物 。 変な巻き貝だとか、イカの塩辛みたいなヤツだとか、珍味系が多くて、個人的には 「季節の微妙物」 という感じだったんっすが、で、続いて、

←click!!

 割鮮 「お造里盛合せ 。 思った以上に盛り合わさっておりますな。 イクラとか、ウニとか、豪華。 イクラはそんなに好きではないし、ウニとか、見るからに珍味で、無理。 …とか思っていたんっすが、いざ食ってみたら、別にそんな嫌な味がするワケではなく、わりと大丈夫だったりします。 で、続いて、

←click!!

 焼物 「和牛ステーキ 。 うぉぉぉぉぉ! 美味ぇ♪ で、続いては、

←click!!

 煮物「風車豚角煮 。 ぉぉぉぉぉ! これも美味ぇ♪ 風車豚って、何や? …というのが謎だったんっすが、んーと、 これ聞きなれないお肉の名前が、まず話題となりました。オランダ産の豚肉と聞き、一同納得。この風車豚は今流行りのサスティナブルフードで、食品安全・環境保全等、国際基準に準拠した方式で、養豚・加工がされているとの事。 へぇ〜。 サスティナブルって、何や? …というのが謎なんっすが、それはともかく、白扇会のご老人が食べた風車豚のじゃがポークより、僕が食べた風車豚角煮のほうが多分、高いし! ま、張り合うような問題でもないんっすが、で、続いては、

←click!!

 お食事 「鴨そば 。 牛・豚・鴨の肉三昧。 たまらんっ♪ で、最後に

←click!!

 水菓子 。 先生、果物は水菓子に含まれますかぁ? …というのは、バナナがおやつに含まれるか否か…と同じくらい難しい質問なんっすが、水菓子とは何を指す? 水菓子とは本来 「果物(フルーツ)」 のことを指す言葉なのです。 含まれるも何も、果物 = 水菓子そのものやんけ! 個人的には、ただ果物を切っただけのものより、シャーベットとか、アイスクリームとか、ゼリーとか、杏仁豆腐とかのほうが嬉しいんっすが、献立に水菓子と明記されている以上、ただ果物を切っただけのものを出されても文句は言えないワケで、とまあそんなこんなで、前菜が珍味だったのと、水菓子が果物だったの以外、非常に満足な晩飯でありまして、大宮、万歳! ということで、この続きはまた、次回☆

 

 ということで、今日は村田陽一っす。 何となく名前は聞いたことがあるような気がするんっすが、演奏を聞くのは初めてだったりするような気がします。 えーと、 村田陽一(むらた よういち、1963年7月25日 - )は、日本のトロンボーン奏者、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。静岡県静岡市出身。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズ科講師。 よく出て来ますな、洗足学園音楽大学。 あらいあし学園なのかと思ったら、「せんぞく」 と読むみたいなんっすが、ジャズを中心にしながらポップ・ミュージックからクラシックまで幅広いジャンルで活動する。 こういうキャラは日本の意固地なジャズ・ヲタからは軽んじられるような気がします。 でもまあ、麒麟児られるよりは、軽んじられるほうが、まだマシかぁ…と。 その昔、麒麟児という名前の相撲取りがいたんっすが、麒麟児って、サインするのが面倒やろな。 …と、他人事ながら心配になっちゃったり。 ま、所詮は他人事なので、別にどうでもいいんっすが、 んーと、 これ 。 何て書いてあるのか、分からねぇ…。 こんなの 1,087円でもいらん気がするんっすが、で、洋一くん。 あ、そっちの漢字だと菅原洋一か、温水洋一っぽくて、顔のイメージが今ひとつよろしくないんっすが、陽一くん。 海外ミュージシャンとの共演も多く、デイヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、ボブ・ミンツァー、フレッド・ウェズリー、タワー・オブ・パワー、マーカス・ミラーなど。 へぇ〜、凄ぇぇぇぇ。 精力的な演奏活動の一方、編曲家として、椎名林檎、ゆず、槇原敬之、布袋寅泰、井上陽水、ピチカート・ファイヴ、福山雅治、サザンオールスターズ、Original Love、小泉今日子、スウィング・アウト・シスター、山崎まさよし、SMAP、中森明菜、渡辺貞夫などの作品を手がけている。 これも凄ぇぇぇぇ。 そんな多才な陽一くんなんっすが、今日もこの時点で原稿が25KBに達していて、アルバムのレビューに使えるのが5KBくらいしかありません。 先を急がねばなりませんが、んなことで、 『フック・アップ』 。 1999年にリリースされたもので、共演者はすべて外人さんだったりします。 3つのセッションから構成されているみたいなんっすが、詳しくは ここ 参照。 コロ助(敬称略)のオススメに間違いはない筈なので、僕が付け加えることなど、特に何もなかったりするんっすが、とりあえずあと5KB、頑張りましょう。

 まずは1曲目、 「アクセス」 。 2曲を除いて村田さんの作編曲みたいなんっすが、#1のイントロを聴くと 「かっこえ〜なぁ〜」 の一言しか出ません。 ジャンルで言うと、純ジャズというよりは、ジャズ・ファンクな感じ? マジ、 かっこいいっす。 ちなみに僕は ここ でこれを見つけて、1曲目を視聴して、即座に購入するに至ったんっすが、ああ、テーマの途中のいいところで…。 昔のビジネスホテルのテレビの “すけべビデオ” は、100円玉を入れると10分くらい鑑賞出来るシステムだったんっすが、最初の1回だけ、30秒くらい視聴することが出来ました。 どうでもいいインタビューのシーンとかだけで終わってしまうのが常でありまして、課金不可避。 ま、300円も払えば所望のシーンが出てくるので、ぜんぜん惜しくない出費だったんっすが、このアルバムは 1,571円っすかぁ。 ちょっとお高いような気もするんっすが、昔はCD1枚 3,000円くらいしていたので、それを思えば…。 ちなみに、このイカしたテーマの後、テナーサックスのソロが登場するんっすが、これは恐らく、先ほども名前が挙がっていたボブ・ミンツァーなのではなかろうかと。 残念ながら、ここでデイヴィッド・サンボーンのソロを聞くことは出来ないんっすが、村田さんのソロはたっぷり楽しむことが出来ます。 インサイドでとてもかっこいいフレーズを吹いておられます。そのフレーズが計算されているのかどうか分かりませんがツボに入りまくっています。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。 で、次。 「ポジティブ・サイン」 。 オルガンをバックにした、よりファンク色の強いナンバーで、外人のオッサンのボーカルも入ってます。 ソロ・パートではギターの人がフィーチャーされています。 無論、 村田さんのソロも登場します。 途中から合奏集団が絡んでくる辺り、悪くないと思います。 最後、オルガンのソロが出て来て、でもって、テーマに戻って、おしまい。

で、次。 「エブリバディ(ノウズ・イッツ・オールライト)」 。 冒頭から黒人のオッサン? 兄ちゃん? …が、カモン! フゥ! …とかシャウトしていて、より一層、ドス黒くファンク化しちゃっているんっすが、トロンボーンが主導するテーマそのものは、それなりにジャジーで、悪くありません。 村田さんのソロもしっかりフィーチャーされていて、ま、これはこれで、アリかな? …と。 で、次。 「ザ・チキン」 。 これはアレっすな。 何と言っていいのか…、と、悩んでいるうちに、あっという間に終わってしまいました。 わずか 0分30秒。 何がしたかったんだか…。 で、次。 「レット・ミー・グルーヴ」 。 タイトル通り、レアなグルーヴ感に溢れていて、いいな♪ …っと。 が、オッサン? 兄ちゃん? …のボーカルが入るのは、個人的にはちょっと疑問。 が、トロンボーンと、その他の管楽器との絡みのパートはジャズ的なスリルに満ちあふれていて、で、ギターの人のソロも、なかなかぶっ飛んでいて、いいと思います。 オルガンの人のソロもいいっす。 で、次。 「レディ・フォー・ユア・ラブ」 。 お! 冒頭、このアルトは、デイヴィッド・サンボーン! いいっすよね、サンボーン。 デイヴィッド・イッポーンの3倍、デイヴィッド・ニホーンの1.5倍くらいはイケてると思います。 それだと、デイヴィッド・ヨンホーンには負けちゃうじゃん。 そんな気がしないでもないんっすが、ま、その時はその時で。 で、その後、どっかの兄ちゃんのボーカルが登場するんっすが、わりと正統的な歌唱なので、許せる範囲かな…と。 その後、アルトとの絡みになって、いい感じに盛り上がって、で、その後、アルトのソロがフィーチャーされて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 リーダーは1回休みっすかね? ま、1曲くらいは、そういうのもいいかも?

 で、次。 「テーマ(フロム・アフター・ニュー・イヤーズ・イヴ・ウィズ・デイヴィッド・サンボーン)」  これまたサンボーン絡みっぽくて嬉しいんっすが、オルガンをバックにしたテーマ部は、トロンボーンのワン・ホーン? 微妙に他の管楽器も絡んでいるような気がするんっすが、アルトの気配は感じられませんな。 で、そのまま村田さんのソロへ。 パッパラパッパラ吹かなくてもかっこいいフレーズはできるんだよ,という模範解答のようなソロを堪能することが出来ます。 続いてオルガンのソロがフィーチャーされて、続いてギターのギュイーンな咆哮があって、で、結局、サンボーンは気配を感じさせることなく、終わってしまいました。 ま、いいんっすけど。 で、次。 「ホエン・ユー・リーブ」 。 タイトルからして、バラードかな? …と思ったら、概ねそんな感じだったんっすが、いいっすよね、ボントロのバラード。 ハート・ウォーミングで。 オルガンのノスタルジックな音色と、よくマッチしているな…っと。 で、次。 「キャリー・オン」 。 ジャズ・ファンクっぽいっす。 で、次。 「トゥ・ウッドペッカーズ」 。 ソウル色が強くて、ちょっとダサいっす。 で、ラスト。 「ファー・アウェイ」 。 ゆったりとしたテンポの何か地味な演奏でした。 とまあそんなことで、以上っす。

【総合評価】 1曲目、最高っ♪ その後、ややファンク色が強くなりつつも高水準をキープし、が、終盤に力尽きた。 そんな構成でありましたな。 全11曲は、ちょっと多過ぎ、欲張り過ぎ? あ、でも、サンボーンをフィーチャーしたナンバーは3本の指に入るレベルだったし、もっとサンボーン、聞かせろ! …と。 ま、それならサンボーンのリーダー作を聞けば済む話だし、そんなこんなで、村田さんの多様な世界を堪能したい人には、オススメ☆


INDEX
BACK NEXT