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・・・・・・・・・・・・ 。 ヨシ! “運命の30分” を乗り切ったぁぁぁ。 やったぁぁぁぁぁ♪ んーと、( 前回 の粗筋 ) 土曜日の朝っぱらから呼び出しの電話が掛かって来た。 行く気が皆無だったので、日曜日の早朝に先延ばしをした結果、こんなことなら昨日のうちに行っておけばよかった。 …と、ちょっぴり後悔した。 あ、でも、「後悔先に立たず」 だし! 日常生活でもよく使われる 「後悔、先に立たず」。意味は、「後から嘆いても取り返しがつかないこと」 です。 そう、後から嘆いても取り返しがつかないんっすよね。 覆水盆に返らず、こぼしたミルクを嘆いても、うんちゃらかんちゃら。 後から嘆いても取り返しがつかないので、嘆くだけ無駄。 よって僕は後悔しないように心掛けているんっすが、いや、後悔しなくて済むように、先手を打って行動するとか、そういうことではなく、後悔するような事案に陥ったとしても、嘆くだけ無駄なので、さっさと忘れるのが、吉。 で、んーと、何でしたっけ? もう忘れちゃったんっすが、あ、思い出しました。 先週、休みの日に呼び出された。 そういう話でした。 上水道課とか下水道課とか、役所の人に呼び出されたのではなく、その辺の田舎の農家のオッサンに呼び出されたんっすが、「農業用水のポンプの水が揚がらないので、助けてもらえまへんやろか?」 …と。 いや、そんな関西弁ではなかったんっすが、「いやどす。」 そんなふうに、きっぱり、お断り出来る京都人でないところが僕の弱いところなんっすが、「 ・・・・・・・・ 。 」 しばし絶句した挙げ句、押し切られて、妥協案として、次の日の朝に見に行くことにした…と。 で、行って調べた結果、何かポンプの調子が悪いんじゃね? そんな気がしたので、「部品を取り寄せて、週明けにでも、また (誰かが、きっと) 来ます!」 と言い残して、現場から立ち去った…と。
で、週明け、ポンプに詳しくて、修理に行ってくれそうな人を当たってみたんっすが、誰もいなくて、うーん…。 そもそも僕、人脈、ないっすからね。 幸い、その週は木曜日くらいまで、ずっと雨の予報だったので、急を要することはないんっすが、雨雨、降れ降れ、もっと降れ〜、ハイリハイリ、降れ、ほっほ〜♪ 八代亜紀 と 片桐はいり と 丸大ハンバーグ を頭に浮かべながら、雨が降り続くことをお祈りした結果、めっちゃ降りました。 いつまで動画が残るか分かりませんが、 ほれ 。 三重県いなべ市中里で午前5時までの1時間に83ミリ。 結果、水道のポンプ場が水没しました。 早朝、大畑さん(仮名)から、ショートメールが入って、「様子を見に行って貰えませんか?」 …と。 その日は朝から四日市の某・浄化センターで打合せが入っていたんっすが、場所がちょっと分かりにくくて、道に迷いそうで、嫌やなぁ…と。 僕は、歌が超ヘタ(音痴)、スポーツぜんぜん駄目(運動音痴)、道に迷いまくり(方向音痴)の “トリプル音痴” を兼ね備えているんっすよね。 何故か痴女に襲われやすいとか、そんな “痴” があれば、まだ救いがあるんっすが、そういうのは全然ないし。 で、朝からちょっと気が重かったんっすが、水没したポンプ場は何度も行ったことがあるし、打合せのほうは、僕はオマケみたいな立場なので、欠席したところで誰も困らないし、「わかりました!」 迷わず、水没したポンプ場のほうを選びました。 不謹慎ながら水没って、ちょっぴりワクワクするし。 で、大畑さん(仮名)と電話でやりとりしたところ、どうやら、長靴では入っていけないくらい水没しているらしい。 役所の人には、地元の土木屋さんにポンプで排水して貰うようにお願いした。 で、僕の役割としては、「どれくらいまで水に浸かっているか、見てきて貰えませんか?」 見てくるだけでいいんっすな? その後の対応とかは、何とかしてくれるんっすよね? 大畑さん(仮名)は、人脈の塊(かたまり)、決断力の塊(かたまり)、行動力の塊(かたまり) みたいなキャラっすからね。 対する僕は、今から20年程前に 「藤原のかたまり」 という工作物を作ったことがある。 そんな実績しかなかったりするんっすが、紙を丸めて塊(かたまり)にして、その表面に、筆ペンで「藤原」と書いた小さな紙片をペタペタと貼り付けました。 「藤原鎌足(ふじわらのかまたり)、ちゃうんかい!?」 というツッコミ待ちなんっすが、僕には友達がいないので、とりあえず自分で突っ込んでみました。 で、速攻、ゴミ箱に投げ捨てました。
で、水没したポンプ場。 途中、側溝からドバーッと水が噴き出していて、道が川みたいになっていて、ヤベぇぇぇぇ…。 で、現場に到着したら、既に地元の土木屋さんによってポンプで排水された後だったんっすが、仕事、早過ぎぃ! 不謹慎ながら、ちょっと残念だったんっすが、膝くらいの高さまで水に浸かったっぽい痕跡は窺えました。 ああ、こりゃ、モーターは半分、浸かりましたな。 ポンプ盤のほうも、下の端子台のところまではヤラれたっぽいっす。 その旨、大畑さん(仮名)に報告したところ、会社から仮設の盤を持っていく。 水に浸かったモーターを引き上げて、整備工場へ持って行く。 中古のモーターを探して貰って、現場に持って行って、据え付ける。 そこまですべて、作業員(うちの社員&下請けの機械屋&電気屋&盤屋)を含めて、手配してくれました。 人脈と、決断力と、実行力、半端ねぇ! つまり僕は、誰かが来てくれるのを待っていればいいんっすな。 で、誰かが来てくれたら、その働きっぷりを影から見守ればいいんっすな。 承知しました! 幸い、ポンプ盤のほうの被害は最小限で、3Eリレーと61Fを変えれば何とかなりそうなんっすが、61Fは会社にある。 3Eリレーは会社になかったので、今は稼働していない近くの機場からパクってくる。 それで何とかなりそう。 何ともならなかったら仮設盤を使う。 そうこうしているうちに機械屋さんがやってきて、あっという間に水没したモーターを引き上げていきました。 お疲れ様っす! モーターからフライホイールを取り外して、中古のモーターに取り付けるの作業があるので、中古モーターが現場に届くのは3時頃の予想。 それまで待機っすな。 ちょうど昼飯の時間だし。 で、車の中でグダグダしていたら、下水道課のほうから電話が掛かって来ました。 「マンホールポンプの高水位警報が出た。 現場に行ったら、ポンプが運転していなかった。 なんやかんやしているうちにポンプが運転したが、一度、見て欲しい。」 今は運転しているんっすな? 見にいくだけでいいんっすな? 仕方がないので、見にいきました。 おお、今は普通に運転していますな。 水位計が付いているんっすが、マンホール内の汚水 = ウンコ水 + 雨水が増えて、水位が上がって、設定水位以上になるとポンプが起動。 ポンプが運転すると水位が下がって、設定水位以下になると、ポンプが停止。 異常なし! 役所に電話にて 「現場に来たんっすけど、ちゃんと運転してます!」 「ありがとうございます。 最初は何故、運転しなかったんですかね?」 「さぁ…。」 今、正常に運転しちゃってる以上、その原因を突き止めることは出来ません。 何もしないのに勝手に直ったということは、多分、心霊現象なんじゃね? 対応としては、霊媒師を呼んで、お祓いして貰うしか…。 電化製品が壊れる時って霊障の可能性があると聞きますが… 。 霊障www。 冷笑で済まされないくらい、よくある話っすよね。 で、回答。 (前略) 良いように捉えれば、あの時立て続けに故障したのは、修理の道に進めという、神からの 「コーリング」 だったのではないかと考える事も出来ます。 良いように捉え過ぎぃ! 私は機械関係のエンジニアですが、機械が調子が悪いとか壊れたとかについては調べてみればわかりますが原因不明といわれてもその調べた方に技術や知識がなかっただけで本当はすべて原因があるのです。霊などはまったく関係がありません。 あ、こいつ、似非エンジニアや! 本当はすべて原因があるのは確かなんっすが、それが分からないから霊障なんやないかい!
んなことで、問題解決。 「とりあえず、様子を見て下さい。 で、何かあったら、また言って下さい。」「あ、じゃあ、早速ですけど。」 いきなり、何かあったんかい! 違うところでポンプ故障の警報が入ったので、見てきて欲しい。 そんな依頼だったんっすが、「いやどす。」 断れないっすよね。 で、仕方なく見に行ったら、うぉぉぉぉぉ! ポンプ盤から水が噴き出してるぅぅぅぅ! しまったぁぁぁ! 動画を撮ればよかった…。 ちょっぴり後悔しているんっすが、なかなかのスペクタクルでしたぜ。 ポンプ盤はプルボックスを経由してマンホールと繋がっているんっすが、途中のプルボックスからも勢いよく水が噴き出しているので、マンホールから逆流しているっぽい? そんなこと、あるんっすかね? で、調べてみたら、 これ 。 布団が吹っ飛んだ。 …というのはよく聞くんっすが、マンホールの蓋って。 あんなクソ重いもん、吹っ飛ばへんやろ〜。 …と思ったら、 これ 。 おお、吹っ飛んどるぅぅぅぅ! 僕が目撃したポンプ盤から水が噴き出す事象は、これに比べると遙かに地味なので、動画を撮ってドヤ顔でアップしなくて、よかった。 そう、胸をなで下ろしているところでありますが、地味は地味でも電線管から噴き出した水がポンプ盤のモーターの端子台を直撃していて、こりゃ、漏電ブレーカーも作動するわな…と。 そうこうしているうちに役場も人もやって来たんっすが、「ああ… 。」 絶句するしかないっすな。 マンホールの蓋を開けて貰ったら、そこから勢いよく水が流れ出して、プルボックスやポンプ盤からのスプラッシュは解消したんっすが、めっちゃしっかり蓋が閉まっていたので、蓋が吹っ飛ぶ代わりに、電線から水が噴出したんっすな。 んなことで、問題解決。
で、水没したポンプ場に戻ると、既に中古ポンプが到着して、据付・芯出しまで終了していました。 仕事、早っ! 後は電気屋さんにケーブルを繋いで貰うだけなんっすが、そうこうしていると、NHKの人がやって来ました。 「この辺り、いちばん雨が降ったみたいなので、取材しているんですけど。」 おお、マジすか? 大雨が降って、浸水して大変だったが、こうして迅速に対応したお陰で、無事に水道の水を送れるようになった。 そんな “感動ストーリー” を取り上げたいと、役所の人と話をしていたんっすが、エエぇぇぇ…。ちょっと照れるっすな (〃ノ∀ノ) 残念ながら、役所さんサイドの “大人の事情” で、その話はお断りしちゃったみたいなんっすが、電気屋さんによるケーブル結線も無事に完了して、いざ、試運転。 ブレーカーを入れて、手動操作で、ポンプ、起動しまーす。 3、2、1、起動っ! ぶぅぅーーーーん。 ・・・・ 。 ガチャン。 スター・デルタ、切替ヨシ! 電流値、ヨシ! 流量は…。 ん? 数字が上がってこない? 計装盤の指示計の数値が0.3m3/hくらいから上がらないっすよね。 流量計も水没したので、もしかして、死んだ? 盤屋さんに見て貰ったら、流量計の変換器には47m3/hとか、それっぽい数字が出ているので、その先の問題っぽいと。 流量計本体が無事なら被害は最小限なんっすが、いろいろと調べて貰っているうちに、僕には “故障” の原因が分かってしまいました。 「あ、違うの見てた…。」 ポンプの “送水流量” を見なければならないのに、僕は “配水流量” の指示計を見ていたんっすよね。 テヘッ。 間違えちったぁ♪ で、送水流量の指示計を見たら、47m3/hとか、それっぽい数字が出ていて、流量ヨシ! いやあ、問題解決。
と、これが水曜日の出来事。 次の日は他の現場で、電気屋さんが現場調査する様子を、ずっと見届けるという重大な任務が入ったので、それに従事して、で、金曜日。 ここまで先延ばしにした、某・農業用水のポンプの修理なんっすが、そろそろ片付けないとアカンっすよね。 金曜日からずっと晴の予報なので、農家のオッサン、水、欲しいっすよね。 ま、ポンプが完全にアカンわけではなくて、朝、頑張って “呼び水” して、 “エア抜き” してやれば、何とか水が揚がるみたいなんっすが、今までは自動にしておけば勝手に水が揚がったのに、毎朝、そんな余計な作業をしなければならなくて、僕が逆の立場なら、今週中に何とかせぇ! そう、言いたくなっちゃいます。 しゃあない。 何とかするっすかぁ…。 ポンプに詳しくて、修理に行ってくれそうな人を確保出来なかったので、自分で何とかするしかないんっすが、自信がねぇ…。 ああ、行きたくねぇ、行きたくねぇ、行きたくねぇ…。 とりあえず、この4月に岐阜支店から転勤になった桃栗上くん(仮名)を連れて行くことにしたんっすが、「現場、あまり行ったことないっす。 ずっと、図面を書いてました。」 そういうキャラなので、果たしてどこまでやってくれるか。 試しに「ポンプのグランドパッキン換え、やったことある?」 と聞いたら、「いや、無いっす。 人がやってるのを見たことはあるんっすけど。」 僕と同程度やん! ちなみにグランドパッキン交換というのは、 こんなの 。 ゴックくん、下手くそやん! 僕と同程度やん! いつ、グランドパッキン換えをやらされてもいいように、一応、この引き抜き工具は持っているんっすが、古くなるとこの “抜き取り” が大変だったりするんっすよね。 で、桃栗上くん(仮名)にやらせてみたら、どうも駄目っぽいので、最初は自分でやってみることにしました。 あ、桃栗上くん(仮名)の本名は、3年で実がなる植物を8年で実がなる植物に換えた上で、漢字も替えて、上下関係を逆転することで察して頂きたいんっすが、で、1本目、お! 意外とすんなり抜けたぁ♪ 全部で4本入っているんっすが、最後まで割と余裕でイケちゃいました。 ま、ここまでは自分でも何度かやったことがあるんすよね。 問題はここから。 今度は “入れる” ほうなんっすが、ゴックくんの動画にもないし…。 過去に誰かがやっていた状況を思い浮かべて、桃栗上くん(仮名)と2人で、見よう見まね、「門前の小僧習わぬ経を読む」 の状態で、何とかやってみたんっすが、その結果。 おっ! 何か、それっぽく出来たんじゃね? そんな気がしないでもないので、とりあえず “呼び水” をしてみることにしました。 前回もリンクを貼った これ っすな。今回の不具合はグランドパッキンと、吸込チェッキ弁の不具合なんじゃね? そういう見立てなんっすが、吸込チェッキ弁の取替は、人がやってるのを見たことさえないので、出来ることなら、やりたくねぇ…。 グランドパッキン交換だけで直ったら、吸込チェッキ弁は換えずに置こうと思ったんっすが、如雨露を使ってポンプに呼び水、まずは1杯。 まだ入りますな。 2杯目。 まだまだっすな。 3杯目。 全然っすな…。 4杯目。 ・・・・・ 。 立ち会っていた農家のオッサン、「配管に水が流れる音がする。」 ・・・・・ 。 吸込チェッキ弁、駄目っぽいっすな! 諦めて換えるしかありません。
(中略) 桃栗上くん(仮名)と2人で、頑張って換えてみました。 その結果。 おっ! 何か、それっぽく出来たんじゃね? そんな気がしないでもないので、とりあえず再び “呼び水” をしてみることにしました。 如雨露を使ってポンプに呼び水、まずは1杯。 お? もう1杯になった? 如雨露(じょうろ)、凄ぇぇぇぇぇ! さすが、下呂の上位互換なだけありますな。 いや、下呂温泉の近くに 上呂(じょうろ) という地名もあるんっすよね。 いや、凄いのは如雨露(じょうろ)じゃなくて、吸込チェッキ弁やろ? そんな気がしないでもないんっすが、とりあえず、直ったぁ♪ …ような気がするぅ! んなことで、試運転。 ブレーカーを入れて、手動操作で、ポンプ、起動しまーす。 3、2、1、起動っ! エア抜き用のホースから、おおっ、勢いよく水が出たぁ! やったぁ♪ …と思ったら、すぐに出なくなったぁ。 ・・・・・ 。 が、立ち会っていた農家のオッサンは慌てず、騒がず。 どうやら、そんなものらしいんっすよね。 しばらくすると、水が揚がる…と。 へぇ、そんなものなんっすかぁ。 で、しばらく。 この時間がめっちゃ長く感じられたんっすが、・・・・・ 。 お、水が出だしたぁ。 やったあ♪ ま、ここまでは修理前と同じ。 問題はポンプを止めた後、呼び水をしなくても水が揚がるかどうかなんっすが、ちなみにこのポンプ、自吸式というタイプらしいっす。 メーカーは違うんっすが、これ 。 吸込配管が空でも、自分で水を吸い上げちゃうんっすな。 凄ぇぇぇぇぇ! ポンプを運転してもすぐに水が出ないのは、この “吸い上げ” に時間が掛かる為ではないかと思われるんっすが、で、このワールドケミカルの自吸式ポンプはバルブレス構造の為、弁の故障による運転トラブルがないんっすな。 凄ぇぇぇぇぇぇ! 吸込チェッキ弁がある為、弁の故障による運転トラブルが発生した、エ○ラ製作所の自吸式ポンプ、駄目じゃん! ま、とにもかくにも、水が揚がってなによりなんっすが、立ち会っていた農家のオッサンいわく、「前は一度止めて、10分くらいして運転したら、水が揚がらんようになったんや。 1回、試してみよか?」 え、それ、やるん? せっかく水が揚がるようになったんだから、余計なことはしないほうが? 触らぬ神に祟りなし。 何なら、田んぼに水がいらなくなる秋口まで、ずーっとポンプを運転しっぱなしにしたほうが? 「いや、やる!」 押し切られてしまいました。 ポンプを停止して、待つこと、10分。 祈るような気持ちで、ポンプ、起動っ! ・・・・・ 。 お、やったぁ! 賭けに勝ったぁぁぁ! いやあ、僕たち、やれば出来るエンジニアだったんっすな。 とりあえず、その日はポンプを自動で運転する…と。 夕方になるとタイマーが切れて、ポンプが止まる…と。 で、次の日の朝、7時に自動でポンプが運転する…と。 もし、水が揚がらないとアレなので、明日は様子を見に来て下さい。 で、もし水が揚がらなかったら…。 この先、言いたくはなかったんっすが、 「電話して下さい。」「とりあえず、電話しよか?」「いや、もし水が揚がらなかったら、電話して下さい。 ちゃんと揚がったら、電話しなくっていいっす!」
そして土曜日の朝、 “運命の30分” 。 6時55分くらいから、ドキドキドキドキ。 電話、掛かってきませんように…。 不意打ちを食らうよりは、心の準備は出来ているんっすが、呼び出しを食らったところで、僕がやれる事はもう何もないし。 グランドパッキンが怪しい気がしないでもないので、それを増し締めしてみるくらいで。 7時ちょうど。 ドキドキドキドキ。 電話、掛かってきませんように…。 吸水管に水を吸い上げ始めた頃っすかね? 自吸、頑張れ! 超頑張れ! 7時05分。 心臓の高鳴りはピークに。 いつまで経っても水が出なくて、やっぱ、あかんやんけ! あの農家のオッサン、ポケットから携帯を出したりしてませんかね? ドキドキドキドキ。 電話、掛かってきませんように…、掛かってきませんように…、きませんように…。 7時15分。 もう、さすがに大丈夫っすよね。 が、油断はなりません。 呼び水さえすれば水は揚がるので、あの農家のオッサン、電話するのをためらっているのかも知れません。 あ、でも、「水が揚がらなかったら、電話して下さい」 って、言ってたし。 オッサン、意を決して、 ポケットから携帯を取り出して…。 オッサン、意を決しませんように…。 7時25分。 さすがにもう、大丈夫っすよね? ヨシ! “運命の30分” を乗り切ったぁぁぁ。 やったぁぁぁぁぁ♪ お陰でこうして、今日は朝から順調に原稿を書いてる次第でありますが、余計なことを書くと、日曜日の朝に電話が掛かってくるフラグが半端なくて、あ、そう言えば、過電流が発生して、原因不明のまま放置している某町のマンホールポンプも…。 余計なことはすべて忘れて、みんな、よい週末を☆
んなことで、今日はジョン・パットンっす。 パットンかぁ。 パッとせんなぁ…。 そんなふうに思ってしまった日本人がいるかも知れませんが、この人、通称なのか、愛称なのか、自称なのかは知りませんが、本国アメリカでは、ビッグ・ジョン・パットンと呼ばれてますよね。 偉大です。 んーと、Wikipedia 。 ビッグ・ジョン・パットン(Big John Patton)ことジョン・パットン(John Patton、1935年7月12日 ミズーリ州 カンサスシティ - 2002年3月19日 ニュージャージー州モントクレア) は、ハード・バップおよびソウル・ジャズのジャンルで活躍したアメリカ合衆国のオルガニスト。 何故ビッグなのか、どういうところがビッグなのか。 それに関しては特に触れられておりませんな。 で、ビッグと言えば、ビッグカツなんっすが、ビッグカツのサイズが小さくなったって本当? こんな、ヒゲを生やした有吉弘行みたいな外人一家がスーパーでビッグカツを買うか? …というのが疑問なんっすが、画像はイメージです。 本文の内容とは関係ありません。 そういうアレなんっすかね? コンビニやスーパーでもよく目にすろビッグカツ。 日本語も怪しいし。 「うまい、うますぎるー!」と大人にも人気のある定番駄菓子ですよね。 何故か 十万石饅頭 だし。 あ、これ、行田市の銘菓だったんっすか。 桑名市の 友好都市 っすよね。 行田市は、平成10年11月9日、福島県白河市、三重県桑名市と友好都市を締結しました。 3市は、文政6年(1823年)、江戸幕府の突然の命令による3藩間の大掛かりな国替えである「三方領知替(さんぽうりょうちがえ)」で、藩主が入れ替わった歴史的なつながりがあります。 友好都市なので、何となく親しみを覚えると同時に、桑名藩は十一万石なので、十万石饅頭を見ると、勝った! …と、優越感を覚えてしまうんっすが、それはそうと、ビッグカツ。 ビッグカツは2社が有名ですが、ここでは菓道ではなく、すぐるのビッグカツについてお話をします。 え? 菓道って、うまい棒っすよね? ビッグカツも出してましたっけ? ビッグカツといえば「すぐる」のイメージなんっすが、あ、だから、「うまい、うますぐるー!」 なんっすな。 で、ビッグカツ 。 広島県呉市の駄菓子メーカー・株式会社すぐるは、1973年(昭和48年)に株式会社スグル食品として創業し、1970年代前半に40本入りの「おやつ串カツ」を駄菓子屋用に発売した。 1978年(昭和53年)に、これを大型化し串無しの個包装で「ビッグカツ」と名付けて発売した。 やっぱ、「すぐる」 っすよね。 あ、でも、外部リンクに BIGカツ - やおきん(菓道) が。 あ、こっちはカタカナじゃなくて、BIGカツっすか。 パチモン臭っ! やおきん(菓道)とも、あろうものが…。 菓子の道に背く行為は、やめて欲しいところなんっすが、でもまあ、「やおきん」 なら、八百屋のキン○マみたいなものじゃん。 ならまあ、大目に見てあげてもいいかな? …と。 で、結論を言うと、ビッグカツのサイズが小さくなったのは、本当かも知れない…と。 えらく曖昧な記事でありますな。 で、一方、ジョン・パットンは、いつの時代も変わらずビッグだったんっすが、今日はそんなパットンの 『ザット・サートゥン・フィーリング』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。
1968年のブルーノート盤。 3月8日の録音なので、僕より11日ほど年上なんっすな。 同い年だと、何となく親しみを覚えてしまうんっすが、3月8日だから 「サバの日」 だし。 で、これ、ジャケットのお姉さんが、今ひとつ僕のタイプではないので、今まで何となく敬遠していたんっすが、 『レッテム・ロール』 『オー・ベイビー』 と並ぶ、 “ジョン・パットン・ギャル3部作” のひとつ。 テナー・ギター・オルガン・ドラムスという、割とオーソドックスな編成なんっすが、テナーがジュニア・クックなんっすな。 全くソウルなイメージがないので、オルガンとの共演は、ちょっと意外。 で、ギターがジミー・ポンダー。 割と最近、ギター編で取り上げましたよね。 んーと、これ 。 あ、微妙なのを取り上げたんっすな。 本文でも触れられておりますが、ジャケット写真が何故だか 「orz」 みたいなポーズの 『オール・シングス・ビューティフル』 。 こっちのほうがスムースジャズというか、フュージョンっぽいというか、非常に聞きやすくて、いいかと。 面子的にはなかなか面白そうなんっすが、んなことで、じゃ、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。
5曲目まですべて、パットンのオリジナルなんっすが、まずは 「ストリング・ビーン」 。 線豆? 仙豆なら聞いたことがあるんっすが、どんな豆なんっすかね? 仙豆 (せんず)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場する架空の豆である。 あ、 仙豆(せんず)って読むんっすか。 今までずっと仙豆(せんまめ)だと思ってました。 ドラゴンボール、見たことないし。 で、一方、線豆。 線状の豆というと、ササゲ とか? んーと、String Bean 。 サヤインゲンなどの、さやごと食用になるマメ。 おお、惜しい! そこから転じて、背の高い痩せた人も String Bean と言うらしいんっすが、曲のほうはシンプルなリフ・ブルースを、ちょっぴり複雑にしたような感じ。 悪くないっす。 テナーとオルガンのユニゾンでテーマが演奏されて、ソロ先発はパットン。 ソウル色が薄くて、意外とさっぱりしていて、悪くないっす。 続くジュニア・クックのテナーが意外とソウルフルで、 ブラインドフォールド・テスト に出されたら、絶対に当たらない気がするんっすが、オルガンと一緒に演ってるので、スタンリー・タレンタイン? …みたいな。 続いてギターのソロが出てくるんっすが、グラント・グリーン! …と答えておけば、10%くらいは当たるかな? …と。 ハズレっすけど。 ここでのジミー・ポンダー、いいっすな。 地味なポン酢みたいで。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 前半を引っ張り過ぎて、今の時点で26KBに達しているので、ここから先は駆け足になっちゃいますが、続いては 「アイ・ウォント・トゥ・ゴー・ホーム」 。 ソウル臭、もしくはカントリー臭が半端ない曲名なんっすが、意外にもモーダルで、新主流派っぽい作風だったりします。 ちょっぴりラリー・ヤングだったりするんっすが、テナー抜きのオルガン・トリオでテーマが演奏されて、でもって、ソロ先発はギターの人。 グラント・グリーン! …と言いたくなるんっすが、またしてもハズレ。 同じアルバムっすからね。 少しは学習しないと。 で、ここでのジミー・ポンダー、いいっすな。 地味なポン酢みたいで。 何の解説にもなってませんが、グラント・グリーンとは、全然ちゃいますな。 何か、凄く知的で斬新なフレーズを連発して、まったくソウルではないクールな世界を演出してくれちゃってます。 続くパットンのソロもモーダルで、まったくソウルではないクールな世界を演出してくれちゃってます。 オルガン・ギター・ドラムスが三位一体となってインタープレイを繰り広げて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 8分36秒という長めの演奏なんっすが、最後まで緊張感が持続して、でもって、フェイドアウトして、おしまい。 いやあ、よかったっす。
で、次。 「アーリー・A.M.」 モーダルとソウルの狭間で揺れるような曲調。 で、タイコの人、前曲に続いてここでも、単純な4ビートではない、斬新なビートを刻んでくれています。 クリフォード・ジャービスっすか。 いいっすな! テーマ部ではテナーの人も復活。 で、ソロ先発はオルガン。 完全、モーダル寄りのプレイを聞かせてくれて、続くジミ・ポンのギターもイカしたソロをカマしてくれて、で、最後はジュニア・クック。 これもまた、グラインドフォールド・テストで当てられる気がしねぇ…。 ジョー・ヘンダーソン? …じゃないし、誰? …みたいな。 当てられないから悪いワケじゃなくて、普通にいいんっすけど。 で、オルガンのソロを挟んで、重厚なテーマに戻って、おしまい。 で、次。 「ダーティ・フィンガーズ」 。 ちょっぴりボサノバぽいリズムに乗せて、ちょっと不思議な感じのテーマが登場。 パットンくん、なかなか作曲の才能がありますな。 で、ソロ先発はクックくん。 ようこそ、ここへ、クック、クックくん♪ ちょっぴり字余りな 私の青い鳥 なんっすが、ソロの出来は、いいっす。 以下、ジミ・ポン、ジョン・パッの順で、各自の卓越したソロが披露されて、でもって、テーマに戻って、おしまい。
駆け足モードに突入しましたが、残り2曲。 まずは 「マイナー・スイング」 。 パットンの重要なレパートリーとなる代表曲である模様なんっすが、シンプルなリフ・ブルースで、それほどか? そんな気がしないでもありません。 ギター、オルガン、テナーと続く各自のソロは、めっちゃいいんっすけど。 んなことで、ラストっす。 唯一のカバー曲であるらしい、 「ダディ・ジェイムス」 。 作曲者として Jimmy Watson という名前がクレジットされているんっすが、詳細は不明っす。 ベタなR&Bっぽい曲っすな。 が、悪くないっす。 オルガン、ギター、テナーと続く各自のソロの出来もよく、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、今日のところは以上っす。
【総合評価】 アーシーじゃない、コテコテでもない、都会派アーバンな僕の趣向にもフィットする、そんな1枚でありました。 ジミー・ポンダーのギターが斬新だし、聞いても誰だか分からないジュニア・クックくんの意外性のあるプレイもよくて、ジャケットのギャルは個人的にあまりタイプではないものの、中身のほうは文句なしにオススメ☆