SWEET MADNESS (AUDIOPHILE)

JOYCE COLLINS (1990/4/9,25-27)

SWEET MADNESS ←click!!


【パーソネル】

JOYCE COLLINS (p,vo) ANDY SIMPKINS (b) <#1,2,4-9,11,12> RALPH PENLAND (ds) <#1,2,4-9,11,12>
OCTAVIO BAILLY (b) <#3,10> CLAUDIO SLON (ds) <#3,10>
【収録曲】

(01-04) THINKING OF YOU / FEE-FI-FO-FUM / SWEET MADNESS / OH BESS, OH WHERE'S MY BESS?
(05-06) YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC / MEDLEY: I TOLD YOU SO〜INTERLUDE〜I COULD HAVE TOLD YOU
(07-10) TURN AROUND / SOME TIME AGO / INCEPTION / VERMELHO
(11-12) AMBIANCE / MEDLEY: BEA'S THEME〜THE JOB APPLICATION
【解説】 ( 2019年08月18日更新 / 連載 1,360回 )

 うわぁぁぁぁぁ…。 お盆休みが終わってしまったぁぁぁぁぁ…。 今年は8/10〜15まで6日間の休み、8/16が金曜日なので、この日に有給休暇を取れば、怒濤の9連休だったんっすが、そこまで連なって休まなくても…。 そんな気がしないでもないので、その日は普通に働きに出ることにしたんっすが、休みを取ってる人も少なくなかったっす。 この金曜日、ちょっとお手伝いをお願いしたい仕事があったので、ヤングな若手社員に 「今度の金曜日、出てくる?」 と声を掛けてみたんっすが、みんなニヤッと笑って、「休みっす!」 もしくは 「指定有給っす!」 4人に声を掛けて、4人連続でまったく同じ反応だったので、すべてを悟ったんっすが、もしかして僕以外の社員全員、誰一人として、まったく働く気がなかったりするとか? …とか思っていたら、逆にヤングな若手社員から声を掛けられてしまいました。 「さばさん(仮名)、13日って “マル” っすよね?」 あー、確かに “マル” っすな。 うちの職場は緊急修理対応で、休みの日に呼び出されることが多々あるんっすが、年末年始とか、ゴールデンウィークとか、お盆休みとか、長期休暇の際には、修理対応の可不可を事前に申告することになっております。 帰省したり、遊びに行ったりして、修理対応が不可な日は “×” 、家でボーッとしてたり、ゴロゴロしてたり、ウダウダしているだけで、どうしても来いと言われたら、行かなければならなかったりするかも知れない。 そういう日は “○” を記入する…と。 それを集計した、縦に氏名、横に日付の書かれた一覧表が各自に配布されるんっすが、13日のところに “○” を付けていた僕が目を付けられてしまった…と。 「白山町、行けますかぁ?」 エエぇぇぇ…。 それ、僕の所掌範囲外ですやん…。 修理とかに関しては、市町村別に担当が決められているんっすが、白山とか、神社町クン (仮名・かなりのオッサン) の担当ちゃうんけ? 本名に関しては、寺社仏閣的、町村的に変換することで察して頂きたいんっすが、 「緊急修理対応者名簿」 をチャックしたら、神社町クンはしっかり13日のところに “×” を付けてくれていて、ヤル気あるんか? …と。 そういえば、ゴールデンウィークだったか、突然、このオッサンから電話が掛かってきて、まるっきり担当範囲外な名張の農業用水の修理に呼び出されちゃったんっすよね。 ショアコン ( ←「諸悪の根源」の略 ) やんけ!

 ちなみに、僕に声を掛けてきたヤングな若手はバリバリ仕事が出来て、人柄も極めて良好。 もし、僕が今回の申し出を断ったことにより、「ケッ、こんな会社、やってられっか!」 そう、気分を害して、会社を辞められたりしたら、結局、僕がたいへん困ることになってしまうので、ここは快諾しておくのが吉であるな…と。 クソ面倒な仕事であるようなら、 「それ、僕の手には負えないような気がするしぃ…」 と、謙虚にお断りすることも考えたんっすが、話を聞いた限り、そんなでもなさそうだし。 それくらいなら、手前川くん (仮名) とか、不細工くん (仮名) でも、何とかなるんちゃうん? 例の名簿の、僕以外に13日のところに “○” を付けているヤングな若手に押しつけるというのも、ひとつの手ではあるんっすが、無理矢理、休みの日に駆り出されて、「ケッ、こんな会社、やってられっか!」 そう、気分を害して、会社を辞められたりしたら、結局、僕が困るので、ここはまあ、僕が犠牲になるしか…。 ちなみに、手前川くん (仮名) は、奥と手前で山川豊的に変換することで、本名のほうは察して頂きたいんっすが、で、一方の不細工くん (仮名) 。 これは別に本人が不細工なワケではなく、本名がカワイイ系なので、反対語にしてみただけなんっすが、それはそうと、白山町。 去年は白山高校というところが夏の高校野球に出てましたよね。 1回戦で、ボロ負けしちゃいましたけど。 で、今年は桑名の津田学園が出場。 前というピッチャーの前評判が高いので、ひょっとしたら、ひょっとするかも? そんなふうに期待していたんっすが、1回戦は静岡高校に3対1で勝って、うぉぉぉぉぉぉ! で、次の相手は? …と思ったら、大阪の履正社。 アカン、終わった…。 あ、でも、前評判のいい前くんなら、何とかなるかも? そんな気がしないでもないんっすが、その試合が行われるのが、ちょうど、僕が白山町に行くことになっていた日でありました。 で、白山町のどこへ行けばいいのかと思ったら、青山高原というところ。 白い山なのか、青い山なのか、はっきりしろ! そう言いたくなっちゃうんっすが、間をとって、青白い山ということで。 三重県ではわりと有名な保養地? 避暑地? だったりするんっすが、で、行ってみたら、仮設の発電機がガーガーと回っておりました。 そして、中部電力の工事の人がワラワラとやってきました。 どうやら、加圧ポンプ場の高圧受電盤が焼けてしまったので、この際、高圧受電から低圧受電に変更しよう。 そういう方向で話がまとまったらしく、で、その工事を13日にやることになったみたいなんっすが、中部電力の人も、お盆はしっかり休んでくれればいいのにぃ。 人 = 僕の都合を何にも考えない電力会社でありますが、ま、一日でも早く。 そんな、役所の意向もあったんでしょうけどね。

 で、やがて、役所のオッサンもやって来ました。 「スシローくん (仮名) は里帰りすると言ってたけど、神社町さん (仮名) がおるから、エエやん。」 みたいな感じで、この日の作業が決定された的な話をしてくれたんっすが、その神社町さん (仮名)、思い切り13日は “×” を付けてくれちゃってるんっすけど。 ちなみに、スシローくん (仮名) 。 回転寿司チェーンで、くら君でも、かっぱ君でもない。 その辺りで本名を察して頂きたいんっすが、実家は九州のほうではなかったかと。 里帰りするのも大変そうなんっすが、神社町クンは地元民やろ! いや、詳しくは知らないんっすが、11日と12日と14日が “○” で、13日だけ “×” って、どういう事や? で、津田高校VS履正社の試合。 もしかしたら何とかなるかも知れないんっすが、やっぱり駄目な気がしないでもなくて、もしアカンかったりしたら、僕のヤル気は著しく削がれちゃうに違いないので、昼休みに、終わったころを見計らって、結果だけチェックするかぁ…と。 が、自分で見る前に結果が分かってしまいました。 役所のオッサンが 「津田学園、どうなったかな?」 とか言って、スマホをいじり始めて、「7対3かぁ…。」 あ、やっぱり負けちゃったんっすな。 前くん、打たれちゃいましたかぁ。 後から見たら、2番手の降井 (ふるい) クンが頑張って、後半はなかなかいい勝負だったみたいなんっすが、履正社、やっぱり強いっすなぁ。 今日 (8月17日) も高岡商業に9対4で勝ったみたいだし、で、注目の第2試合、星稜VS智辯和歌山は、これを書いている12時42分現在、9回裏まで終わって、1対1の同点。 さすが、めっちゃいい試合してるやん! ずーっと昔、 「高校野球俳句」 という企画で高校名を読み込んだ際、智辯和歌山を詠んだ句は 「うんち、便」 とか、 「血便」 とか、 「わー、加山雄三、大ピンチ」 みたいな、とっても低レベルな作品ばかりになってしまって、結果、僕はどちらかというと智辯和歌山のほうを応援しているんっすが、星稜が後攻なんっすな。 延長となると、こっちのほうが有利? 星稜VS簑島の借りを返す結果に終わりそう感が半端なかったりするんっすが、奥川くん、やっぱり凄ぇぇぇ。 宇ノ気小から宇ノ気中。 めっちゃ石川県民みたいなので、頑張って欲しい気もするし、とまあそんなこんなで、この日の仕事は無事に終わって、残り2日の休み。 家でボーッとしたり、ゴロゴロしたり、ウダウダしたりして、満喫するぞぉぉぉぉ!

 で、翌14日。 ボーッとしたり、ゴロゴロしたり、ウダウダしたりする前に、先延ばしになっている前回の原稿の続きを何とか仕上げなければならんのっすが、個人的にはこの任務が入っている日も修理対応不可で “×” を付けたいところなんっすけど。 …とか思っていたら、某役場の下水道課の人から電話が掛かって来ました。 「某マンホールポンプで、異常高水位の警報が出て…。」 あああ…。 前々からそのような症状が出ていた機場でありますな。 が、現地に行っても、今ひとつ原因がよく分からなくて、ま、次に同じ不具合が出るまで様子を見るかぁ。 そのように判断して、しばらく放置することにして、それで、すっかり忘れていたんっすが、このタイミングで再発しちゃいましたかぁ。 ここはフロートスイッチではなく、水位計で制御しているんっすが、めっちゃ今ひとつなんっすよね、焼肉のタレ製作所 (仮名) の、マンポン用の水位計。 すぐにゼロ点が狂っちゃうし、電源を落としただけで即死して、二度と立ち上がらなくなるヤツがいたりするし。 何年か前に某町で大規模な停電が発生した際は、4箇所で同事多発水位計即死事件が発生して、めっちゃ苦労しました。 今回、問題になっている某市のマンポン設備では数年前、10箇所くらいでフロートスイッチから水位計に変える工事を行ったんすが、そいつらが軒並み、調子が悪かったりして、お前ら間違いなく、ロット不良やろ? そう思わずにはいられなくて、メーカーにもチクって、原因調査を依頼したんっすが、未だに明確な返答はなく、で、その機種はこっそりと製造中止になってしまいました。 原因を調査した結果、あ、こりゃアカンわ…。 そういう、致命的な欠陥が見つかっちゃったんでしょうな。 エ○ラ製作所先生の次回作にご期待下さい!

 「エ○ラ製作所」 でググってみたら、いちばん最初に正解が出てきて、なかなか優秀だったりするんっすが、で、2番目が何故だかNTN株式会社 桑名製作所。 普段の検索の傾向から、優先順位が変動するとか、そういう機能があるんっすかね? が、3番目は島津製作所の関連、以下、シバウラ防災製作所、畠山ポンプ製作所、佐藤製作所。 この辺りはまったく身に覚えがないし、その下には何故だか、【おジャ魔女どれみ】 島倉かおり緊縛凌○撮影 【エロ漫画同人誌】 なんてのが…。 キュート・カラーキュート キュート・ウール キュート・濾布 - キング製作所。 そんな、とってもキュートな王様の製作所も出てきたし、で、エバ○製作所の名誉の為に言っておくと、今回の 「異常高水位の警報が出て…」 の件に関して言えば、水位計の問題ではないような気がします。 以前に調べた感じだと、ゼロ点はめっちゃ狂ってるけど、大勢に影響はないような気がしないでもなくて、ま、恐らく水位計のコントローラーからの接点出力を受けている “61F” の動作が不安定になってるっぽい? んーと、 これ っすな。 「フロートなしスイッチ」 という名前が示す通り、本来は フロート ではない 電極 の受けに使う物なんっすが、フロートスイッチとフロートなしスイッチという、めっちゃ矛盾した組み合わせでも普通に使われていたりします。 水位計方式でも使うし、 万能ねぎ と同じくらい万能だったりするんっすが、生のまま薬味にしたり、煮物や炒め物に使われます。 言うほど、万能でもないんじゃね? 薬味、煮る、炒める。 せいぜい3能ぐらいじゃね? そんな気がしないでもないんっすが、で、このフロートなしスイッチ。 基本的に丈夫なデバイスで、これ、20年くらい前のヤツなんじゃね? そんな感じのヤツが普通に現役で使われていたりするんっすが、壊れる時は壊れます。 どっかの水位計みたいに、電源を落としたら、二度と立ち上がらないとか、そんなふうにきっぱりと壊れてくれたらいいんっすが、どちらかというと、中途半端に調子が悪くなります。 イケる時はイケるんだけど、たまにアカンくなっちゃうみたいな。 結果、次に同じ不具合が出るまで様子を見るかぁ。 そういう判断になっちゃうんっすが、今回、また同じ不具合が出ちゃったみたいなので、非常に面倒ではあるんっすが、とりあえず現場に行ってみることにしますかぁ…。

 んなことで、現場に行ってみました。 やっぱ、フロートなしスイッチの動作が不安定になってるっぽい? この世界、 「疑わしきは罰せず」 ではなく、疑わしきはバッサリと変えてみて、それでアカンかったら、ちょっと真剣に考えてみる。 そういうやり方が通例なんっすが、生憎、予備のフロートなしスイッチの手持ちはないし。 会社に行けば在庫がある筈なんっすが、往復3時間くらい掛かってしまって、めっちゃ面倒だし、そこまで行かなくても四日市の 中西電機 に行けば在庫があるような気もするんっすが、それでも往復1時間半くらいは掛かりそうだし、あ、今、お盆だし、お休みという可能性も。 スマホで調べてみたら、普通に 「営業中」 となっていたんっすが、それは見なかったことにして、とりあえず役所の人に電話して、状況を説明することにしました。 「水位計の受けのリレーというか、そういうのがちょっと怪しいっぽいっす。 それを変えれば直るかも知れませんが、今、手持ちがなくて…。」 ま、ないものは、しょうがないっすよね。 「会社に在庫は無いんっすかぁ?」 とか、「近くの店に売ってないんっすかぁ?」 とか聞かれたらどうしよう。 それがいちばん心配だったので、「あ、でも、今は普通に動いているっぽいので、しばらく様子を見るという方向で…。」 なんとか事を穏便に済ませたいところなんっすが、ちなみに、このマンポンの制御盤には “61F-GP-N” というタイプが3個使われておりました。 ポンプの運転用、停止用、そして異常高水位の警報用。 警報用のヤツは普通に動いているっぽくて、停止用のヤツが何だかちょっと怪しいっぽいんっすが、その2つを入れ替えてやるという方法もありますな。 すなわち、

 (1) 現状 : ポンプは動かないかも知れないけど、汚水が溢れそうになったら、ちゃんと警告してくれる。
 (2) 入替 : ポンプはちゃんと動くかも知れないけど、動かないかも知れなくて、溢れそうになっても警告してくれない。

 その二者択一。 後者のほうは特にメリットがない気がしないでもないんっすが、ポンプはちゃんと動くかも知らないし、その可能性に賭けるというのもアリっすよね。 人生、チャレンジや! で、役所の人に相談した結果、 (2) で行こう! そんな結論が下され て、本日のお仕事は、終了。 で、 前回 も書いたように、快活クラブに寄って、芋を揚げたのを食ったりして過ごした次第でありますが、で、連休の最終日。 さすがにこの日は呼び出されることもなく、家でボーッとしたり、ゴロゴロしたり、ウダウダしたりしていたんっすが、午後5時頃、携帯電話が鳴り響きました。 某排水機場で吸水槽水位異常低下の警報が出て、ポンプが止まった…と。 ここも前々からその不具合が頻発していて、怪しいと踏んだフロートスイッチを交換したんっすが、その後も改善が見られずに、そろそろ真剣に原因の究明をしなければ。 そういう段階だったりしたんっすが、台風も近づいていて心配なので、見に来て貰えないか…と。 ああん…。 こうして僕のお盆休みは終わってしまったんっすが、初日、甲子園へ高校野球を見に行って、その日は京都のカプセルホテルに泊まって、翌日は龍安寺と仁和寺に行ってみたので、簡単にその写真でも。


< 龍安寺&仁和寺 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 龍安寺のほうは一度だけ行ったことがあるんっすが、鏡容池のやらは無駄に馬鹿デカいだけで、今ひとつ風情がないな…と。 有名な石庭も、よく分からんな…と。 そんな感じで、個人的な評価はあまり高くなかったんっすが、改めて行ってみたら、悪くはなかったな…と。 特に (写真・上から2枚目) 。 光と影の陰陽五行感が、半端ねぇ♪ そんな気がするんっすが、こういうのは撮る時間帯によって変わりますからね。 季節によってもイメージが違うだろうし、庭というのは奥が深いなぁ…と。 で、 (写真・ちょうど真ん中) 。 蹲踞 (つくばい) だか、手水鉢 (ちょうずばち) だか。 龍安寺のこれに関しては ここ 参照。 ※茶室前に置かれているつくばいは模造品で本物を一般参拝客が見ることはできません。 ええ、そうなん? これがあの、水戸光圀 (水戸黄門) が寄進したと言われている蹲踞 (つくばい) かぁ! …と、めっちゃ感動していたんっすが、まさかレプリカだったとか。 レプリカを見るくらいなら、カプリコでも食ってたほうがまだマシっすよね。 ま、水戸光圀うんぬんに関しては、都市伝説レベルに胡散臭いと思っていたんっすが、寛永通宝を模したと言われるこのパチモノには、東西南北に 「五・隹・疋・矢」 の4つの文字が刻まれている…と。 これだけでは意味不明なんっすが、真ん中にある “□” の部分。 これを “口 (くち) ” と考えて、4つの文字の下・左・上・右に加えると 「吾唯足知 (われ ただたるを 知る) 」 になる…と。 おお、凄ぇぇぇぇ! 水戸黄門、やるやんけ! ま、個人的には 「吾唯足知 (われ ただたるを 知る) 」 よりも、 「天知る地知る」 とか、 「恋するセシル」 のほうが好きなんっすが、えーと、 これ 。 おお、堀ちえみ、可愛ぇぇぇ♪ で、続いては仁和寺。 ここは何度も来たことがあるんっすが、ここの庭は何度来ても素晴らしいっ♪ 二王門もなかなか立派なんっすが、現在、修復工事中なんっすな。 知りませんでした。 それだけならさほどダメージは大きくないんっすが、御殿も何か工事をしていて、庭が綺麗に見えなくて、台無しじゃん…。 そうと知っていたら、来なかったのにぃ…。 が、そんなことで文句を言ってはいけません。 「足知 (たるを知る) でちゅー。」 そう、タラちゃんも言ってたし、うるせぇ。 タラヲ氏ね! そう思わずにはいられなくて、とっても心が荒んだところで、今日のお話は、おしまい。

 んなことで、今日はジョイス・コリンズっす。 何か、名前を聞いたことがあるような気がしないでもないな。 …という程度には有名だったりするんっすが、過去にもこのコーナーで取り上げたことがあります。 んーと、 これ 。 マ○ぼん。 懐かしいっすなぁ。 そういえば、そんなギャル系読者もいましたよね。 みんな、さば君の元を去っていってしまいましたが、5月、某レーザー技師に突如として襲いかかった“不幸”の数々が、うんぬん。 何か、そんなこともありましたっけ? で、それはそうと、何やこの 『下着泥棒体験告白過去ログ』 って。 ググってみたら、それとは別の 『下着泥棒 エロ漫画・同人誌の萌え萌えアニメログ!』 というのが出てきたんっすが、エロ漫画・同人誌って、本当にロクなものではありませんなぁ…。 ということで、あ、今日のジャケット、似せる自信がまったくなかったので “わかこ・なりゆき風” にしてみました。 そんな手抜きモードで誤魔化した模様でありますが、タワーレコード限定のピアノに焦点をあてた10CDボックス・シリーズ。 これの川沿いリバーサイド編に 『ガール・ヒア・プレイズ・ミーン・ピアノ』 が入っていたんっすが、既に取り上げてしまっているので、アカンなぁ…と。 が、そういえば、こんな名前のヤツもいたなぁ。 それを思い出すきっかけにはなって、で、他にアルバムが売りに出ていないか探してみたところ、ありました。  『スウィート・マッドネス』 。 前作では、ジャケット写真を見る限り、ちょっとオバサンっぽいものの、なかなかの美人であります。 (中略) ただジャケットの裏に載っている小さな写真のほうは “おばさんっぽさ” が増大しておりまして、帽子に騙されたぁ…と、そんなことが書かれているんっすが、本作のジャケを見ると、まごうことなく、完全にオバハンになっちゃってます。 1990年の作品なので、ま、やむを得ないかな…と。 ここ を見ると、録音は1960年でコリンズは丁度30歳だ。 そんな記載が見られるので、更にそれに丁度30歳を加齢しなければなりません。 還暦やんけ! よく分からんレーベルの、よく分からんアルバムだし、僕が持ってるのは輸入盤CDなので、日本語ライナーを丸写しすることも出来ず、ほとんど何も書くことがないに違いありませんが、とりあえず演奏を聞いてみることにしましょうかぁ。

 んなことで、1曲目。 「シンキング・オブ・ユー」 。 親近感の湧く信金職員で、心筋梗塞が持病。 そんなアナタに捧げられた歌物ナンバーではないかと思われますが、演奏のほうはとっても生き生きしていて、とても心筋梗塞を患っているとは思えない仕上がりだったりします。 途中、ベースの人と、タイコの人のソロもフィーチャーされていて、ま、オーソドックスなトリオ演奏であるな…と。 特筆すべき点はとくにないんっすが、特に欠点もなくて、まあまあかな? …と。 で、次。 「フィー・フィ・フォー・ファム」 。 ウェイン・ショーターのオリジナルで、ちょっぴり意表を突いた選曲であるな…と。 オリジナルは 『スピーク・ノー・イヴィル』 なんすが、懐かしいっすなぁ、この青い背景のページ。 当時、デザインを担当していた塩サバ2号は 「鯖らしく、青にしてみた。」 と、その意図を語っておりましたが、世間からは 「読みにくいやんけ!」 と、めっちゃ評判が悪くて、で、謎めいた曲名に関して、若かりし頃の塩サバ1号くんは、意味不明のタイトルですな。 そのように書いておりますが、今調べたら、 ここ 参照。 ショーターの強力無比なクインテット演奏に比べ、このトリオ版は、やや迫力に欠ける嫌いがあるのは否めませんが、ま、必ずしも強力 = 最強というワケでもないし。 お菓子、お好み焼き、てんぷらの衣、ムニエルにまぶすなどの用途は、強力粉よりも薄力粉のほうが向いているみたいだし。 ま、 「強力ムヒ」 と 「弱力ムヒ」 という痒み止めの薬があったら、間違いなく強力なほうを選ぶと思いますが、で、次。 アルバム・タイトル曲の 「スウィート・マッドネス」 。  「甘い狂気」 っすか。 タイトルからはどんな曲調なのか、まったく想像がつかなかったんっすが、マッドネス要素は皆無な、普通にスウィートな仕上がりでありました。 ボサノバ風なリズムが耳に心地よく、こりゃ、エエな♪ …と。 アドリブ・パートもポップな感じに盛り上がっているし、ベースの人のソロもフィーチャーされていて、なかなかいい感じのトリオ演奏であるな…と。 そのように評価していいのではなかろうかと。

 で、次。 「オー・ベス、オー・ホエア・マイ・ベス?」  とっても有名な 『ポーギーとベス』 という、オペラだかミュージカルだかのナンバーで、日本ではもっぱら 「ベスよ、お前はどこに?」 という名前で呼ばれている模様でありますが、ベム、ベラ、ベロと同様、ベスも闇に隠れちゃったんっすかね? 曲のほうも闇堕ちしたような暗いバラードで、地味なピアノを存分に堪能することが出来る、そういうアレだったりして、で、次。 「ユー・アンド・ザ・ナイト・アンド・ザ・ミュージック」 。 元タイトルも 「貴方と夜と音楽と」 という邦題も、どちらもリズム感があって、たまらんっ♪ で、哀愁味に溢れまくった曲調も、たまらんっ♪ コリンズのピアノも、たまらんっ♪ さすが、こりん星の出身だけのことはありますが、故郷の星は爆発しちゃったみたいで、痛ましい限りでありますなぁ。 ということで、次。  「アイ・トールド・ユー・ソー」 「インタールード」 「アイ・クッド・ハブ・トールド・ユー」 。 この3曲がメドレーで登場するんっすが、コリンズちゃんはここで、歌声を披露してくれております。 が、ぶっちゃけ、ちょっと微妙…。 スケベ心を出さずに、本業に徹したほうが得策だったような気もするんっすが、で、次。 「ターン・アラウンド」 。 これまた、ちょっぴり意外なオーネット・コールマンのオリジナル。 が、曲そのものはシンプルなブルースといった感じで。演奏のほうもフリーな要素は皆無。 ブルージーなピアノは、こりん星人としてはちょっと異色で、頑張ってんな。 そう、評価していいかと思うんっすが、こういうギャルはやはり、続く 「サムタイム・アゴー」 のような曲調が、お似合いやな…と。 リリカル&爽やかなバラードで、いやあ、心が洗われますなぁ。 タラヲ氏ね! …とか言ってた自分が嘘のようでありますが、んなことで、次。 「インセプション」 。 ショーター、オーネット・コールマンに続いて、今度はマッコイ・タイナー。 意外と、そっち方面が好きだったりする模様なんっすが、同じピアノ弾き同士ということもあってか、他の2つに比べて、これが一番いい仕上がりかな? …と。 コリンズちゃん、モーダルなのもイケるやん♪ 伊達に年を重ねてねーな。(←還暦。) そう思わずにはいられなくて、終盤はピアノとベースとドラムスが入り乱れて、三位一体なインタープレイで大いに盛り上がって、とまあそんなこんなで、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。

 で、次。 「バーメルホ」 。 読み方がこれで正しいかどうかは甚だ疑問なんっすが、本作2つめのコリンズ・オリジナルで、前曲同様、軽めのボッサなリズムで演奏されております。 エエやん♪ で、次。 「アンビアンス」 。 作曲者のところにマリアン・マクパートランドという名前がクレジットされているんっすが、何か聞いたことがあるような? つい最近、ここで取り上げた? んーと、 これ っすな。 同じギャル系ピアニストということで、この曲を取り上げたのではないかと思われますが、これがまた、何とも言えずビル・エバンスな、心が洗われるようなバラードだったりして、タラヲ生きろ! そう思わずにはいられなくて、とまあそんなことで、ラストっす。  「ベアズ・テーマ」 「ザ・ジョブ・アプリケーション」 。 自作と歌物 (?) のメドレーなんっすが、A面の最後と同じく、コリンズのボーカル入り。 ま、聞き慣れればそんなに悪くはないんっすが、こういう余興はB面の2曲目とか、そういう微妙なところに挟んだほうがいいような気がしないでもありません。 でもまあ、最後に持ってきちゃったものは、今さら仕方がないし、とまあそんなこんなで、今日のところは以上っす。

【総合評価】 最初の2曲目あたりまで、今ひとつインパクトが弱い感じだったんっすが、その後、頑張りました。 還暦のオバハン、やるやん♪ こりん星よ、永遠に。 (←爆発したけど。) そう思わずにはいられない、そんな1枚だったりして、☆オススメ☆


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