MARCH OF THE SIAMESE CHILDREN (JAZZLAND)

FRANK STROZIER (1962/3/28)

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【パーソネル】

FRANK STROZIER (as,fl) HAROLD MABERN (p) BILL LEE (b) AL DREARES (ds)
【収録曲】

(01-02) MARCH OF THE SIAMESE CHILDREN / EXTENSION 27
(03-04) SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT / DON'T FOLLOW THE CROWD
(05-08) OUR WALTZ / WILL I FORGET? / LAP / HEY, LEE!
【解説】 ( 2021年03月21日更新 / 連載 1,436回 )

 誕生日でした。 3月19日。 ぶっちゃけ、この時期って、何も楽しいことがなかったりしますな。 中学3年の時は、高校受験の合格発表…というか、不合格発表のせいで、どよーんと沈んだ日々を過ごしていたし、高校3年の時は、大学受験の不合格発表のせいで、どよーんと沈んだ日々を過ごしていたし、浪人生だった時は、大学受験の不合格発表のせいで、どよーんと沈んだ日々を過ごしていたし。 高校と大学、トータルで2勝7敗という成績でしたからね。 名城大学附属高校 (焼きそば部) と海星高校に連勝して、幸先のいいスタートを切ったんっすが、桑名高校に惨敗して、初黒星。 あ、 (焼きそば部) というのは、アレっす。 名城の焼きそば というのがあるので、 「名城の付属を受ける。」 と言うと、「焼きそば部か?」と返されるのが、お約束だったりするんっすよね。 で、高校3年の時は国立大学1本に絞って、惨敗して、で、浪人生の時は、さすがに私立も3つほど受けることにしたんっすが、惨敗、惨敗、惜敗。 タマガワ大学だけ、惜しかったんっすよね。 補欠の補欠で、もしかしたら、イケるかも? そんなところまでは、こぎ着けたんっすが、結局、アカンかったという。 タマガワ大学とか、そんな玉川カルテットみたいな大学、別に行けなくても、悔しくなんかないし! もし受かっていたら、キャンパスで薬師丸ひろ子に会えたかも知れないんっすが、別に薬丸裕英でもいいし! いや、玉川大学に落ちたとことで、別にヤックンに会えるワケではないんっすが、別に会いたくなんかないし! どちらかというと、モックン派だし! ヨックモックの洋菓子、美味しいし! 洋菓子のモックン、略して、ヨックモックなんっすよね。 創業者が本木 (モックン) という人で。 いや、僕が適当に思い付いたガセネタなので、信じて貰っては困るんっすが、んーと、 これ 。 ほれ、創業者は創業者である藤縄則一 (のりいち) さんだし! 藤縄だから、フックンっすな。 長縄 (敬称略) という、カラオケで 「酒場の金魚」 を熱唱するウザい元上司なら知っているんっすが、で、よくよく考えたら、洋菓子のモックンなら、ヨーガモックとかにしかならないし、で、えーと、ここまで高校受験と大学受験で、5連敗。 で、この年から国公立大学を2校まで受けられるようになったので、受けたんっすが、いずれも、返り討ちにありました。 これで2勝7敗。 相撲なら、後が無い状況まで追い詰められた形になるんっすが、その後は休場という選択をすることになって、で、この時期、僕のお誕生日は常に、 「残念会」 の様相を呈していたな…と。

 で、専門学校 (←無試験で入学) に通っていた頃は、別段、この時期に、どんよりするような事象はなかったものと記憶しておりますが、何もなくても杉花粉が飛びまくっていて、気分の優れない毎日を過ごしていたな…と。 僕が学生だった頃、 「花粉症」 という言葉は、まだぜんぜん一般的ではなかったと思うんっすが、今から思えば、この頃から既に発症していたような気がしますな。 んーと、 スギ花粉症の歴史 。 1963年に斎藤洋三が春に目や鼻にアレルギー症状を示す患者の存在に気づき、その原因がスギ花粉であることを10月にアレルギー学会総会で発表 (1964年に 「栃木県日光地方におけるスギ花粉症 Japanese Cedar Pollinosis の発見」 という論文を発表した)。 あ、僕が生まれる前から、普通にあったっぽいっすな。 Japanese Cedar Pollinosis っすか。 そういえば、 前々回 、シダー・ウォルトンが、実は 「ヒマラヤスギウォルトン」 であることが発覚したんっすが、シダー・ポリノシス。 英語で言うと、ちょっとカッコええやん! 花粉症とか、今どき、ぜんぜん珍しくなくて、誰からも同情して貰えないので、これからは “シダポリ” という事にしようかと思うんっすが、で、この可哀想な3月19日に生まれてしまった人。 さば君以外に、誰がいるのかと思ったら、身近なところでは、深山くん (仮名) 。 本名は水位をずっーと下げた状態で、山川豊的にチェンジする方向で察して貰うとして、先日、会社の事務所内で、他の誰かと話しているのが聞こえてきたんっすよね。 「18日っすか。僕の誕生日の1日前っすね!」 それを耳にして、ん? …と、思ったんっすが、別に、僕に言われたワケではないので、「え? 19日が誕生日なん? 一緒やん!」 みたいに、会話に割り込むことはせず、そのまま黙って聞き流すことにしたんっすが、こんな身近なところに、同じ誕生日の人がいたとは。 40人くらいの職場なので、割とレアな確率と言えるかも知れませんな。 同じ誕生日の人がいる確率は 【40人いれば約89%】 え? これって、マジなん? 「誕生日のパラドックス」 って、言うんっすかぁ。 ちょっと興味をソソられる話題なんっすが、うまくいけば、今週はこれ1本で乗り切れるかも? そんな期待すら、抱いてしまいますな。

 で、パラドックスと言えば、脳ドック。 先日、事務所に戻ったら、机の上にメモが置いてあったんっすよね。 「さばさん(仮名) 脳ドック 4月14日 13:30〜」 え? いきなり、なんなん? 毎年、4月か5月に健康診断を受けさせられることになっていて、それが毎回、憂鬱で仕方なかったりするんっすが、バリウムのネタで1回分の原稿を賄えるのだけは助かるんっすけど。 で、これに関しては先日、社内回覧で希望日を申請することになったんっすが、嫌なこと、面倒なことは、なるべく先延ばしにする派の僕は、5月の後半にセッティングしておきました。 どうしても避けることが出来ない不可避な案件は、早いうちに済ませたほうが、気が楽になるんじゃね? そういう考え方もあるのかも知れませんが、例えば、4月の早い時期に健康診断をやって、血を抜かれて、ブスコパンを注射されて、バリウムを飲まされて、診察台の上でゴロゴロとローリングさせられて、辛い思いをした、その2週間後。 東海・東南海・南海の3連動地震とか、養老−桑名−四日市断層帯の直下型地震とかが発生して、家が倒れて、下敷きになって、死んじゃったりするかも知れませんよね。 健康診断を5月の下旬にしておけば、血を抜かれたり、ブスコパンを注射されたり、バリウムを飲まされたり、診察台の上でゴロゴロとローリングさせられたりしなくて、済んだのに…。 そう考えると、悔しくて、死んでも死にきれないっすよね。 死にきれなかったりすると、地縛霊になるしかないんっすが、地縛霊と自爆テロだけは、避けたいな…と。 さけるチーズなら、さいてもいいかと思うんっすが、そんな深い思慮に基づいて、健康診断を5月の下旬にしたというのに、いきなり 4月14日に 「脳ドック」 って、何や? そんな話、聞いてねーぞ! これがもし、 「さばさん(仮名) アメリカンドッグ 4月14日」 というのなら、ぜんぜん問題はないんっすけどね。 むしろ、楽しみだったりするんっすが、無論、 「さばさん、サバエドッグ」 でも、可。 去年の4月、福井のほうへ遊びにいくことになって、その絡みで、お取り寄せして、自分で揚げて、食ってみることにしたんっすが、なかなかイケたんっすよね、 これ 。 こういうドックなら大歓迎なんっすが、よりにもよって、脳ドック。 何でや? 頭がおかしいから、1回、検査して貰え。 そう、言われているとしか思えなかったりするんっすが、一体、どんなことをされるんっすかね? 頭に電極とか、刺されるんっすかね? 頭、スコーンとカチ割って、脳みそ、ストローでちゅうちゅう吸われたりするんっすかね? 未知やすえ 、2013年の時点で50歳っすかぁ。 で、8月7日生まれ。 さば兄誕生日の前日でありますな。 というか、1963年8月7日生まれ。 さば兄と生まれた年が一緒やん! 何となく話の流れで調べてみた結果なんっすが、これもわりと凄い “偶然の一致” と言えるかも?

  “偶然” と言えば、先日、こんなことも。 この日は朝から、さば家の西のほうにある某町の現場に行って、その後、さば家の東のほうにある某町の現場に向かうことになっていました。 移動の際、さば家のすぐ前を通過することになるんっすが、自宅まで、あと100mくらいの地点で信号待ちをしていたら、携帯電話が鳴りました。 宅配便のドライバーのお姉さんからだったんっすが、「モノタロウのお荷物が届いているんですが、さばさん (仮名) 、置き配、オーケーでしたよね?」 以前にも同じお姉さんから電話があって、「あー、その辺に、適当に置いといて下さい。」 …と答えた経緯があるんっすが、何と言う、バッチリなタイミング。 いきなり、お姉さんの背後にスッと現れて、「僕、さばくん。 今、あなたの後ろにいるの。」 と、 “りかちゃん電話の怪談” みたいに、驚かせてやろうかと思ったんっすが、そこは陰の極み、コミュ障の鏡である、さばくん。 「ああ、その辺に置いといて下さい。」 とだけ告げて、そのまま家の前を通過してしまいました。 配達の車が止まっているのは確認出来たんっすが、お姉さんの姿までは見えませんでした。 声の感じからすると、わりとギャルっぽい系であるものと推測されたんっすが、とりあえず、またモノタロウで、何か頼もう! …と。 で、その帰り道、買い物の用事があったので、家の近くのミスタートンカチというホームセンターに寄ることにしたんっすが、駐車場に車を止めて、中でちょっと調べ物をしていたら、目の前に止まった軽トラからオッサンが降りてきて、僕の車の運転席側のガラスを、コンコンと。 ん? 何か、因縁を付けられる? ちょっと警戒したんっすが、ぱっと見、害は無さそうで、あるいは仕事で付き合いのあるオッサンだったりするとか? 思案を巡らせていると、そのオッサンは僕の車のナンバープレートを指さして、「あんたのナンバー、72○○番、ワシの軽トラのナンバーも72○○番。 凄い偶然やな、思って!」 見ると確かに、オッサンの軽トラも72○○番。 4桁の番号がまったく一緒。 確かに、凄ぇぇぇぇぇ! 同じ職場に、同じ誕生日の人がいる確率より、こっちのほうが遥かに珍しい気がするんっすが、こんな日は、何かいいことがあるかも? そんな期待が持たれたりもしたんっすが、、しょうもない事に運を使い果たしてしまったのか、特に何かいい事があるワケでもなく、いつも通り何事も無く、平穏な1日が終わってしまいました。

 で、 3月19日 。 同じ誕生日の有名人が列記されておりますが、1434年(永享6年2月9日) - 足利義勝、室町幕府7代将軍。 うーん、微妙…。 足利将軍は尊氏、義満、義輝以外は、地味っすよね。 というか、永享6年2月9日。 3月19日、ちゃうやん! この辺りの事情は、今ひとつよく分からなかったりするんっすが、その後、ずらーっと外人さんの名前ばかり、並んでおりますな。 で、おお。 1875年 - 張作霖 。 爆殺されちゃった人っすよね。 絞殺、扼殺、撲殺、刺殺、毒殺。 どれも嫌なんっすが、爆殺というのも、最大限に嫌っすな。 いや、苦しまずに瞬時に死ねそうで、むしろ、人道的と言えるかも知れませんが、で、他には、んーと、1922年 - 小野田寛郎、日本陸軍少尉、大東亜戦争終結から29年後にフィリピンルバング島から生還。 おお! 個人的には横井庄一のほうが、座るときの掛け声、「よっこいしょういち」 で有名なので、いいかな? そんな気がしないでもないんっすが、 「恥ずかしながら帰って参りました」 も、横井さんでしたっけ? で、1919年 - レニー・トリスターノ、ジャズピアニスト。 おお! ぶっちゃけ、トリスターノ本人の演奏は一度も聞いたことがないし、トリスターノ派と呼ばれる面々のスタイルは、あまり好きではなかったりするんっすが、誕生日が同じとなると、ちょっと親近感を覚えてしまいますな。 これを機に一度、トリスターノも聞いてみよう。 で、アサリは、よく砂を取ってから、食べよう。 そう、心に決めました。 が、よくよく考えたら、トリスナーノじゃなくて、トリスターノなので、取り砂の必要はないかな? …と。 あ、でも、やっぱり、アサリの砂はよく取ったほうがいいっすよね。 鉄の釘を入れるといいんでしたっけ? 桑名人なら、 鉄はまぐり を使うという手もあるんっすが、アサリの砂出しに、ハマグリを使うというのもなぁ。 …というので、若干、ためらいがあったりしますよね。 で、えーと、潘恵子、声優(戸籍上は4月5日)。 おお! 戸籍上は4月5日って、やっぱ、これはアレっすかね? 早生まれの不利を何とかしようという魂胆? 子供の頃の約1年の “年の差” は、あまりにもハンディが大きいっすからね。 で、それはそうと、潘恵子って、誰? …と思ったら、「一休さん」 の、どちて坊やとか、「サザエさん」 の、浜ミツコ、早川 〈初代〉 、伊佐坂ウキエ 〈初代〉 とか。 おお、美形役やん! ぶっちゃけ、早川さんが “可愛い子” 扱いなのは、ちょっと違和感があるんっすが、性格を含めれば、花沢さんのほうが、遥かに上っすよね? で、 「花の子ルンルン」 の、フランソワ。 そんなキャラ、いたっけ? ルンルンと、ビスカス高林以外は、記憶になかったりするんっすが、あ、ビスカス高林はルンルンじゃなくて、 「魔法少女ララベル」 っすか。 となると、ルンルンと、今週の花言葉以外は、記憶になかったりするんっすが、1957年 - 尾崎亜美、シンガーソングライター。 おおっ、おおおおお! いいっすよね、亜美たん。 安美錦 (元・相撲取り) の次くらいに好きだったり。 というか、相撲取りの高安は、高いのか、安いのか、はっきりしろ! …と。

 で、そんな僕の誕生日に、素敵なプレゼントが届きました。 これ 。 いや、自分で買ったんっすが、丁度、3月19日に届きました。 モノタロウで買ったワケではないので、例のお姉さんが配達してくれたワケではないんっすが、家に帰ったらポストの中に入っていました。 何故、今さら、こんなものを買ったんや? そんなこと、僕に聞かれても困るんっすが、 「魔が差した」 としか、言いようがありません。 今から10年ほど前の誕生日、とうとう、バカボンのパパと同い年になってしまった…。 そんな感慨に耽ったことを思い出し、そういえば、 「KAGEROU」 に、そんなネタがあったなぁ…と。 で、思わず、ポチってしまったというコトの次第なんっすが、あれほど話題になったのに、電子版では出てないっぽいんっすよね。 仕方なく、紙の本を買いました。 薄っぺらで、中身がない。 よく、そのように酷評されていたんっすが、物理的に見ると、思ったほど、薄っぺらくはありません。 意外と分厚いじゃん! そんな感想を持ってしまったんっすが、 「字が大きくて、1ページがスカスカ」 という批判も、 『100日後に死ぬワニ絵本』 を知ってしまった今となっては、ぜんぜんマシに思えるレベル。 で、バカボンのパパのくだりが、どの辺りに出てくるのか。 ドキドキしながら、読み始めました。 もし、最後のほうに出てくるようなら、そこまで我慢して読み続けなければならず、それだけは何としても避けたいところなんっすが、自分から自分への誕生日プレゼントなのに、どうして、そんな苦行を強いられなければならないのか。 あまりにも理不尽っすよね。 そんな理不尽を被るなら、イソジンでうがいをしたほうが、まだマシかと。

 「とうとう四十一になっちゃったか。これでバカボンのパパと同い年だ。」

 おお、出たぁぁぁぁ! 82ページで、出たぁぁぁぁぁ! 全部で232ページくらいなので、割と傷は浅かったと言えそうです。 41歳の春だから、元祖天才バカボンの、パパだから〜♪ この歌 、意外とまともなんっすよね。 ちなみに僕は子供の頃、枯葉散る白い、テラスの坊さん寺(ぼうさんじ)〜♪ …だと思ってました。 坊さん寺 (ぼうさんじ) って、何や? そう、思われるかも知れませんが、そら、坊さんのおる寺 (てら) やろ? …と。 バカボンの歌だから、何かしら、笑いの要素が含まれていると思い込んでいたんっすよね。 まさか、真面目だったとは! そんな僕も今年で、んーと、53歳の春? 53 (ゴミ) っすな。 で、3年後には 56 (ゴム) っすかぁ…。 あまり、目出度くはないんっすが、とりあえず、 掲示板 でお待ちしております。 お祝いしてくれなきゃ脳みそストローでチューチューしちゃうぞ! …とは言いませんが、書き込みがなかったら、拗ねて、イジケて、来週の更新、お休みしちゃうぞ! …ということで、ヨロシク☆

 ということで、今日はフランク・ストロージャーっす。 いいっすよね、フランク。 フランクフルトとアメリカンドッグの2択なら、僕は迷わず前者を選びます。 アメリカンと言いながら、中身、めっちゃ魚肉ソーセージっすからね、アメリカンドッグ。 魚肉ではない、畜肉を使ったアメリカンドッグもあるのかも知れませんが、むしろ、あまり高級なソーセージを使ったりすると、アカンくなっちゃうような? 逆にフランクフルトの場合は、いいソーセージであることが必須条件っすよね。 明宝フランクとか、美味ぇぇぇぇぇ♪ 屋台みたいなところで買うと、「ケチャップも辛子も付けずに、そのまま食べて下さいね!」とか言われて不満なんっすが、確かに、何も付けなくても、めっちゃ美味かったりします。 明宝フランクのためだけに道の駅明宝に行ってきた。 その価値は、十分にあると思います。 明宝ハムそのものは、うちの近くのバローというスーパーにも売っていて、有難味が失われつつあるんっすが、で、一方、フランク・ストロージャー。 微妙っすよね。 ストローじゃ、フランクの串にするには、強度不足だと思うし。 脳みそをチューチュー吸うくらいしか、使い道がなかったりしますよね、ストロー。 いや、普通にジュースを飲むのにも使える気はするんっすが、この人はもっぱら、日本では この1枚 だけで認知されております。 たとえ1枚でも、認知されているのは立派なんっすが、質の悪い畜肉なら、ミンチにするしかなかったりするし。 それにしても相変わらず、読みにくくて最悪だったりしますな、この青い背景のページ。 ま、中身は 「KAGEROU」 並みに薄っぺらなので、無理して読む必要はないんっすが、ちなみに、この齋藤智裕くん = 実は俳優の水嶋ヒロだった! ポプラ社の人も、正体が分かって、びっくり! …が書いた、この小説、 世間では酷評されているんっすが、読んでみたら、思ったよりは酷くなかったっす。 中学2年生が書いたにしては、上出来かな? …と。 いや、ヒロくんは当時、もう、立派な大人だったと思うんっすが、232ページもの分量を、ゴーストライターに頼らずに書いたのだとすれば、少なくとも、松本伊代よりは立派やな…と。 これ 、ホントに酷いっすよね。 というか、 『伊代の女子大生まるモテ講座』 。 これ、もし自分で書いたのだとすれば、そっちのほうが黒歴史な気がするんっすが、だから個人的に女子大生って、何か今ひとつ、好きにはなれなかったりするんっすよね。 幼女、JS、JC、JK…と来て、その先は、OL、熟女と、僕の守備範囲は、だいたいその辺に収まってしまうんっすが、で、この本、 amazon にあるんっすな。 ほれ 。 ¥5,688より。 高ぇぇぇぇぇ! …と思ったら、より。 ¥206,376で売ってるところもありました。 中古品のため相応の使用感・経年劣化 (折れ、ヤケ、シミ、古書特有の匂いや若干の傷みなど) がある場合がございます。 もし、このシミや匂いが、女子大生当時の松本伊代本人に起因するものであれば、それだけの価値はあるような気もするんっすが、いや、やっぱり無いっすか。 女子高生当時の…なら、大丈夫かと思いますが、それはそうと、フランク・ストロージャー。 今日は 『マーチ・オブ・ザ・サイアミーズ・チルドレン』 というアルバムを取り上げてみたいと思います。 リバーサイドの傍系レーベルであるジャズランド盤なんっすな。 これはちょっと期待が持てそうなんっすが、詳しくは、 ここ 参照。 翻訳ソフトを駆使して訳してみたので、一部、それを紹介させて頂くと、

 60年代に偉大なサクソフォーン奏者の富を考慮するとすると、明らかに、フランク・ストロージャーは、目立つ方法を見つけました。 ストロージャー 〈現在 80 および数十年の間不活発な〉 は、憤怒と甘みの圧倒的な組み合わせによって出された誘い、大胆な感触によってハード・バップスタイルに働きました。 1937年のテネシー州メンフィスで誕生して、ストロージャーはフィニアスNewborn Jr.、小さいブッカー、ハロルド・メイバーン、およびジョージ・コールマンとの10代の仲間でした。

 憤怒と甘みの圧倒的な組み合わせ。 この一文が、ストロージャーの特徴を端的に現していると思うんっすが、フィニアスNewborn Jr.、小さいブッカー、ハロルド・メイバーン、およびジョージ・コールマン。 なかなか蒼々たる10代の仲間でありますな。 テネシー州メンフィス、凄ぇぇぇぇ! で、この妙に長ったらしいタイトルのアルバムは、その同郷の仲間、ハロルド・メイバーンのピアノを従えたワンホーン・カルテットだったりするんっすが、ストロージャーはアルト・サックスの他に、フルートを吹いてたりします。 かなり期待が持てそう。 そんな予感に打ち震えつつ、演奏を聞いてみたいと思うんっすが、まずは、アルバム・タイトル曲の 「マーチ・オブ・ザ・サイアミーズ・チルドレン」 。 “SIAMESE” というのが、よく分からんのですが、シャムの、シャム語の。 Siamese cat で、シャム猫。 おお、なるほど。 『王様と私』 のナンバーなんっすな。 いかにもシャムっぽい、エキゾチックな曲調なんっすが、ストロージャーの吹くフルートが、それとよくマッチしているな…と。 ストロージャーのシャム子供の3月は同時に熟していて、調べています。 先ほどの英語のページにそんなことが書かれているんっすが、シャム子供というと、何か、シャム双生児みたいっすよね。 著名な結合双生児 。 チャン&エン・ブンカー兄弟が名前の由来みたいなんっすが、1800年代中頃に見せ物として英国や米国を旅した。 酷ぇぇぇぇ…。 ま、最終的にはノースカロライナ州に定住して農業を営み、2人の妻との間に21人の子を得た。 そんな、幸せな生涯を送ったようで、何よりなんっすが、マーシャ&ダーシャ・クリヴォシュリポヴァ姉妹のほうは、ちょっと切ないものがありますなぁ…。 で、演奏のほうは、エキゾチックな味と香りのオリエンタル・マースカレーのようなテーマ部に続いて、ストロージャーのフルート、ハロルド・メイバーンのピアノの順に、各自のソロが披露される。 そんな流れだったりします。 悪くなくて、いいな♪ そのように評価していいのではなかろうかと。

 で、次。 「エクステンション27」 。 作曲者は、僕の知りうる範囲では不詳なんっすが、恐らくストロージャーのオリジナルなのではなかろうかと。 バラードっぽいピアノのイントロから一転、アップ・テンポでテーマが演奏される。 そんな流れだったりするんっすが、ストロージャーはアルトを吹いておりますな。 ホリゾンタルでバピッシュな曲調なんっすが、ちょっぴりコルトレーンの 「ジャイアント・ステップス」 を彷彿させるものがあったりして、ただのパーカー直系のアルト奏者というワケではねーな。 そんな先取性を感じさせたりもして、そこのところが、憤怒と甘みの圧倒的な組み合わせであるな…と。 で、続くメイバーンのソロも、キビキビしていて、いいな♪ …と。 で、次。 「サムシング・アイ・ドリームド・ラスト・ナイト」 。 恐らく、歌物スタンダードではないかと思われるんっすが、綺麗なメロディの曲でありますな。 それをストロージャーが、ちょっぴり儚げなトーンのアルトで歌い上げるんっすが、で、ソロ先発はハロルド・メイバーン。 これが、実に “らしく” って、たまらんっ♪ そんなアレだったりするんっすが、背後で地味にリズムを刻むドラムスのアル・ドレアーズとやらも、なかなかに堅実。 で、そこからストロージャーのアルト・ソロへとスイッチするんっすが、おぼろげな不安感と、保安官の力強さとが同居していて、独特の世界観を醸し出しているな…と。 終盤の激情的なフレーズは、ちょっぴりソニー・クリスを彷彿させるものがあったりするし、日本人にウケる要素は十分だと思うんっすけどね。

 で、次。 「ドント・フォロー・ザ・クロウド」 。 「クロウドをフォローしてはいけない」 っすか。 Twitterを始めた真木蔵人、涙目でありますな。 マイク眞木を父親、前田美波里を母親とする芸能夫婦のもとに生まれた。 おお、父親が 「バラが咲いた」 なのは知ってたんっすが、母親は前田美波里なんっすか。 前田美波里 (まえだびばり) を短縮して言うと何になりますか? ベストアンサー 「前貼り」 。 ぎょぎょ! 大正解! Yahoo!知恵袋に、そんなやりとりがあったんっすが、こんな簡単な問題を出題しておいて、当てられて、 「ぎょぎょ!」 は、ないやろ! そう、思わずにはいられなくて、こんなヤツのTwitter、別にフォローしなくていいっすよね。 いや、別に真木蔵人がこれを出題したワケではないんっすが、 “CROWD” 。 「群衆」 という意味なんっすな。 もしかしたら、クロウドではなく、クラウドが正解かも知れませんが、クラウドファンディングのクラウドっすよね? 令和納豆の これ とか。 10,000円の支援で、納豆スタンド 「令和納豆」 の納豆ご飯セット (梅コース) が一生涯無料で楽しめる永久会員パスポートが貰える。 うぉぉぉぉぉ、凄ぇぇぇぇ! 納豆好きなら、出資するしかないんっすが、生憎、僕は納得が好きではないので、スルーするとして、で、株式会社納豆 代表取締役社長・宮下裕任くんのせいで、すっかり印象が悪くなってしまったクラウドファンディングでありますが、この 「ドント・フォロー・ザ・クラウド」 は、なかなかの佳曲。 「群衆に付いていくな」 。 戒めにもなってますしね。 で、これ、演奏のほうはバラードなんっすが、まんま、コルトレーン。 アルトなのに、こんなテナーっぽく吹けるものなんっすな。 基本、ストレートにテーマを吹いているだけなんっすが、余計なことをしなくて、正解かと。 で、次。 「アワ・ワルツ」 。 これはアレっす。 「俺たちの三拍子」。 いや、別に 「僕たち」 でも 「私たち」 でもいいんっすが、とにかく三拍子。 打つ、走る、守る。 あるいは、飲む、打つ、買う。 とにかく、三拍子揃ってます。 元々は能楽で小鼓、大鼓、太鼓 (または笛) の拍子が揃うことなんだそうで、必ずしも3/4拍子 (ワルツ) である必要はないんっすが、とにかく三拍子。 三つのうち、どれか一つでも抜けてしまうと、拍子抜けなんっすが、あひょー、うひょー、おひょー。 この三つが揃っていれば、大丈夫。 オヒョウ 。 こんな無駄に馬鹿でかいカレイ、そんなに食べたくはないので、別に抜けても構わなかったりするんっすが、わりとキャッチーな曲調のワルツであるな…と。 ストロージャーのアルト・ソロはちょっぴり先取的だったりして、ごく微量ながら、ジェームス・スポールディング的な素何かを感じさせるな…と。 メイバーンのピアノ・ソロは、かすかにマッコイ? ま、全般的に、悪くはないな。 そのように評価していいのではなかろうかと。

 で、次。 「ウィル・アイ・フォーゲット?」  出だし、これ、 「インヴィテーション」 なんじゃね? そんな気がしてしまったんっすが、途中からちゃんとした別の曲になりました。 ストロージャーはフルートを吹いているんっすが、叙情的というより、わりと責めてる感じ。 悪くないと思います。 で、次。 「ラップ」 。 バピッシュなナンバーで、パーカー派としての一面を垣間見ることが出来るな…と。 で、ラスト。 「ヘイ、リー!」  この、呼びかけられている “リー” というのが、リー・モーガンなのか、二谷友里恵なのか、意見が分かれるところかと思いますが、郷ひろみが、そう呼んでましたよね。 二谷友里恵。 ニーでも、ターでも、ユーでも、エーでもなく、どうして 「リー」 なのか、その真意は郷ひろみに聞かないと分からないんっすが、 『ダディ』 。 これ、本当に郷ひろみ本人が書いたんっすかね? 詳しくは、 ここ 参照なんっすが、その噴出したアドレナリンが血液の中でいきなり 「お嫁サンバ」 を踊りだした。 この下りは、なかなかセンスがありますな。 もし、ちゃんと本人が書いたものだとするなら、水嶋ヒロを超える逸材と言えそうなんっすが、演奏のほうはというと、ピアノとアルトの掛け合いが、お洒落であるな…と。 で、ストロージャーとメイバーンのソロは、どちらもわりとオーソドックスなんっすが、飾らない感じが、いいな♪ …と。 んなことで、53歳になって初めての原稿は、おしまい。

【総合評価】 全体として見ると、やや散漫な印象が無いワケではないんっすが、個々に捉えれば、どれも高い次元で安定した演奏が展開されていて、ストロージャー、侮れないな…と。 通の人にはウケがよさそうなので、痛風予備軍には、オススメ☆


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