GREEN IS BEAUTIFUL (BLUE NOTE)

GRANT GREEN (1970/1/30)

GREEN IS BEAUTIFUL


【パーソネル】

BLUE MITCHELL (tp) CLAUDE BARTEE (ts) GRANT GREEN (g)
EMANUEL RIGGINS (org) EARL NEAL CREQUE (org) <#3> JIMMY LEWIS (Fender-b)
IDRIS MUHAMMAD (ds) CANDIDO CAMERO (conga) RICHARD LENDRUM (bongo)
【収録曲】

(01-02) AIN'T IT FUNKY NOW / A DAY IN THE LIFE
(03-05) THE WINDJAMMER / I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN / DRACULA
【解説】 ( 2016年11月20日更新 / 連載 1,234回 )

 ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ を買いました。 こんなのが出る。 そんな噂を耳にして、早速、Amazonで買おうと思ったら、予約分は既に売り切れていて、マーケットプレイスの定価よりも高いヤツしか見当たりませんでした。 ま、いっかぁ。 …と思って、ポチっちゃったんですが、その後、 Joshin web に在庫があるのを発見して、そちらに乗り換えました。 で、買っちゃったのをすっかり忘れて日々を過ごしていたんですが、ある日、出荷完了のメールが届いて、無事、発売開始日に本体が届きました。 思ってたよりもちっちゃくて、可愛いっ♪ で、色、白っ! 僕の記憶の中では、日に焼けて黄色っぽく変色した姿しか浮かんでこなかったりするんですが、パンツとファミコンは、黄ばむ。 それが僕らの共通認識なんっすよね。 平成の大修理が終わって、白くなり過ぎちゃった姫路城と同じくらい違和感が あるんですが、それ以外は、ま、よく出来ているな…と。 カセットを刺すところの蓋が開かないのと、イジェクトレバーをガチャコンと動かせないのはちょっと残念なんですが、無駄なギミックを付けて値段が高くなっちゃうよりは、こういう割り切り方も必要かと。 ちなみに “初代” が発売されたのは 1983年 (昭和58年) なんですが、ということは、さば君、15歳くらいっすな。 小学生の頃からあった気がしていたんですが、よく考えたらその頃は 「学研のインベーダー」 とか、そういうのしか無かったっすな。 えーと、 これ 。 おお、めっちゃ懐かしいっ♪ 学研という、学習を研究する社でありながら、こんな学習の邪魔をするオモチャなんか作って、けしからんっ! そう、憤りながら、夢中になって遊んだものですが、その後、カシオから 「ゲーム電卓」 が出て、任天堂から 「ゲームウォッチ」 が出て。 そういう流れになるんすかね? ちなみに僕は断然 “電卓派” だったりして、ゲームウォッチはひとつも持っていなかったんですが、「ゲーム電卓は電卓にもなるから勉強にも使えるけど、ゲームウォッチは時計にしかならんから、アカン!」 そう、力強く主張したりしておりました。 可愛かったっすなぁ、当時の僕。

 で、その後、テレビに接続して遊ぶという、画期的な “テレビゲーム” が登場。 この辺りの話は、えーと…、 ここ を参照。 エポック社の 「テレビテニス」 って、ゲームウォッチの5年も前からあったんか! …というのが、ちょっと驚きなんですが、で、任天堂もファミコンより前に、レーシングゲームとかを出していたんっすな。 112通りのバリエーションが楽しめるとか、凄ぇぇぇ! ググってみたら 動画 があったんですが、おおっ、凄ぇぇぇ! 凄ぇぇぇ、つまらなさそう。。。 自分のクルマが前に進むというより、上のほうから敵車が猛スピードで落ちてくるのを避ける無理ゲー。 そういったアレなんですが、ちなみに112通りのバリエーションというのは1人プレイ・2人プレイ、速度が速い・遅い、敵車の出現パターン。 それらの組み合わせで、何とかするという仕様のようです。 この外人、1人で果敢に2人プレイに挑戦したりしておりますが、1分足らずでブチっと電源を切っちゃってますな。 オークションに 50,000円で出品されているのを見つけましたが、入札数0のまま、終了となった模様です。 で、一方のミニファミコンはというと、定価で手に入れることが出来れば、税別で 6,000円を切るという、お値打ちな価格。 その分、ソフトの収録数は30と、少し控え目になっております。 “レーシング112” の3分の1くらいっすか。 あの外人なら、18秒くらいで飽きちゃうかも知れませんな。 個人的には 「スーパーマリオブラザーズ」 と 「エキサイトバイク」 と 「メトロイド」 の3本だけでも買いなんですが、 「スパルタンX」 が入って無いのは、ちょっと残念っすな。 「スパルタカス (愛のテーマ)」 、 「スパルタの海 (戸塚宏)」 と並ぶ “世界3大・スパルタ〜” のひとつなんですが、今の世の中、権利関係とかで難しいんすかね? あと、 「テニス」 とかもやってみたかったっすなぁ。 こちらも探したら 動画 があったんですが、そうそう、これ。 この音楽っ♪ 懐かしいっすなぁ。 サーブで空振りした後、意味もなく素振りをしたりとか、意味もなくコートを走り回ったりとか、 「ファミコンのテニス、あるある」 っすよねー。 「IN !」 とか 「OUT !」 とか 「FAULT !」 とか、吹き出しがないと何を言ってるのかさっぱり分からんマリオ審判の判定も好きでした。 初期の段階ではこの程度だったのが、 「水戸黄門」 の頃になると、めっちゃ普通に喋っていて、技術の進歩って、凄ぇぇぇ! そう、素直に感心したものでありますが、ま、ゲーム自体はクソつまらなかったんすけどね、水戸黄門。

 とまあそんなことで、早速、プレイ♪ …と思ったんですが、ここで問題が発生しました。 自分の部屋にテレビがねぇ。。。 いや、あるにはあるんですが、いつの間にやら壊れてしまって、電源が入らなくなってしまいました。 パソコンのディスプレイに繋げばいっかぁ。 そんなふうに思っていたんですが、よく見たら HDMI端子がねぇ。。。 そんなこともあろうかと思って、本体を予約した直後に変換ケーブルを買っておいたんですが、相性がよくないのか、何か根本的に間違っているのか、繋いでみても何にも画面が出ねぇ。。。 サブで使っている7インチくらいの奴は HDMI入力に対応しているので、試しにそっちに繋いでみたところ、おお、絵が出た、音も出たぁ♪ 画面が小さすぎるのが難点なんですが、そこは南天のど飴でフォローするとして。 美味しいっすよね、南天のど飴。 何点つけられるかというと、57点くらい。 松本ちえこ基準でも不合格じゃん! そう思われるかも知れませんが、ま、アレは美味しさを競う物ではなくて、医薬品だしぃ。 というか、画面が小さすぎるという難点を、南天のど飴で補えるのか? そう言われると、それは絶対に無理なんですが、何か昔、自分の部屋にテレビが無いので、仕方なくブラウン管の小さな白黒のテレビを買って、それにファミコンを繋いで 「メトロイド」 をたっていたのを思い出しますなぁ。 あれは5インチくらいでしたかね? それに比べれば大きさは1.4倍くらいあるし、色も付いているしで、数段マシじゃん。 そう、スーダン人が言っておりましたが、ちなみにその白黒テレビはある日、急に突然死しちゃいました。 僕が間違えて規格の違うACアダプターを繋いだところ、ポンっ! …と音がして、灰色の煙が立ち上って、それっきり。 やっぱり安物はすぐに壊れて、駄目っすなぁ。 少し電圧が高いくらい、耐えろって!

 とまあそんなことで、早速、プレイ♪ 本体が小さくなった分 (当社比60%) 、コントローラーも同じように小さくなって、使いづらい。 そう、噂に聞いていたので、ちょっと心配していたんですが、実際にゲームをしてみたところ、ていうか、左から出ている線が、邪魔過ぎぃ! そう思わずにはいられませんが、あ、でも、線を人差し指と中指の間に挟むようにしてコントローラーを持てば、そんなに気にはならないな。 そんな総意工夫をすることによって、問題は解決しました。 確かにちょっと小さいんですが、ま、何とかなるレベルではありますな。 同じように小さくなったと書きましたが、コントローラーは当社比70%の縮尺だという噂もあって、それなりに工夫されているな…と。 ちなみに、いちばん最初にやったのは 「エキサイトバイク」 であります。 子供の頃、といっても、中高生の頃に遊んで、めっちゃエキサイトした記憶があるので、めっちゃ楽しみだったんですが、改めてやってみると、ショぼいっすなぁ。。。 テッテッテ、テレッテー、テッテッテ、テレッテー♪ ちょっと音程が怪しい軽快なテーマ曲が、何とも懐かしいんですが、ゲームそのものは、めっちゃ単純。 さすがに “レーシング112” と比べると、数段どころか、格段に進歩しているのは分かるんですが、最初、操作方法が思い出せなくて、Bボタン押しっぱなしで加速していたら、そのうちにエンジンが 「ビー」 (←甲高い音) とか言い出して、オーバーヒートして、しばらく動けなくなってしまいました。 Bボタンで加速して、 「ビー」 と言い出したら、Bボタンを放せばエエんやな。 ボタンを何も押さないと減速しちゃうので、原則、Aボタン押しっぱでエエんやな。 次第にそんなコツ…というか、操作法が掴めて来たんですが、説明書を読まずに、30数年前の記憶だけを頼りにやってますからね。 この、道路の白い矢印みたいなところを通ると、何かエエことがあるんやったっけ? 加速するとか、何とか? そんな記憶が蘇ってきたんですが、実際にそこを走ってみると、冷却水の温度が急激に下がって、オーバーヒートを回避出来ることが判明しました。 今の時代でも実用化されていない、謎のハイテク技術、凄ぇぇぇ!

 で、これ、やり方が分かってくると、めっちゃハマリますな。 操作が単純なだけに、何も考えずにエキサイト出来るし、うまく大ジャンプが決まったりすると、めっちゃ快感♪ 失敗すると大コケして、急な坂道を転がり上がるという、不可解な挙動をしたりするのも、ご愛敬かと。 コケたときにボタンを連射すると、すばやくレースに復帰することが出来るゾ! そんな裏技がファミコン通信の「序の口技」か何かを獲得していた気がするんですが、実際に試してみたら、あまり変わらないような? 立ち上がるのを、ただ傍観して待っているというのも、もどかしい話なので、これは気分の問題っすかね? コースは全部で5種類あって、112通りのバリエーションの足下にも及ばないんですが、障害物やジャンプ台なんかの配置が工夫されていて、ハイチ人も納得の出来。 自分でコースをエディットすることも出来るので、その可能性は無限大だと言うことも出来るし、テッテッテ、テレッテー、テッテッテ、テレッテー♪ ゲームオーバーになると、軽快なテーマ曲の不協和音バージョンが流れたりして、悔しさが募ります。 で、神業エキサイトバイク 。 そんな動画を見つけたんですが、え、何これ? バイクが4台出てくるようなモード、あったっけ? …と思ったら、「SELECTION B」 というのが、ソレなんですな。 危ない、危ない。 この動画を見なければ、こんなモードがあるのを思い出すことがないまま、死んじゃうところでした。 で、それはそうと、何やこの、チョー神業な走りっ! バイクって、前輪駆動やったんか? そう、疑わずにはいられない謎の挙動でありますな。 早速、僕も真似して走ってみることにしたんですが、結果、即座に大コケして、急な坂道を転がり上がる羽目になりました。 アカン。 Aボタン連打やっ!

 …と、いきなり 「エキサイトバイク」 でエキサイトしちゃいましたが、 「スーパーマリオ」 や 「メトロイド」 は安定の面白さだったし、時間があれば 「ゼルダの伝説」 も、じっくりと遊んでみたいところですなぁ。 で、未体験のゲームで、ちょっと遊んでみたいのが 「つっぱり大相撲」 。 子供心というか、中高生心にもつまらなさそうに思えたので、スルーしたまま大人になっちゃたんですが、大人心には、意外とイケそうな気がしないでもないように思えなく無いので、ちょっと試してみますかね? えーと、まず最初に 「しこな」 を付けなければならんのですな。 漢字が使えるんですが、チョイス出来るのは56文字くらいに限定されるので 「鯖乃海」 とかは無理なんっすな。 じゃ、えーと、 “十三敗山” で。 毎場所、2勝くらいは期待出来そうな山なんですが、前頭十三枚目からのスタートなんですな。 2勝では十両転落待ったなし。 頑張らなければなりません。 ということで、取り組み、開始。 マニュアルを読んでも、今ひとつ操作法が分からないので、適当にボタンを押してみることにしたんですが、・・・・・。 リセットぉ! 子供の頃、お金を出してこんなゲームを買わずに、本当によかった♪ そう、心の底から思える出来でありました。 ま、30個もあれば、中にはこんなクソゲーもありますよね。 その他、今まで一度もやった事のないゲームを、説明書を読まずにやろうとしても、アカンな。 そんな事実が明らかになったりしました。 説明書、読めよ! そう思われるかも知れませんが、面倒だしぃ。。。 で、基本、どのゲームも激ムズでありますな。 なんで、すぐ死んでしまうん? そう、言いたくなるのばっかり。 ま、あまり長い間、遊んでいると、指が痛くなっちゃうので、その意味では適度なバランスなのかも知れませんが、敵も殺す気満々で、かかってきますよね。 落とし穴とかも、落とす気満々のところに掘られていたりするし。 だいたい、調子に乗ってる時に落ちるように、うまく作られてますよね。 スーパーマリオで “星” を取って無敵モードになって、調子に乗って、走り回って、飛び跳ねている時とか。 そんな時こそ、慎重になれなければいけない。 そんな教訓を秘めていたりするんですが、ちょっとうっとうしいんですけどね、教訓。 イカくん (←イカの燻製) みたいに酒のつまみになるわけでもないのに、ちょっと出しゃばり過ぎぃ。 そう、思わないでもないんですが、とりあえず世の中の無情を感じられる、そんなゲームが、たくさん。

 結果、遊べる打率は2割3分3厘くらい? そんな感じでありましたが、で、いろいろ試しているうちに、やっぱり7インチじゃ物足りないな…と。 そんなことで、 こいつ をポチってみました。 車載用の電源しか附属していないようなので、ACアダプターもついでに。 規格の違うヤツを繋いでしまって、ポンっ! …とか言って、灰色の煙が出たりしても嫌だしぃ。 で、これ、ちゃんと絵も音も出たし、本体に付いてるスタンドみたいなヤツで一応は自立するし、SDカードとかに入れた動画も見れたりして、悪くないかも? 7インチで遊んでいた時に比べて、ゲームも当社比で1.43倍くらい 楽しくなったような気がしないでもありません。 ま、元がゼロの 「つっぱり大相撲」 は、何倍しようとゼロのままなんですが、とまあそんなことで、さ、バイクでエキサイトしようっと♪

 ということで、今日はグラント・グリーンっす。 今週は土日ともお休みなので、時間はたっぷりとあるんですが、相変わらずヤル気はないので、後半はサクッと終わらせちゃいましょう。 ということで、 「グリーン・イズ・ビューティフル」 。 ブルーノート史上、最もキモいジャケットといっていいかも知れませんが、グリーンだけに緑の密林のイメージ? コイツのせいで、内容は度外視で、買ってみようという気がまったく起こらなかったりするんですが、世の中、見た目が全てでありますなぁ。 1970年モノなので、中身的にも評価が分かれるところかと思われますが、トランペットとテナーの2管に、ギター、オルガン、ドラムスのトリオ、それにコンガとボンゴが加わるという、そういうアレでありますな。 面子としてはブルー・ミッチェルと、キャンディドが目立つくらいで、残りは概ね、地味な人民だったりするんですが、とりあえず、演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。 ということで、1曲目。  「エイント・イット・ファンキー・ナウ」 。 作曲者は “J.Brown” とクレジットされておりますが、これは恐らく、ジェームス・ブラウン。 めっちゃソウルな ミソンパ (ミソミソ) のオッサンっすよね。 カニンバ (カニカニ) ♪ カニのエキスで、すっきり味噌味とか、魚貝類の類いがあまり好きではない僕としては、余計なことをしてくれたな。 そう、思わずにはいられないんですが、それにしてもこのオッサン、ノリノリでありますなぁ。 で、この 「なんちゃら・ファンキー・ナウ」 というの、タイトル通り、真っ黒ファンクな仕上がりだったりするんですが、テーマ部は賑やかな伴奏をバックに、グリーンがギターでテーマを弾くという、そういうアレでありますな。 正統派4ビートとは程遠い “縦ノリ” のリズムが、これはこれで悪くなくて、で、その後、グリーンのグルーヴィなソロが大々的に披露されるという、そういう手筈になっております。 縦横無尽な、ららら無人君。 そういったアレでありまして、で、続いて、クラウド・バーティとかいう人のテナー・ソロが登場。 酢醤油が好きということ以外、素性がよく分からんキャラだったりするんですが、正統派ではなく、ギトギト色の強いコテコテ系であるものとお見受けしました。 で、続いてはブルー・ミッチェルのソロ。 この人は言うまでもなく、ハード・バップ、もしくはファンキーの王道をゆくスタイルの持ち主なんですが、ギターやオルガンをバックにしたソウル系でも意外と違和感がなかったりして、懐の深さを感じさせます。 で、その後、オルガンのソロがあって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 10分近い、濃厚な農協牛乳。 そういったアレでありましたが、これはこれで、アリかな? そんな気がしないでもありません。

 で、次。  「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」 。 ジャズマンがビートルズのナンバーを演るのって、何だか大衆に迎合しているみたいであまり好きではないんですが、でもまあ、大衆迎合も、体臭のきついゲイの合コンよりは遥かにマシだし、ま、いいかな…と。 割と軽めのカルメ焼き。 そんな仕上がりだったりするんですが、グリーンがさらっとテーマを弾いて、そこにオルガンがそっと寄り添って、管楽器チームが2人の門出を祝福する。 そんな仕上がりとなっております。 ギター、テナー、オルガンの順で、各自、いい感じにグルーブなソロが展開されて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ビートルズ、悪くないじゃん。 そんな気がしないでもなくて、でもって、次。  「ザ・ウインドジャマー」 。 この曲だけゲストで参加しているっぽいオルガン奏者、アール・ニール・クレキューとかいう人のオリジナルっす。 クレキューって、そんな “オバQ” みたいな発音で合っているのかどうかは不明なんですが、キャッチーなメロディを持った、なかなかの佳曲でありますな。 テーマの後、ギター、テナー、トランペット、オルガンの順で、各自の充実したソロが披露されて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 書くことは、ほとんど何もなかったんですが、いやあ、よかったっす。 とまあそれはそうと、この週末はいよいよ香川県でありますなぁ。 高松にある 「四国村」 に行ってみよう。 「栗林公園」 にも寄ってみよう。 小豆島に渡るフェリーから夕日を眺めてみよう。 そんなプランを考えているうちに、何だか面倒になってしまって、やっぱり香川はやめにしようか? そんなふうに思ったりもしたんですが、よくよく考えたら、わざわざ買った “IruCa” (← ここ 参照 ) が無駄になってしまうので、やっぱり行くことにしようかと。 どこに泊まるかでさんざん迷ったんですが、金曜日は 琴平花壇 というところを押さえてみました。 広々とした空間が与えられた暖炉のあるラウンジには jazz が流れ…、というのが、ずっと気になっていたんっすよね。 料理 のほうも、なかなかいい感じ。 魚貝類の類いがあまり好きではなくて、無類の肉好きである僕は、断然、讃岐三畜 (讃岐牛・讃岐コーチン・讃岐夢豚) をちりばめた会席というのにソソられまくってしまったんですが、で、さらには近くの 「まんのう公園」 というところでは、 こんなイベント が。 宿の前まで送り迎えしてくれるバスもあるみたいで、何て好都合な。 一人イルミって、かなり空しくね? そんな気がしないでもないんですが、 「なばなの里」 はともかく、まんのう池なら、なんのこれしき。 そんな気がしないでもなくて、ピロシキでも食べながら、ちょっと覗いてみようかな? …と。 いや、夕食の前にそんなものを食ったら、せっかくの讃岐三畜が食べられなくなっちゃいますか。 ピロシキはやめて、ピロリ菌にしようかと思うんですが、いや、それはもっとアカンっすよね。

 とまあそんなことで、4曲目。 歌物ナンバーの 「アイル・ネバー・フォール・イン・ラブ・アゲイン」 。 しみじみとした、ハートウォーミングなバラード。 そういう仕上がりだったりして、なかなか。 ギターとオルガンのソロがフィーチャーされて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 で、2日目は京都市内に宿を取ろうかと。 今年は思ったよりも紅葉の進行が早くて、来週は既にピークを杉田次郎。 そんな感じになっちゃいそうなんですが、そのせいもあってか、直前でも、土曜日でも、わりとお値打ちによさげなところを押さえることが出来ました。 ホテル平安の森・京都 というところ。 地下鉄の駅から遠いのがネックなんですが、京都駅からの送迎バスもあるようだし、大浴場があって大いに欲情出来そうだし、2食付きプランの 夕食 も、わりとイケそうな気が。 3つのランクがある会席のうち、真ん中の これ にしてみたんですが、秋の味覚を代表する松茸を使った土瓶蒸し、茸と牛肉の朴葉陶板焼き (中略) 、蟹を詰め込んだ蕪の射こみ蒸し、鰻の磯辺揚げや山海の幸変わり揚げなど。 おお、いいじゃん♪ 「蟹を詰め込んだ蕪の射こみ蒸し」 だけは、余計なものを射こんで蒸すな! そう、言いたくなっちゃうんですが、牛肉の朴葉陶板焼き、いいっすよね。 好きなんっすよね、朴葉焼き。 少なくとも、根性焼きよりは我慢しなくて済むし、で、鰻は蒲焼きではなく、磯辺揚げというのが凝っているし、とまあそんなこんなで、めっちゃ楽しみ〜♪

 ということで、ラストっす。 3曲目と同じく、何とかクレキュー(?)君のオリジナルで、 「ドラキュラ」 。 吸血鬼っすかね? 個人的には吸血よりも、半ケツのほうが好きだったりするんですが、ちょっぴりボサノヴァっぽいリズムに乗った、キャッチーなメロディの作風だったりして、うーん、なかなか。 トランペット、テナー、ギター、オルガンと続く各自のソロはどれも良好で、とまあそんなことで、テーマに戻って、今日のところは、おしまい。 で、来週、このコーナーはお休みになる所存ですので、そこんとこ、ヨロシク☆

【総合評価】 ジャズって何だ? ソウルって何だ? ファンクって何だ? そんなジャンル分けなど、「ジャングル黒べえ」 と一緒に滅んでしまえ! そんな気持ちにさせてくれますな。 何も考えず、ただひたすら疾走して、ヒートアップして、ジャンプ台で大きく飛翔して、大コケして、ボタンを連打。 そんな 「エキサイトバイク」 のような仕上がりだったりして、オススメ☆


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