MORE MUSIC FROM THE SOIL (ARGO)

RAMSEY LEWIS (1961/2/16,17)

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【パーソネル】

RAMSEY LEWIS (p) ELDEE YOUNG (b,cello) ISSAC "RED" HOLT (ds)
【収録曲】

(01-03) AROUND THE WORLD IN 80 DAYS / SINCE I FEEL FOR YOU / HELLO, CELLO!
(04-06) I'LL WAIT FOR YOUR LOVE / VOLGA BOATMAN / BLUES FOR THE NIGHT OWL (07-09) SMOKE GETS IN YOUR EYES / AUTUMN IN NEW YORK / GONNA SET YOUR SOUL ON FIRE
【解説】 ( 2019年05月26日更新 / 連載 1,350回 )

 うわぁぁぁぁぁ、ヤベぇぇぇぇぇ。 カメラが見つからねぇぇぇぇ…。 先週の木曜日と金曜日、某排水機場の年点検というのがあって、そこでバシバシと点検状況の写真を撮っていたんっすよね。 もう、バシバシ、バシバシバシバシと。 自分で撮ったり、人に撮って貰ったりして、バシバシ、バシバシ。 で、金曜日の夕方、仕事がすべて終わって、この日は会社には戻らず、そのまま家に帰る所存だったりして、やったぁ。 この1週間、何とか無事に乗り切ることが出来たぁぁぁ♪ で、荷物を片付けようとして、ん? 首からぶら下げていた筈の仕事用のカメラが見当たらん…。 が、この時点ではまだ、事態を楽観視しておりました。 長江くん (←本名、名指し。) が持ってったんかな? …と。 僕もオトナなので、本来ならここで仮名を使いたいところだったんっすが、例えば長縄くん (本名) だったら、短綱くん (仮名) にするとか。 が、 “長” の反対は “短” でいいとして、“江” の反対語もしくは対語って、何や? それがよく分からなくて、本名の名指しになってしまったんっすが、ま、しょうがないっすよね。 長江くんにはチョークと黒板消しのセットを貸与していて、で、 「エンジンの排気管に鳥が巣を作っちゃってるっぽい状況」 を撮影する際にはカメラを渡して、それを撮って貰って、で、その後、小幼さん (仮名) に声を掛けられたところまでは覚えているんっすけどね。 本名のほうは大小変換、ならびに成魚と幼魚的に察して貰うとして、で、何と声を掛けられたのかというと、 「何かの状況の写真を撮って〜」 みたいな。 そこで僕は長江くんが持っていたカメラを取り返して、何かの状況を撮影して、で、その後、そのカメラをどうしちゃったのか、あまり記憶にはなかったり。 が、自分の首にぶら下がってないということは、長江くんが持っていっちゃったに違いなくて、となれば、週明けに会社に行ったら、僕の机の上にカメラが置いてあるに違いなくて、つまるところ、ま、そんなに慌てるような状況ではないな…と。

 で、週明けに会社に行ってみたんっすが、僕の机の上にカメラは置いてなくて、となると、長江くんがまだ持っているに違いないので、 「カメラ、知らん?」 と、問い質してみたんっすが、 「え?返しましたよね?」 そんな答えが返ってきました。 そうなんっすよね。 確かに返して貰った記憶があります。 で、その後、もう一度渡した記憶はまったくなかったりします。 つまり、長江くんは犯人ではないと。 僕は最初から信じてました。 だからこその実名報道だったんっすが、となると、仮名だった大成 (おおなり) さんが怪しいとか? いやあ、僕は最初から、大なり小なり、大成 (おおなり) さんが絡んでいると踏んでいたんっすよね。 が、よくよく考えると、大成さんにカメラを渡したことは一度もなかった気がするので、もしかしたら冤罪なんじゃね? そんな気がしないでもなくて、だからこそ、途中から実名になったんっすが、長江くんも大成さんも犯人ではない。 が、カメラはない。 どこいった? 考えられるのは、僕が持っているか、現場に置き忘れてきたかの二択なんっすが、僕のような清廉潔白な人格者がカメラを盗むとは思えないし、というか、自分のカメラを自分で盗んだところで何の意味もないし、となると、現場に置き忘れてきたとしか思えなかったりしますよね。 今回の年点検には下請業者が2社ほど来ていたんっすが、1社のほうは自分たちで写真を撮って貰って、で、もう1社のほうは僕、もしくは長江くんが、僕のカメラで撮る…と。 で、撮ってもらったほうの写真のデータは金曜日の夕方、僕のパソコンに取り込んだんっすが、その際、自分で撮った写真のほうも、取り込んでおこうかな? …と。 でもまあ、後でいっかぁ。 そう思って、結局、そのままにしちゃったんっすが、その際、自分のカメラを机の上にポンと置いたような? おお、これはもう、そうに違いない!

 んなことで後日、現場に行ってみました。 古い機場で、入口には南京錠が掛かっているだけで、しかも手持ちのキーで空けられちゃったりするので、とっても便利。 で、大本命と目されていた机のところに行ってみたんっすが、見当たらねぇ…。 他のところもザッと探してみたんっすが、どこにもなくて、うーん…。 失意のまま現地を後にした次第でありますが、となると、僕が持っているという、そっちのほうの可能性も考えなければなりませんな。 探しものは何ですか? (カメラや。) 見つけにくいものですか? (そうでもない筈なんやけど…) 鞄の中も 机の中も 探したけれど (見つからへんねん…) まだまだ探す気ですか? (当たり前や!) それより僕と踊りませんか? (何でや!) 夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか? (ウフフ〜♪ ウフフ〜♪) 最後は結局、現実逃避して笑うしかなかったんっすが、鞄の中も、車の中も、探したけれど見つからへんねん…。 これはもう、諦めるしかありませんな。 探すのをやめた時〜、見つかることもよくある話で♪ この展開に賭けるしかないんっすが、あ、そう言えば。 発電機室のほうは、まだ探していなかったな…と。 ポンプ場本体の他に、後付けで作ったっぽい発電機用の小さな小屋のようなものがあるんっすが、そっちのほうはちゃんとした鍵が掛かっていて、キーは大成さんが持っているので、そこはチェックしなかったんっすよね。 そう言えばあの時、「何かの状況の写真を撮って〜」 と言われて、発電機室のほうに行って、何かの状況写真を撮った後、何気なくカメラを窓枠の辺りにポンと置いたような? おお、これはもう、そうに違いない! んなことで後日、現場に行ってみました。 鍵は大成さんに借りました。 「カメラが見当たらなくて…。 発電機室に忘れたような気が…。」 借用の理由を述べたところ、 「最後、忘れ物がないか、チェックしたんやけどな。」 そんな答えが返って来たんっすが、それはきっと、小幼さん (仮名) の目が節穴だからなのではなかろうかと。 自分のカメラではないので、どうせ、適当にしか見なかったに違いありません。 ちょっぴり悪口になっちゃうので、今回は仮名に戻しておいたんっすが、間違いなく、僕は窓枠のところにカメラを置いた。 そんな思いが、日に日に強くなって来ました。 いてもたってもいられなくなって、再び現場を訪れて、発電機室を覗いてみた結果、おおっ! 何もねぇ…。 そもそも、カメラを置けそうな “窓枠のところ” というのが見当たらなかったんっすが、とまあそんなこんなで、( 前回 までの粗筋) 「世界一の桜並木」 とやらに観光タクシーで行ってみたが、まだあまり咲いてなくて、今ひとつだった…と。 このコースが約2時間の予定。 8時に出発したので、普通に行けば10時に弘前駅に到着するんっすが、渋滞に巻き込まれる恐れもあるので、

  弘前駅 10:57発 − 新青森駅 11:34着 12:09発 − 盛岡駅 13:11着 13:35発 − 角館駅 14:22着

こんなプランを立てていたんっすが、予想に反して9時半過ぎに弘前駅に着いてしまいました。 駅前周辺で時間を潰せそうなスポットもなさそうだし、とりあえず新青森駅まで行ってみるかぁ…と。 腐っても新幹線の駅なので、何かあるやろ…と。 で、調べてみたら、 こんなの が。 地産地消飲食ゾーンと、青森みやげ・特産品・和洋菓子・喫茶ゾーン。 おお、エエやん。 今回、ホテルは素泊まりプランだったので、朝はコンビニで買った菓子パンを食べただけだったんっすよね。 予定より早く、10時半頃には着けそうなので、ちょっと早めの昼飯にするかぁ…と。 黒石や 。 ここがよさそうっすよね。 B-1グランプリでおなじみ、青森が誇るB級グルメ 「つゆ焼きそば」 や 「黒石焼きそば」 を、活気のあるオープンキッチンから熱々でご提供します。 何のかんの言って、こういうのは積極的に食べてみたい派だったりするんっすよね。 「つゆ焼きそば」 というのは これ っすか。 昭和30年代後半、旧・中郷中学校前にあった 「美満寿(みます)」 が、学校帰りの子供たちに冷めた焼きそばの上に温かいそばつゆをかけて食べさせたのがはじまりだとされています。 それって、残飯の処理を子供に押しつけただけじゃね? ワケのわからんものを食わされた当時のJC、可哀想…。 そんな気がしないでもないんっすが、男子中学生には売れ残った焼きそばに、そばつゆでも、揮発油でも、何でもぶっかけて食わせておけばいいんっすけどね。 ここ を見ると、ちょっといい話みたいになっていて、どっちが本当なのか、よく分からなかったりするんっすが、ぶっかけるのも、そばつゆなのか、ラーメンの汁なのか。 ま、それは食ってみれば分かるんっすが、とまあそんなことで、新青森駅に到着〜。 何気なく乗換改札口を通って、新幹線のほうに出てしまったんっすが、あ、もしかして、やっちまったかも? その辺をうろうろしてみたんっすが、ちいさなお土産物屋とコンビニがあるくらいで、飲食店らしきものは見当たらず。 「あおもり旬味館」 は新幹線の改札を通る前のエリアにあったみたいっすなぁ…。 しかたなくコンビニで昼飯を調達することにしたんっすが、おお、 「十和田バラ焼き」 のおにぎりがあるやんけ! 青森のB級グルメの中で、個人的にいちばんソソられるのが 「バラ焼き」 で、機会があれば食ってみたいと思っていたんっすが、諸般の事情により果たせず。 が、おにぎりとは言え、こんなところで会えるとは! 変な 「汁かけ焼きそば」 なんかよりイケているに違いなくて、ま、結果オーライということで。

 何にもないところで1時間強の待ち時間。 かなりの苦行が予想されたんっすが、僕が乗る新幹線は新青森駅が始発のようで、出発の30分以上も前にホームに到着しておりました。 が、掃除やら何やらで中には入れず、結局、乗り込んだのは10分くらい前。 出発と同時にワクワクしながら 「十和田バラ焼き」 のおにぎりを食べてみたんっすが、肉、少ねぇ…。 超微妙というか、 「十和田バラ焼き」 の 評判を著しく損なうそうな出来でありまして、これならまだ、残り物の冷たい焼きそばに、謎の汁をぶっかけて食ったほうがよかったかも? …とまあ、そんなこんなで、盛岡駅に到着。 そこで秋田新幹線に乗り換えて、角館を目指します。 当初、弘前ではなく、こっちのほうをメインに考えていたくらい、一度行ってみたいと思っていたんっすが、桜のほうもなんとかギリギリで見頃に間に合ったみたいだし、楽しみ〜♪


< 角館散策 (2019 その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)
 

 ということで、到着〜。 駅前は、ごく普通の地方都市っぽい感じで、さほど風情のある佇まいというワケではありません。 そこからメインの武家屋敷通りまで、思ったよりも距離があったんっすが、で、肝心の桜のほうはというと、完全、見頃を過ぎてしまってますやん…。 雨も降り始めていて、何だか陰鬱な雰囲気だったりもして、うーん…。 角館の桜スポットは 「武家屋敷の枝垂れ桜」 のほかに、 「桧木内川堤のソメイヨシノ」 というのもあって、そっちのほうが微妙に見頃が遅いっぽいので、そちらのほうは期待が持てるかと思ったんっすが、うーん、まあまあ?


< 角館散策 (2019 その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)
 

 天気が悪いと、今ひとつ気分も晴れませんなぁ…。 でもまあ、まあまあな写真が10枚分くらいは揃ったので、何とか最低限のノルマは達成することが出来たんっすが、ヤバかったカメラのバッテリーも、何とか持ちこたえることが出来ました。 最後の1枚を撮ってチェックしたら残量が1%になっていたんっすが、家に帰ってから試しに撮ろうとしたら完全に死んでいて、いやあ、ギリギリでありましたな、マジで。  「世界一の桜並木」 が今ひとつだったのが、結果的に幸いした形なんっすが、んなことで、角館から秋田新幹線に乗って、仙台駅で下車。 そこで晩飯を食うことにしたんっすが、 ここ に予約を入れておきました。 【全8品】A5仙台牛サーロインを溶岩石で出来立てを愉しむ 「石焼会席」 。 7,000円もするんっすが、えーい、いったれ! これ っすな。 プラス1,500円で、普通の白いご飯を握り寿司五貫に変更することが出来るんっすが、えーい、いったれ! 結果、めっちゃ満足のいくディナーになったんっすが、黒毛和牛サーロイン、美味ぇぇぇぇ! おにぎりの中に入ってた 「十和田バラ焼き」 よりも美味ぇぇぇぇぇ! そんなもん、比べること自体、間違ってる気がするんっすが、それはそうと、【全8品】も食えるんか? …と思ったら、ぜんぜん大丈夫でした。 先付、御造り、温物、石焼、皿物。 ここまでで5品。 皿物はサラダだし、ま、皿とサラダで韻を踏んでいるので間違いではないし、で、残りは御食事と水菓子。 え、7品じゃね? そんな気がしないでもないんっすが、恐らく、御食事 = ご飯 + 味噌汁。 そのように分解してカウントしているんでしょう。 香の物も入れれば9品なので、むしろ、良心的な表記であると評価することが出来るのではなかろうかと。 ちなみに、お席はカウンターでありました。 カウンター席というのは、料理人との会話も楽しみに。 そんな触れ込みだったりすることが通例なんっすが、今まで、料理人との会話が盛り上がった試しがなくて、ま、それは僕が極度のコミュ障であるとことに問題があるんっすけど。 が、今回は違いました。 ちゃんと、料理人との会話が成立しました。 「こちらは初めてですか?」 そう聞かれたので、「あ…、上に温泉がありますよね? 前に、それの日帰りプランで…。」 えーと、ここ 参照 。 今回、残念ながら温泉のほうに浸かる余裕はなかったんっすが、その分、肉っ気と、寿司っ気で補うとして。 で、僕の返答に対して 「ああ…」 みたいな反応が得られたので、ちょっぴり調子に乗って、 「後、京都のほうにも同じ名前の店がありますよね? あっちのほうは、よく利用していて…」 「はぁ…」 「ここ、ネットで簡単に予約出来るから、便利なんっすよね!」(ニッコリ) 聞かれてないことまで、べらべらと喋って、以上で、料理人との会話はおしまい。 会話が楽しめたかと言われると、ちょっと微妙で、特に料理人さんサイドからすると、義務感から、どうでもいい事をちょっとだけ聞いてみた。 そういうアレだったように思えなくもないんっすが、ま、僕にしては頑張ったほうであるな…と。 自分で自分を褒めていいのではなかろうかと。 とまあそんなことで、仙台から新幹線に乗って、大宮で降りて、そこから名古屋までは夜行バスに乗って、今回の旅は、おしまい。

 んなことで、今日はラムゼイ・ルイスっす。 久々に割とメジャーなキャラが登場しましたな。 とは言っても、日本では 『ジ・イン・クラウド』 の一発屋やんけ! …なイメージしかなかったりするんっすが、んーと、 これ 。 面倒なのと辛いのを我慢して読んでみた結果、ラムゼイ・ルイスがどういう人なのか、それについてはまったく触れられていないことが判明したんっすが、えーと、 Wikipedia 参照。 令和元年5月26日現在、まだ生きてるんか! …というのが、ちょっと新鮮な驚きだったんっすが、1935年5月27日生まれ。 ということは、明日が84歳の誕生日っすかね? おめでとぉ♪ 日本人は不幸のどん底だったり、早死にしちゃったりした人が大好きなので、こういう元気で長生きしている爺ィは、あまり人気が出なさそうっすよね。 ピアノのスタイル的にも、ご陽気で明るくて陰がないので、日本人のウケはあまりよろしくなく、結果、代表作と目される 『寺院蔵人』 しか取り上げられることがない…と。 で、今回、そんなラムゼイ・ルイスの演奏を大量に聞くことが出来るアイテムを手に入れたんっすが、 ほれ 。 10枚組のCDに19枚分のアルバムが収録されていて、2,200円+税(スペシャルプライス)。 安っ! 確かにめっちゃ特別なお値段だったりするんっすが、アルバム単位で考えると、1枚あたり115.79円+税。 安っ! 半分くらい 「いらない子」 だったとしても、ぜんぜん元が取れますよね。 中でもラムゼイ・ルイスとアーマッド・ジャマルが無駄に充実していて、各5枚ずつ。 この辺りが日本人にとっては、 「いらん」 と判断されちゃいそうなんっすが、というか、全般的に見て、渋すぎなチョイスっすよね。 さすがアーゴ。 日本人でアーゴが好きなって、あご勇くらいなんじゃね? そんな気がするレーベルだけのことはありますな。 いや、僕もけっこう好きなんっすけどね。

 

 一方、同じシリーズに リバーサイド編 もあるんっすが、こちらのほうは、めっちゃ日本人にウケがよさそう。 勢いでこっちのほうも買っちゃったんっすが、よくよく調べてみたら、既に持ってるアルバムが大半で、このコーナーで使えそうなのが2枚くらいしかないことが判明して、ああん…。 その点、アーゴのほうは、これだけでしばらく食いつなげそうで、何よりなんっすが、1956年にエルディー・ヤングイザーク・ホルトとトリオを組み、チェス・レコードよりデビュー。 このセットに収録されているのは、すべてこのトリオによるもので、ぶっちゃけ、どれを選んでも大差はないように思われるんっすが、となると選択の決め手はジャケットだけということになりますな。 あまりにも廉価すぎて、ライナーノートも、オリジナルのジャケットも、何も分からない状況なので、自力で調べて何とかしなければならんのっすが、ざっと見た限り、トリオ3人が仲良く顔を揃えているデザインの物が多くて、面倒臭ぇぇぇ…。 なかで唯一、 『モア・ミュージック・フロム・ザ・ソイル』 というのが、農民 (?) がスコップで土を掘ってる系で、まだ楽そうなので、これ、いっておきますかぁ。 1961年の録音。 これ を見る限り、レーベルは “Cadet” となっているんっすが、先程の Wikipedia だと “Chess” になっているし、最終的に “ARGO” が版権を買い取った感じ? よく分からんのっすが、とりあえず演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 まずは1曲目、 「アラウンド・ザ・ワールド・イン・80デイズ」 。 これはアレっすかね? 「80日間世界一周」 って奴? 80日間という行程が適切なのかどうか分かりませんが、例の ピースボート 。 これだと、107日間だったり、90日間だったり。 ちなみに、あご勇って、今は添乗員をやっているんっすな。 アゴーハ!! ぶどう狩り30分食べ放題 & 『桔梗信玄餅』 詰め放題♪ スイス料理と甲州郷土料理に舌鼓! ハイジ'sガーデンのランチバイキング&氷に覆われた天然クーラー 『鳴沢氷穴』 で洞窟探検日帰りバスツアーとか、ちょっと楽しそう。 復路恒例 お休み前の 「あご出しじゃんけん」 。 こういう、イタい企画さえなければ、参加するに吝 (やぶさ) かでない気もするんっすが、で、曲ほうはというと、いかにもポピュラー・ソングであるなぁ…と。 で、演奏のほうはというと、めっちゃご陽気であるなぁ…と。 もう、ノリノリぃ♪ テーマの後、まずはピアノのソロ。 軽快にバウンスするスインガーであるな…と。 系統としては、オスカー・ピーターソンだとか、ジュニア・マンスだとかの類い? 日本人のコアなマニアからは軽んじられて馬鹿にされちゃう系なんっすが、楽しくって、普通にエエやん♪ …と。 で、途中、ベースとドラムスの絡みなパートを挟んで、再びルイスくんが登場。 今度はちょっぴり毛色の違った感じのソロを披露し、芸達者なところを見せつけてくれるんっすが、でもって、テーマに戻って、おしまい。 これぞ、アメリカの正しいジャズ・ピアノであるな。 そんな仕上がりだったりするのでありました。

 で、次。 「シンス・アイ・フェル・フォー・ユー」 。 一転して、ムード満点のバラード・プレイが繰り広げられるんっすが、これはアレっすな。 レッド・ガーランド風。 極上のカクテル・ピアノと言った感じでありまして、普通にエエやん♪ …と。 やや泥臭い感はあるんっすが、 「トロくせぇで、かんわー」 と、名古屋人から馬鹿にされるよりはマシで、とまあそんなことで、次。 「ハロー・チェロ」 。 仲良しトリオの3人組が作ったオリジナルで、英語表記だと 「Hello Cello!」 めっちゃ韻を踏んでますな。 名前の通り、チェロをフィーチャーしたナンバーで、普段はベースを弾いてるヤングくんが、チェロのピチカートでテーマを演奏しております。 曲そのものは普通にブルースなんっすが、で、そのままチェロのソロへと突入。 呻き声ボイスとのユニゾンで、ちょっぴりジョージ・ベンソンな技能も披露して、でもって、おしまい。 結局、最後までチェロが主役でありましたが、ま、1曲くらいはこういうのがあっても、いっかぁ…と。 で、次。 「アイル・ウェイト・フォー・ユア・ラブ」 。 バラードなんっすが、2曲目に比べ、よりセンシティブで、ドラマティックな仕上がりとなっております。 とまあそれはそうと、仕事用のカメラがこのまま見つからなかったりすると、ちょっとヤバいっすな。 バシバシと点検状況の写真を撮ってましたからね。 エンジンの燃料噴射ノズルの噴霧テストの実施状況の写真なんかもあったりして、もう一度取り直すのは、僕と長江くんの力だけでは、無理っ! 毎年、定期的にやってる点検であれば、去年の写真のデータを、ごにょごにょ。 そんな禁断の裏技が無いワケでもないんっすが、うちの会社がこの点検を受注したのはこれが初めてみたいだし。 詰んだ。 終わった。 ・・・ 。 幸い、もう1社の人が撮ってくれた写真のデータはパソコンに取り込んであるんっすが、あの時、自分たちで撮った写真のほうもコピーしておくんでしたなぁ…。 後悔先に立たず、覆水盆に返らず。 こぼしてしまったミルクを悔やんでも、うんちゃらかんちゃら。 こぼしてしまったミルクを拭いた雑巾をそのまま放置すると、めっちゃ臭くなっちゃうんっすが、あれ、雑巾に雑菌が蔓延るのが要因なんっすかね? ま、それはそうと、で、次。 「ヴォルガ・ボートメン」 。 聞いたことがない曲名なんっすが、テーマを聞いてみたら、めっちゃよく耳にするヤツでありました。 んーと、 これ 。 ああ、「ヴォルガの舟歌」 っすか。 肴は炙ったイカでいい♪ …とかいうヤツではないほうの舟歌っすよね。 炙ったイカでエエわけないやろ。 アスパラベーコン、持ってこい! 個人的にはそう思わずにはいられないので、ヴォルガの舟歌のほうが好きだったりするんっすが、ラムゼイ・ルイス版はこんなに重厚ではなく、軽快にバウンスするスインガーだったりして、なかなかエエやんけ! …と。

 で、次。 「ブルース・フォー・ザ・ナイト・オウル」 。 作曲者としてソニー・トンプソンという名前がクレジットされておりますが、気怠いムードのスロー・ブルースでありますな。 個人的にはブルースよりもズロースのほうが好きなんっすが、ブルーなズロースというのは、さほどソソられませんな。 「ブルー ズロース」 で画像検索したら、青いのはほとんど見当たらなくて、 「グンゼ!ズロース」 という、白いパンツみたいなのが出てきたりしたんっすが、それはそうと、この演奏。 なかなかエエやんけ! …と。 アーシーで泥臭いんっすが、次第に盛り上がっていく感じが、めっちゃブルース。 重厚なウォーキング・ベースと軽快なピアノとの対比が鮮やかだし、タイコの人も頑張ってるし、8分05秒に及ぶ熱演は、熱延鋼板に負けず劣らず、熱いな! …と。 で、次。 「スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ」 。 日本名 「煙が目にしみる」 、通称 「けむしみ」 っすか。 「けむめに」 派もいて、ここは意見が分かれるところなんっすが、英語の場合、スモーク、ゲッツ! この時点で、ダンディ坂野が出てきそうっすよね。 で、これ、バラードでやってるのかと思ったら、ミディアム・テンポで軽快にバウンスするスインガーだったりしたんっすが、何とも言えないチープさが、悪くないな…と。 しみない感じが子供Vロートっぽくて、何でもいいけど 「Vロート」 って、何がヴィクトリーなんっすかね? …と思って調べてみたら、えーと、 ここ 参照。 『V・ロート』のVには、Vitamin (ビタミン) 、Vivid (いきいきとした) 、Victory (勝利) の意味が込められており、うんぬん。 結局のところ、何がヴィクトリーなのかは分からず仕舞いなんっすが、で、次。 「オータム・イン・ニューヨーク」 。 日本名 「ニューヨークの秋」 っすか。 バラードでやってるのかと思ったら、やっぱりそうだったんっすが、特に書きたいことはなくて、で、ラスト。 「ゴナ・セット・ユア・ソウル・オン・ファイア」 。 仲良しトリオの3人組が作ったオリジナルで、いかにもラムゼイ・ルイスらしいゴスペル・ライクな仕上がり。 2分01秒という、ほんのちょっとした小さなプチ小品なんっすが、トリオのバランスもよく、トリを取るには最適であるな…と。 とまあそんなことで、今日のところは、以上っす。

【総合評価】 楽しい。 ただ、それだけの作品なんっすが、明日からまた仕事が始まるし、カメラは見つからないし、令和の時代になったら本気を出して片付けようと思っていた書類の山々も、未だに手付かずだし…。 いろいろ考えるとブルーになっちゃうんっすが、何も考えずにパーっと楽しみたい時には、☆オススメ☆ ただ脳天気なだけでなく、それなりに秀逸なバラードもあったりするので、深く落ち込みたい気分の時にも、★オススメ★


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