君は、間下このみ と お好み焼き なら、どっちが好みかな? 僕はですね、うーん…。 ジャンルが違いすぎて、比べようがない。 …というのが率直な感想なんっすが、君は、間下このみ と 木の実ナナ なら、どっちが好みかな? それならまだ分かるんっすけど。 「このみ」と「木の実(きのみ)」 では、ジャンルが違うじゃん。 木の実ナナと比較するなら、「着の身着のまま」 とかじゃね? そういう意見もあろうかと思うんっすが、僕は今までずっと、木の実ナナを 「このみなな」 だと思っていたので、ぜんぜん問題ありません。 「このみなな」 で変換しようと思ったら、「好み七」としか出てこなくて、え? もしかして、「きのみなな」 だったりするとか? で、試してみたら、木の実ナナ。 おお! マジか!? で、個人的に、間下このみ と 木の実ナナ では、どっちが好みかと言うと、これはもう断然、木の実ナナのほうが、口がデカいな…と。 が、これはアレっすよね。 間下このみには、ガンバレ玄さん の可愛いイメージがあるし、木の実ナナには、口のデカいオバサンという、拭い難いイメージがあって、その印象に引っ張られている嫌いが多分にありますよね。 じゃ、こうしますか。 2024年10月05日現在、46歳になってしまった間下このみと、え? まだ46歳なん? 僕が中三だか、高一だったかの頃に、幼女だったと記憶しているんっすが、僕よりも随分と若いんっすな。 で、46歳になってしまった間下このみと、幼女だった頃の木の実ナナなら、どっちが好みかな? そういう話になれば、これはもう断然、木の実ナナのほうが、口がデカいな…と。 子供の頃でも、大人になっても、そうそう大きくは変わらないっすからね、口の大きさ。 2歳の時の木の実さん 。 いや、口、ちっさ!
ちなみにソースは こちら 。 芸名の由来は、(前略)「歌だけでなく、踊りも芝居もできる人になってほしい」との思いを込め、漢字、ひらがな、カタカナの3つがそろった「木の実ナナ」と名付けられたそうです。 ほぉ。 言われてみれば確かに、漢字、ひらがな、カタカナの3つが揃ってますな。 ビスカス高林とか、カタカナ+漢字は珍しくないんっすが、漢字+ひらがな+カタカナというのは、玲愛なケースかも? 漢字+ひらがな+カタカナにする為に、わざわざ「レア」を漢字にしてみたんっすが、音訳じゃなくて、「生焼け(レア)」みたいな意訳も可? いや、レアは、生焼けじゃねーし。 そういう意見もあろうかと思いますが、とりあえず無視して。 で、とはいえ、木の実さんは、当初、この、どこまでが名字でどこから名前か分からない芸名を、「変な名前だなあ」と気に入らなかったそうです。 え? 普通に、木の実(名字)+ナナ(名前)じゃん。 木・の実ナナ、木の・実ナナ、木の実ナ・ナ。 どれも、ありえないじゃん。 ま、変な名前なのは確かなんっすが、で、(前略) 当時、「木の実」を「このみ」と呼ばれることがよくあったため、木の実さんが、「着の身着のままの “き” です」 と言っていたところ、これが芸名の由来だと勘違いされて広まったと、うんぬん。 そう! やっぱ、誰でも 「このみ」 って読んじゃうじゃん! 僕が特段、アホなワケではなかったことが判明して、何よりなんっすが、で、木の実ナナと言えばアレっすよね。 口がデカいっす。 大きな口の〜、木の実ナナ〜♪ そう、嘉門達夫にも歌われちゃうくらい。 替え唄メドレー 。 「大きな栗の木の下で」の替え歌の歌詞に木の実ナナが登場したときに木の実に許可を得たところ、快諾した上に「嘉門が私の事を歌ってくれる」と大喜びで知人に宣伝までしてくれたという。 おお、さすが木の実ナナ。 口が大きい。 いや、器が大きい。 「器」という漢字には「口」が4つもあるので、当然と言えば当然なんっすが、こういうエピソードを見ると、個人的には間下このみよりも、木の実ナナのほうが、口がデカいな…と。
で、次。 君は、お好み焼き と ブルボン・味ごのみ なら、どっちが好みかな? この質問もアリっすよね。 で、この件に関しては、既に結果も出ております。 ブルボン・味ごのみ の惜敗。 いやあ、惜しかったっすけどね。 豆がおいしい!! この時点では、まだ勝機があったんっすよね。 えびせん、揚げあられ、黒大豆あられ、ピーナッツあられ、海苔醤油豆、汐いか豆。 ここまでは順調だったんっすが、ごまいりこ。 うわぁぁぁぁぁ。 コイツのせいで、まさかの大失速。 小魚とか、小賢しいものを入れるなぁぁぁぁぁぁぁ!! あ、「小賢しい」 は、「こざかしい」と読んで下さいね。 「こ…、かしこしい?」とか読まれちゃうと、せっかく韻を踏んだ僕の努力が無に帰してしまうんっすが、それにしても、余計な小魚を入れてくれましたなぁ…。 ライバルである亀田の 「つまみ種」 にも、昔は小魚が入っていたような気がするんっすが、最近、消えましたよね? さすが、分かってるな! …と。 えーと、ボールペン返して(敬称略)の 投稿 。 亀田製菓のつまみ種を久しぶりに食べたら、小魚がチーズインスナックに変わってたことに驚いてネットで検索したら、「つまみ種 改悪」とサジェストされて自己承認感が高まった。 は? コイツとは一緒に、いい小魚を食えねぇな…と。 いや、食いたくはないんっすが、敬称を付けるに値しないな…と。 で、小魚カムバック希望 。 コイツとも、いい小魚を食えない気がするんっすが、世の中、カスばっかりや!
で、対決シリーズ・第3弾。 君は、関西風・お好み焼き と 広島風・お好み焼き なら、どっちが好みかな? わ…、また揉めそうなネタを。 君は、お好み焼き と 広島焼き なら、どっちが好みかな? …としなかっただけ、まだマイルドなんっすが、広島人に 「広島焼き」 と言うとブチ切れる。 そういう話は、よく耳にしますよね。 京都人に 「大文字焼き」 と言うと、「“大文字焼き” って、美味しそうなお菓子どすなぁ。」 と、嫌味を言われるそうなんっすが、ブチ切れられるのと、嫌味を言われるのと、どっちが嫌かというと、どっちも嫌。 で、広島焼き…じゃなくて、広島風・お好み焼き( ← ギリ、許されるらしい)。 10月の下旬、広島のほうに遊びに行こうと思っているんっすが、広島といえば、お好み焼きっすよね。 広島といえば、牡蠣も有名なんっすが、個人的に牡蠣はあまり好きではないので、火気(牡蠣)厳禁で。 え? じゃ、生牡蠣、いっちゃう? いや、お断りします。 牡蠣フライは普通に美味しいと思うんっすけどね。 で、広島といえば、お好み焼きなんっすが、ぶっちゃけ、(広島風の)お好み焼きって、そんなに美味いか? …と。 あ、10月の下旬、広島のほうに遊びに行く予定なのに、喧嘩を売ってしまったぁ…。 広島、来んな! …とか言われちゃいそうなんっすが、いや、行きます。 何をしにいくのかというと、これ を見に。 『たまゆら』 で知って以来、一度、見たいと思っていたんっすよね。 毎年11月下旬に町並み保存地区で開催する「町並み竹灯り〜たけはら憧憬の路」での竹アート。 いや、10月下旬っしょ? 市役所なのに、間違えてエエんか? …と、「かぐやパンダ」 に質問したくなっちゃいますが、ま、喧嘩を売るのも大人げないので、マイルドな質問にしておきましょうか。 竹原でお薦めの広島焼きのお店は? ごめんなさい、わかりませんでした。他のキーワードを入力してみてね。 使えねぇぇぇ!
ま、わざわざ糞パンダに聞くまでもないんっすが、 ほり川 。 ここで決まりでしょう。 竹原には 「憧憬の路」 じゃない時に、行ったことがあるんっすよね。 で、ここでお好み焼きを食べました。 美味ぇ! めっちゃ、美味ぇ! さすが、本場の 「広島焼き」 や!! いたく感動したんっすが、で、その後、宮島と広島駅前で2度ほど 「広島焼き」 を食べたんっすが、んー、どちらも微妙…。 その結果、(広島風の)お好み焼きって、そんなに美味いか? そんな感想を持つに至った次第でありますが、2回目以降は、最初ほどの感動がないという事なのか、あるいは、店によるのか。 で、今回、どうしようか? …と。 広島に行って 「広島焼き」 を食わないと、後悔しちゃいそうな気もするし、食った結果、やっぱ、微妙だった。 そうなるような気もするし。 「ほり川」 に行ってみたいような気はするんっすが、 「憧憬の路」 の日は激混みするだろうし。 んーと、 憧憬の路にたまゆらを探しに行きました 。 「ほり川」 さんも今日はほんとうに 「ほぼろ」 さんになってます。朝10時の時点で既に長蛇の列。みんなお昼までに食べられたのかなあ。 ま、そうっすよね。 ちなみに 「ほぼろ」 というのは、『たまゆら』 に出てくるお好み焼き屋の名前。 「ほり川」 がモデルになっているんっすが、また余計なことを…。 クソ恥ずかしくて、入りにくいやんけ! で、「竹の茶屋いっぷく」 の名物、 “鬼瓦そば” なんてのが。 山口名物の “瓦そば” が、何でこんなところに? 去年、下関で食べたんっすが、ぶっちゃけ、微妙な食い物だったんっすよね。 こんなものより、屋台でいられているっぽい “ドイツソーセージ・カリーヴルスト” のほうが、よっぽどソソられるんっすが、カリーヴルストだけに、カレー味なんっすかね? なワケ、ないっすよね。 いつだったか、横濱の赤レンガ倉庫のオクトーバーフェストで売られていた “アイスバイン” という食い物、パイナップルを冷凍したものなのかと思ったら、ぜんぜん違ったし! もう、ドイツ料理の名前には、欺されないし! …と思ったら、Wikipedia 。 焼いたソーセージの上にスパイシーなケチャップとカレー粉(あるいはカレーソースとカレー粉)をまぶしただけの単純な料理。 カレー味やんけ! で、美味そうやんけ! で、ずーっと下のところに、あ! 役立たずの 竹パンダ が! 役立たずの分際で、どの面下げて、ギャルと一緒に写真を撮られているんだか…。 しかも名前、違うし! “かぐやパンダ” だし! ま、それは本人…というか、本パンダではなく、「竹パンダだそうです」 と、あやふやな記憶で書いてしまった旅行記の筆者に文句を言うべきなんでしょうが、 かぐやパンダ 。 のほほんとしてんじゃねぇ! 本パンダにも、文句を言いたくなっちゃいますな。 で、この旅行記の筆者。 思いついたのが7月末で、イベント当日の宿が取れるはずもなく。 甘いっすな。 マックスコーヒーと同じくらい、クソ甘いっす。 僕は開催日時がまだ確定していない6月11日の時点で宿を押さえました。 ヲタの定番は ホテル大広苑 らしいんっすが、評判、悪っ! 古い施設で、あまりおすすめは出来ませんが、町並み保存地区に近いので、竹あかりのイベントの時は便利でしょう。 それしか取り柄がなさそう。 建物は古く、オーナーも地元の人からは好かれてないです。 そんな真偽不明の暴露まで…。
地雷っぽいので遠慮させて頂いて、で、僕が押さえたのは ここ 。 日曜日なんっすが、VMGプレミアという部屋。 縁側、庭園、茶室。日本家屋の美しさを残したラグジュアリーな特別室。フラットな設え、大きな窓が開放感があり、快適にお過ごしいただけます。渡り廊下の先にひっそりと佇む茶室がユニーク。 大人の遊び心をくすぐります。 縁側から日本庭園を望み、四季を感じながら歴史に思いを馳せるひとときはいかがでしょうか。 うぉぉぉぉぉ、凄ぇぇぇぇ! で、2食付き。 お食事は こんな感じ みたいっす。 復活した塩づくりによってつくられた塩、全国的にも有名な牡蠣をはじめとする海の幸、地元のブランド牛「峠下牛」など豊富な食材がそろう竹原。 うぉぉぉぉぉぉ、地元のブランド牛「峠下牛」っ! とうげしたうし? 読み方が難しくて、覚えにくいんっすが、困った時は 「闇の忍者タスケ」 を思い出して下さい。 師匠を倒したタスケ。 「たおしたぎゅう」 と読むみたいっす。 で、ここ、立地、部屋、料理。 すべてが完璧と言えそうなんっすが、唯一の弱点が。 こちら、お高いんでしょ? そう、お高いっんすよね。お高く止まってんじゃねーよ! そう、文句を言いたくなるくらい。 日曜日、お一人様、2食付きプランで64,545円。 高っ! が、 ヤフートラベル のポイント割引+セールか何かで、25,800円引きになってました。 差し引いて38,745円。 これなら手を出せる! しかも、【平日限定特集】オールインクルーシブプランをお得に満喫!フリードリンク&料理アップグレードっ! ディナーの魚料理に 「大崎上島産車海老のロースト」 を添えてアップグレード。 これは、ま、ぶっちゃけ、そんなに嬉しくはないんっすが、ディナー中はフリードリンク! ノンアルコールカクテルも充実。 お部屋でもドリンク飲み放題! これは嬉しいっすな。 僕は極めてアルコールに弱く、お酒は1杯飲めば、それで十分。 飲み放題でもぜんぜん元が取れなくて、無理して2杯飲んだりすると、気持ち悪くなって、後悔することになるんっすが、ここはノンアルコールカクテルが21種もあるみたいっすな。 エエやん♪ 朝食には峠下牛のしぐれ煮が出るみたいで、エエやん♪ 読み方、もう覚えましたよね。 そう、師匠を殺した 「ころしたぎゅう」 。 いや、違うし! いずれにしろ、日曜日とは言え、「憧憬の路」 の日に、この宿の、この部屋を、この値段で押さえられたのは奇跡としか思えなくて、超楽しみ〜♪ ひとつだけ、ささやかな我が儘を言わせて貰うと、「大崎上島産車海老のロースト」の変わりに、「お好み焼き」 にしていただけたらと。 宿の人、もしこれを読んでいたら、ヨロシク!
ということで、今日はタル・ファーロウっす。 樽春男、37歳、妻は無し。 そんな関サバ師匠作の俳句があったような? 「はるお」 の漢字は違ったかも知れないし、37歳ではなかったかも知れませんが、最初、「なら・はるお」と読んでしまって、ん?ん? あ、「たる・はるお」 = タル・ファーロウだったんっすな。 樽(たる)、楢(なら)。 楢(なら)という漢字は “寸足らず” なんっすな。 で、タルかぁ。 タルいなぁ。 …と、今日もヤル気の出ない後半でありますが、とりあえず 『ザ・リターン・オブ・タル・ファーロウ』 というアルバムを取り上げてみようかと。 えーと、Wikipedia 。 1954年に初リーダー作『タル・ファーロウ・カルテット』を発表。 (中略) 1958年には『ディス・イズ・タル・ファーロウ』を発表するも、この年に結婚を機に地元に戻り、演奏活動からは退いてしまう。 それから10年後の1968年のニューポート・ジャズ・フェスティバルで復帰。翌年に『ザ・リターン・オブ・タル・ファーロウ』を発表し、その後も地道に活動を続ける。 その、復帰作でありますな。 その後は地道な活動に終始したみたいなので、最後の花道と言っていいかも知れませんが、ジョン・スクリー? …とかいう、謎のピアノを従えたカルテット編成。 ベースはジャック・シックスという謎キャラで、ドラムスはアラン・ドーソン。 僕でも名前を知ってる率50%の地味な面子なんっすが、演目は誰でも知ってる歌物スタンダード中心で、その点では、ま、安心かと。 んなことで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。
まずは1曲目、 「ストレート・ノー・チェイサー」 。 モンクの曲っすな。 ウイスキーとかをストレートで頼んだ時に、一緒に出てくる “水” のことを「チェイサー」という。 そんな豆知識をこの曲で知ったんっすが、チェイサー=水ではない? (前略)たとえば先述のメキシコではテキーラのチェイサーとしてビールが飲まれることがあります。 うわ…。 ゲロ酔っ払いそう…。 大正漢方胃腸薬のほうがいいんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、いや、あれは 「食べる前に、のむ」 ものだし! で、モンクにしてはストレートなこの曲を、タルくんはかなり速いテンポで料理しております。 テーマ部はギターとピアノのユニゾン。 で、その後、タルくんのソロが登場。 シングル・トーンでシンプルにスイングしております。 いいと思います。 で、続いてピアノのソロが登場。 前述の通り、ジョン・スクリー? …とかいう謎キャラなんっすが、んーと、 Wikipedia 。 あ、ジョン・スカリーと読むんっすな。 ジョン・スカリー(John Sculley 、1939年4月6日 - )はアメリカ合衆国の実業家。ペプシコ社長と Apple Computer の社長、CEO、会長を歴任した。PDAという造語もつくった。 めっちゃ偉い人やん! けど、人違いやん! ま、ペプシコ社長と Apple Computer の社長が、趣味でピアノを弾いている可能性もゼロではないんっすが、あ、でも、ペプシコ社長と Apple Computer の社長は JOHN SCULLEY、ここでピアノを引いているのは JOHN SCULLY。 “E” がないので、ペプシコ社長と Apple Computer の社長が、趣味でピアノを弾いている可能性はゼロであると言っていいかと。 となると、こっち ? (American football) と書いてあるのがちょっと気になるんっすが、英語だし、よく分からないし、もう、この人でいいじゃん! で、ピアノのスタイルとしては、ちょっと独特な感じ。 徹底したシングル・トーンで、クールに弾きこなしている感じで、黒っぽさは皆無。 無機質といってもいいし、「むきぃ!」 とか、あまり言わなさそう。 個人的には、背後で聞かれるアラン・ドーソンのタイコが、さすが! …という気がするんっすが、何と言うか、「あらん、どうぞーん。」 と、気安く譲ってくれそう。 で、続いてジャック・シックスとかいう人の地味で小難しいベース・ソロが出て来て、最後はギターとドラムスの4バースで小粋に盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 何と言うか、玄人にはウケそうやな…と。
で、次。 「ダーン・ザット・ドリーム」 。 素人にも優しい、分かりやすいバラードに仕上がっております。 が、タルくんのソロは何気に超絶技巧。 基本、シングル・トーンで、あまり難しいことはやってないっぽいんっすが、フレージングが半端ない…ような気がしないでもありません。 さすが、プロやな! …と。 で、次。 「サマータイム」 。 何ともベタな選曲なんっすが、タルくんはミディアム・ファストでスインギーに料理しております。 いいっすよね、スインギー。 少なくとも、コスイギン よりは、ノリがいいな…と。 こっすい + 水銀で毒殺とかしてそう。 そんなイメージがあったりしますからね、コスイギン。 あ、「こっすい」 というのは方言っすかね? この動画 の 1分20秒あたりに登場します。 「こっすい」=「ずるい」と言われると、ま、確かにそうなんでしょうが、微妙に違うような? 「こっすい」 としか、言いようがないんっすよね。 いずれにしろ、コスイギンさんサイドからすると、名前だけのイメージで、ずるい毒殺者扱いされて、迷惑極まりない話なんっすが、で、続いて出てくるピアノのソロは、やっぱ、ちょっと独特やな…と。 ま、毒殺よりは、全然いいんっすけど。 で、その後、p→ds→g→ds の4バースで小粋に盛り上がって、やっぱ、アラン・ドーソン、ええなぁ…と。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 ディープ感皆無な、カラッと御陽気な 「サマータイム」 も、悪くなかったな…っと。
で、次。 「サムタイムズ・アゴー」 。 アゴと言えば、水谷元元桑名市長。 みずたにゲンゲン…ではなく、みずたにげん、元(もと)桑名市長なんっすが、この オッサン 。 当時52歳で、今の僕より若くて、ちょっとビビるんっすが、 あ、伊藤徳宇(なるたか)クン、この時は次点だったんっすな。 後に市長に当選して、で、水谷元クンはお亡くなりになってしまうんっすが、ちなみに 「水谷」 と 「伊藤」 は、桑名でめっちゃ多い名字だったりしますよね。 伊藤は伊勢の藤原氏から。 水谷は、水っぽい谷から? んーと、Wikipedia 。 三重県に多い姓で、三重県では8番目に多い。特に県北部に集中しており、桑名郡多度町(現桑名市)では11%を占める。 マジか? 木曾三川を利用した一族で、全国の水谷姓の半数が、桑名市から愛知県西部、岐阜県南部に集中している。 マジか? 名古屋で水谷と言えば、 水谷ミミ なんっすが、あ、員弁(いなべ)の出身だったんっすな。 今、初めて知りました。 水谷ミミと言えば、 「水谷ミミのもうすぐ30」 なんっすが、もう75歳なんっすな。 時が経つのは早いっすなぁ…。 ま、それはそうと、「サムタイム・アゴー」。 ピアノのイントロがなかなかいい感じなんっすが、やろうと思えば普通に弾けるんっすな、ジョン・スカリー。 ちょっとだけ見直しました。 で、続いてタルくんが出て来てテーマを弾くんっすが、これがまた、実にいい雰囲気。 ミディアム・テンポで小粋にスイングして、で、そのままソロへと流れていきます。 で、短いピアノのソロを挟んで、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。
で、次。 「アイル・リメンバー・エイプリル」 。 日本ではもっぱら 「四月の思い出」という邦題で知られているんっすが、アメリカ人には一体、どんな “四月の思い出” があるのかと思ったら、 これ 。 いつものヤニーちゃんっすな。 あ、ヤニーじゃなくて、ヤニなんっすな。 何か、脂(やに)臭そう…。 そうやって、名前だけで物事を判断するのは、アカン。 そう、コスイギンの時に学んだ筈なんっすが、で、これ、哀しい恋の歌だったんっすな。 が、大半のジャズマンは歌詞を完全に無視して、明るく御陽気なラテン調で演奏しちゃったりします。 ここでのタルくんもご多分に漏れず、明るく御陽気なラテン調で料理しちゃってます。 かなり速いテンポなんっすが、独特なハモり具合が、山川鱧を思い起こさせるな…っと。 山川豊のそっくりさんとして、僕が考えた芸名なんっすけどね、山川鱧(やまかわ・はも)。 キャッチフレーズも考えてあります。 「鱧(ハモ)だけど、ホモじゃない。」 今の世の中、批判を受けちゃいそうなんっすが、で、独特なハモり具合はソロ・パートに入ってからも継続していて、今までのシングル・トーン一辺倒から、イメチェン? 続くピアノのソロも、ちょっと攻めた感じで、超保守派な僕にはちょっとアレなんっすが、ま、やってる本人が納得しているのなら、他人がとやかく言う筋合いはないな…と。 とまあ、そんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 「マイ・ロマンス」 。 個人的にはロマンスよりもマロンのほうが、栗。 そんな気がするんっすが、君は栗を英語で何て言うか、知ってるかな? え? マロンちゃうん? ちゃいます。 英語で「栗」は「マロン」じゃない? 「maron(マロン)」 は、フランス語で栗とよく似た “トチノキ科の木の実” を指す「marron(マロン)」 が由来。 英語で“栗”と言いたいときは 「chestnut(チェスナット)」 が正解です。 ええ、ヤダぁ。 英語で“栗”と言いたいときは、マロンって言う! ま、そう言いたければ、勝手に言えばいいんっすが、ベストのことはチョッキって言えばいいし、ベルトのことはバンドって言えばいいし、パンツ( ← ズボンのこと)はズボンって言えばいいし。 で、「マイ・ロマンス」。 これはアレっす。 とってもロマンチックっす。 出だしはギターの無伴奏ソロなんっすが、なかなかのテクニシャンっす。 何か、和音っぽい感じがするっす。 で、そこにピアノが加わると、一段と浪漫っぽくなったりするんっすが、何でもいいけど、この浪漫(ロマン)って言うの。 音訳というか、当て字なんでしょうが、非常にロマンな雰囲気が出てますよね。 これがもし 「露鰻」だったら、ロシアのウナギみたいになっちゃうところなんっすが、ま、「浪漫」だって、浪曲師と漫才師みたいだと言えば、それまでなんっすけど。 で、ピアノが入ってロマン味が増した後、ギターのソロになって、で、その後、何やら謎の音色が。 チェレスタのような、何らかの弦楽器のような、チープな電子楽器のような、謎の何か。 正体不明のまま、元のギターに戻ってしまって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ま、アレだったな…と。
んなことで、ラストっす。 「クレイジー・シー・コールズ・ミー」 。 「気の触れた彼女が僕を呼ぶ」? どういうシチュエーションなんでしょうな? 『本格翻訳10』 の成果は 「彼女が私と呼ぶ変な人」 だったんっすが、いずれにしろ、状況が浮かばん…。 んーと、 ありんこの詩 blog 。 彼は私のことをおかしい人って言うけれど。 これが正解っすか。 ビリー・ホリデイが歌っているので “she” が “he” に変わっているんっすが、恋でおかしくなっちゃったんっすな。 不憫な…。 で、タルくんの演奏はアレっす。 歌詞は基本、無視してます。 自分のテクをひけらかす素材くらいにしか思っていません。(←多分) 和音っぽい何かを駆使した、コード奏法? 技術的なことはよく分からんのっすが、自分のテクをひけらかしているな…っと。 時折、オクターブ奏法? …っぽくなる場面があったりするような気がしないでもなく、で、続いてピアノの人の、ちょっと独特なソロがあって、続いてベースの人の地味なピチカート・ソロがフィーチャーされて、でもって、最後はギターとドラムスの4バースで小粋に盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 アルバムの最後を飾るには、ちょっと微妙? そんな気がしないでもないんっすが、とりあえずこれで終わってしまったので、今日はおしまい。
【総合評価】 あのタル・ファーロウが10年ぶりに帰ってきた! その事実だけで、十分。 そんな気がしないでもない1枚でありました。 タルだけど、タルくはないので、タル好き、樽生好き、タルタルソース好き、まじかるタルるートくん好きには、いいかも?