バレンタインデーっすなぁ。 椎茸の煮たのとか、瓜の漬物とか、ヘンなものが巻かれた太巻きの切られてないバージョンを食わされるだけの節分に比べると、かなりソソられるイベントであるな。 そのように評価している次第でありますが、一部既報の恵方巻きは、なばな寿司工房(?)ではなくて、「すし工房なばな」 というのが正解でありました。 これ っすな。 どうやら主力製品は箱寿司のようですが、長島にこんな郷土料理があったんですな。 ちっとも知りませんでした。 今では合併して同じ市ということになっておりますが、揖斐・長良川を挟んだあっち側は、まったくの別世界だったりしますからね。 向こうの住民は名古屋弁をしゃべったりするので、まったく親近感が持てなかったりするんですが、それはそうと、すし工房なばな。 箱ずし、もろこ寿司、つなし寿司。 この3つが主要な産物なんっすな。 どれも激しくソソられるものが皆無だったりするんですが、太巻きに至っては、存在すら隠されてしまっております。 もしかして、黒歴史認定? 椎茸の煮たのもアレなんですが、瓜の漬物を巻いちゃったのが最大の敗因だと思うんすよね。 どうしてそんなものを具材にしようと思ったのか、理解に苦しみますが、瓜売りが瓜売りに来て瓜売れず、売れ残りの瓜の処分に困って、えーい、漬物にして寿司に巻いたれ! …みたいな? ま、いずれにしろ、済んでしまった事なので、いつまでもグチグチと言うのはヤメにして、で、節分と言えば、豆。 あれもちょっと、アレだったりしますよね。 ただ大豆を炒っただけで、不味いとまではいいませんが、ま、決して褒められたものではないな…と。 ホメロスと、ホメオスタシスと、ホメイニ師。 この3つが “世界3大・ホメ” だったりするんですが、何も褒めないことで有名なホメネイ師 (←ホメイニ師とハメネイ師の共通のパチモン) も、「節分のアレって、ちょっとアレだよね。」 そんなふうに愚痴っていたと伝えられていたりします。
が、子供の頃は普通に食っていましたな、あの豆。 近所のスーパーの一号館だったのか、あるいは親戚のヒロシくんがやってた八百屋の大森屋だったのか。 仕入れ先ははっきりとは覚えていないんですが、ボール紙製の鬼のお面が付いてくる奴。 鬼の面はわざわざお金を出さなくても、節分の朝の新聞に大福田寺の奴がチラシとして折り込まれてくるんですが、えーと、 これ 。 そうそう、これ。 おかめとペアになっているんっすよね。 最近は不景気だからなのか、チラシとして折り込まれなくなっちゃった気がするんですが、現地まで赴けばゲット出来るんっすかね? もっともアレ、ヤオトクの黄色いチラシと比較しても紙質がペラペラ過ぎて、さすが、無料(ただ)なだけのことはあるな! そういうアレだったりして、実用性は皆無だったんですが、確か 「厚紙に貼ってご使用下さい」 と、注意書きがあったような? だったら最初から厚紙にしろよ! 厚かましい子供としては、そう思わずにはいられませんでしたが、 「いられない」 と言えば、炒らずにはいられないのが、大豆。 ナマのままだと固くて歯が折れますからね。 それだけでなく、毒もあったりするようなんですが、詳しくは ここ 参照。 「珍獣様の博物誌」 というサイトっす。 いいっすよね、珍獣。 ピーマンと豚肉との取り合わせが、何とも。 …って、それは青椒肉絲っすな。 青椒(チンジャオ)というのがロースーなんっすよね。 いや、違いますな。 青椒(チンジャオ)というのがピーマンなんでしょうな。 で、ロースーが豚ロースなんだと思うんですが、青椒肉絲を太巻きの具にしたら、けっこうイケそうな気が。 「すし工房なばな」 のお姉さん達にこのアイデアを教えてあげれば、来年の節分はちょっとハッピーに過ごせそうな気がするんですが、来年のことを言うと鬼が笑うので、この話はこれくらいにしておいて。
とまあそんなことで、バレンタインデー。 節分に豆に比べると、チョコレートといのは極楽浄土的にイケてますよね。 チョコ大好きなんっすよね。 ちょこっとだけでは収まらず、封を切ったが最後、食べ尽くすところまでいっちゃうんですが、チョコレートを食べ過ぎると、鼻血が出る。 アレはマジなのかと思ったら、マジでした。 子供の頃、近所にある中川ベーカリーという店で 「シューベルト」 というチョコまるけなケーキを買ったことがあるんですが、「うは、鼻血がでそう♪」 とか言いながら喜んで食っていたら、鼻血が出ました。 ま、食べる前に鼻糞をホジったりしていたので、鼻の粘膜が弱体化していたという要因もあったんでしょうが、そこにチョコがとどめを刺したというか。 でもまあ、節分の豆も鼻の穴に詰めたりしたら大変に危険だったりするし、同じデンジャラスさであるのなら、美味しいほうがいいっすよね。 とまあそんなこんなで、 おやつのじかん 。 そう言えば、こんなコーナーもありましたなぁ。 1年と4ヶ月くらい放置状態だったりするんですが、その間にも色んなところに遊びに行って、その度に自分用のお土産をしこたま仕入れてきました。 ネタ用にと思って写真だけは撮ってあるんですが、日の目を見ることもないまま、埋もれてしまっております。 もしかしたらバレンタインに相応しいチョコ系のものもあったりするかも知れないし、ま、今年は既に手遅れだと思いますが、 “青椒肉 (チンジャオロー) 寿司” と同じく、来年の参考用ということで。
ということで、次。 「乳団子」 。 これは広島でもわりと山奥のほうの庄原あたりの銘菓ではなかったかと。 調べてみたら、わりと山奥のほう…どころではなく、めっちゃ山奥なんですな、庄原市。 島根県との境で、鳥取県や岡山県とも接しているみたいです。 わざわざそんな山奥まで行ったわけではなくて、普通に福山駅の売店に売っていたんですが、めっちゃ好きなんっすよね、乳系のお菓子。 子供の頃はクソ生温い給食の牛乳が大の苦手で、月数回のミルメークが出る日以外は、苦痛以外の何物でのまかったんですが、と同時に、ウンコ臭いチーズも、ちょっと苦手でした。 今でも生の牛乳やチーズはあまり好きではなかったりするんですが、乳系やチーズ味のお菓子、美味ぇぇぇぇ♪ ということで、この 「乳団子」 にもかなり期待をしていたんですが、ネーミングがちょっとストレート過ぎますよね。 棚に置かれているのを買い物籠に放り込んで、 「・・・。」 と、無言でレジに差し出すだけだから問題なかったんですが、ガラスケースの中に入れられていて、店のお姉さんに頼んで出して貰うタイプの販売形式だったりしたら、買うのを諦めていたかもー? 「こ…この、ち…ちち団子っていうの、下さいっ!」 とか、なかなか言えないっすよね。 言い出せなくて立ち尽くして、客の列は遅々として進まず。 乳のせいで、そんな事態になっちゃうんですが、で、お味のほうはというと、これはアレっすな。 乳団子というよりも、乳餅。 そのほうが語呂もいいと思うんですが、期待した程には乳臭くなくて、もっと乳を! そう言いたくなっちゃいました。 ちなみにこれ、 “CHICHI-DANGO” という名前で、ハワイでも売られているそうです。 ハワイ版にはココナッツミルクが使われているそうですが、ちょっといいかも?
とまあそんなことで、今年のバレンタインも何の収穫も無いまま終わっちゃいそうなんですが、となると、次の食べ物系イベントは何になりますかね? 3月8日の 「サバの日」 ? 僕はサバがあまり好きではなかったりするので、 こういう行為 に走らないようにお願いしておいて、今日のお話は、おしまい。
とまあそんなことで、今日はフィリー・ジョー・ジョーンズだじょー。 アート・ブレイキーという超例外、もしくはエルビン・ジョーンズというプチ例外を除いて、ドラマーのリーダー作というのはあまり数が多くなくて、候補として予定していたアート・テイラーは既にネタが尽きました。 フィリー・ジョーもちょっとヤバかったんですが、何とか1枚確保することが出来ました。 『ドラム・ソングス』 という奴です。 1978年のギャラクシー盤なので、かなり微妙だったりするんですが、面子のほうは、なかなか。 ブルー・ミッチェル、ハロルド・ランド、シダー・ウォルトンと、ハード・バップ全盛期の名脇役達が、脇毛をたなびかせて顔を揃えております。 個人的にはスライド・ハンプトンが入っているのも、嬉しいポイント。 わりと最近取り上げた このアルバム では、フィリー・ジョーの活躍が目立ってましたからね。 で、もうひとり、チャールス・ボウエン(?)とか言う、防煙に優れていそうなサックス奏者がテナーとソプラノで参加している模様です。 ちなみにこれ、全部で11曲もあるんですが、『ドラム・ソングス』 としてのオリジナルは6曲目以降で、前半は 『アドバンス!』 という別のアルバムに収録されていたみたいです。 寄せ集めではなくて、録音年月日も参加メンバーも、ほとんど同じ姉妹盤をひとつにまとめた感じで、こういう “2in1” なら大歓迎っすよね。ジャケットのフィリー・ジョーは、さすがにちょっと年を取った感じなんですが、笑顔がなかなか爽やかだったりするし、これは地味に期待出来るかも?
とまあそんなことで、まずは1曲目。 フィリー・ジョーのオリジナルで、 「トレイルウェイズ」 。 分厚い管楽器のアンサンブルとフィリーのタイコのプチ・呼び掛け&応答で演奏されるテーマは、正統派のハード・バップといった感じ。 で、その後、テナーのソロが登場するんですが、僕が持っている輸入盤CDの英語の注釈のようなものを解釈したところ、これはどうやらハロルド・ランドである模様です。 この人はどちらかというとハード・バッパーなイメージが強いんですが、60年代以降はわりと新主流派っぽいプレイも無難にこなしたりして、ここでもモーダルなソロを披露してくれちゃっております。 途中からホーンのアンサンブルが絡んで来る辺あたりは、まさしく3管ジャズ・メッセンジャーズの世界。 スライド・ハンプトンがアレンジを担当しているようですが、やるじゃん♪ このアレンジは、ハレンチ学園(実写版)よりもイケてる。 そのように評価していいのではなかろうかと。 見ているほうが恥ずかしくなっちゃうんっすよね、アレ。 中盤からはテナーとタイコの絡みになったりして、この辺りはいかにも、ドラマーのリーダー作であるな。 そんな空気が漂っていたりするんですが、でもって、続いてブルー・ミッチェル君が登場。 僕が持っている輸入盤CDの英語の注釈のようなものを解釈したところ、この人はどうやら、1979年の5月に癌でお亡くなりになったようで、これは彼の思い出にデディケイティッドされたアルバムであると。 そのようなことが書かれておりました。 が、演奏を聞いている限りでは元気溌剌だったりして、で、ここでもアンサンブルもしくはドラムスとの絡みがあったりして、で、その後、シダー・ウォルトンの落ち着いた風情のソロが続いて、最後にセカンド・テーマの合奏パートみたいなのがあって、テーマに戻って、おしまい。 やや編曲偏重で、ちょっとクドい感がしないでもないんですが、極めて正統派なプレイであったな…と。 そのように評価していいのではなかろうかと。
で、続いては歌物ナンバーの 「インビテーション」 。 この曲はアレです。 「淫靡って、いいっしょ?」 「ん〜♪」 いつも、これしか書くことがなかったりするんですが、個人的には好きなタイプの曲だったりします。 ちょっとモーダルな感じでやるのがお似合いなんですが、ハロルド・ランドのテナーをフィーチャーした、シンプルなワンホーン・カルテットによる演奏となっております。 淫靡さと言うより、因美線。 そんなアレだったりするんですが、因幡と美作を結ぶんですよね。 い…いんはた…と、び…びつくり? 前者はともかく、美作のほうは知らないと、まさか 「みまさか」 だとは、なかなか読めないんですが、ハロ・ランのハードなブロウを堪能することが出来る、なかなか骨太な仕上がりだったりするアレなのでありました。シダーのソロも楽しめます。 で、次。 アトリー・チャップマンとか言う人が作ったらしい 「ヘレナ」 。 再び、3〜4管くらいの、やや大きめなコンボでの演奏となるんですが、ここでのアレンジはスライド・ハンプトンではなく、フィリー・ジョーの担当だじょー。 そんな、頭を使うことが出来るタイプには見えないんですが、意外と無難にこなしておりますな。 で、テーマの後、テナーのソロが登場するんですが、これがどうやらチャールス・ボウエンとかいう人である模様です。 ハロルド・ランドより、更に前衛寄りのスタイルのようで、何と言うか、エリック・ドルフィーにテナーを吹かせてみて、そこにビル・バロンあたりを加味したような? 超保守派の僕には、ちょっとアレだったりするんですが、こういうのが好きな変態も、世の中には存在するんでしょうな。 前半はこの人の独壇場なんですが、終盤はそこにホーン・アンサンブルが入ったり、ベースのソロがフィーチャーされたり、それにタイコが絡んで来たりして、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 ま、悪くは無かったな。そのように評価していいのではなかろうかと。
で、次。 「ミッドナイト・ワルツ」 。 タイトル通り、真夜中な風情のバラードだったりするんですが、作曲したのはシダー・ウォルトン。 ピアノの無伴奏ソロだったりして、とまあそんなことで、おしまい。 …とか思っていたら、ここからが本番だったんですな。 演奏時間を見たら、10分58秒となっておりました。 ここからタイコが入って、ベースも出て来て、何ともほの暗いムードの、ちょっぴりビル・エバンスっぽい雰囲気の演奏が始まったりするんですが、その後はしばらく、ベースの人が無駄に目立つ、やや忍耐系のアレが繰り広げられることになります。 耐えましょう。耐えるんだ、多英ちゃん! 里谷多英とか、まったく耐えそうにないキャラであるように思えるんですが、しばらく我慢すれば、かなりいい感じのシダーのソロが出てくることになって、ほっと一息。 途中からはドラムスとの掛け合いになって、まあまあそこそこ盛り上がったりして、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 ということで、次。 歌物スタンダードの 「スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ」 。 日本名 「煙が目にしみる」 、通称 “ケムシミ” っすな。 “シミケン” ならよく薬物で捕まったりするんですが、悲しけりゃ、ここでお泣きよ〜、涙拭くハンカチもあるし〜♪ つのだひろの作詞作曲なんっすな、 「失恋レストラン」 。 つのだ☆ひろに改名する前? 悲しくても、煙が目にしみても、人は泣きたくなっちゃうんですが、ここではブルー・ミッチェルをフィーチャーしたワンホーン・カルテットでの演奏となっております。 バラードではなく、途中からかなり速いテンポになるので、泣ける系ではなかったりするんですが、この人の持つ歌心がよく発揮されているハッキネン。 そういうアレだったりしております。 その後、ピアノのソロがあって、最後、青ミッチェルとフィリーの絡みがあって、でもって、テーマに戻って、おしまい。
…と、ここまでが 『アドバンス!』 の部。 『ドラム・ソングス』 は、いよいよこれからが本番なんですが、僕の気力は既に燃え尽きました。 軽く流して、それでおしまいにしようと思うんですが、まずは 「アワ・ディライト」 。 お馴染み、タッド・ダメロンの代表曲でありますな。 ここでは3〜4管編成くらいの、ちょっと大きめなコンボでの演奏となるんですが、出だしのアレンジがえらく凝りまくっていて、最初は、え? 違う曲? そんなふうに思ってしまったりするんですが、途中からお馴染みのメロディが登場して、あ、やっぱり 「泡の楽しみ」 であるな…と。 最近、泡パーティーというのが流行っているらしいっすな。 金津園とか、雄琴温泉とか、そっち系なのかと思ったら、もうちょっとだけ、健全な出し物であるみたいなんですが、で、演奏のほうはというと、まず手始めにハロルド・ランドのソロが登場。 その後、青ミッチェルが登場。 シダーが出て来て、こんにちは。 ぼっちゃん一緒に遊びましょう〜♪ ということで、次。 「アイ・ウェイテッド・フォー・ユー」 。 歌物なのかと思ったら、作曲者にはガレスピーとフラーの名前がクレジットされておりますな。 が、曲そのものはスタンダードっぽい綺麗なバラードだったりして、で、ここではスライド・ハンプトンのトロンボーンをフィーチャーした、ワンホーン・カルテットの演奏となっております。 アドリブ・パートはミディアム・テンポな感じになるんですが、なかなかモダンなフィーリングで、ま、いいんじゃないっすか? そのように評価していいのではなかろうかと。 短いながら、シダーのソロもキラリと光ってます。
で、次。 「バード」 はスライド・ハンプトンのオリジナル。 タイトルはチャーリー・パーカーを意識したものなのか、ちょぴりビーバップなハイスクールだったりするんですが、重厚なアンサンブルはハード・バップのそれでありますな。 テーマの後、テナーのソロが出てくるんですが、ハロ・ラン? …と思ったら、英語の注釈を見る限りでは、ボウエン君ということになっております。 わりと聞きやすい感じだったりするので、ちょっとだけ改心した? そんな気がしないでもなくて、で、続いて、青ミッチェルが登場。 途中でアンサンブルが絡む、いつものパターンになって、で、その後、またテナーのソロが出て来ます。 どう見ても、というか、どう聞いても、こっちがボウエンっすな。 ぜんぜん改心などしてなかったな。 そんな事実が判明するんですが、あ、よくよく見たら、Land solos just before Blue Mitchell , Bowen just after. そんな風に書かれておりますな。 僕の見立てで正解でありましたが、とまあそんなこんなで、次。 「トゥ・ベース・ヒット」 は、ガレスピーのナンバー。 演奏の雰囲気としては、 「泡の楽しみ」 に似た感じであるように思われます。 スライド・ハンプトンと、ボウエンと、シダーのソロがフィーチャーされて、で、次。 「ハイ・フライ」 はランディ・ウエストンの曲。 個人的にあまり好きなタイプのアレではなかったりするんですが、ここでの演奏は、うーん、まあまあ? ボウエン君のテナーをフィーチャーしたワンホーン・カルテットとなっていて、相変わらず改心した気配の感じられない、斬新なブロウを堪能することが出来ます。 ま、ちょっとずつ慣れては来たんですけどね。 ということで、ラスト。 アルバムのタイトルが単数系になっている 「ドラム・ソング」 はスライド・ハンプトンのオリジナル。 なかなかいい感じの曲、及び演奏だったりして、うーん、なかなか。 ということで、今日は以上っす。
【総合評価】 1978年物にしては、思ってたよりもずっとマトモで、いい仕上がりになっておりました。 全11曲というのはさすがにちょっとアレだったんですが、いろいろな編成が楽しめて、飽きさせない造りにはなっていると思います。 ハロルド・ランド、ブルー・ミッチェル、シダー・ウォルトンの3人は期待通りの活躍。 もうひとりのボウエン君とやらは、ま、ネタ要員だと思えば、それなりに。 ぶっちゃけ、フィリー・ジョーのタイコからは、往年の切れ味や覇気が感じられなかったりするんですが、覇気はなくても、リーダーシップはそれなりにハッキネンで、オススメ♪