FEELIN'S (MUSE)

TEDDY EDWARDS (1974/3/25)

FEELIN'S ←click!!


【パーソネル】

CONTE CANDOLI (tp) TEDDY EDWARDS (ts) DOLO COKER (p)
RAY BROWN (b) FRANK BUTLER (ds) JERRY STEINHOLZ (conga,perc)
【収録曲】

(01-03) BEAR TRACKS / APRIL LOVE / RITTA DITTA BLUES
(04-06) ELEVEN TWENTY THREE / GEORGIA ON MY MIND / THE BLUE SOMBRERO
【解説】 ( 2022年04月17日更新 / 連載 1,485回 )

 佐賀に行こうかと。 佐賀に何があるんや? そう聞かれると、ちょっと辛いんっすが、さ…、佐賀だって、探せば何かあると思うし! 例えば、んーと、武雄温泉なんか、有名だし! 有名か? …と言われると、ちょっと微妙なんっすが、ぶゆう温泉? 読み方もよく分からなかったりするし。 あ、武雄 (たけお) 温泉って読むんっすか。 何か、タケオキクチの財布みたいなんっすが、いや、 「たけお」 でググったら、サジェスト機能でそういうのが出て来たんっすが、んーと、 これ っすか。 おお。 個人的に、わりと好きなデザインだったりするんっすが、で、これを見て思い出しました。 僕が社会人になった頃、地元に マイカル桑名 が出来たんっすが、そこで初めて買ったパスケースが、タケオキクチじゃなかったっけ? 今は電車通勤ではないので、パスケースとしては使ってないんっすが、マイナンバーカード入れとして活用していた筈。 で、机の引き出しの中から出して確認してみたんっすが、 「LANCEL」 と書いてありました。 全然ちゃうやん! 「たけお」 の “た” の字もないやん! しかもマイカル桑名、平成7年に開業と書いてありますな。 僕が社会人になった頃から、6年くらい経過してるやん! 何ひとつ合ってなくて、何だか僕がアホみたいで、不愉快で、武雄温泉のイメージも悪くなってしまったんっすが、あ、でも、佐賀には嬉野温泉があるから! 高校の修学旅行で泊まったんっすよね。 その昔、ナントカ天皇 (?) とかいう人がいて、怪我をして、この温泉に入ったら、たちどころに治って、とっても嬉しかったので、「嬉しいのぉ♪」と、宣 (のたま) った。 そのため、 嬉野温泉という名前になったと言われております。 当時19歳だったバスガイドのお姉さんが、そんな逸話を教えてくれました。 えーと、 嬉野温泉の由来 。 あ、ナントカ天皇じゃなくて、神功皇后っすか。 でもまあ、だいたい合ってるし! タケオキクチの合ってなさに比べたら、全然アリなんっすが、浸かるだけでつるつるスベスベのお肌になれる! 泉質が素晴らしいらしいっすな。 が、当時の男子高校生にそんなものがウリになる筈がなく、ホテルの窓から見えるのがボーリング場と墓場だったりして、クソしょうもない温泉地やな。 そんな印象しかなかったり。

 周囲にこれといった観光スポットもなかった気がするんっすが、大人になって改めて調べて見たら、わりと近くに 祐徳稲荷神社 というのがある模様。 日本三大稲荷って、マジすか? 伏見稲荷、豊川稲荷、祐徳稲荷? 調べてみたら “当確” なのは伏見稲荷だけで、それ以外の三大稲荷が6つか7つくらいあるみたいなんっすが、この祐徳クン、清水の舞台みたいなのがあったりして、なかなかご立派。 有力な行き先候補に浮上したんっすが、ただ ここ、初詣に約65万人も来るって、マジっすか? 伊勢神宮の約62万人よりも多いとか、祐徳の癖に生意気だぞ! そう、思わずにはいられませんが、これはもう、三が日は大渋滞間違いなし。 となると、バスもめっちゃ遅れるに違いなくて、予定を立てにくくて、うーん…。 じゃ、今回は熊本にするかぁ。 佐賀はまた、次回ということで。 …というので、行き先を変更したのが、今年のお正月。 で、その 「次回」 がやって来ました。 今回の行程表は、 こちら 。 佐賀、やめました。 いろいろ考えた結果、特にこれと言って行きたいところが見当たらなかったので、長崎まで足を伸ばすことにしました。 ただ、長崎もなぁ…。 長崎市内はだいたい、行きたいとことは行き尽くしたし、佐世保はさほどソソられる観光スポットがないし、ま、無難にハウステボスにでも行くかぁ…と。 「100万本のチューリップ祭」を4月10日までやってるみたいだし。 例年、4月3日頃で終わるみたいなんっすが、今年は1週間延びたみたいなんっすよね。 で、もう1日は長崎県内でもあまり行ったことがない雲仙とか島原のほうにでも行ってみるかぁ…と。 一度も行ったことがないワケではないんっすけどね。 ここ を見ると、高校の修学旅行の3日目に島原グランドホテルに泊まったっぽいっす。 マジかよ? まったく記憶にねぇ…。 3日目 : 阿蘇山−草千里−水前寺公園 〜 島原グランドホテル(泊) 4日目 : 長崎市内観光 〜 嬉野温泉(泊)という流れなので、移動の途中で、本当に泊まるだけに立ち寄ったみたいなんっすが、ググってみたら島原グランドホテルは雲仙普賢岳の火砕流の影響で、倒産しちゃったみたいっすな。 うわぁぁぁぁ…。 まったく記憶にはないんっすが、それが1回目として、で、2回目は数年前。 除塵機の工場検査で、はるばる長崎まで行くことになったんっすが、お客さん (=役所の監督員) 抜きで、僕だけが派遣されることになって、これはもう、半分…というか、9割5分くらい、お遊びムード。 事前のスケジュールではびっしり、夕方の4時くらいまで検査の予定が組まれていたんっすが、実際は昼前に終わってしまって、果たしてどうしたものかと。 除塵機の会社の名古屋の営業所の所長に、昼飯のトルコライスを奢って貰って、で、夜はその所長に長崎市内で晩飯をご馳走して貰うことになっていて(←接待漬け)、その間、いかにして時間を潰すかと。 「どこか、行きたいところ、ありますか?」 翌日は有給休暇を取って、一人で長崎市内を観光する予定だったので、行くとしたら長崎市内以外がいいかと思うんっすが、他にこれといって…。 長崎までは名古屋から夜行バスで11時間くらいかけて来たんっすが、その途中、諫早というところを通ったような? 諫早って干拓がどうのこうのというニュースを聞いたことがあるような? 別にそこに行ってみたいワケではなかったんっすが、何となく 「諫早干拓って、どうなんっすかね?」 と聞いてみたら、「じゃ、そこ、行ってみますかぁ。」…と。

 で、 ここ に連れて行かれました。 めっちゃ暴風雨でした。 で、ここだけではぜんぜん時間が潰れなかったので、島原のほうまで行って貰うことにしました。 何か、土石流で埋まった家がそのまま保存してあるところ。 雲仙普賢岳と言えば断然、火砕流のイメージなんっすが、土石流にもやられていたんっすな。 んーと、 これ っすか。 ま、これはこれで貴重な展示だったんっすが、今から思えばもうちょっと、一般的な観光スポットもあったんじゃね? …と。 何かこう、島原した! …という実感が、まったく湧かないまま、長崎に戻ることになったんっすが、その時の恨み (?) を晴らすべく、今回、1日目は島原半島を攻めることにして。 で、小浜温泉か、雲仙温泉か、島原か、どこに泊まるか悩んだ結果、島原のホテルをチョイスすることにしたんっすが、せっかくだから小浜温泉と雲仙温泉にも寄ってみるかぁ…と。 で、2日目はハウステンボスに行くつもりだったんっすが、1週間ほど前の時点で 「チューリップの見頃は過ぎました」 という情報が。 「100万本のチューリップ祭」の期間を例年より1週間ほど伸ばしてみたものの、やっぱ、そこまで持たなかった。 テヘッ♪ …みたいな。 駄目じゃん! 4月10日まで会期を延長したからには、そこまで見頃が持続するように、何らかの策を講じるのかと思ったら、まったくの無策。 「さくさく小判」 を撒くとか、何か策はなかったんか? そう、言いたくなってしまうんっすが、とうの昔に販売中止になっていたんっすな。 なら、しょうがないな…と。 で、ネモフィラがちょうど見頃になりそうな 海の中道海浜公園 に行き先を変更することにして、そんなこんなで、出発〜♪

 …が、出発して早々、ちょっとしたトラブルが発生。 博多駅10時55分発、諫早駅 12時33分到着予定の特急 「かもめ17号」 、コイツが何か、タラタラしてるんっすよね。 駅を出てすぐなので、あまりスピードを出せないのかも知れませんが、特急の癖に特に急ぐでもなく、チンタラした疾走感に欠ける走りだったりして、うーん…。 せっかく奮発してグリーン車にしたんだから、普通車より速く走れよ! そう、言いたくなってしまうんっすが、何か、今日は今ひとつヤル気が出ないのか、いつまでたっても乗り切れない感じ。そのうち、その原因が分かったんっすが、どうやら前の車輌が安全確認の為に徐行していて、そのしわ寄せで、後続の列車も遅れている模様。 そんな車内アナウンスがあったんっすが、言い訳すんな! 前の車輌 (ひと) のせいにすんな! 前の車輌がアカンくても、お前が頑張って、遅れを取り戻せばええだけの話ちゃうんけ? が、努力しようともせず、前に合わせてタラタラと走っていて、お前、それでも 「かもめ」 か? タラタラ走るだけなら、タラちゃんでも出来るぞ! (← 変な効果音 付き) そんな僕の叱咤激励も空しく、鳥栖駅に着いた時点で、定刻から13分ほどの遅れ。 まだ諫早までは距離があるので、十分に挽回は可能なんっすが、一向にペースが上がらないまま、肥前鹿島駅に到着〜。 定刻から14分ほどの遅れ。 アカンやん! 更に状況が悪化したやん! いや、これは微妙っすな。 諫早駅12時33分到着予定で、12時50分発のバスで小浜に行く予定なんっすが、もしかして、ピンチ? そのうちに車窓から時折、海が見えるようになって来たんっすが、天気は文句なしに晴れっ! …の筈なのに、黄砂なのか、春霞なのか、遠くの景色がぼやーっとしていて、今ひとつ気が晴れません。 グリーン車なのに微妙に乗り心地は悪いし、そろそろ電車も飽きてきたし、飽きるという字はちょっとだけ鮑 (あわび) に似ているし、鮑はそんなに好きではないし、うーん…。 どんどん思考のほうもマイナスになってしまいます。 で、諫早の手前で更にペースが落ちて、最終的には17分ほどの遅れで落ち着く模様。 12時33分 + 17分 = 12時50分。 終わりましたな。 その次のバスは13時50分なんっすよね。 小浜温泉 は諦めるかぁ…と。 夕日が綺麗そうなので、お泊まりするには、いいかな? そんな気がしたんっすが、周囲に足湯以外にこれといった観光スポットがなさそうなので、やめたんっすよね。 でもまあ、せっかくだから、どんなところか覗いてみよう。 そんな思いで行程に組み込んでみたんっすが、昼間に行ったところで、黄砂か春霞かで、遠くの景色がぼやーっした海くらいしか見えなさそうだし。 で、プランを変更することにしたんっすが、雲仙へ行くのも小浜と同じバスなのでアカンし、となると、電車に乗って島原に直行するしかないな…と。 1日目と2日目を入れ替える形になるんっすが、で、島原鉄道の時間はというと、12時48分発。 余計に厳しいやん! んなことで、とりあえず駅から歩いて15分くらいのところにある 諫早公園 まで歩いて、30分ほど散策して、本諫早駅13時52分発の電車に乗る。 そんなプランに切り換えることにしました。


< 諫早公園 (その1) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、到着〜。 諫早駅前はこの秋に迫った西九州新幹線の開業に合わせて、絶賛再開発中。 んーと、 こんな感じ 。 都会度としては、桑名といい勝負? 人口は13万3千人くらいで、桑名よりちょっと少ないくらい。 人口が少ないのに都会度がいい勝負で、何かちょっと悔しいんっすが、駅からちょっと離れた辺りに高いビルがけっこう建っていて、もしかして、ちょっと負けてる? この動画 がとっても分かりやすいんっすが、奮発して 「特急かもめ」 グリーン車を利用しまして。 おお、ナカーマ♪ で、諫早公園に行く途中、 諫早神社 に寄って、 日本一の 「アマビエさま」 を見ようかと思っていたんっすが、場所がよく分からなかったので、パス。 時間にあまり余裕もないし。 で、眼鏡橋。 いや、立派っすな。 長崎市にある眼鏡橋よりも立派だし、何なら北勢線の めがね橋 よりもイケてるかも? 北勢線の 「ねがね橋」 は、目の部分が3つあって、 三つ目がとおる 用かよ? …と。 にしたところで、この配置では非実用的だし。 で、この公園、躑躅 (つつじ) の名所として有名なんだそうで、全盛期にはほど遠いものの、一部、綺麗に咲いていて、よかったな♪ …と。 で、眼鏡橋の奥のほうは城跡になっていて、上のほうまで登ると景色がよさそうなので、ちょっと登ってみました。 が、途中で挫折しました。 疲れるし、そんなに時間に余裕がないし。 結果、途中まで登った中途半端な眺めの写真しかありませんが、んなことで、下山。


< 諫早公園 (その2) > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 で、続き。 (写真・いちばん上) 、躑躅 (つつじ) が綺麗っす。 何でもいいけど 「 (つつじ) と(ばら) の (はな) が (きれい) 」 。 漢字の書き取りテストには出題して欲しくないっすな。 (はな) しか書ける気がしねぇ…。 この 空耳 の3本目の子供なら、薔薇 (ばら) だけ書けて、花 (はな) が書けなかったりするんでしょうけど。 で、 (写真・上から2枚目) 。 眼鏡橋とは道路を挟んだ反対側も公園みたいになっているんっすが、そこに立ってる変なオッサンと、座っている慰安婦像(?) いや、これはアカンやろ…。 いや、慰安婦像がどうのとか、表現の不自由がどうのという話ではなく、こんな腹が出た上半身裸のオッサンがフルート吹いたらアカンやろ…と。 フルートという楽器は僕の中では深窓の令嬢にしか許されないイメージなんっすが、それを台無しにされた気分。 こんなオッサンは令状を取って身柄を確保するべきだと思うんっすが、このオッサン、 天神長崎 にも。 アルトサックスも吹くんっすな。 MIO (マルチ・インストゥルメンタル・オッサン) やん! で、慰安婦 (?) は、おっかけ? 天神にはいないっぽいので、県内限定みたいなんっすが、どう見ても変態っぽいオッサンなので、あまり関わり合いにならないほうが…。 で、 (写真・ちょうど真ん中) 。 こっち側のエリアには “ミニ眼鏡橋” がありました。 ただのお遊びパチモンなのかと思ったら、意外と由緒正しいものなんっすな。 んーと、 これ 。 諫早もりあげGIRL’s 。 尾崎紀世彦みたいな少女? それは「もみあげGIRL’s」。 その髪型は似合わないので、やめたほうがいいと思うんっすが、 メンバー紹介 。 え? GIRL’s? …という点には目を瞑って、ミニ眼鏡橋にまつわるエピソードは、なかなか感動的だったりします。 第二章は こちら 。 ああ、このいちばん下の “ミニ眼鏡橋の向こうに本眼鏡橋が小さく見えてるアングル” で写真を撮ればよかったっすなぁ。 当時はただのパチモンとしか認識してませんでしたからね。 そうとも知らず、(写真・いちばん下) 、 “オッサンの後ろ姿の向こうに本眼鏡橋が小さく見えてるアングル” で撮ってしまったぁぁぁぁ…。 めっちゃリアルな腹回りのブヨブヨ具合で、現実を突きつけられたようで不快なんっすが、ひとつ戻って (写真・下から2枚目) 。 この公園、桜の木も50本くらいあるみたいなんっすが、唯一、綺麗に咲いていたのがこの1本。 ああ、その下に制服姿のJCだか、JKがいるなぁ。 お母さんに写真を撮って貰っているなぁ。 で、その “写真を撮られている姿” を、こっそり盗撮しようかと思ったんっすが、怪しまれてもアレなので、自粛。 で、その母娘が離れたのを見届けて、桜単体で写真を撮っていたんっすが、すると 「あのぉ…。」 と、母親から声を掛けられました。 「写真を撮っていただけますか。母と娘で並んでいるところ。」 おお、喜んで! スマホを手渡されて、はい、チーズ。 眼鏡を掛けた真面目そうなJCだか、JKだったんっすが、「眼鏡橋と眼鏡っ娘」 。 そういうシチュエーションもいいかも? 「あと全部 解らないけど」の女教師でも可。 んなことで、公園を後にして、本諫早駅へと向かいました。 わりとギリギリで、ちょっと危なかったんっすが、無事、予定の便に乗車〜。


< 島原鉄道 > (←クリックすると写真ページに飛びます。)

 ローカル線なので、ガラガラなのかと思ったら、意外と混んでました。 金曜日だからJCだかJKだか、あと、男子生徒も多数。 座れなかったのは誤算なんっすが、途中、愛野というラブリーな名前の駅で何人か降りて、無事、座席を確保出来ました。 愛野駅〜吾妻駅 。 読んでるだけで小っ恥ずかしいんっすが、ここともうひとつ、 大三東駅 というのが、この路線の売りみたいっす。 おおみ・ひがし? だいさんとう? あ、大三東 (おおみさき) って読むんっすか。 (写真・上から2枚目) を見ると、そんなに海が近くにあるようには見えなかったりするんっすが、駅に到着して目の前のドアが開くと、 (写真・ちょうど真ん中) のような景色が。 おおっ♪ で、ドアが閉まって、電車が静かに動き出すと、窓の向こうに 幸せの黄色いハンカチ が。 おおっ♪ いいっすよね、黄色。 ちょっぴり尿漏れしても目立たないので、パンツの色としては最適なんっすが、「黄色いパンツ」 で、画像検索ぅ♪ パンツではない、ズボンみたいなパンツの画像しか出てこなくて、期待外れもいいところなんっすが、こんな黄色いパンツ、どこに需要があるねん? …と憤っているうちに、島原駅に到着〜。 なかなかいい感じの「ローカル線の旅」だったんっすが、時おり、地元の高校の放送部の女子生徒による観光アナウンスが流れたりするのも、ほっこりして、いいっすなぁ。 この企画、三岐鉄道・北勢線でもパクったらどうっすか? 桑名高校と、いなべ総合学園の女子生徒でイケますよね? もしくは、 ナローレンジャー の蓮花寺いずみ (ナローイエロー) と、星川ななは (ナローブルー) に頼むとか。 楚原みえ(ナローグリーン)は、ま、いいかぁ…と。 何でや? 眼鏡っ娘、需要あるやろ? そんな意見もあろうかと思いますが、「娘」と呼ぶには、ちょっと年齢不詳だし。 何でや? 年齢不詳でも GIRL’s を名乗ってる人達もいるやん! ま、それは個人の自由だし、とまあそんなことで、この続きはまた、次回☆

 んなことで、今日はテディ・エドワーズなんっすが、いやあ、渋いっすな。 テディ・ウィルソン、テディベアと並ぶ “世界3大・テディ” の一人なんっすが、ぶっちゃけ、人気・知名度では、クマに大きく水をあけられているかな…と。 が、ちょっぴりマイナーなところが、逆にマニアの心をハートキャッチ・プリキュアっすよね。 数あるプリキュアシリーズの中でも、 “ハトプリ” が最高傑作だと思うんっすが、中でも 花咲つぼみ/キュアブロッサム が、最高っ♪ 相当なお婆ちゃん子なようで、ちょくちょく年不相応の言葉を使う。「その手は桑名の焼き蛤です!」 この一言で、桑名人のハートはキュンキュンなんっすが、えーと、テディ・エドワーズ。 隠れた逸材 っすよね。 他人様のリンクを貼るだけの簡単なお仕事なんっすが、中でも2001年ワンホーンで吹き込んだ「TEDDY EDWARDS/Smooth Sailing」が近年の傑出した作品である。 おお、なかなか、よさ気でありますな。 が、今回取り上げるのは、これではありません。 『フィーリン』 。 ふぃーりーん、うぉう、うぉう、うぉう、ふぃーりーん、うぉう、うぉう、うぉう、ふぃーりーん、泣かないわ〜♪ いいっすよね、 ハイ・ファイ・セット 。 で、この歌、その昔、ペプシのCMで、MCハマーが歌ってましたよね。 んーと、 これ 。 ん? 微妙に違う? ハイ・ファイ・セットは 「ふぃーりーん♪」 (←平坦) なんっすが、MCハマーのは 「ふぃーりーん♪」 (←上がって下がる) っすよね。 ま、どちらの曲とも関係ないので、別にどうだっていいんっすが、1940年代からずっと米国西海岸を中心にユニークなプレイを披露してきたテナー・サックス奏者テディ・エドワーズの、1967年にPrestigeへ残した 『It’s All Right!』 以来7年ぶりとなるリーダー・アルバム。オリジナル・レーベルはMuseで、プロデューサーはもちろんドン・シュリッテン。 コンテ・カンドリドロ・コーカーフランク・バトラーとウェスト・コーストを代表するミュージシャンたちを起用、さらには、オスカー・ピーターソン・トリオを退いた後ウェスト・コーストで活動していたレイ・ブラウンも加えたオール・スター・セッションが実現しました。 やや地味ながらスムーズ、ナチュラルなブルース感覚を備えたテディの魅力が完璧に捉えられた逸品。 ミルト・ジャクソン~レイ・ブラウン・クインテットのメンバーとしてテディがただ一度の来日を果たす2年前の演奏なので、来日時の雄姿が目に浮かんできます。 (新譜案内より) そういった1枚です。 コンテ・カンドリとは、また渋いラッパ吹きを持って来ましたな。 神取忍 (かんどり しのぶ) と並ぶ “世界2大・かんどり” の一人なんっすが、ぶっちゃけ、人気・知名度では鳳啓助に大きく水をあけられているな…と。 「かんどり」 の話をしているのに、「おおとり」 を持ち出すのは反則だと思うんっすが、ま、プロレスに反則技はつきものだし。 んなことで、では演奏を聞いてみることにしましょう。

 All compositions by Teddy Edwards except where noted なんっすが、まずは1曲目、 「ベア・トラックス」 。 ベア = 熊、トラ = 虎、クス = 楠木正成? 最後のはちょっと違う気もするんっすが、「熊トラック」 。 翻訳ソフトでは、そう出ました。 いわゆる “クマトラ” ってやつ? いわゆると言われても、そんなの聞いたことないんっすが、フランク・クマトラとか。 で、これはアレっす。 ベタなくらいグルーヴィなファンキー・チューンで、日本人ウケすること、間違いなし。 伊達にクマトラやってるわけじゃねーな…と。 テナーとピアノがコール・アンド・レスポンスなイントロに続いて2管の絡みでテーマが演奏されるんっすが、カンドリがなかなかいい鯵を出しております。 このトリ、白人っすよね? 僕はジャズに関しては黒人至上主義で、アメリカ大統領はオバマ支持者で、その繋がりで福井の小浜市と、長崎の小浜温泉にも親しみを持っているんっすが、はまぐり犬の 「おっはまー」 。 これだけは、いただけませんな。 桑名、何の関係もないし。 これならまだ、プリキュアのほうが桑名の知名度アップに貢献してくれているんっすが、で、グルーヴィなテーマに続いて、まずはテディ・エドワーズのソロ。 独特のレイドバック感が、たまらんっ♪ 黒くてブルージーなブルンジ人。 そういったアレなんっすが、ジョニー・グリフィンとハロルド・ランドを足して、レゴランドへ遊びに行く感じ? どうせならナガシマ・スパーランドにしろよ。 そんな気がしないでもないんっすが、ちょっぴりB級でショボいところが、この人の持ち味なんっすよね。 ナガスパでは一流過ぎて、アカンな…と。 で、続いてドロ・コーカーのピアノ・ソロ。 名前ほど泥臭くなく、効果的なアレだったりして、でもって、テーマに戻って、おしまい。 カンドリのソロは無しっすか。 白人差別っすか。 でもまあ、それ以外は完璧だったので、よかったな♪ …と。

 で、次。 「エイプリル・ラブ」 「四月の愛」 っすか。 丁度、今の時期にぴったりなんっすが、桜の花やチューリップを愛でたりしながら、愛を語るんでしょうな。 チューリップと言えば 「虹とスニーカーの頃」 だよね。 …みたいな。 「ピアノ売ってちょうだ〜い」 のおっさん、意外といい曲を書くんだよね。 それ、財津一郎やがな! …とか、ボケをかまりたりして。 ちなみに財津和夫とは 遠い親戚らしいっすな。 ソースは ここ 。 ちなみに財津家は神武天皇の時代から続く名家らしいっすな。 で、 「四月の愛」 。 これはアレっす。 ちょっぴりボサノヴァっぽい、気怠いムードで、日本人ウケすること、間違いなし。 ゆったりとした2管のハモリでテーマが演奏されて、で、ソロ先発はエドワーズ。 エエどぉ。 そう、声を掛けたくなるくらい、エドワーズ。 で、続いてカンドリのソロ。 別に白人差別されているワケではなかったんっすな。 で、これがまた、何ともいい雰囲気。 ブルー・ミッチェルとケニー・ドーハムとチェット・ベイカーを足して、米価を据え置いた感じ? 何にせよ、お米が値上がりしなくて何よりなんっすが、白人だからと言って、意味もなく毛嫌いするのはよくないな…と。 そんな悟りを開かせてくれるプレイだったりして、で、最後はドロ・コーカーが効果的に締めて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 ここまで2曲、完璧、当たりっすな。

 で、次。 「リッタ・ディッタ・ブルース」 。 レイ・ブラウンのオリジナルで、タイトルは韻を踏んでいて、素晴らしいんっすが、曲そのものはシンプルなブルースで、さほど日本人ウケしそうにないな…と。 ま、ひとつくらいはハズレがありますよね。 で、テーマはテナーとベースの弓弾きのユニゾンっすか? 何とも不思議な雰囲気を醸し出しているんっすが、その後、元気に飛び出してくるカンドリのソロが、なかなか秀逸。 ちょっぴりダサいところもあったりするんっすが、だって埼玉だもん。 しょうがないっすよね。 ダサいの語源は 「だって埼玉」 説。 わりとよく知られているんっすが、 ここ の管理部長の説がいちばんセンスないな…と。 で、カンドリのソロの終盤、テナーが絡んで来て、大いに盛り上がったところで、エドワーズにスイッチ。 余裕の感じられる吹きっぷりなんっすが、次第にテンポが速くなって、ノリノリになったところで、レイ・ブラウンにスイッチ。 ベースのソロって基本、苦痛以外の何物でもなかったりするんっすが、ま、作曲者特権なので、大目に見てあげて下さい。 アルコじゃないだけマシだし、で、その後、ベースとドラムスの4バースで地味に盛り上がって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 曲は地味でも、演奏はまずまず。 そういったアレでありました。

 で、次。 「イレブン・トゥエンティ・スリー」 。 翻訳ソフトでは 「1123」 と出たんっすが、ん? 計算、間違ってね? 「11・20・3」 っすよね。 英語は得意でも数学は苦手っぽい? ま、人には得意・不得意がありますからね。 しょうがないっすよね。 で、これ、スローで始まり、途中でテンポが速くなって、また遅くなって。 その緩急がいい感じなんっすが、ソロに入ってからは一貫してミディアム・ファストをキープしております。 エドワーズ、カンドリ、ドロ・コーカー。 どれも完璧な仕上がり。 うねるようなファンクを感じさせ、で、テーマに戻って、おしまい。 で、次。 「ジョージア・オン・マイ・マインド」 「我が心のジョージア」 という邦題で知られるホーギー・カーマイケルの超有名曲。 グルジアがジョージアという名前に変わったのは違和感ありありなんっすが、 「みちのくひとり旅」 は山本譲二や。 これはそんなに違和感ありませんよね。 明かりを通すように木枠に紙を貼っているものは障子や。 これも大丈夫。 昼下がりの情事や。 これは、けしからんと思います。 そういうことは、夜が上がってからやれや! そう、言いたくなります。 で、演奏のほうはというと、しみじみとしたバラード。 冒頭、カンドリくんはミュートを吹いておりますが、テーマ部はテナーのワン・ホーン。 途中でちょっとだけラッパが絡んで、途中で杜仲茶。 そういうアレになるんっすが、テナーの深いトーンが心に染みます。 で、そのままエドワーズのソロに引き継がれて、でもって、テーマに戻って、おしまい。 後テーマのほうはカンドリとの絡みが濃密になり、変に凝った演出も聞かれたりして、ちょっとアレなんっすが、ま、いっかぁ…と。

 んなことで、ラスト。 「ザ・ブルー・ソンブレロ」 。 ソンブレロというのはアレっすか。 メキシコ人が被ってる帽子? 「アミーゴ」とか言ってそうなやつ? んーと、 これ 。 おお、これこれ。 で、曲のほうは、いかにも青いソンブレロを被ってそうなラテンのノリのアンブレラで、傘。 そういうアレだったりして、日本人ウケすること、間違いなし。 あまりにもベタな気がするんっすが、こういう解りやすさは大切っすよね。 エドワーズのソロも、カンドリのソロも、ドロ・コーカーのソロも、どれもいい感じにソロだったりして、でもって、ラテンなテーマに戻って、今日のところは、おしまい。

【総合評価】 やっぱりエエど、エドワーズ。 で、カンドリも思わぬ拾いものだったし、オススメ☆


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