WHERE I'M COMING FROM (PRESTIGE)

LEON SPENCER (1972/2/22, 1973/1/26)

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【パーソネル】

LEON SPENCER (org,vo)
JON FADDIS (tp) <#1-4> VICTOR PAZ (tp) <#1-4>  SELDON POWELL (ts,fl) <#1-4> FRANK WESS (bs,fl) <#1-4>
VIRGIL JONES (tp) <#6> SONNY FORTUNE (as) <#6> DAVE HUBBARD (ts) <#6> HUBERT LAWS (fl) <#6>
JOE BECK (g) <#1-5> MELVIN SPARKS (g) <#6> ERNIE HAYES (el-p) <#1-4>
GEORGE DUVIVIER (b) <#1-4> GRADY TATE (ds) <#1-5> IDRIS MUHAMMAD (ds) <#6> BUDDY CALDWELL (congas) <#6>

【収録曲】

(01-03) SUPERSTITION / GIVE ME YOUR LOVE / KEEPER OF THE CASTLE
(04-06) TROUBLE MAN / THE PRICE A PO' MAN'S GOT TO PAY / WHERE I'M COMING FROM
【解説】 ( 2025年10月12日更新 / 連載 1,650回 )

 あああああああ! “1/2の賭け” に負けたぁぁぁぁぁ! 午前中は完勝だったのにぃ…。 その日は朝から、家の近くの某・排水機場に行ってたんっすよね。 工事の担当ではなかったんっすが、家が近いので、「何かあった時はヨロシクお願いします!」 と言われてて。 で、先日、何かありました。 電動弁が水没した! …と。 またっすか。 数ヶ月ぶり、2度目? 工事の担当ではなかったので、詳しいことはよく分からないんっすが、電動弁が地面よりも低いピットみたいなところにあるらしいんっすよね。 で、そのピットに雨水が流れ込んで、電動弁が水没した…と。 そのような事態は想定されていて、水没しても大丈夫な機種を選定したそうなんっすが、大丈夫ではなかった…と。 何故アカンかったのか、その原因を探るべく、メーカーの人に来て貰うので、立ち会って貰えませんか? …と。 合点、承知の助! メーカーの人が来てくれる。 こんな心強いことはないっすよね。 「自力で何とかして貰えませんか?」と言われたら、「あ…、その日はちょっと、他の現場が…。」 いつかは行かねばと気に掛けてはいるものの、緊急を要するものではないので、ま、そのうちに…。 そんなふうに放置していた現場に、どうしてもその日、行かねばならなくて! やんわり、お断りさせて頂くところなんっすが、メーカーの人が来てくれるんだったら、そっちに行くっす! 他の現場は別の日にするっす! そもそも他の現場は自力で何とかしなければならないので、面倒なんっすよね。 でなければ、とっくに行ってるし。 で、メーカーの人に状況を確認して貰った結果、水没してもいいように、防水の端子ボックスが付いた機種を選定したものの、電線管の接続方法が悪くて、そこから水が浸入してしまった…と。 なるほど、要するに施工不良ってワケっすな。 当時の現場監督、誰や? しっかりしろ!! 自分が担当した工事ではないので、その意味でもお気楽だったりするんっすが、では、どうすればいいのか。 「あ! 船舶…なんちゃら金物…とかいうの、使わないと駄目っすか?」「そうですねー。」 おお、正解! 僕が監督をしていたら、こんなことにはならなかったのに…。 今から20年くらい前、当時、岐阜営業所に勤務していた頃、工事の打合せで、役所の担当者から言われたんっすよね。 「端子ボックスとの接続は、船舶なんちゃら金物を使うように。」「承知しました!」 安請け合いしたものの、え、何それ? 船舶って、船でもないのに…。 後から調べてみたら、んーと、 これ ? あ、なるほど。 船の場合、沈没しても大丈夫なように、こういうのを使うんっすな。 で、船じゃなくても水没が懸念される箇所は、こういうのを使う必要があったんっすな。 当時の監督、しっかり覚えておくように!!

 で、問題の電動弁、直ちに電線管の接続方法を見直したのかというと、何かこの先、続きの改修工事があるらしいので、その時にでも直すかぁ…と。 ピットに仮設で排水ポンプを設置したし、ピットの周りに土嚢も積んだので、そうそう水没することもないだろうし。 そんなふうに悠長に構えていたら、また水没した…と。 今度は雨水の浸入ではなく、古い建物の解体工事をしていた業者が、間違えて何かの配管をぶっ壊してしまって、一面、大洪水になっちゃったんだとか。 あちゃ〜。 その解体工事の監督じゃなくて、よかった…。 ブレイク、ブレイク、あなたの街の〜、解体、解体、一役買いたい〜♪ 社歌 とか、歌ってる場合じゃないし。 この歌、解体と「買いたい」で韻を踏んでるところは非常にイケてるんっすが、ケミカルアンカー、大地を揺らせ と、ダイヤモンドカッター、Da Da Da! この2つのフレーズは頂けませんな。 ケミカルアンカーの耐震計算、面倒だし。 …という、個人的な見解はともかくとして、揺れる大地に耐え得るように施工するのがケミカルアンカーやろ? お前が大地を揺らして、どうすんねん? で、ダイヤモンドカッターの擬音は Da Da Da! ではなく、ギュイィィィィィィン! …だし。 現場に出たことのないヤツが、知ってる単語、並べただけやん! そんな気がしないでもないんっすが、とまあ、それはさておき、解体屋が配管をブレイクして、電動弁が水没した結果、どうなったのかとうと、意外と大丈夫だった模様。 ポンプはちゃんと運転出来たし、電動弁の端子台のカバーを開けて、乾かしたところ、ちゃんと開いた…と。 が、電動弁が閉まらない…と。 ポンプ連動でも閉まらないし、電動弁を単独にしてもアカン…と。 その程度の不具合で済んだ模様なんっすが、ちなみに電動弁というのはアレっす。 電気の力で開け閉めする弁。 そういったアレなんっすが、電気で開け閉め出来ない場合は、手で開け閉め出来るようになっているんっすよね。 弁体が固着しちゃったらアウトなんっすが、手で閉めることは出来た…と。 「原因が分からないので、ちょっと見て貰えませんか?」 そんなご依頼だったんっすが、「 ・・・・・ 」。 電話が掛かってきたのが金曜日の夕方16時半過ぎだったんっすよね。 しかもザーザー降りの大雨だし。 現場、外なんっすよね。 ぶっちゃけ、現場まで15分くらいの所にいて、車の中で「今週もあと30分で終わり♪」 と、終業時間になるのを待機している状態だったんっすが、「あ…、今すぐにはちょっと…。」 で、目の前の面倒から目を反らしたい一心で、「明日でもいいっすかぁ?」 言ってしまってから、明日って、土曜日やんけ! そんな事実に気付いてしまったんっすが、「あ、ぜんぜん大丈夫です!」「 ・・・・・ 」 。 ま、家のすぐ近くだし、午前中で終わるだろうし。 依頼内容も 「ちょっと見て貰えませんか?」 だし。 直して欲しいとは言ってないよね? 「見て、分かるかどうか分かりませんけど、一応、見るだけ見てみます…。」「よろしくお願いします!」 見て、分からなかった時の予防線を張っておいて、とりあえず問題を先送りすることに成功。

 で、翌日、行ってみました。 この物件は役所から直ではなく、僕は元請から依頼された下請の立場なんっすが、元請の監督さんに手伝って貰って、電動弁の端子台のカバーを開けて、中の状況を確認してみました。 「最初、箱の中が水で一杯でした。」 あー、船舶なんちゃらを使わないから、そうなっちゃうんだよね。 「本体(こっち)のほうも開けて確認したんですけど、こちらに水は入ってませんでした。」 あ、そうなん? 本体が無事なら、端子台のほうは中に端子台しかないので、さほど大事にはならないような? その端子台のほうも、ちゃんと掃除して乾かして貰ってあるし。 「こっちのほうは問題なさそうっすねー。」 そんな気がしないでもないので、続いて盤のほうを見てみることにしました。 詳しい説明は省きますが、電動弁の回路は こんな感じ 。 正転用(開操作)と逆転用(閉操作)のマグネットスイッチがあって、「開」操作をすると正転用のマグネットスイッチのコイルに電圧が掛かって、電磁石がガチャンと動いて、上と下の接点が繋がって、バルブを操作するモーターが回る。 「閉」操作をすると、モーターが反対に回る。 で、試しに操作してみたところ、なるほど、確かにちゃんと開くな…と。 が、「閉」操作をしても、ウンともスンとも言わねぇ…。 日常生活において「ウン」はともかく、「スン」とか言う機会、あるか? …と言われると、まず無いような気がするので、別に「スン」は言って貰わなくて構わないんっすが、「ウン」くらいは言ってくれないと。 マグネットがガチャンしないので、これは何か、アカンな! …と。 電動弁には全開や全閉になった時、自動で止まるようにリミットスイッチというのが付いているんっすが、例えば「閉」操作の場合、全閉でない状態ではリミットスイッチの接点がオンになっていて、マグネットのコイルに電圧が掛かるようになっているんっすが、全閉になるとリミットスイッチの接点がオフになって、モーターが止まる…と。 全閉でないにも関わらず「閉」操作が出来ないということは、リミットスイッチが壊れている可能性があるな…と。 何故、壊れたのかというと、それはもう、水没したから。 リミットスイッチがある本体のほうは無事だったらしいんっすが、何せ、水没だし! そんなん、アカンに決まってるし! で、試しに端子台で全閉リミットの信号を短絡してみたところ、ん? やっぱり、あかん…。 いや、開(あ)かんことはなくて、開(あ)くのは開くんっすが、閉まらん…。 そもそも、マグネットのコイルにちゃんと、電圧来てるんか? 試しにテスターを当てて「閉」操作をしてみたところ、あ! ちゃんと電圧、来てる! ということは、つまり、マグネットスイッチの不良か!

 「原因、それっぽいっすねー。」 元請の監督さんにそう告げて、その日は無事、午前中で作業が終わりました。 が、それっぽいというだけで確証は持てないので、後日、メーカーの人に来て貰うことにしました。 で、来てくれました。 「マグネットが悪いっぽいんっすけど。」 最初に個人的な見解を述べさせて貰ったんっすが、「調べてみます!」 どうやら、素人の戯言と思われたみたいで、メーカーの人達は電動弁の端子台の蓋を開けて、中の状況を調べ始めました。 あ、それ、前にも見た結果、マグネットが悪いという結論が出たんっすけど…。 ま、素人が口だしするのもアレなので、黙って状況を見守ることにしました。 調査の結果、本体に問題はなさそう。 そんな結論が得られたようで、「となると、リミットスイッチが怪しいな!」 しばらく色々と調べていたんっすが、「一度、端子台で接点を短絡してみます!」 あ、それ、前にも試した結果、マグネットが悪いという結論が…。 「あれ? 動かんなぁ…。」 動かんっすよね。 それは前に、僕も試してみました。 素人が口だしするのはアレかなと思ったんっすが、「あ…あの、マグネットのコイルまでは電圧が来ているみたいで…。」「調べてみます!」 で、試しにテスターを当てて「閉」操作をしてみたところ、あ! 「ちゃんと電圧、来てる!」 ということは、つまり、「マグネットスイッチの不良か!」 だから最初に、そう言いましたやん!! ま、素人の見解がプロにも認められたという事で、僕としてはちょっと嬉しかったんっすが、水没したのは本体のほうで、盤のほうは何ともなかったのに、マグネットのコイルがやられるとか、普通は考えられませんからね。 プロ故に、そんな筈はない! そんな先入観を持ってしまったのでありましょう。 で、とりあえず後日、マグネットを交換してみよう。 そんな運びとなりました。 ぶっちゃけ、素人の僕でもそれくらいの作業は出来るんっすが、餅は餅屋、蛇の道は蛇。 素人が下手に手を出して変なことになってもアレなので、プロに任せることにしました。

 で、昨日の午前中、メーカーの人に来て貰って、マグネットスイッチを変えて貰うことになったんっすけどね。 元請の監督さんも半信半疑なようで、「これで直ってくれたらエエんやけど。」 半ば、神頼み状態。 「うちの○○さんが、マグネットの不良ではない気がするって、脅してくるんっすよねー。」 いや、大丈夫! 自分だけ見立てなら、そう言い切るだけの自信は無いんっすが、プロにも見て貰ってますからね。 大丈夫! …なんじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、もし駄目だったとしても、それは僕のせいじゃないし! プロのせいだし! その意味で、ちょっと気楽ではあるんっすけど。  で、プロはプロらしく、淡々と取替作業を進めてくれたんっすが、既設の上側の動力線を外している時、バチィィィン!! え? 今、バチィィィン!! って言った? 何か、短絡(ショート)した? 「すいません!」 プロが盤の左上のいちばん大きいブレーカーを切っていたので、それが主幹だと思っていたんっすが、それはポンプ単独のブレーカーで、電動弁の動力は他から取ってた模様。 「勘違いしてました…。」 幸い、古いほうのマグネットのカバーがちょっと焦げただけで、実害はなかったんっすが、危ねぇ…。 自分でやらなくて、よかった…。 プロらしからぬミスなんっすが、ま、弘法も筆の誤りというか、猿も木から落ちるというか、羮に懲りて膾を吹くというか。 あ、最後のは、僕が好きな諺(ことわざ)というだけで、今回のケースには当てはまらないっすか。 好きな諺ではあるんっすが、次の 「 」 の部分を漢字で書け。 「あつもの」 に懲りて 「なます」 を吹く。 国語のテストには出題して欲しくないっすなぁ…。 熱物 に懲りて 生酢 を吹く。 適当な漢字を書いちゃいそうっす。 ちなみに意味は、失敗に懲りて、必要以上に警戒心をもつこと。「羹(あつもの)」は、吸い物の汁。「膾」は、肉を細く刻んだ冷たいあえもの。熱い吸い物のために口の中をやけどし、それに懲りて冷たいあえものまで、冷まそうとして吹くこと。 あ、今回のケースに、まったく当てはまらないこともないっすな。 どちらかと言うと、ビビリなのを揶揄するニュアンスなんっすが、石橋をたたいて渡る。 それくらい、慎重に行動するべきであった。 そんな教訓と捉える事も出来ます。 ま、ちょっとしたバチィィィン!! があったとは言え、無事に取替作業が終わり、いよいよ運命の試運転。 ドキドキドキドキ。 電動弁を「単独」にして、「開」操作。 はい、電動弁、開っ! ここまでは大丈夫。 問題はこの次なんっすが、「はい、続いて閉操作〜。 電動弁、閉っ!」 うぉぉぉぉぉ! 動いたぁぁぁ! やったぁぁぁぁ!

 こうして、午前中は勝利の美酒に酔いしれることになったんっすが、その直後、某・役場から電話が。 「前にも見て貰ったと思うんですけど〜、○○のマンホールポンプ、また昨日、何回か “高水位” が出て〜。」 ああ…。 確かに少し前、そんな話がありました。 「異常高水位」の警報が出て、すぐに復帰した。 そんな不具合が何回か発生した…と。 で、見に行ったんっすが、別段、悪いところはないような? その機場は水位計で制御しているんっすが、マンホールの水位が0.80mになるとポンプが運転し、0.60mまで下がると止まる。 水位が1.40m以上になった場合、「異常高水位」の警報が出る…と。 「異常高水位」の原因としては、運転水位になってもポンプが起動しない。 ポンプは運転しているが、ポンプの調子が悪くて、水位が下がらない。 実際は異常高水位まで水位が上がっているワケではないのに警報が出ちゃう。 今回、諸般の状況から、最後のパターンっぽいな…と。 水位計、壊れかけっぽい? 今、見ている限りは、それっぽい数値が表示されているんっすが、僕の見ていないところで羽目を外して、「ウヒョ~~~~!!」と、変な数字を出しちゃうとか? 原因がよく分からんので、とりあえず運転水位を0.65m、停止水位を0.45mに下げて、早めにポンプが運転するようにして、異常高水位の設定は1.60mまで上げて、なるべく出ないようにして。 超・その場しのぎの対策で、とりあえず様子を見て貰うことにしたんっすが、そうすかぁ…。 再発しましたかぁ…。 多分、水位計の不良だと思うんっすけどね。 たまに、何かの拍子に、数字が ビヨ~~~~~ン!! …と、最大値近くまで上がって、すぐ元に戻るような。 ディストリビュータだか、アイソレーターだかが壊れかけると、よくそんな症状が出ます。 ここの機場はディスビもアイソレもなくて、水位計の変換器から直に接点信号を出しているんっすが、怪しい! いかにも怪しい! 明らかに水位計の不具合だと断言出来れば、警報だけ切っておくことも可能なんっすが、万が一、本当に水位が高くなっているのだとすれば、この3連休の間にウンコ水が溢れちゃう恐れも…。

 果たして、どうしたものか…。 悩みながら現場に行ってみたところ、ここの機場の 「異常高水位」 の信号は水位計変換器からだけでなく、バックアップ用フロートスイッチからも出していることが判明したんっすが、そういうことなら、片方を殺しちゃっても大丈夫。 僕の見立てでは、9割5分、水位計の不良だと思われるので、そっちのほうの警報用のリレーを取り外して、しばらく様子を見ることにしたんっすが、その旨を役場の担当者に申し入れたところ、 「 “1/2の賭け” ですね!」 そんなふうに言われたんっすが、勝算はありました。 50%ではなく、95%と5%っす! 大丈夫っす! 心の中でニンマリしながら、その場を去った次第でありますが、その日の夜の8時頃。 「また高水位、出ました!」 マジかぁぁぁぁぁ! 僕の見立て、見事に外れてしまいましたが、弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、石に漱ぎ流れに枕す。  あ、最後のは、夏目漱石のペンネームの由来になった諺(ことわざ)というだけで、今回のケースには当てはまらないっすか。 「漱(くちすす)ぎ」 って、何や? …と思ったら、口をすすぐこと。 んなもん、「口濯ぎ」 でエエやん! そう思わずにはいられませんが、洗濯 = 洗う + 濯(すす)ぐ。 ちなみに意味は、負け惜しみの強いことのたとえ。また、屁へ理屈をつけて言い逃れることのたとえ。 晋 (しん) の孫楚 (そんそ) が 「石に枕し流れに漱ぐ」 というべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と言い間違えちゃったんだけど、「石に漱ぐ」は、歯を磨くことだし! 「流れに枕す」は、耳を洗うことだし! そう言い張って、自分の間違いを認めなかった…と。 いますよね、こういうガキ。 「うるほしやつら」 みたいなガキ。 僕が小学生の頃、家からそんなに近くない公園に行ったら、見ず知らずのガキが何人かいたんっすが、「 “うるほしやつら” って漫画、めっちゃオモロイ。」「うるほし? うる星(せい)やつら…やろ?」 「う・る・ほ・し・や・つ・ら!」 頑として自分の過ちを認めようとしませんでした。 こんな子供にはなりたくないな。 子供心にも、そう思わずにはいられませんでしたが、 漱石枕流 。 話は変わりますが、夏目漱石というのはじつは本名ではなく本を書くときにつかうペンネームなんです。 いや、知ってるし。 「枕石漱水」という四字熟語があります。 川の流れで口を洗い石を枕として睡眠をとるような隠居生活を送りたい、という意味です。 いや、違うし。 この資料館スタッフ、大丈夫か? 東京理科大学だから、国語、苦手か? 話を戻しますが、中国のある人がこれを「漱石枕流」と間違え、しかし間違いを認めようとはしなかったことから「漱石」には「頑固者」、「負け惜しみ」という意味があります。漱石はこれを気に入って名前を夏目漱石としたようです。 あ、「漱石枕流」じゃなくて「枕石漱水」だから、最初の意味で合ってるんっすか。 分かりにくいし! そもそも石の枕とか、寝にくいし! 川の流れで口を洗い…って、上流からウンコが流れてくるかも知れないし! 「石に漱ぎ」 のほうが、歯石が取れそうで、よっぽどいいし! で、ん? 枕石漱水? 枕石漱流じゃなくて? 資料館スタッフも書いているうちに、ワケが分からなくなってきたに違いありませんが、で、どうせなら夏目漱石(そうせき)よりも、夏目枕石(ちんせき)のほうが、よかったような? 枕石(ちんせき)。 チンコに石って、尿道結石かよ! そう、ツッコミを入れることが出来るし。 とまあそんなこんなで、チンコとウンコが大好きな小学生じみた大人に成長した自分に、乾杯☆

 んなことで、今日はレオン・スペンサーっす。 知ってますか? 僕は知りません。 知らないんっすが、過去に一度だけ、このコーナーで取り上げたことがあります。 んーと、 これ『ルイジアナ・スリム』 の一発屋。 そんなイメージだったりするんっすが、んーと、レオン・スペンサー 。 それ以外にも3枚ほどリーダー作を残しているんっすな。 で、探してみたんっすが、初リーダー作の『スニーク・プレビュー』 は入手することが出来ず、『バッド・ウォーキング・ウーマン』 は、このジャケ絵、書く気がしねぇ…。 結果、消去法で 『ホエア・アイム・カミング・フロム』 しか残らなかったんっすが、ジャケットが地味で、まったくソソられるものがありません。  が、他に選択肢がないので、しょうがありません。 サイドマンはなかなか豪華で、セルダン・パウエルとか、フランク・ウエスとか、バージル・ジョーンズとか、ソニー・フォーチュンとか、デイブ・ハバードとか、ヒューバート・ロウズとか。 セルダンは双葉より芳しそうだし、ウエスは油汚れとかを拭くのによさそうだし、バージルは世界中で愛されるスパイス&ハーブっぽいし、フォーチュンはカラオケで 「恋するフォーチュンクッキー」 を歌ってくれそうだし、ハバードとヒューバートは韻を踏んでいるし、色んな方面で活躍が期待出来そうなんっすが、最初にネタばらしをすると、これらのブラス or ホーンの人達は、ほぼアンサンブルの賑やかし要員だったりします。 ベースがジョージ・デュビビエだったり、ドラムスがグラディ・テイトだったりもするんっすが、さほど前面に出てくることはないし、何か、勿体ないな…と。 ま、ジャケットの見た目よりは全然イケてるので、そこは期待して貰うとして、じゃ、いってみましょう。

 まずは1曲目、 「スーパースティション」 。 スティービー・ワンダーのカバーらしいっす。 んーと、 これ っすか。「迷信」 なんっすな。 夜に口笛を吹くと蛇が出る…みたいな。 夜に口笛を吹くと蛇が来るって本当ですか? いま口笛吹いてから質問してるんですけどなかなか来ないですもう二時間くらい吹いてます疲れました。蛇は来ないけど起こったままが来ますもう少しやると本当に蛇きますか? HA!HA!HA! これはオモロイ。 蛇は来ないけど起こったままが来ます 。 意味がよく分からんのっすが、もしかして、起こったまま → 怒ったママ? で、回答のほうも、どれも洒落ているんっすが、口笛を吹くだけじゃダメです。交響曲第5番 ハ短調 作品67を完璧に口笛で演奏すれば出てきます。僕と友達はこれでヘビをゲットできました。HA!HA!HA! 他にも色々な迷信があるんっすが、迷信、イケますかね? 来週、書くネタを思いつかなかったら、迷信で行くという手もあるんっすが、とりあえずテーマさえ決めてやれば、あとはアドリブで適当に何とかなっちゃいますからね。 で、スティービーの「迷信」。 これは大名曲♪クラビネットによるイントロのファンキーなリフがカッコいいですね(^^) うん、 カッコいいです(^^) 。 原曲でもブラスだか、ホーンだかが、アンサンブルってるので、こいつのオルガン・ジャズ・バージョンも容易に想像出来るんっすが、聞いてみたら、ほぼ思った通りのサウンドでありました。 クラビネットの代役をギターが務めて、歌の代わりにオルガンが出てくる…みたいな。 ソウル臭がちょっと薄めだったりするんっすが、個人的にはこれくらいのほうがいいかと。 カールも「うすあじ」が好きだし。 ま、カレー味もチーズ時も好きなんっすが、特にチーズ味はカールに限らず、大人になって、美味しい♪ …と、思うようになりました。 子供の頃は、ウンコ臭くて苦手でした。 で、ソロ・パートは、ほぼオルガン。 前半はブラスだか、ホーンだかのアンサンブルが被るんっすが、途中でいなくなるので、レオ・スペのプレイを存分に堪能することが出来ます。 ソウルというより、ファンクな感じで、いいな♪ …と。 背後のギターもいい仕事をしているんっすが、ジョー・ベックっすか。 いいと思います。 終盤になるとアンサンブルも復活して、賑やかになって、でもって、フェイドアウトして、おしまい。 いや、よかったっす。

 で、次。 「ギブ・ミー・ユア・ラブ」 。 カーティス・メイフィールドのカバーらしいっす。 んーと、 これ ? 『スーパーフライ』(Superfly)は、発表されたカーティス・メイフィールドのアルバムである。映画『スーパーフライ』のサウンドトラックとして制作された。 その中の1曲みたいっすな。 レオ・スペは管楽器のアンサンブルをバックに、ミディアム・テンポで、グルーヴィな演奏を繰り広げております。 テーマの後、ちょっとだけテナー・サックスが出て来たりするんっすが、ソロ・パートはオルガン・オンリーっすな。 ノリがよくて、いいと思います。 で、大いに盛り上がってところで、フェイドアウトして、おしまい。  何か、ファンク系のオルガン・ジャズって、このパターンが多くないっすか? きっちり後テーマをやって貰いたい気がしないでもないんっすが、ま、これはこれで、アレかな? …と。 で、次。 「キーパー・オブ・ザ・キャッスル」 。 作者として Brian Potter, Dennis Lambert、2人の名前がクレジットされています。 聞いてみたら、どこかで聞いたことがあるような気がするアレだったんっすが、「城の管理者」は、1972年にモータウンを去った後に、グループがABCダンヒルレーベルで得点した最初のヒットについて著しい4つのトップをグループのために歌っているアメリカ人によって録音されて、リリースされた歌です。 歌 (関係における男性の役割についての社会的な論評) は、また、同じ名前の彼らのアルバムから歌や他の歌を作り出したデニス ランバートによって共同で書かれました。 そういうアレだそうです。 んーと、これ ? おお、これは確かに、著しい4つのトップをグループのために歌っているアメリカ人。 デデンデデン、デデンデデン、デデンデ・デンデデ・デデデンデン♪ 歌声のほうは、見た目に反して、意外と爽やかな著しい4つのトップだったりするんっすが、レポ・スペ盤のほうは、この 「デデンデデン♪」 が管楽器のアンサンブルになってます。  で、そこにスーッとオルガンが入ってくる感じ。 ベタなんっすが、いいっすな。 一般大衆にも分かりやすい加勢大周(初代)って感じ。 で、ソロ・パートはレオン・スペンサーの独壇場。 どくだんば? どくせんば? どくだんじょう? 僕は理系で国語が苦手なので、どれが正しいのかよく分からんのっすが、助けてください。 「独擅場 土壇場 独壇場」の三つのことばが頭の中でごっちゃになってしまいました 。 「助けてください」 と言うと、アレを思い出しますな。 『世界の中心で愛を叫ぶ』 。 ロケ地、行きましたぜ。 というか、たまたま選んだ宿の近くがこの映画のロケ地だと知って、後から映画を見てみたんっすが、ツッコミどころ満載でした。 「助けてください!」は、この動画の6:00頃に登場するんっすが、 集中治療室に入っている重病人の彼女を連れ出して一緒にオーストラリアに行こうとしたら、空港で彼女がぶっ倒れてしまったと。 お前のせいや! いや、改めて動画を見たら、めっちゃ泣けてしまったんっすが、…と、関係ない話を書いている間も、ノリノリのソロが続いているんっすが、縦横無尽、自由自在、天衣無縫、完全無欠のロックンローラー。 素晴らしい♪ で、お! 今度はちゃんとテーマに戻って、おしまい。 やっぱ、いい曲は最初と最後、きっちり聞きたいっすよね。 ま、最後は微妙にフェイドアウトな感じになるんっすが、ぜんぜん許せるっす。

 で、次。 「トラブル・マン」 。 マーヴィン・ゲイのカバーらしいっす。 んーと、 これ ? 思ったよりも声が高いっすな、ゲイくん。 で、レオ・スペのインスト版はというと、この声の高さをフルートで表現しています。 アレンジが冴えてるな! …と。 アレンジ界の麒麟児。 そう、評価していいと思います。 肥満児、異端児、麿 赤兒(まろ あかじ)。 別に何だっていいんっすが、イボ痔界のまじ卍(まじまんじ)とか。 最早、アレンジとは何の関係もなくなっているんっすが、で、ここでのオルガン・ソロはアレっすな。 ちょっぴりラリー・ヤングを彷彿させるものがあったり。 アーシーではなく、モーダル。 ソウルというより、スピリチュアル。 そこに管楽器軍団が絡んで、ゴー☆ジャスな雰囲気を醸し出し、でもって、テーマには戻らず、フェイドアウトして、おしまい。 ま、いいっす…。

…と、ここまで、カバーばっかじゃん! そう、不満に思ったカバオがいたりするかも知れませんが、カバの癖に生意気な。 そういうお前は作曲出来るんか? そう、言いたくなってしますんっすが、カバに馬鹿にされて、黙ってはいられません。 じゃあ、オリジナル曲、作ってやらぁ! というので生まれたのが、 「ザ・プライス・ア・ポー・マンズ・ゴット・トゥ・ペイ」 。 また、ムキになって、小難しいタイトルを付けちゃいましたな。 「Po'人が、支払わなければならない価格」 っすか。 何や、Po'人って? で、曲のほうはアレっすな。 正統派ハード・バップなファンキー・チューンみたいな? カバオを見返すには十分な佳曲なんっすが、で、テーマの後、珍しくギターのソロがフィーチャーされてます。 先述のジョー・ベックっすかね? 出来は上々だじょー。 で、続いてオルガンのソロが登場。 オーソドックスで、よく歌っていて、ケレン味がなくて、雑味がなく、クリアな味わいであるな…と。 でもって、きっちりとテーマに戻って、おしまい。 純粋にジャズっっぽくて、よかったな♪ …と。

 んなことで、ラストっす。 アルバム・タイトル曲の 「ホエア・アイム・カミング・フロム」 。 連チャンでオリジナルを持って来て、カバオに追い打ちを掛けます。 これまた、なかなかいい出来だったりするんっすが、この曲だけ面子が変わります。 ヒューバート・ローズが入って、ギターがメルヴィン・スパークス、ドラムスがアイドリス・ムハンマドに変わって、コンガの人が加わります。 で、テーマの後、ヒュバ・ローのフルート・ソロが登場。 ダーティなムードで、イケてます。 続くオルガンのソロも、じっくり、しっかり。 チャカポコなコンガも適度に効いていて、でもって、テーマに戻って、今日のところは以上っす。

【総合評価】 カバー曲はベタによかったし、カバオに捧げる自作曲も傾聴に値する出来。 オルガンのソロを存分に堪能することが出来るし、ジャケットの見た目の地味さに惑わされずに、オススメ☆


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