AFTER HOURS (ESOTERIC)

CHARLIE CHRISTIAN , DIZZY GILLESPIE (1941/5/6,7,12)

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【パーソネル】

CHARLIE CHRISTIAN (g) <#1-6>
JOE GUY (tp) <#1,3,4,5> DIZZY GILLESPIE (tp) <#6-9>
DON BYAS (ts) <#3-9> KERMIT SCOTT (ts) <#4,5> RUDY WILLIAMS (as) <#5>
THELONIOUS MONK (p) <#1,2> AL TINNEY (p) <#4-5> KENNY KERSEY (p) <#6-9>
NICK FENTON (b) <#1,2> ED PAUL (b) <#4,5> KENNY CLARKE (ds) <#1,2> TOM MILLER (ds) <#4>
& Unknown Artist , House Band
【収録曲】

(01-03) SWING TO BOP / STOMPIN' AT THE SAVOY / UP ON TEDDY'S HILL
(04-06) DOWN ON TEDDY'S HILL / GUY'S GOT TO GO / LIPS FLIPS
(07-09) STARDUST #1 / KEROUAC / STARDUST #2
【解説】 ( 2024年09月08日更新 / 連載 1,598回 )

 いらんことをしてくれた…。 そう、言わざるを得ません。 元来、いらんことをするのはイラン人と相場が決まっていたんっすが、いやいやいやいや。 それって、決めつけじゃん。 偏見じゃん。 思い込みじゃん。 人種差別的で、到底、看過することが出来ない問題発言なんっすが、イラン人が一体、何をしたって言うんや? 偽造テレホンカードを売り捌いて、慎ましやかに暮らしてるだけじゃん! もしかしたら、今のヤングな若者はテレホンカードを知らなかったりするかも知れませんが、 10代の22%がテレホンカードを知らないと回答。 使ったことがあるのは33% 。 マジかよ? ここ19年くらい、テレホンカードを使った記憶がまったくなかったりするんっすが、10代の若者の33%がテレホンカードを使ったことがあるって、ちょっと多過ぎるような? それって、10代の皮を被った大杉漣なんじゃね? 世の中の大杉漣の33%がテレホンカードを使ったことがあるというのなら、多過ぎず、少な過ぎず、ま、妥当な調査結果かな。 そんな気がしないでもないんっすが、で、このデーターから何が読み取れるのかと言うと、ふーん。 そんな感想が得られたりするんっすが、で、テレホンカードを知らない78%の10代のヤングな若者の為に説明しておくと、その昔、世の中には公衆電話というのがあったんっすよね。 公衆と言えば、便所やろ? そう、思われるかも知れません。 確かに公衆と言えば便所なんっすが、その昔、公衆電話というのもあったんっすよね、間違いなく。 公衆便所はウンコ臭いし、口臭は口が臭いんっすが、公衆電話は基本、無臭。 ま、たまに酔っぱらいが電話ボックスに入り込んで、ゲロを吐いたりすることもあるので、いつも臭くないというワケにはいかないんっすが、いやあ、夏も終わりっすなぁ。 夏も終わりな今の季節に聞きたくなるのが、稲垣潤一の 「夏のリグレット」 。 リグレットって、何や? 素行不良で、校内暴力、家庭内暴力、不純異性交遊なんかに走ったりする牛の首から背中部分にかけて大きく位置するロースの一部で、柔らかくてきめ細やかな肉質、濃厚な旨味、上品な甘みが特徴の肉か? それは 「グレたリブロース」 。 惜しいんっすが、違いますな。 regret 【他動】 〔失敗・過ちなどを〕後悔する、悔しく思う、残念[遺憾]に思う。 あ、「遺憾の意」 ってヤツっすか。 いいっすよね、遺憾の意。 何か、いろはの “い” みたいで。 「遺憾の意」 があるなら、「アカンのあ」 も、あるんか? …というのは、誰もが疑問に思うところなんっすが、遺憾の意 で検索した人は、こんなキーワードでも検索しています。(前略) 遺憾の意 あかんのあ。 ま、誰でも検索しちゃいますよね。 森田健作だって検索しちゃいます。 遺憾の意を表明しますか? 何じゃ、この質問…。 「い」は「いかん」の「い」。 「あ」は「あかん」の「あ」。 それがどうしたのですか? 何じゃ、この回答…。 世の中には、こんな役に立たない Yahoo!知恵袋もあったのか。 …と、愕然としてしまいましたが、で、「夏のリグレット」 。 ググってみたら、そんな歌はありませんでした。 松任谷由実の 「青春のリグレット」 というのはあったんっすが、違うし! 僕が遺憾の意なのは、青春なんかじゃなくて、夏だし!

 で、えーと、何だったっけ? …と、しばし悩んだ結果、あ、分かりました。 「雨のリグレット」 。 そうそう、これこれ! 「夏のクラクション」 と「雨のリグレット」 が、混ざってました。 で、何故、唐突にこの歌が出て来たのかというと、歌い出し。 凍える淋しさを、片手で支えて〜、電話のボックスで、くちびる噛んで〜る♪ そうそう。 この “電話のボックス” というのが、公衆電話なんっすよね。 乾いた交換の声が優しげに〜、「使われてません」 と告げれば、しのび雨〜♪ は? 謎フレーズっすよね。 交換って、何や? 股の間? それは股間(こかん)。 股間には睾丸があったりするんっすが、電話に睾丸は無いやろ? いや、誰も、 乾いた睾丸の声が優しげに〜♪ …とか、歌ってないし。 いずれにしろ、そこそこ昭和な世代の僕からしても、この歌詞にはちょっと違和感があるんっすが、電話交換 。 昔は、そういう係の人にお願いして、電話回線を繋いで貰っていたんっすよね。 が、流石に公衆電話は相手の電話番号をプッシュすれば、自動で繋がったような気がします。 一体、いつの時代の人間や、作詞:湯川れい子? ということで、( 前回 までの粗筋) 湯滝を見た。 湯ノ湖の水? 湯? …が滝として流れ落ち、水? 湯? …が川となって流れて、湯川れい子だった…と。 奥日光湯元温泉にある、湯ノ湖です。 湯ノ湖というから温泉が湧き出して暖かいのかと思ったら凍っていました。 湖底にお湯が湧き出していないのですか? もっともな疑問っすよね。 湯ノ湖というくらいだから、超巨大な天然の露天風呂みたいなのを期待しちゃいますよね。 が、(前略) 湯ノ平湿原に近い湖北部には、湖底から直接温泉が湧出している地点もありますがその湧出量は僅かで、湖全体を温めるほどではありません。 湯ノ湖に流入する川の名は「湯川」、唯一の流出口である「湯滝」から流れ出て、戦場ヶ原を通り中禅寺湖に流入する川の名も「湯川」です。全部 「湯」 の字がついてはいますが、温泉成分を含んでいるとはいえお湯が流れているわけではありません。 何や、この全力回答…。 たかが Yahoo!知恵袋で、ここまでマジにならなくても…。 湯ノ湖は寒さの厳しい高所にある上、平たい皿に水を張ったような浅い湖です。豊富な湧水や温かい温泉水の流入など水温を多少押し上げる要素はあるのですが、このような地理的条件のため厳冬期は全面結氷してしまうこともあります。 で、質問者。 ありがとうございました。よくわかりました。浅いから凍らないのですね。 わかってねえし!!!!!

 で、公衆電話。 10円玉を投入すると、料金分だけ電話で通話が出来るシステムになっておりました。 市内通話なら3分10円だったので、普通の要件であれば10円で十分なんっすが、いや、あんた、3分10円って言ったやん。 10円で十分、話せないやん。 いや、10円で十分(じゅっぷん)じゃなくて、10円で十分(じゅうぶん)。 イラン人には日本語、難しかったっすか? で、市内通話なら十分なんっすが、長距離電話となると、10円など、ほんの10数秒で終わってしまったり。 あらかじめ10円玉を大量に用意しておいて、「ピー」という、料金切れ10秒前? …みたいな警告音が受話器から聞こえる度に、ジャラジャラと10円玉を投入しながら話をしたものでありますが、不便じゃん! そのうち、100円玉が使える公衆電話が登場したんっすが、小銭を気にせずに、ゆっくりと電話で話したい。 そんなニーズに応える形で登場したのが、テレホンカード 。  実用性もさることながら、様々なデザインのものがあったので、コレクションの対象となったり、限定品にはプレミアが付いたり。 『塩サバ通信』 の 「長野オリンピック・グッズ☆ぷれぜんと♪」 でも、スノーレッツのテレカは根強い人気がありました。 惜しげも無く、読者…を騙った、どこの馬の骨とも分からぬ輩にばら撒いてしまったんっすが、今、手元にあったら、どれくらいの値段が付いていたことか。 惜しいことをしてしまいましたが、Yahoo!オークション 。 あ、1000円っすか。 じゃ、そんなに惜しくもねーな…と。

 で、プレミアの付かない、つまらない柄のものは、使い切ったらゴミとして、そのまま電話ボックスに放置したりしたんっすが、それをイラン人が拾い集めて、また使用出来るように何らかの小細工を施した上で、売り捌いて、小銭を稼いでいやがったんっすよね。 ま、使うほうも、正規の値段よりお安く手に入るので、ウィン = ウィンの関係だったりしたんっすが、 誰もが持ってたテレホンカード、あそこにあった公衆電話 。 今は誰も買わないでしょうな。 「テレホンカード、10枚、1000えん!」 「いらん!」「 ・・・・・ 。 」 イラン人も大変っすなぁ…。 で、今回、いらんことをしてくれたのはイラン人ではなく、多分、日本人だと思うんっすが、その話はおいおい書くとして。 2泊3日の鬼怒川温泉・日光の旅も、最終日っす。 2日目の夜は日光湯元温泉に泊まって、3日目は山から下りて、日光東照宮の界隈を観光。 「西参道入口」 というところでバスを降りて、適当に歩いていったら、 日光山輪王寺 というのがあったので、とりあえずそこを覗いてみることにしました。


< 日光山輪王寺と日光東照宮 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 まずは 三仏堂東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された、全国でも数少ない天台密教形式のお堂です。 天台密教なんっすな。 馬鹿、言っ天台密教〜♪ 「3年目の浮気」 ヒロシ&キーボーの黒沢博さん死去。 そんな訃報に接し、ヒロシ(敬称略)に哀悼の意を込めて。 現在の建物は、正保2(1645)年、徳川三代将軍 「家光」 公によって建て替えられました。(中略) 三仏堂の内陣には、日光三所権現本地仏 (千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音) という三体の大仏さま(高さ7.5メートル) と、東照三所権現本地仏 (薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来) という掛仏の、2組の三尊仏がご本尊さまとしてお祀りされています。 内部は撮影禁止なので、日光三所権現本地仏のほうは ここ 参照。 大仏さま(高さ7.5メートル) なので、かなり大きな仏っす。 台座含めて2.30メートルしかない 鎌ヶ谷大仏 の3.26倍くらい、立派っす。 えーと、 こっち も参照。 このメインの宝は日光三所権現本地仏(にっこうさんしょごんげんほんじぶつ)。 名前が長くて漢字ばっかりなので、はじめて聞く人は「?」となるかもしれません。 そうそう。 名前が長くて漢字ばっかりなので、「?」って、なっちゃいますよね。 で、これ、Wikipedia によると、これらの仏像は国内有数の大きさだが、制作時期等の来歴が不明のため文化財には指定されておらず、今後の調査が望まれる…んだそうで。 確かに何かちょっと綺麗過ぎて、金ピカで、パチモンっぽく見えてしまうんっすが、煤か? 坊主共が煤なんか払っちゃったから、威厳がなくなっちゃったのか? いらんことをしてくれたなぁ…と。 イラン人か? こいつら、日本人の皮を被ったイラン人なのか? いや、普通に袈裟を被った日本人だと思うんっすが、いや、袈裟は被るのもではないっすか。 僧侶が着用する肩ぐらいまでの長さの帽子のような物について、名称と役割が知りたい 。 頭に被っているのは、普通に 「帽子」 って言うんっすな。 帽子(ぼうし)じゃなくて、帽子(まうす)と読むみたいなんっすけど。 キラキラネームの 「金星(まあず)」 みたいな。 いずれにしろ、いらんことをするのはイラン人であるという決めつけは、よくないっす。( ←戒め)

 で、千手観音。 おお! めっちゃ厨二心を擽られる仏像っすよね。 が、ここの千手観音は、中央の合掌している手が仏様ご自身の手であり、背中に40本の手があります。一つの手で25の願いを叶え40×25で時間と空間を超えて1000の願いを叶えます…というタイプ。 お誕生日ケーキのローソク方式かぁ…。 本当に手が千本ある千手観音 を見習え! そう、言いたくなっちゃいますが、ま、これはこれでちょっと、キモいっすな。 で、馬頭観音。 馬みたいな顔、してんじゃねぇよ! そう、罵倒したくなる観音、ナンバーワンっすよね。 「いや、馬みたいな顔…じゃなくて、馬みたいな頭…ですけど?」 そう、軽くいなされて、うう…。( ← 敗北) で、後、秘仏 「五大明王」 初開帳 なんてのもやってましたぜ。 どんな立派な秘仏なのかと思ったら、え? 何これ? ちっちゃ! 真っ青なのも何だかちょっと有り難みが無くて、金正男(きん・まさお)も、真っ青。 あまりにもショボくて、恥ずかしくて、今まで人前に出せなかった結果、「秘仏」なんじゃね? そんな気がしないでもなくて、とまあそんなこんなで、三仏堂は、おしまい。 外に出て、裏に回ったら (写真・上から2枚目) のようなものが聳え立っていて、これは何かちょっと、いいな♪ …っと。

 で、その先を歩いていったら、東照宮 がありました。 五重塔なんかもありました。 お寺の建造物で五重塔と言えば、超メインイベントなんっすが、ここではオマケ扱い。 へぇ〜、五重塔もあるんや…と。 日光東照宮 五重塔の秘密 。 あ、ここ、1日目に泊まった宿じゃん。 結構なお値段がするだけあって、とっても結構な旅館だったんっすが、ま、詳しくはそのうち、 しかるべきコーナー で取り上げるとして。 で、あの五重塔。 そんな秘密が隠されていたんっすな。 日光東照宮へのお出かけの際は是非、じっくりのご覧くださいませ。 また新たな発見があるかもしれません。 そうとも知らず、へぇ〜、五重塔もあるんや…と、パシャっと1枚写真を撮っただけで、ほぼ素通りしてしまったんっすが、で、次。 「三神庫」 とか、超有名な 「見ざる、言わざる、聞かざる」 とか。 この “三猿” に関しては、めっちゃ嫌な思い出があります。 あれは小学校6年生の頃でしたか。 何かの授業で、このサルの話になったんっすよね。 ナカヒロというおばさん先生曰く、「 “見ざる、言わざる、聞かざる” と言いますが、今の世の中、それではいけません。 例えば、給食のパンの食べ残しをいっぱい机の引き出しに隠している人がいたら、それをじっくりと見て、ああ、嫌だなぁ。自分はああいうふうにはなりたくないなぁ。 そういうふうに考えるのが大切です!」 その、給食のパンの食べ残しをいっぱい机の引き出しに隠している人って、ワイやがな! さすがに名指しにはされなかったんっすが、大変深く、傷付きました。 そこはアレやろ。 「先生! 給食のパンの食べ残しをいっぱい机の引き出しに隠している男子がいます!」 とチクった女子がいたとしても、「まあまあ。」 その場では軽くいなして、 “聞かざる” やろ? で、みんなの前では “言わざる” やろ? ま、チクった女子も女子なんっすが、たとえ、給食のパンの食べ残しがいっぱい机の引き出しに隠されているのを目撃したとしても、見て見ないフリをして、 “見ざる” やろ! で、何より、 “チクらず” やろ!! このサルを見て、子供の頃の嫌な思い出が蘇ってしまいましたが、で、このサル、「見ざる、言わざる、聞かざる」 だけが有名になっちゃっているんっすが、実は全部で8つのシーンが描かれているんっすよね。 中でも僕がいちばん好きなのが、

< 日光東照宮 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 (写真・いちばん上) の 「ゲロ猿」 。 あ、でも何か、違うぅぅぅ!! 少し前にもリンクを貼ったかと思いますが、中学校の修学旅行の思い出を書いた これ 。 画像が粗すぎて、分かりにくいかも知れませんが、昔の介抱猿は、ちゃんと心配そうな顔をしていたし、バックレ猿は、ちゃんと 「うわー・・・」 という顔をしていた気がするんっすよね。 が、何や、この「介抱猿」と、「バックレ猿」 改め 「逃げ猿」 は。 同じ顔やんけ!! 画像が鮮明になったというのもあるんっすが、もっと根本的な問題があるような? んーと、 これ 。 やっぱ、 “修復” で顔が変わってるじゃん! 「介抱猿」と「逃げ猿」 については触れられておりませんが、絶対にこっちの顔も変わっちゃってますよね。 いらんことをしてくれた…。 そう、言わざるを得ません。 返せ! あの頃の俺たちの “猿” を返せ! ついでに北方領土も返せ! ネット上で「表情が違う」という意見も上がっていることを伝えると「ゼロから描き直す以上、先の太さ、筆のタッチなどが最終的に個人の力量や個性になるのは事実。違和感を感じる方もいて当然だと思う」という答えが返ってきた。 開き直る、その態度が気に入らないのよ! 終わった…。 あの頃の俺たちの “猿” はもう、死んでしまった…。

 ま、いつまでもグチグチ、文句を言っていても始まらないので、次。 「陽明門」 とか。 はえ〜。 趣味がいいか、悪いかは置いといて、とりあえず、はえ〜。 で、続いては 「眠り猫」 。 札幌の時計台、土佐の高知の「はりまや橋」 と並ぶ、 “日本3大・がっかりスポット” に認定してもいいと個人的には思っているんっすが、地味っす。「(頭上)↑ 眠り猫」 という案内が出ていないと、間違いなく見落としちゃうレベル。 「え?どれ?」 「え? あれ?」 観光客も戸惑いを隠せません。 で、このショボい猫、実はとんでもないトラップが隠されております。 「眠り猫 → 」 という案内が出ているので、ま、せっかくだから覗いてみるかぁ。 そんな軽い気持ちで覗きにいくと、とんでもない目に遭います。 何か、門みたいなところに鎮座しているんっすが、それを潜った先が200段くらいの階段になっていて、それを昇り切って上のほうまで行かないと、折り返して帰ってこれないシステムになってます。 マジかよ…。 で、その昇り切った先には 「奥宮」 というのがあって、「宝塔」 なんかが鎮座しています。 うぉぉぉぉぉ! 凄ぇぇぇぇぇぇぇ! ここまで苦労して、頑張って階段を昇ってきた甲斐があったぁぁぁぁ! そう、無理矢理にでも自分に言い聞かせないと、やりきれないくらいの必見ポイントなので、みんな、見忘れないように! 中学校の修学旅行で、そんなに苦労した記憶はなかったんっすが、当時はまだ 「眠り猫トラップ」が無かったのか、若しくは、若かったので階段も苦にならなかったのか。 若(も)しくはと、若(わかい)いって、同じ漢字だし、若いという字は苦しい字に似てるし、痔は苦しいし、とまあそんなこんなで、この続きはまた、次回☆

 …と、その前に後半を片付けなければなりませんが、今日の僕は時間がありません。 ヤル気もありません。 ま、それは今日に限った話ではないんっすが、今までずーっと先延ばしにしてきた工事の書類がぁぁぁぁ。 ああぁぁぁぁ…。 今度の木曜日が完成検査の下検査なんっすよね。ま、下検査なので、まだ出来てません…。 完成検査までには、なんとか…。 それで先延ばしすることが可能かと思われるんっすが、とりあえず昨日(土曜日)は現場事務所に行って、それなりに18時くらいまでは適当に。 で、家に帰って、飯を食って、この原稿の前半を書き始め、今日も朝6時過ぎくらいから続きを書いたんっすが、もう余力はありません。 とまあそんなことで、チャーリー・クリスチャン。 前回、取り上げた これ 。 4位がチャーリー・クリスチャンというのが意外だったんっすが、ぶっちゃけ、まったく眼中にありませんでした。 もう、過去の人過ぎて。 が、ネタとしてはアリかな? そんな気がしたので、取り上げてみることにしました。 『アフター・アワーズ』 というのがアルバム名なんっすかね? よく分からないんっすが、日本ではもっぱら、 『ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン』 という名前で呼ばれているようっす。 ディジー・ガレスピーの名前も書かれているんっすが、両者が共演しているワケではなく、前半の6曲がクリスチャン、残りの3曲がガレスピーのセッションみたいっす。 とりあえずパーソネル等のデーターは ここ に準拠させて頂きました。 これ も参考にしたり。 ベスト10の人は、Jazz Immortal 1947 / Charlie Christian (Esoteric) と書いているんっすが、 1941年録音というのが正しいのではなかろうかと。 古っ! 2024年現在で、83年くらい前。 昭和16年っすぜ? 太平洋戦争が勃発した年っすぜ? 僕の認識ではビ・バップの誕生は1953年くらい? …というイメージなんっすが、その10年以上も前っすぜ? 1951年録音の間違いじゃねーの? そんなふうに思ったりもしたんっすが、チャーリー・クリスチャン(Charlie Christian、1916年7月29日 - 1942年3月2日)は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト。 ジャズ・ギターの開祖とされる人物。ベニー・グッドマン楽団での活動が有名。 あ、1941年じゃないと無理っすな。 で、25歳という若さでお亡くなりになったんっすな。 まさに伝説。 録音状態は最悪? ま、それは当然、覚悟しなければならないんっすが、恐らく私家録音だろうし。 でもまあ、歯科や鹿が録音しているよりはマシだと思うし、で、鹿と言えば 『しかのこのこのここしたんたん』 。 これ、ぜんぜん覚えられなかったんっすが、しかのこ・のこのこ・こしたんたん。 こう区切ればよかったんっすな。 4・4・5のリズム。 「生麦・生米・生卵」とか、「逃げるは恥だが役に立つ」と同じ。 「こしたんたん」は “6” じゃん。 そう、思われるかも知れませんが、うるせぇ! 「こ・し・た・んた・ん」で区切れば “5” なんじゃぁぁぁ! え? 区切るの、そこ? …というのはさておいて、とりあえず演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、 「スイング・トゥ・バップ」 。 もう、このタイトルそのものが、このセッションを象徴しております。 オープニング・ナンバー「スイング・トゥ〜」では、録音の関係からか曲の途中からレコーディングされているが、「クリスチャン」が、縦横無尽に行け行けでアドリブを弾き捲る。 今となっては超絶技巧では無いのだが、この時代にエレキ・ギターをぶいぶい言わせた事が、ジャズの歴史そのもので有り、「クリスチャン」のすごい所です。(中略) その後の中間部でトランッペットのソロをかますのは「ガレスピー」?であろうか。 いや、ガレスピーではないんじゃなかろうかと。 「ガレスピー」? …と、疑問符を付けておけば、間違ったことを書いても許されると思うな! 甘えるな! 他人様のブログを無断で勝手に引用しておいて、何様? …という気がしないでもないんっすが、いきなり始まるクリスチャンのソロは、まさにビ・バップ。 ベースとタイコを従えて、見事に “モダン” なジャズをカマしてくれてます。 1941年でこのプレイは、凄ぇぇぇぇ! 録音状況も懸念したよりはぜんぜんマシで、この私家、やるな! …と。 その後、謎のトランペッターが登場するんっすが、これがガレスピー? …かと言われると、そうかも知れん。 …と、納得しちゃいそう。 ジョー・ガイという人らしいんっすが、そんな場外で乱闘しそうな人、知らんし! で、その後、ピアノのソロも登場します。 これ、セロニアス・モンクらしいっすぜ。 この頃は「モンク」節ばりばりでは無く、結構まとも?に弾いてますよ。 確かにあまりモンクっぽくなくて、これ、モンク? …じゃ無いんじゃね? …と言われると、じゃ無いかも知れない。 そう、自信喪失しちゃう感じ。 とまあそんなこんなで、最初は聞けなかったテーマに戻って、フェードアウトして、おしまい。 何とも “不完全” なんっすが、決して “未完成” ではなく、スイングからバップへ。 その歴史的な瞬間を目の当たりにして、うぉぉぉぉぉぉぉ!

 で、次。 「ストンピン・アット・ザ・サヴォイ」 。 日本ではもっぱら 「サヴォイでストンプ」 という邦題で知られる代表的なスイング・ナンバーなんっすが、ベニー・グッドマン、日本名・紅好男子はクリスチャンの親分なので、ま、こういう選曲になったのではなかろうかと。 2曲目「ストンピン〜」…序盤では、ブリリアントな「ガレスピー」の絶好調ソロから始まり、「クリスチャン」は伴奏に専念している。 いや、だから多分、ガレスピーではないのではないかと。 思い込んじゃうと、そんなふうに聞こえちゃうんっすよね。 ま、それは分からんでもないんっすが、甘えるな! しっかりしろ! で、演奏のほうはアレっす。 トランペットに軽くギターが絡む形でテーマが演奏されて、で、えーと、Unknown Artist としか書かれていない謎キャラのトランペット・ソロがあって、で、続いてピアノのソロが登場。 これは、おお! 十分にモンクっぽいっすな。 十分(じゅっぷん)に…じゃなくて、十分(じゅうぶん)に。 イラン人、日本語、分かりますか? で、続いてクリスチャンのソロが登場。 それから、やっとイマジネーション豊かな、素晴らしいソロ演奏に入ります。 とにかく迫力満点の分厚いトーンのギター音量(演奏)で、聴いている者のハートを熱くさせる。 演奏は、もう一回熟考された「ガレスピー」のソロに戻り、「クリスチャン」も応戦して終わります。 ガレスピーかどうかはともかく、言ってることは概ね、合ってると思います。 あ、でも、Unknown なだけで、もしかしたらガレスピーで合ってるかも知れないし! いずれにしろ、レコードはSP盤しかなかったと思われる1941年の時点で、8分13秒にも及ぶ充実した演奏を聞くことが出来るのは、まさに奇跡と言っていいのではなかろうかと。

 で、次。 「アップ・オン・テディズ・ヒル」 。 ここからテナーのドン・バイアスが加わります。 いいっすよね、 ドン・バイアス。 何かちょっと、正常性バイアスっぽくて。 テーマがあってないような “ジャム・セッション” なんっすが、クリスチャンのギター、超イカすっす。 この硬派の「クリスチャン」の演奏に興奮したのか?聴衆?或いはメンバーの気分がハイになって、全員ノリノリ状態になります。 いいっすよね。 これぞライブの醍醐味。 いいっすよね、DAIGO (1978 - ) 東京都出身のミュージシャン、俳優のほう。 育ちの良さと、性格の良さが滲み出てます。 DaiGo (1986 - ) 静岡県出身のパフォーマー、メンタリストのほうは微妙なんっすが、で、途中からテナーとラッパが入って来て、参加者各位が入り乱れて、おらが村は大賑わい状態。 いや、いいっすな。 で、次。 「ダウン・オン・テディズ・ヒル」 。 先ほどと対になるナンバーかと。 遂に曲名を考えるのが面倒になった模様なんっすが、4曲目 「ダウン・オン〜」…序奏から「クリスチャン」がグングンとアドリブを決めて、廻りは興奮の坩堝と化している。 「クリスチャン」のカリスマ性、演奏オーラの強烈さは半端じゃないね。 「ガレスピー」は、おどけや遊びが出せない程、偉大なギタリストのソロを受けて一所懸命に吹いてくれます。 いや、だからガレスピーか、どうかは…。 この曲にはドン・バイアス以外にもう1人、カーミット・スコットというテナー吹きが、続く 「ガイズ・ゴット・トゥ・ゴー」 には更にルディ・ウィリアムスというアルト吹きが加わっているっぽいんっすが、「クリスチャン」は、ここでシングルを活かして、ブルージーな感覚で弾いてくれます。 サイド・メンバーは皆、伴奏的な演奏で盛り上げてくれます…ぞっと。

 で、次。 「リップス・フリップス」 「バイアス」がノッケから飛ばして好フレーズを連発してアドバンテージを取ります。 それを受けて「ガレスピー」?いや「ジョー・ガイ」かな?も思い切りの良いフレーズを吹きます。 お! 遂に、ガレスピーの疑問符が復活! で、遂にジョー・ガイの名前が! ガイは名前からしてナイスガイに違いないので、ようやくスポットが当たって何よりなんっすが、いや、ただ単にガイというだけで、どこにもナイスとは書かれてないんっすけど。 ベニー・グッドマンも名前は好男子なのに、性格は悪かったらしいし。 いずれにしろ、ジャム・セッションの醍醐味を満喫出来るナンバーだったりして、で、次。 ここから先はガレスピーのセッションっぽいっす。 クリスチャンは出て来ないっぽいので、「ギター編」 としては、無視してもいいかと。 ま、一応、簡単には触れておきますが、まずはスタンダード・ナンバーの 「スターダスト」 。 ムーディな仕上がりっす。 酒場ではこういう、女を口説くタイムの演奏も必須かと。 ドン・バイアスの魅惑のムードテナーっぽい吹きっぷりが、素敵♪ で、続くガレスピーも、今度こそ間違いなくガレスピーだよな? …と。 で、次。 「ケルアック」 。 蹴らない、蹴ります、蹴るとき、蹴れば、蹴るあっく。 五段活用っすな。 五段であると同時に、モダンっす。 いや、蹴ればの次、蹴るに戻っているので、四段しか活用してないじゃん。 書いてから気付いたんっすが、どうでもいいじゃん! で、演奏のほうはラグタイム風のピアノが楽しいな♪ …っと。 「モンク」が乗りの良いブロック・コードをメインにスタートさせると、「ガレスピー」もすぐさま、この曲に乗って来て、好フレーズで巻き返します。 そんなふうに書かれておりますが、多分、3曲目以降はモンクではなく、謎、あるいはアル・ティニー、もしくはケニー・カーシーという人なのではなかろうかと…。 で、最後にもう一度、 「スターダスト」 を演奏して、今日のところは以上っす。

【総合評価】 1941年、太平洋戦争勃発。 こんなイカして、イカれた奴らに、日本人は絶対に勝てない。 そう、思い知らされた1枚でありました。 チャリ・クリ、凄ぇぇぇぇぇ!


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