うぉぉぉぉぉぉぉ! 1位や! 遂に “壁” を突破したぁぁぁぁ。 うぉぉぉぉぉぉぉ! 2024年8月9日、桑名の最高気温は40.4℃で、見事、日本一に輝きました。 おめでとう! ありがとう! 8月7日も一応、日本一にはなったんっすが、最高気温は38.8℃で、記録としては平凡だったんっすよね。 やっぱ40℃、最低でも39℃は超えないと、インパクトが弱いんっすよね。 ちなみに桑名の今までの最高気温の記録は2018年8月3日の39.8℃。 その後、何度か39℃を超えたことがあったような気がするんっすが、40℃の厚い “壁” を乗り越えることが出来ず、何度も跳ね返されて来ました。 それが一挙に40.4℃。 大躍進っすな。 おめでとう! ありがとう! ちなみに2024年8月10日現在の歴代の最高気温ランキングは こちら 。 これだけ頑張っても18位なんっすな。 1984年のロサンゼルス五輪のマラソンの瀬古利彦の14位よりも下。 ぜんぜん大したことなくて、愕然としてしまったんっすが、歴代1位は浜松と熊谷。 浜松はめっちゃ都会だし、浜名湖があるし、餃子と 「うなぎパイ」 がある上に、めっちゃクソ暑くて、羨ましい…。 熊谷には 「五家宝」 があるし、熊谷次郎直実がいるし、今年の春に行ったら桜がめっちゃ綺麗だったし、おまけにめっちゃクソ暑くて、羨ましい…。 「あつべえ」 という暑苦しいキャラは、ぶっちゃけ、ぜんぜん羨ましくはなかったりするんっすが、愛称は4月から公募したところ、全国から97件の応募があり、うんぬん。 応募、少なっ! ま、こんな暑苦しい不快なキャラの名付け親になりたくはないっすよね。 採用されたところで、景品はどうせ、「あつべえ」 が書かれた “うちわ” とかだろうし。 五家宝をくれるなら、考えなくもないんっすが、ただ、あのもっさりした銘菓は、41℃の炎天下では、あまり食いたくはないような気も…。 で、市職員による投票の結果、市在住の主婦抱井(かかい)紀美子さんの作品が選ばれた。採用作以外にも 「熊SUN」、「アッチーくん」などの呼称が寄せられた。 採用作以外、レベル、低っ! ま、レベルが低かったから採用されなかったんでしょうが、「アッチーくん」、そのまんまで小学生レベルの発想だし、「熊SUN」。 SUN要素はともかく、このキャラのどこに “熊” 要素が? あ、熊谷の “熊” っすか。 何か、「あつべえ」 よりもいい気がしてきたんっすが、それはそうと、市在住の主婦抱井(かかい)紀美子さん。 けっこう、レアな名字っすな。 抱井 (かかい) 。 全国人数、およそ200人。 埼玉県でおよそ10人。 景品の 「あつべえうちわ」 転売で大儲けして、抱井さんが、お抱え運転手を抱えられるくらい大金持ちになっていたらウハウハなんっすが、で、3位は栃木県の佐野と、岐阜県の美濃と金山、それに高知の江川崎。 佐野は今年でしたよね。 日本記録に0.1℃まで迫る41.0℃。 佐野には佐野厄除け大師があるし、佐野ラーメンがあるし、「さのまる」がいるし、おまけにめっちゃクソ暑くて、羨ましい…。 岐阜の美濃には美濃和紙があるし、「うだつ」 もあがるし、市のキャラクターとして ミノタウロス を流用出来そうだし、おまけにめっちゃクソ暑くて、羨ましい…。 岐阜の金山と、高知の江川崎には何があるのかよく分からないので割愛させて頂きますが、で、クソ暑いことで有名な岐阜の多治見。 今年はぜんぜん、ランキングには顔を出しませんな。 駅前にタワマンなんか建てて調子に乗っているので、罰が当たったんでしょうな。 いい気味だと思いますが、都会度ではともかく、暑さでは最早、桑名の敵では無いっ!
で、うぉぉぉぉぉぉぉ! 金メダルや! レスリング女子53キロ級の藤波朱理(敬称略)、凄ぇぇぇぇ! クソ強いし、可愛いし、愛嬌もあるしで、完璧なんっすが、残念ながら朱理ちゃん、四日市の出身なんっすよね…。 桑名出身の瀬古利彦は1984年のロサンゼルス五輪のマラソンで14位だったのに、悔しい。 めっちゃ悔しい。 瀬古が金メダルさえ取ってくれていたら、こんな屈辱を味あわずに済んだのに、こうなったらもう、セコイヤチョコレートを自棄食いしてやるぅ! が、朱理ちゃん、 「生まれ育ったのが自然がすごい田舎。自然のパワーを感じたい」 とか言ってて、三重でいちばん都会なのは、四日市やし。 もう、断然やし。 津(笑)、鈴鹿(笑)、松阪(笑)、桑名(爆)。 そんな鼻持ちならない四カス(よんかす = 四日市のカスのこと) とは思えなくて、好感度、爆上げ。 四日市市立下野小学校 の出身らしいんっすが、学校の南側には朝明川が流れ、川の南側には団地が存在する。学校の北側には田園地帯が広がっている。 あ、確かに田舎っすな。 で、何故か セコイア という項目が。 ちょうど、セコイヤチョコレートを自棄食いしようと思っていたところなので ( ← 思っただけで、まだ食ってない) 、ますます親近感を覚えてしまいましたが、で、 最新ニュース 。 2003年〜今…って、言うほど最新ではないような気がしないでもないんっすが、日永で猿の着ぐるみコンビニ強盗未遂。 うわ、ダサっ! さすがは四カス(笑)。 (前略) 家宅捜索をしたところ、「サル」の付属品の「バナナ」が出てきたそうです。 決して疑うわけではないんっすが、嘘っぽ…。 話を面白くするため、盛ってるんじゃね? そんな疑念を抱かずにはいられませんが、いや、決して疑っているワケではないんっすけど。 で、2004年の大晦日、やっと四日市沿岸部でも雪が降り積もった。 いつだったか覚えがないんっすが、四日市で雪が50センチ積もったことがあるんっすよね。 桑名はそこまでではなくて、負けて悔しかった思い出が…。 で、ずーっと飛ばして。 菰野高校市川くんが日ハムへドラフト。 今年の夏の全国高等学校野球選手権大会の三重代表は菰野高校っすよね。 狐野(きつねの)ではなく、菰野(こもの)。 昨日(8月9日)勝ちましたな。 四日市や、鈴鹿や、津や、松阪や、伊勢の高校が勝って有名になったりすると、何だか癪なんっすが、菰野なら都会度では桑名のほうが上なので、そこまで悔しくはありませんな。 この先も、がんばえ〜♪ …と、素直に応援出来るんっすが、で、菰野高校出身のプロ野球選手と言えば、中日ドラゴンズの 岡林 と、オリックス → 阪神の 西不純のイメージ。 日ハムへ行った市川くんとか、知らん…。 えーと、 市川卓 。 菰野高校時代は、恵まれた体躯から繰り出す速く鋭いスイングで高校通算打率.426、本塁打36本の成績を残し「三重のゴジラ」とも呼ばれ、宇治山田商の江川智晃と共に三重県内だけでなく中央球界でも知られる存在となった。 あ、言われてみれば、いたような気がしますな、三重のゴジラ。 江川智晃のほうは福岡ダイエーホークスで、そこそこ活躍した気がするんっすが、一方、 “三重ゴジ” はというと、2005年、同期入団のダルビッシュ有、鵜久森淳志と合わせて北海道のマスコミでは「高三トリオ」として取り上げられ、市川は「未来の小笠原道大」と期待されていた。 おお、凄ぇじゃん。 が、一軍での通算成績は実働2年で7試合、4打数0安打、打率 0.000 。 あ、でも、死球を1個食らったから! 出塁率は 2.000だから!
で、後はえーと、四日市にて今年も映画撮影!! ま、四日市にはコンビナートがありますからね。 ゴジラに破壊されたりとか、それなりに需要はありそうなんっすが、えーと、 三重県に来た怪獣を語ろう 。 おお、四日市、怪獣に大人気やん! 桑名は “ガメラが鳥羽から名古屋までトレーラーで搬送される際に、通過したかもしれない疑惑” があるだけで、桑名市民にとっては今ひとつ消化不良な動画だったんっすが、2年前の10月は、「いずれの森か青き海」が撮影されておりました。 そう、また、四日市が映画の舞台になるのです。 といってもメインは伊勢市付近ですが、オール三重県ロケでいく映画「逆境ナイン」の 撮影が進んでいます。 この 「全力」 というユニフォームを着ているのが、それなんっすかね? 全力・フルパワーズとか、そんなチームが出てくるとか? ロケのメインは伊勢市付近だったみたいなんっすが、どこで撮影されたんっすかね? わからない事は Yahoo!知恵袋に聞け! 映画「逆境ナイン」は三重県で撮影されたということですが、高校や町並みはどこら辺なのでしょうか? 映画は伊勢・志摩地方を中心に撮影されたそうです。 わたしの知っている限りのロケ地は・・・
・鳥羽東中学校(全力学園)
・伊勢商店街
・神宮付近の長い橋(?)
・津球場
・四日市球場
・スペイン村
です。他にジャスコなどでも撮影されたそうです(^^)
全力学園。 思ったよりも、そのまんまの名前だったんっすが、四日市球場って、聞いたことありませんな。 最新ニュースによると、霞ヶ浦球場で決勝戦のロケが行われることになったらしいんっすが、それはそうと、主演は玉山鉄二さんの三重県の印象。 「ジャスコが異常に多いこと。ジャスコの隣にジャスコ系列のスーパーがあったりとか、 意味わかんないことが多いというのが印象ですね」。 ま、ジャスコ発祥の地っすからね。 待ち合わせはジャスコって、相場が決まってるし。 ジャスコで逢いましょう、ジャスコでね〜♪ 「パルのうた」 は、ないんかい? …と思ったら、令和版 なら、ありました。 おお♪ で、ロケ地と言えば断然、四日市なんかより、桑名だから! 桑名のロケ地をめぐろう 。 映画とテレビドラマが混在しておりますが、「六華苑」 だけで、人間失格 / 天才刑事野呂盆六Y / 偉大なる、しゅららぼん / お嬢さん / ハイクラス / 黒井戸殺し / 悪魔が来たりて笛を吹く / いだてん〜東京オリムピック 噺〜 / 太陽は動かない-THE ECLIPSE- / わたしの幸せな結婚。 おお、凄ぇぇぇ! 「六華苑」 以外だと、去年だかに何か映画のロケをやってたような? 「アイミタガイ」 。 これっすか。 おお、今は亡き ( ← 廃墟としては、まだ残っている) 桑栄メイトがぁぁぁぁ! で、続いては、えーと、お月見泥棒はやりますか?
この話題は、くはないな (敬称略) も取り上げておりましたな。 えーと、 これ 。 YouTubeは大コケしましたが、頑張ってますよね。 三択でTwitterのアンケート機能でアンケートを取ってみました。6時間で513票!沢山の投票ありがとうございました。 おお、熊谷市の暑苦しいキャラの名前募集の5.29倍やん! 桑名市内 在住:聞いたことアリ 16%って、今ひとつ認知度の低い行事っぽいんっすが、これ を見ると、四日市ではけっこう行われているっぽい? けっ、田舎の風習かよ!
で、後はえーと、紀伊半島・東海道沖地震 (2004/9/5〜) 四日市でも震度4を記録。余震の続く地震。 ちなみに僕は今まで56年ほど生きて来たんっすが、震度4を超える自信を食らったことがありません。 子供の頃から、東海地震が来る! いつ来てもおかしくない! もう来る! すぐ来る! そう、脅され続けて来たんっすが、未だに来ません。 が、そろそろ来ても、おかしくないような? で、この週末に出された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)。 月曜日から鬼怒川温泉と日光に遊びに行く予定なんっすが、大丈夫っすかね? 栃木まで逃げ切れれば被害は少なそうなんっすが、途中、新幹線で思いっきり静岡県を通るし。 余所に逃げてる間に桑名が壊滅的な被害にあったりすると、見捨てたみたいで申し訳ないので、どうせ来るなら、桑名に戻ってからにして頂きたいんっすが、2052年から来た 「未来人」 が予言していた 「2024年8月14日に南海トラフ地震発生」 目前の大騒動。 うわ、2泊3日の最終日じゃん…。 2052年から来た 「未来人」 。 日光 (2052) に一緒に行こうよ、未来人。 そう、暗記するといいかと思うんっすが、いや、宿は1名で予約してるから! お前の泊まる部屋、ないから! いや、部屋に泊まるくらいなら、宿の人も許してくれるかも知れないけど、お前の食う飯、ないから! そもそも、得体の知れないヤツと一緒に行動したくないから! 日光に着いてくんな! 未来へ帰れ! 勝手にこっちから誘っておいて、散々な言われようなんっすが、2052年から来た 「未来人」が miku / 未来 みたいな可愛いギャルだったりするかも知れず、あ、でも、朝倉未来 が来ちゃうかも知れず、やっぱり帰れ! で、えーと、小学校体育館が全焼・・・。 あー、これこれ。 藤波朱理ちゃんが通っていた四日市市立下野小学校の Wikipedia に、この記事のリンクが貼られていたので、見てみたんっすが、下野小学校の体育館8月4日午前10時4分ごろ、四日市市朝明町の四日市市立下野小学校の体育館から火が出て、体育館を全焼し、約1時間後の11時1分に鎮火した。 夏休みなので、けが人はいなかった。 おお、体育館、燃えましたかぁ。 (04.08.04) の “最新ニュース” みたいなんっすが、藤波 朱理 (ふじなみ あかり、2003年11月11日 - ) は、日本の女子レスリング選手。三重県四日市市出身。 あ、朱理ちゃん、まだ0才児。 在学中の話ではないんっすな。 在学中の話であれば、「学校の体育館、燃えちゃったねー。怖かったねー。 でも大丈夫。 おじさんの家も、おじさんが小学校5年生だった時に、火事で燃えちゃったんだよー。 そう、あれは7月5日のことじゃった。 暑い日じゃった。 おじさんは学校で開催される “七夕集会” という行事に備えて、授業が終わった後も学校に残って、何かをやっていたんじゃが、ふと、教室の窓から外を見ると、何やら黒い煙が上がっていたんじゃ。 おじさんの家は学校とは道路1本を挟んだすぐ近くだったんじゃが、(以下、延々と自分語り)」。 隣の家から火の手が上がったのが帰宅後だったのか、まだ学校にいる時間だったのか、既に記憶があやふやだったりするんっすが、とにかく、そんな話題で藤波朱理ちゃんと仲良くなれる筈だったんっすが、そうっすかぁ。 学校の体育館が燃えた時は、まだ0才児だったんっすかぁ。 完全に当てが外れてしまいましたが、 でもまあ、この 「最新ニュース」 のお陰で、1回分の原稿を賄うことが出来たので、結果オーライかな? …っと。 んなことで、「未来人」 の予言が大ハズレすることを願いつつ、では皆さま、よい夏休みを☆
…と、その前に後半を片付けなければなりませんが、今日からクラリネット(外人編)っす。 1回で終わります。 (日本人編)は、ありません。 全体を通じて1回きりです。 ということで、バディ・デフランコっす。 クラリネットはベニー・グッドマンとか、ジミー・ドーシーとか、アーティ・ショウとか、スイング・ジャズの世界では花形楽器だったんっすが、モダン・ジャズの世界では、その古臭いイメージが敬遠されたのか、すっかり 左門豊作 楽器に成り下がってしまいます。 (前略) たまたま野球をした際、すさまじい打球を放ったことから高校の野球部がスカウトに来たが、親戚は左門を高校に行かせたがらず、弟・妹たちが自分たちが働くからと懇願し熊本農林高校に進学することができた。 うわ、マジかよ? 何て、お兄ちゃん思いの弟・妹たちなんや(落涙)。 (中略) 初登場シーンでは花形満の場外ホームランを球場の外で撃ち返している。 うわ、マジかよ? 打球よりも速く走れる男、半端ねぇ! 野球なんかやめて、陸上競技に打ち込んだほうがオリンピックで活躍出来そうな気がするんっすが、(中略) お世辞にもイケメンとは言い難い外見だが、後に元不良少女だった京子(名字不明)を飛雄馬の手助けで妻にする。円満な家庭を手に入れた。 うわ、マジかよ? 超・勝ち組やんけ! んーと、「巨人の星 京子」 で、画像検索ぅ! ほい 。 あ、思ったほど、僕のタイプでは無かったっす。 いいっす。 豊作に譲るっす。 で、えーと、バディ・デフランコ 。 アーティ・ショウやベニー・グッドマンなどのクラリネット奏者が率いるスウィング・ミュージックやビッグバンドが衰退したのと同じ頃に、彼はプロとしてのキャリアをスタートさせた。ほとんどのジャズ・クラリネット奏者はこの変化に適応しなかったが、デフランコはクラリネットを独占的に演奏し続け、数少ないビバップ・クラリネット奏者の一人となった。 ふーん。 特に感想はないので、本題に入ります。 んーと、 『ジャズ・トーンズ』 。 2つのセッションで構成された、寄せ集めっぽいアルバムなんっすが、1953年と1954年の録音って、冷静に考えてみると、かなり古いっすよね。 今から70年くらい前っすぜ。 当時の0才児が、今年で古稀っすぜ。 コキっと骨が折れちゃっても不思議ではないお年頃っすぜ。 古稀って、好きなアンパンマンのキャラは、コキンちゃんだったりしますぜ。 ま、コキンちゃんは年齢を問わずに人気だったりするんっすが、桑名には 名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク があるので、コキンちゃん好きのみんな、遊びに来てね♪ 夏はちょっとだけクソ暑かったりするのが難点なんっすが、桑名には焼き蛤があるし ( ← 地元民は食わない) 、安永餅もあるし( ← 地元民も好物)、アイス饅頭 ( ← 地元民、溺愛。ただし、個人的にはコーヒーとフルーツのほうが好き♪ ) もあるし、ナガシマスパーランドや、ジャズドリームや、なばなの里がある上に、めっちゃクソ暑くて、四カスは正直、羨ましいやろ? …と。 瀬古利彦もいるし。( ← 地元民、微妙…) で、これ、寄せ集めっぽい上に、かなり古臭くはあるんっすが、サイドマンは豪華っすぜ。 前半の2曲がケニー・ドリュー、ミルト・ヒントン、アート・ブレイキーのトリオ、後半の6曲はソニー・クラーク、ジーン・ライト、ボビー・ホワイト。 デフランコとクラークの共演はさほど珍しくないんっすが、 1953年、ということは、当時25歳くらいのドリューのプレイを聞けるのは、ちょっと貴重かも知れず、んなことで、じゃ、演奏を聞いてみましょうかぁ。
まずは1曲目、 「ホエン・ユア・ラバー・ハズ・ゴーン」 。 飼っていたラバが脱走してしまった哀しみを歌ったスタンダード・ナンバーなんっすが、ああん、貴重な馬とロバとの合いの子がぁ…。 しゃあない、ケッティ、またはヒニーで我慢するかぁ。 ラバは父親のロバと母親の馬との間で生まれます。 ラバとは逆の組み合わせ、父親の馬と母親のロバとの間で生まれる雑種の動物はケッティ、またはヒニーと呼ばれます。 …なんだそうで。 どうして 「ウバ」 という名前にしなかったんっすかね? もしくは 「カバ」 とか。 いや、それ、違う動物やん! かばおくんが・・・ うわ、カバ、最低やん! 桑名の印象を著しく悪くするカバは、屠殺処分して、カバ焼きにするのが賢明かと思われるんっすが、そんなことをすると、カバ愛護団体から絡まれちゃいそうだし、難しいところでありますなぁ。 とりあえず、態度の悪い 「かばおくん」 に改心して貰うしかないんっすが、 貝新 の「あさり志ぐれ」 を食わせれば、改心しますかね? ちなみに、一言で 「貝新」 と言っても、総本家以外に多くの派閥があったりするんっすが、無論、「貝新」 以外の時雨屋さんもあったりするし。 で、演奏のほうはというと、飼っていたラバが脱走してしまった哀しみなど、微塵も感じさせないミディアム・ファストのスインギーな仕上がりだったりして、アンタ、原曲をアドリブの素材としか考えとらんやろ? …と。 ま、それでぜんぜん問題はないんっすが、とってもよく歌っていて、いいな♪ …と。 続くドリューのソロは、後に 『パリ北駅着〜印象』 とかで、日本人に媚びを売る軟弱な姿勢とは一線を画した生粋のバップ・スタイルで、とってもよく歌っていて、いいな♪ …と。 ブレイキーのバッキングも流石だし、でもって、先ほどよりも更にノリがいいデフランコのソロ(2回目)があって、すーっと自然な感じにテーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。
で、次。 「ザ・シングス・ウイ・ディッド・ラスト・サマー」 。 日本では「去年の夏」とか、「夏の思い出」とか、「過ぎし夏の想い出」 と言った邦題で知られる、歌物スタンダード・ナンバー。 個人的には10本の指…は、ちょっと言い過ぎかも知れませんが、間違いなく千手観音の千本の手には入るくらい好きなナンバーでありまして、ちょっとベタなサミー・カーンの詞、ノスタルジックなジュール・スタインの曲、どちらも絶品。 過去にこのコーナーで何度も取り上げておりますが、The bell I rang to prove that I was strong、鐘を私が鳴らして、私が強力であることを証明したね♪ このフレーズが、たまらんっ♪ で、このデフランコのバージョンは、ドリューのピアノのイントロが、たまらんっ♪ 続くテーマ部も、郷愁を感じさせるメロディーが、クラリネットの懐かしい音色とよくマッチしていて、たまらんっ♪ デフランコのソロは隙がなく、背後できっちりとブラシを決めているブレイキーも流石といった感じで、続くドリューのソロもブルージーで、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。 で、次。 ここからソニー・クラークが入っているほうのセッションになるんっすが、手始めは 「ジャック・ザ・フィールド・ストーカー」 。 ベースの巨匠、オスカー・ペティフォード、通称・おスペ師匠のオリジナルみたいっす。 バップっぽい曲調なので、日本の一般人にはウケがよろしくなさそうなんっすが、アドリブの素材としては素材屋(旧・居来瀬 = いりゃあせ) の 「すき焼き定食」 に匹敵するポテンシャルを秘めていて、ここでのデフランコも、とってもご機嫌なソロをカマしてくれているぞ…っと。 で、続くピアノのソロは、ぼーっとしていると、いつの間にかドリューからクラークに変わっているのに気付かなかったりするんっすが、言われてみれば、ちょっぴりネチっこさが増しているような気がしないでもなく、で、終盤はクラとピアノの絡みで盛り上がって、でもって、バップなテーマに戻って、おしまい。 曲としては、「?」 なんっすが、演奏のほうは素晴らしかったぞ…っと。
で、次。 「イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー」 。 これも個人的に100本の百足(むかで)の足に入るかもしれないくらい好きな曲だったりするんっすが、原曲の歌詞はあまり気にしたことがなかったっすな。 んーと、 これ 。 5月に入ってから、暑かったり寒かったり。とても気候が不安定。日本にも大地震が来る前触れかな。 うわ、これまた、嫌な予言を…。 2008年って、大地震、ありましたっけ? 毎年、震度6弱くらいの地震はどこかで発生しているような気がするので、予言、当たってるやん! …と、なっちゃいそうな予感なんっすが、岩手・宮城内陸地震 。 うわ、予言、当たってるやん! で、歌のほうはというと、1935年映画 『ロジータ (Rose of the Rancho) 』の挿入歌。(中略)1848年の米墨戦争で、メキシコ領のカリフォルニアがアメリカ合衆国に占領された時代。アメリカの略奪が行われる中、メキシコ人の女性ロジータ・カストロが男装して、勇敢にアメリカ軍と戦い、そして死ぬ物語。 うわ、重っ…。 米墨戦争。 お米とイカ墨パスタが争った、そんな戦(いくさ)があったんっすな。 このブログに、このデフランコのバージョンは取り上げられていませんが、哀愁味を帯びたクラリネットの音色が、曲調とうまくマッチしていて、秀逸。 テーマ部はミディアム、ソロ・パートはちょっぴりテンポが速くなって、どちらかというと力強い感じだったりするんっすが、 でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。
で、次。 「ラバー・マン」 。 これまた、ベタな曲を…。 日本人に媚びを売り過ぎなんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、ノーグラン・レコード。 ノーマン・グランツはとことん、大衆指向だったりしますからね。 でもまあ、体臭至高なフェチよりは、いいかな? …と。 演奏のほうも、そつがなくて、デフランコのソロは、よく歌っているな…っと。 さらっと聞き流した感じ、前曲に続いて、ソニ・クラのソロが出て来ないっぽいのが、ちょっと物足りないんっすが、でもって、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 「テンダリー」 。 これまた、ベタな曲を…。 日本人に媚びを売り過ぎなんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、以下略。 これまた、クラリネットの素朴な音色によく合っていると思います。 クラリネットを壊さないよう、これからも大切に使いたいと思います。 だんだん、感想が小学生並みになって来ちゃいましたが、「壊す」 という漢字をちゃんと書けてる時点で、偉いな! …と。 漢字、書けませんからね、僕。 先日も、某・現場で 「夏期きゅうか前 巡回状況」 と書こうとして、「 “きゅうか” って、どんな字やったっけ?」…と、竹伊勢中川くん (仮名) に聞いて、替わりに黒板に書いて貰ったり。 本名のほうは松竹梅的に1ランク下げて、近鉄名古屋駅から賢島行き特急に乗車して、ひとつ手前の停車駅で下車することで察して頂きたいんっすが、その竹伊勢中川くん (仮名) が書いてくれた字もちょっと怪しくて、結局、スマホで調べました。 「休暇」。 日偏に 「蝦(えび)」 の右側なんっすな。 ま、 「蝦(えび)」 という字が書けないので、この覚え方はあまり意味がないんっすが、日偏に 「海老」の右側かぁ。 …というので、「日老」とか書いちゃいそうだし。 …とか言ってるうちに、演奏が終わってしまったんっすが、しみじみとした、いいバラードだったな…と。 で、次。 「ディープ・パープル」 。 今日の午後、「NOTE」 が来るんっすが、色はオーロラフレアブルーパールというのにしました。 ほぼ 「ディープ・パープル」 と言っていいと思うんっすが、いいっすよね、パープル。 ちょっぴり、 パープリン っぽくて。 漫画『東大一直線』に出てくる用語で、「(頭が)パーなのでまるで脳がプリン」を意味する。 へぇ。 今、初めて知りました。 桂小枝の プリン不倫 は知ってたんっすが、「プリンはあかん」 変態性癖に大阪のオバちゃん反発…って(笑)。 で、この 「深紫」 、しみじみとした、いいバラードであるな…と。 ちょっとマンネリ化の気配が感じられなくもないんっすが、んなことで、ラストっす。 「イエスタデイズ」 。 最後まで日本人にお馴染みのナンバーで攻めてきましたな。 一貫した姿勢は素晴らしいと思うんっすが、バラード調4連発締めは、さすがにちょっと、どうか。 そんな思惑が働いたのか、最後は超アップ・テンポのキレキレなのを持って来ましたな。 デフランコも張り切ってるし、続くソニー・クラークのソロも存分に持ち味を発揮しているし、でもって、テーマに戻って、いい感じに締めて、今日のところは、以上っす。
【総合評価】 寄せ集めっぽいし、70年前だし、ジャケットのデフランコをうまく書ける自信はまったくないし、クラリネットを3本も書くのは面倒だし、正直、どうよ? …と、懸念していたんっすが、クラリネットはコピペすればいいし、ま、何とかなるかぁ…と。 70年前なのに、あまり古さを感じさせないのは、演奏が “生きて” いるからっすかね? ドリュー・チーム、クラーク・チーム、どちらもいいし、日本人の好みに合わせたかのような選曲も、ある意味、安心モードではあるし、ブレイキンのシゲキックス(笑)は4位で、ちょっとアレだったんっすが、スポーツクライミングの森秋彩ちゃんは女子中学生みたいで可愛かったし、北口榛花(敬称略)は金メダル、おめでとぉ♪ …だし、では皆さま、よいお盆を☆