FINGER LICKIN' GOOD (COLUMBIA)

LONNIE SMITH (1967)

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【パーソネル】

BLUE MITCHELL (tp) KING CURTIS (ts) RON CUBER (bs)
GEORGE BENSON (g) MELVIN SPARKS (g) LONNIE SMITH (org) MARION BOOKER (ds)
【収録曲】

(01-04) HOLA MUNECA / MINOR CHANT / CAN'T YOU JUST FEEL IT / JEANNINE
(05-08) SIDEMAN / KEEP TALKIN' / MY BABE / IN THE BEGINNING
(09-11) LONNIE'S BLUES / SAY STUFF / OUR MISS BROOKS
【解説】 ( 2025年07月13日更新 / 連載 1,638回 )

 現場に到着するまでは事態を楽観していました。 米や豆、蕎麦、栗などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して固めて乾燥させた “打ちもの” と呼ばれる干菓子? それは落雁(らくがん)やがな。 自分でボケて、自分で突っ込むくらい、余裕でした。  落雁(らくがん)。 雅(みやび)な漢字っすよね。 雅山(みやびやま)と同じくらい、雅(みやび)。 ずーっと昔、現場から帰る途中、車の中で相撲中継を聞いていたら、NHKのアナウンサーが、「熱心な相撲ファンの間では、既に雅山(みやびやま)という名前が挙がっています 」 とか、何とか。 まだ、番付はずーっと下のほうだったんっすが、将来、きっと上がってくるぞ! …と。 後に大関まで昇進したので、熱心な相撲ファン、凄ぇぇぇ! …と、感心したものでありますが、ま、そこから先は今ひとつ伸び悩みましたけどね。 ま、それはそうと、落雁。 何故、米や豆 (中略) 干菓子に、そんな雅な名前が付いたのかと言うと、落雁の由来を教えてください 。 あ、Yahoo!知恵袋ではないんっすな。 となると、あまり多くは期待出来ないかも知れませんが、 (前略) もとは落甘と書かれていたそうです。 あ、なるほど。 確かに落雁って何となく、落ち度のある甘さ。 そんな感じがする干菓子だったりしますもんね。 唐菓子の南落甘(なんらくかん)から転じたとされ、南を略して落甘としたといわれています。 あ、別に “落甘” に落ち度があったワケではないんっすな。 で、 “楽甘” がどうして “落雁” になったのかというと、琵琶湖の浮御堂に降りてくる雁の情景を描いた千菓子が落雁の始まりといわれています。近江八景の一つ堅田落雁を国学者山岡俊明の類聚名物考(るいじゅうめいぶつこう)には、うんぬん。 あ、なるほど。 近江の堅田なんっすな。 確かに落雁って饅頭なんかに比べると、ちょっと堅い干菓子だったりしますもんね。 ま、干菓子だから、そんなものなんでしょうが、ちなみにこの堅田って、「かたた」 と読むんっすな。 「かただ」 で変換しようとしても、型だ、過多だ、肩だ…とかしか出て来なくて、「?」 と思って調べたら、堅田(かたた)。 おお、一発で出た!

 で、んーと、落雁というお菓子の名前の由来を知りたいのですが?なぜ落雁と呼ばれているのか? 落雁というお菓子の名前の由来を知りたいのですが? ここの「?」は、いらないんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、ま、所詮は Yahoo!知恵袋っすからね。 突っ込むだけ、野暮というものなんっすが、「落雁(らくがん)」という名前は、木枠の中に胡麻をまき、その上に砂糖ともち米の粉をねった生地を入れ押し固め、出来上がったら反対にあけると白い生地の上に胡麻が点々と見える様子を見た昔の人が水墨画の雪の上に雁(かり)が点々と止まっている「落雁」の絵に似ているところから呼んだようです。 あ、また違う説が。 ソースの http://www.kamekame.biz/q_rakugan.html が404error なので、真偽の程は定かでないんっすが、ベストではないアンサーには、中国菓子の軟落甘の「軟」が欠落してつけられた。 こっちの説も併記されておりますな。 南落甘じゃなくて、軟落甘。 こっちの漢字だと、軟落甘なのに、堅いじゃん! そう、文句を言われそうなので、 “軟” を “南” に変えたんっすかね? ま、堅いと言っても、紅梅焼き に比べたら、全然なんっすが、これ、堅いだけじゃなく、不味いんっすよね。 個人の感想なんっすが、多度のお土産なら 多度豆 一択やろ? …と。 紅梅焼きは、まったく購買意欲をソソられないんっすが、で、えーと、落雁じゃなくて、楽観。 現場に到着するまでは事態を楽観していた…と。 どこの現場なのかというと、ここ 。 2ヶ所同時にマンホールポンプの故障が発生した…と。 どちらも過電流によりサーマルリレーが動作していた…と。 うち1ヶ所は、何か勝手に直っちゃったので、サーマルをリセットするだけで問題が解決したんっすが、もう1ヶ所のほうは、何故か勝手に直ってくれなくて、ポンプにぜんぜん詳しくない僕は、「何か、ポンプが悪いっぽいです。」 そのように判断して、「また、ポンプ取替の見積を持って来ます!」 そう、役場の担当者に力強く告げて、その場から立ち去った…と。

 つまりまあ、何の処置もせずに放置していたんっすが、金曜日の朝、会社に向かう途中に電話が掛かって来て、○○番のマンホール、水位高の異常が出たので、見て欲しい…と。 ○○番ってもしかして、例のところじゃね? その時点で、ちょっとだけ嫌な予感がしたんっすが、 “例のところ” なので、何となく原因を推測することが出来ました。 マンホールに汚水が流入して水位が上昇すると、ポンプが1台運転する…と。 ポンプ1台では追いつかないくらい流入量が多い場合はさらに水位が上昇して、2台目のポンプが運転する…と。 が、 “例のところ” は、ポンプが1台悪いっぽくて、2台同時に運転出来ないので、水位高の異常が出てしまった…と。 でもまあそれは、「一時の戯れ」のようなものなので、流入量が減れば勝手に問題は解決する…と。 もともと、その日は同じ町内の別のマンホールのフロートスイッチを取り替える予定だったので、「わかりました。 覗いてみます!」と、力強く返答して、とりあえず会社に向かうことにしたんっすが、すると、おお! 小掠さん(本名)、いるじゃん! いつもなら本名をもじった「大なんとかさん」みたいな仮名にして、本名のほうは大小を変換して、手偏の右側をどうのこうのすることで、察して貰うとして。 そんな書き方をするんっすが、「手偏の右側をどうのこうの」 が思い浮かばなかったので、本名にしました。 ちなみにこの小掠○○さん、一度、死んだことがあります。 が、3分ほどで復活しました。 ある日、会社のスマホに 「小掠○○さんが逝去されました。」 という連絡が入って、 え、マジか? 昨日まで普通に元気にしてたのに…。 愕然としていたら3分後くらいに、「先ほど、小掠○○さんが逝去されたと連絡しましたが、小掠△△さんの間違いでした。」 そんな連絡が入って、いやあ、びっくりしたぁ。 小掠△△さんなら、エエんか? …と言われると、決してそんなことはないんっすが、何せ、 “人格者” でしたからね。 僕が塩サバ物産(仮名)に入社した時の津営業所(当時の名称)の所長が、この小掠△△さんだったんっすが、専門学校の先生は、「この会社の三重の所長は人格者で…」 とか、言ってたんっすよね。 入社して、騙された事に気付いたんっすが、人格者は名古屋の居酒屋の「すき焼き定食」をディスったりしないし!

 『名古屋丸の内ランチ案内』 。 津営業所から名古屋の本社に転勤になって、そこで働いていた頃に書かれたものなんっすが、ある日、三重から小掠所長が来ることになって、みんなで一緒に「素材屋」 へ昼飯を食べに行った…と。 「迷った時はすき焼き」の鉄則で、みんな 「すき焼き定食」 を頼んだんっすが、人格者オグラ(敬称略)は、「どれどれ。 俺は松阪の出身やからな。 牛肉にはうるさいんや!」 とか言いながら、すき焼きの肉を口にして、「硬っ! 不味っ! こんな肉、食えんわ!」 そんな一件があったので、ぶっちゃけ、逝去されたのが小掠○○さんじゃなく、小掠△△さんで、やむなし…と。 ま、年も年だったし。 で、人格者オグラ(敬称略)ではない、機械・配管職人のほうのオグラさんに、「今日、何か予定入ってます?」 と聞いたところ、「いや、別に。」 という返答だったので、一緒にマンポンの不具合を見に行って貰うことにしました。 既に桃栗上くん(仮名)は確保していたんっすが、本名は3年で実がなる木を、8年で実がなる木にした上で、漢字も替えて、うんぬん。 面倒なので、垣下くんと、本名を晒してしまいますが、ぶっちゃけ、垣下くんだけでは心許なかったんっすよね。 僕と同じくらいしかポンプの知識と技能がないし。 プロフェッショナル小掠さんが来てくれるなら、心強いこと、この上なし!

 ま、手で引き上げられるポンプではないので、来て頂いたところで、出来ることは限られてしまうんっすが、つまりまあ、何の処置もせずに放置していたんっすが、うんぬん。 そんな事を書いたんっすが、決して僕も、ただ手を拱いていたワケではありません。 ポンプの知識がないなりに、過電流が発生する原因を推測して、何らかの理由で、急に流量がたくさん流れるようになっちゃんたんじゃね? …と。 ここ に、そのようなことが書いてあるし。 (前略) 過電流が出た場合はバルブ開度を絞るのが正解です。 実際、これをやった結果、見事に電流値が下がった現場があったので、今度もそれなんじゃね? …と。 で、一度、垣下くんを連れて、バルブ開度絞りにチャレンジしたことがあったんっすが、「まず、酸素濃度を測って!」 高圧的な態度で指図したところ、「あ…、酸素濃度計、持ってくるの忘れました…。」「アカンやん!」 パワハラ上司さば君、ブチ切れ。 で、断念しちゃったんっすよね。 交通量が多い道路なので、2人だと厳しい。 もう一人、助っ人が欲しい。 そんな事実も発覚して、で、それ以降、何の処置もせずに放置していた次第なんっすが、超極力な助っ人・プロフェッショナル小掠(敢えて敬称略)を確保した今日こそ、バルブ締めに再挑戦する絶好の機会でありますな。 僕の中で、綿密な “工程表” が出来上がりました。

  @ 現場に向かう。
  A 現場到着。
  B 「異常高水位」が自然に治癒していることを確認する。
  C 何か悪いっぽいほうではない、2号ポンプが正常に運転出来ることを確認する。
  D 「今日はちゃんと酸素濃度計、持って来たやろな?」と、嫌みったらしく問い質す。
  E 「あ、忘れました…。」
  F 「アカンやん!」

 アカン事態も想定するのが、真の “施工管理” なんっすが、運良く、いい方向に転んだ場合は、
  E 「はい、大丈夫です!」
  F 「じゃ、酸素濃度測って〜。」

 で、酸素濃度も硫化水素も大丈夫だったら、垣下くんにマンホールの中に入って貰って、試しにバルブを締めて貰うと。 それで運よく電流値が下がってくれたら、技術者サバくんの予想、凄ぇぇぇぇぇ! で、やっぱりアカンかったら、ま、ドンマイ! じゃ、今日のところは解散ということで。

 が、現場に到着した瞬間、この “工程表” が、もろくも崩れ去ってしまいました。

  @ 現場に向かう。
  A 現場到着。

 ここまでは順調でした。 が…。 「異常高水位」、自然治癒してないやん! 何故かと思ったら、まだ生きている筈の2号ポンプが「自動」なのに動いていなかったんっすが、わ、サーマルリレーが働いてる…。 慌ててリセットして、「手動」で運転してみると、電流、高っ! めっちゃ、高っ! しばらくするとサーマルが動作して、ポンプが停止。 ヤバっ! 2号機も死んだ…。 最悪の事態なんっすが、世の中に神様って、いるんっすな。 ずーっと止めていた1号機、もしかして、自然治癒しているかも? そんな淡い期待で、恐る恐る運転してみたところ…。 お、イケそう! とりあえず、急場は凌げそう。 そんな神懸かり的な展開を期待していたんっすが、1号機も運転電流、高っ! 2号機よりはマシなんっすが、定格電流の倍くらい流れていて、しばらくするとサーマルが動作して、ポンプが停止。 世の中に神様なんか、いねぇぇぇぇぇぇ! 万事休す…。 とりあえず、サーマルが飛ぶまで、数秒間はポンプを運転することが出来るんっすが、一度、サーマルが働いてしまうと、温度が下がるまでリセット出来ないので、サーマルが働かないギリギリを狙って、1号機、運転! ・・・・・ 。 停止! 続いて、2号機、運転! ・・・・・ 。 あ、サーマル、飛んだ…。 流入量がけっこう多いので、騙し騙し2台のポンプを運転させて、何とか水位は現状維持といった感じで、溢れることはないとしても、何ともなりません。 これはもう、役所にお願いして、バキュームカーに来て貰うしか…。

 そうこうしているうちに流入量が少なくなったのか、次第に水位が下がって、ポンプの頭が見えるようになったんっすが、ヨシ! バルブ開度を絞るのが正解かも? …にチャレンジするなら、今や! 垣下(呼び捨て)、イケぇぇぇぇ! 吐出配管のバルブ、どこにあるのかと思ったら、どうやら奥のほうにあるらしく、「足場がないので、締められないっす! 無理っす!」 そこを何とかするのが、プロやろ! 僕と同じくらい、素人同然の技量しか持ち合わせてないのは分かっているんっすが、無理でも、やれ!!!!! そう、言いたいところなんっすが、プロフェッショナル小掠さんも、「これは無理やなぁ…。」 あ、無理っすか…。 ま、バルブを締めて確実に電流値が下がるなら、無理でもやれ! …と、無理強(むりじ)いするところなんっすが、単なる僕の希望的な観測っすからね。 無理にやらせて、何の意味もなかったりしたら、僕の立場が…。 で、小掠プロの見解はというと、「何か、ポンプ(の羽根車)に(異物が)噛んでるとしか思えんな。」 あ、やっぱり…。 僕も薄々、そんな気はしていたんっすが、簡単に手で引き上げられるポンプではないので、手を拱いていたんっすよね。 で、小掠プロ、「誰か会社におらんかな。」 電話してくれました。 結果、竹松阪くん(仮名)が! 本名は、松竹梅のランクをひとつ下げて、名古屋から近鉄特急に乗って鳥羽方面に行く際、2つ手前で降りて貰うことで察して貰うとして。 途中の停車駅は、桑名、四日市、白子(しろこ)、津、伊勢中川、松阪…。 「悪いけど、マンポンカーに乗って…」 あ、ポンプが大きいから、マンポンカーでは無理かも…。 マンポンカーとは会社にある、引上げ装置が付いたトラックなんっすが、ユニック車の小型版というか。 「いや、イケると思うで。」 あ、そうなん? マンポンカーでは無理だと思い込んでました。 となると、どこかでユニック車を借りてこなければならなくて、何だか面倒だし、自分で運転出来る気がしないし、ま、一応、移動式クレーンの講習は受けたんっすが、絶対、吊り荷を落とすか、どこかにぶつける自信があるし、あまりにもハードルが高過ぎるので、ポンプを引き上げるのを躊躇っていたんっすが、マンポンカーでイケるなら、余裕っすな。 小掠プロと竹松阪くん(仮名)が何とかしてくれるに違いありません。

 で、1時間15分後。 津からはるばる、マンポン車がやってきました。 3人で頑張ってポンプを引き上げて貰いました。 僕は交通誘導に徹するとして。 いや、世の中には適材適所という言葉があるし。 交通誘導に適しているかどうかはともかくとして、ポンプの引上げに適してないのは確実なので。 ここ の前半の最後のほう。 日光の宿の日帰りプランの昼食の 「引き上げ湯波」 ですら、うまく引き上げられなかったし! で、引き上げてみた結果、

←click!!

 うわ。 ポンプの吸込み口に、何かぶら下がってるやん! 羽根車に、何か絡まってるやん! 1号機と2号機で、

←click!!

 これだけ取れました。 その筋のプロの見立てによると、ウェットティッシュが固まったんじゃね? …との事でした。  で、異物を除去してポンプを据付けて、試運転した結果、おお。 ウソのように電流値が下がった! つまりアレっすな。 1台目の故障が発生した時点で、さっさとポンプを引き上げればよかったんや! …と。 で、近隣住民に一言。 トイレにウンコとトイレットペーパー以外の固形物を流すなぁぁぁぁぁ!!

 んなことで、今日はロニー・スミスっす。 オルガン、ガンガン、ズンズン、グイグイ上昇、ジミー・スミスにロニー・スミス、ジョニー・ハモンド・スミスだ、YO〜♪  “世界3大・ジャズ・オルガン・スミス” の一人でありますな。 歌詞の冒頭はラップの聖書(バイブル)、「メロラップ」 を引用させて頂きましたが、作詞の才能ありますよね。 作曲や歌の才能はともかく。 ま、ラップだから、こんなもんじゃね? そう、擁護する向きもあるかも知れませんが、これ と比べるとやっぱ、素人の域を出ないな…と。 ていうか、パクりじゃん! いや、インスパイアしているだけだと思うんっすが、んなことで、ロニー・スミス。 ロニー・リストン・スミスというキーボード奏者もいるんっすが、それとは別人かと。 ジョン・パットンは通称なのか、愛称なのか、自称なのかは知りませんが、本国アメリカでは、ビッグ・ジョン・パットンと呼ばれているし、ジャック・マクダフは通称なのか、愛称なのか、自称なのかは知りませんが、本国アメリカでは、ブラザー・ジャック・マクダフと呼ばれています。 じゃ、リストンじゃないほうのロニー・スミスはというと、ドクター・ロニー・スミス。 ターバン姿 の印象が強いんっすが、最初のオルガンは天使がくれたんだよ。地元の小さな楽器店にオルガンが置いてあって、毎日通って弾いていたんだ。そのうち店の経営者から自宅に呼ばれてね、ドアを開けたらB-3がドーンと置いてあった。そして "ここから自分で運び出せるなら君にやるよ" と言われた。雪の降る寒い日だったけど、必死に運んだよ。弾き方や操作方法は自分で学んだ。そのオルガンは大事に自宅に置いていたんだけど、ジャック・マクダフに貸し出したら行方不明になった。結局ルー・ドナルドソンのところにあるのを発見して取り戻したんだけどね(笑) 。 何か、すげぇエピソード。 ジャズマンだから間違いなく、8割くらい話を盛ってる気はするんっすが、地元の小さな楽器屋さん、超太っ腹。 うちの隣は火事で焼けるまでは電気屋さんだったんっすが、電池1本くれなかったような? その替わりに 「聖教新聞」 を取らされたりしたんっすが、結果、「バリバリ君」 を読むことが出来たので、ま、ウィンウィンかな? …と。 で、今日はそんなロニー・スミスの 『フィンガー・リッキン・グッド』 というアルバムを取り上げてみたいと思うんっすが、1967年のコロンビア盤。 まだ、頭にトレードマークのターバンを巻いてない、その辺の土建屋の2代目の社長みたいなジャケットが新鮮っすな。 で、これ、面子がなかなか凄いっす。 キング・カーティスのテナーに、ロン・キューバーのバリサク。 この辺は単にマニアックなだけなんっすが、ブルー・ミッチェルのラッパが入ってます。 で、ギターがジョージ・ベンソン、もしくはメルヴィン・スパークス。 んーと、ドクター・ロニー・スミスが79歳で逝去 。 先ほど、ドクター・ロニー・スミスが逝去されたと連絡しましたが、ロニー・リストン・スミスの間違いでした。 …という事はなく、本当に逝去された模様なんっすが、それから数年のうちに、ハモンドオルガンの名手となったドクター・ロニー・スミスは、60年代半ばになるとサミー・ブライアント・オーケストラの一員として、舌でオルガンを弾くことで広く知られるようになった。 エエぇぇぇ…。 何じゃ、その “色もん枠” 。 彼が大ブレイクを果たしたのは、1967年にギタリストのジョージ・ベンソンのバンドに参加した時のことで、当時の彼が所属していたコロンビア・レコードは、彼にデビュー・アルバム『Finger Lickin’ Good』の制作を許可したが、実際に彼がアメリカの音楽ファンに知られるようになったのは1969年以降のことだった。 そういう経緯なので、ベンソンの参加は不思議ではないんっすが、この面子を見る限り、大いに期待! …してしまいますよね。 果たして、その期待に応えることが出来るのか、乞うご期待!

 んなことで、まずは1曲目、 「ホラ・ムニェカ」 。 ロニ・スミのオリジナルみたいなんっすが、「hola」はスペイン語で、やあ、こんにちは。 英語の「hallo」っすかね? で、「muneca」は人形もしくは手首。 「やあ、お人形さん」 みたいな? 「やあ手首、ラーメンの出汁にしたろか?」 だったりしたら、ちょっと嫌なんっすが、衝撃的でしたよね、 これ 。 僕は “手首入りラーメン” と記憶していたんっすが、正しくは “手首ラーメン” なんっすな。 よかった。 手首は出汁を取っただけで、具材としてトッピングされていたワケじゃないんや♪ ま、それでも、よくない気がしないでもないんっすが、ま、それはそうと 「ホラ・ムニェカ」 。 2管で演奏されるテーマはソウルフルなハード・バップ。 そんな感じのアレだったりして、で、続いてテナーのソロが登場します。 キング・カーティス っすよね。 44戦8勝、主な勝鞍 3歳以上500万下って、ぶっちゃけ、あまり大した馬ではなさそうなんっすが、いや、これは人違い…というか、馬違いというか。 う…間違ったぁ。 正しくは こちら 。 R&B(あっち)の世界では有名&人気なんっすが、JAZZ(こっち)の界隈では軽んじられているイメージ。 が、ここでのソロを聞く限り、かなり癖強(くせつよ)ではあるものの、クドいな! …と。 ま、そこがいい♪ …という趣向の人もいるだろうし、蓼食う虫も好き好き。 続くブルー・ミッチェルはブルーな持ち味がよく出ていて、いいな♪ …っと。 ブルマはやっぱ、ブルー系っすよね。 個人的に臙脂色はちょっと…。 漢字からして、コッテリしていて脂っこそうっすよね。 で、続いて、ロニ・スミのオルガンが出て来て、さ、これからソロをたっぷり …と思ったら、すぐにフェイドアウトして、終わってしまいました。 勿体ねぇ…。

 で、次。 「マイナー・チャント」 ここ を見ると、特に Written-By の記載がないので、ロニ・スミのオリジナルという認識なんだと思うんっすが、これ、めっちゃどこかで聞いたことがありますな。 で、曲名でググってみたら、これ 。 ごく初期の原稿なので簡潔なんっすが、ラストの「マイナー・チャント」もちゃんとした演奏。 これ、スタ・タレの曲ちゃうん? もしかして、パクった? いや、インスパイアした? ま、誰が Written-By なのかはともかく、シンプルながら、ブルージーな佳曲っすよね。 で、演奏のほうは “本家” よりも速めのテンポで、スインギーに。 サックスとギターのユニゾン? …で、雄々しくテーマが演奏された後、ソロ先発はロニー・スミス。 先ほど、フェイドアウトで終わらさせてしまった恨みを晴らすべく、一気呵成にフレーズを…とか言ってるうちに、次のギターにスイッチしちゃいましたが、基本、軽んじられていますな。 リーダーなのに…。 で、このギター・ソロがジョージ・ベンソンなのか、メルヴィン・スパークスなのかを聞き分ける技量は僕にはないんっすが、Discogs はその辺、ちゃんと明記しろよ! …と。 ディスコグスって、ちょっと言いにくいし。 ま、どちらにしろ、流れるような卓越したソロであるのは確かで、で、続いてミッチェルのブルーなソロがフィーチャーされて、最後はキン・カスがクドく締めて、シンプルなテーマに戻って、おしまい。 けれん味のない真っ直ぐな演奏で、よかったな♪ …と。

 で、次。 「キャント・ユー・ジャスト・フィール・イット」 。 管楽器抜き、オルガン主導で演奏されるテーマは、ソウルな雰囲気。 パーカッションもガチャガチャ、頑張ってます。 特にパーソネルに記載はないんっすが、パーカス、入ってますよね? で、でロニ・スミのソロがフィーチャーされて、フェイドアウトして、おしまい。 2分51秒の、ほんのちょっとしたプチ小品でありました。 で、次。 「ジーニー」 。 もしかしたら 「ジーニーン」 と読むのかも知れませんが、デューク・ピアソンにそんな名前のオリジナルがありますよね。 個人的に好きな曲なので、おおっ♪ …と思ったら、Written-By ? G. Benson と書かれていて、どうやら別物みたいなんっすが、これはこれで、めっちゃいい曲っすな。 「ジーニーン」 に外れなし。 痔にはボラギノール♪ あれもいい歌だし。 2管+ギターのユニゾンで演奏されるテーマ部は、これぞハード・バップといった雰囲気。 ちょっぴりファンキーな香りもあったりします。 で、オルガン、ギター、ラッパの順で各自の卓越したソロがフィーチャーされて、最後、オルガン+ギターとドラムスの、ちょっとした絡みがあって、でもって、キャッチーなテーマに戻って、おしまい。 3分25秒、短めでシンプルな造りなんっすが、いいな♪ …っと。

 で、次。 「サイドマン」 。 これまた分かりやすい曲調で、オーソドックスな演奏が展開されています。 2管のユニゾン、もしくは微妙なハモリでテーマが演奏されて、ソロ・パートはオルガン、ギター、ラッパ、テナーの順。 そういえばバリトン・サックスの人、どうした? テーマ部でこっそり、後ろのほうで吹いていたりするんっすかね? 存在感が皆無なんっすが、だとすれば僕と同類なので、ちょっぴり親近感を覚えたり。 今度、僕と一緒に信金にいかない? いやどす。 うわ、断られた…。 ま、信用金庫に行っても、さほど面白くはないので、別にいいんっすが、で、最後、再びミッチェルが出て来て、ブルーなソロをたっぷり聞かせてくれて、いい感じのテーマに戻って、おしまい。 で、次。  「キープ・トーキン」 。  「話し続けてください」 。 僕がいちばん苦手とするところでありますな。 書き続けるのなら、いくらでもイケるんっすけど。 あ、でも、「ペンは剣よりも強し」 って言うし! ペンと剣で韻を踏んでいるんっすが、僕だって『ケンとベンの検便物語』 というのを書いたことがあるし! で、曲のほうはアレっす。 ソウルフルでアーシー。 都会派アーバンな僕の趣向には、ちょっぴり、そぐわなかったりするんっすが、あ、バリサクの人、生存確認。 ブッ♪ …という短い音が、たまに聞こえてきます。 僕よりずっと、存在感あるじゃん! 何だか悔しいので、もう信金になんか誘わない! ま、誘ってもどうせ断られるんっすが、そうこうしているうちに、演奏のほうはズンズン進んでおりますな。 ラッパの人とオルガンの人が話し続けて、でもって、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。 「マイ・ベイビー」 。 作曲者として W. Dixon という名前がクレジットされているんっすが、んーと、この人 。 いかにも American blues bassist, vocalist, songwriter, arranger and record producer, born 1 July 1915 in Vicksburg, Mississippi, USA が書いた曲やな。 そんな雰囲気が漂っているんっすが、オルガン主導のテーマの後、テナー、オルガンの順でソロがフィーチャーされ、でもって、テーマに戻って、最後はオルガンのソロっぽくなって、フェイドアウトして、おしまい。

 んなことで、次。 「イン・ザ・ビギニング」 。 何か、急に世界観が変わりましたな。 Walkman に入れた音源を Bluetoothでミニコンポに飛ばして聞いているんっすが、ん? 違うアルバムに変わった? そう、思ってしまいました。 ビヤァァァ〜ン♪ ちょっぴりフリーなオルガンの咆哮に続いて、ギターが瞑想的なフレーズを反復し、そこに、お静かな管楽器のアンサンブルが被さって、何だかミステリアスな世界が構築されます。 個人的には構築よりも、チーチクのほうがいいな。 そんな気がするんっすが、チーズと竹輪の相性、バッチリっすもんね。 で、何やら、ピアノ? ヴァイブ? …みたいな音も聞こえてきたりして、これ、絶対、違うアルバムやろ? …と。 で、次。 「ロニーズ・ブルース」 。 あ、元に戻りました。 ダウン・トゥ・アースなブルースっす。 ある意味、安心。 で、次。 「セイ・スタッフ」 。 「セイ」 というと、 長渕剛 を思い出してしまうんっすが、セイッ! んなことで、ラストっす。 完全、手抜きモードに突入しておりますが、あと1曲っす。 頑張りましょう。 「アワ・ミス・ブルックス」 。 作曲者として H.Vick という名前がクレジットされています。 American soul jazz saxophonist and flutist, born April 3, 1936 in Rocky Mount, North Carolina の、ハロルド・ヴィックっすな。 基本、クドそうなキャラなので、作曲にはあまり多くは期待出来ないんっすが、聞いてみたら、曲がどうのこうのと言うより、「あえら、んにゃら〜、おえら、えらら〜♪」 ロニー・スミスの “歌” に、全てを持って行かれました。 この人、『ムーブ・ユア・ハンド』 でも、お得意のボーカルを披露してくれているんっすが、見た目から想像するより、声が甲高いんっすよね。 「下手の横好き」 だから、やめたほうが…。 誰か、そう進言してくれる人はいなかったんっすかね? これはもう、武田信玄に進言して貰うしか。 ノーモア関ヶ原合戦じゃ! いや、そんな進言はどうでもよくて。 で、終盤は “歌” というより、 “叫び” みたいになって、とまあそんなこんなで、今日のところは以上です。

【総合評価】 終盤はウダウダになっちゃいましたが、なかなかの出来でありました。 少なくとも最初の4曲は、傾聴に値するな。 そのように評価していいのではなかろうかと。 ブルー・ミッチェルが随所で活躍しているので、この人目当てで聞くのも、全然アリかと。 一方、ジョージ・ベンソンはあまり目立っていないので、この人目当てで聞くのは、ないかも? ロニー・スミス目当てで聞くのは、前半こそ軽んじられているものの、途中から次第に存在感が増していくので、全然イケると思います。 最後は一緒に歌って、おえら、えらら〜、うわぁぁぁぁ〜♪


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