BOB BROOKMEYER AND FRIENDS (COLUMBIA)

BOB BROOKMEYER (1964/5/25〜27)

BOB BROOKMEYER AND FRIENDS


【パーソネル】

STAN GETZ (ts) BOB BROOKMEYER (v-tb) GARY BURTON (vib)
HERBIE HANCOCK (p) RON CARTER (b) ELVIN JONES (ds) TONY BENNETT (vo) <#9>
【収録曲】

(01-03) JIVE HOOT / MISTY / THE WRINKLE
(04-06) BRACKET / SKYLARK / SOMETIME AGO
(07-08) I'VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE / WHO CARES
(09-11) DAY DREAM / TIME FOR TWO / PRETTY GIRL
【解説】 ( 2015年10月25日更新 / 連載 1,185回 )

 いやあ、3連休でしたなぁ。 …って、2週間も前の話になってしまって、今さらジロー感が半端なかったりするんですが、とりあえず暇だったので、 明治村 に行って来ました。 が、それに関しては、あまり書くことが無いような気もするので、今回もとりあえず引っ張って引っ張って、パンツのゴムが弾性限界を超えて伸びきっちゃうところまで持っていこうと思うんですが、秋の京都旅行が次第に迫って来ましたなぁ。 休みを取ろうと思っていた11月13日の金曜日、僕が現場代理人と主任技術者を兼任している整備工事の予定が入ってしまって、たいへん心を痛めていたんですが、それが客先の都合で延期になってしまって、超ラッキー♪ ま、どうせ休む気満々だったので、どっちでもよかったりするんですが、で、 ここ で解決した筈の京都のメシ問題なんですが、この後に及んで、未だに迷走していたりします。 土曜日の夜に押さえた ここ なんですが、やっぱり 「牛フィレ・フォワグラのポワレ」 というのが、どうも…。 牛フィレに関しては何の問題もないんですけどね。 牛フィレ、フカヒレ、フィレオフィッシュ。 “世界3大フィレもしくはヒレ” の中でも、群を抜いて抜群にソソられる食材だったりするんですが、問題はフォアグラのほう。 何度もしつこく書いているんですが、肝が嫌いなんっすよね、僕。 キモいしぃ。 フォアグラは普通の肝とはまったく違う。 そんな話はよく耳にするし、実際に食べてみたら、意外と大丈夫だったような記憶もあるんですが、半分酔っ払った状態で食ってましたからね、あの時は。 素面 (しらふ) で食ったら、やっぱりキモかった。 そういう可能性は大いにあり得ますよね。 素面で食うのは、素麺に限る。 そんな気がするんですが、じゃ、酔っ払ってから食えばいいじゃん。 そう思われるかも知れませんが、そうまでして食いたいとは思いません。 そうまでして食うのは、素麺に限る。 そんな気がします。 そんなに好きではないんですけどね、素麺。

 昼が魚と肉の鉄板焼き、夜が魚と牛フィレとフォワグラのポワレ。 それも、ちょっとどうかという気がしてきたし、一度は捨てた これ も、やっぱりちょっと気になったりするし、うーん…。 で、悩んだ挙げ句、夜はやっぱり永観堂に行くことにして、昼間の鉄板焼きの店はやめて、夜に行く予定だったポアレのほうを昼間に持ってくることにしました。 このプラン っす。 肉料理は 「牛肉のロースト 季節の野菜添え 秋の訪れ」 。 おお、フォアグラが無いやん。 超ラッキー♪ これでもし、11月のメニューが 「フォアグラと牛レバーと豚レバーの肝三昧ポアレ」 とかになってたりしたら、目も当てられませんが、大分フグを初体験。肝三昧で舌がしびれます。 ま、これよりはマシだと思って、諦めるしかありませんかねぇ。。。 あと1週間もすれば新メニューが発表されると思うので、事の成り行きを見守ることにしようと思うんですが、で、夜の永観堂の拝観のオマケに付いてくるメシがちょっと地味っぽいので、ライトアップを堪能した後、昼に牛肉のローストもしくは肝三昧を賞味する店に行って、カクテルでも飲みながら、何か軽くつまみますかね? あら、 こんなところ に、ア・ラ・カルト。 一品料理も充実しておりますな。フォワグラの一皿…は、どうでもいいとして、 「リガトーニ 和牛ボロネーゼソース」 とか、よさそう。 どういう料理なのか、まったく見当が付かないんですが、ありがとう、和牛のボロニアソーセージ。 恐らく、そういったのをイタリアンに仕上げたものなのではなかろうかと。 ググってみたら何か、マカロニのミートソース和えみたいな感じで、あまりソソられるものがなかったので、 「豚のリエット 実山椒の香り」 のほうにしておきますかね? こちらのほうは何だか、山椒臭い太った理恵タンみたいなのが頭に浮かんだんですが、うーん、無難なところで 「ボイルソーセージ 粒マスタード添え」 にしますかねぇ。 いずれにしろ、堀江ミカたんの歌が楽しめる21:30からの部を押さえてみようかと思うんですが、あ、ここ、ネット予約が出来るのはランチとディナーだけなんっすな。 じゃ、ウェスティン都ホテルの、 こっちのほう にしますかね?

 去年だったか、桜の季節にこのホテルに泊まって、このバーも覗いてみたんっすよね。 晩飯が精進料理で物足りなかったので、ソーセージの盛り合わせを食って、精進落としに励みました。 ここもジャズライブがあるんですが、僕が行った時はほぼ貸切状態だったりして、ステージの後、歌のお姉さんが挨拶に来てくれたりしました。 ちなみに11月14日はヴォーカルのYokoタンと、ピアノの前川しなこタンが出演する模様。 この オバサン、いや、お姉さんっすかね? しなこタンのほうは、この お姉さん、いや、オバサン? 何だか、迫力のあるプレイが楽しめそうでありますなぁ。 案外この見た目で、超お洒落なカクテルピアノだったりして、そのギャップを楽しむキャラだったりするのかも知れませんが、で、 フードメニュー は、んーと、やっぱり 「ソーセージ盛り合わせ」 っすかねぇ。 ちなみに10月おすすめは 「サングリアフェア」 なんだそうですが、何それ? いち、にい、サングリア、にい、にい、サングリア? 調べてみたらどうやら、ワインに果物を漬けた物らしいんですが、11月のおすすめは何なんでしょうな? レバーを焼酎に漬けた 「肝三昧フェア」 ? しなこタンが喜びそうですなぁ。。。 ちなみにこのホテルは蹴上にあるので、永観堂の帰りに立ち寄るには最適なんですが、ということで、21時からの予約を入れてみました。 晩飯が 17:45から、18:30分に食い終わって、永観堂を1時間散策したとして、19:30っすか。 余裕っすな。 というか、時間が余り過ぎぃ。 この分なら 天授庵 のほうも楽しめそうですな。 …と思ったら、11月15日からなんですな、ここのライトアップ。 13日に清水寺のライトアップに行こうかと思ったら、こちらは14日からだったし、さば君のプラン、絶妙にタイミングが悪過ぎぃ。。。 仕方が無いので地下鉄で一駅戻って、 青蓮院門跡 で門の跡を眺めながら、悶々と時間を潰そうかと思うんですが、とまあそんなこんなで、明治村っす。

 明治村、大正村、昭和村、伊勢戦国時代村。 東海3県には色んな時代の村があったりするんですが、中でも一番ムラムラするのは、明治村であると言っていいでしょう。 あ、戦国時代村はいつの間にか 伊勢安土桃山文化村 のに変わったんっすな。 かつては日光江戸村グループに属して 「伊勢戦国時代村」 として運営していた。2008年 (平成20年) 10月から萩本欽一を村長に迎え 「ちょんまげワールド伊勢」 という独立法人として営業中である。 わぁ、ダサぁ。 法人名、ダサぁ。 社長もダサぁ。。。 萩本欽一っとか、長野オリンピック閉会式の最大の汚点でしたよね。 「WAになっておどろう」 は、めっちゃ感動的だったんっすけどねぇ。 これ 、何度見てもめっちゃ泣けるんですが、返す返すも欽ちゃんだけが残念っすなぁ。。。 ま、途中で消えてくれるから、ぜんぜん大丈夫なんっすけど。 とまあ、そんなこんなでムラムラする明治村なんですが、ここに行くのは5年ぶりくらい? 写真コンテストをやっていて、けっこう自信満々で応募したのに、まったくカスリもしなかったので、イジけて足が遠のいちゃったんっすよね。 “ハズレ通知” の葉書を持っていけば、入選作を展示している期間中の入場がタダになったりするので、参加賞としてはけっこうお得だったりするんですが、同じ季節になっちゃうので、行ってもあまり変化がなくて、2年でヤメました。 で、今回も当初は 花フェスタ記念公園 に行くつもりだったんですが、車を走らせている途中で、何だか可児って、思ってたよりも遠くね? そんな気がして面倒になっちゃて、もう、明治村で、いっかぁ。。。 岐阜支店に勤務していた頃は、片道1時間のお手軽なドライブコースだったんですが、桑名から行くとなると、けっこう遠いんすよね、可児。 美濃加茂の 日本昭和村 なら、ちょっとだけ近かったりするんですが、あそこはリピするほど楽しくはなかったりするしぃ。 明治村のほうがもっと近いし、中身的にもマシ。 そのような判断に基づいて、ということで、行って来ました。


< 明治村 2015 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 今回の主目的は、このところアホのひとつ覚えで愛用している “AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G” というレンズでの絞り開放写真の量産だったりするんですが、何でもいいけど主目的って、ちょっぴりシュモクザメに似てますよね。 ハンマーヘッド・シャークって、英語だとめっちゃカッコいいんっすよね、シュモクザメ。 漢字だと撞木鮫で、ダサダサなんっすけど。 何か、仏具の類いなんでしたっけ、撞木。 えーと、 これ っすか。 石取祭で鉦を叩くのに使うヤツっぽいっすな。 なら、石取祭で鉦を叩くのに使うヤツ鮫という名前でもよかったかと思うんですが、で、このレンズ、換算75mmという焦点距離は建物の撮影にはこの上無く不向きだったりするので、予備として、最近、ほとんど使ってなかった “Nikon1” というミラーレス機も持っていくことにしました。 全体像が写ってないヤツの撮影場所は既に記憶が曖昧になっているので、ま、適当に推測で。 今回は手前のほうにある民間っぽい駐車場にクルマを止めて、歩いて3分くらいで正門、そこから1丁目、2丁目、3丁目、4丁目、5丁目と回って、1丁目に戻る。 そういったルートだったのではなかろうかと。 ということで、 (写真・いちばん上) 。 これは、んーと、 “何らかの建物のテラスっぽいエリア” っすな。 絞り開放だと白飛びしちゃうので、やむなく、ちょっと絞りました。 で、その下は “聖ヨハネ教会堂” っすな。 いきなり、真打ち登場っ♪ そんな感じの、めっちゃイケてる建造物だったりします。 京都市下京区にあったヤツを移転したそうですが、河原町通五条下ルって、そんな京都のど真ん中にこんなのが建っていたとは、ちょっと信じられませんな。 明治村なんかに移設しないで、そのまま建てておけばよかったのにぃ。 で、その下は “何らかの建物の洋燈っぽいもの” っす。 暗い建物の中では f1.4が威力を発揮しますなぁ。 で、その下は、えーと、 “安田銀行会津支店と札幌電話交換局” ではなかろうかと。 純和風なのと洋風なのとの対比がいい感じっすなぁ。 お洒落な洋風の街灯と日の丸といった小道具も、いい仕事をしていると思います。 で、 (写真・いちばん下) は、 “レンガ通りの街路樹 アンド 行燈” 。 ぎょ…行燈。 そう読んでしまうと、僕がせっかく韻を踏んだ見出しを付けたのが台無しになっちゃうので、正しく 「あんどん」 と発音して頂きたいところですが、そういえば従姉妹のユリたんは子供の頃、桑名にある 「歌行燈」 というウドン屋のことを 「かこうどん」 とか言ってましたなぁ。 「歌行燈 かこうどん」 でググると、 「もしかして : 歌行燈 佳子うどん」 と、問い返されたりするんっですが、さすがにそれは、もしかしないような?


< 明治村 2015 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 (写真・いちばん上) は、何ぞ? どこぞなのか、よく分からん。 真面目に調べる気にもならん。。。 で、その下のヤツは塔屋の部分が印象的な建造物だったりするんですが、 これ とまったく同じアングル。 誰でもやっぱり、この角度で撮りたくなっちゃうんっすよねぇ。 ちなみにこれは “北里研究所本館・医学館” でありました。 大村智教授のノーベル賞受賞で話題になりましたよねー。 次の日に違う人がノーベル物理学賞を取っちゃったので、人の噂も一日のレベルで、あまり話題にならなくなっちゃいましたけど。 で、残りの3枚も北里クンちの前だとか、部屋に上げて貰って撮ったものだったりするんですが、このレンズは、こういうものを撮る為に存在しているんや! 個人的には、そんな気がしたりします。 蛇口とか、今から思えば、どうしてこんな1枚をチョイスしたのか、自分でもちょっと謎だったりするんですが、2週間ほど前は何故だかこれで 「イケるやんっ!」 とか、テンションが上がっていたんっすよね。 今更、違う写真に差し替えるのも面倒なので、そのまま先に進むとして。


< 明治村 2015 (その3) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 この上の2枚も、そんなテンションで選んでしまった作品達でありますな。 背景がボケるのが嬉しくてしかたない、そんなお年頃だったりするんですよね。 今度の京都の紅葉の写真も、こういう奴のオンパレードになるに違いないので、今のうちに覚悟を決めておいて欲しいんですが、で、その下は “入鹿池” っすな。 明治村から見える入鹿池の景観って、かなりイケてると思うんですが、単なる池とは思えないほど、けっこう大きかったりしますよね。 “入鹿湖” を名乗っても、別にどこからも苦情は出ないと思われるレベルだったりします。 蘇我入鹿がこの池に身を投げたのが名前の由来…とか、そういうことはまったく無くて、単なる地名に由来するものではないかと思うんですが、人工の農業用ため池で、香川県の仲多度郡まんのう町にある満濃池と一二を争う規模であり、農業用の人工ため池としては稀有な大きさである。 そういうアレだったりするようです。 人工池と言っても完成したのは1633年らしいので、歴史的に見ても、なかなか。 満水面積は 152.1ヘクタール。 同じ溜池由来の白樺湖が約36ヘクタールらしいので、それよりもよっぽど “湖” だったりします。 明治村ではこの入鹿池が色んな建造物を背景に楽しめたりするんですが、 “宗教大学車寄” だったり、 “六郷川鉄橋” だったり。 ちなみに僕は以前、この鉄橋のアングルで写真コンテストに応募して、見事ボツになっちゃったんですが、それに懲りず、今度は “車寄” のほうで再チャレンジしてみようかと。 プリント代と郵送代だけで入場券をゲット出来るので、下手に欲さえ出さなければ、けっこう美味しいっすぜ。


< 明治村 2015 (その4) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、次。 (写真・いちばん上) は、 “聖ザビエル天主堂のステンドグラス” 。 明治村を代表するイケてる建造物のひとつでありますが、この教会も元は京都市中京区にあったんっすな。 で、その下は “金沢監獄” 。 門の部と牢屋の部がそれぞれ、ちょっと離れて建っていたりするんですが、門の外には娑婆 (シャバ) が見えておりますな。 涙を浮かべた囚人の目には、下界はきっとこのように、ぼやけて見えたに違いありません。 写真コンテスト・ドラマチック部門の有力な候補でありますな。 で、その下は “展望タワー” 。 なかなか特徴的な建造物だったりするんですが、川崎銀行本店の正面左側角の外壁部分を移築したものなんだとか。 で、視界を邪魔しているのは “隅田川新大橋” の一部ではなかろうかと。 個人的にこういう撮り方が好きだったりするんですが、こういう作風は得てして、審査員のウケがよろしくなかったりするんですよね。 で、その下は “帝国ホテル中央玄関” の前の噴水の池のところから撮ったもの。 向こうの建物は恐らく “金沢監獄中央監視所・監房” ではなかろうかと。 屋根の形状がけっこうモダンっすよね。 で、最後の1枚はアレです。 4丁目に戻って、 “鉄道寮新橋工場 (機械館)” の中に展示してあった何らかの産業機械。 このレンズは、こういうものを撮る為に存在しているんや! そんな熱い思いを作品に込めてみたんですが、カッコいい外車とかを撮ると、めっちゃいい感じになったりしますよね。 シボレーとか、絞らずに開放で撮ってみたいものでありますが、とまあそんなこんなで、明治村は、おしまい♪

 自分用のお土産に “パイロールケーキ” というのを買ってみました。 明治村のオリジナルなのかと思ったら、どうやら これ と同じっぽいんですが、あまり深く考えずに購入したところ、切られてない1本が丸のままだったりして、ちょっと面倒。 おまけに、表面に付着した細かい粒々みたいなものが落下しまくって、会社のお土産として買っちゃったりしたら、大顰蹙、間違いなし。 自分用としても、失敗したなぁ。。。 そう、後悔しちゃいましたからね。 が、お味のほうはというと、美味ちい♪ ふわふわのロールケーキと、固めの “パイの部” とのコントラストが絶妙で、かなり濃厚なチーズ味だったりして、美味ちい♪ 子供の頃、チーズ味のお菓子って、何かウンコ臭いから嫌いだったんですが、大人になって趣向が変わりました。 いいぢゃん、これ! ま、表面のパラパラと落ちまくる謎の固形物だけは余計だと思うんですが、始末が悪くて、食いにくい。 切レテナーイ。 この2点だけは明示して欲しかったところですな。 明治村だけに。 で、京都にもかつて、立派でモダンな教会があったことが判明したんですが、調べてみたら現存しているものもあるようです。 聖アグネス教会 。 ほぉ、いいっすな。 チャンのほうはちょっとアレなんですが、ラムのほうなら大歓迎っすよね、アグネス。 で、この教会、今では平安女学院の礼拝堂として使われているんだそうです。 ほぉ。 ミッション系の海星高校の卒業生としては、ここはちょっと覗いておいたほうがいいっすかね? いや、覗くべきですよね。 それが神に仕える身としての、当然の義務だと思うんですが、京都に行く楽しみがひとつ増えたところで、今日のところは、おしまい♪

 ということで、今日はボブ・ブルックマイヤーっす。 そこそこ有名っすよね。 演奏している姿を映像で見たことがあるという人も少なくないかと思いますが、そう、 『真夏の夜のジャズ』 に登場します。 これを見て、いつか “ニューポート・ジャズ・フェスティバル・イン・斑尾” に行きたいと思っていたのに、10年くらい前から開催されなくなってしまって、寂しい限りでありますが、で、それ以外にはほとんど目にする機会も、耳にする機会もなかったりしますよね、ボブ君。 ブルックマイヤーって、ちょっぴりロッテンマイヤーさんに似ているので、ハイジ好きの支持は得られそうに思えるんですが、そういえば今シーズンの 「なばなの里」 のイルミネーションは、ハイジがテーマらしいっすな。 ほれ 。 今日 (10月24日) 開幕っすぜ。 遠くなら “一人イルミ” も辞さないんですが、あまりにも身近すぎて、ちょっと…。 とまあそんなことで、今日は 『ボブ・ブルックマイヤー・アンド・フレンズ』 というアルバムを取り上げてみたいと思うんですが、サラッと書かれている、この “友達” というのが半端ではありません。 スタン・ゲッツゲイリー・バートン。 この辺りはまあ、白人の人脈として妥当な線では無いかと思うんですが、ゲッツと言えば、DeNAの監督になっちゃいましたな、ラミネス。 セリーグの監督が全員40代の若手になっちゃったんすよね。 阪神の金本が最年長で47歳。 調べてみたら1968年4月3日生まれなんっすな。 さば君より15日分くらい若いようです。 ということはセリーグの監督全員が年下なんかいっ! 僕もそろそろ現役を引退して指導者的な立場にならなければならない年頃でありますが、そういえば10月1日を持って、課長代理から課長心得というのに昇進しましたぜ。 おめでとう♪ ハンコを押さなければならない書類が山のように増えて、ただ面倒なだけだったりするんですが、課長不心得者とか、そういうのでよかったんっすけどねぇ。。。 で、友達の話が途中になっちゃいましたが、半端無いのはリズム・セクションのほうなんですが、ハービー・ハンコックロン・カーターエルビン・ジョーンズのトリオって、凄過ぎぃ! CDにはオマケが3曲入っていて、そのうちの1つにはヴォーカルのトニー・ベネットがゲスト参加していたりするんですが、メンバーを見る限りでは大きく期待が持てそうだったりして、いやあ、楽しみ♪

 ということで、1曲目です。  「ジャイブ・フート」 はブルッ君のオリジナル。 ヴァイブの音色が何ともクールなんですが、テーマそのものは何と言うか、明るく正しい系のソレだったりしております。 ゲッツとボブの2管のハモリに、下痢鳩ことゲイリー・バートンの鉄琴が知的に絡んで、でもって、トロンボーン、テナー、ヴァイブ、ピアノの順で各自のスムーズなソロがフィーチャーされるという、そういうアレでありますな。 ブルックマイヤーは普通のトロンボーンではなく、バルブトロンボーンという、演奏の難易度ではやや低レベルであるとされる楽器を吹いているんですが、聞いているほうとしてはスライドだろうと、バルブだろうと、特に音色に違いがあるわけでもなくて、ま、別にいいんじゃねーの? …と。 期待のハービーが今ひとつ目立たないのがちょっと残念だったりするんですが、ま、無難な立ち上がりであったな。 そのように評価していいのではなかろうかと。 で、次。 歌物ナンバーの 「ミスティ」 。 歌物と言っても、作ったのはエロール・ガーナーというエロいピアノ弾きのオッサンだったりするんですが、最早スタンダードであると言っていい程、色んな人に取り上げられております。 僕はこの曲がジャズ超初心者だった頃から大好きだったりするので、大いに期待が高まるんですが、ここでのボブ版は、しみじみとした地味なバラードに仕上がっております。 テーマ部ではゲッツのクールなテナーで始まり、そこにトロンボーンとヴァイブが絡んで来るという、そういうアレだったりします。 後はまあ、各自が何となくソロを吹いていたりするようですが、ま、軽くBGMとして聞き流すには、無難な出来だと言えるのではなかろうかと。

 ということで、次です。 ボブのオリジナルで、 「ザ・リンクル」 。 ちょっぴりファンキーな雰囲気もある、なかなかの佳曲でありまして、ストップ・タイムを多用した、緩急入り乱れる風のアレンジもなかなか斬新であると言っていいのではなかろうかと。 ソロ・パートはゲイリー、ゲッツ、ハービー、ブルックマイヤーの順なんですが、学会員の期待を一身に担ったハービー君はわりと頑張ってくれていて、池田大作…とまではいかないまでも、池田佳作くらいのレベルには達しているものと思われて、何より。 で、次。 これまたボブ君のオリジナルで、 「ブラケット」 。 この人、意外と作曲の才能もあるっぽいっすな。 曲のタイトルを考える労力は、かなり適当だったりするみたいなんですけど。 ま、問題は中身なんですが、そっちのほうはどうなのかというと、そこそこ良好な佐野量子。 そういった感じでしょうか? 武豊の嫁でありますな。 本名は量子と書いて 「りょうこ」 ではなく、 「かずこ」 と読むようです。 武 量子 (たけ かずこ) 。 何か、高いカズノコが好きな奥様って感じ? 2管の絡みがウェストコーストなテーマに続いて、ボブ、ゲッツ、ハービーの順で各自のソロが披露されて、最後は ts→ds→tb→ds の絡みでそこそこ盛り上がったりして、でもって、テーマに戻って、おしまい。 エルビンもそこそこ頑張っていて、ま、よかったんじゃないっすかぁ?

 で、次。 歌物ナンバーの 「スカイラーク」 。 某ファミレスチェーンのお陰で、ATOKでは 「すかいらーく」 と変換されない状態がデフォだったりするようなんですが、演奏のほうはアレです。 しみじみとした地味なバラードっす。 このところ、わりと大人しかった気がするバートンもそこそこ絡んで来て、知的クールな世界が展開されております。 続いてもスタンダードで、 「サムタイム・アゴー」 。 いつだって、あご勇。 ちょっとそれは嫌だったりするんですが、ミディアム・テンポで、いかにも西海岸モノらしい演奏が展開されております。 で、次。 ミュージカル 『マイ・フェア・レディ』 からのナンバーで、 「アイブ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ファー・フェイス」 。 「彼女の顔に慣れてきた」 という邦題を付けられるおともあるんですが、 「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」 という、アレっすかね? ちなみに僕は “ブサかわ” なのがいちばんタイプだったりするんですが、で、演奏のほうはというと、しみじみとした地味な…、以下略。 ぶっちゃけ、この人達がやるスロー・ナンバーはちょっと退屈な気がしないでもなくて、とまあそんなことで、次。 ボブ君のオリジナルで、 「フー・ケアーズ」 。 小唄小唄した、ほんのちょっとした小さなプチ小品。 そんな感じのアレだったりして、うーん、まあまあ? で、残り3曲はCDオマケなんですが、 「デイ・ドリーム」 ではトニー・ベネットのヴォーカルがフィーチャーされております。 続く 「タイム・フォー・トゥ」 は、2人の時間っす。 で、ラストの 「プリティ・ガール」 は可愛い娘です。 “ブサかわ” が好きといっても、純粋に可愛い娘が嫌いというワケではぜんぜんなかったりするので、ギャルのみんなは悲観する必要はまったく無かったりするんですが、とまあそんなこんなで、今日はおしまい。

【総合評価】 美人は3日で飽きる…ではありませんが、ぶっちゃけ、4曲目くらいで飽きました。 超豪華なメンバーに、期待度がちょっと高まり過ぎたのかも知れませんが、ぶっちゃけ、思ってたよりは 「緩い」 な…と。 良くも悪くも、ボブとゲッツの白人コンビの色が強過ぎて、僕の趣向には今ひとつそぐわないものがありましたが、でもまあ、速いテンポのブルックマイヤーのオリジナルは悪くなかったりするので、(1) (3) (4) (7) の4曲に限定すれば、そこそこオススメ♪


INDEX
BACK NEXT